4月になると、レンゲとナズナが水田の主役です。

水の妖精 豊年えびが、水田の中から安心で美味しいお米を見守ります

上の写真は5月始め、さくらの水田がチェリーピンク色レンゲに覆われたところ、ミツバチが飛交います。
レンゲ
は今では見かけなくなった光景ですが、さくらでは自然のエネルギーを効率良く取り込む為、土と良く混ぜ稲などの栄養源にします。
レンゲ
を利用するようになって数年経つと、他の方の水田と土の色が変わってきて、冬の雪融けもずっと早くなります、何より驚くのは、米の色(玄米)が黄色系でなく緑系に変ったこと、味も穏やかになりました。
豊年えびが半世紀ぶりに水田に毎年発生していることも、土質の変化と無関係ではないと思います。

人は自然の営みに少し手を貸すだけで、自然は本来あるべき姿を見せてくれます。「農園さくらが農業に取り組む姿勢が、色々な立場を越えてそれぞれが、 出来る事から始められる、そのきっかけになれば素晴らしいこと。

自然を守る妖精のような生き物達が、自然の流れに身をまかせ伸び伸びと暮す、「農園さくら」の水田に稔るお米を
妖精の米と呼んでいます。

ミドリ米です、9/中旬   古代米 を紹介します。 錦織なす/お米達

古代米とは、野生稲の特徴を受け継いでいる米を言い、特徴は、長い茎を持ち実に色が着いている物が多く、実が着くまでに日数がかかり収量も少ないが、荒地でも育つ生命力が強く多くのミネラルを含みます。

黒米、赤米、香米緑米を作っています。食べてみたい方は
販売品のページ お米の物語連載中   

赤米

玄米の皮の部分に、カテキン(色素)等を含み、古代米の中でも最も野生稲に近く、米のルーツと思われます。これを炊いたものが本来の赤飯となります。

白米に20〜30%混ぜ普通に炊きます。玄米で利用の為吸水時間を3時間以上とると良い。

香米

西日本に栽培がまれに見かけられます、飯米の米と同じ姿ですが、その香は精米炊飯するほどに高まり、普通米に少量入れて炊けば、ご飯の味を引き立てます。

白米に5%程混ぜ普通に炊きます。多く入れ過ぎないのがコツです。

緑米

もち米です、出穂が9月となり、葉の緑と穂の黒色が美しい姿の稲です。精米すると白いモチ米になります、餅をつき食べてみると、餅本来の味を見直します。
「香もち米」

伸し餅をはじめお菓子や料理に、広く使えます。

黒米

玄米の皮の部分に、アントシアニン(色素)を含み、紫米とも呼ばれます。縁起の良い出世米として皇室御用米にもなりました、中国の古書によれば、黒米は精力増強、胃腸を丈夫にして造血作用があるとされます。黒米がゆは薬膳料理として知られています。以上から妊産婦には「月米」として愛用されました。

白米に20〜30%混ぜ普通に炊きます。玄米で利用の為吸水時間を1時間以上とると良い。

妖精の米

「農園さくら」が15年自家採種を続けた、オリジナル栽培のコシヒカリです。レンゲやワラや草の有機質を栄養源にして、豊年えびや昆虫達に見守られ、自然の力を借りて実ったお米。

 

赤米の穂です、毛(ノギ)がオレンジ色、8/20 黒米の穂です、垂れるほど黒い穂色になります、8/20 香り米です、稲穂が風に乗って香ります、8/22
赤米 黒米 香米 緑米 こしひかり

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