108.永源寺・百済寺・金剛輪寺・西明寺   2007.11.23(H19)
永源寺の紅葉(07/11/23)
臨済宗永源寺派総本山。
南北朝時代の興安元年(1361)
寂室元光禅師(正燈国師)に帰依
した佐々木六角氏頼が創建したこ
とに始まる。
(滋賀県)
永源寺の紅葉
琵琶湖の東、湖東で紅葉が美しい
ことで知られている。確かに鮮や
かだ。
永源寺参道(07/11/23)
流石に観光客が多い。私もその一
人でしたが。
永源寺境内(07/11/23)
この年の紅葉は、例年の出来で、
もっと鮮やかになると年もあると
聞いたが。
百済寺(07/11/23)
琵琶湖の東にある天台宗の百済寺
と金剛輪寺、西明寺を合わせ湖東
三山と言う。仁王門の大きな草鞋
が目につきます。当山には、この
様な大草鞋を履く屈強な守り神が
いるから、悪霊等一撃で倒してし
まう。と言う意味が有るとか。
(滋賀県)
百済寺
山号を釈迦山と言い、珍しくお釈
迦様の名前です。推古14年(606)
聖徳太子創建の古刹で、百済の僧
が住職の為この様な寺名ですが、
「ひゃくさいじ」と発音します。
庭園の池が回遊式で楽しめます。
金剛輪寺(07/11/23)
天平13年(741)聖武天皇の勅願
で、行基菩薩が開山。
(滋賀県)
    金剛輪寺 三重塔
古文書に寛元4年(1246)とある
所から本堂大悲閣(国宝)より40
年程前の建立となる。(重文)

三重塔の本尊、胎蔵界大日如来
金剛輪寺 千体地蔵尊
全ての地蔵尊が前掛け姿で、風車
を持っていますね。
西明寺 本堂(07/11/23)
鎌倉時代初期の建立で時代を代表
する純和風建物。(国宝)
(滋賀県)
  西明寺(07/11/23)
承和元年(834)仁明天皇の勅願
により三修上人が開創。
三重塔
高さ :23.7m
鎌倉時代後期の作で釘を使用して
いない。内部は中央に金剛界大日
如来
坐像を安置し、四天柱に脇侍
三十二菩薩や宝相華等が極彩色で
描かれおり、鎌倉時代の壁画とし
ては国内唯一のもの。
特別拝観日で拝観しました。
(国宝)
西明寺 洗心水越しの紅葉
こちらの紅葉は日蔭の為、一寸色
が薄かったようですね。