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斜滑考]V
斜滑考]W
斜滑考]U

斜滑考]Vへ 2005/08/15
S○J HPより
「日本のスキーを語る 連載18」
人間性疑われるの覚悟で揚げ足取り連発m(。。)m 2005/07/29
○G誌8月号付録DVD M氏からたたみかけるように送られたDVDは如何に(^^) 2005/07/23
○G誌7月号と2月号の付録DVD 先ず謝罪、それがな無いとこの先も嘘の上塗り続行しかないだろう 2005/06/27
リスペクトの欠如その2 日本人て忘れっぽいのかヴォケているのか(^^) 2005/06/01
リスペクトの欠如 実はこれが最大の病だったりして 2005/05/17
’05シーズンのラストラン 遅ればせながら’05シーズンのラストランを噛み締めてきました。 2005/05/15
○Gの’05欺術選DVDその3 続くね〜(^^)ってニヤニヤしてる場合じゃないヨーな・・・・ 2005/05/11
○Gの’05欺術選DVDその2 こういうネタって大抵続いたりして 2005/05/07
○Gの’05欺術選DVD 今度は骨盤カイ(泣) 2005/05/02
毒者襲来 心身共に毒気を吐き出したら明るい未来が見えてきたってか(爆笑) 2005/05/01
欺術選考3 技術解説の怪・・・重心 2005/04/26
スキーとハム 簡単過ぎることへの疑問 2005/04/22
欺術選考2 幻のナチュラルバーン 2005/03/28
欺術選考 検証してみますか 2005/03/25
実にくだらないジマン話2コ ヤニと虫歯の関係? 2005/03/24

ここで扱うロージンの定義(^^)

100歳になる三浦敬三さんのことをロージンだとは思わない。20歳代でもロージンは居る・・・・いやもっと若くてもか?。
どんな年齢であっても全ての利害が付け入る隙が無い程純粋にそのスポーツが愉しいと感じている内は青年だろう。

ところが大抵は僅かな期間で利害や優越意識が付け入る隙が出来てしまう。


S○J HPより本のスキーを語る 連載18」
2005/07/30

「いやーまだ新しいマテリアルを自分のものにしていない様ですね」 私の印象のひとつは、新しいスキーに慣れていない選手が多いということであった。

この一文だけで、ヒョウタクレが自分で何を言っているのか理解すら出来ないちょうちん記事屋だってことを、賢明なスキーヤーだったら敏感に感じ取っているに違いない。

日本のスキー技術の頂点(・・・・^^;マジッスカ?)を競う選手達をつかまえて、新しいマテリアル(笑)が出現して10年は経とうかというのに「まだ新しいマテリアルを自分のものにしていない」とか「新しいスキーに慣れていない」とか、まるでスキー初心者に対しての感想かと錯覚しそうなコメントにはホトホトヨレヨレしちゃうな(^^)

本当はこんなセコイ手は使いたく無いのだが、この際徹底した志○氏の揚げ足取りを敢行しちゃうもんね。

新しいスキー技法、新しいマテリアル、それに誰がどう対応しているか、それが争われる第42回技○選手権であったはず。
そーだったんですか?ホラカワ氏のコメントとは大分違うことは分かりますが、どちら様にしても具体的にドーいう滑りが優れているのかイマ百わからないのでそこんとこヨロシク。

10日、大会2日目、シードされた選手たちが出場してきた。同じウスバの斜面に全く新しいスキーが見えた。
私も見てましたが、どこがマッタク新しいのかサッパリ分かりませんでした。それが分かるなんて流石ヒョータクレの面目躍如ですね。どこがドーいう風にマッタク新しいのか、ワンサイクルに限ってで良いですから是非事細かに説明してほしいもんです。

ところが!シードされた宮○選手を捉まえて 「宮○の滑りは、私の期待からはかなり離れたものとなった。」ってどういうことよ。
あんたの期待からはかなり離れたものだったらしいけど、彼の滑りは 「スキーとはこういう風に滑って遊ぶもんですよ」と言っているような、衒いの無いオーソドックスな技法は指導員の鏡だと思うんですけどね、私もしっかり見てましたが(^^)

どうしたのか、何かにおびえているのか、滑りが小さく見えた。勝たなければの思いは、宮○の身体を縮こませていたのだろう。
彼はもともと背が低いから、他の人に比べて縮んで見えたんじゃナイッスカ〜(^^;・・・・・・・「マサカ君ゴメン」他意はありません。

274点と低い評価が出た。「何か、宮○らしい滑りではないね、何かにおびえている様に見えるよ」
他のムメー参加選手達は、ヒョータクレやホラカワが特定選手を評価する際に、「○○らしい滑り」という表現を用いた時点で、自分達は既に正当な評価対象から外れていると自覚するべきだと思うな・・・つまり「ターンテクニックや骨盤の動きや重心のスムーズな移動云々」とかなんとか、もっともらしいゴタクをほざいていても、実態は「らしさ」だったってか?モシイモシイ(^^)。
「らしさ」を分かって貰うためには相当のせさみぐらいんどが必要だな。

私の感想に、隣に居たホラカワホラヒコは「ちょっと靴に問題がある様ですよ」とボソット言った。
オイオイジョーダンだろ?ジョーダンだって言ってくれなきゃそれこそまぢで「骨盤の動きや重心のスムーズな移動」の立場が無くなるってもんだ。
そもそもこの選手権を仕切っている張本人ともあろうお方が、選手の好不調が道具に起因するなんて趣旨のことを軽々しく口走っちゃいけないのだ。

靴に問題があると感じたのは滑りを見ていてなのか、あるいは直接本人から聞いたのかは知らないが、前者だったらスゴイね(^^;・・・・・・って感心してる場合じゃないのだ。
そんなことを言い出したらキリが無い。ンジャー他の参加選手一人一人の道具に問題はないのか?板はどうなんだ?ってことになるからね。
「ボソット言った」一言で、技術とは別の判断基準で採点されていたってことがバレバレぢゃん。

この際ブーツやストックは仕方ないとしても、板に関しては同一機種の同サイズ同ディメンションを使うしか無いだろうな。性能云々は関係なく選手達は貸与された道具を使って技だけ見せるのだ。体操競技みたいにね。
イコールコンディションを確保する為にワンメイクレースはモータースポーツの世界ではよくあることだから、技を競うのであれば何ら問題は無いし観客も楽しめると思う。

老婆心ながら、こういう言動は熱心な信者達を靴屋に殺到させてウハウハパニックになるカモ(^^)。

「宮○らしい滑りではなく、何かにおびえて滑りが小さく見えた
のは「ちょっと靴に問題がある」からですか?それでも274点(笑)も出しちゃうんだから、マサカ君とイカガワシーナーの阿吽(アウン)の呼吸に他のムメー選手達は呼吸が止まりそうなのでは(^^)。

用具が信頼できなければ思い切った滑りはできない。極めて単純な指摘であった。
ヴァカも休み休み語ってもらいたいとはこのことダスイスト。
宮○マサカ選手が優勝を狙っているとしたら、その肝心な大会に信頼できない用具を使うなんて
マサカ(^^)と思うのは私だけではないだろう。彼ほどのチョメー選手だったらドーグは選り取りみどりズラ?。

こんな臭いドラマ仕立てのコラムはすでにジャーナリズムと呼ぶには程遠いから、晩年シナリオライターとしての活路を開くための新たな挑戦ですか?コレは。
ホラカワのコメントにも笑えるが、志○はプロジェクトえっくすの観過ぎじゃ無いで笑か?。

20年前の4人の審判員との話し合いを読み返して、現在の技術選の問題点が見えて来た。と感じているのである。
20年経ってもまだ問題点が見えてきた程度ですか?改善されるにはあと40年ですか?

その間にスキーが人々の記憶から無くなったんじゃまずいですから、すぐにでも出来る具体的な提案をしときます(^^)。

1)使う板はメーカーは当然として、型式、サイズ、ラディウス、その他全て同一の機種を運営側が適宜台数用意して選手たちが使い回しをする。
全種目同一メーカーでも良いのだが、オフィシャルサプライヤーに不公平が生じないよう種目毎にメーカーを割り振るなりの配慮は仕方ないだろう。
その場合タイプをはじめ、サイズ、ラディウス、その他出来る限り同一に近い板を用意する・・・・どっかのドーロコーダンみたいだって?(^^)
それじゃー進歩が無いとの心配は無用。メーカーと選手が一体となって国家レベルでしのぎを削るレースは他にあるからね。

2)大回り等の種目ではかつてのデ○選のようにターン数を指定する(例えば左右で6回とか)。
そうすることで採点基準を「弧の大きさが揃い、その形が丸に近く、シュプールの幅が狭いいほど高得点」ってなことにしておくと、我々シロートにもわかり易いです。骨盤じゃヤッパわからんデスから。

3)使う斜面は一般のスキーヤーが直前まで滑っていたままの状態で行う。整備の類はセパレートネットを張る以外一切行わない。荒れたコンディションを安定してこなせる人を「下手クソ」とは誰も思わないだろう。

4)贔屓選手のノボリ旗は目障りだし寂寥感が漂うので禁止にする。

5)アカデミックな教程(笑)や専門誌の技術解説から受けるハイブローな印象との整合性を確保するためにも、軽薄なDJは使わない。

6)無意味に大きなジャッジ台は造らず、観客と同一レベルの視点で採点する。俯瞰しないと優劣が分からずジャッジ出来ないなんて訳の分からないことを言うイカガワシーナーは使わない。

・・・・と、まだ他にもあるとは思うけど取り合えずこんなもんで如何でしょう。
メーカーの負担も減り、運営コストも劇的に削減され、競技会としても多少はマシになると思います。所詮バッジテストのお祭りバージョンなんだから難しいことは言いっこ無しってことでヨロシク。

でも【日本のスキーを語る 連載18 志○痔漏(Zintan)】はスキー界が疲弊した原因のいくらかを教えてくれた点で評価したい。
つまり、本人も含めロージンがいつまでも幅を利かせている序列第一主義みたいなスポーツに、若者はチャンチャラおかしくて参加する気が起きないのカモ。愉快なんだけどね・・・・残念(^^)


○G誌8月号付録DVD
2005/07/23

DVDを見た。予想通りの展開はいよいよ○ラカワ改めホラカワがテキトーかと思わせる。
確固たる信念も、そして当面ではあってもその技法がそもそも何を成し遂げる為に必要なのかの結論も持たないから、もう支離滅裂というか荒唐無稽というか・・・・うまく喋れなくて可哀想なくらいなのだ。

ホラカワはいみじくも・・・というか言うに事欠いて、テールは外側に動きトップは内側にドーノコーノが理想みたいなこと語っていたが、それって昔ながらのスキーの基本原理だし、もっと言えば単なるヒネリじゃん・・・・・オイオイ^^。

今までの騒ぎは一体何だったのサ。グダグダと取り留めの無いあの解説(と言えるかどうかは怪しい)を心底納得して理解出来、そしてスキルアップに反映できる人は正常なスキーヤーの中に居るんだろうか?・・・・居たらいいね(^^;

○ーカはここでも突き抜けたヴァカ度を発揮して、S○Jお抱えちょーちんスキーヤーの面目躍如かつ虚言癖の持ち主ということをゲロしている。
「内軸と外軸を使い分ける」という常人には理解不可能意味不明実践無意味な新手の撹乱作戦(^^)をカマしてきたからだ。そして愚かにも(勿論自分のこと^^)目を皿のようにして内軸と外軸を使い分けているハズ(笑)のDVDを見たのだが、上手なスキーヤーという以外その違いは不明だった。

彼女がこういうことを言わされるのはある面で仕方ないし可哀そうな気がするが、それによってさらに無用な混乱が拡大し、巻き込まれる普通のスキーヤー達はもとより、業界の損害が甚大なものになる可能性を考えるとじつに暗澹たる気分になる。

いくらS○Jお抱えのちょーちんスキーヤーだからといって、無批判こイ○ノ理論やそれをオモシロネタに夏場を乗り切ろうとする無責任な雑誌屋の手先に成り下がるのは、スキー指導員の良心としては如何なものだろう。

そろそろS○Jや関係スキー雑誌が、善良で純粋なスキーヤーはもとより、最近では70億円の負債を抱えて倒産した竜王スキー場の例もあるように、欲に目が眩んだとは云えイタイケなスキー場関係を食い物にしてきた寄生虫だったってことに気がついても良さそうなものだが、もしかしたらマジ○ァ○なのカモ。

言ってみれば今日逝く本部の手口は、最近話題の「ナントカ牧場研究所」の詐欺行為となんら遜色無いばかりかはるかに巧妙だし、この手の詐欺集団はそれこそ星の数ほどあるから、長井ヒデカズ(^^)じゃないけど「だまされるな!」ってとこだろう。


イ○ノもいつだったかチータの走り方を引き合いに出していたから、ここではネロを出しちゃう(^^)
○ーカと共に一度犬の疾走の様子を正面からでも背後からでも自分の好きな方向(笑)から良く観察してみることを薦める。そして足の運びがドーなっているか、それを見てから2つの軸について語っても遅くは無いと思う。

停止している犬は大抵4本足で立ち、しかも適度なスタンスをとっている。そして足のそれぞれを結ぶ線で囲まれた面の内側にベクトルの指す位置がある限り彼女は倒れない(^^;。
しかし歩き始めると同時に4本の足は近づいて、その足が作る静的に見たバランス面積は限りなく少なくなり、1本の線に近くなるということを知る筈だ・・ヴァ○でも。

しかしどうしてそうなるのかはイ○ノにも○ーカにも、ましてやホラカワにも分からないだろうから、バウリンガルでも買ってきて犬に訊いてみることだな。

多分(^^)身体の質量を代表するのが1点の重心だとしたら、引く側(地球)にも重心があって、地球と体が引き合う線も当然1本で代表され、その線の双方が接触する部分をベクトルの指す位置とすると、一旦質量のある人間が動き出した(バランス領域から足を踏み出した)ら、次にベクトルの指すだろう位置に足を運ぶ以外転倒を免れる術は無い訳で、両足はなるべく左右に離さないように歩くのが慣性方向の重心周りに無用なモーメントを発生させない(安定して歩ける)と言う点でも合理的なのだ。

これがどういうことかと言えば、例えば両足のスタンスを30cm位に保ったまま鏡に向かって歩き、次に一本の線をイメージしてその上を歩いてみるとよく分かる。
前者は頭の位置が左右に大きく振れるのに対し後者は少ない。開脚のまま頭の位置がフラつかないように歩こうとするといきおい早足になるし急激に疲労する、その様子を他人が見れば爆笑問題爆笑モンだ。

両足を離すのは停止している時だけで、歩いたり滑ったりしている時にガニマタポジションをとるのは、パンツの中にウン○しちゃって気持ち悪い時くらいのもんだろう。
足の運び(板の運び)はベクトルの指す位置を予測して行う訳だから、それが正確な人ほど上手なのカモ(^^) 。

だから「様々な雪面状況に対応するために内軸と外軸を使い分けて滑る」なんて戯言を真に受けてはならないし、そして「内スキーを滑らせるか!外スキーを滑らせるか!」のサブタイトルに至ってはもはや正気の沙汰とは思えない。
言うまでも無く、様々な雪面状況に対応して滑るためには内軸と外軸を使い分けている暇なんかこれっぽっちも無いのだから。


かつてデ○選に参加していたこともあって、欺術選と名称が変わっても、この種の競技?は方向性さえ間違えなければ(勘違いさえしなければ)日本人の気質に合っているだけに、スキーの楽しさを啓蒙する一つの手段としての価値はそれなりにあると思うし、その可能性に対する思いは当事者だったことがあるだけに今でも失っていない。

ところが、昨今常軌を逸した勘違いヴァカ達によって欺術選は難しい位置づけの競技会になってしまって、選手達には可哀想な気がする。

乱暴に言ってしまえば、勘違いした彼らがなんと言おうと、ノルディック系を除くスキーの技術的最高峰はアルペンレース、それもワールドカップであり、お祭り色の強いオリンピックや世界選手権でもスキーと言えばアルペンレースが最高峰というのが世界の共通認識なのだ。

しかし日本での人気の順番は残念ながら、 愛子ちゃんの参加する←コレ大切(^^)モーグル>技術選>アルペンレース>その他 ってところだろう。そしてちょっと前までは 技術選>アルペンレース>モーグル>その他  だったような印象がある。

客観的に決着のつくアルペンレースは判定がシンプルなだけに誰もが納得できるが、採点競技はやはりよりエンタテイメント性の強いものにエスカレートしていかざるを得ないことから、技術選がこの路線を選択してしまった(例えば無駄に速いハデなカービングとか^^)現状は憂うべきものだ。

しかし実際はどんなに速く滑っているように見せかけても、例えばアルペンのダウンヒルレースのような、選手達が意図しないエンタテイメント性にも遠く及ばないどころか、ましてやモロに見世物であるモーグルのエアーにも、ハデさでは敵わない現実はある訳で、それに対抗する方法を言葉のエンタテイメント(笑)に見出したのではないかと思う。

だから意味不明な欺術解説もそう考えると納得出来るし、支離滅裂度が向上すればするほど当然エンタテイメント度もエスカレートして、マゾヒストな一部マニアは「髪の毛が抜けそうになる位悩み」そして泣いて喜ぶのだろう。

しかし 言うまでもなくスキーはマニアだけのものでは無いし、ピラミッドの底辺部分を形作るという大切な、そしてそれが無ければ何も始まらないと言っても過言でない程の誇るべき役割が教育本部にあることを忘れ、他に誇りを求めようとしてきたことに現在のスキー界の混乱があるような気がする。


富士山は、例え現状がゴミだらけだとしても、山というイメージを具体的な形状で示してくれる理想的な例であり、その姿は素直にカッコイイと思うし一度は登ってみたいと思うが、山腹にある宝永山に登ってみたいとはあまり思わない(これだってピークは2693mもある立派な山だ)。

言ってみればS○J今日逝く本部の欺術選は、本流の火口から噴火するパワーが無かったからか、山腹でお茶を濁した噴火みたいなものだろう。そう考えるとモーグルをはじめとするフリースタイルやXゲーム、エキストリーム系は裾野の丘やコブといったところか?。

世界規模で見れば、富士山を目指す登山者の多くは先ず3775mの頂が目標だろうし、ましてや初登山であれば初っ端から宝永山を選ぶとはとても思えない(^^)。

3775mの前で宝永山は霞み、標高が2693mあるにもかかわらず、その存在感は平らな畑が隆起して出来上がった昭和新山のたった402mにも遠く及ばない。昭和新山は例えば三浦雄一郎氏みたいなものか(笑)。

*****M氏から追い討ち喰らいました(^^)******

斜面を見上げながら多くのSAJ幹部の人々と話をした。「いやーまだ新しいマテリアルを自分のものにしていない様ですね」 私の印象のひとつは、新しいスキーに慣れていない選手が多いということであった。「古い技術をまだ引きずっている選手が多いということも気になりますねー」 若いスキーヤー達が、かっての外足内エッジ信仰にしばられていることに私は驚き、そう話をついだ。 大会委員長の五十嶋さんに聞かれて、「これ程レベルの低い大会を見たのは初めてではないですか」とかなりきびしい評価を語ったのだが、ウスバの斜面で見たスキーヤーたちの技術は、私が見てきた42年間でもっとも低いと言い切れる程の内容だったのである
【日本のスキーを語る 連載18 志○痔漏(Zintan)】より抜粋。’05欺術選についてのゴタク。
そして
スキー雑誌に掲載される、迫力ある写真を見れば、現在のスキー技法の要点は、判るはず。外足内エッジ重視から、内足外エッジの時代への移行、両スキーが常に雪面をとらえるスキーへの新しい時代が始まっているのである・・・・。

・・・・・とイケシャーシャーとカマされた日にゃM氏お嘆きのように、
『 まいりました。 もはやS○J狂逝部にごちゃごちゃ言うのも無駄ですね。連日の暑さと、志○Zinの連載ですっかり力が抜けてしまいました・・・ 「S○J公認指導員」バッカラシ〜辞めたくなってきましたね。』・・・・
となるスキー愛好家も多いのではないかと心配になる位のものだ。ヴォケカマすのもエーカゲンニセーヨ(^^)

志○は、その昔スキー写真がちょいと売れたと言うだけでスキー関係の雑誌やS○Jに取り入り、いつしかジャーナリストを気取るようになっていたが、実際彼の写真や文章が一時期日本のスキーシーンにもたらした影響は少なくないし、良い意味でそれなりの功績はあったと思う。

だから単なるヒョータクレの技量について云々することは適当で無いのかもしれないが、少なくとも「日本のスキーを語る」と題したコラムを連載し、引用文のような酷評(暴言か?)をするからには、「スキーとは何か?」を具体的にイメージし、そしてそれを踏まえた上で自らの実体験によって彼なりに構築し確立されただろうスキーヤーとしての部分や、その取り組み方を具体的な形で示す必要があるだろう、例え未熟であったとしてもだ。

彼が長年(上の記述では少なくとも42年)スキーを見てきたと言うからには当然滑ってもいる訳で、その技量も熟練の域に達していると誰しも想像するところだろうが、残念ながら彼からスキーヤーの匂いは微塵も感じ取ることは出来ないし、そのことが「たんなるヒョウタクレですから」というエクスキューズで済まされるのであれば、選手たちにとって無礼以外の何ものでもないのだ。
そして張本人はと言えばかっての外足内エッジ信仰云々の古い技術」と自身が酷評する技法そのものだし、そしてそれさえも未完成なのだからシャレにもならない。

少しは骨のある(ジャーナリスティックという意味で)写真屋だと思っていたが、やはりS○Jやその種の雑誌に寄生して、スキーを喰い物にしてきたことや、その為にスキーに造詣が深い振りをしていただけで、真剣にスキルアップの困難と対峙したとは思えない食わせ物のちょーちん記事屋だったってことが文章からバレバレ。

晩年になってもなお、保身に汲々とするありふれた欲ヴォケとマヂヴォケのコラボロージンコラボレーションと、こうした寄生虫を42年も放置していたスキー界に妙な驚きを禁じえないと同時に、いまだにいっちょまえのスキージャーナリストを気取っているかと思うと胸くそが悪くなる。

若い選手達の滑りは技法も技術も、そんな寄生虫の酷評にはあたらない原理原則を踏まえた高い技量を備えているし、実際彼らの何人かとシビアコンディションを滑ったことがあるのだが、現役レーサー(たまたま姪^^)を遥かに凌ぐ汎用性の高いスキーをしていた。
百歩譲って寄生虫の仰るとおりだったとしても、それはS○J今日逝く本部がT−NO揃いだから滑りに迷いが出ているだけなのだ・・・・可哀そうに。
そして言うまでも無く、彼ら指導員の何より大切な任務は外足内エッジ重視から、内足外エッジへ移行して(爆笑)ワールドカップの表彰台に立つことじゃないだろう。

ターケ(毒者K氏地方の方言^^)にいちいちコメントするのにはホトホト疲れました、暫く休憩にしましょうか・・Mさん(^^;
・・・・って放っておくわけにもいかないか(・・;


○G誌7月号と2月号の付録DVD
2005/06/27

毒者M氏から○G誌7月号と2月号の付録DVDが送られてきた。
資料に乏しい私にとってM氏の心遣いは有り難い一方、思いっ切り煽ってるのはミエミエだから、当然この内容について言及する訳なのだが、今回ばかりはかなり専門的(笑)であり、又スキーヤーであっても、そのDVDを見た人にしか(見た人もか?・・・・^^;)分からないし、ましてやスキーをしない人には何のことだかサッパリ分からないハズ。

7月号は「H氏解説 欺術選徹底研究 予選出場選手テクニカルレポート」・・・なんだかタイトルからしてギョーギョーしいね(笑)
このDVDではH氏曰く「欺術選のジャンルはテクニカルスキー」って言うんだそーだ。こんな呼び方は初めて耳にしたし、そしてそれは「体の使い方の良し悪しを評価する」大会らしい。
同じ人物が別のメディアでは「ターンテクニックの習熟度を競う」とかなんとか言っていたな。そしてH氏と2月号のI氏は言わずと知れたS○J今日逝く本部のエライ人。

・・・・・とUことを踏まえて・・・・(^^;

これは150位以降から20位位までを20〜50人ずつにグループ分けして、それぞれのグループが何故この順位に甘んじているかを懇切丁寧に解説するという企画。

H氏の解説の途中で、「解りやすく言えば・・・」とか「簡単に言えば・・・」というフレーズが何度か出てきたが、既にこの時点で解説になっていない。
解説とは「解りや すく簡単に説明すること」なのに、解説しているつもりの張本人が、しゃべっているうちになんだか自分でも訳が分からなくなってきて、つい「解り やすく言えば・・・」とエクスキューズをカマしてしまうあたりが笑える。
そして「解り やすく言えば・・・」の後はやはり意味不明の上塗り=シドロモドロ。ついには自分で発した言葉に苦笑してしまうというオソマツさはドーヨ。

結局それはH氏本人にしてからが「滑りの優劣なんかブッチャケなんだかヨーワカ ランです・・・・マヂで・・」と言っているのと同じだし、20〜50人の多彩な個性を一絡げにして「このグループの特徴は云々のレベルっす」などと述べちゃうのはあまりにもラムボーってもんじゃないでしょーか?。
つまり、多種多様な個性的スキーヤーを、十把一絡げにしちゃう無礼さ・・・・あるいはこのDVD製作関係者達の思い上がりがファンダメンタルにあるから、全編に不快感が漂っている。

多分次回発売されるだろう上位グループについての解説は、これとはうって変わって1人一人の個性を尊重したフリの怪説をカマスんだろーな。勿論意味不明な言葉を用いて。

ヨーワカラン奴にヨーワカラン点数でグループ分けされた選手達には、酷評(辱めを受けるとも言う)されなければならないほどの欠点も、ましてや技法に違いなんかある筈も無く(個性はある)ハッキリ言ってみんな上手。

強いて言えば外足荷重が希薄になったり、ポジションが若干後ろ気味になったり、それに伴って抜ける板に遅れそうになった結果、切り替えしの部分で板が浮いてしまったりする人もいるんだけど、そんなこと(抜重)は誰にでも起こりえる現象であって、解説者が盛んにダメ出しするほどのものじゃ無い。習熟度や所謂反射神経というか運動神経というかセンス(笑)にチョコッと差異があるカモ?程度なのだ。

にもかかわらず、ここでも相変わらず「骨盤の動きでスネの方向付けをやって行く???云々」は健在。
「左右の骨盤の動きが止まると・・・」とか「外足主体だからバランスがとりにくい」とかに至っては、モーなにおかいわんや。骨盤や股関節の動き云々が問題の本質じゃ無いだろうに。

「外足主体だからバランスがとりにくい云々」の後、言うに事欠いて「内主導って滑りを練習 してきてしまっているんでしょうが・・・・」ってカマされた日にゃ、このDVDを参考にして、あわよくばテクニカルとかクラウンをゲットしてイバっちゃおーと企んでいたマヂメなスキーヤー達は、モニターの前でボーゼンとするしかないだろうな。

そしてもっとカワイソーなのは、同じ○G誌2月号の付録DVD「中央研修会レポート」で、オカルト妄想理論の提唱者、Iキョージュのゴタクを真に受けて「内主導って滑りを練習 してきてしまった」選手達だ。
彼らの努力は一体ドーなってしまうのだろうと思うと不憫でならない。DVDを見る限り確かにその影響を受けていると思われる選手もいたからね(・・;。


全てに意味不明を貫いた姿勢はリッパなのだが、その中にあって、
「ナイカンカク????」・・・・造語かよ(^^;・・・多分漢字だと「内感覚」って書くんだろうな、「内観掻く」とか「無い間隔」とか「内観欠く」とか「無い感覚」とか・・・・・じゃないだろうな(笑)。
、「後ろに乗るのは減速要素」だとか、「骨盤が良く動いているのがトップレベルの選手で、このクラスだとその動きが無い」というような意味のことを言っていたのが特にアフォらしさにおいて印象的だった。

だとしたら、「内感覚」とはどのようなものか?とか、後ろに乗ると何故減速するのか(そんなことは無いんだけどね^^)とか、骨盤がどのように動くのが良いのか、又その動く様子がマトモなスキーヤーに観察可能なものかどうかについても説明があって然るべきだと思うのだが、それについてのコメントは無かった。
常識的には骨盤が良く動いて褒められるのはスキーぢゃないヨーな気がするんですケド(^^;。

ヴァカも休み休み語らないと本当に信頼を失ってしまうぞ。

とにかくH氏と同様、Iの妄想ジジーのインタビューは、本人のナマの言葉で語られていて、正直ここまでマジメに逝かれているとは思っていなかった。
断片的な情報しか無かった私にはやはり衝撃的な内容だったが、これについては改めてコメントする価値は無いし、アフォらしいと思いつつ、既に語り尽くしているから今回はパス(^^)

H氏の意味不明な解説を、迂闊にも延々と50分も見ちゃって後悔し始めたところで、結局「自分流の内感覚をたくさん持っている人が上手い人」だなんてイケシャーシャーと結論カマされたら、マー大抵の人はズッコケルるね。

しかし内感覚ってのは日本語の辞書には載っていないから、これもきっと宇宙語の一種なのだろう。
公の団体のエライ人なんだから、スキーの技術云々を解説する場合は、一度御自分の使う日本語が正しいかどーか良く検証してからのホーがよろしいかと思います。

逝かれた今日逝く本部の中にあって、多少は期待していたH氏がこのテータラクぢゃ、ほんとにオシマイ鴨。残るはO氏だけか(;;)・・・・がんばって欲しいもんです。

取り合えず素晴らしいナンセンスDVDを2枚も作った○G編集部には敬意を表しておこう。


リスペクトの欠如その2
2005/06/01

財務省が架空予算を計上して数千万円が使途不明になっていることがバレちゃったみたいで、ある筋から事実関係を明らかにとの要請に対し、調査不能だか検証不能だかの回答があったらしい。

国民の義務(権利^^)として税金は喜んで納めているが、他省庁の云々はもうどーしようももないから置いとくとして、徴税の張本人が架空予算計上して、その使途が分からないってんじゃ世も末ってもんだろう。

税制改革云々と言っても、シロートを煙に巻く為の方策として意図的に複雑怪奇な仕組みを構築してきた訳だから、それがスッキリした形に改革されるなんて思うのは、シロートの中でも余程オメデタイ部類だろう。
だから税金の難しい話はよく分からないが、少なくともガソリンの揮発油税に掛かる消費税は「まずいんぢゃないの」位はシロートでも分かるのに、一向に是正されないのが不思議。

世の中の仕組みって一事が万事こんな感じなのかな?と思うと、S○Jの今日逝く本部が文字通り逝っちゃってたとしても、不思議でもなんでもなくなってきたぞ。

唐突ですが・・・・(^^)・・・・オットーサイクルって聞いたことありますか?(^^)。
その昔(130年位前)オットーさんが考案した内燃機関の仕組みのことで、現在でも自動車やMCに使われているエンジンの殆どがこの方式です。

別名4サイクルエンジンとも呼ばれていて、最近は4ストロークと表現されることも多いのですが、吸入/圧縮/燃焼/排気の行程が明確なだけに、個人的には4サイクルと呼ぶ方がシックリきます。
他にも2サイクルエンジンやロータリーエンジン、又はミラーサイクルエンジンが存在するものの、どれも少数派。

で・・・・当時、産業用や船舶原動機の主流は、言わずと知れたワットさんの蒸気機関だったのは有名な話ですが(勿論今でも蒸気を使う原動機はあって、出力もベラボーな一基100万馬力以上の蒸気タービンとか)、それに代わって・・・・・詳しくは長くなるので止め(^^)・・・・実用的な内燃機関の理論と構造の原型となったのがオットーサイクルと呼ばれるもので、それは現在でも変わっていません。

友人から頂いたDVDに収められていた、RC166のGPレーサーに関するTV番組は実に興味深いものがあった。
RC166とは、本田宗一郎氏が1954年のマン島TTレース出場宣言以来、1966年と67年に、250ccクラス2年連続ランキング1位となって、走る実験室の使命を終えたとしてGPレースから撤退する時の、あまりにも有名な250cc4サイクル6気筒レーシングマシンのこと。

この番組では開発技術者や関係者のコメントが収められていたのだが、一人の技術者がある日突然内燃機関、それもDOHC24バルブ、250cc空冷4サイクル6気筒エンジンを思いつき、完成し、GPレースで優勝出来た訳では無いこと位今更言うまでも無いし、そこに至るには165があり、164・・・・4気筒162・・・160・・・・XRe。もっと遡れば欧米諸国の先進技術やオットーさんの理論と構造の原型を抜きにして、珠玉のGPレーサーRC166の誕生はあり得なかっただろう。

そして、常に未知の領域に挑戦を続ける技術者と言えども、何かが成就する度に、様々な失敗や試行錯誤を繰り返して先達が築いてきた技術的、あるいは精神的資産に対して敬意を覚えるのは、常識人であれば当然の感情だろうと思う。

しかしS○J今日逝く本部の某キョージュ達は、先達が築いてきた資産を「古い」の一言で葬り去ろうとしたのに留まらず、言うに事欠いて、クルッケンハウザーの時代云々まで言及したのだ。

それに代わって彼らがでっち上げた理論風ゴミについては、既に辟易とするほど書いてきたが、その腐臭に多くのスキーヤーが気づき始めているのはヨシとしても、功名心か自己顕示欲の為以外の何物でも無い愚行と、先達へのリスペクトを忘れた身の程知らずを、相変わらずこの団体の中枢に放置しておくことの不利益を、関係業界はいずれ(既にか?)具体的な形で知ることになるのだろう。


戦後暫くの間、日本のモーターサイクルの品質は欧米のもに比べはるかに劣っていたが、高い志を持った技術者の情熱が、舗装路でのレース経験の無いまま海外のレースに参戦し、そして初挑戦から数年後には圧倒的な強さを見せるまでになったこと、そして同時に世界のモーターサイクル市場を席捲するまでに力を付け、いまだに続く国が無いことを、日本人として誇りに思っている。

しかし、こうしたロードレースやファクトリーマシンに関する輝かしい歴史、それは時に日本人の精神的支えとして今の時代を築いてきた一つの、そして大きな要因であったにもかかわらず、何故かそれが現在の日本の社会では不当な扱いを受けているように感じる。と言うより、むしろ意図的に無視され、その歴史が風化するのを待ち望んでいるかのようだ。

この技術者達の情熱が、2輪車=ボーソーゾクの短絡思考と、彼らより遥かに危険な運転しか出来ない、「エンジンて何?」レベルのおばさん達が運転する軽のボンバンにもフィードバックされていることを、オバサン達は畏敬の念をもって知るべきだと思う。日本人だったら(^^)

S○Jの公式ホームページにはオカルトキョージュによる以下の様な記述があります。

『スキーの縦軸方向に滑って行くのは確かに重力による落下です。それを人間が力を使ってスキーの板を外側に押しますとターンすると、いままでやってきたのです。
クルッケンハウザー教授の用語で言えばひねり押し出しと言ってきましたが・・・・・あまりにもアフォらしいので中略・・・・・、私はその考え方を取りません。』

とか

『スキーの横軸方向にも落下するんだということを、きちんと認識すれば、自然のエネルギーが基本的にスキーを回し、そのスキーを回す条件を人間がコントロールする立場に立つわけです。クルケンハウザー教授は踵の押し出しだと言ったのですが、そうではないと思います。』

名指しで批判とはいい度胸してるね。ア〜ングリ(・o・;アングリー(▽▽))
大体この程度の認識と言うか理解力でゴタクをほざこうなんて100年早いし、それこそ軽のボンバンおばさんのレベルにも達していない。

「顔洗って出直してこいや」と思っていたら、最近は顔洗いに行ったきりなかなか戻ってきませんね(笑)

もし今日逝く本部が先達への尊敬の念を忘れずにコトにあたっていたら、不毛な争いも混乱も起きなかっただろうに・・・・ってなこと考えていたら、この国って・・・・・・・・・(^^;



リスペクトの欠如
2005/05/17

例のDVDの怪説で、どうしても引っ掛かっていたのは・・・・と言うか、節操の無さにアゼンとしたのは、「トップだテールだでは無い、スキー全体コントロールの実践的滑り」というクダリ。一瞬「トップ安堵テールコントロール」のことかと思ったよ(^^;

言うに事欠いたとしても、「トップコントロールが最高の技術」って言ってた舌の根も乾かないうちのこの言い草は、変わり身の早さを身上とする今日逝く本部であっても、メチャクチャ早くて驚いてしまうが、しかし、この解説は、無い知恵を絞ってでっち上げ、築き上げてきたモロモロを、一瞬にして崩壊させた迷解説として、後世に語り継がれることだろう(^^)。

ブッチャケ・・・・ここ数年の怪しげな理論風モロモロを、「あっしらもヤッパシ(サッパリ)意味不明だったッス、ホントは」とゲロしちゃったようなものなのだ。
今日逝く本部の信頼(笑)を失墜させたこの名言は、ある意味で全く正しいし、正直な気持ちなのだろう。

毒者の部屋でも触れたように、チャレンジ/コンフォート、或いはカービング/スキッディング等を背景にしてでっち上げられ、信者をして「脱毛しそう」とまで言わしめた最新最狂のトップコントロールに拠るカービングは、結局「技術の一つに過ぎない」なんて執行部の十珍重鎮に軽く語られちゃうと、漸くこの結論に辿り着いたことを歓迎するにしても、数年に及ぶ「一般大衆のスキーヤー」←(こだわるね〜^^;)を巻き込んだ混乱は一体何だったのだろうと思う。

もっと言えばカービングは「技術の一つに過ぎない」んじゃなくて、合理的なスキー操作を会得した(しつつある)結果、「ある条件下では現れるかもしれない現象」程度の認識にしておかないと、又ややこしくなりそうな気がする。

混乱を招いた本当の原因は、理論や技法云々では無く、某団体内部の人間模様のヨーな気がする。
誰にくっ付くと美味しい思いができるかの嗅覚が優れていないと、とてもこの中枢には辿り着けないから、保身の為にその大将対象に向かって「骨盤をスライドさせる」ことや「重心や身体の運びが優れている」ことは、もはや彼らにとっては恥でもなんでもないんだろう。勿論一般大衆のスキーヤーなんか眼中に無い。

その中にあって、くどいようだけど「トップだテールだでは無い、スキー全体コントロールの実践的滑り」とのキャプションを考えた人の勇気を称えたいね(^^)。

それともう一つ、こういう風潮に変質していった原因は、先達へのリスペクトの欠如・・・・・・・実はこれが一番大きいのだ。





遅ればせながら’05シーズンのラストラン
2005/05/15


お決まりのスカイライン第一リフト線下を横断するツリーラン。
この時、下部で待つ毒者K氏は、私の縦軸方向への積極的な落下を期待していたフシがある(^^)・・・ん?

4月23日、例の毒者に連行された日が今年のラストランになった。
この時期には珍しい降雪に恵まれ、昨年同様ラストランは新雪のノートラック斜面で締めくくる事が出来た。

新雪とは言っても、水気たっぷりの春の雪は重くて滑り難いのが相場だと覚悟しているから、大抵は苦にならないのだが、この日の雪は大分様子が違っていて、搗き立てのモチの様にべっとりスキーにまとわり付くような感じがした。
実際写真でも分かる様に、通常はシュプールの外側は盛り上がるだけでなく、板に弾かれた雪はもう少し外側まで飛び散る筈。

こういう条件では普段よりいっそう丁寧且つゆっくり板を回して(特に谷回り部分)行かないと、モチ様の雪に足をとられ易いから、焦りは禁物。
手強い条件では僅かなドジが即転倒に繋がるから、めいっぱい神経も使うし力も使う。だから例え転倒したとしてもチョー面白い。それは自分の持てる力を使い切った証拠だからだ。

目をつぶって、しかも後ろ向きにでも、別にドーって事無く滑られる整備の行き届いた斜面を、重心骨盤股関節を気にしながら滑るのも悪くは無いが、雪上で力を出し切る必要が無いから、余ったエネルギーがスイヘー麺裏論2軸理論捏造へと向かって、シーズン中は勿論、オフでも、罪の無い一般大衆のスキーヤー(泣)を巻き込んだ場外乱闘で発散せざるを得ないのだろう。

毒者の皆さんとは109で別れ、雪があっても既にシーズンオフとなって閉鎖されたリーゼンコースを一足先に降りてきた。

写真のこの辺りは前日の降雪は僅かなもので、グサグサの典型的な春の腐れ雪に違いはなかったのだが、暫くの間(数日)誰も滑走した形跡が無かったことから、むしろ滑り易かったと言う方があたっている。


リーゼンコースのウスバレストハウス前の斜面。

腐れ雪でもスカイラインの新雪の様に、雪が粘り付いたりしないから実に快適。
殆ど同じ大きさのシュプールでも、スカイラインより斜度も緩く、速度が遅いにもかかわらず、外側への雪の飛距離はこちらの方があることからも、遥かに滑り易いのが分かる。

注:カービング(今や死語か^^)なんてチャンチャラおかしくてやりません・・・・(笑)


言わずと知れた八方尾根スキー場のメインコースであり、シーズン中は多くのスキーヤーで賑わったリーゼンスラロームコースも今は無人。

穏やかな春の日差しを浴びながら、雪とのやり取りをゆっくり味わい、そしてスキーヤーの証としてのその感触を、身体のしかるべき場所に確かに保存し、そしていつでも取り出せるようにしておく為のラストラン。これ以上贅沢な時間ってあるんだろうか?もしあったら教えて欲しいと思った位だ。

大雪のシーズンで残雪が多かったとは言え、4月も後半に近かったというのに、途中雪が切れて板を脱着した回数はたったの5回だけ、それも歩いた距離は長くてせいぜい20m。


リーゼンコース下部(名木山)


シーズン中と変わらず、結局リーゼン最下部の名木山ゲレンデ迄滑り切ってしまった。

残雪を求めて右往左往するのは、これはこれで実に楽しい。
滑り込む先の斜面が常に見えている訳では無いから、判断を誤れば歩く距離が長くなる。ので、シーズン中の雪の状態がどうだったかも思い出したりして、けっこう状況観察も真剣になる。
この面白さは経験してみないと分からないだろうが、それ以上に例え僅かの残雪でも、雪のある有り難さをつくづく実感し、感謝するのがこの時期なのだ。

どちらかと言えば敬遠されがちな条件でも、重心骨盤股関節云々なんか全く知らなくても自由に滑られるし、又例え不自由したとしても、それはかえって愉しみを味わい深いものにしてくれる気がする。

そして、スイヘー麺理論煮軸理論が優れているとしたら、いつまでも雑誌や研修会でお茶を濁しているのでは無く、それに基づいた具体的なメッソッドを早急に作って頂き(未だ無いってのが驚きだがね^^)、その発案者自らが、こういう条件(特にスカイライン)を実際に滑って、是非その優秀さを証明してみせて欲しいと思う。
勿論生涯スポーツを掲げているS○Jだから、当然私のような年齢のスキーヤーが扱うとしても有効なんだろうけどね(^^)。

シーズンの最後なのに、又この話になっちゃったよマッタク(笑)



○Gの欺術選DVDその3
2005/05/11

S○Jが怪しげな宗教団体の雰囲気を身につけてきたと思っていたら、最近は時々ニュースで取り上げられる悪徳リフォーム業者の素養も・・・・・(笑)。
あの手この手の怪しい仕掛を、普通の人はおろか、卑怯にも(と言うかすでに人間のクズだけどね)認知症の老人に売りつける詐欺師のことだ。不安を煽る巧みなセールストークの前では、病んでいなくても気持ちは揺らぐってもんだろう。

優秀なセールスマンの言い草は例えばこうだ
「板のマテリアルが随分進化しているので、それに合った滑りを今回研究してトレーニングしてきている。とにかく板のシステムが変わってきているのでそこを出していけるかどうかの勝負」・・・・の結果、この選手は見事に(^^)優勝した。

そこを出していけたのか、進化した板に合った滑りだったのかは不明だが、傍目には非常に上手いスキーヤーであることに違いはないし、そして節穴オヤジ(私)の目で見る限り、少なくとも一昨年姪が持ってきた欺術選のビデオと比べても、多少スタンスが狭くなった(正常に戻った)程度で、その違いは全く分からなかった。

S○Jのお偉いさんが我々普通のスキーヤーのことを、いみじくも吐露しちゃった一般大衆のスキーヤーという呼称が、はたして「いみじかった」かどーかは別にしても、その一般大衆のスキーヤーは「進化」とか「新しい」とかのフレーズにはとても弱いから、進化した道具を手に入れれば、自分の未熟を補ってくれるのではないかと淡い期待を抱いたりするのは無理からぬことだろう。

だからまだ充分使える道具を持っていても、「進化し、板のシステムが変わってきている」なんてチョメースキーヤーに述べられちゃうと、「進化し、システムが変わった」板がどんなものか物凄く気になって、つい購入してしまうというアンバイ。

これでこのチョメースキーヤーを抱えるメーカーは「抱え甲斐があった」と、自らを納得させる上で、とても重要なその正当性を示す根拠が得られた訳だし、進化したドーグを使いこなすのには前にも書いたように、重心骨盤股関節が、常人には理解難く且つ怪しい動きを求められるらしいから、その怪説を懇切丁寧に数ヶ月かけて展開することにより、雑誌は雑誌で活路を見出せるのだ。

あるいは、本質とは殆ど関係の無い、個々の僅かなクセ程度のことを目ざとく見つけては、それがさも重要であるかのような取り上げ方をする。
こうすることによって楽しむ期間が限られたウインタースポーツであっても、月刊誌として殆どネタ切れの心配をせずに1年をこなすことが出来るというアンバイ。

いずれにしてもこれで業界が安泰ならば、それはそれでメデタシメデタシということなのだろうが、しかし、こうしたことが積み重なることによって、読者(一般大衆のスキーヤー)の目は益々本質からそらされていくのだ。

そして新しい道具や新しい欺法に気をとられて本質を見失ったある日、バイクで例えるなら、怒涛のパワーはもとより、安全面もハンドリングも至れり尽くせりに進化した最新のモーターサイクルBMWK1200Sを手に入れて、自分の限界コーナリング速度が今までより5Km/h上乗せされたことに気を良くして峠にくり出したとしても、ボロッちい250ccスクーターのニーちゃんに軽くブチ抜かれるのと同様の事態が起こるだろう。

最新最強最速だと信じて疑わず、250万円もの巨費を投じて手に入れたBMWK1200Sに乗っている自分が、何故ボロいスクーターより遅いのか理解できずにボーゼンとするのだ。

毒者M氏から送られた○J誌5月号?の「バン○マジック」の写真と解説を見たら、驚きを突き抜けた詐欺的飽和状態が展開していた。
それこそこんなもんを真に受けようものなら、善良な一般大衆のスキーヤーの上達にとっては千〜万百害あって一利無しだと断言しておこう。

ちなみに、ここに使われているシュテムターンの写真×と○は、初心者か初級者にごく普通に見られる滑りであって、それを某スクールの上手な指導員がヤラセで演技しているだけなのだ。
キャプションのような意味不明な現象なんか全く無いのは言うまでも無いし、よくもまーこんなデタラメを並べて恥ずかしくないのだろうと寒心してしまう位のもんだ。

×と○の滑りが多少違って見えるのは、×演技では単にポジションが高いだけ(^^)。
こんな滑りは演技者が上手だから出来る(カメラの前で)のであって、もしこの人がキャプションで酷評されるほど未熟であれば、カメラのベストアングルに収まれる訳が無いこと位ジョーシキ。

こんなことにうつつを抜かしている暇があったら、黒菱のコブの中をリフト代のモトを取るべくひたすらストイックに滑り続けることだ。無心で七転八倒を繰り返しているうちに、必ず見えてくるものがあるし、その方がよっぽど上達は早いのだ。



○Gの欺術選DVDその2
2005/05/08

意味不明なこのDVDを何とか理解しようと、もう一度ジックリ見てみた。そして見えてきたもの(笑)

欺術選とは「大回り小回りを基準に、ターンテクニックの習熟度を競う大会」だそうで、その理想の滑りは「骨盤を前傾させながら内股関節でスネの方向付けをさせること」だそうだ。

エラソーな人の解説は
「より一般大衆のスキーヤーに近い条件にする為、使用マテリアルは大回り用と小回り用の2台、それに予備を入れて3台までにした」だって。

ヴォケッ、一般大衆のスキーヤーが3台も板持ってスキーに行くかっつーの。それに「ターンテクニックの習熟度を競う大会」なら1台で充分、つか1台にするべきだろう。大回りと小回りで板を使い分けるんじゃターンテクニックも○ソも無いんじゃけーの。

でも、この予備の3台目っつーのは一体どういう板なんだろうと思ってしまう。カッコだけでもイッパシのレーサー並を気取りたいというのであれば、予備だってサイテー2台必要だろーが。

前回は怪説の部分列挙だったが、今回見直しても、やはりその全てが意味不明な怪説の中にあって、特に優れた作品をそのまま紹介してみよう。

A選手:
「内スキー操作でターン方向をリードし、外スキー荷重でバランスを取るという別々の機能を一つの動きの中で行っているような感じがする。トップだテールだでは無い、スキー全体コントロールの実践的滑りと言える」。

「トップだテールだ」では無い、スキー全体コントロールというあたりが泣かせる表現になっているし、今まで最高峰と言われていたトップコントロールテクニックから脱皮して、’06シーズンに向けて新たな可能性を示唆した快説と言える(笑)。

B選手:
「この滑りは見事と言える。一定速で落下していく中で、見事にスキーの回転力を引き出している。制動要素も少なく、なお且つ加速も無い。外からの力を取り込んだ効率的な滑りといえる」

「見事」が2回も出てくるなんて余程見事だったんだろう(^^)。
制動要素も少なくって、斜度30度を超える急斜面をどうやったら一定速で落下していけるんじゃ?
この怪説者は加速も無いって述べてるけど、加速は+だけじゃ無いってことも知らないんだろうか??そして選手は一定速を保つ為に、繰り返し襲う強烈な加速に因る荷重の変化に耐えているのが分からないんだろーか。
外からの力とは一体何だろう、そしてそれを取り込むと何がどのように効率的になるんだろう?。

C選手:
「スキーのトップに方向性を与えるのが上手い選手である。骨盤が良く動いている。その骨盤を高く保ち前傾を加えると、スキートップの安定性が増してくるだろう」。

スキーのトップに方向性を与えるのが上手い選手であるにもかかわらず、スキートップの安定性が増す方法を説いている辺りが泣ける。

私の節穴の目で観察する限り、ここに挙げた選手の誰もがスッゴク上手で滑りに違いが無いのは前回の感想と同様。


大回り種目ではハンコで押したように一人の例外も無く、スタート直後は猛然とストックで漕ぎ、その後ルーズフィットのウエアー(今年の新規則^^)をバタつかせ、クラウチング姿勢をとってターンに入っていく。タイムレースでもないのに、この仕草はどう考えても変。
物凄い違和感と解説が笑いを誘い、やがて選手達はもとより今日逝く本部への哀れみに変わっていく。

このDVDは知る人ぞ知るスキージャンプ・ペア/ペア2 オフィシャルDVDに於ける実況茂木淳一と解説者濱口卓也の名コンビに匹敵するナンセンスさだ。
それに加え、見終わった後の寂寥感もひとしおの問題作と言える(笑)。


○Gの欺術選DVD
2005/05/02
M氏から今度は○Gの’05欺術選のDVDが送り付けられた。煽る気なのがミエミエ(^^;

S○Jの何かエラソーな人のインタビューに続いて始まった狂欺の、演技?に対する解説は相変わらず意味不明である(^^)。

改めて言うまでもないが、DVDに登場している選手達は誰が見ても皆上手い・・・と言うより非の打ち所が無いと言った方がいいだろう。そして相違があるとしても些細なミスか個性程度、全員やってることは同じに見える・・・・・ということを踏まえて(笑)。

全編を通しての解説が、意地でも意味不明を貫こうとしている姿勢は立派と言うしかないから、その中でも傑作な解説のいくつかを紹介しよう・・・・と言いたいところだが、実は真剣に見ていたつもりが、時々禿げシー睡魔に襲われて爆睡してしまった部分があって、正確さは疑わしい(^^)カモ。

んで・・・以下が怪拙解説だとさ
(*印毎、全て異なる選手の同じに見える滑りに対してのものです)

*身体を移動してスキーの角付け操作を行うトップコントロール
*身体の運びが優れている
*外からの力を利用する効率的な滑り
*外からの力を取り込んだ効率の良い滑り
*外スキーのインラインに体重を乗せるのがウマい
*股関節の動きからターンに入っていくパターンにトライしている
*運動の内容を見る限りバツグンのウマさを感じさせる
*内足を回転軸にして外スキーを縦に回しこんでいく
*内側のスネをもう少し傾けると良い
*角の動きと回る動きを区別して行っている
*スキーのトップとテールを一緒に動かしているのが良い
*スキー全体のタワミを見事にとらえている
*スキーのトップに方向性を与えるのが上手い選手である
*スキーと弧が一致したと言う感じ
*スキーの重心に体重を正確に乗せているのが分かる
*良い動きをすると良いバランスを得られる
*スペースとリズムのとりかたが見事
*弧についていく骨盤の動きが自然なポジションを作り出している
*惜しいのは右ターンの時に骨盤がスライドしていることだ
*昨年に比べると骨盤の前傾が足りなくなった
*骨盤が良く動いている
*骨盤と上体の面をターン方向に合わせていく動きでスネの方向付けを行っている
*骨盤の構えと動きでスネの向きを先行させていく
*骨盤を回旋させながらエッジングを行う滑りに変えている
*骨盤でスネを進行方向に動かしていく見事な滑り・・・・・

正気かッ?・・・・なんか正気の沙汰ヂャないよーな気がするな〜(・・;
滑走系スポーツの解説をするのに、骨盤云々は避けて通れない何か重要な意味を持っているのだろうか?

S○Jの今日逝く本部でも、○J誌関係者は重心がキーワード、こっちの○G誌関係者は骨盤かい。
いずれにしてもこれが解説ってんだからスゴイ世界だな〜(汗)。

インタビューを受けた選手の回答もその気になっちゃってるから、マースゴイモンがあるね。ホントにそう思っているとしたら、スキーがウマイというのとは別の意味であんたはエライ!
これを聞いて「フムフムなるほど」と納得する人は更にエライ!心底尊敬するよ・・・マッタク(^^;

冒頭にも書いたように、選手達は皆上手で、しかもスキーの原理原則を踏まえて滑っているから、ちょっと見た位では全く見分けがつかないのだが、これらの迷怪説を聞いていると、ハナっから意味不明なのは当然としても、夫々の選手があたかも独自の原理を使って、まるで異なる滑り方をしているヨーな印象を受ける。だからどこが違うのかけっこうマジで観察する。

そしてやっぱりやっていることは同じに見えるのだが、例えば骨盤や「スキーの重心・・・・なんのこっちゃ?(^^)に体重を正確に乗せていく」サマは見えない。
それが見え、その違いが分かるのは「我々は選ばれたイカガワシーナーだから」こそで、分からないのは「未熟モンのトーシロだから」だとも言いたげだナ。

何も違わないのに「違う」と言い、言われたホーは「違わない」と思いつつも違いが分からないとバカにされそうだから「違う」と言う。これじゃ裸の王様ジャン。

ジャッジなんて極論すれば、漠然と「上手いか下手か」あるいは「好きか嫌いか」と感じる程度のもんだろう。それが証拠に、冒頭では今回変更になったルールの本音をうっかりゲロ理由を説明していた。

要旨:
ナチュラルバーンという設定は「大衆のスキーヤーが滑る条件に近づけるため」らしい。大衆という表現には勘違いヴァカの戯言では済ませられない「アーやっぱりね」という重大な意味を含んでいると思ったし、気持ちの悪い怒りを禁じえなかった。

んじゃー今までは何だったの?そもそもあんた達の存在意義は大衆スキーヤーの為じゃなかったんだっけ・・・・と言うか、あんた達はいったい何様のつもりなんでセウ???そして一連の意味不明な怪説は誰に向けてのもので、誰が理解出来ると思っているんでセウかっ。

シード制にしたのは「チョメーな選手とムメーな選手が混在すると、ジャッジマンが悩む・・・・何で????(笑)」ので、取り合えずムメー選手の中からそこそこのレベル(「スキーのベースがわかっている人」という言い方をしてたな)を選別するということらしい。
ジャ分かっていない人でも地域の予選は通過してくるんだ(・・;・・・・とUヨーなツッコミを始めたら収拾がつかなくなる程のネタの宝庫だね・・・・このデーヴイデーは。

注:ジャッジマン=イカガワシーナーのことらしい(^^)

マッ、こうすることで、アナウンスミスに因るジャッジミスの可能性が低くなると言う訳だ・・・・ヴォケッ。
つまり、いわゆるチョメー選手なのに間違ってムメー選手がコールされると得点が低く、その逆は当然高得点を出してしまうという危険からジャッジマン(^^)を守ると言う魂胆。
だからある程度以上の技量を持ったムメー選手を、シードされたチョメー選手に混ぜることで、安心してジャッジが出来るというアンバイ(爆笑)

ジャッジは、誰が滑ってもその滑りを正しく評価し、得点に反映させられる能力があると思っていたから、このH氏の説明には少なからず驚きを覚えた・・・・と言うのはウソ。そーじゃないってことぐらい先刻承知D−。



者襲来(^^;
2005/04/30
4月23日に猛毒者3人に殴り込みをかけられた。そしてウムを言わさず達人検定の定番コースに連行された。
当日は四月に似つかわしい(^^)水気と滑り止めの黄砂がたっぷりまぶされた新雪が20cm程積もっていて、搗きたての餅のように粘りついたから、我々ヘンタイにとっては願っても無いコンディション。

第一ケルンに立って、これから絶景と絶好の斜面を味わい尽くそうとしているロクでもないスキーヤー達・・・・・勿論S○Jにとっては(^^)。

「斜滑考」の毒者だけあって、口も凄いが滑りも凄い。1カ月振りのリーゼングラートでは不覚にも前方一回転してしまったが、これを見ていた毒者K氏(中)は、すかさず「積極的な縦軸方向への落下ですね」と怪説してくれた。

K氏本人は「横軸方向への落下」でも、「M氏は積極的な重心移動が見られず落下が足りなかったのが残念でした」とのコメント。つまり落下が足りなかったM氏は転倒しなかったと言う訳だ。

オカルト理論的に解説しようとすると・・・・ヨーワカラン(^^)・・・ンガッ、斜面にてこずっても転倒しても、とにかく終始愉快な気分に支配されて腹の底から笑えたのは間違いない。

久々に何が本質かを「ワカッテイル」スキーバカと一緒に、心身共に(^^)愉しめたことが嬉しかったし、 新しい?波に翻弄されてすっかり自信を失い、嫌気がさした時期もあったけど、スキーを諦めなくて良かったとしみじみ思った。

夜はM氏が持参した80分異常もあるデ○選(今度は○モ選かい^^;)のDVDを強制観賞させられ、退屈でバカバカしくてうんざりするだけかと思ったら、これがとんでもない勘違い。実は下手な漫談より笑えたというシロモノ。

選手の滑りは大同小異で殆ど同じだから、これを繰り返し80分異常も見せられた日にゃ、貴重な時間を無駄にしたと後悔するのがオチなのだが、怪説の仕方によっては「退屈さを笑いに変える」ことが出来るという事実を知って驚いた。

この怪説者は前出の○G誌欺術選怪説者K某氏と同一人物。この雑誌5月号は毒者からのメールだけでなく、念のために関連記事も見たくなったので本屋で立ち読み済み。
勿論殆どは忘れた・・・・というより、あまりのバカバカしさに記憶にも残っていないが、一つ感じたのはこの詐欺的怪説は「もしかしてゲージツの域に達してるのではナカローカ」ということだった。

DVDの中でも「重心」という単語が繰り返し使われていて、耳にタコが出来そうだった。
前回も書いたけど、目視不可能な重心について、その動きを云々することは、既にこの時点で客観性を欠いていることに気づくべきだし、一人のスキーヤーの良心として、これを黙止する訳にはいかないのだ。

剛体と違い、体勢によっては重心が体外に出ちゃうこともある人間だから、一体何を指して「重心」と呼んでいるのかが最大の疑問。例えば「重心=ヘソ」のことだったりしたら泣けるね。

それにしても、この解説は認識主体が観念的であるにもかかわらず(^^)、見事に客観風に仕上げられているではないか。これを「笑のゲージツ」と言わずして何と呼べばいいのだろう。

スキーというジャンルを超えた素晴らしい出来栄えに感心して見入ってしまった。
時々吐き出される毒気が笑いを誘い、その笑いが更なる毒気を引き出すというこの不思議な連鎖の虜になっていたら、80数分はアッと言う間に過ぎて、時刻は午前様になっていた・・・・・バカッ(笑)。

伝えようとする客観的事実は本人にも解析出来ないかもしれないが、その手段を主観的事実に託して相手方の客観的事実として再現出来るのであれば、それはそれで結果的に正しかったことになる。そしてそれに使われる言葉は出来る限り平易なものが望ましい。

解説とは「わかりやすく説明すること」であって、強いて言えば一般的に帰納法的手段が使われる・・・・ホンマかいな(笑)。しか〜し、このDVDでは立て板に水を流すような澱みの無い言葉の羅列が通り過ぎていくだけで、そのいづれからも真実を感じ取ることは出来なかった。

例えば前回引用した「上体の傾きが、下肢の運動を活かせるものになっていることに注目して欲しいのくだり。
これが一体解説と言えるのだろうか?上体の傾きが、下肢の運動を活かせるものになっていること注目出来る位なら、こんな雑誌なんか買わないっつーの。そして言われるまでも無く、スキーヤーの全てが上体の傾き如何に拘らず下肢は動かせるっつーの・・・・・ヴォケッ。そもそも運動を活かせるってナニ?

百歩譲って「下肢の運動を活かす」何かがあったとしても、その為に上体の傾きを作るのでは無く、上体の傾きはその時の回転弧の大きさや速度やその他のファクターによって結果的に現れてしまっただけなのだ。

個人的には正面から見た時、ヘソから上辺り(上体)は常に直立させていたホーが何かと都合が良いから、なるべくそうしているつもりだが、強烈に曲がる時は意に反して上体まで傾いてしまうことはある。

一方で、良く言えば(^^)弁証法的手法をもって自己の存在と、その正当性を主張していたオカルトキョージュグループは、「学術的にスキーをとらえた技術論が指導者の実際と合わない点があることが浮き彫りになった」として露骨に疎外されるハメになるのは当然としても、「学術的にスキーをとらえた技術論が指導者の実際と合わない点があることが浮き彫りになった」などと、今頃イケシャーシャーと語られたりしたら、無駄に○年間付き合わされた真面目なスキーヤー達は一体ドーしたら良いのだろう。

「バ○クマジック」などと○ソの役にもたたない特集を組む位なら、「失われた○年間を検証する!」ってな特集でも組んで詫びを入れるのが筋というものでは中老化(^^)

「ものは言い様」とは言っても、○J誌の「デモ合宿云々」の記事には怒りが込み上げてくる。

「学術的にスキーをとらえた技術論は、指導者の実際と合わない」→本当に学術的的なら実際との整合性も取れる筈だけれど、オカルト的だからはなっから合う訳ネーじゃん。そんなこと は最初から指摘してるジャン。

「指導方法を模索する」→○モだからトーゼン指導員の資格を持っているし、その試験には指導法もあった筈だ。そして指導者になった以上自信を持って自分なりの指導法を確立すべきだし、そしてそれは原理原則を外さない限り、個々の性格や思想を反映したオリジナリティーに富んだ指導方法になる筈だ。
それが今頃になって雁首揃えて模索しているなんてマヌケもEトコだし、指導員の試験て一体なんだったのサ。生徒はそんなレベルのヤツからゼニまきあげられていたんですかい?(怒)・・・・。

「技術論に偏向した指導方法」→技術論を織り交ぜないと効率の良い指導は難しい。指導法だけの指導でも悪いことは無いのだが、ちゃんとしたノーミソを持っている普通のスキーヤーを納得 させるにはそれだけでは無理だろう。

ここ数年のものは「技術論」と言うより「オカルト理論」だったから、「オカルト理論」を「技術論」と言ったんじゃ「技術論さん」が可哀そうというもの。
オカルト理論はマトモな人間であれば理解は不可能、理解不可能な程理解に苦しむ(当たり前だ^^)もんだから、もー「メンドクサイもんはまとめて学術的って表現にしちゃえ」ってんで「学術的」って言っちゃうのは「学術的さん」に失礼ってものだろう。

いずれにしても弁証法では収拾のつかないメルトダウンが始まったみたいだ。

毒者の乱入は、この稚拙なホームページに理解を示してくれるスキーヤーが存在している事実を具体的な形で知り、そしてスキーに懸ける情熱は自分を遥かに超えていること知っただけで無く、スキーに対する造詣の深さにも驚かされたし勉強にもなった。

こういうスキーヤーが存在する限り、スキーの未来は捨てたモンじゃないと思えるようになった。改めて御礼を申し上げます。
気のせいか今年の連休はいつもより大勢のスキーヤーで賑わっているみたいだ。


欺術選考
2005/04/26

毒者の方々からは頻繁にメールを頂いていて、その内容からはスキーの未来に危機感を抱いていることがヒシヒシと伝わってくる。
原因は何もS○Jやメディアだけの問題では無いにしても、スキー界の動向を左右しているのは事実だろうし、だから僅かな望みを託して苦言を呈してしまうのだ。

猛毒者K様からは「少しタイプの練習でもしますか・・・」ということで、○G誌のK某氏が欺術選に於けるチョメースキーヤー?の滑りを解説したと思われる記事の一部を送っていただいた。勿論このスキーヤーは一般スキーヤーから見れば抜群に上手なのは言うまでも無い。

以下の青字部分
スキートップの浮かない、バランスの取れた雪面コンタクトが実現されている。
重心の移動がスムーズで内スキーの機能性が引き立つ滑りだ。
とくにターン後半の上体の傾きが、下肢の運動を活かせるものになっていることに注目して欲しい。
エネルギーラインが斜面に対して理想的に位置していることも見逃せないポイントだ。
「葦裏感覚がよい」そんな表現が適した滑りである。
両スネの傾きも正確で、パラレルターンの核とも言える、両エッジ角が同レベルで斜面に対して機能している確率の高い滑りとなっている。
この機能性でスピード幅が広がれば、なお高い評価が得られるであろう。

K様の感想:
すげー、バ○がかっこつけようとして貧困なボキャ総動員って感じ。 って言うか、憐れな感じもするなぁ・・・。

解説の内容とは別の意味で非常に興味深い記述は、K様でなくても続きが読みたくなるってもの(笑)

で・・・そのもっともらしい解説の前に、少なくとも以下の部分の意味について解りやすい解説をお願いしたい。でないとマヂでさっぱり分からないから、自分の滑りにも反映出来ない=読んでも無駄になるからだ。

1、バランスの取れた雪面コンタクト
2、内スキーの機能性
3、機能性が引き立つ滑り
4、エネルギーライン
5、斜面に対して理想的なエネルギーライン
6、「足裏感覚がよい」という表現が適した滑り
7、スネの傾きも正確
8、両エッジ角が同レベル
9、斜面に対して機能している確率の高い滑り
10、この機能性でスピード幅が広がれば
11、上体の傾きが、下肢の運動を活かせるもの
12、パラレルターンの核
・・・・・・・・・・とは???

結局全部解説を要するってことですね(^^)
「高い評価」とは一体ナニ?で、その評価を得るような滑り方が出来ると、我々一般スキーヤーのスキーイングに、どんなメリットがもたらされるのかが最も知りたいところ。

何と言っても訳の分からないのは「重心の移動がスムーズ」というクダリ。
揚げ足とるツモリなんか毛頭ありませんが、解説者には「重心」が見えるんですかね?
彼には移動する様子も見えているみたいで、それがスムーズだから「内スキーの機能性が引き立つ」ことまで分かるらしい。であるなら、何処にある重心が、いつ何センチ何ミリどの方向にどんな速度(加速度)でスムーズに移動したかを具体的数値で示すのが親切というものだろう。
ライブの解説では無く、スチル写真を見ている筈だから、メジャー等で測れば分かるのでは?(笑)

重心と呼ばれる点は確かに存在していながら、本人は勿論他の誰もがその場所を正確に言い当てることなど出来ないにも拘らず、その位置がスキーイング及ぼす影響は大きい・・・・と言うか、それをあらゆる局面で如何に理想的な位置に保つかがスキーの大部分を占めていると思っているから、「保つ」のと「移動」とは文字通り大違いなのだ。

S○Jという特殊な観念的精神世界(^^)では、「重心」に限らず、その言葉の持つ意味を検証しないまま軽々しく扱われる結果、かつての某総理大臣のように「言語明瞭意味不明瞭」がまかり通り、受け手側の信者は「意味不明瞭でも言語明瞭だからマーいいか(・・;」として納得した気分になるらしいからこれでEのだろう(笑)。

しかし、老婆心ながら目視不可能な「重心云々」という言葉を使う時は慎重を期された方がよろしいかと思います。

キーとハム
2005/04/22

大抵・・・・・・お手軽で簡単にマスターできて安上がりな遊びは、流行るのも早いが飽きる(廃る)のも早いような気がする。
あるいはそれなりに熟練を要し、長年に亘り安定的に支持されていた趣味でも、道具や環境の整備?が進み、お手軽度が過ぎると、かえってそっぽを向かれてしまったり。

それこそ短い人生オリンピック種目だけを見てみても生きているうちにやってみたいと思うスポーツは沢山あって、1年1種目と限っても、元気に過ごせる期間はそれ程長いとも思えないから、手っ取り早くマスター出来た方が沢山楽しめるカモ?と考えた時に、簡単お手軽になったからと言って、あながち悪いことではなさそうな気がしてくる。

多趣味の人や熱し易く冷め易い人のことを云々するのはヨケーなお世話ってものだし、逆にそういうことが出来る人を羨ましくも思う。勿論極めるために一つのことに生涯を懸ける人もいるだろうが、熟練の域に達するには相当の努力が必要だろう。

かつてスキーは、道具も移動も宿泊も上達も環境も、およそ考えられるあらゆるものが高価で面倒で辛くて、とてもお手軽と言う訳にはいかなかったが、その見返りは掛けた時間と情熱に充分見合うものだったと思う(思いたい)。

しかし、道具や環境の整備が進み、誰でもちょっとしたコツだけでそこそこのレベルに達することが出来るとなれば、莫大なコストと時間をかけてまで続ける意味は失われてしまうのかもしれない。


なにを隠そう(^^)実はJAΦRB●というアマチュア無線のコールサインを持っている。
現在は免許の有効期限切れで運用は休止しているが、電波を発射出来るようになるまでには、それなりの勉強をしたり、試験に合格したり、その後も随分メンドクサイ手続きがあったりした。

送受信機やアンテナも、自分で作るのはそれほど珍しい時代ではなかったから、そうなるとなお更メンドクサイ。だから当時の(いまも?)アマチュア無線は実にマニアックな趣味だった。

私はといえば、機器を自作出来るほどの技術は無かったから、既製品を購入して使っていた。
でも理由は忘れたが、ある時50MHz帯のSSB(シングルサイドバンド)という電波形式を使いたくなったことがあって、当時そういう波を出せる市販トランシーバは無かったから、一度だけキット販売されていたものを作ったことはある。

だから、殆ど一から無線機やアンテナを作って愉しんでいるアマチュア無線家に言わせると、私なんかただの電話ゴッコ屋にしか見えなかっただろう。
しかし、無知は無知なりに機器をいじくっているうちに、色んなことが理解出来るようになってきて、それにつれて次第に楽しさも増していった。

送信機とアンテナをケーブルで繋ぐだけでは、電波が調子良く飛び出してくれる訳では無いことも知ったし、効率の良いきれいな電波の発射と高感度受信には、例えばスタンディングウエーブレシオを小さくしなければならないことや、その為に必要な理論や計算、それを基にした実際のカットアンドトライだけでも、その都度結果が現れるから、相当面白かったし充分遊べた。しかもアンテナ一つとっても多種多様な方式があるから、さらに楽さは奥深いものになるという塩梅。

しかし、それも多分二つの理由で急激に興味が失せてしまった。

1)アマチュア無線と言えども、言ってみれば無線ゴッコだから当然相手がある訳で、その不特定多数に、ある時期を境にして違和感をいだいてしまう変化が現れてきた。

2)レピータ(中継機器)の普及。

熱が冷めたのはきっと2)が原因の大部分を占めていたのだろうと思う。
少ない電力でも工夫次第ではより遠くのハム(アマチュア無線家)と交信出来るのが醍醐味だと思っていたから、このレピータには参った。労せずして快適な通信環境が出来てしまったからだ。

たとえ電話ゴッコであったとしても、そこはそれなりの科学的興味がある訳で、つまり「しゃべる」というのが目的なら何もアマチュア無線家にならなくてもいい訳だ。

趣味と呼ばれるものに限ってみれば、あまりにもイージーになりすぎると、生涯を懸けるに値するものとは違ってくるような気がする。スキーはそんなスポーツの一つになってしまうんだろうか?


欺術考2
2005/03/28

欺術選は狂逝く本部にとって今や最大のイベントとなった。
開催するからにはそれなりの理由があると思うし、ここ数年地元で行われていたこともあって、けっこう注意深く眺めていた。そしてそこから発信されるだろう筈の「何か意味のあるもの」を探そうと努力してみた。

長年スキーを愛好してきた人間の一人として感じたことは、そのディティールについていまさらコメントするのも憚れるが、やはり確固たるポリシーを背景にしたメッセージ性は皆無だったということだ。

仰々しいというより、むしろ失笑を買いそうなジャッジ台をはじめ、ギャラリーネットやのぼり旗、その他の飾り付けが醸し出す無駄に大袈裟な雰囲気。それらはひとまず省いて、滑走している選手だけを見てみたらドーだ?

ゴキブリ度も多少低下し、露骨な内脚引っ掛け式も影を潜めてきたとはいえ、執行部も含め、この大会で彼らは一体何を訴えようとしているのだろう?と不可解な思いがつのるばかりだ。
勿論彼らが上手なことに違いはないが、こんなに何も訴えてこないイベントも珍しい。包装紙が立派なだけに、むしろ「虚しい」という印象が強い。

そう感じたのはきっと私だけかもしれないが、その理由のいくらかは年間100万人規模で減少を続けてきた、つまりソッポを向くスキーヤーを振り返らせる、あるいは踏みとどまらせるだけの、何か本質的な魅力に欠けているような気がするのだ。

かつて普及部と呼ばれていた狂逝く本部の仕切りだけに、いくらなんでもこのままじゃマズイんじゃないのか?と思う。
普及しろとは言わないが、少なくとも減少に歯止めをかける知恵ぐらいありそうなもんだし、そしてそれはそんなに難しいことでは無いような気がする。

スキーヤーの減少に歯止めを掛けるという大命題からすると、外しまくっているこの大会の、その又イカガワシーナーのジャッジについて云々するのは、とてもアフォらしいし、エネルギーとメモリーの無駄使いなのだが、あえて感想(^^)。

テレビで観る限り、男女とも270点を基準にしているのは明らか、つまりイカガワシーナー一人当たり90点。
女子は大抵270点が並び、時々272とか273とかが出る。
これは5審の内の上下を切り捨てた残りの3採用で、一人当たり 91点を出すか出さないか。これでアナウンサーが「高得点が出ましたね」と解説者に振ると「そうですね」となる(笑)。

例えば276点は一人あたり92点だし、282点は94点 。最低でも255点は めったに居ないし、転倒してもそこまでは悪くない。
つまりイカガワシーナーは大雑把に言って85〜95の範囲で点数を決めていることになるから、標準の滑りを5点として0〜10の間で ジャッジしているのと同じ。
但し予選の時はシード選手に配慮したかどーかは知らないが、下限を80点辺りまで下げているみたいだ。

バッジテストでも70点(あるいは65とか75点でも)を合格としたら、出る点数は決まっている。技量に大きな違いがあってもあるいは無くても、大抵68、69、70、71、72の内のどれかだ。標準±2点といったところだろう。

イカガワシーナーも考え方とすればバッジテストの検定員と同じ。タテマエの「100点満点からの減点」なんかしている(出来る)訳がない。

5審3採用を採用(^^)したということは、評価がバラつく可能性があるからで、極端に高い得点と低い得点をカットして間を採るという一見合理的なシステム。
実際現場で見ていた時は、最高最低の差が3点ということも珍しくなかったし、採用された中でも2点程度のバラつきは頻繁にあった。
つまりAという選手を評価するにあたり、イカガワシイナーの評価はそれぞれ例えば90、91、92、の3通りになり、これはAにとって運が悪ければ90×3となるし、運が良ければ92×3となるということ。

選手一人につき、たった1種目だけでも既に6点の差を内包している。10種目だったら60点。
男子のリザルトを見てみた
1位2789
2位2782
3位2781
4位2777



・20位2728

つまり20位までは許容誤差の範囲だから、だれが1位になっても不思議では無いということ。特に上位4名、その中でも2位と3位は10種目戦って(笑)1点違い。つまり1種目あたりたったの0.1点。

こうなると、女子の有力選手がある種目で粗末な滑りをしても、男子の有力選手が転倒しても、ドラマはドーにでも作れるってか?(^^)。

欺術選とは、例えば男子では参加250名(本選60名)の個性を、イカガワシーナー一人当たりせいぜい10通り位に分けるだけのことだったのカモ。

興味と暇のある方は、S○Jのサイトでリザルトをご覧になり、それぞれの選手の総合計得点を10で割ってみると、1点刻み以外ジャッジには反映出来ないにもかかわらず、1種目あたりでは小数点以下で雌雄が決することや、この無駄に大きい数字に何の意味があるのかを検証するのも一興かと・・・・・・少なくともアタマの2千番台は不要じゃねーか?と思ったりするんですが。

いまやトップレベルの選手達(欺術選の・・ではありませんよ^^)でさえ、以前なら危険度の高くない斜面でも、予測不能な激しい転倒に見舞われるようになっていて(これは昨年自分でも経験済み)、FISのレース関係者は極端なサイドカット形状のスキーに潜む危険性が、見過ごせないレベルに達していることに随分前から気づいている。

女子スーパーGの世界選手権覇者レジーヌ・キャバーニュ選手の練習中の死亡事故や、ワールドカップでの相次ぐ事故が、極端なサイドカット形状のネガティブな部分を悲惨な形で露呈してしまったこともあり、これについてはアルペンレースのレギュレーションにラディウスに関する制限が設けられ、改善の方向に向かっているみたいだ。

スピードコントロールを容易にし、少なくとも転倒を予測出来るようにするには、サイドカットや長さを見直すのは当然としても、やはり技法については、「簡単に乗れる」から「上手に操れる」へ、原理原則に従い、マットーでシンプルなアプローチを再構築する必要があるだろう。

そう考えると、種目によって板を使い分けることのナンセンスさは語るまでも無いし、ゲート無しの危険な暴走滑りをシロートに見せびらかす愚行を、狂育本部は一体いつまで続ければ気が済むんだろうと思ってしまう。

ナチュラルバーン・・・か・・・・正気に戻るにはイイ発想だったんだけどね・・・・残念


術選
2005/03/27

コンポラ滑り 2005/03/19 について、A級毒者の方から『「・・・・・日本人初の4連覇」っていう見出しは、ヤッパ あまりにもトホホな感じがします。』 という記述に対して以下のようなコメントを頂いた。

言い訳させていただきますと、バブル期、スキーメーカーが呼んじゃった外国人選手がいっぱい出てまして・・・ M・スベート選手が5連覇していまして・・・ 日本人初の4連覇と書かざるをえないんですよ〜〜〜

なるほどね〜外人が出ていた時もあったんですね。全然知らなかったデス、ハッキリ逝って(^^)
でもああいう書き方は、知らない人にとっては・・・・って知ってる人しか知らないか(憐)、世界の強豪が出揃う中に日本人若干名が参加していて勝利を挙げたと思っちゃうから、表現の仕方としては適切じゃないと思う。

選手に無頓着な私でも、一時期アルペンレース関係に携わっていたから、「バブル期、スキーメーカーが呼んじゃった外国人選手がいっぱい出てまして」で、有名どころが出ていたとしたら、多分知っているつもり。

例えば懐かしいところでマリアバリザー、フィジーニ、シュナイダー、リーガートナー、クロンベルガー、サイツィンガー、最近?(^^)ではバハター、コンパニョーニ、メルル、コストナー・・・・あたりですか?。M・スベート選手は知りませんでした(・・;

いずれにしても既に日本人だけの大会?になっているのに・・・ヤッパ屈折してるワ。


女子に限らず、上位入賞者の殆ど全てがレース(競技本部の仕切り)からの転向者が占めている。

教育本部(以前は普及部)の教えをキッチリ守り、真面目に地道に基礎から学んで指導員になって、この教育本部が仕切る競技会に参加出来たとしても、現状ではレーサー崩れを凌ぐのは絶望的。

この状況を見ていて、随分昔にやっていたブラウンミクロンというシェーバーのコマーシャルを思い出した。

街頭で出勤途中のサラリーマン?を捉まえて
「ヒゲ剃ってきましたか?」
「はい」と答えると、ブラウンミクロンを渡して、いきなり
「ヒゲ剃ってください」
渡された人が剃ってみると剃り残しがあって、
「こんなに剃り残しがありますよ」
「ほんとだ」と感心するブラウンミクロンのCM。

これで済めば良いのだが、
「おっかしーな〜ブラウンミクロンで剃ってきたのにってなったら、話がややこしくなるのと同じじゃないか。


マスのスキーヤーに向けては、既に何のメッセージ性も持たなくなったこの競技会で、Mが4連覇したところで年間100万人ペースで減少してきたスキー人口に歯止めが掛かるとは思えないし、この調子が続くとあと7年でスキーヤー消滅ということになりそうだ。・・・・んなことはないか(・・;

でも、これがもしアルペンのワールドカップや世界選手権で佐々木選手や皆川選手が連覇でもしたら、コンバインドの荻原健司選手の例もあるように、状況は全く違ってくるだろうな。

まーそんな夢みたいな話は置いといて、先日このギジュツセンをテレビのローカル番組でやっていたのは良いのだが、問題はこれがいったい何の為の競技会か?ということだろう。

アナウンサーが、「スキーの技術日本一を決める大会(まさか世界一とは言えないだろう)だそうですが、ポイントは何処ですか?」の問いに、解説者はのっけから「$☆%℃∋▼∀⊥≡∩♯Å∬≒売槍スйЮ¶‡⌒」と答えていた。

続く・・・(^^)


実にくだらないジマン話2コ
2005/03/24

一つは
タバコを止めてからやけに歯がきれいになった気がする。こんなに白かったとは思ってもいなかった。ヨン様並か(笑)
但し歯並びはチョー悪く、下の前歯は特にひどくて、一本分の隙間に無理やり2本生えているから、互い違いに重なり合って、その窪みに付着したヤニは未だに剥がれない。そのかわり、いい歳こいて虫歯が一本も無いってことも思い出した。今でもビール瓶のフタなんか軽く歯で開けられる。・・・ジマンにならないか?(^^;

随分昔に、虫歯にならないのはタバコのヤニで虫歯菌を殺しているからじゃないのか?と本気で思ったことがあるくらいだから、それがタバコを止めてヤニのコーティングが取れたらドーなるのか、かなり心配。

もう一つ
風邪もひかない。とにかく物心付いた頃から風邪をひいた記憶が全く無い。いわゆる風邪っぽいことは何度かあったものの、熱が出て寝込んだりしたことはただの一度も無かったから、学校の頃、風邪で休む友達は全員「ズル休み」だと思った位だ。そして次第に風邪をひかない自分は「どこかオカシー」と思い始めた。ジッサイ「バカは風邪引かない」というのはホントに本当らしい。

娘は父親より多少マシらしく、けっこう頻繁に熱を出したりして、小さい頃はよくお医者さんにかかった。
大町市にある小児科医院は小さくても評判が良かったので、そこにお世話になっていたのだが、初めて行った時のこと、狭い待合室で順番を待っていると、診察室での会話が聞こえてきた。
そこで、ありふれて耳にする「風邪」ということばの使い方には、実は慎重を期さないとならないことを知ったのだ。

先生:どうしました?
患者の母:子供が風邪をひきました
先生:風邪かどうか診断するのが医者の仕事です、風邪って分かっているなら薬屋に行って風邪薬買って下さい、帰っていいですよ。
患者の母:・・・・・・!。
先生:小言いろいろ
患者の母:すい(み)ませんでした。

「えらいトコ来ちゃったな〜(・・;」と思った。でも言われてみればその通り、熱があるからと言って風邪とは限らないし、もっと深刻な病気かもしれない。

「丸山さ〜ん」と呼ばれた時は思わず背筋を伸ばして「ハイッ!」と妙に元気良く返事をしてしまった。それも緊張して声が裏返りそうな感じだったから照れた。
診察室では、前の人の会話を聞いて既にしっかり学習していたから、金輪際ヨケーなことは喋らず、先生の質問にだけ答えた。

先生:どうしました?
私:熱があります。
先生:いつからとか何とか・・・とか・・どの位?とか。
私:カクカクシカジカで・・・・39.8度です・・・・。
先生:ジャ診てみましょう・・・
先生:扁桃腺ですね
私:扁桃腺がどうしましたか
先生:カクカクシカジカで、・・・・シカジカカクカク
私:ソーですか、ありがとうございました。

センセーにこにこ。我々にこにこ。数日後、娘ゼッコーチョー。

スクールにも「○○のスキークリニック」という類の企画もあるくらいだから、スキーでも同じことが言えるような気がする。
教わる時は気持ちを白紙にしたほうがコミニュケーションが上手くいくと思う。・・・んが・・・建物も設備もカタガキも、ありとあらゆるものが一流の病院だったとしても、マニュアル片手の医師がいたり、手術方法に問題があったり、ミスや隠蔽、その他諸々だってあるかもしれないから、ドクターコトーのような信頼できるスクールや教師を見分けることは本当に難しいね(^^)。