このコーナーでは、症状があった場合考えられる病気を簡単に解説します。しかしあくまでも救急科のことですので、夜間でも受診した方がいい場合を中心に載せてあります。 いつもある症状や、持病といわれるものなどは昼間に近くの開業の先生に受診し、相談し診察を受けるようにしてください。 また、ここに載せてある症状はあくまでも多くの場合に見られるというものです。症状があるからといって、また症状がないからといってこの病気だとか、この病気でないとかは断言できません。ですから必ず、受診し医師の診察を受けることを基本にしてください。
■頭痛 くも膜下出血、慢性硬膜下血腫、脳腫瘍、その他の頭痛
■意識障害、失神 脳出血・脳梗塞、一過性脳虚血発作、低血糖発作、不整脈
■痙攣 てんかん、一過性脳虚血発作、脳出血・脳梗塞、低血糖発作、破傷風
■眩暈(めまい) 良性の眩暈、小脳の病気、メニエール症候群
■胸痛 狭心症、心筋梗塞、胸部大動脈瘤・大動脈解離、気胸、胸膜炎、 肋骨・肋軟骨の痛み、肺塞栓症
■呼吸困難 気胸、気管支喘息 心不全、肺炎、異物・誤嚥、肺動脈塞栓症、不整脈
■腹痛 汎発性腹膜炎、腸閉塞、急性腸炎、腹部動脈瘤の破裂、急性膵炎、尿管結石、 婦人科的疾患、虫垂炎(盲腸)、胆石症・胆嚢炎、胃、十二指腸潰瘍
■吐血、下血 胃・十二指腸潰瘍、食道静脈瘤の破裂、大腸からの出血
■動悸 不整脈、器質的心疾患、心因性、心疾患以外のもの
|