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R1100Sの燃費について 2005/10/30更新

MCは100%趣味、それも大排気量に乗るということは第一にライディングプレジャーが優先するので、燃費はあまり気にしないのだが、そうはいっても同じ楽しみを得るのにコストは少ないに越したことはないし、エンジン好不調の判断材料の一つにもなるから、やはり燃費の良し悪しはおろそかに出来ない。

MC雑誌のオーナー座談会などでは燃費は気にしないし計算したことも無いと豪語(^^)するツワモノも居て驚かされるが、かつて一般道と高速道でそれぞれ一回ガス欠を経験している身としては、走り方による燃費の違いと航続距離位は把握しておいた方が身の為だと思う。ガソリンスタンドの少ない地方を走る時は重要な要素になる。
燃費Km/L コメント 更新
48000Km〜77000Kmまで
最低:17.12
最高:21.18
平均:19.14
デンソーイリジュームプラグVK22改(接地電極V字カット)
エアーフィルター/純正
ステンチューン(バッフル無し)

走る道も走り方も殆ど同じだから、長期的なデータは自分で記録しているだけに信頼性は高いと思う(^^)。

それによると、最高燃費は5万キロ前後辺りがピークだったようで、それ以降は微々たるものだが悪化傾向を示している。
平均燃費は0.1Km/L程度の悪化だから誤差の範囲とも言える。

それよりもデータノートからは興味深い発見があって、同じ道を同じ様に走っても、季節や高度によって燃費は実感出来るレベルで変わることが分かった。

総じて私のSは暑い季節や海抜の高い所では良好、寒い季節や海辺では悪化傾向にあり、その差は平均して実に1.5Km/L程度と約8%の違いがある。
7回の季節が常に同じ傾向だから、誤差で無いことは明白。

これは満タンで約30Kmも航続距離に差が出ると言うことで、GSまで後3キロとか4キロ時点でガス欠を経験した者からするとこの差は大きい。


普通だったら空気が濃い条件、寒くて晴れていて海抜の低い所を走る方がパワーも出るし燃費も良いと思うのだが、現実にはそれとは反対の結果になっていて、しかも8%も違うとなれば原因を調べてみる価値はあるカモ(^^)。

まさか「空気が薄いから空気抵抗が少ないのが原因」、なんてことはないだろう。

05/10/30
0Km〜6570Kmまで
最低:15.32
最高:18.11
平均:17.20
フルノーマル
1000Km走行時点でエンジンオイルとギヤケース/ファイナルギヤケースにGRP添加
6570〜18110Kmまで
最低:16.11
最高:20.32
平均:19.18
ステンチューン製マフラーに交換。

(GRP+ステンチューン)
18111〜33455Kmまで
最低:17.94
最高:20.80
平均:19.59
デンソーイリジュームプラグIQ22/IQ24装着
31194Km時点でK&Nエアーフィルター装着
33317Km時点でアーシング

(GRP+ステンチューン+イリジュームプラグ+K&Nエアーフィルター)
33456〜48000Kmまで
最低:17.21
最高:21.17
平均:19.23
デンソーイリジュームプラグIQ22
K&Nエアーフィルターから純正に交換

(GRP+ステンチューン+イリジュームプラグ)


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