信州の南『風の谷』へようこそ |
農園さくらが暮らす南信州は、500〜1800mの標高にあり大きな谷です、その中にある「風の谷」は幅80〜150m長さ1500m、両側を20〜30m程の小高い山に囲まれ、中央を小川が流れています。 |
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秋の終わり、夜遅くなると「ホーホー」毎晩のように鳴きます。フクロウでしょうか、そんなある夜、車のライトに照らされ、白っぽい羽色をした頭の大きい鳥が田の中から飛び立ちました。フクロウに出会った記念日。14/11 秋のはじめに裏山を歩くと、突然「ガサガサ」目をやると、こげ茶色の子猫ほどの動物が、二足飛びで茂みへと姿を消しました。何十年ぶりかに見かけた野ウサギでした。14/10 「こうらいキジ」に水田で出会いました、茶色の羽色のメスといっしょでした。13/4 |
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野生のカモが「さくら」の水田に住みつき営巣しました、夏には10羽の小鴨が親の後を追い水田の草を毎日食べます。おかげで稲の草は随分少なくなりました。 アオサギは時折、古代米の水田を歩き回り、10センチ以上あるドジョウを上手に鋭い口ばしでついばむ。今年はとくに早朝だけでなく日中も飛来した。 |
田植の終った水田に今年もまた「水の妖精〜豊年えび」が帰って来ました、田に水を張って約1週間程で目に見える大きさになります、6/20現在で約15〜25ミリ程です。 詳しい生態は謎です足を上向きに背泳ぎで泳ぎます、夜は懐中電灯で照らすと光に集まります、春水田に水を入れてから約7〜10日程で目に出来る大きさ、7ミリ位の「豊年えび」が見つかります、きっと数十時間で卵から「卯か」していると思います。 水田の窪地に居るミジンコを食べているように見えます、生まれて半月程で大きい物は15ミリ位になり、お腹に卵袋が見えます、見た感じでは卵持ちエビが多く見えます。 7月に入りそろそろ姿を見かけ難くなりました、水田も「土用干し」の季節となり田の水を排水します、又来年までのお別れです、でもきっと彼らの『むくろ』(死骸)が土に帰り、お米の味と安心を私達に約束してくれると思います。 |
豊年えび----体長1〜2cm淡水性のえびで、色は緑、青、朱がかった半透明で、5月頃水を張った水田に発生し夏には産卵を終え姿を消します。 |
ハヤブサ「隼」又はオオタカ-----5年程前に家の庭先で、ヤマバトをつかんで飛び去る姿を見てから、特に冬から春に多く見かけるようになりました。 |
ト ビ----------毎日のように谷の上空を、円を描きながら飛行します、鳴声は「ピーヒョロヒョロ」です、たまには電柱の頂上にとまります、翼巾は1m以上ありそうです、カラスとよく喧嘩しています。 |
草は雑草にあらず |
農家の人をはじめほとんどの方が、草が伸びてくると雑草退治とばかりに、抜く切るはいい方で根こそぎ枯らす除草剤を所構わず撒き尽くします、数日後には焼けただれた様に草は枯れ、雨の度に表土が流れ出す裸の大地になっています、これを数年続けた土地にはコケが生え始め、生かす目的の果樹や野菜が枯出しま
した。 草はその根で土を耕し、光と水と空気を使い有機物の生産と土中微生物の育成、表土の流失防止紫外線の軽減 人が草の仕事を代行することは出来ません、これからも草とは共存できる方法を探し続けます。 |
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