南門 境内への入口を兼ねた南門は、一間の四脚門で迎えてくれます。 |
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本堂 十二神将にあいたくて、新薬師寺をたずねました。 東大寺から歩くこと30分。奈良公園の外れにあるお寺は、今までの喧騒が信じられない位閑静でした。 本堂に安置する十二神将は、噂に違わず、胸奥深く迫るお姿でお迎えしてい下さいました。 その神将に守られれた、薬師如来坐像の慈愛に満ちた優しいお顔に心が洗われ、 清々しい気持ちでお寺を後にしました。 |
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宗派 | 華厳宗 | 別名 | 香薬師寺 ・ 香山薬師寺 寺名の「新」とは、あたらしいではなく、あらたかなの意味 |
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開基 | 聖武天皇の眼病平癒を願い、光明皇后が建立 | 創建年代 | 奈良時代 天平19年 (747年) |
本尊 | 薬師如来 | 訪問日 | 2002(H14)年 4月 5日(金) |
拝観時間 | 9:00 〜 17:00 | 休日 | なし |
拝観料 | 2002年4月 :500円 2010年3月 :600円 |
所在地 | 奈良県奈良市高畑町1352 |
その他 | 萩の寺としても有名。修二会 4月8日 | 問合せ先 | 0742-22-3736 /公式ホームページ |
建築物 | ||||||||
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名称 | 形式 | 制作年 | 素材 | サイズ | メモ | 指定 | ||
本堂 | 入母屋造・本瓦 | 奈良 | 747年 | 木造 | 桁行七間 梁間五間 | 唯一創建当時のまま残る | 国宝 | |
南門 | 四脚門/切妻造・本瓦 | 鎌倉 | 中期 | 木造 | - | 新薬師寺境内の入口 | 重文 | |
東門 | 棟門/切妻造・本瓦 | 鎌倉 | 中期 | 木造 | - | 本柱の上が二つに割れているのが珍しい 四脚門に見えるが、本来の棟門に補強を後補 |
重文 | |
文化財 | ||||||||
名称 | 場所 | 作者 | 制作年 | 素材 | サイズ | メモ | 指定 | |
薬師如来坐像 | 本堂 | − | 平安 | 8c末 | 檜一木造・素地 | 191.5cm | 相貌が男性的で重量感ある体躯 | 国宝 |
十二神将立像 | 本堂 | − | 奈良 | 8c中頃 | 塑像・彩色 | 152.6-166.3cm | 十二神将像の最高傑作 夷羅像のみ1931(S6)年の後補で無指定 |
国宝 |
影清地蔵尊 | 香薬師堂 | - | 鎌倉 | 13c | 木造・着衣像 | 187.5cm | 平家残党の平影清の伝承にちなみ名付けられた | - |
おたま地蔵尊 | 香薬師堂 | - | 鎌倉 | 13c | 寄木造・裸像 | 188.1cm | 影清地蔵尊の体内から発見された | - |
法華経八巻 | − | − | − | − | − | 八巻全部で 86m | 薬師如来の胎内より発見 全てに送りがなが付されている |
国宝 |