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スタッドレスタイヤ 雪用タイヤのウンチク 2006/01/10
大ドジその 疲れました(^^) 2006/01/08
大雪 絶句 2006/01/03
大ドジその4 中古購入 2005/12/19
初滑り プラシーボ 2005/12/14
ATOMICスーパーGその2 大雪でも滑りに行けない訳 2005/12/10
大ドジその3 ダメジャン(−−; 2005/12/08
大ドジその2 ホントはサルベージとは言わないのでしょうが・・・(^^; 2005/12/04
大ドジ(泣) PCが壊れた 2005/12/02
ATOMICスーパーG 最近何かにつけて衝動買いが多いような・・・・(汗) 2005/11/30
八方池 斜滑考はもう少し続けようと思います 2005/11/25
今年の出来事 MCを除くと、どんな調子でオフを過ごしているのかの一部分を(^^; 2005/10/31
骨盤オタク まわす滑りか?まわさない滑りか?・・・・・そんなことよりアンタ正気ですか? 2005/10/29
重心とポマード ポマードの悪臭には記憶喪失物質が含まれている? 2005/10/24
基本とは何か? S○J今日逝く本部関係者曰く「基本とは上達に合わせて変化するもの」だってさ(・・; 2005/10/17
毒者の部屋より 大きく移動する重心について悩んでみるのココロだ〜(^ー^; 2005/09/30
交通ルール 物事には守るべき基本があるということ 2005/09/28
○J誌10月号 驚いた! 2005/08/26
やっと見たSG誌9月号DVD 精神鑑定が必要かと?(・・; 2005/08/22
SG誌9月号DVD M下君からの暑中見舞い 2005/08/15

スタッドレスタイヤ
2006/01/10


都会と違い、公共の交通機関が整備されていない田舎での生活にクルマは欠かせない。
今年の豪雪は別格としても積雪のある地方では高性能な雪用タイヤは必需品だし、出来れば4輪駆動車が望ましい。
と言うのは雪道の状況にもよるが、4輪駆動車は2論駆動車に比べて体感的には最大で10倍以上の能力差があると感じる場合が頻繁にあるし、そしてこれに慣れてしまうと雪国での2輪駆動車は殆ど役に立たないとさえ思える。

それは勿論万能という意味ではなく駆動力という点においてなのだが、下り坂や減速という局面では同等か、センターデフの無い車ではむしろ劣るカモ。いずれにしても2輪駆動車しか経験の無い人が雪道でフルタイム4駆を運転してみればその違いに驚く筈だ。

雪用タイヤは無雪路を痛め且つ削られた粉塵が人体に悪影響を及ぼすという理由から、スパイク付き(スタッド付き)タイヤからスタッドレスタイヤに代わって久しい。
そろそろ「スノータイヤ」と呼んでも良さそうなものだが、雪用タイヤの呼称が相変わらず「スタッドレス」なのは「スタッド付きタイヤ(スパイクタイヤ)」がどんなものか知らない人まで普通に使っているところが面白い。

本題(^^)
スパイクタイヤが禁止になった当初はそのグリップ力は大いに不安だったし、実際圧雪された坂道の途中で止まろうものならタイヤがロックしたままバックが始まって、チェーン装着の後続車にぶつかるなんてことは珍しくも無い時代だったから、近年の雪用タイヤの高性能振りには正直感動モノである。

中でも雪道でのグリップ性能の良さという点でBSが突出していて、フィットに装着している古い4年もののMZ−02でさえ、最新のD社製に匹敵するし、Y社製は残念ながら圧雪道路に限っては(雪用タイヤでも、実際は無雪道路を走る距離が圧倒的に長いから、一概に雪道のグリップ力だけで良否の判断は出来ない)BSとD社に差をつけられているように感じる。

今時のノーマルタイヤではドライ路面のグリップ性能なんて普通の人が顰蹙を買わないレベルで走る分にはドーでも良い程高性能になっているみたいで、余分なグリップ力はウエットコンディションの安全性引き上げにまわして欲しい程度のものだが、雪用タイヤではそうはいかない。

メーカによるグリップ力の性能差はここに書くまでも無く、その気になれば誰もが体感できるのは勿論だが、その性能が直接安全性に関わってくるから、グリップ性能は高ければ高いほど良くて、グリップが良過ぎてムダなんてことはこれっぽっちも無い。

ノーマルタイヤのグリップ力を云々する程の腕を持つドライバーはそう多く無いと思うが、こと雪用タイヤに関しては脇目も振らず飛び出して2輪車に体当たりカマす、あるいは急ブレーキを掛けさせる免許取立て軽のボンバンお○さんだって、そのグリップ力を使い切るなんてわけも無いことだから、安いと言う理由だけで雪用タイヤを選ぶのは大いに問題なのだ。

紆余曲折試行錯誤(笑)の結果、MC用にはミシェランタイヤしか無いとの結論に達した私でも、こと4輪雪用タイヤに限っては残念ながら(^^)BSを認めざるをえない。ちょっと高いがその性能は他社との価格差以上だろう。

MCでは大満足のミシェランが日本の雪道に合わないと感じるのは、融雪剤がタップリ撒かれた高速道路をかっ飛ばすスタイルの使い方を重視した設計だからかも知れないが、本当のところは不明。

フルタイム4WDの大衆車でも、スロットルOFFでのタックインからONでのドリフトを楽しめるという点で、S600に乗っていた頃を想い出させてくれる。それが出来ると言うのも連日冷え切っていて、路上の雪が融けないからだ。
大雪で道路の両側に壁が出来、ボブスレーコースと化したとある村道で、夏場は無用の長物バラストだったフルタイム4WDの本領発揮、買い物の往き帰り等気分はWRCモンテカルロなのだ(^^)。


大ドジそ
2006/01/08
HDDが壊れたNEC Lavie Jは沢山の方からアドバイスを頂き散々手を尽くしましたが、結局流体軸受けになった新しいタイプ(末尾番号06)のHDDとは互換性の無いことがわかりました。
ボールベアリングタイプの旧HDD(末尾番号04)が入手出来ない以上、修理はNECに送るしかなくなりました。

HDDが壊れないまでも、容量が不足してきたら交換を考えるのは普通だと思いますが、NECはその辺の考え方が違うみたいです。

試行錯誤はこのURLにあるのとまさに同じ過程を辿りました。ご親切なアドバイス有難うございました。

疲れたと言えば除雪です。
1月7日、ついに白馬村にも災害救助法が適用されました。
スキーリゾートではなく被災地になってしまったのに、相変わらずリフトも宿も営業を続けていることに忸怩たる思いがあります。
昨年の暮れから「災害救助法適用ってもんじゃネーカ」などと冗談で話していたことが、まさか本当になるとは思いませんでした。

被災地にお出掛けのお客様はスコップ持参でお願いします(^^)・・・・半分本気。




2006/01/03

新年あけましておめでとうございます。

12月の荒天から一転して2006年は元旦から快晴に恵まれ、幸先の良いスタートだと思ったのも束の間、昨日から再び降雪に見舞われている。

11月下旬から麓に雪が積もることは珍しく無いが、12月に入ってからは連日降り続けていたという点で、かつて経験したことが無い降り方とその量には、泣きが入った昨年2月中旬でさえメじゃないと思える程だ。
雪はこれまでの、そしてこれからも生活を支えてくれるだろう神様からの贈り物だとは分かっていても、長い年月風雨や降雪に耐えてきた木々が、その枝は勿論、幹でさえ方々でボキボキ折れまくる光景を目の当たりにすると、やはり異常な気配を感じてしまう。

昨年2月の大雪では面白がってエキサイティングだなどと軽口を叩く余裕もあったのだが、本当に久し振りに快晴の朝を迎えた昨年12月25日でさえ、午後からは激しい降雪に見舞われたから、除雪作業が日課となってしまったのは当然としても、多い日は前代未聞の一日4回!を数えるとなるとかなり凹む。

雪国とは言っても、通常大量の雪を降らせる寒波がやって来るのはシーズン中そう何度もある訳では無いし、それも数日で抜けていくから、その後暫くは穏やかな日々が続くのだが、今回の寒波は実にしぶとい(^^;

降り方の印象は
ファンタスティック→エキサイティング→スペクタクル→スリリング→デンジャラス→ボーゼン(^^;


1月2日夕方、駐車場入り口に落下した屋根雪。塊は車にまで到達している。
硬く締まった重い雪が直撃したら車は大抵潰れる。トップページにも書いていますが、くれぐれも頭上の雪には注意して欲しいと思います。


ボーゼンと言えば、実は右足外踝に問題が発生してしまった。
昨年11月にネロと散歩中ちょっとした段差を踏んだ時、右足外踝に「コキンッ」という感触と同時に激痛がはしり、その場にしゃがみこんでしまったのだ。
原因が不明のまま、取り合えず痛みから逃れようと何となく足首をグリグリしたら、外踝に再び「コキッ」とした感触があって痛みが薄らいでいった。

「ホッ」っとして、今の激痛は一体何だったのだろうと考えながら散歩を続けていたら、再び同様の現象が起こってしゃがみ込んでしまった。シーズンを前にしていたからいやな汗が出てきた・・・これ本当。
勿論「仕事に不都合を生じるカモ」なんて殊勝なことでは無く、「滑られないカモ」と言う意味において(バカッ^^)。

家に帰る間数回同じ現象が起こり、その都度同じ痛みに悩まされたから、本能的に今シーズンのスキーは無理だろうと半分は(^^)覚悟した。
早速掛かりつけのお医者さんに行って診てもらったら、骨には異常ないものの、どうも踝の後ろ側を巻くように通っている腱が何かのはずみで外れて踝の上に乗っかってしまったというような診断だった。

私:「スキーは出来ますか」
先生:「足首は硬いスキー靴で固定されるから多分大丈夫でしょう」
私:思いっきりホッとして「そうですか、で、今後どうすれば良いんでしょうか?」
先生:「とりあえず湿布しておきましょう」
私:「・・・・・?」
先生:「もう帰って良いですよ」
私:「ありがとうございました」

そして「コキッ」と外れる現象も大分収まって来た昨年12月11日、ついに205cmを担いで初滑りに行ったのだが、滑り出して最初の左ターンに入った途端、「コキッ」と外れてしまったのだ。
今回ばかりは足首が自由にならないから、踝に乗り上げた腱がなかなか元に戻らない。つまり思いっ切り痛い状態が続く。
バックルを緩めてなんとか元に戻すことが出来たものの、それからはまるで右スキーの内エッジが使えなくなってしまったから、左ターンは左足外エッジに頼ることになる・・・・ん?、これって図らずも内足シュドーじゃん(・・;。

リーゼンコースの1/4も滑らないうちに、左脚には乳酸が充満して滑走を続けられなくなった。
若い頃はトレ−ニングと称して、片足だけでしかもコブコブのリーゼンコースを滑ったりしていたから、これが205cmの板を振り回したからで無いのは明白、体力の衰えに愕然としたのだった。

帰るなりお医者さんに直行した。
私:「滑りに行ったら外れました」
先生:「右足のエッジを使っていて、コブか何かに乗り上げた時が外れ易いでしょう」
私:「その通りです」

分かっているならどうして最初に診てくれた時に言ってくれなかったんだ?なんて素振りはこれっぽっちも見せずに、
私:「どうしたら良いんでしょうか」
先生:「右足のエッジを使わなければ良いです」
私:「じゃー左に曲がる時は左足外エッジを使うってことですか」
先生:「そーゆーことです。スキーの先生なんだからその位出来るでしょう」
私:「マー出来ないことは無いですが、左足がもちません」
先生:「この際体重減らすことですね、中性脂肪もコレステロール値も異常に高いですから」
私:「高いとどーなりますか」
先生:「動脈硬化になります」
私:「動脈硬化ってどうなるんですか」
先生:「ちょっと腕出してみて」
手首の部分で脈を診ながら、「ほら、脈の打ち方が硬いでしょ、私の触ってみて、柔らかいから」

先生のと自分のとを交互にみてみたのだが、その違いは分からなかったし、むしろ先生のほうが硬い打ち方していた様な気がする(^^)。掛かりつけのお医者さんとしては実に好感の持てる先生なので信頼しているのだが、こうなるとどこまでがマジメなのか疑わしい(^−^)。

という事で何となく曖昧なまま帰って来たのだが、21日には区の仕事で官○の天下り先である「長野県自然環境研究所?」←(’98長野冬季オリンピックダウンヒルレースのスタート地点の自然保護に関わる問題でつくられたらしい)の職員を案内して、リーゼングラートが滑走可能な積雪に達しているか(多分植生に影響を与えないという意味でだと思う)を見に行った。勿論スキーを持って行ったのは言うまでも無い。

積雪は多い所で既に2m70cm(ゾンデの測定限界)を超えていて、何を根拠に決められたのかは不明な使用許可が下りる1m50cmを遥かに上回っていた。

この時は、さる所から半ば強引に持ち込まれた2台のレース用フォルクルP60のうち、GSの185cmを持って行った。
踝の状態はかなり良好になっていたから、今シーズン初オープンノートラックのリーゼングラートを滑るとなれば、厄介な部類に入るクラストだけに気合もそれなりに入ると言うもの。
勿論用心はしていたもののついつい調子に乗って滑っていたら、やはり痛いしっぺ返しを喰らってしまった。

とにかく快方に向かっていることは確かみたいだから、なるべく外れないように注意して滑ろうと思う。

雪は今も狂ったように降っている(1/3 10:30AM)


大ドジその4
2005/12/19

NEC Lavie Jの再セットアップトラブルに際しては、多くの毒者(^^)の方々からご親切な助言のメールや修復ツールを送って頂きましたことを厚くお礼申し上げます。お心遣い本当に有難く嬉しく思いました。

お蔭様で元に戻りましたと言いたい所ですが、ある程度は手を尽くしたつもり(継続中)ですが、結局1.8インチの東芝製HDDを使ったLavie Jは相性とされる問題を解決出来ないまま、同じPCを中古で購入することになりました。

PCの中でも特にデリケートで、それも聞く所によると2〜3年が寿命(ホンマ痒い〜ナ^^)と言われるHDDは、何時かは交換を覚悟しなければならないらしいのだが、その消耗品交換が物理的には簡単でも再セットアップ用にコピーしておいたCD−Rのインストールを受け付けないというのは解せない。

前にも書いたように再セットアップ用CD−RはHDDが逝った時にだけ必要で、つまり新品のHDDに交換しない限りは不要なのだが、HDDとの相性の悪さ(そんなもんあるんですかね?)はLavie J LJ500/6Aにのみ特徴的なのだということを、PC関係を生業とし、そして回復に尽力してくれたイトコから聞いたから、いったいNECさんはドーなってるの?とやっぱり不信に思ってしまうのだ。

にもかかわらず、再び中古のLavie J LJ500/6A(それも同スペックの他機種と比べると2倍近く高価)を購入する気になったのは、やはり壊れるまでの2年6ヶ月の間一度も不調にならなかったことや、何より使い勝手の良さと質感に尽きる。

例えるなら、イタリア製のモーターサイクル「MVアグスタF4」に通じるところがあると言えば褒め過ぎだが、作りは今まで使ってきた他のノートにはないものだと思う。(RC30は別格)

特に底面やサイドの隅々に至るまで、およそ目にする全ての部分にしっかりとしたデザイン処理が施されていて、これだけでも「良い道具」と思えるのだが、他にもちょっとした特徴のあるキーの配列やピッチと、そしてその薄さがキーボード/パームレスト/机の位置関係を絶妙なものにしていて、上質なタッチの感触と共に快適なタイピングを演出してくれるから、毎日使う事務用品としてはその使い心地の良さという点で何物にも変え難い。

勿論液晶ディスプレイの開閉で筐体が撓ったりヒンジがグラグラするなんて情け無い現象はこれっぽっちも無くて、全てがカッチリとしている。その意味でもHDDが厄介な問題を抱えたPCであるにせよ、ありふれた機能や平凡なスペックを越えた魅力があるのだ(^^)。

シンプルイズザベスト 余計な仕掛けの無いLJ500/6Aは、薄くてもUSB2.0を3ポート備えているからそれだけでも使い易い。

右が壊れた方。塗装の剥げやキズは皆無で、これだけ見ればそれなりの使用感はあるものの全く古臭さを感じないが、左の中古品(メモリを736MBに増設してすぐに仕舞いこんだと思われる殆ど未使用状態)と比べると、ディスプレイはあからさまにセピア色を呈していて年月を感じさせる。

中古購入を知ったディスクトップ派の甥には、ボコボコにコケにされたのは言うまでも無いが、中古でも「出る」の新品ペン4、HDD250GB、メモリ1G、19インチ液晶ディスプレイ付きと同程度の価格だったから彼が呆れるのは当然だろう。

しかし、しっかりしていてもディスクトップ用のストロークの長いキーボードにはもう帰れない気がするから、壊れた方はじっくり時間を掛けて、もし解決したらWindowsのクリーンインストールで使おうと思う。



2005/12/14
プレートを見てて思ったんだけど、この手の仕掛けに重要なのはやはり見た目の凄さだろう。
板本体が持つ性能とは別に、プレートに何か意味を持たせようとしたら凄そうなデザインや素材や加工方法は欠かせない。

レースなんかに出なくてもプレートは普通のゲレンデを普通に滑る時にこそ必要なのだ(笑)。
スキー用のブーツなんかただでさえソールが厚くてダイレクト感覚に欠けるのに、それに輪をかけて板のフレキシビリティーを損ないそうなプレートを装着する人は実にエライのだ。

どんなメリットがあるのかなんて事はどうでもEことだし、勿論デメリットの方が何倍あろーとそんなことは全然カンケーないのだ。凄そうな仕掛けをつけている事が何より大事なのだ。
実際のところ自分にしてからが、見慣れないメーカーだったけど、高級感あふれるアルミ削り出しのプレートが付いた板を駅前のスポーツショップで見た時には、カッコ良すぎて不覚にも衝動買いするところだったからだ。

プレートシステムには意味ありげな名前が印刷されていることも欠かせない。価格だって誰でも気軽に買えるようでは有り難味が薄いから、効果が有りそうな価格でなければならない。安過ぎればプラシーボ効果が減る(笑)。

その板には15万円のプライスが付いていて、もし買うとしたらカッコよさは当然としても、なんだか凄そうな仕掛けに対する不安と、上手に滑られそうな期待感が交錯する絶妙な価格設定と云えようか・・・・ジョーダン。

そしてこの板に装備されてているカッコEプレートシステムについて、スキー雑誌か何かにもっともらしい効能書きが書いてあったりすれば、なおさら演出されるプラシーボ効果は大きいから、もし買ってしまった場合たいていの人は「効果が有る」と感じてしまう。そしてそれを強力にバックアップしているのが自分の失敗をあっさり認めたくない心理なのだ(^^)

プラシーボ効果は勿論カタガキを取得した人間にも有効だから、技術的なボーダーラインが曖昧であっても指導員と非指導員ではまるで精神状態が異なってくる。そして信者が生まれる。
怪しい壺を買わされても幸せな気分になる人はいるワケで、お金を騙し取られても幸せになれるのなら、それはそれで良いの鴨しれない。
先日の○○員研修会に参加している人々を見ていて感じたことは、あなた方はS○Jにとって残り少ない大切な金ズルお得意様ですよということだった。

あるS○Kの集会では教授と称する人物がスキーの理論講演(笑)をカマしていた。
「前の教程では、向心力と遠心力が釣り合う図になっています。どういうことかといいますと、向心力と遠心力が釣り合ってしまうと真直ぐに行くしかないのです。」
??!!。その他も読むに耐えない堕論の連発。
これを真顔で聴いている(写真には「理論講演を真剣に聞く」のキャプション)多くの信者達指導員達に、既にベリファイの機能は無いのかも知れない。そして今シーズンもウイルス付き不良情報を全国のスキー場に撒き散らすのだろう。

向心力と遠心力が釣り合ってしまうと真直ぐに行くしかない」恐るべき爆笑現象が、スキーを構成する要素のほんの一部分でもあるのだとS○J今日逝く本部に関わる人達がマヂで認識しているのなら、それはもう私の知っているスキーとは何ら関係の無い精神世界なのだし、そしてこれ以上とやかく言うのは崇高な高みを目指す信者達に失礼と言うものだろう。

もう相手にするべき価値も無いと分かったからには、エネルギーはひたすら205cmを振り回すことに使うのだと悟る(笑)。
そして日曜日、雪たっぷりの絶好のコンディションだというのに、ガランとしたリーゼンコースを郷愁に浸りながら初滑りをカマすのだ。



無人のリーゼンコース下部(名木山ゲレンデ)。シーズン開幕の日曜日、こんなことは未だかつて無かったことだ。


工場出荷状態のままでは流石に好調とは言い難いが、未チューン故の不具合はこの板に限らない。
長尺板の持つ良い部分は期待通りだったし、本質的な性格は癖の無い素直なものだと分かった。そして取り合えず新雪もOK。


ATOMIC スーパーGその2
2005/12/10
やっぱりどう考えてもプレートは自分の使用状況を考慮すると不要と思え(SG板自体が不要じゃネーカ?って話もありますが、まあまあそこんとこはシャレも含めてと言うことで・・・)、思わぬ大雪に焦りまくって急遽取り外すことにした。

プレート付


プレート無し。


プレートはシンプルな形状ながら、なんと総削り出しによって実に手間の掛かる加工がされている。大量に作るのだったら射出成型だろうから、これもSG板専用なのかも。ハッキリ言って驚いた。
プレートに空けられたバインディング取り付け穴は、そのままスキー本体へ穴あけをするジグになる。


こうして並べて置くと205cmはさすがに長い。
フォルクルとサロモンは板とバインディングの組み合わせが「通」のスキーヤーに言わせれば違和感があるらしいが、全く関係ない。

プレートの厚さは正確に測るとやはり15mmもあって、重さはビス類も含めると片側約500g。
両方で8.4Kgあったものが一気に7.4Kgへと12%もの軽量化^^達成。

バネ下が軽量化されて15mmも重心が下がれば、MCや車だったらその操縦性の変化はかなり大きいと思うのだが、スキーだって似たようなものだろう。


今日から指導員研修会が始まったみたいで、幸い大雪に恵まれて参加者の皆さんは新雪を思う存分楽しまれることでしょう。
例によって自分は除雪で滑りに行けないのは勿論、実は昨日光ケーブルの工事だったのですが、駐車場の下あたりでパイプが潰れているらしく引けませんでした(;;)

おおよその見当はついていたので(後述)レンガをはがし、土を掘って目ぼしい辺りを穿っていたら、なんとかパイプを発見出来ました。
レンガを敷く為にその下地整地を業者に依頼した時、重機のオペレータが埋設してあった電話線の配管を引っ掛けて曲げてしまったのですが、電話線だから問題無いとの判断でそのまま埋めてしまったのを当時偶然見ていたのです。

大雪の中4時間に及ぶ穴掘りはマジで泣きが入りました。でも不具合箇所が発見できただけでも大成功です。
ひどく曲がっていて、これでは光ケーブルなんか金輪際通らないパイプの修理は後日雪が止んだ時に。

作業が一段落して家に入ろうとしてたら研修会参加者(道歩く時もゼッケンつけてる からすぐ分かる)がこめつきバッタみたいにペコペコしながら近寄ってきて、「こんにちわ〜ッ、ニー○ センセーですかぁ?」、「違いますけどぉ」急に態度変わって「○学感どこ?」だって。
「目の前です」 「・・・・・・」無言で去っていくのはサスガシドーイン、こんなヒトばかりじゃ無いと思いたいです。そんなことより大雪なのに205cmで初滑り出来ないのはつらい。

PCはバイオスはHDD認識しているのに、再インストール掛けるとWinXPのイン ストール開始時点でシマンテックの画面が現れ、「Usage error」とエラーメッセージ、 「Invalid distination drive」 が出て停止しています。
HDD交換は簡単に考えていたのですが、ゴーストイメージのリカバリーディスクからの 再セットアップは難しいのでしょうか。

NECのサービスに泣きを入れたら最低53000円位でHDD交換してくれるそうですが、すでに買ってしまったHDDに交換してほしいと言ったら、「それは出来ません」と キッパリ言われてしまいました。
NECにしてみれば当然のスタンスでしょう(^ ^)、また、HDD交換/セットアップに伴う必要な段取りを教えてほしいとお願いしましたところそれも却下でした。勿論担当者の対応は会社にとって正しい判断だと思います(^^)。

兎に角PCを送らないとダメみたいで、それは良しとしても買ってしまった40/60GBのHDDがもったいないです。
コンピュータプログラマの甥には授業料だと思えってバカにされています。
指導員の皆さんが2軸で頭の中を掻き回されクルクルパーティーになって雪上で室内と同じ様な講義を聴いて寒がっている時、 私は「Invalid distination drive」の連発カマされてクルクルパーティーになってるってワケです。

解せないのは、NEC LaVie J の場合、HDDに問題なければシステムの再インストールはDドライブにあるリカバリーツールを使って行いますから、3〜4時間も掛けてコピーした11枚の再インストール用のバックアップCD−Rは必要無いわけです。

このCD−Rが必要になるのはまさにHDDが逝った時であって、それが使えないのであればバックアップした意味が無いような気がするんですが・・・・NECさん。

どなたか新HDD、それも出来れば60GBをゴーストイメージのリカバリディスクを使って再インストールする方法をご存知でしたら是非教えて頂きたいと思います。お礼は雪上でお返しするということで如何でしょうか(^^)。



大ドジその3
2005/12/08

長野のPC屋さんに注文した標準装備と同じ40GのHDDは年内の入荷が難しいとのことだったので、それはそれで待つことにして、それとは別に、この際だから60GのHDDを使ってみようと色気を出してネットショップ初体験を敢行したのだった。

で、発注しておいた60Gの1.8インチHDDが昨日届いたので早速交換に取り掛かった。
再セットアップディスクも11枚並べて作業はサクサク進み、今度のHDDは60Gだから「パーテーションはC40G/D20Gにしてみるべー」などと、これで今日から再び愛機(笑)を使えるかと思うと、気分は絶好調で軽口も出ると言うもの。

左が新品の60G、MK6006GAHフィリピン製。右が壊れた40G日本製。筐体の材質や仕上げはフィリピン製の方が若干高級感があるカモ(笑)


上が交換した60G。筐体のデザインも下の40Gとは変わっている。黒い縁取りは防振ゴム。

PCもゼッコーチョーで手順どおりセットアップを始めた・・・・・・かに見えた・・・・んがっ、突然
「Invalid distination drive」
とのエラーメッセージが現れてセットアップ作業停止。思わず「ナンジャコリャ〜(松田優作風)」

購入当初NECのマニュアルに従い再セットアップ用にコピーしておいたリカバリーCDーRに、「私は清く正しい40Gの正統派HDDとしかお付き合いしないもんね〜、60GのHDDなんか金輪際知らんもんね〜」と軽くあしらわれてしまったのだ。

んじゃー純正の通りにCドライブを30Gにしてやろうジャン・・・・ 10分位待たされた挙句、やっぱり 「Invalid distination drive」・・・・!
糞高いHDD(正確には25、314円消費税、送料、代引き込み)の立場は 一体ドーなってしまうのか?(泣)

長野のPC屋さんに発注済みの40GHDDを待つしかないのか? こちらは17、700円。
しかしとても年明けまでなんか待てないから、ネットショップの同じ店に再び注文を入れた。価格は全て込みで約20000円。
いずれにしても2.5インチの2〜3倍はするから泣きそう。

PCを使えたり、バラしてHDDを交換出来るからと言って、それは電卓等と同様便利な事務機器としてある程度は使えると云うだけであって、PCそのものやウインドウズOSの云々に関してはまったくのシロートだから、プロは当然としてPCを趣味にしている人達からすれば、40Gを60Gにする程度のことなんか、赤子の手をひねる位簡単なのだと思うけど、いつまで経っても学習能力の無い私はこうして無駄な買い物をするハメになるのだ(−−;

それに新品の同じ40Gにしたとしても、NECが何か仕掛けを施していたとなれば結局使えない訳だから更に悲惨ということになる。
60GがこのPCでは使えないということになると、何か他の用途を考えるか売却するしか無いのだろうが、40Gは3年後の為に保管しておくことにする。それも新しい40GHDDにきちんと再インストール出来たらの話。

HDDはいずれも東芝製で
60G:MK6006GAH
40G:MK4006GAH
純正は
40G:MK4004GAH

数字の最後は軸受けのタイプだそうで、4はボールベアリング、新しいタイプの6は流体軸受けで、純正に使用されていた40G:MK4004GAHは今手に入れるとしたらナントッ!!約40000円もするそうです。

クラッシュしたHDDはちょっと振っただけでも派手に「カチャカチャ」と、いかにも「逝ってます」状態で、S○J今日逝く本部並の怪しい音がしますが、新品のMK6006GAHは当然無音か、したとしても僅かです。


と言うことでNEC LaVie J の復活はまだ先になりそうです。

大ドジの2
2005/12/04
麓では20cm以上の降雪に恵まれ、いよいよ本格的なスキーシズンに入ったことを実感する。そして念願の長尺スキーを手に入れることが出来たのは良いのだが、やはりプレートは取り外して使うことにして、その作業の最中にPCが壊れたものだから、呑気に遊び道具いじっている場合じゃ無くなったのだ。

電源OFFにして暫く寝かせておくと、運がよければ僅かの時間生き還ることがあるので、その間にこまごまとしたファイルをサルベージしている。
しかし次第に息をふき返している時間が短くなってきてるので、サルベージ作業が中断したら再び最初からということになって、雰囲気的には沈没船を引き揚げてきたワイヤーが途中で切れるか外れるかした感じ(^^)。

なんとか外付けHDDに最重要ファイルだけは完全にバックアップ出来たから、今日再び異常無しとの判断をしたPC屋さんに、バラしたPCからハードディスクを取り外して同型を買いに行った。

パームレストを外すとHDDが現れる。マグネシューム合金製の筐体は裏側もカッコイイ。

外したHDDは外観の寸法がPCカードきっちり2枚分で、端子はCFカード大のマイクロドライブと同じ。
行ったお店では特殊なものらしく置いてなかった。
2.5インチは沢山あるのだが、これは1.8インチらしい。HDDのメーカーに在庫確認して頂く事にして帰ってきた。

メーカーに送れば問題は無いのだろうが、中身閲覧可能なHDDを他人に預けるのは心配だし、手元に置いておけばいつか不測の事態が起きた時に役に立つかもしれないから、やはりHDDは自分で交換したい。

コネクター部分。

2000年製ソニーのペナペナキーボードはやはり馴染まないし、USBポートも1.1だけだから何かと都合が悪い。
早く快適なPCで作業したい。


大ドジ(泣
2005/12/02
本当は恥ずかしくてネタに出来ないのですが・・・・。

実は先日PCのHDが壊れるというアクシデントに見舞われた。
HDが入っている辺りから何の前ぶれも無く「カチカチ・・・・カチカチ」という聞き慣れない音がしたと思ったらそのまま フリーズしてしまった。

強制OFFして再びONにしても、やはり「カチカチ・・・・カチカチ」という音がしてブートせず、ディスプレイには「・・・・・云々・・・press a key」とかなんとかのメッセージが現れて、懐かしのDOS画面出現に思わず郷愁に浸りそうになった・・・・(ウソ)・・・のだが、メッセージ通りreturnキーを押しても同じメッセージが一行増えるだけで、完全にアウトだということを悟った。
マヌケなことに、今まできちんとバックアップを取っていなかったから、頭の中が真っ白になったのは云うまでも無い(泣)。

時々片付けをしていると懐かしい品物が出て来て、それまですっかり忘れていたにもかかわらず、いざ発見すると未練たらしく捨てるに捨てられないことがあるのだが、長年蓄えたPCの中身を一瞬にして失うのに比べれば、大抵のものは捨てても惜しくないと思ってしまう。
そして此処からが始まりだと覚悟するのはかえって潔い感じがしないでもない(大泣)。

とは云っても、幸運なことにたまたまHDが生き返って、又何時逝くとも知れない多分僅かな間に、神に祈りながら最重要データだけはサルベージに成功したのだが、息詰まる時間はノドをカラカラにした。

予備のPCもあることだし(ソニータイマ作動済み^^;PCG−GR5E/BP)、データによっては1年位前のものや、最近のものでは2週間位前にバックアップしたものもあるから、マー何とかなりそうなのだが、長年親しんだMS−DOSの無故障OKIディスクトップ時代から、不調当然Windows時代に移行して以来、使ってきたPCは全てノート。

で・・・・、大抵のPCは壊れた訳では無いものの、動作が不安定だったり様々な不調が現れるのがお決まりだと諦めていたのだが、その中にあって2年6ヶ月もの間全く不調の兆しが無く、マグネシューム製筐体の質感は言うに及ばず、キータッチの良さは残念ながら短命に終わったIBMシンクパッド600に匹敵する快適さだし、何しろ安定しているという意味では全く安心していた NEC LaVie J の突然のクラッシュは実にショック。

この際新しいPCの購入も考えて、修理に持ち込んだ店では最新のモデルにも触れてみたのだが、やはり剛性感に欠ける筐体やペナペナのキーボードにはいまいちピンとこなかった。

気に入っているPCだからハードディスク交換の修理をして又使い続けることにしたのだが、お店では不具合が発生しなかったからひとまず様子を見てほしいとの事で一旦持ち帰ったものの、やはり「カチカチ・・・・カチカチ」となって、HDはおしまい。
今回はそのメッセージを撮影しておいた。

こんなメッセージが出ちゃえば腰が抜けるというもの。今使っているのは勿論ソニータイマ作動済み^^;PCG−GR5E/BP。
何から何まで大きくてガサツな感じがするけれど、バックアップPCとすれば後光が射す位なもの。以前ヒンジを修理しておいたお陰でゴミにせずに済んだ。


【NEC LaVie J LJ500/6】 軽く薄くてもガッチリした剛性感とキータッチの良さが泣かせる。
2年半毎日欠かさず使っていても、パームレスト部分の磨耗が皆無なのは上質感維持に貢献している。つまりいつも気持ち良く使えるのは精神衛生上も好ましい。後ろの箱は外付けHD40G

今まではPCが不調でもHDが逝った経験が無かったので油断していた。
バックアップをCDに取ろうとするとけっこう時間が掛かって面倒くさかったのだが、今回のことを教訓にして、これからは外部HDにこまめにバックアップを取ることにした。

それで早速買ってきた外付けのHDを使ってみると、CDに比べその感動的な速さに驚いた・・・・・「今頃何を寝言云ってるんだ」って笑われますね(^^;

昨日はスクール開きでした。 区の惣代として招待され、若い教師は勿論同年代の教師達とも親しく懇談してきましたが、八方尾根スキースクールのスタッフは皆例外なく正常だったので安心しました。
今朝も麓まで雪が積もり、上部では一部滑走可能になったみたいです。


ATOMIC スーパーG
2005/11/30
いよいよ麓まで雪が降りてきた。今朝庭の積雪は5cm位、残念ながら午後には融けてしまった。

お店に並んでいる板がカービングタイプの短いものばかりになって久しいが、スーパーG用(勿論ダウンヒル用にも)に2m超の板はあったから、その気になれば長い板の入手が不可能だった訳ではない。

しかしスキーヤーの大多数は昨今の風潮からしてこんなシロモノ振り回して遊ぶ気にはなれないだろうし、お店で仕入れたとしても売れる可能性は極めて低いから当然受注生産になる訳で、大量生産が可能な鯛焼き式キャップスキーに比べると非常に高価なのだ。

地元のスポーツショップにも以前ロシニョールの一年落ちの板が置いてあって「いいな〜」と思ったことがあったのだが、バーゲンプライスであっても、板だけで軽く10万円を超えていたから、ビンディングのことも考えると、とても購入に踏み切ることは出来なかった。

一昨年買ったサロモンだって185cmと、今のご時世では20cm以上も長いからよしとしなければならないのだが、大体の性能には満足していても、心の何処かでイマイチ楽しめないのは直進性の悪さなんだと思う。

板が雪面に対してフラットになった時(直滑降)の落ち着きの無さは、ちょっと速度が上がっただけでも顕著に現れるから、その解決策として、右か左、どちら側かのエッジを常に軽く踏み続けることになるのだが、長時間の滑走では無意味な蛇行にストレスが溜まる。これはもっとお気に入りのフォルクルP40の178cmも同様。

そんな理由で長い間長い板(^^)に飢えていたトコロに、知人から掘り出し物の紹介があって即決したのがこのアトミック スーパーG。
スキーが入っているとは言え、ショップから送られてきたやけに長い箱を期待に胸を膨らませて開梱すると、中からは想像を超えるカッコE板が現れてひとしきり見惚れてしまった。


1年落ちの新品。

一応仕様を:
ATOMIC SG AERO SPEED 待望の(笑)205cm
R≧33
バインディング ATOMIC RACE 1018

バインディングの型番らしき1018と言う番号は、どうもDINの開放値10〜18を意味するらしく、現在使用中のマーカーやチロリアのいずれもレーシング用バインディングの開放値が4.5/5〜14/15なのに比べると、とても強い開放値になっていて少々ビビる(^^)。
通常は10程度で使っているから問題はないのだが、誰かが借りたいと言っても、これでは安全の保障は出来ないから貸さない(^^)。

見るからに重そうなトゥーピースの開放値は、DIN10〜18。その下に挟まっているプラスチック製のプレートは、ナント一部削り出しの凝ったもの。勿体無いけど私には必要無いカモ。



写真では分かり難いが、多少ネジレている為、合わせた時にトップベンド下が片方密着しない。トップベンドのソリが少ないのは空気抵抗を減らす為。これだけでもその気にさせられる。

若干のネジレや汚れ、ビンディングの取り付け精度(芯より僅か左に寄っている)に多少難があったりしても、破格の値段(バインディング一台分程度)からすれば問題にもならない。
それにレース用に少量しか作られないから、当然サンドイッチ構造になっていて、少々雑な仕上げは綺麗な外観のキャップ式に比べるとむしろ好ましいし、取扱説明書や保証書の類が一切同梱されていないのもマニアックでよろしい・・・・ん?(^^;
但し、相変わらず道具に関して疎い私には、取り扱い説明書(特にバインディングに付いている怪しい仕掛類について)はあったほうがいい。

205cmは、かつてスラロームのレースでも極当たり前に使っていた長さなのだが、今改めて205cmを目の当りにすると、ヤケに長く感じて感慨深い。
それは良しとしても、これまで経験をしたことの無い程の重さには正直驚いてしまった。片方ナント!4.2Kg、左右で8.4Kgもあるのだ。

これがどの位の重さなのかと言えば、フォルクルP40の178cmが6.2Kg、サロモン2Vの185cmが6Kg、フォルクルP20の200cmでさえ6Kgだから、持っただけでもその圧倒的な重量差に驚いてしまうのだが、早速ブーツを履いて振り回してみたところ、やはりその体感重量もハンパじゃないことが分かった。

勿論軽ければEってものでもないけど、この重さは久々にやる気を起こさせてくれる(笑)。
それより気になるのは、15mmはアローカ?と思われる板とバインディングの間に鎮座しているプレート。
もとよりレース出場なんか金輪際企んでいる訳では無いので(^^;?、普通にゲレンデを流す分にはこんな下駄は必要無いと思われる。これもプレート有り無しは滑ってみてから決めようと思う。

知人は60歳間近のジジーにこんなシロモノ紹介しちゃった手前心配そうだが、それには及ばない。
何故ならスピード系の板が高速滑走時におかしな挙動を示すようであれば、如何に現役の選手であろうと、恐くて使えたシロモノじゃ無いからだ。
つまりメーカーや個体によって某かの個性は主張するだろうが、それは普通に出回っているカービングタイプに比べると無視出来るレベルなのだと思うし、なにより、見た目が「カッコE」と感じた道具に(モーターサイクル等も含め)今までハズレた記憶が無いので(裏を返せば、あまりカッコEと思えないものにアタリは少なかった^^)、この板もきっと楽しいスキーを提供してくれるものと思う。
とは言っても実際滑ってみないことには分かりませんが(^^;
バインディングは最弱の10にセットして後は降雪を待つばかり。

今日の山はガスっていて、ゲレンデ上部の積雪量がどの位か分かりませんが、兎平でもまだ滑走は難しいでしょう。
やっぱり道具を新調するとすぐにでも滑りに行きたくなるものですね(^^) 。




2005/11/25

Copyright by Happo kankokyokai(Photo: Mr.Masayuki Nakamura)


Copyright by Happo kankokyokai(Photo: Mr.Masayuki Nakamura)

豊かな自然景観に囲まれているのが当たり前の生活をしているうちに、それが精神的な恵みや又生活の糧をもたらしてくれる神様からの贈り物だということを忘れそうになることがある。

この圧倒的な自然を前にすると、些細なことに腹を立てたりしていた自分がなんだかとても恥ずかしくなって、スキー技術のモロモロなんか取るに足らない矮小なことだし、くだらん戯言にいちいち反応するのは本当にバカバカしく思えてきた。


『毎日アルピーヌのHPの更新をチェックして寝るのが日課になっています。
その中で、本日UPの斜滑降「今年の出来事」は良かったです。写真も良いし、素敵で特別な所「白馬」に住んでいらっしゃることを、本当に羨ましく思える記事でした。

読後感が爽やかで心が暖まったような感じがしました。「あ〜良いところだな〜。また、行ってみたいな〜。」と本当に思いました。先達を重んじ、自然を愛し、自然の恵みに感謝する気持ちが素晴らしいですね。

自分も見直さなくてはと思いました。本当です。白馬っていいとこですね。とても、いつも「斜滑降」でスキー情勢に怒っている人と同一人物だとは思えません。

スキーの現状を憂うお気持ちは分かりますが、その表現が「アルピーヌ」の持っている雰囲気(上質で落ち着いた・・・)には、少々そぐわない気もしています。

今回の「今年の出来事」の記事の雰囲気は「アルピーヌ」にマッチしている気がします。「白馬」や「アルピーヌ」に癒されたいおもてなしされたい人も(私も)いますから』


過激な内容を心配するあまり、心あるお客様からはこんなメールを頂きました。本当に嬉しいし有り難いことです。
これからは静かで穏やかなスキーライフを過ごそうと思うのですが、そう思えば思うほど、これまで書いてきた内容からしても、やっぱりここで沈黙するのは無責任な気がしてくるのです。

スキー界(S○J今日逝く本部関係に限る^^)が、ある程度正気に戻ったと感じたら、その時はアルピーヌの品位(^^)の為にも「斜滑考」のページは削除するつもりでいますので、それまではどうかお付き合いください(^^;。

スキー雑誌ではついこの間まで「骨盤を立てる/寝かす」でスキーヤーを混乱させていたと思ったら、今度は「骨盤をまわす/まわさない」で喧しい。
あれほど有名だった「立てる/寝かす」の骨盤君はお払い箱になった今、どの辺の雪山を彷徨しているんでしょうね(笑)可哀そうに。
「まわす/まわさない」の骨盤君も早晩同じ運命を辿るだろうことは推して知るべしってところです。

どっかのK県連では、山○某S○J広報委員長なる人物が、「S○Jの現状とスキー欺術理論」と題した漫談の中で、
「内スキーで回すほうが合理的であるのですが、谷スキーで回すことに慣れているので分かっていても出来ないのです」
などと、相変わらず意味不明を超越した大ヴォケをかましている現状を知るにつけ、やはりスキーヤーの良心としてそれを放置しておく訳にはいかないと思うのです。

2006シーズンに向けての欺術論は、サルも真っ青な・・・・と言うより、既に無知を極めた奇想天外なフォラ話しの領域に踏み込んでいて、それを熱心に聞き入り真に受けるスキーヤーが居るかと思うと、本当に暗澹たる気持ちになります。


○G誌では漸くS○Jの異常性に気がついたのかどうかは知らないが、12月号ではSIAを持ち上げる(つまり露骨に暗にS○Jを非難している)記事を掲載している。
これは歓迎すべき変化なのだろうが、欺術選関連でさんざんネタ提供してもらっているのに、この変わり身の速さはドーヨ(^^)。でもその節操の無さがこの業界で生き抜いていくためには必要なのかもしれない。


今年の出来事
2005/10/31
明日からは11月、待望の季節まで後僅か、待ち遠しいな〜。

宿の他にはモーターサイクルに乗ったりスキーをしたり、スキーが出来ない季節にはその腹いせに、このページにゴタクを述べて関係者に不愉快な思いをさせていますが、その他にも夏季の観光の目玉でもある山登りもします(^^)。

今年はただ登るだけではなく、環境保全に係わる作業もしました。

八方尾根第三ケルン辺り、下に見えるのは八方池。
この日(7/14)は高山植物に名札を立てる作業でした。


これも八方尾根第三ケルン辺りに露出している流紋岩?に単独で生育しているチシマギキョウ。
鮮やかな紫色が見事


10/20

冬には時々滑りに来る八方池山荘上部。
この日(10/20)は植生回復マットを登山道脇の荒地に敷設する作業。どうして荒地が広がるのかは規制ロープが張られていることからもお分かりかと(i_i)。
左手に持っている金槌はマットを止める有機物性(自然分解される)のピンを打ち込む為のもので、高山植物の盗掘者に殴りかかる為のものではありません(^^)。


八方池山荘前。
この日の作業はこのページにも時々登場して頂いている元SAJナショナルデモンストレーターの丸山健吉君(同級生)も一緒でした。
スキーバカで山屋のイカレたジジー(カントリーインえんだらじっぷオーナー)は、普段こんな顔をしてボランティア活動をしています。

10/24

20日の作業は予めヘリで現場近くまで運んであったからよかったのですが、この日(10/24)は足りなかったマット(一梱包20Kg位)をリーゼングラートリフト終点から肩に乗せて担ぎ上げ、約2Km先の現場まで運びました。

背負子の人は2梱包40Kgを運んでいたので、弱音を吐いたり出来ませんが、さすがに疲れました(^^)。
敷設した植生回復マット(その環境に外来種が入り込まないよう無種状態)には、その付近にある植物の種を蒔きました。来年の夏が楽しみです。


9/15
小さな八方区でも行事は沢山あって、細野諏訪神社例大祭もその一つ。

老若男女「あいよらいて」お祭りの準備作業をします。

ご婦人達は新しい注連縄の材料になる稲藁を選っています。紙コップの中身は勿論お神酒。


八方尾根スキースクールの人達も混じって注連縄を作っています。
右端は例の友人健吉君。


往年の(今でもか?^^)名スキーヤー達。八方尾根スキー場の礎を築いた人々です。


6/04
春の感謝祭では、白馬三山が目前に迫る北尾根ゲレンデでアルペンホルンの演奏やフォークダンスを楽しみました。


北尾根は白馬三山を眺望するには絶好のポイントですが、残念ながら山の頂は雲に覆われていました。


ヨーデルの伴奏でフォークダンス。


美しい景色と最高のスキー場に恵まれ、そしてここに暮らせる幸せを関係者は勿論神に感謝しています。



骨盤タク
2005/10/29

以前、原子価電子をイメージしたと思われる、楕円軌道を描いて電子が幾重にも回っている様な図柄がプリントされた、陶器だか磁器だかのお皿を売りに来た訪問販売員がいて、その人曰く、「このお皿に食べ物を載せると付着している農薬類が無害になったり、タバコを載せると味が良くなる」ってなことを言って、見るからに安物のお皿を、ロイヤルコペンハーゲン並みの値段で売りつけようしたことがあった。

食器に関しては仕事柄一応見る目はあるつもりだから、それが100円ショップに置いてある品物と大差無い出来なのはすぐに分かったのだが、販売員はその皿の上に当時私が吸っていたタバコを載せて、未処理(笑)のものとの違いの有無を確認させる実験を行ったのだ。

両方のタバコに火をつけて交互に吸い比べるのだが、処理済(笑)のタバコの時には盛んに「違うでしょ」とか「マイルドになったでしょ」とか、詳しくは忘れたが言葉巧みに質問されるものだから、「何だかそんな感じもしてきたな〜」と思いはじめたから不思議だった。

ところが、自分は勿論販売員にも分からないように、2本のタバコをシャッフルして(^^)目を閉じて吸い比べてみたら、当たり前のことなんだけど全く違いは分からなかった。
同じタバコだから違うワケは無いのだが、そうと分かっていてもほんの短時間であったにもかかわらず、洗脳?の力は凄いと思ったものだ。

それと同時に、これも又同じ図柄がプリントされたシールがあって、それをテレビをはじめとするあらゆる電化製品に貼っておくと、機器から放出される電磁波を除去したり、又飛び交う電磁波から身体を守ることが出来るというようなことを言って売りつけようとした。そしてそれは携帯電話の電波が与えるダメージから脳を保護するには最適というシロモノだった。

勿論ただのシールにしては腰が抜けそうになる位法外な値段だったから、こういうのを不安商法とか催眠商法とか言うんだろうなと思ったし、簡単には説明出来ない位のその巧妙な手口には感心したものだ(笑)

電磁波を除去すると、「携帯電話が使えなくなったり、テレビが観れなくなるのでは?」との、元アマチュア無線屋の素朴な質問には、自信タップリに「携帯電話から出る電磁波には有害なものと無害なものがあって、有害な電磁波だけを除去(無害化)するから全く問題は無い」との説明だった。

確かに強い電磁波が脳の近くで発射されるのは好ましいことでは無いだろうが、このありふれたシールが、有害な電磁波だけをどういう仕組みで識別し、除去(無害化)するのかの説明は無かった。

仮に電磁波に有害とされる周波数成分が含まれていたとして、それを除去するには、通常はしかるべき仕掛けのローパスフィルターなりハイパスフィルターなりを使うワケで、特定の電磁波を怪しい模様がプリントされたシールをテキトーな場所に貼るだけで除去出来るとはとても思えないのだが、この販売員は私を騙そうとしているのでは無く、本気でそう信じているみたいだったから、かえって不気味だった。

世の中には人を騙すことを目的とした商品?が沢山あるから別に驚きはしないが、その中にあって、このシールは怪しさイカガワしさにおいては未だにトップクラスだろう・・・・・・・・

・・・・・・と思っていた所に、マタマタ例の毒者M下氏から、○J誌12月号の記事について下記のようなメールを頂いた。
ホントはアフォらしい雑誌ネタにいちいちレスポンスするのは11月号を限りにやめようと思っていたんですが・・・・(ioi)。

『そして今日届いた○J最新12月号(添付をご覧下さい) ホラカワ氏の後を次ぐであろう通称カス氏怪説の写真 ????????????????????????????
なんじゃこりゃ????????????????? この写真、何コマか入れ替えてカス氏に聞いてみたいですね。 「さて問題です、骨盤をまわしてるのはどっち?」な〜んて。』

これには記事中の写真が添付されていて、「骨盤の使い方」2態についての解説がされていた←(おまえらホントに正気か?・・・・オレは2態じゃなくてヘン態だと思うケド^^;)。
一つは「骨盤をまわす」もう一つが「骨盤をまわさない」という連続写真。

私には腰周りの外観から察する限り、内部の「骨盤(笑)」に関しては双方コレと言った違いは無いと思うのだが、強いて言えば「まわさない」方があからさまに外傾を意識して滑っているのがミエミエで、つまり「これがヤラセ写真の典型なのだ」位は同業者だけに良く分かる(^^)。

こーして、天下のS○Jお抱えスキー雑誌ならではの高信頼性(爆)や、高尚そうなキャプションと相俟って、詐欺的・・・と言うかマンマ詐欺記事は、益々その信憑性に拍車を掛けるのであった・・・・・・チャンチャン。

ホントにオソロシーこってス。とUことで、上には上があるというオソマツでした。


重心とポマード
2005/10/24

実は6月の某日に、あるスキー場関係の会合に出席していて、その時○J誌編集長と一対一で話す機会があった。それも2時間以上か。

氏とは旧知の仲でもあり、彼が優れたスキーヤーであるのと同時に、私の知る限り繊細で豊かな感性と確かな力量の持ち主であることは、十数年もの間編集長の座にあることからも明白。
その彼が低迷するスキー業界を憂いていたのは編集者としてだけでは無く、一人のスキーヤーとしての方がむしろ深刻そうだった。

そして彼が最近ひょんなことから私のホームページを見ていることを知って、当然話は「斜滑考」に及んだ。
久し振りの再会時点では、双方そんなことはおくびにも出さない軽いジャブの応酬(笑)だったのだが、そうなると話しは早いわけで、まあそれなりのやり取りがあった(^^)。

ひらたく言えば、○J誌はコアなマニア向けに編集されているから、私の危惧にはおよばない(お呼びでない^^;)というものだったが、そのコアなスキーヤー達の影響を受けるのは誰かを考えると、マー暗澹たる気分にはなろうと言うもの。

そして「斜滑考」の内容はもっともだとは思うけど、それを読んでいるとスキーは楽しく無くなると言っていた。・・・・言われるまでも無く自分でもそう思っている(^^)・・・・マジッス。

勿論他にも建設的で楽しい話は沢山したのだが、その中で、この業界のオピニオンリーダー誌として、又S○Jや同業他誌との関係をはじめとするその他モロモロについて、苦悩(本音^^)の一端を垣間見ることが出来たのは収穫だった。

想像通りと言うか、私のようなノーテンキジジーにだって、彼の心中を察する位は出来るのだ・・・・からといって手抜きなんかしませんゼ、カトーメン編集長(^^)。

・・・っと云うことで・・・・・・・・ってドーいうこと?
例えば、専門誌では頻繁に使われている「重心」についてマジメに考えてみる。

重心には2種類あって、一つは数学の重心、もう一つが力学の重心。
スキーの技術書等に登場するのは勿論力学の重心のことなのだろう。

重心とは物体の各部分に作用する重力の、合力の作用点ということなのだが、スキーの技術書では単純に体の中心のことを指しているみたい。
で、そうであれば、大きさのある物体が外力(どっかで聞いたな^^)によって運動する時、重心の運動は物体の質量と同じ質量をもつ質点に外力の合力が加えられた時に、その質点が行う運動と同じだから、本当は重心と呼ぶより質点の方がイメージに近いのカモ。

いずれにしても重心云々を本来の意味で使うのであれば、ことはそう単純なものでは無くて、例えば物体の全質量をM、重力の加速度をg、重心をGとした時、重力の合力はGに働く大きさMgになるから、G点を上向きにMgの力で支えれば物体はつり合うってことで、勿論これは剛体の話し。

これを踏まえて(^^)、人が立っていられるのは両足(片足の人は指まで含めた足の裏/両スキーその他))で囲まれた内側にMgを支える線が通っているからで、それが雪面を通過する点を「斜滑考」ではベクトルの指す位置と呼んでいるのだが、何しろテキは軟体(^^)だから、うっかり軽い気持ちで重心云々を持ち出すとスンゲー厄介なことになる。

何故って、薄い板状の2次元に近い物体の重心位置は、異なる2箇所をヒモで吊るしてみればある程度簡単に探せるのだが、例え剛体であったとしても、三次元の物体の重心の正確な位置を見つけるのは通常の方法では不可能に近い。
そりゃそーだ、殆どの場合重心は物体内部の何処かだがね(^^)。

だからここで目一杯見栄を張って力学風に書いていても、当然具体的な数値など提示なんか出来る筈もないから、それはイメージ構築の足し程度なのだ・・・・っとエクスキューズをカマしておこう。そうすれば、その筋の本物の専門家からつっこまれても言い訳が出来るという魂胆(^^;。

で、この線はGが静止している時は鉛直、横方向の加速を受けた時は斜めになることは容易に想像出来るが、それだって現実に重心を支えているのは両足(片足)だから、横方向に加速する原因を作るのも、元を糺せば両脚(片脚)の動かし方によるし、そのご機嫌次第ではベクトルの指す位置はあっけなくバランス領域から外れる。つまり破綻(転倒)する。勿論骨盤云々(ヴァカか?笑)の出る幕なんかこれっぽっちも無い。

「重心のスムーズな移動」とか「大きく重心移動する」とか、もっともらしいことホザイても、「結局脚の動かし方(使い方)次第じゃネーカ」と、賢いスキーヤーは気付くのだ。

そうなると、市○やホラカワやセーカ達提灯サークルが大好きな内脚荷重だか内脚主導だかだって、左右に限って云えば、例えば左に重心を移動させる為には左の脚を曲げる(一旦左の支えを失った状態をつくる)か右脚を伸ばすかすると、重心位置は左に移動し、結果的に左足に荷重され、内脚主導だと感じるだけのことだ。

しかしスキーではそんな風に重心は動かさない・・・と言うか動きにくい。動くのは質量の小さい下肢の方からだ。そしてその脚が終始怪しいバランス(好ましいアンバランス⇔好ましいバランス・・・・の繰り返し)で重心(質点)を支えているのだ。言うまでも無くその方法がスキーの技術。

そして賢い諸兄は、全ての局面での理想的な荷重配分を考えた時、常に外足の配分を多く取ることによって、素早く重心と板とのクロスオーバー(勿論俯瞰2次元の世界^^)を完了させることが出来ることや、それが安全マージンの確保に繋がること、そして何よりも、膝が深く曲がっちゃった内脚では実際たいした荷重を支えられない致命的な欠陥があることを理解するだろう。

内脚荷重や内脚主導なんて言い種は、ミス→リカバリーの産物でしか無いし、オカルトジジーの口車に乗ってそれを吹聴してきたギモンストレーターやインチキラクター達は、来るべきシーズンを前に、自分は果たして読者に対して誠実だったかどうかを胸に手を当てて問い糺すべきだろう。

不可解な行為、「骨盤を回す」や不可解な解説、「基本は上達に合わせて変化するもの」とかをはじめとする数々のナンセンスギャグは、いくらなんでもこの雑誌がカトーメン編集長の仰るように、コアなマニア向けだとしても、もうデタラメを通り越している。

スキーは静止している現在地より重力によって上に移動することはあり得ないにもかかわらず、腰が内向すると反重力が発生して、斜面上方に向かって滑走して行けるという理論(下の図右)さえまかり通る世界だから、この程度のことは平気で掲載してしまうのだろう。
   
斜滑考]U「禁断の無断転載」参照(^^)。キャプションには「力」という文字があるから、この矢印は力と方向を持っていると考えられ・・・つまり好意的にベクトルと理解してやりたい所だが、もっともらしく矢印を使っっていても、実は幼児が描く絵より始末が悪い。

幼児のなら例えそれが意味不明な落書きであっても、何らかのメッセージ性を持っていて微笑ましいが、これには片○さつ○醜戯淫衆議員レベル並の、なにしろ「お勉強ならスゴク出来る」という強力な自負心を背景にした、実践的経験不足に起因する無知からくる所の(^^)、はなもちならない傲慢さに似ている。しかしイチ○がお勉強出来たかドーかは知らない。

少なくとも国民の負託を受けて国会議員になった人物をつかまえて「コイツ」呼ばわりしたことからも、自分以外は皆バカだと本気で思っているその人間性は推して知るべしだから、枡添氏の2度目の決断(1度目は言うまでも無いだろう^^)は正しかったと思うし強力に支持する・・・・・なんのコッチャ(^^;

しかしどうしてこういうタグイのデタラメがまかり通るのか不可解だが、ゼニと色と名誉と権力の欲ヴォケ犯罪者がS○J会長のカタガキを失うまでの間、「アルツスキー場」を舞台に、それを食い物にした元大蔵高級官僚グループの破廉恥な行為や、スキー界にも当然汚い足跡を残しているだろうリクルート事件で有罪判決を受けた元文部事務次官の行為だって、つまりはそういう体質や土壌を育んで来たと言う意味において、勿論直接的にもS○J会長の態度は、あながち無関係だったと言えなくもないだろう。

そして、そうしたある種の美味しそうな世界を目の当りにしてきた茶坊主や、その予備軍やその又予備軍達は、S○Jという権威主義社会への依存から、未だに自立出来ないでいる様子が、教典をはじめとする専門誌の極めて幼稚(上の図が如実に物語っている)且つ不可解な内容からも推測できる。


内脚荷重こそスキーの基本かのように吹聴し、スキーヤーを混乱に陥れ、甚大な被害をスキー産業に与えてしまった手前、いまさら「ヤッパ外向外傾外足荷重が基本でした」とは言えなくなったから、「基本は上達に合わせて変化するもの」というウルトラCを考え出して誤魔化しちゃおーという魂胆なんだろうな。

それにしても、こういう手合いはその辺にもウジャウジャいて、どっかの国の元首相だって賄賂をゲットしたのに、スケープゴートの裁判で証人尋問の為に出廷したのはイイのだが、「記憶に無い」の一点張り。

これは記憶力にはヒジョーに難があっても、ロッキード事件の時の証人喚問でO氏が連発したことを覚えていたらしく、いつかマズイ事態が起きたら「オレも使ってみよう」とコテコテ/ギトギトのアタマで考えていたフシがあるのだが、イットキであれ首相まで務めた人物が、自分が長の派閥レベルの問題でさえ、これ程まで無責任で卑怯で姑息で往生際の悪い小心者だとは正直思わなかったから、同じ民族なのが恥ずかしい限り。

1億円を全てポマード購入に使ったら、その悪臭だけでもやっぱり記憶を失うのかも知れないな。
ホラカ○やイチ○やカスその他今日逝く本部関係者がポマード愛用者で無いことを願うよ・・・・・マッタク。


基本とは何か?
2005/10/17

某協会には仕事柄頻繁に入り浸っていて、其処には例の○J誌や○G誌が置いてあるから、その気になればいつでも見ることが出来るのだが、仕事だから行く訳で、のんきに雑誌を見ている暇なんかこれっぽっちも無い。

しかし過日、用事を済ませた帰り際に先般話題にしたこともあって、多少は気になっていた○J誌の11月号(^^)を見てみた。
カスやホラカワ達のナンセンスギャグ満載を挙げるまでも無く、この雑誌は残念ながら既にスキージャーナリズムとしては半分以上終わっていると思った。

バインシュピールによって、一応近代スキーの基本的な技術の完成を見た・・・・と言うか、長期間に亘る試行錯誤を経て、合理的なスキー技術を模索してきたその集大成がバインシュピールだと言い換えても良いだろうし、そしてその技法は時代と共にニュアンス程度の変化はあったにせよ、道具が進化したとされる現在でも、我々スキーヤーはその恩恵に与っていることを忘れてはならない。

バインシュピール技法は、実際私個人的にも何不自由の無いスキーを提供してくれている訳で、それはちょっとしたアレンジだけで難度の高い雪質や斜面状況でも快適にこなせることから、その汎用性はもとより完成度の高さを実感出来る。

但し欠点もあって、その習得には時間が掛かるということなのだが、これはどんなスポーツでも大同小異だろう。
それを嫌ってかどうかは知らないが、何が何でもバインシュピール技法を否定したいとしか思えない昨今のS○Jをはじめとする提灯スキーヤー達の不可解な言動、そしてそれらを何の検証もせずに掲載する関係誌の編集は目に余るものがある。・・・・勿論読者ではない者のヨケーなお世話だが。

百歩譲って新しいとされる技法を認めるとしても,、なお残る疑問(不信感)は、それらを会得することによって何を成し遂げることができるのか?そしてそれがスキーヤーにとって一体どんな具体的メリットをもたらすのか?という最も肝心な部分が欠落しているからに他ならない。

11月号には

スキー板の進化が技術論を流動的にした現在。
基本は何かと問われれば答えに窮する人も多いだろう。
本連載では全レベルのスキーヤーにとって基本となる
「スキーの素」をホラカ○ホラヒ○が提案する。

・・・・・(・・;というような記事があって、

特に基本は何かと問われれば答えに窮する人も多いだろう。
のクダリには、欺術系専門誌のキャプションとも思えず、「マジッスか〜」と反応するだけで精一杯。

本連載では全レベルのスキーヤーにとって基本となる
については、
基本には「全レベル」も「ク○」も無いワケで、基本は基本だから基本なワケ・・・・ん?(^^;
上達はアナログ的に進行するものだから、基本がそれぞれのレベル毎にあったんじゃスキーヤー(スキー学校関係者もか?)はウロタエルっつーの。
編集の担当がどなたか存じ上げませんが、ヴォケかますのはあなた自身がもっとヘドが出るほど徹底的に滑りまくって、ヨレヨレになるほど楽しんでからでも遅くはないと思うけどね・・・・って、もしかしてスキーやったこと無かったりして。

これについてホラカ○は

「基本的なパラレルターンを組み立てる」・・・にあたり
「自分流の基本形を持つことが大切」 ・・・(だからその基本はナンジャ?って訊いてるワケょ
そしてそれには

「内スキー主導の役割を確認することが大切」・・・と説いている様に理解出来るから、つまりそれが「基本」と言いたいのカモ(^^)

しかし10ページ?にも及ぶナンセンスギャグ連発と、キャプションこそ違え全て同じに見える連続写真からは、結局進化した道具を使った新しい技法の基本とは何かは分からずじまいだった。

しかしハッキリと理解出来たのはモデルのスキーヤー達が、古いと言われるバインシュピール技法の基本に忠実(^^)なスキーをしているということだった(笑)。

「基本形←(「基本」と書かないところがずるいな〜^^)は上達に合わせて変化するもの」だとさ。
正気か?

基本は変化しない、ましてや自分流なんてあり得ない、あるとすれば自己流と呼ばれているものだが、それだって個性の範疇でしかないし、スキーの原理原則は踏まえている筈だから、どうすれば上達出来るのだろうと、藁をも掴みたくなる心境の、この種の雑誌を読み漁る真面目なスキーヤーに向かって、「自分流の基本形を持つことが大切」なんて、よくもマー無責任なことをヌケヌケとホザケるものだと感心する。
ホラカ○の言い種は、スキーには「基本が無い」と言っているのと同じなのだ。

スキーの基本は単純明快。
繰り返し書いているように、構えは外向外傾外足荷重意識、動作(操作)感覚はフェルゼンドレシュープ(踵の捻り押し出し)たったこれだけ。

外向外傾外足荷重は、意識はもとよりそれがどういう構えなのかは客観的に理解出来るのだが、動作に「感覚」と加えたのは、フェルゼンドレシュープが行われている様子を他者が認識出来るかどうかについては、実際のところ殆ど不可能だからだ。

勿論それがどういう動作感覚なのかは停止状態に限り示すことは可能なのだが、一旦滑り出してしまえば本人のみぞ知るところとなってしまうし、そしてそれは動作と言うにはあまりにも微妙なニュアンスでしか無いのだ。

踵の捻り押し出しは、それを意識し、確かに自分は今それを実行していると認識出来るレベルから、踵の捻り押し出しはもうしたくないのに、現実的にはそうなってしまう高荷重領域まで、実に幅の広い感触の変化がある。

つまり、鋭く切れ味の良いターンに持ち込もうとすると、殆どエッジを押さえ込んでいるだけになってしまって、心情的には「押し出ないでくれ^^」とさえ願う程少なくなるからだが、大抵の場合、そのスキーヤーの許容最大荷重に達した時点で、それ以上のエネルギーは否応無く押し出に費やされ、勿論本人はその押し出されてしまう感触を味わうことになる(^^)。

しかし普通そこまで到達すれば大成功であって、殆どの場合その手前でブレークが始まってしまうから、それを如何にして最大荷重付近に迄持っていけるかが、スキー技術の一つの面白さでもあるのだが、この現象が不都合かと言えばそんなことは無くて、板のラディウスやタワミ、あるいはトーションに依存したターンとは異なり、これこそがスキーをコントロールする(出来る)為の基本的な方法であり現象なのだ。

その技術的ディティールについてはとても書き切れるものではないので、いずれ雪上で(^^)。


毒者の部屋より
2005/09/30
K氏のコメントはあまりにも毒性が強いので、本来は毒者の部屋に置いておくべきなのですが、一日悩んだ末(^^)やはり斜滑考に引用することにしました。
私は見ていませんが、○J誌11月号を見てのコメントと思われます(^^)。

カス注1曰く、「ポジショニング後、内脚のリードを使いながら外股関節を前に出していく」だって。
意味分かる人いたら、それはそれでスゲ〜!

で、どうするの?
カス曰く、 「内スキーからターンのきっかけを作るために
大きく重心移動し」 だって。
あの〜、腰の抜けた牛食べ過ぎじゃないですかぁ〜、スカスカ頭で最近よくモノ を落しませんか〜?

大きく重心移動するのは内スキーからターンを始めるためだなんて、どこの銀河系の話でつか?


団体はやむを得ないとしても、個人名を挙げて異論をカマすのは、やはりじくじたる思いがあるから・・・・どこが?(^^;・・・・なるべく避けたいところですが、こんな破廉恥で無節操な、毎月無理やりでっち上げられるBSE注2欺術論を、それでも律儀に信じて努力しようとしている善良なスキーヤーの皆さんが真に受けようものなら、上達はおろか結局ちっともいいことが無くて、スキーに見切りをつけられてしてしまう恐れがありますから、K氏同様この際キッパリと指摘しておきます・・・・・何を?

大きく重心移動した時は
大転倒だってこと・・・・(^−^;

転倒しないために、通常はベクトルの指す位置がバランス領域からはみ出さないように滑っているから、勿論どっかにある重心もそれなりに移動はしている(シュプールに沿って身体が移動する⇒つまり重心も移動する・・・って話じゃ無くて(^^)、ここではベクトルの指す位置と重心との相対的な位置関係のこと)と言えるのだろうけれど、それは多分極僅かで且つ微妙なものだと思う。
「思う」としか書けないのは、50年以上もスキーをやってきたのに、未だに重心の居場所を突き止められないからです(^^)

注1:カス=○部カス樹のこと?
注2:BSE=Bad Skiers Emission


交通ール
2005/09/28
日本での交通ルールの基本は「車は左側、ヒトは右側通行」ってことになっていて、他のモロモロも勿論大事なのだが、皆が先ずそれを守らなければ交通が成り立たないという位重要なもの。
最近はあまりニュースにならなくなったが、それでも相変わらず高速道路を逆走(つまり右側通行)して事故を起こす車は後を絶たないらしい。

それとは若干ニュアンスが異なるが、スキーにも守るべき基本はあって、このページでも再三書いてきたように、それはもう耳にタコが出来るほど聞かされているだろう「外向外傾外足荷重意識」というものだ。
これは人間が作った交通ルールのように、異国では又それなりのルールがあるものとは異なり、もう全人類に共通の(^^)「スキーの摂理」と言い切っても良いだろう。

もし、内足(という表現)の存在理由があるとしたら、それは外足(ターン外側になる方の足)の存在を示す為だけのものであって、スキーヤーの意識の中に於いては積極的にスキーイングに関与すべき立場には無い。

このことは、スキーは何も二本足の人だけが楽しむスポーツとは限らないから、中にはチェアスキーヤー(1本)も居れば片足だけのスキーヤーも居て、だから彼らの個性にとっては外だの内だの、ましてや2軸だなどというターケた戯言はク○の役にも立たないことからも明白。

但し、二本足のスキーヤーに限ってみれば、客観的事実として内足(脚)に荷重せざるを得ない状況は頻繁に起こるだろうし、そしてそうすること(そうなること)が結果的に大いに役に立つとしても、スキーをシンプルに組み立てる上では意識下から削除しておいた方が賢明というものだろう。

あるスキーヤーの両足で支えられる最大荷重が仮に180Kgだとしたら片足では90Kg。
このスキーヤーがある曲率半径をある速度で進む時、外足一本で滑るとなれば、単純計算で例えば体重70Kgのスキーヤーだったら20Kg分のペイロードしか無い訳で、これじゃいくらなんでも少な過ぎるから、遠心力(^^)やその他の加速度に耐える為には内脚も使うことになって、もしこのスキーヤーの脚に110Kgの荷重が掛かるようなシーンが発生したら、内脚は20Kgの荷重を受け持つことになる。

この程度の荷重配分では、外足荷重をハッキリと自覚出来るのだが、しかし、例え最大荷重の180Kgを両足で支えるハメになったとしても、意識としては常に「外足荷重」に変わりは無い訳で、それはとりもなおさず怪しい時間帯・・・・つまりスキーのターン方向を右から左に、或いは左から右に切り替える過渡期に於いて、客観的事実としての荷重配分も同様に、左足から右足に、或いは右足から左足に明確な意志を持って移し換えて(乗り換えて)いくことによって、この怪しい時間帯を雑念の付け入る隙が無い程キッパリとやり過ごすことが出来るのだ。

雑念とは、つまりこれまで散々指摘してきた内脚にまつわる「内主導」とか「2軸」とか「水平面」とか「骨盤」とか「重心の移動」とか、その他モロモロの相変わらず専門誌が好んで採り上げている意味不明なオカルト妄想理論のこと。

承知の上での行為は論外として、それが例え不注意であったとしても、高速道路を逆走して悲惨な事故を起こしたくなければ、左側通行は免許の有無にかかわらず万人が胆に銘じておかなければならない最低限のルールなのだ(^^)。


J誌10月号
2005/08/26

昨日某協会に居たら○J10月号が送られてきて、この雑誌が25日発売だと知った←どっちでもいいことですが(^^)。

最近はM下君の影響もあり(笑)多少興味があったので、ヒヤカシのつもりでパラパラとめくってみたらなかなか面白い記事があって、例のホラカワが欺術選上位入賞の○藤/○木/○山3人の滑りについて語っていた。
それはよいのだが、驚いたことにキャプションが「個性云々」だったから、どこかのHPに書いてあったものを地で逝っていて、思わず 「おいおい真痔マジかよ〜?」となってしまった(^^)。

上位入賞の理由が「個性」だなんて言われたひにゃ、そしてカメラマンも何を勘違いしたか知らないが、イッチョマエのヒョータクレ気取りで3人の「個性」について語っていたから、この3人がとても上手なスキーヤーであることに間違いは無いにしても、欺術選の評価基準が「個性」だったと云う恐るべきE加減さもサルことながら、何よりS○J今日逝く本部が未だに全てのスキーヤーが依って立つべき確固たる座標軸を示せないまま(サル並だからそんなことを云われても何のことだかサッパリ分からないか?^^)漂流しているということをゲロしてしまったも同然なのだ。

S○J今日逝く本部の内部のみならず、小賢しいハナシを持ち出してはスキーヤーを惑わせる手口で雑誌関係でも延命を図ってきたホラカワも、ここにきてついに墓穴を掘ったってか?(^^)。
こういう発言がタダでさえ希薄な欺術選のレゾンデートルを益々希薄にするのは当然だし、他の参加選手達を如何に愚弄しコケにしてきたかも推して知るべしなのだ。

何よりスキーを普及させるべき位置づけの今日逝く本部がこれじゃ、ビギナーを含む普通のスキーヤーに直に接する現場(スキースクールやスキークラブ)の混乱は無理からぬことだろう。
欺術選は「個性」だと言われちゃった異常以上下位の選手達も、自分達がコケにされていた事実を冷静に検証し、本来の指導者として為すべきことをもう一度確認して欲しいものだ。
もし滑ることが心底愉しいと感じ、ヨケーなお世話でもそれを多くの人に知ってもらいたいと願う根っからのスキーバカなら、このままだと自分達が楽しむフィールドさえ失いかねないことに気付いている筈だからだ。


やっと見たSG誌9月号DVD
2005/08/22

笑わせてもらおうと思ったのだが、やはり不気味な雰囲気が漂っていてM下君の思惑通り思いっきり寒気がした。
はたしてその内容はホラカワホラヒコのホラ解説ホラー解説どころの話じゃなくて、節操の無い大ボラ連発はスキーヤー以前にこの人の人格を疑うね。

「小回り今後の傾向と方向性」←ナンノコッチャ?ヴォケッ(^^)ということで始まった怪説は、早い話が小回りではワイパー状に板をスイングさせてシュプールの幅が広いブレーキ成分の多いものより、板を撓ませて縦方向に滑らせていくシュプールの幅が狭いブレーキ成分の少ない滑り方のほうが「エライ」という意味のことを言いたいらしいのだが、そんなもんどっちが「エライ」とかっていう話じゃなくて、その両極端を滑らかに行き出来、且つその幅をより広くすることがスキー技術を習得することの一つでもある訳で、減速成分が少ない撓み主体のターンだけぢゃマトモなスキーにはなりませんゼ。
実際のハナシ例えばリフト乗り場で停止する時、或いは狭いルンゼを降る時などホラカワさん、あんたドーやってますか?。

マッ、それを説明するのに・・・・なってませんが・・・・股関節がドーした骨盤がコーしただのと、何が何でもそれらに関連付けたい意図が不明なだけに不気味でもある。
ダラリンデロリンと、とりとめの無い無駄に長い噺に付き合わされた訳だけど、手振りを交えた擬音を駆使し、あまりのアフォらしさに自分でも「ん〜・・・・」とコトバに詰まると失禁失笑しながらも「今後の傾向と方向性」(爆笑)について語っているお姿は宗教家の風格さえ漂っていたな(笑)。
でもそれがあさってなのかおとといに向かっているのかは結局私には分からずじまいだった。

とUことで「物凄く独特な動き」←(ホラカワ談)をしたカ○ワ○選手が1位だったことから、取りあえずの方向性はこの選手の動きにあるんだろうな(^^;・・・・・ジョーダン。
注意:「物凄く独特な動き」=「物凄く個性的な動き」=「物凄くアクが強い」=「物凄く鼻に付く」=「物凄く・・・・^^」って解釈しちゃうのは私だけでせうか?。もっとも、どこが「物凄く独特な動き」なのかはヨー分かりません蛾(笑)。

小回り種目で、「ちょっと靴に問題があった」のかドーかは知らないし「宮○らしい滑りではなく、何かにおびえて滑りが小さく見えた」とされるマサカ選手を改めて見てみると、私には彼がスキー教師として非の打ち所が無い程完璧なお手本を示しているように見えたから、ホラカワや志○の低評価の理由がサッパリ分からないのだ。

そしてマサカ選手は自ら「滑りを変える/た」?とか何とか言ってたと思うけど、傍目にはここ数年マッタク変わった様子は見られない・・・・・それが分かったのはM下君から送って頂いた何枚かのDVDやビデオテープを強制観賞(^^)させられたからだ。

基本原理は同じでも、結果は千差万別な個性として現れる滑り方の、ある特定のスキーヤー・・・・つまりここではマサカ選手やカ○ワ○選手がドー滑ろうと私にはマッタク興味は無いのだが、ひとつ言い訳をさせて頂くとすれば、それはホラー解説に対抗するタメってことなのでそこんとこヨロシク(^^)。

と言うのは、随分以前に「おかしな技術論を振り回すのは勝手だが、お願いだから邪魔だけはしないで欲しい」っていうようなことを書いた記憶があるけど、その迷惑行為がスキー業界にボディーブローのように効いてきた気がするからだ・・・・。

我々受入れ側がスキーヤーのスキー旅行全般に与える費用対効果の低効率印象を充分考慮したとしても、景気や少子高齢化を理由に、たった数年で一気に60パーセント以上も業績が悪化する業種なんてそう多くは無いだろうに。

公式の団体(S○J)やメディアが、毎年のように特定の個性について言及し、それがあたかも新理論とか新技術論としていたいけなスキーヤー(真面目にスキーに取り組もうとしている指導員)に押し付けることの損失(正常なスキーヤーをウンザリさせるという意味で)と、勿論ナンセンスさもさることながら、如何に真実を曖昧にしてきたかがこのDVDを見ると良く分かる。つかこいつら実は本当に何にも知らないんじゃないのか?とさえ思えてくる。

ついでに言っておくと「物凄く独特な動き」をするカ○ワ○選手にもさしたる感想は持てないが、誰にでも簡単に滑られる斜面で自己をアピールする技には長けているようで、パフォーマーとしてはとても上手だと思う。

それにしてもマジメな技術解説の筈なのに、解説者の頻繁な失笑(自嘲か?)と擬音連発が、この怪説を益々神秘的にしているのは間違いない・・・ん?(^^)

ホラカワの傑作擬音集

ヴーッ
ウッ
ウーッ
ポン
パッ
フーッ
カッ
ガーン
ガツン
ガンッ
ガシッ
グッ
クッ
クワーッ
クーッ
グンッ
クルッ
スッ
ズルズルズルッ
ズーッ
まだあったかもしれないけど、とりあえずこんなもんですか?。

この擬音と同時に漏れなく付いているのが「・・と」手振りであります(^^)
笑えますビビリます。

高尚な技術解説に使われているおまぬけなコトバは他にも・・・・
コーやって
あっち
こっち
!!

いつまでもやってろやフォゲッ・・・!あれっ
力抜けました。正しくはヴォケッでした。

しかしこのDVDを見て唯一確信出来たのは、常人には見えない筈の重心や骨盤の動きや何かの軸・・・しかもアローコトカ2本も・・・が見えてしまう幻覚に侵されている関係者は、全員一度精神鑑定を受けるべきだと言うことだった。

20年以上・・・あるいはもっとか?・・・抜け目無く巧みにスキー界をスラロームしてきた結果、利害得失にあまりにも敏感に骨盤や股関節が反応するようになったものだから、その振動が脳にダメージを与えて精神に異常をきたしてしまったのだろうな。

何度も書いているように、スキーは簡単な原理で構成されているが、複雑な自然環境を相手にするスポーツだけに熟練には時間が掛かる。
しかしその度合いが進むにつれてより困難と思われる条件をこなすことが出来るようになるから、その時点でも、あるいは途上でも、愉しいと感じることはいくらでもある。そして命ある限り誰もが途上なのだ。




SG誌9月号DVD
2005/08/15

「SG9月号付録 ○川○彦解説 欺術選テクニカルレポートPart3 小回りトップテクニック
待望のホラー解説 Part3 これで最後だと思いますので、お盆休み後にゆっくりみて下さい。M下」・・・・だって(^^)

ホラカワホラヒコのホラ解説ホラー解説←(毒がまわったか?^^)で、ク○熱い夏を涼しく過ごしてもらおうとのミエミエの配慮にはホトホト感謝致しますです(^^)。

お盆休みが終わったらゆっくり笑わせて頂き、その感想はここに書きたいと思います。但し、あまりの怖ろしさに腰が抜けたりしたら書けないかもしれませんので、その時はお許し下さい。