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BMW R1100Sのレポート
2007/05/18
購入/理由 | 1998/09/28 |
見た感じ | 1998/09/28 |
走った感じ | 1998/10/30 |
3万キロを超えて | 2000/10/15 |
4万キロを越えて | 2001/11/13 |
5万キロを越えて | 2002/09/10 |
6万キロを越えて | 2003/09/13 |
7万キロを超えて | 2004/08/25 |
8万キロを超えて | 2006/07/30 |
9万キロを超えて | 2006/12/03 |
10万キロを超えて | 2007/08/31 |
改造/変更 | 2006/09/28 |
記録/その他 | 2003/09/25 |
記録/その他ーU(2003/10/23以降) | 2011/05/20 |
燃費について | 2005/10/30 |
オーリンズサス装着の経緯/インプレ | 2001/08/30 |
東北ツーレポ兼オーリンズサスインプレV | 2001/09/21 |
タイヤ関係 | 2014/03/25 |
スパークプラグ | 2007/05/18 |
購入理由1998/09/28 R1100RSを2年間で約27,000Km乗りましたが、フレームレス構造がイマイチ頼りない気がして、フレーム付でスポーティーなエクステリアのSに乗り換えました。RSは基本的にツーリングバイクとしては完成されたMCであり、峠のワインディングロードも充分楽しめるMCでした。但し、購入当初からフロントのホイールベアリングが破損したり、クラッチが切れなくなったり、シリンダーとシリンダーヘッド間からのオイル漏れ、フロントブレーキマスターシリンダーからのオイル漏れ等、トラブル続きで嫌気がさしていたこともあります。 トラブルには勿論ディーラーが対処してくれましたが、クランクケースとギヤケースの接合面からのオイル滲みは解決しませんでした。 R1100RSを購入して数ヶ月目、近所の峠道を走っていたら、同じRSが転がっており、参考までに、転倒したらどうなるのか観察した所、クランクケースとギヤケースの接合部のボルトがもぎ取れて車体がくの字に折れ、クラッチが露出していました。どのような転び方をするとこの様な悲惨な状態になるのか解らず、ショックでした。 とにかく、ボディーデザインは別にして、エンジン、ドライブトレーンの機能美と、秀逸なフロントサスペンション機構には満足していましたので、高価な乗り物でもあり、買い替えは考えていませんでした。 しかしずっと気になっていたフレームが追加されたのを機に、無理をして買い替えに踏み切った次第です。 見た感じ1998/09/28 エクステリアは相当凝ったと思われる曲線で構成されており、フロント周りのデザインを除けば満足。(たとえばカワサキZX系のフロントマスクのデザインだったらもっと良かったかも)。 フロントフォーク、エンジン、ドライブトレーン、ホイールのデザインも気に入っています。ステップやホルダー、レバー類はアルミ鍛造でデザインも質感も良い。 クラッチが油圧作動になったこと、ミラーがボディーマウントになったこと(見やすい)も好感が持てる。 但し、リヤフェンダー無し、荷掛フックが1箇所しか無い、油温計無し、カウル脱着の華奢なレバー、 シートカウルの固定方法が曖昧等、キャタライザーからサイレンサーまでのデザイン処理も疑問。 良く出来ているとは思うが、急いでリリースした感じで、細部の煮詰めが甘い気がする。 RSがそうであった様に、これから徐々に改善されていくのでしょう。 走った感じ1998/10/30 先ずハンドリング云々の前に”硬い”という感じが終始支配する。フレームがしっかりしたと言えなくもないが、それにしても硬すぎる。サスペンションが殆ど動いていない感じ。プリロード、ダンパーのセッティングを最弱にしてもまだ硬い。というより安物のサスペンションが付いているみたい。 RSや、12年も前に作られたRC30の方が初期作動はしなやかで、奥で踏ん張るといった感じで、はるかに高級感がある。2,000Km程走った時点であまり気にならなくなったが、依然としてRC30の方がしなやか。ハンドリングは外観から受けるスポーティーなイメージ程クイックではなく、コーナーの切返しはRS同様ゆったりとした感じ。RSとは違って、サスのリバウンドストロークが多くない分、S字等の切返しで勢い良くサスが沈み込まないから、センタースタンドの接地を気にぜずに走れる。とにかく全くバカチョンカメラの様に簡単に走れ、癖は皆無と言って良いほど。どんなレベルのライダーでもかなり速いコーナリングが出来るのでは?。 一度ドカティー916に乗る機会があり、その癖の強さにはたまげた。寝にくい車体を無理やり寝かせ、アクセルを開けると曲る、戻すと起きる(曲がらなくなる)極端な性格は、相当気合を入れて走れる人だけに許された楽しみの様な気がする。それに較べれば、Sはスロットルを開けようが戻そうが関係無しに(正確には開け気味の方が曲がるし、戻せば起きる)、バンク角に比例した曲がり方をする(様な気がする)。 テクニックを弄さずに走れるから、長距離、長時間のツーリングでもあまり疲労しない。きっとエンジンの出力特性や、エンジンブレーキ特性も大きく関与しているのでしょう。 バックミラーの視界は良好。最高速付近でも伏せずに走れるのは不思議。風圧は受けても気にならない。 |
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