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麦を作り食べる codeと「さくら」のストーリー お米の物語
綿と出会うエコツアー ワイルドストロベリー物語 街森林化プロジェクト
子供達と古代米    
お米はお腹も心も満たしてくれる

「古代米」との出会いが子ども達の好奇心を目覚めさせた。

この夏ある小学校の先生から、5年生の生徒に「古代米」の話を聞かせてください、との依頼がありました。
その小学校とは今年あるきっかけで、「古代米」の苗を三種類少しばかりお分けしていましたので、この話をお受けした訳です。

5/15保育園の子ども達が、レンゲ田で遊びました

  140名ほどの生徒さんを前に40分位の話をしました、
内容は「古代米」を中心に「豊年えび」などの水生昆虫や「風の谷」を訪れた鳥達のこと、お米は生物など自然の力によって造られている事、今日まで日本の人々が生きて来れたのにはお米の力がとても大切であったこと、そして今はその事が忘れられていること、資料や黒板に図解をしてお話しました。

その後140名の生徒さんから「お手紙」の形で感想や質問を頂きました、その文面からは今の子どもが(大人も含め)お米のルーツや、環境を守る農業の役目の大切さと、それに反して営まれている農業の現状を今回始めて知ったようです。

農業を営む私達には、次の世代に真実の農業の姿を伝え、その環境も壊さないように受け継ぐ責任があると思います。

豊年えび体長1〜2cm淡水性のえびで,色は緑、青、朱がかった半透明、5月頃水を張った水田に発生し夏には産卵を終え姿を消します。
豊年えびの卵は土中で何十年も眠り続け、適した環境になると発生するようです。
農薬や化学肥料が少なかった昔は、たまに水田に姿を現わしました、人々は豊作の前兆と喜んだそうです。
今年もまた「さくら」の水田全てに何万匹もの豊年えびが泳ぐ姿が見られます。
12年5/25撮影

子ども達からの「お手紙」を紹介します(13/140

ぼくは米のことは、あんまり知らないし、そんなに知りたいとは思いませんでした。でも米の話を聞いて米のことがわかりました、大発生の生き物のことや色々な話をしてくれてありがとうございます。ぼくは米の種類があんなにあるなんて初めて知りました、米は色の違いで名前が付くなんて、びっくりしました。又聞きたいので聞かせてください。   「古代米」のことを教えてくれてありがとうございました、おかげでいい勉強になりました。昔は「赤米」「黒米」それを食べていたんだなあと思いました。ぼくは、米は白い米だけだと思っていたけど、赤と黒もあったなんてびっくりした。
話を聞いて「古代米」の事がよーくわかりました。私の家もおばあちゃんの家も、お米を作っていないので、お米のことは何も知りませんでした、だけどお話を聞いて良くわかってよかったです。   この前は「古代米」、お米のことを話してくれてありがとうございました。「古代米」のことを話してくれたので、いつもご飯を食べていると思い出します、ぼくも「古代米」を食べて見たいです。
とても「古代米」の話がおもしろかったです。「黒米」「赤米」「香米」「緑米」などの話をしてくれてありがとうございます。それとおどろいたことがあります。それは「黒米」「赤米」「香米」「緑米」が食べられるなんていただいた資料を見て「あーそうなんだー」ということがたくさん書いてあってとても勉強になりました。   「古代米」は普通のお米よりも、すごくていねいに作ることがわかりました。それに肥料とかもあまり使わないから、普通のお米よりもおいしいと思いました。手作業でおいしく作るには大変かもしれないけれど、「松尾小学校」の「古代米」もちゃんと作って、おいしく食べたいです。
私は、お米に赤や黒があるなんておどろいてしまいました。お米は白とずっと思っていたからです。お赤飯だって豆といっしょににるから赤いご飯になるのに、最初から色が付いているなんてすごいと思いました。そんな色付きのお米を早く食べてみたいです。   毎日食べている白米は昔はとても高価なもの物だった、「古代米」はとても体によく、さっぱり味など色々なことを教わってとても勉強になりました。「古代米」のこと大切に育てます。
    本当は田んぼに「古代米」を植えたのに、「赤米、黒米、緑米」などの種類がある、くらいしか知らなかったけど、お話を聞いて色々わかり楽しかった。お話された「肥料も使わず、生命力も強く、どくとくの味で、健康にも良い」。うーん「古代米」を食べたくなりました。これからも「農園さくら」「風の谷」をがんばってやってください。
 
「ななみ」さんのイラストです
お米の物語連載中
「古代米」の栽培には手作業が必要になって大変なんだなあと思いました。農薬や化学肥料を使わなくても作れることや昔はたくさん「古代米」を食べていたことなど、色々知ることができました。今年は苗を頂いたおかげで「赤米、黒米、ミドリ米」の三種類になりました。「古代米」を作るのは大変だと思うけど、がんばって育てたいと思います。              私の家は農家ではないのでお米のことは良く知りませんでした。五年生になって、お米について勉強し、実際学校の田んぼで田植えや草取りを体験しました。毎日当たり前のように食べているお米が、こんなに大変な作業があるとは知りませんでした。だからお米を大切にしなければと思いました。「古代米」のお話はとてもきょうみ深く聞きました。昔の人は機械がなくてお米を作るのに大変だったと思います。「古代米」ってどんな味がするのかな、早く食べて見たいと思います。
私のうちは農家ではないので、いろんな事がいっぱいいっぱいわかりました。米は私達人間にとってどれだけ大切かがわかった。私は家に帰って「おばあちゃん」に「昔は今より米は大切だったの」と聞いたら、「とうとかったよ」と答えてくれました。なので米をこれから大切にします。   古代に食べていた米のこと白米が作り出されたわけ、赤米黒米を神にささげていたこと、「農園さくら」が「古代米」を作り出したわけ、白米と「古代米」の性質な違い、肥料の代りにレンゲの花を使ったことなどや、化学肥料などを減らすために、卵の殻や骨の粉魚の粉などを使っていること。平成5年ころから環境の良い所にいる「豊年えび」などが大発生したことなど教えてくれてありがとうございました。こんなにたくさんのことを知っていてすごいなあと思いました。しっかりと頭に焼き付けておきます。
 
   
 
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