GANNの真空管アンプ製作記シングルアンプ


                                         <2015.0808 Start>

ここは、シングルアンプ、SEPP、OTLアンプといった製作記のページです。

           
 No. 写真  製作名  制作年  コメント  備考 
  5    6AU6-12AU7-6C19P_SEPP
(OTL) と
  オートフォーマー
 2011年
 01月
これもキット屋さんのキット、SV−miniOTLとオートトランスフォーマーのSTV−11AFです。
SEPPというアンプ・OTLという響きに興味があって組み上げました。
 
 ザ・キット屋
  6    12AX7パラ-6BQ5三結-300B  2011年
 01月
キット屋さんのJB300Bというキットです。
300Bの音が聞きたいと思って組み上げました。パワードライブも興味がありましたし・・・ 実は、アンプ作りを再開して初めて作ったアンプでしたが、火入れの緊張からか完成は後になってしまいました。 あの300Bですもの! こうなると2A3の音も聞きたくなりますよね。 
 ザ・キット屋
 8    6AV6-6BQ5s(直結)+6CA4  2011年
2月
わたしのバイブルのコーナーにある12AX7-6BQ5のリメイクです。OPTが片方断線したか、音が出なくて解体してありました。ところが、真空管オーディオフェアで喫煙室に偶然居合わせたケンオーディオさんからHS-5を譲っていただいて作ることができました。オリジナルはダイオード整流でしたが、直結なので整流管を使うようにしました。オールサンスイ!!が売りです(笑)。 
<2014年3月>
しかし、どうしても動作が不安定でした。そこで、同じ真空管管の回路だったので球王国の新忠篤さんの製作記を参考にして、CR結合のアンプにリメイクしました。
 初歩のラジオ
????年
 9    6SL7(パラ)-6V6s+5Y3GT


OPTを換装しました(2012年11月)
 2011年
2月 
わたしのバイブルにある、「管球式STアンプ80選上」で6BQ5に比べて、6V6は奇数次歪みが少ないと故上杉さんが述べられています。ちょうどナショナルの6V6がありましたので、初段をパラにして音の厚みを狙って作ってみました。OPTはノグチのPMF-6Wという小型のOPTですが、音は気に入っています。現在は自室でFE-163Sのバックロードで聴いていますPTは、サンスイですが、CHは昔のアンプからの流用品です。
[PONY]というメーカでした。、どんなメーカーだったのでしょう?!
 
 「管球式STアンプ80選上」
上杉佳郎 著
 10    6GW8三結s+6CA4  2011年
2月
 わたしのバイブルにある6GW8PP直結を作るために6GW8を集めました。手持ちもかなりの数になりましたので、キット屋さんの<SV-16K>を参考に手持ちのPTを活用するために整流管を使って組んでみました。OPTは東栄です。結構いい音です ザ・キット屋ほか 
 12   6BL8-25E5s 4DC入力+5R-K16

出力管を12GB3に代えました
(2013年8月20日) 
 2011年
10月
 オーディオフェアで「直結真空管アンプ製作 征矢 進」という本を目にしました。直結が気になっていたので早速買い求めて見ました。征矢さんのアンプ試聴会にも参加させてもらい、その音に聴き入っていました。 征矢さんは「直結」もさることながら、テレビ球など、あまり使われることのない球を使うようにされています。わたしの手持ちのパーツ活用とした方向と合致します。手持ちにもテレビから抜いておいた球が何本か有りまたので、作ってみました。だだ、25E5は1本しか有りませんでしたが、松本市の松本電子部品の2Fにはジャンク品としてこうした球がたくさんあります。25E5でPPを組んでもいいようにと、何本かと、また、1本しかない12GB7も、もう1本買い求めてきてありす。後で、征矢さんが同じ長野県在住の方だとわかってびっくり。 直結真空管アンプ製作
征矢 進 著
 
 16    6BM8s+6CA4 ロフチンアンプ  2011年
11月
 手持ちに6BM8が何本か有りましたので、征矢アンプの追試で作ってみました。いわゆる「お弁当箱」シャーシに組みました。三結ですし、そんなに出力は出ませんが、結構気に入った音です。 直結真空管アンプ製作
征矢 進著
 
 19    12AU7パラー6SN7-2A3s+6101  2011年
11月
MJ誌に上杉さんが2A3パラシングルの記事を書かれていました。2A3の音が聞きたいとずっと作りたかったアンプです。上杉アンプを参考に作ってみました。やっと聞けた2A3でした。最初、整流管は5RA4でしたので、電圧が高く出すぎて、抵抗でドロップさせていたのですが発熱があって、気をもんでいたのですが、ネットで手に入れた6106という整流管を使ったところ、管内ドロップでちょうどいい電圧となりました。この整流管ヒートアップに約60秒近くかかります。真空管らしいと言えば真空管らしいですね。   MJ誌
上杉佳郎記事
 20    6ZDH3A-76-300Bs+5U4G



2013年 8月> 
 OPTをXE20Sに換装
 ギリギリISOのOPTを入手
併せて   NFBをSWで効かせるようにカップリ ングを東一に統一
2012年
11月 



 わたしのバイブルは、上巻だけでした。下巻も欲しかったのに買えませんでした。ところが、最近誠文堂新光社から復刻版が発刊されました。上巻もご覧の通りボロボロでしたので上・下巻セットで購入しました。そして、手持ちの6ZDH3A、76をどう使おうか考えていたところですが、その下巻に上杉さんがこのラインナップで300Bの無帰還アンプを紹介されています。即作りました。記事の中で、浅野アンプと同じになってしまったと述懐されていますが、その後浅野さんのご子息のHPで56-76--300Bというアンプをエイフルさんと一緒に復刻されていることを知りましたが、たぶんこのアンプかなと思っています。音は、今まで作ったアンプのうちで一番自分に合っているのかなと思っています。ただ、片側の6ZDH3Aから時折ノイズが出ます。昔、制作時記事に6ADH3Aはシールドケースをつけて使うという記載があったことを思い出して、付けてみました。手を近づけてもノイズは減りましたが、気になるノイズは時折出ます。気に入ったアンプだけにもう1本を何とか入手するかなとも思っています。 「管球式STアンプ80選下」
上杉佳郎 著
 
  21    6CA7三結s  2012年
1月
 初歩のラジオでも、青柳さんをはじめ何度も記事になっている6CA7、hitachiが2本、nationalが4本ありましたので、hitachiで三結のシングルを組んでみました。これも、お弁当箱です。さすが6CA7、出力も結構ありそうです。OPTはISOでちょっとおごりました。こうやって、一つずつ、夢が実現していくっていいですね。   MJ誌 上杉記事
 初歩のラジオ
ほか
 22    12AX7-KT88-845or211 2012年
2月21日 
 
 キット屋さんのSV-2(2003)です。退職の自分へのご褒美で購入したキットです。約1KVの高圧を扱うのでうかつに触れません。それに、ルンルン気分で作るアンプでないことも確かです。家のリフォーム・修理などもあって、3年もほってありました。ただ、マニュアルは何回も読み返しましたので、ボロボロです。約20台ほどのアンプを作りましたので、修行もできたと思いましたのでいよいよ組むことにしました。組み上げは、2月の上旬に終わっていたのですが、いろいろトラブルがあって、実際に火入れ式は2月21日でした。エージングが進むにつれて艶っぽくなっていく音を楽しんでいます。211ともコンパチなので、差し替えて音の違いを楽しもうと思っています。  ザ・キット屋
  23     6GW8s(単球CR結合)  2013年
 11月
 最初に組んだ6R-P15Sから部品取りしたPTの活用を考えて、組んでみました。あと、OPTを載せれば完成です。オーソドックスなCR結合の2段アンプです。これでも14V管の球を含めても6GW8はまだ余っています。
上杉さんの管球式STアンプ80選・上のパワーアンプ編の最初の記事がこれだ。アンプ作りの入門と言っていいだろう。いろいろとアンプも作ってみたが、高校生の時に初めて製作した6R-P15のPTを生かしてみたい思いと、初心を思い出す意味で製作してみた。OPTは#9のアンプの換装でういたPMF-6Wを使用。
 「管球式STアンプ80選下」
上杉佳郎 著
 24   12AX7-12BH7A-12GB7s4DC入力   2013年
 11月
 12GB7を使ってあげたいと、組んでみました。征矢アンプの4DC入力は、これで2台目ですが、どう違うのか興味のあるところです。あとOPTだけです。  直結真空管アンプ製作
征矢 進 著
 39    6AR5ParaSE   2013年
 9月
 この春(2013年)出かけた10th妙高オーディオ倶楽部の発表会で芥さんの6ZP1ParaSEに感銘・・・6ZP1は1本しかないしかといって今購入すると、3500円(1本)するし・・・ そこで手持ちの6AR5を使ってみることにしました直結で出力管のカソード抵抗からほとんど発熱しないアンプは初めて作ってみました。ちょっといいです!!!!   芥 孝博氏
 考案回路図
妙高オーディオ倶楽部発表会で頂きました
 40    6L6G_SE(UL)

 2014年9月配線をし直して
 みました
 2013年
 11月
アンプ作りもちょっと一段落の感がしてきています。が、#36の6AR5ParaSEの出来に、虫がまたうずいてきてしまいました。そこで考えたのが私のバイブルにある上杉さんの6L6直結アンプでした。「無類の低域安定性」というキャッチフレーズに惹かれていましたから・・・折しも#20のST管300BのOPTをISOのXE−20Sに換装するという出来事が発生して、そこからういたPMC−15WSを使うことにしました。ノグチではSG端子付きはこのOPT以上です。
(※最近発売されたPMF−5WSにはSG端子がついているようですが・・・)

<2014年9月追記>
初段を6SJ7で製作したのですが、直結故の電圧配分がうまくできず、6AU6Wで製作し、調整しました。それなりの音と特性が出ていたのですが、ハムが取り切れずにいたことと、PTからの発熱がかなりのものだったことが気がかりになっていました。2014年9月、再度、6SJ7で配線をし直してみました。
 
「管球式STアンプ80選上」
上杉佳郎 著
  
 41   6V6_SE With PMF-6WS    2013年
 11月
 ノグチのPMF-6WSというOPTを使ってみたくて、#9の6V6_SEと全く同じ構成(6SL7パラ+6V6SE+5AR4)で制作してみた。同じ構成なのに出てきた音は、軽快だ。それでいて中低域もちゃんと出ている。たぶんノグチのファインメットの音質に近くなっているのだろうと思う。木枠の塗装も木目を生かしてみた。現在、自室のメインアンプとして使用している。 #9のアンプでは大きなCHがあって見えなかった整流管が見えるようにした。やっぱり真空管は見えた方がいい。 真空管式プッシュプルアン
 柳沢正史 著 
 
 42    50EH5パラSE

 初段を6C4に変更・・・いいかも
  2014年1月

 2013年
 11月
 ずっと気になっていたトランスレス球の50EH5や30A5が数本あることで、 しばらく、#39の6AR5パラSEを工房のアンプとして聞いていたが、音の良さにこれらを使って制作してみることにした。AC100Vを直に整流してのビリ!がいやなので、以前購入しておいた絶縁トランスを使うことにした。50EH5は入力感度が高いので、初段は6AU6の三結としたが、それでも0.3Vでフルパワーの1.4Wになってしまっている。初段をもう少し感度の低いものに変えることも考えている。  自分で設計 
 46    6EM7SE(UL)  2014年
 8月 
 2WayCHデバイダーが完成したので低域のアンプをどれにしようかと迷い、結局上杉さんの「無類の低域安定性・・・」に惹かれて#40の6L6G UL SEを使うことにして測定してみると、どうも芳しくない・・・(最終的には配線をし直してリメイクしました。)
そんな折、柳沢さんの6EW'7SEPPの製作記事で、100Hzの見事なオシロ波形を見ていたので、俄然製作意欲がでてきたが・・・・6EW'7が手に入りにくくなっている。あきらめていたがトランスケースを探してネットしていると【フロービス】さんのHPにたどり着いた。そこには10EW7のペアーが手頃な値段で出ている、これは!!と思い飛びついた。併せてゲットしたのが6EM7だった。
ただ、6EM7の雑誌製作記事はあまり見かけない(ネット上にはいくつか掲載されてはいるが・・・)、仕方なくというのではないのだが、ここは自分でロードラインをひいて自分なりに設計をしてみようと思った。
  自分で設計
 ・・・ネットも参照しました
 47    30A5SE(UL) 2014年
 8月
 
 自分で設計の6EM7SEの製作に気をよくして、【手持ちの球の活用シリーズ】の最後として30A5SEを製作してみました。ただ、110V程度のPTが必要になり、#23の6GW8SEのPTを使うことにしました。これで#23の6GW8SEはコンパクトをテーマにリメイクすることにしました.。  自分で設計 
 48    6GW8SE(UL)  2014年
10月
#46にあるように#23の6GW8SEのPTを流用してしまったのでコンパクトをテーマにリメイクしました。基本的に上杉さんの製作記事をデッドコピーです。と、いうか真空管アンプの基本中の基本なのかも知れません。  「管球式STアンプ80選上」
上杉佳郎 著
 
 49    10EW7SEPP
 リスニングルームの2Wayマルチシステムの低域用アンプとして使用
 2014年
 10月
2wayの低域用にと製作。SEPPはこれで#6の6C19PのSEPPに次いで2作目となるが、SEPPの動作についていろいろと学ぶことができた。特に、マッチングトランスについては収穫だった。最終的な仕上げは未だだが、完成したらリスニングルームの低域用に活用するつもりだ。  真空管式プッシュプルアンプの製作
 誠文堂新光社

真空管アンプ製作24選
 (柳沢正史著)に再録
 
 57              5998ParaSE  2015年
 3月 
 東栄変圧のOPT、OPT-22SZ(オリエントコアー)が注目されている。以前から作りたかった5998SEだが、ここではParaSEとして組んでみた。  真空管式シングルアンプの製作
 誠文堂新光社

真空管アンプ製作24選
 (柳沢正史著)
 63   1619SE UL接続  2016年
4月
 昨年の23th妙高オーディオ倶楽部発表会のフリーマーケットで1619というメタル管を見つけました。素性もわからなかったのですがなんとなく気になってゲット。その後、5極直熱出力管であることがわかりました。「遺品処理」とありましたので、なんとか音を出してあげたいと思い組み上げてみました。が、これがすごい!!改めて直熱出力管にはまりそうな感じです。  
 65    低圧駆動の854SE 2017年3月   1KVの恐怖から逃れるのと約500Vではどんな音になるのかを確かめるべく制作。それなりの音が出てきた  
 66    WR50SE  2017年5月  RCAがオリジナルの直熱三極管50。同じ三極管の300Bと対峙するかのように言われている球だ。ちょっと気になっていたがRCAは高くて手が出ないが、最近いろんなところでWR50の声がちらほら、結構いい音を出しているそうだ。そんなんで造ってみた。50という扱いづらい球なので初めてトランス結合にチャレンジ。  

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