Annexに戻る

斜滑考T 斜滑考U 斜滑考V 斜滑考W 斜滑考X  斜滑考Y 斜滑考Z 斜滑考[ 斜滑考\ 斜滑考] 斜滑考]T 斜滑考]U
斜滑考]V

斜滑考]W

ボクシング ボクシングじゃなくて僕thinkでした(^^; 2006/08/03
ジダン 2種類の暴力 2006/07/11
物欲 新調デジタルカメラ 2006/06/15
詐欺的商品 スキーヤーに利益をもたらさない点で、オカルト理論もまんま詐欺商品ジャン 2006/06/14
欺術選DVD「NG集」 NGはスキーに限らないか、日本自体もソートーなもんだったりして? 2006/05/20
ダメ選DVD M下君からの贈り物 2006/05/05
ソムリエナイフ シャトーラギオールを買った\(^0^)/ 2006/04/21
本物の爆笑問題 笑えない議員達 2006/04/16
オフピステと欺術選 その2 一応完笑観賞しました 2006/04/12
オフピステと欺術選 どっちも似てるってか? 2006/04/10
多分今年最後のスキー ビデオカメラ持参で行って来ました 2006/04/07
今年の欺術選 モーどっちでもEか(笑) 2006/04/06
シャレにならないこと 何をして彼らをそこまで駆り立てるのか(・・; 2006/03/19
雲上の少年少女達 瑞々しさのワケ 2006/03/14
絵葉書の中 ほんとにこんな景色って日本にあるんですね(^^) 2006/03/07
性善説 私は支持します 2006/03/06
60回リーゼンスラローム大会 元気なジジヴァヴァ達の「死んだら本望」レース?(^^; 2006/03/02
4日連続のスキー ムラさんTOKさん&愉快な仲間達 2006/03/01
皆川賢太郎選手おめでとう&残念! スモールマウスはビシッと決めててくれるから好きだ 2006/02/27
爆笑問題 太田君と田中君は面白いの巻き 2006/02/20
30年前の深雪 今はハラが出ちゃって悲惨(^^; 2006/02/18
アルピーヌの男子トイレ 小便器のウンちく(^^; 2006/02/17
30年振りの深雪 今までだって滑ってはいましたが(^^) 2006/02/15
誤懐妊 なんだかメデタイことらしい 2006/02/08
スキーの数え方について 三宅翁はスキーヤーだったか?の巻き 2006/02/04
スキー教室 スキーは点数獲得スポーツでちゅか? 2006/01/30
ボクシン
2006/08/03
昨夜のタイトルマッチを見て笑った。欺術選も同じ様なものだから、何処の世界も煮た餅なんだなと思って(^^)。

これまでもメディアがウンザリするほど取り上げていたので、ボクシングに興味の無い私でも洗脳されていたみたいで、うっかりテレビを観てしまった。

感想は・・・・全くのトーシロだから的を射ていないカモしれませんが・・・・。
12Rが終わった時、大多数のボクシングファンは少年の敗北を確信していたに違いないし、何より当の本人が負けを認めていたに違いない。
しかし結果は驚くべき判定によって新チャンピオンが誕生した。

不自然な判定がもたらされた背景は知る由も無いが、スケート連盟やスキー連盟その他、現在の日本のスポーツ団体に共通する不可思議な事情の根は相当深いような気がした。

マスコミが大騒ぎして取り上げていたボクシング一家の一連の言動からは、とてもスポーツマンシップを感じ取ることは出来なかったが、強くなり、世界タイトル戦にまで登りつめる為には、常人の想像を絶する過酷な練習をこなしてきたに違いないだけに、相手を敬う気持ちが欠落している様に見えたのが残念だった。

対戦相手を敬い称える気持ちが無ければ、それはスポーツとは呼べないただの殴り合いの喧嘩だし、観衆だってマスメディアだって、視点はボクシングというスポーツではなくて、派手な喧嘩を見るような目つきで見ていたに違いない。
チャンピオンになったことだし、これからは口の利き方も教えてもらった方がEと思うよ。

ジダンの暴力行為を糾弾する風潮もいいが、K1やボクシングの格闘技がもてはやされるのはその反動でないことを願うばかりだ。さもないと一連のカテゴリーが、スポーツとは呼べない野蛮なシロモノに成り下がる恐れだってある。

アルピーヌを始めた当初、家族連れのお客様も沢山お越しになられましたが、中には僅かではあっても「この子の将来はどーなるんだろう?」と心配になる程、マナーはおろか躾のイロハもされていないお子様の家族連れもいらっしゃいました。

当時は、「こらえ性の無いコドモがこらえ性の無いコドモ作っちゃったね」と呆れた位だったし、実際おや?親のマナーやコドモの躾が成っていないとの理由で、多くのペンションが「お子様連れお断り」と言う苦渋の決断をしていたから、該当する家族連れのお客様は決して少なくなかったのだと思う。

そういう親を作った原因は勿論その親なのは言うまでも無が、こうした子供達の将来は「ドーなるんだろう」と当時危惧していた現象が、今具体的且つ忌まわしい形になって方々で噴出しているように思える。

例えば頻発する家族同士の殺し合いは、子育て放任主義(放棄主義)と、権利ばかり主張して育ち育てられた丁度その年代の親子間に多いのはとても偶然とは思えないし、同時に自分の不注意から子供を死なせてしまった親が公園管理者の責任を問い、言いがかりとしか思えない判決を下した裁判官も同じ風潮の下で育てられたのかもしれない。

だからこそ言葉遣いをはじめ、自由の名の下に社会的秩序やマナーが欠如した人間達を、更に増長させるような新チャンピオンの言動や態度について、マスメディアはその扱いに充分過ぎる程注意すべきだろう。

不可解な判定に敗れたランダエタ選手に記者団がインタヴューしました。

「皆が勝ったと思っていたのに負けちゃった選手は誰ですか?」

ランダエタ選手: 「ハイッ 僕です」・・・・・・・・・・・・(^^;




2006/07/11
ジダン選手の暴力行為?で世間は喧しい。
似非ヒューマニスト達の言い草は決まっていて、「許されない行為」だそうだ。
勿論私だって暴力行為を肯定したりはしない。しかし体に受けた痛みや傷はすぐに治るが、心に受けたそれは生涯癒されない場合だってあるということだ。


(^^)
2006/06/15
物欲と言うのかどうかは分からないが、デジタルカメラを新調した。
直前まで使っていたのはSONYのDSC−T1という薄型軽量なもので、その前がCANONのIXYdigital200。
故障したとか飽きたとかではなく、強いて言えばコンパクトデジタルカメラの限界を感じてしまったということになる。

デジタルカメラの用途はホームページに使う素材と、プリントしないで記録を残すだけなので、その点では携帯性が抜群に良いのに加えて、この2台は描写能力も操作性も機能も、チャチな外観や手触りからは想像出来ないほど優れていた。

そして芸術的な(^^)写真撮影をしよう等と考えたことは無いにしても、その気になれば驚きの高品質写真が撮れるから、何も新しいデジカメにする必要は無かったのだ。

しか〜しッ、数千枚の撮影をしているうちに、35mmフィルム換算でワイド側が35〜40mm程度ではイマイチ表現し切れない場面が多いような気がしてきて、それがとても不満に思えるようになってきたから、この際思い切ってデジタル一眼レフにしようかと思っていた矢先、量販店でこのLUMIXが目に留まった。

ズームレンズ付きでも望遠側は殆ど使わなかったから本当は単焦点の28mmでも良かったのだが、使ってみて分かったのは広角側が28mmだからこそズームの出番が多くなるような気がした。


物はパナソニックのLUMIX DMC−LX1
ウンチクを書き始めると限が無いのでやめて置くが、一言で言えば「実に素晴らしい!」(^^)。



詐欺商品
2006/06/14
=本当はモーターサイクル関連のページの話題だと思いますがあえて・・・(^^)=

自分の場合スキーは仕事、モーターサイクルライディングは趣味だから、前者がプロフェッショナル後者がアマチュアということになる。そしてプロフェッショナルを自負している以上、何が本質かは分かっているつもりだから大抵のことには騙されたりしない。

ところがモーターサイクルや四輪車に関しては長年乗っていてもアマチュアの域を脱せないから、旨い話にはからっきし弱いし簡単に騙されてしまう。

例えばスタンダードのままのエンジンを、労せずしてパワーアップや燃費の向上をさせるという商品は大昔からあって、有名どころの添加剤系ではオイルが「STP」、ガソリンタンクに入れるのが「モータロイ」・・・・懐かしいな(^^)、点火系では「ボンファイヤー」等があった。知っている人は相当車好き?

勿論自分でも使ってみた・・・・が、しかし実際はそんなもので謳い文句通りにパワーアップしたり、燃費が向上したりはしなかった訳で、変化はあったとしても誤差の範囲。
エンジンの保護性能云々だって例えば「10万キロで効果が出る(笑)」まで使うようなことは無かったから、騙されたと気付いても後の祭り。
タダの鉛だか錫だかの粒に数千円、あるいはそれらしい色に被覆された(赤色だったと思う)ありふれたコンデンサ?に数千円等々、30年以上前の話だからこの出費はバカにならなかったのだ(笑)。

そして現在でもこの手の商品は沢山あって、イオンだのプラズマだの磁気だのチタンだのテフロンだの・・・・と、手口は益々巧妙になって多種多様な詐欺的商品が出回っている。・・・・・平和だな〜(^^)。
そして謳い文句も「パワーアップ(トルクアップ)と省燃費と耐久性向上云々・・・・」と大抵は同じ。

最近試した詐欺的商品は、MC関係のページでも触れているマイナスイオンが燃費を向上させるという「エコパワー」なるものだったが、当然とは言え何の効果も無かった。
アマチュア(自分)は眉唾ものと感付いていても、オカルト商品のもっともらしい謳い文句につい騙されて購入してしまい、それによって実際得られたのは「プラシーボ効果」だけだったのだと気付いて深く反省するのだが、悲しいことにまた何か新しい手口でくすぐられると、結局その度に騙されてしまうのだ(^^;。

オイル添加剤しこたま、燃料添加剤しこたま、電気系ではアーシング/ノロジーが特に有名どころ・・・・使用者の方ごめんなさい(^^)。
いくらオカルト商品でも大笑いなのがバッテリーの端子間に入れる仰々しいアルミの箱に入ったコンデンサー(多分^^)だ。
こんなのを繋ぐだけで燃費が向上したりパワーアップしたりするのであれば、自動車メーカーは苦労したりしない。ここまでバカバカしいと試す気にもならないが、にもかかわらず自動車関連のショップにはこんな商品が沢山置いてあって・・・・、と言うことは売れている訳であって、もう何がまともな商品なのか分からなくなるのだ。

オイルや燃料が無ければMCは走らないが、燃費向上を謳った商品を使わなくても全く問題なく走る訳で、結局詐欺的商品を買ってしまう心理は、そのエクストラコストを燃費向上分として回収できるカモ?(それもなるべく短期間に)という「スケベ心^^」からだったりする。
自分の場合も大馬鹿なことに、ことごとく騙された(変化無し)し、パワーアップ系商品でも体感出来たことは当然皆無。例え数パーセントの向上があったとしても、一寸したスロットルワークで簡単に変化するから結局誤差の範囲なのだ。

クドクドとMCネタを書いて来たのは、これらのオカルト商品が、実は毎月スキー雑誌等ででっち上げられるオカルト詐欺術論と、とても良く似ていると思ったからだ。健康布団系も同様。

スキーは誰かの思い付き詐欺術ゴタクを真に受けて試したって、決してお手軽に上達なんかしないし、むしろ折角培った技術を退化させるのが関の山だ。

そして例えばスケベ心をくすぐる「○級合格法」だの「×恥攻略法」だのの本やビデオを買い込み、ムダなお金や時間を使って特定のゲレンデコンディション(オカルト団体では「コート」と呼ぶらしい)でしか滑られない変態系スキーヤーにさせられる位なら、その分をシーズンにもう数回のスキー行きや美味しい食事や冬山の絶景を堪能する為に使ったほうが良いと思うのだ。ヨケーなお世話ですが(^^)。

何度も書いて来たように例え七転八倒しても、正統派のスキーをしているうちに必ず何が本質かが見えてくるし、その中からスキーは本当に難しくてなかなか思うように上達しないけど、だからこそ生涯掛けて取り組むに値するスポーツなんだということを実感として理解できるようになると思う。
そして上達にもその仕上がり具合にもおおいに個人差があるから、他人と出来不出来を比べて一喜一憂するような次元のものじゃ無いってことも分かってくる。


百歩譲って・・・・ボーフラのように次から次へと湧いてくる詐欺術論の数々が、例え優れた方法だとしても「多くのスキーヤーの幸福と利益」あるいは「スキーへの誘い」という視点で見た時に、果たして指導員である彼らの欺術論から、スキーの未来の為に真摯且つ命懸けで取り組んでいるというメッセージなり情熱なりが伝わってきますか?。



欺術選DVD「NG集」
2006/05/20
昔「赤信号みんなで渡れば恐くない」ってギャグで受けた漫才師がいた。
みんなで渡れば恐くはないかもしれないが、危険なことに変わりはないし、むしろ大勢だから自由度が低下すると言う点でリスクは増大するのカモ。
漫才師が本気でそう思っていたのかは知る由も無いが、真に受けた影響を受けた人もいた筈で、遵法精神の低下が致命的な結果をもたらした事例があったかもしれない。

今年の冬山登山やオフピステ滑走では異常に多くの人命が失われ、それも分別のありそうな年代が多かったからおおいに疑問に感じたものだったが、これも同類の精神構造だったのだろう。つまり個々の危機管理能力と言うか危険に対する嗅覚レベルが恐ろしく低かった(訓練されていなかった)ということ以外考えられない。

それがどの様なグループであろうと、少なくとも自分の意思で(危険を承知で)安全が保障されない自然界に立ち入る以上、個々が相応の知識や技量や判断力等を持っているのは当然であって、案内人がいたとしても、その行動がセオリーに照らして問題があると感じたら(自分が危険だと感じたら)、これはあくまでも趣味や遊びの範疇なのだから、撤退(離脱)する位の勇気は持つべきだし、案内人もしくはツアーコンダクターに100パーセント依存するような思考停止状態では命がいくつあっても足りないのだ。

安全は誰かが保障してくれるものであって、自分の身に危険が及ぶなんてことは考えられない環境で暮らしていると、鈍感になり過ぎて3Kmも離れていない近所で雪崩に遭った遭難者の捜索が行われている最中に、しかも気象状況は危険度100%の警告を発しているにもかかわらず、判断力の欠如した案内人?に従って危険地帯に立ち入り、そしてお決まりの雪崩直撃を喰らうという筋書き通りの結末を迎えるのだ。

そうして絶望的な状況に自分が陥ったとようやく理解出来ても、何処かのお偉いさんが不測の事態が起こる度に口にする「あってはならないこと」程度のフレーズと、そして誰かに責任を問う事くらいしかアタマには浮かばないんだろうな、それも生きていればの話だ。

勿論こんなグループは稀だと思いたいが、連続して何組もの馬鹿げた行為にはホトホト呆れ果ててことばを失う。

肩書き満載の如何にもベテランらしきコンダクターに頼っていれば安心・・・・が思考停止状態を育み、いつしかミスリードされても気づかずに危険な領域に踏み込まされてしまうのだろう。イルカの大量死もリーダーに問題があったのでは?と言う説もあるし。



’06年の欺術選DVDはあまりのナンセンスさ故、ちゃんと見ていなかったが、先日毒者の方から下記のようなメールがあり、「NG集」なるものを見た。

それは転倒シーンを集めたものだったが、一つは内脚主導を信じ切って、何の芸も無くアッサリと内側に転倒するタイプ。こんなモンはリカバリーマージン0ってことくらいサルでも分かる筈なのにね。
もう一つはエッジが急激に雪面に食い込んで、バイクじゃあるまいし、まんまハイサイドを喰らって跳ね飛ばされるタイプ。ヒドイもんだ。

見世物的にはハイサイドを喰らうタイプが面白かったが、どちらも指導員たるもの(^^)オソレオークも欺術選の舞台では間違っても犯してはならない転倒の見本2態だった。

レースでもないのに、御し切れない速度に達してブザマに転倒する出演者達は、精神構造的に何処かの峠道にブラックマークを付けて遊んでいる連中とさして変わらないと思うし、それを演出している今日逝く本部のテーNoさに至ってはもーなにおかいわんやだ。
オマエラほんとにアタマ犯しーんじゃねーのか?(怒)

再三書いているけど、そんなに速く滑り、カッコ良く見られたいのであればWCレースに参戦するべきだと思うし、車なら峠で他人に迷惑を掛けてムダにタイヤ削っているより、ニュルブルクリンクのオールドコースを、取りあえずは一般市販車で7’32”52を切るのを目標に走りに逝くべきだと思うな。一周たったの2000円で誰でも走れるしね(^^)。

スキーレンメーの今日逝く本部が上辺のカッコよさだけに目を向け、いろんな意味でシドーイン達も上辺だけしか見えなくなって、本質を見抜く芽を摘まれているとしたら、残念ながらスキーはエキセントリックなオタクコア層を残して衰退していくのだろうな。

ミスリードされていることにも気づかず、変だと思うことも検証せず、いつまでも「赤信号みんなで渡れば恐くない」式の思考停止行動をとっていると、きっとそのうち取り返しのつかない事態が発生するような気がする・・・・既にか?。

ゲート無しのボーソー見世物大会で、ハイサイド喰らった指導員達が哀れで惨めに見えて本当に可哀相だったが、取りあえず無事そうで(No味噌のことは知らない)良かったよ・・・マッタク。

何事も同じだと思うけど、ひたすら基本を繰り返すことは大切だと思うし、きっとうんざりするほど退屈な作業かもしれないが、そうすることで何が本質か見えてくるのでは?。
でもその基本が「それぞれのレベルで変化するもの」なんて教祖サマに言われちゃったんじゃ、スキーなんかモーどーしようもありませんがね・・・・・・アウアウ。


×××がオフピステ滑走を企画するのも、それに参加するのも勝手だが、その前に両者とも先ずは観天望気の基本から勉強した方がEのでは?・・・・「カンテンボーキって何だ?」って・・・・・・・・モシモ〜シ(・・;

こんなことを書けば当事者には耳障り悪いよね、でも今年の白馬周辺で起きた遭難事故は、そのどれもが不可抗力なんかでは断じてなかったということを、オフピステの名誉の為にも記しておきたいのだ。避けることの出来た悲惨な遭難を繰り返さない為にも。


ダメDVD
2006/05/05

M下君から連休前に送られてきたDVDは、いくら暇なアルピーヌとは言ってもゴールデンウイーク位は賑わうから、見る暇が無くて今日ようやく観賞(・・)できた。
・・・・・で、M下君には悪いけど、DVDの内容は推して知るべしだったから、時間の無駄は百も承知。それでも見てしまったのは笑い話のネタに程度にはなるかと思ったからで、はたして内容は完全に「推して知るべし」だったからその点では笑えた。

但し、シャレにもならないゴミを買わされたいたいけなスキーヤー達の損害(金銭的にも、技術的にも)を考えると、ヨケーなお世話ですが笑っている場合じゃ無いことは確か。

もっともらしい単語を組み合わせた意味不明な怪説はここでも健在で、スキー歴50年を超えた程度では、この怪説を解説出来る程の力は持ち合わせていないし、なによりこれが正しい日本語なのかどうかさえ分からないから、このDVDについてコメントを求められてもことばにつまるのだ。

今日が5月5日だけに・・・・・これがほんとの
単語の絶句!なんちゃって。

それでも「推して知るべし」の内容を強いて言えば、「スキーってなんてつまらない儀式なんだろう」と、殆ど絶望に近い心境にさせるには充分過ぎるということだった。

怪説者のヴァカヅラから繰り出される虚ろで得意気な単語の羅列を聞いていると、本当は生涯を懸けて取り組むようなスポーツじゃ無いと思えるようになった(スポーツと呼ぶのが憚れると言う意味で)し、今まで入れ込んで来たスキーが急にバカバカしくなって、しかも物凄い勢いで嫌いになりそうで怖かった。そして数年前に聞いた「まだスキーなんかやってんの?」というフレーズが妙に現実味を帯びてきたのだ。

そして唯一分かったのは、欺術選では「・・・・・と言えよう」が常套句だったのに対し、ダメデモ選では「・・・・・見て取れる」だった。

ヴァカッ!



意味不明なマターは何もスキーに限ったことでは無く、そこいらじゅうに転がっていて、つい先ごろの千葉の補選でもそうだった。
痔眠党幹事長の執った手法は千葉県民・・・・と言うより国民を愚弄して憚らない恥知らずなものだったし、当の候補者にしたって忸怩たる思いがあったに違いない。
この選挙結果が国政に及ぼす影響は知らないが、寸でのところでコケにされずに済んだ千葉県民の見識だけは評価出来ると思う。

民主党の女性候補者が「伽場蔵」で働いていたことを云々する(多分道徳的では無いという意味だと思う)マスメディアもあったが、「ジャーナリズムを気取っているあんた達個人の道徳的レベルはドーヨ?」云々、と言う疑問はひとまず置いておくとして、プロレスラーや漫才師、落語家、タレント、スケートやスキーヂャンプの選手、昨日までのフリータ、その他シコタマモロモロ、果ては詐欺師達も含め、各界から満遍無く議員のセンセーになれる暢気なご時世だから驚くには値しない。

それについこの間も書いたけど、そんな連中の中でもマトモそうだと思っていた議員でさえイラクの場所も知らないクライだから、それ等に比べれば当選した太田氏は遥かにマットーな人物に思える。

執行部にとって必要なのは採決の時に、そーしてかき集めた連中の一票なのだから、当選したからと言って変に勘違いして怪しい政策なんか語られちゃった日にゃ、党にとっも勿論国民にとっても大迷惑でしかないのだ。

首相は相変わらず不感症の評論家みたいな発言しかしないし、この国に何か期待してもムダだと悟った拉致被害者家族の方は、他国の力を借りようとしているかに見えるし、それをまたヤブ氏は何かに利用するんだろうな。

スケート連盟の不祥事だって、先のオリンピック代表選考に際して取った城田フィギュア強化部長の当時の言動や態度、又その風貌から受ける印象通りだったことから、「アーやっぱりね」と納得出来たし、それがスケートに限らず各種アマチュアと称するスポーツ連盟の運営や選考方法等における不透明な体質から生じたという点では氷山の一角に過ぎないのだろう。

具体的には今年1月にフィギュアスケートの浅田姉妹に関する女性週刊誌の記事があって、その内容たるやどう贔屓目に見ても浅田選手のイメージを落としめたいとの悪意を感じるものだったし、折りしもオリンピック代表の選手選考時期だったから、卑劣きわまりないある種の力によって、下衆な週刊誌を使ったネガティブキャンペーンを張ったのだと勘ぐりたくなるものだった。

勿論ス○ー連盟だって例外では無いだろうから、過去に何があり、そして今何が行われているのかを興味と暇のある方はお調べになることをお勧めする。
それは例えば自分の支払った様々な形でのお布施(認定料や会費や登録料や研修費等々)がどう使われているのかを知ることにもなるし、それを踏まえて今後のスキーへの取り組み方を考える上でも、あながちムダな作業では無いと思うのだ。

お布施と言えば、ちょっと前の話だが「呆の鼻」という宗教法人?があった。
教祖が「サイ テー です かー」と叫ぶと「サイ テー で〜す」と信者が叫ぶあの詐欺団体のことだ。
本の配布や信者による勧誘、足裏診断や主宰者の講演、研修への勧誘、某かの問題を抱えた人々の悩みを増長させた上で高額な研修費や「天声」と称する金銭の要求は、そこまで酷くは無いにしても詐欺の手口という点で、S○Jだって似たり寄ったりだろう。

マヌケなDVDを作る暇があったら、スキースポーツの衰退が多くの関係業界にとって死活問題になるだろうことに思いを巡らせるべきだし、例えマイナーなスキー雑誌と言えど、こうした部分でもマスメディアの編集者には社会的責任があり、そしてそれは決して軽くないということを自覚して欲しいものだ。




ソムリエナイフ
2006/04/21

今年で無事24年目を迎えたアルピーヌも、その間設備等の老朽化に対する手当てをはじめとして、什器備品もそれなりに消耗し続けているから、なかなか「ゼッコーチョー!」と言える気分になれないのが悲しい(^^)。

そんな中で、開業以来使い続けていたヘンケルのワインオープナー(ソムリエナイフ)がついに絶不調になってしまった。
ワインは年間200本程度は出ているから、これまでに5000本位は抜いた勘定になる。

一日1本に満たない程度の抜栓で寿命になるのが普通かどうかは分からないが、不調はカシメ部分の緩みとバネのヘタリという形で現れ、スクリュー、ナイフ、王冠抜き全てのパーツが節度無くグラグラになってしまった。

勿論使って使えないことはないのだが使用感は最悪で、特にスクリューをコルクに捻じ込む時に、王冠抜きがだらしなく垂れ下がるからとても具合が悪い。

これは新築祝いに友人から頂いた記念の品物で実に良く役に立ってくれたし、何より今日までの想い出がいっぱい詰まっているから捨てる気にならないのは当然としても、そのまま仕舞い込むには惜しくて、緩んだカシメ部分を叩いたりして復活を試みたのだが結局徒労に終わった。

そしてある時たまたま立ち寄った厨房器具のお店に、何時かは使いたいと思っていたシャトーラギオールに良く似たソムリエナイフが置いてあるのを発見し、そのバカ安から躊躇無く購入してしまった(^o^;

上がヘンケル。

価格には全く不釣合いと思われる形の良さに大満足だったのだが、いざ使ってみたらものの10本も開けないうちにヨレヨレになったのには「イヤー〜マイッタマイッタ」(^^)。
所謂「安物買いの銭失い」の見本。

ソムリエナイフに限らず、ジャンルが異なる度に自分でも情けなくなる位この典型的なパターンに陥って、その都度深く反省し「今度からは気をつけよう」と心に誓うのだが、今回もまた同じ過ちを繰り返してしまった。

しかし、「安物買いの銭失い」が全く無駄な行為かと言えば、そうとばかりは言い切れない部分もあって、その一つに粗悪品と優良品の違いを身を持って知ることが出来ることだ(^^)。

実際ヘンケルは優良品だったから、直ぐ故障することも無く20年以上も役に立ってくれたのだが、もしこれが永遠に故障しなければ、粗悪品も、そしてヘンケルより遥かに良質なソムリエナイフも手にすること無く、ワインオープナーとはそういうものだと思い込んでいただろう。
つまり、「安物買いの銭失い」は人生の幅を広げてくれるという意味において、実に潤いのある過ちなのだ・・・・ホンマカイナ(^^;。

で、今回思い切って本物を購入してしまった。
今時はネットショッピングで購入出来るから、その方が安いし便利なのだが、あえてデパートで購入することにした。
今度ばかりはじっくり触って納得の上で購入したかったからだが、ちなみにネット価格は14000円程度、デパートでは18900円と価格の開きはとても大きい。
何れにしてもただのワインオープナーにしては非常に高価だが、ラギオールにしてみれば「スタミナウッド」と呼ばれる普及品。

赤い木製の柄をはじめとして、下の二本は良く似ているけど、片方はナントッ!580円で購入した屋台のオモチャレベルの物(^^)。
言うまでも無くラギオールのガッチリした剛性と入念な仕上げが醸し出す抜群の質感は、そのまま良好な使用感に直結していて、好調だった頃のヘンケルを遥かに凌いでいる。

願わくば、このシャトーラギオールのソムリエナイフで、より多くのワインを開けられるようになりたいものです(^^)。


本物の爆笑問題
2006/04/16

爆笑問題の太田さんが総理大臣、秘書に田中さんという想定で、各界の著名人?(笑)が議員として参加し、「小さな政府」の臨時国会を開催するという討論番組を見た。

テレビはあまり見ない方でもお笑い番組は好きで、爆笑問題は知っていたが政治問題までやっているとは知らなかったから、つい見入ってしまった。

その中で、抜き打ちテストと称して議員達に突然(演出かどうかは不明)問題が出された。
内容は配られた世界地図の中で「イラクは何処かを示せ」というもの。

議員の中には本物の国会議員も居て、一人は自民党の山本某、もう一人は民主党の某(忘れた)。両人共政治関係の討論番組にはちょくちょく露出していて、一著前のことをワメイている(文字通り)から顔だけは知っていた。

で、隣同士で座ったその本物議員の顔には、明らかに動揺が走ったから「こいつら知らないな」と思った瞬間、両名に対して田中秘書から「カンニングしないように」だか「相談しないように」との注意が2〜3度あった。
その結果、本物議員の解答は不正解。ナント両人共シリアに印をつけたのだ。つまりしっかりカンニングし、相談した挙句分からなかったと言うお粗末。

国会議員だからと言って世界の地理に精通していなければならないなんてことは無いが、国内の世論を2分する騒ぎだった自衛隊の派遣しかり、今も続くテロだか内紛?による惨事の多発や関連する日本人の死等。
そしてイラクが世界第二の産油国(石油埋蔵量)であることを考えれば、少なくとも日本(日本人)にとって、ましてや国会議員にとって無関心で居られる国じゃ無いことは確かだ。

本物の議会でも自衛隊派遣云々で喧しい議論をしたとは思う。ンガッ、その張本人の国会議員がイラクが何処にあるのか知らないなんて本当に信じられなかったし、かつて社会科の成績2程度だった社会ダメ人間の私でさえ知っていたから、もう唖然を通り越して嫌な感情が頭をもたげたのだった。
ニヤニヤしている暇があったらさっさと議員辞職したホーがEのでは?。

国会議員としてイラクを知らないということは、つまりクエートもウラン濃縮で問題になっているイランも知らない可能性があるということで、結局中東の地理的位置関係だって知らないということになる。
エネルギー問題を含む国家の安全保障を考えるべき国会議員がこの体たらくぢゃ、官僚天国の構造改革なんか夢のまた夢なのだ。

自分達の天下り先を確保する為に無理やりでっち上げた許認可の販売を生業としている数万の特殊法人も、それだけじゃ天下り屋を養っていけないこと位はなっから分かり切っているから、当然のように腰の抜けそうな額の補助金で(税金で)で賄っていることを、テレビでヴァカヅラを晒し切って恥とも思わないチキン議員達は、なす術なく虚ろな目つきで傍観しているのだ。


ましてやポマード頭がこの時期ノコノコ中国に出掛けていって、ただでさえアメリカのポチに成り下がっているとは言え、それでも日本人として例え僅かであっても、確かに残されていると信じたい誇りさえ失わせるような、屈辱的な行動をとっていることは個人的には許し難いのだ。
そんなヒマがあったら、たのむからガソリンの二重課税だけでもクリアにしてくれ アウアウ(^^;。

余談・・・・・斜滑考自体余談だったですね(^^;

「国家の品格」が売れているみたいだが、18歳の時に読んだ三島由紀夫の「英霊の謦」は衝撃的だった。
小説では神主の川崎君の口を通して英霊のみたまが語るのだが、それがどんな内容かは今のご時世にこそ是非読むべき価値があると思う。
40年も前に、既に三島由紀夫は「英霊の謦」を通して現在の日本の有り様に警鐘を鳴らしていたのかもしれない。
この短編の前で「国家の品格」は完全にカスム。

「かけまくもあやにかしこき
すめらみことに伏して奏さく
今、四海必ずしも波穏やかならねど
日の本のやまとの国は
鼓腹撃壌の世をば現じ

・・・・・・中略・・・・・

利害は錯綜し、敵味方も相結び
外国の金銭は人を走らせ
もはや戦いを欲せざるものは卑劣をも愛し

・・・・・中略・・・・・・

いつわりの人間主義をたつきの糧となし
偽善の団欒は世をおおい

・・・・・中略・・・・・・

年老いたる者は卑しき自己肯定と保全をば
道徳の名の下に天下にひろげ

・・・・・中略・・・・・・

清純は商われ、淫蕩は衰え
ただ金よ金よと思いめぐらせば
人の値打ちは金より卑しくなりゆき

・・・・・中略・・・・・・

世に時めく者は自己満足の
いぎたなき鼻孔をふくらませ

・・・・・中略・・・・・・

烈しきもの、雄々しき魂は地を払う
血潮はことごとく汚れて平和に澱み
ほとばしる清き血潮は涸れ果てぬ
天翔けるものは翼を折られ
不朽の栄光をば白蟻どもは嘲笑う
かかる日に
などてすめろぎはひととなりたまいし」

三島由紀夫著 「英霊の謦」より。



オフピステと術選その2
2006/04/12

折角M下君からDVD頂いたのに一部しか見ないのは失礼だから、掛け流しにしておいて時々見るというスタイルで全編完笑観賞したのだが、ナント!2時間以上の超大作だった。

2時間のウチ、それでも敬意を表して時々チェックしたシーンは、その全てがなんら変わり映えのしない金太郎飴滑りに見えた。
一瞬DVDプレーヤー(わざわざ「DVDプレ−ヤー」としたのはこのカルト団体がスキーヤーのことをプレーヤーと呼ぶからだ^^;)がリピートしているのではないかと思った程だ。

斜面設定や種目が沢山あっても、滑り方がみんな同じヂャ実際何やってるのかマヂで分からないのだが、この繰り返される同じ滑りを2時間以上も真剣に見入ることが出来る信者達には、きっとそれぞれがとても違って見えるのだろうな。その忍耐力には頭が下がる。

それでも気づいたところ4点挙げるとしたら

1)ホラカワがノッケから「一般大衆のスキーヤー」とホザイタこと。
参加選手がどんな特殊な方々か知りませんが、差異を言うならせめて「普通のスキーヤー」程度に止めておくべきだろう。そして「普通のスキーヤー」の中にだって、彼らの基準で計ったとしても、遥かに優れたスキーヤーはシコタマ居る位のことは知っておいた方がEと思うよ。

2)不正地小回り種目では、斜面が緩すぎて全くトホホな出し物になっていたこと。
これじゃ一般大衆のスキーヤー(^^)と違い、特殊な能力を持っているらしい選手達だって可哀そうだ。

3)ナチュラルバーンの筈がバッチリ整備されていたこと。

4)いつの間にやら欺術選のサブタイトルが「スキー名人選」となっていたこと。
八方尾根スキースクールのオリジナルテスト「達人検定」のパクリですか・・・コレは(笑)。もしそうだとしても斜面状況がウルトラスーパーイーヂーなので私の思い過ごしカモ(^^)。

八方尾根スキースクールオリジナルテストでは、参加者の誰もが口にこそ出さないが(出してるか^^)、きっと「こんなとこ滑るのヤダな」と思う様な場所ばかり選んで行われるし、評価も 名人<達人 ということになっているので、次回からはヨーく参考にしてくださいネ。



オフピステと欺術選
2006/04/10

この所の白馬岳周辺ではオフピステ滑走のスキーヤー遭難死亡事故が相次いでいて、つい先日の3名に続き昨日も2名が亡くなった。両事故共、少なくとも個人的には入山なんか絶対に考えられない気象条件の時に発生しており、遭難の報道が俄かには信じられなかった。

無知か、スキルに自信があったのか、或いは何らかの思惑があっての入山だったのかは不明だが、自殺行為と言う点ではなんら遜色は無い。
少しでも山を知っていれば、事故当時の山の状況は雪崩を含む雪山のありとあらゆる危険が揃った見本市くらいのことは容易に想像出来た筈だからだ。そしてもしリーダーがいたとしたらその責任はきわめて重い。

本来エキサイティングで豪快で爽快で思いっきり愉快なオフピステ滑走が「自己責任」の大安売りで、命まで大安売りされているとしたらこれは由々しい問題なのだ。死者に鞭打つようで申し訳ないが、死亡者数も異常ならその行動神経も異常としか思えない。

合掌

一方で、興行場所を苗場に移したバッ恥テスト過剰包装版の欺術選も健在みたいで、久々に例のM下君から’06年のDVDが持ち込まれた。
もう欺術選に関してはあまりのアフォさ加減に放置を決め込もうと思っていたのに、これじゃまた何か言いたくなるジャン(^^)。

で、早速見ましたよ。
選手達は言うまでも無く甲乙つけがたい程とてもお上手で感銘いたしましたデス・・・はい。スキーヤーの持っている芸としての部分は勿論、媚びヘツラウ性根の凄さという意味でもね。

シドーインがここまで満遍なく思考停止で果たして良いものかどうかは、個々の資質だからそれはひとまず置いておくとして、一応全てのカテゴリーのベースとなるスキー技術を発信し、普及活動をするということになっている筈の「スキー界を統括し云々・・・・」のたいそうなお題目を掲げた、財団法人S○J今日逝く本部が仕切る最大行事からは、結局何のメッセージも伝わってこなかった。

つか、時間の無駄もサルことながら、あまりのアフォアフォ解説に全編を通して見るに堪えなかったから、実は最初の部分と、途中を省いて最後だけを見たのだが、決勝では残った(勝ち残った^^)選手達に敬意を表してか、何処かの結婚式会場の演出かと間違うほど派手なスモークを撒いたような視界不良の中で行われていた。

そんな悪条件の中でも選手達は臆することなく滑っていたのはサスガだが、それより濃いガスを難無く見通せるイカガワシイナの目の良さには舌を巻いた。まるでマサイ族もマッツアオの視力5以上ヂャネーカ?と思った程だ。

虚しさと、はっきりとした不快感と共に、唯一世界標準の(^^)オーソドックスな技法に固執した宮下マサカ君があからさまに干されたという点で、日本のスキーもいよいよ終焉に向けて最終段階に入ったことを覗わせた(泣)。

言語明瞭意味不明瞭は昨年と同じだが、怪説の中でも特に傑作で新しい表現に、「ボディーターン」と言うのがあった。笑えた。
「ボディーターンがスキーの動きについて行かない」とか「逝く」とか「ボディーターンを生かした新しいタイプの滑り」という様な使い方をするらしい・・・・ヴォケッ。

勿論骨盤や股関節云々のナンセンスギャグ連発をはじめとしてナーんにも変わっちゃいないし新しくも無い。
意味不明な怪説の不快感を更に増長しているフレーズが〆に連発される「・・・と言えよう」だ。
鼻につくなんてもんじゃない。解説のつもりなら自信を持って言い切れ!。

そう言えば(^^;・・・今年はついに「トップコントロール」という言葉が聞かれなかった。
もー「ウヤムヤにしちゃおう」という魂胆がミエミエで、いったいどこまでいたいけなスキーヤー達を騙くらかし、愚弄すれば気が済むのだろう。ひいき選手の寂寥感漂う幟旗持った人々が妙に哀れに思えた。
信仰とはかくも物悲しいものなのか(^^)。

慎重さを欠いたスキーヤーのオフピステ滑走と、アフォなカルト団体の意味不明なコート内滑走・・・・・・スキー離れを加速させると言う意味において、ドッチも突き抜けた加速力で実にスガスガC気分にさせてくれる。
お陰で今年もスキー場関係の業績は10%程度の下落らしい。




多分今年最後のスキー
2006/04/07

3月31日は待ちに待ったお役御免の日、翌日は晴れ晴れとした気分で滑りに行ったのですが、不覚にも近年稀に見る大転倒を喫してしまい、いきなり戦意喪失で帰ってきました。

気持ちは充分「イケル!」と思っていても、脚がついて来ないという典型的なロージン性転倒(^^;なのは言うまでもありませんが、それにしても一瞬どうなったのか自分でも良く分からない程の禿げC転倒に見舞われました。

体が停止すると右足の向こう脛に嫌な痛みがあって、恐る恐る触ってみると不自然な膨らみが2個出来ていたので、もしや骨折カモ?と思った程でしたが、立ち上がることが出来、それによって新たな痛みも感じなかったので取り合えず骨は大丈夫みたいでした。

板が当たった以外に打撲の原因は考えられないので、スノープラウ村上さん肝いりのチューンが施されたエッジ(><;じゃ無かったのが不幸中の幸い。考えただけでもゾッとしました。

気を遣う仕事から解放されてはしゃぎ過ぎたことと、日頃HPには悪口雑言の限りを尽くしているので、そのバチが当たったのは明白。
スキーはとても危険なスポーツだということをつくずく再認識させられた次第。

4月4日は快晴。

深く反省したのも束の間、性懲りも無く腫れの退かない向こう脛をブーツに押し込んで出掛けてしまいました。今度は VTR持って。
怪しくも魅力的な「マジッスカ〜」斜面の様子が*&¢$*★§℃♀・・・・・です?(笑)

一部滑走中を取り出してみました。どんなに爽快で愉快だった想像してみてください。

右手にカメラ お気に入りの場所

カチンカチンに凍っていてチョー滑り易いですから、こういう斜面はトップコントロール欺術が最適でしょう・・・・・ヂョーダン。

上の斜面とは打って変わって東に向いた斜面は表面が適度に緩んで、典型的な春の雪です。

表面が緩んでいても下地がしっかりしていますから、紛雪と一味も二味も違う独特の趣があって大好きです。

黒菱ゲレンデでは八方尾根スキースクールの指導員達が、レッスンにプライベートにスキーを楽しんでいました。

彼は技術検定部のK林君。オリジナルテスト(達人検定)を仕切っています。

こちらの彼は夫婦で八方尾根スキースクールの指導員H君。K林君といい、こういうマットーな滑りを目にすると心底安堵します。

ちなみにこのインストラクタは誰?(^^)・・・ヒント・・・女性。


今年の欺術選
2006/04/06

今年は苗場だったから実際に見ていないし、関係記事やS○J今日逝く本部からのソースだけでコメントするのは不適切だろうから、残念ながら今回については信頼できる情報を入手するまで大人しくしているつもり(^^)。・・・ただ

スクールの関係者に
「宮下マサカの成績が思わしくないのは何らかの理由でS○Jからホサレたってことですか?」
と訊いたら

そうではないようです。
見ていた人の話では確かに昨年までの滑りよりはよくなかったそうです。
征樹だけが外れたならきな臭さプンプンですが、イ○ノお気に入りの藤○っつうのも外れてますので、滑りがよくなかったのは確かなようです。

しかし誰に聞いても技術選からデモ選まで「今年のジャッジは???」だそうです。
たとえば81と87が混在(ジャッジ5人1班の中で)するようなことがよくあったそうです。81だと予選落ちレベルで、87は決勝レベルですから、全く違う評価をしているわけです。
まあイカガワシイナイグザミナー委員会委員長がイ○ノですからこうなるのも当たり前でしょうか!?

つまり、80点台の1点の重みはかなりのもの(バッジテスト経験者は痛いほどお分かりかと^^)だから、イカガワシイナだって例に漏れず、滑りの評価はせいぜい10段階に分ける位しか出来ないことからすると、例え8n点だとしても頭の8はあまり意味を持たず、残りのn点だけで評価していることになるのだ。

本当なら持ち点の100を0〜100まで使い切ればいいのだが、勿論凄く下手でも70点台を下回ることは多分無いだろうし、物凄く上手でも99点を超えることは無いことからすると、そうなれば真ん中の80点台でお茶を濁しているのが一番簡単だし無難だということなのだろう。

早い話が10点満点って考えれば、1点と8点じゃまるっきり違うし、そして評価がバラついているってことは、「モー何が良い滑りなんだかサッパリワケ分からんデス」ってイカガワシイナがゲロしちゃってるってコッテスか。
但し、予選と本選では予選通過者に敬意を表してか(^^)5±α点上方にシフトしているのもセコイと言えばセコイ

S○JのHPに動画があったのでチラッと見たところ、相変わらず整地された斜面で不自然にゴキぶってました。
トップコントロールっつーのはトップで何をコントロールするのか知りませんが、きっとスキーをする上で必要なお作法の一つなのでしょう。
それに比べ、規制されたポールの間をくぐり抜けるトリノの選手達の滑りがとても自然に見えたのは、私の目が老化してきた証拠。

宮下マサカ君の成績が良くなかったのは残念だが、きっと正統派の滑りをしていたのだと信じたい。正統派の滑りは比較的イーヂーな斜面ではその長所が分かり難いからね。ましてやイカガワシイナの節穴目ぢゃなお更だ。サルの大集団に人間が一人混じったよーなものか(笑)

級別テストから欺術選へと続く一連のお稽古事と、その段階毎に発行されるお墨付きをゲットすることは、由緒正しい日本人スキーヤーを目指す人にとっては避けて通れない関門であるのと同時に、精神的支えにもなるのだろう。

勿論その道を目指すからには全員が身に着けるべきお作法だから、サイテーでも指導員の資格位は取得していないと、おおっぴらに「私はスキーやってマス」などとは恥ずかしくて公言出来ないのカモ。

私はと言えば、意味不明なトップコントロールのお作法は勿論、カーブ(carve)ターンなんか絶対にやらない。いまさら言うまでも無く宗教上の理由からだ(笑)。


シャレにならないこと
2006/03/19


雲上の少年少女達をUPした翌日、八方尾根スキー場上部の唐松岳付近で冬山登山のパーティーが遭難したというニュースを聞き、4人の内ガイド1名が死亡したことを知った。
パーティーの内訳は死亡したガイドが53歳、参加者はそれぞれ58、67、69歳だそうだ。

正直・・・・シャレにならないな・・・・・と思った。

ガイドは20年のベテランらしいが、報道された内容だけでは参加者のスキルは知る由も無いし、実際の状況やそこで何があったのかも分からない。

前日は真冬並みの寒気で、降雪は40cm程度になるとの予報も出ていた。
通常山での危険性を左右する主なものは天候だから、それが急変する可能性の高い冬と春の端境期の登山は、特に慎重な行動が求められる。
ベテランと言われているガイドが付いていたとしても、2600m超の冬山を目指すからには、例え高齢者であっても体力にもスキルにも自信があったのだと思うし、勿論天候の悪化は折り込み済みだったのだろう。

遭難のニュースを聞いた時、その年齢の高さもさることながら、むしろガイドの行動に驚いた。

報道によると「天候が悪化し行動不能になってビバークした」らしいのだが、天候が悪化すると大抵視界不良になってルートを誤る確率が高くなるから、ビバークは正しい行動だと思う、しかし解せないのは・・・・

1)悪天候のために行動不能になっているにもかかわらず、冬山20年ものキャリアを持つベテランガイドが「一人で食料や下山ルートを探すなど動き回るうち、体力を消耗したのではないか」となっていること。
もし食料を取りに行けると思わせるだけの視界が得られていれば、全員で行動しただろう。

2)ガイドは目的を果たせないままビバークポイントに帰ってきたこと。
ビバークせざるをえない程の悪天候では、一旦離れたビバークポイントに再び戻って来られる可能性は殆ど皆無だと思う。

3)セオリー通りにしていれば食料無しでも一週間位は餓死しない筈なのに、ガイド一人だけが体力を消耗して死に至るまで動き回ったこと。
これが一番の謎。

快晴の山々の神々しさと冒す危険とを天秤にかけるまでもなく、抗し難い魅力が冬山にはあるのだろう。

合掌








雲上の少年少女達
2006/03/14

先月一緒に遊んで頂いた皆さんは、私より遥かにご年配(失礼^^)にもかかわらず、お世辞抜きで若々しい滑りっぷりだった。
それは健康な精神がなせる業だろうことは疑う余地はないにしても、肉体まで「シャン」としていることにむしろ驚いた位だ。

歳相応の枯れた滑りは、それはそれで味わい深いものがあるとは言え、単に技術的向上心が涸れていないというだけで、これほど人を瑞々しく保たせるものだろうか?、きっと何か他にも理由がある筈だ。


雲海の上に立つ60歳を超えた少年少女達(^^) Photo by Mr, Koeda


年齢を考慮すると若干の躊躇はあったものの、皆さんの腕前は確かだったから、思い切ってお気に入りの場所に案内することにした(Photo by Mr, Koeda)。

八方北端の尾根筋斜面は言うまでも無く未整備(地形も自然のまま)だし、湿気を帯びた新雪は表層が硬くなりかけている部分もあって、粉雪のように快適に滑走すると言う訳にはいかなかった。

しかしスノープラウ村上代表のアドバイス、「ターンの開始はマールイ孤を描くよう丁寧に」を忠実に守っているのか、あるいは既にしっかりと自分のものにしているのかは定かではなかったが、所謂悪雪と呼ぶにふさわしい斜面状況にもかかわらず、皆さんがサクサクと降りて来たのには少なからず驚いた。
特に春先の重い雪質でターンを切り返す際に求められるのは、力より丁寧さの方だから、その意味ではしたたかと言うよりむしろ老獪(^^)さを発揮したと言うべきだろう。

辿り着いた場所は普段あまり人が来ない所で、晴れていれば白馬三山を眼前に眺めながらコーヒーを嗜むに相応しいとっておきの場所なのだが、此処は一部ナイフエッジのようになっていて非常に危険な場所でもある。つまりスキー操作をミスるとあと数メートルでガリー(山稜に向って延びる急峻な縦溝)に落ちることになるからだ。


一般的には・・・・コタツに潜ってゴロゴロしているのが年齢に相応しい寒い冬の過ごし方の一つの方法だろうし、安全性の高さから言ってもその選択は正しいと思えるのに、家族の心配をよそにあえて危険を冒して冬山にやってくる奇人変人達冒険者達を私は少年少女と呼びたい(^^)。(Photo by Mr, Koeda)。

他力や金銭の力だけでは決して得ることの出来ない極上の時間は、旺盛な好奇心と少しの覚悟と少しの勇気とそして確固たる意思によってもたらされることを、幾たびの挫折を通して、彼らは身をもって知っているのだ・・・・・(^^;。





絵葉の中
2006/03/07

昨日と一昨日の雨雪から一転して快晴の今日、新雪を求めて滑りに行った。
行き先は勿論グラード北斜面。
下部は降ったと言っても気温が上がって春のベチャベチャのシャーベットだったから、1800m付近のグラードでもそれなりだろうとあまり期待はしていなかったのだが、重目ではあってもウハウハの新雪が2〜30cm積もっていた。



早速「イッタダッキマ〜ス」とゴチになったのが下の写真。
出掛けたのは11時頃だったから、もう美味しいノートラック斜面は残っていないだろうと期待はしていなかったのだが、ドーヨこの斜面!!。


大きく回るのが勿体無いから、セコく小回りしてしまったけど、本当に気持良かった。
此処はべつにご法度のオフピステなんかじゃ全然無くて、南東を向いたゲレンデの脇なのだが、不思議と皆さんはグシャグシャのメインゲレンデの方を滑っていました。

新雪が浅く重かったことを除き、絵葉書の中に居るんじゃないかと錯覚するほどの絶景に囲まれて滑っていると、自分は今確かにスキーヤーにしか味わえない極上の時間を過ごしているのだと思った。

そう言えば昨年もこの場所で同じ様な気分になったことを思い出しました。
スキーをしない人にも是非この絶景を観せてあげたいのですが、残念ながら簡単にご案内する訳にはいきません。此処に来て頂くにはスキーの道具と、それを操れるようになる為の少しの努力が必要になります(^^)

帰りは白樺ゲレンデにあるロッジアップルハウスに寄ってピザを食べたのですが、スクールの先輩でもあり、かつての名レーサーでもある話好きの米喜さんが作るそれは、質/量共に評判通りのもので、ジジーにはちょっとヘビーだったカモ?でした。

そのまま帰るつもりが、たまたま居合わせたアップルハウスのお客様(初対面)とゴンドラに直行し、リーゼンコースをノンストップで滑り切るという想定外(^^)の行動を取ってしまいました。
暖かい春の陽気もあって汗が噴き出しましたが、食べ過ぎた余分な中性脂肪の一部分でも燃やしてきたかと思うと、絶景といいなんだか妙に愉快な気分になって、スキーが出来る幸せにドップリ浸かったひと時でした。




2006/03/06
演技の完成度からして、本来なら中野選手のオリンピック代表が妥当と思われたフィギュアスケート最終選考会で、ドーいう風の吹き回しか彼女の代わりに安藤選手が選ばれた時は、思わず目も耳も疑った人も多かったのではないだろうか。少なくとも私は疑った(^^)

フィギュアスケートには殆ど興味の無い私でも「誰が上手そうにに見えたか」位は言える。つまり素人でもある程度の判定は出来ると思うのだが、どっちが上手なのか甲乙付け難いほど微妙な時もある訳で、その時こそ専門家(審判)の出番だと思うのだ。
そして通常は素人の見る目と専門家(審判)の目は、得点の多少に差異はあるにしても、優劣の傾向と言う点では一致していることが望ましいし、又そうでなければフィギュアスケートに限らず「採点競技」と言われる種目につきものの、ある種の釈然としない気分が、ずば抜けた身体能力を身に着ける為に、常人には想像し難い努力をしてきたアスリート達への評価を不当に低いものにするのではないかと危惧するのだ。

例えば「審判受けする顔」「知名度」「スポンサーの力」「容姿」等々の要因で評価が左右されるとしたら、つまりは観客側にもその程度のものとして認識されるのだとしたら、競技そのものの質と選手達のアスリートとしての質に齟齬を生じる可能性が高くなるし、これは双方にとっても悲劇なのだ。
どっかのスキー団体の特殊選考会でも同様。

日本のマスメディアは荒川選手の金メダル獲得ではしゃいでいるが、彼女がトリノに向けて出発する際、メダル獲得の可能性に期待を込めて見送り、そして報道したメディアを私は知らない。

節操の無さは彼らの特徴だから驚きはしないが、当時安藤一色だったマスメディアは今度は荒川一色で喧しい。荒川選手だって手のひらを返すようなメディアの態度には辟易しているのでは?と思う。

そう言えば、安○選手はトリノの後、「世の中は私を国の代表として見ていたが、私はそうではなかった」みたいなことを言っていて「もしバンクーバーに出られたら(今度は)国の代表として誇りを持ってやりたい」だって!!。これには彼女がトリノの代表になった時の驚きを遥かに通り越してモー呆れるしか無かった。

しゃべりかたも「〜〜」調でおかしいと思っていたら○ツムもソートーなモンだったんですね、スケートレンメーはもう彼女にしゃべらさないホーがEのでは?
自覚も実力も無い選手をもてはやしたマスメディアに踊らされて、メダルを期待した日本国民のオメデタさは、なんかのハーフパイプだか整然と並んだコブ競技?だかでも同様だったな。

あんたの代わりは浅田選手も中野選手も勿論恩田選手も、他にも沢山居るからバンクーバのことは今から心配しなくてもEです。それともスケート連盟はトリノと同様、バンクーバ代表には既に安○選手を内定してるですか?(^^;。

バブルは、崩壊後の経済状態悪化よりも深刻な、働かずして金銭を手に入れる術があることを国民に教えてくれたし、お金は命よりも尊いものだから、アフォが作った法律なんかクソ食らえでバンバン稼ぐ(騙し取る)のが正しい生き方だということを堀江氏は教えてくれたし、自分が間違っていたと得心(笑)しても、潔く謝罪する必要はゼーンゼン無いことを民主党の永田欺員は子供達にもしっかり教えてくれたし、お金の為なら人の命なんか「ヘ」とも思っちゃいけないということをヒューザーの小島氏は教えてくれたし、障害者なんて邪魔なだけだということを、障害者用パーキングスペースに何の抵抗も無く駐車する脳障害の疑いのある健常者?達とか、どんなに神妙に謝罪したフリをしていても、本心は「マイッタナ〜」程度なんだということを東横インの西田氏は教えてくれたし、ダンゴーだって収賄だって横領だって、とにかく銭の為なら「バレなきゃ何だってやっていいんヨッ」と、ある立派な庁の方々をはじめとしていろんな人達が教えてくれたし・・・・・・・・だから性悪説に立たないとダメなんだと短絡的なセリフを吐くひょーたくれには「マイッタナ〜^^」と思うばかりなんだけど、性善説を見直さざるを得ないカモ?と思わせるこれら人間達の仕業を知るにつけ、はたして自分は彼らより道徳的だったかと胸に手を当てて考えた時、保身の為に右往左往するス○ーレンメーやスケ○トレンメーのカタガキ命達のことを、高速道路をふわわKm/h以上で走る不道徳さを棚に上げて語る資格はないのだ。

ただ確かなことは、生身の人間が雪山を滑降するにあたって、極めて短い間隔に置かれた障害物を機敏に避けて通過したり、あるいは時速240Km以上の速度を得られる道具といったら、可能性は別にして現実的にはスキー以外には考えられないということなのだ。
ナンノコッチャ・・・・(^^;

ちなみに私は相変わらず「性善説」を支持しています。でないと何もかも怪しく恐ろしくて生きていけませんから(笑)



60回リーゼンスラローム大会
2006/03/02

今日は第60回のリーゼンスラローム大会。
なにを血迷ったか友人の健吉君がエントリーした。
かつて旗門数が少なかった時は1分30秒台というスーパーGかDHL並みの高速コースがリーゼンスラローム大会の特徴でもあったのだが、Aコースはバリバリの現役トップクラスのレーサーでさえ1分49秒以上も掛かり、60回目の今年は普通の大回転競技に戻ったみたいだ。

だからと言って易しくなった訳では無く、旗門が増えた分むしろ思いっきりタフなコースレイアウトになったと考えた方がいいから、健吉君がエントリーしたBコースでさえペース配分を考えないと、スタート直後の3〜4旗門でアッと言う間に太腿に乳酸が溜まるだろう、つまり自由が利かなくなる。そして血液中の酸素の殆どが下半身にまわれば当然脳が疎かになるから目の前が真っ白になるカモ・・・と、ドーなるかは推して知るべし。

フリーで流す分にはリーゼンをノンストップで滑ったところで何も問題は起こらないのだから、膝にバクダンも抱えていることだし、何よりこのレースに命を懸けているバカッ速いバケモンみたいなジジー達がうようよエントリーしているから、ここはひとつムキにならずに楽しんで欲しいと思う。

同級生3バカ:左タケちゃん、中私。右のレーサー健吉君を応援に来ました。
Bコースの競技は明日3日。オダイヂに!!

トリノのスキーアルペンレースを見ていて感じたことは、回転は言うに及ばず大回転やスーパーG、滑降でさえ、上位選手の誰もが腰から上の左右への動き(ローテーション)が皆無だったことが印象的だった。それは回転競技のストレートゲートを通過する時や、大回転のスタート直後、難しい急斜面で特徴的に見てとることが出来る。上体は無駄に動くことなく静かで穏やかなのだ。

ミス無く且つ速い選手の誰もが、難しい局面ではオーソドックスで原理原則に基づいた基本に忠実な滑りをしていた。つまりバインシュピール。勿論皆川選手も湯浅選手も。

かつてオーストリーのブンデススポルトハイムでスキーを教わっていた時、教師エディーの口癖は常に「ローテーションするな」だったし、現在でもオーストリースキーチームのコーチは「外向外傾外足荷重」の基本ポジションを繰り返し練習させているらしい。勿論あのヘルマンマイヤーでさえもだ。

僕らのスキー技術が直結しているアルペンレース、それも頂点のオリンピックを見ていると、S○J今日逝く本部の理論が如何に馬鹿げているかが分かるというものだし、云うまでも無く怪しい腰つきでうすら間抜けな骨盤回しなんか誰もしてはいないのだ。

こうして速く滑った者が勝ち(エライ!^^)という問答無用の世界から見ると、思惑の付け入る隙がシコタマあるバッジテストの親玉(欺術選)の取り扱いは余程注意しないと大変なことになる(既に充分なっているか?^^)のだが、ちょっと入れ込んでいるスキーヤーには影響力の大きい大会だから、やり方によっては有効な広報活動になり得ると思うだけに、相変わらずいかがわしい観念論の世界に彷徨している現状がとても残念なのだ。

つまり何の為にそういう理論とか滑り方が必要なのか、それがごく普通のスキーヤーにどんなメリットをもたらすのか、そして彼らをしてWCレーサーになり得る可能性を示すことが出来るという意味においても、スキーの普遍的原理原則は多分一つしか無いということを明確にするべきだろう。

そう遠くない将来、再びスキー経典を改定せざるを得なくなるだろうから、その前に今までの技術論に見られるような、ある個性や状況に応じてアレンジされた技法や、あるいはリカバリー状態を、あたかもそれが新しい時代の新しい技術であるがごとくこじつけてきた手法、つまり単一個性の、それも過渡に一瞬間だけ見られた現象の分析・・・・・などという上等なものでは無く、むしろきわめて個人的主観に基づく感想文が、今日逝く本部スキー経典の理論なるものだったという事実を素直に認めるべきなのだ。

そしてそれが如何に真実とはかけ離れた紛い物であったかを、潔くきっちり謝罪するところからS○J今日逝く本部の再生が始まるのだと思う。
その時は間違っても民主党の永田欺員のように、卑怯な人間に特徴的なぶざまで幼稚で、しかも反吐が出そうな気持ち悪さを伴う釈明で無いことを願うばかりだ。

ともあれ、今回のオリンピックでは、スキーアルペンレースでの日本選手の活躍は云うに及ばず、世界のトップアスリート達が正常なスキー技法とは如何なるものかをはっきりと示してくれた気がする。

そして例えリーゼンスラローム大会のような草レースであっても、その内容はWCクラスと何ら遜色の無いコースレイアウトだから、言い訳の通用しないレーシングシーンに、まさに命懸け(健康面^^)で参戦するジジヴァヴァ達には心から賛辞を贈りたい。

ちなみに踝の状態は快方に向かっていて、無理さえしなければ1日のスキー行きで外れる回数が2〜3回程度に減ってきているので、24日は達人検定に参加出来た。
トライアルは丸山貴雄君(昨年の技術選で2位)だったのだが、当然とは云え悪い条件では、イ○ノのタコや○J誌の内容とはとはかけ離れたマットーな滑りをしていた(^^)。




4日連続のスキー
2006/03/01

先週は4日間連続で滑った。
友人達と出掛けたり、24日は達人検定(八方SSオリジナルテスト)にと、久し振りのスキー三昧だった。
滑りに行くとついムキになって遊んでしまうから、帰ってから待っている通常の仕事は老体には堪える(^^)。
それに自分の仕事が片付くのも大抵12時をまわるから、当然HPを更新する気力も体力も残っていない。だから芯から底からスキーバカの皆さんとのスキーが、如何に楽しいものだったかを忘れないうちに記しておきたいのだが、物凄い睡魔が襲って来てあえなく爆睡、朝起きてみれば「アレッなんだっけ?」状態になっている。

宿屋は先ず何より安全な一夜を提供しなければならないと思っているから、不測の事態に備えて普段アルコール類は口にしない。
例えば火災発生時の避難誘導等を考えただけでも、宿屋のオヤジが酔っ払っていたんじゃ話しにならないからだ。その意味でアルピーヌのバカオヤジがスキーに行ったと聞いた日の夜は、アルコール摂取と同等レベルまで安全性が低下していると思った方が良い、だから先週はかなり危なかった?(^^;。

それにしてもスノープラウの皆さんや、TOKさんを慕う方々とご一緒して感じたのは、そのスキーに取り組む姿勢が邪心とは無縁の「純粋で真摯で爽やで且つ熱い」ということでした。
スキー界を悲観していた私にとって、この人々の存在を知っただけでも元気が出てきたし勇気も貰えた気がしました。本当に感謝しています。

当日の様子はOLSSの教師日記にTOKさんが詳しく書いておられます。楽しいスキーを有難うございました。

又次回ご一緒できる日を楽しみにしています。


皆川賢太郎選手おめでとう&残念!
2006/02/27

トリノ五輪アルペン男子スラローム競技で皆川選手が4位入賞した。

「なんだ4位か」とガッカリしちゃいけない。

0.03秒の遅れで銅メダルを逃したことは、皆川選手を密かに応援していたジジーにとって、確かにお尻の辺りが「ジー〜〜ンッ」とするほど悔しかった。
しかし、個人的感想とは言え、おおいなる偏見にお叱りを覚悟で書くとするなら、この4位はモ○グ○やボ○ドの金メダル50個以上に匹敵する価値があると思っている。

以前も書いたことがあり、そして前回でも前々回・・・・・のオリンピックでも感じたことだが、メダルならなんでも有難がる節操の無いマスメディアは今大会でも同様、唯一のメダル、それも金を獲得したフィギュアスケート荒川選手の偉業にすがるだけのオリンピック関連番組しか作れないんだろうな。

しかしそんなマスメディアも、日本のメダルが1個に終わった今こそスポーツジャーナリズムのなんたるかを問われていると知るべきだろうし、願わくば成熟していると信じるに足る価値観の証として、スキーアルペンレーススラローム種目での4位が如何に凄いことなのかを取り上げて欲しいものだ、そして7位に湯浅直樹選手(2本目ナント3位!!)が入り、日本人が二人も入賞するのは恐らくアルペン史上初の快挙だということも。


笑問
2006/02/20

19日付けの毒者の部屋では「爆笑問題」について触れましたが、スキーをしない方や信者の方には、なぜそれが爆笑なのか理解出来ないと思いますので、分かり易い?^^;問題を作ってみました。


太郎さんと花子さんがスキーに行きました。花子さんは初心者なので1分間に32mしか進みません。太郎さんも始めたばかりなので花子さんと同じ位ですが、先週の日曜日、日の丸の旗で有名な、おそれおーくもS○J公認のスキースクールに入り、この日のためにこっそり練習していたので、1分間でナント!40mも滑られるようになっていました。

初心者なのにムボーにも1日券を買ってしまった二人は、モトを取ろうと必死で滑りましたから上達も早く、一度リフトに乗る度に、花子さんは0.4m/分、太郎さんは0.6m/分ずつ、時間当たり滑られる距離を伸ばして行きました。
リフトの長さは540m、搬器の速さは秒速1.4m、コース全長が670m、リフト営業は8時間、休憩は1時間です。但しリフト待ちは無いものとします。

以上のことを踏まえて、次の問いに「?」マークには記述で、その他は○か×で答えなさい。

=問題=

1)清水の次郎長は何年生まれ?

2)キースジャレットのケルンコンサートは名演中の名演である

3)女子フィギュアスケートのオリンピック代表に、NHK杯で優勝、ファイナルで3位と非の打ち所がない完璧な演技をした中野友加里選手が選考に漏れ、素人目にも見るべき演技の出来なかった安藤選手が代表になったのは、安藤選手をサポートするトヨタがスケート憐メーのスポンサーだからである

4)スケート憐メーやJOCは浅田真央選手のオリンピック参加の可能性について、IOCその他関連する団体に対して実は何らの公式アクションも起こしていなかった

5)浅田真央選手が代表になるとマズイことがある  4)が○と答えた人のみこの問いに答えなさい

6)八方尾根スキースクールの校長は何年生まれ?

7)八方尾根スキースクールにはFISのTDが2名居る

8)ケニードリュートリオのラストロマンチックは泣ける

9)トリノオリンピックの女子フィギュアスケートで、安藤選手は彼女の唯一の代表理由であった4回転ジャンプをしない

10)S○Jのしかるべきポジションの人物から、八方尾根スキースクールオリジナルテスト(達人検定)に対してついにチャチャが入った

11)女子フィギュアスケートのファイナルで、「中野選手は知名度が低い」と何度も解説者が言っていたのは、実力だけじゃない「何か」があるという意味である

12)中野選手が今季一番の成績を挙げていて、しかも安藤選手には3回も勝っているのにオリンピック代表から漏れたのは、スケート憐盟に怪しい力が働いているからである

13)あまり興味の無かった女子フィギュアスケートのオリンピック選考に関して、このHPの家主がこだわるのは、いよいよヴォケが始まったからだ

14)中野友加里選手の心境を記しなさい

15)家主愛用のSG205cmは、リーゼン朝一のウスバ上部のクニックで自動的に飛ぶが、飛距離はどの位か次の3っつの中から選びなさい (5m、10m、15m)

16)以上15の設問から推測するに太郎さんは花子さんが好きだ(・・;

おしまい(^^)



30年の深雪
2006/02/18
30年振りの深雪をオールドファッションドラブベーレンで滑っている状況を撮れなかったから、実際「こんな感じでこなしています」という具体例を見せびらかしてこのHPをご覧になっている変質者毒者を羨ましがらせることが出来なくて非常に残念(^^)。

当日はMCでも頻繁にお付き合いさせて頂いているH氏をはじめ、F氏、Y氏、M氏ら6名?と一緒だったから、お願いすれば撮ってもらえたのだが、美味しそうな斜面を前にしてそんな悠長なことをしている精神的余裕は全く無く、ただひたすら貪る様に無疵の深雪を楽しんでしまった。

もう一度登ろうにも黒菱の急斜面に架かるリフトは止まっているし、そのままスカイラインに下りようにもスカイラインリフトも止まっているし、下りたところで北尾根の緩斜面を延々とラッセルする気にならないしで、結局写真は諦めて変質者達好き者に荒らされた兎平を下った。でも大満足には違いない。

で、30年も昔の写真(下)を引っ張り出す暴挙に出たのは、ベーレン(波)の技法とは如何なるものかをイメージして頂きたいと思ったからで、これは黒菱急斜面の深雪シーンです。
恥ずかしながらUPしました(汗)。

黒菱ゲレンデ向かって右の急斜面。ここは例の達人検定では定番の場所。この年もリフトが埋まる位の大雪が降り、左上では埋まった搬器を掘り出しています。

写真は思いっ切り蹴り出した後に抱え込むようにして向きを変えながら板を引き上げているところ。
この後再び雪の中に捻りこむようにして蹴り出します。
脚の曲げ伸ばしのタイミングをずらす(位相を90°位?シフトする)だけのことで、深雪をそれまでより比較的楽に滑られることを知って、当時はおおいに感心したものです。

抱え込みながら板を引き上げるのは、次のターンのきっかけを雪面付近の浅い場所で行う為で、見ての通りその方が抵抗が少なく楽チンに回せるからです。
一連の動作を効率良く連携して行う為には当然バインシュピール(体のネジリ戻し)も欠かせません。



アルピーヌの男子トイレ
2006/02/17
アルピーヌ新築以来使ってきた小便器を交換することにしました。なんだか臭そうな話で恐縮ですが、よろしかったらお付き合いを(^^;

古くなったからとか壊れたからと言う理由では無く、新築以来抱えていた問題が幾つかあって交換に踏み切った。

写真左がTOTO製の24年物、右がIfo製の新調品。
  

=問題=
その1)臭気。
どんなに徹底的に掃除、調査(^^)しても悪臭の出所が解らず、最後の最後に小便器の排水接合部の不具合を疑ったこと。

その2)左にオフセットしている小便器。
写真でも分かるように左にオフセットして取り付けられている。これはかつて2つあった小便器の片方を撤去し、空いたスペースを狭かった大便器の方に割り振った時のパーテーションの関係で、結果的にエキセントリックで不安定な雰囲気が醸し出されてしまい、精神衛生上好ましくなかったこと。

その3)小便の飛沫が便器を外れて周囲に悲惨飛散し易いこと。
使用する人の心掛けもあるのだが、受け部分が低く又狭いことにも原因がある。そして床に落ちた飛沫を避ける心理が次の使用者を便器から遠ざけ、周囲は益々悲惨な状況になっていく(^^)。

以上の理由から小便器交換に踏み切った。設備業者は白馬村内で最も信頼出来る大森設備

1)についてはTOTO製を撤去した段階で予想大当たり。新築時に設備業者の良識を疑う手抜き以前のお粗末な取り付け(置いただけと言ったほうがいいカモ)が原因だった。

TOTOは臭気止めトラップが便器内部にあるため、床の排水パイプに臭気止めのフランジを設けて、それに便器をセットするらしい(大森社長談)のだが、取り外した便器には何故かそのフランジがくっ付いており、その状態で排水パイプの上に乗せただけというお粗末な仕業。勿論隙間スカスカだっただろうことは容易に想像出来た。この様子はビジュアル的に明らかに臭そうなので写真は載せません(笑)。

2)はフラッシュバルブも排水もそのまま使うことが前提なので、便器の位置は必然的に右にオフセットして取り付けなければならず、図らずも丁度良い位置に収まった。

3)Ifoにしたのは北海道ツーリングの折、立ち寄った津別町付近の公衆トイレに設置されていた小便器がヤケにオシャレで、周囲の状況からして随分贅沢な器具を使うものだとひどく感心したことを覚えていたからだが、なんと言っても飛沫が便器外に飛散し難いと言う点において、イチモツと便器の位置関係が抜群だと思ったからだ(笑)。
勿論、それがIfo製だったのかどうかは定かで無いが、雰囲気からして舶来製(^^)らしいことだけは分かった。

Ifoはoの上に¨が付いて「イフォー」と読むスエーデン製の便器でINAXが輸入しており、またTOTOも同形状同システムでフランス製のALLIAを扱っている。
実際のところ殆ど形状が同じなのでどちらでも良かったのだが、ALLIAは床排水不可だったのでIfoにしたと言う訳。

大森社長曰く、便器は機能性の面で日本製が特に優れていると言っていたが、例えば洗浄機能一つとってみても実際その通りだと思う。
それをあえてスエーデン製にしたのはシンプルながら抜群のデザインセンスと、飛沫が周囲に飛散し難いだろうという2点に惹かれたから。

薄手で繊細な作りにもかかわらず、何故かほのぼのと暖かみのある雰囲気を醸し出すIfoは、細長い卵の殻を斜めにカットしたような形状をしている。

水は便器上部に付いたスプレッターと呼ばれる金属製パーツのスリットから扇状に噴出するだけなので、手前側は洗浄出来ないが、これまで同様頻繁に掃除すればいいだけの話。

大抵の日本製便器は(取り外した物も)縁が折り返されていてその内側に吐水口が多数設けられているので、上手く放尿出来た場合は綺麗に流せる・・・・・段々ナマナマC雰囲気になってきたゾ・・・・・・・・・のだが、大抵はその内の何滴か^^は縁に付着してしまうから、結局のところ掃除の手間は同じだし、むしろ隠れた箇所が無いぶん常に清潔に保てる。

で・・・・早速使ってみた印象は放出された尿が飛散しない絶妙な形状と高さ(これ以上高いと子供が使えない)で、洗浄水の流れ具合も芸術的だから、フラッシュバルブのボタンを何度も押したくなったのには参った(笑)。

この便器を巷であまり目にしないのは価格もさることながら、複数個並べる場合には別にパーテーションが必要になるからだろう。隣がマル見えになるデザインだから、いくらなんでもこのまま並べる訳にはいかないと思う。

小便器なんか何でも同じだろうと思っていたが、その使用感には大きな違いがあることを改めて知ったし、表現し難い快適さがオシッコに行くのを楽しみにさせてくれる。


オソ沫でした(^^)




30年振りの深雪
2006/02/15

9日に黒菱の深雪斜面カマしてきました\(^^)/
強風でアルペンクワッドが止まっていてリーゼンでお茶を濁していたら、クワッドが動き始めたので黒菱チョッコー。

風で適度に締まった斜面を黒菱レストに向けてファーストトラックを刻む気分はモーーー・・・・・・(^^)
「モシモ〜シ・・・ホントにゴチになっちゃってイインスカ〜」状態で、もう顔なんかニヤケてよだれも出ちゃってたかもしれない。
滑りながら思わず「イヤッホ〜〜イッ」なんて年甲斐も無く雄叫びあげる始末。こんな爽快な気分で無疵/長距離/正真正銘の深雪を滑ったのは多分30年振り。

積雪量が多く、斜度が大分緩くなっていたので、油断すると止まりそうになる程深い雪を進むのは大変だったが、それだけに雪との駆け引きみたいなものがあって愉快だったし、自分的(バカ^^)には100ターン位カマしたかと思うほどで、今までのいろんな意味のうっぷんが一気に晴れた気がした。

遠い昔何度となく経験した極上の浮遊感は、その頃耳にしたフレーズ「そこに雪がある様で無い様な・・・・・・」を想い出したし、至福の時間はいつも深雪の中にあったこともまた思い出させてくれた。
自分にとって再び理想の深雪と呼べる状況に遭遇出来たことも、そしてまだそんな状況を楽しいと思えるだけの余力のあったことも嬉しかった。

顔面を直撃し、終始体にまとわり付く量感タップリの粉雪は、時折視界を100パーセント遮る厄介者と言えなくもないが、スキーをする上での幸福感とは何かの、一つの形を具体的に提示してくれるという意味において、確かに大きな役割を果たしているのだと確信した。

使った道具は205cm
使った技法は勿論ベーレンテヒニーク*(^^)

*その昔いわゆる「抱え込み蹴り出し」と呼ばれていた技法


2006/02/08

某国皇太子殿下の弟の不気味な笑顔が妙に疲れるお妃様が誤懐妊されたらしい。
報道を見る限り某国国民は皆オメデタイ様子。たしかにその通りだろう。

しかし区内町も弟君もお世継ぎのためには「そこまでやるかい?」と勘ぐるのは勿論私が屈折している証拠。

お立場は別にして、人間皇太子さまご夫妻の胸中は如何ばかりか考えると、察するに余りあって涙が出そうになる。
取りあえずの印象としてはメデタイには違いないだろうが、報道や関係各者がはしゃぎ過ぎると傷つく人が居る位のことは大人だったら理解していて欲しいモンです。
議員の中には「出来れば男子が・・・」なんて、人間としての品格が欠如したコメントしかできないアフォも居るからね。


キーの数え方について
2006/02/04

政治評論家の三宅翁は時々「ポンスケ」だか「ポンツク」という言葉を使う。
ニュアンスからして多分不適切な表現に属するのだろうが、幸い意味不明なだけに大事に至らないで済んでいるみたいだ(^^)。しかし今日ようやくその言葉の意味が理解出来たような気がする。

仕事柄某協会には良く行く。
其処には某協会の性格上数種類のスキー雑誌が置いてあってその中の一つ、○J誌3月号に「1本のスキーで極める」と言う見出しが目にとまった。

「ハハ〜ん、今度は片方の板だけで滑る練習のバリエーションかなんかデッチ上げたな」と思ったら、そうではなかった。
普通に滑っている写真が載っているだけだったので不審に思ったら、どうもこれからは1台の板で大小様々なターンが出来るようにしようと言うことらしい。
これを書いている女性はカノ有名な(笑)デモだった。彼女はシドーインだったと思ったけどそんな当たり前のことに今頃気が付いたですか(^^;。

「1本」で滑る・・・・それを言うなら「1台」だろうが、ヴォケッ。

あまりのアフォさ加減にまともに読む気がおきなかったから内容は定かでは無い(無責任ですね〜^^)が、○J誌のフォーマットはここでも健在で、例によってご丁寧に「短い板で大きいターンをするには?」とか、「長い板で小さいターンをするには?」とか、とにかくあなた方は読者に対して「私は誠実なジャーナリスト、私は誠実な指導員」だと胸を張って言い切ることが出来ますか?と、疑いたくなるような内容だった。

自分はと言えば、スキーの基本動作(操作)構え意識は、このページでも既に耳にタコが出来るくらい「捻り外向外傾外足荷重」だとワメき続けているように、命を懸けて断言できる・・・・大袈裟か(^^;。

アプローチの仕方が異なっても、あるいは高名なレーサーが「基本なんてカンケーネ〜」と言ってみても、好むと好まざるとにかかわらず、あるいは意識するしないにかかわらず、スキーヤーであれば押さえなければならない基本の客観的事実から逃れることは出来ないのだ。

その先からは言うまでも無く個々の資質の領域だろう。誰もがWCレースの覇者になれる訳では無いからね。そう理解出来た時に、ここ数年のS○J今日逝く本部やメディアの行為が、如何に詐欺的であり続けているかが見えてくるのだ。

1台のスキーで滑るという極普通の行為を、さも目新しいことのように○○なスキーヤーに書かせ編集することによって、それを目にするコア(笑)な読者達に一体何のメッセージを発信しようと言うのだろう禍。

多分来年からは「1台で全てOK」と言う(当たり前過ぎてアフォらしいけどね)、少し長めの詐欺団体推奨板が売れるのだろうな。

で、チェアスキーヤー等を除けば、スキーは2本で1台と理解するのが普通だと思うのだが、この女性デモに限っては一台(イチダイ)のスキーのことを一本(イッポン)と呼ぶらしい、そして変臭者も。だから

ポンスケ  (^ー^;

三宅翁はスキーヤーだったかい。



スキー教
2006/01/31

1/28にホームページの読者から電話があった。

八方尾根スキースクールの兎平常設コース上級クラスに入校したのだが、2軸だの内足シュドーだの、とにかく最近一部団体ででっち上げられた変体理論をかまされ、インチキ楽太からは「八方尾根スキースクールのテクニカルだかクラウンだかの検定は、そうすることで点数が出る←(笑止)」というありがたいご説明があったらしい。

上級クラスを受講するくらいだから、当然それなりの足前なのは言うまでも無いが、だからと言って何も検定目当てとは限らないし、本人はそんなことにはとんと興味が無く、今回の目的はより困難と思われる斜面状況に対して如何に取り組めば良いかを教示して欲しかったらしいのだ。
そのことをインチキ楽太に訴えれば良かったとは思うのだが、常設クラスという性格上他の受講者の思惑(^^)もあるだろうということで我慢したらしい。

八方尾根スキースクールのインストラクタがマサカそんな指導をするとは夢にも思っていなかったから、俄かには信じられない話の内容に耳を疑ったし、失礼とは思いつつ真偽について何度も念押ししてしまった。

それはチャールストン(内スキーの外エッジだけで滑る)の様な練習バリエーションか、あるいはジョーダンのつもり程度だったのだろうと思ったからだが、実に本気で「内足に加重して外足をまわし込む・・・ん〜・・←ヴォケッ」・・・・等々の意味不明な変体行為を終日やらされたらしいのだ。

その方とは勿論面識もあるし、スキーに取り組む真摯な姿勢や誠実な人柄は見習うべきと思っている位だから、話は本当なのだろう。
当日氏は八方尾根スキースクールに入校する為に往復500Kmを日帰りしたのだが、その精神的ダメージは測り知れないとしても、交通費/リフト代/講習料だけをとっても、コストパフォーマンス最悪の一日だったに違いない。

相当腹に据えかねたらしく、怒りに震えそうな口調で2度も電話を頂いてしまった。貴重な休日を思わぬ変体行為に費やされたから、スクールとインチキ楽太の名前は、氏にとって当分の間忘れられぬものになるだろう。

八方尾根スキースクールのインストラクタに限っては、スキー技術の何たるかは先刻承知の筈だと思っていたし、例えSAJの公認校であろうと、八方尾根スキースクールの分別ある伝統と名誉にかけて、オカルトジジーの変体理論なんかハナッから相手にする筈がないだろうと思っていた。
ましてやそんなクソの役にもたたない変体行為を大切な受講生に強要させることなどあり得ないと信じて疑わなかったから、聞き捨てならないコンプレインには、そこに籍を置くものとして恥ずかしくて穴があったら入りたい位のものだった。

「ブルータス おまえモカ?」ってコーヒー豆何にするかって話じゃないって・・・この意味はかなりヘビイだぜ。

早速事の次第をスクールに伝え、そして校長には厳重に抗議した。
指導部長なり校長なりは早々に事の真相を確かめるべきだろうし、それより深刻な問題は、インチキ楽太のスキー技術に対する価値観が、○○検定で良い点を「得る」とか「出る」とかのレベルに留まっていることだ。習得した技術を何の為に使うのかの選択肢の狭さには呆れて言葉も無い。こんなんじゃ早晩行き詰るのは目に見えている。


新規参入スキーヤーの減少は、もしやその価値観(何点)と無縁では無いのカモ?と思われる現象を中学校のスキー教室に行った時にも感じたのだった。
娘が3年生ということで父親に指導の要請があったという訳。

小学校のスキー教室の時はジュニアチームのメンバーを除くと、誤解を恐れずに書けば地元の子供なのにその技術レベルの低さ・・・と言うよりシロートっぽさ(^^)に愕然とさせられたものだが、それがそのまま中学生にスライドしていた。
そして彼らが醸し出す「シロートっぽさ」がどこから来るのか随分の間不可解だったのだが、今回受け持った生徒達の話を聴いて納得できた気がした。

大雑把にまとめると「スキーは幼い頃は楽しかったから遊びに行った(だからそこそこは滑られる)が、もうスキーはしたくない」というもので、勿論理由は「何となく」からはじまり、ここには書けないような内容のものまであって、つまり一応は滑られるけど楽しいとは思えないから、余程のこと(スキー教室とか)がないと積極的にスキーには行かないということだった。

これには大いにショックを受けたし、実際「今度はあの斜面を滑ろう」とか、「あのリフトに乗ろう」とか言う度に、彼らは口癖のように「ヤダヤダ」を連発していた。
だからと言っていちいち文句は言うけど滑られない訳じゃ無いから、スキーイングそのものはけっこう楽しんでいたみたいだったが、スキーに対して無気力と言うか、楽しさを見出せないと言うか、兎に角そこそこ滑られるようにはなっているのに、習得した技術を何に使うのか、そしてそれを使って如何に楽しい時間を過ごすのか、その目標を見つけられないような感じだった。

まるで今の教育みたいだなと思った。とり合えず「偏差値の高いやつがエライ」程度のことで、その先にあるだろう個性的な選択肢はドー難?。S○Jのゴタク止まりに妙に似ている気がした。

S坂スキー場は後ろ向きに滑っていても退屈するほどだけど、眼下に青木湖が望める景色は八方には無いものだ。
しかし、いかんせん斜度が無さ過ぎるから、205cmを持って行ったのは不幸中の幸い(^^;だった。
ゲレンデの手入れも良く、初心者や初級者にはうってつけのスキー場だろう。

講習が終わってから閉校式までの間に、一緒だった八方尾根スキースクールのインストラクタから、このページの更新が無いという旨の指摘を受けた。
言うまでも無く無理して書いている訳では無いから、ネタが無ければ書かないし、それより何より12月の豪雪ダメージが未だに尾をひいていることと、愛用のPCが結局解決不能のダサイ問題を抱えていたことが分かって、気に入っていただけに何かあまり使う気になれなくなっていたからだ。
実際このLJ500/6の後継機LJ700/7は1.8インチHDDに見切りをつけ、2.5インチに戻している。

彼女(インストラクタ)がHPを見ているとは知らなかったから、当然「変体理論は変態だ〜」ってな話になって、元SAJだかナショナルだかのデモだった彼女も「オカシイ」と賛同してくれた。
サスガ八方のベテラン教師だけに、「分かってらっしゃる」と思ったのも束の間、彼女が指導する某取れんの欺術選参加選手達に、変体オカルト理論とは別の彼女なりの指導をしたところ、
「点数が出た」

と仰っておりました・・・・ガクッ。

やっぱスキーってそんなテードッス蚊?・・・・・シクシク。

新しいページが初っ端から
柄の無い肥柄杓・・・・意味は次回(^^)
状態のトホホな話題から始まったのは斜滑考の性格上仕方ないにしても、最近取り沙汰されている拝金主義に似ていると思った。
S○J今日逝く本部は、既に長い間空ろな拝点主義、あるいは拝カタガキ主義に陥っており、それら以外のスキーが持つ多様な価値を示せなかったと言う意味において、ゆっくりと、しかし確実にスキーヤーを減らしてきた原因のかなりの部分を占めているのだろうと想像していた。
そしてそれは地元中学生のスキーに接する態度や話から確信に変わったのだ。

Annexに戻る