太陽の船博物館
訪問日 :2009年11月10日 10:45-11:10
入場料 :50LE(900円)
場所    :カイロ ギザ地区 クフ王のピラミッドの南側

見所    :太陽の船
   BC2500年頃、クフ王の為に造られたと考えられている。
   第1の船  1954年発見 全長42.32m 全幅5.66m 材質-杉
   第2の船  エジプト考古学庁と日本との共同発掘待ち。

  クフ王の大ピラミッドの南側で見つかった、世界最古の木造船。1954年に発見され、10年かけてて復元された。又、その時近隣に同じ様な
上部構造が見つかっていたことから、その下にもう1艘の船があると予測していたが、1986年フランス調査隊によって報告され、1987年吉村
作治調査隊(早稲田大学)が電磁波レーダーで確認した。
船の使用目的は分かっていないが、可能性として
  ①太陽神ラーと同体である死後の復活するクフ王を運ぶ為の船。
  ②クフ王が死んだ時に、メンフィスからギザ迄、王の死体を運ぶ為に使用された。
  ③クフ王が巡礼地を訪問する為の交通手段や、娯楽用として使用された。
等が考えられたが、実際に水で使用された跡が有ったこと等から、②か③の説が有力である。

右側が太陽の船博物館
左側は、第2船の発掘現場
何時公開になるのでしょうか?10年後?20年後?


ここに埋まっていたのですね。
蓋の石が大きい。

結構ふかいですよ、
靴カバー。
土足禁止で、靴の上から履きます。

大きくて、立派。これが第一印象でした。
ただし、その後の研究で、この再現された船の形はどうも違うようですね。
船首から見た写真
船尾から見た写真

実用? それとも儀式用? 最近の研究では実用が有力ですね。
船首側


船尾側



ルクソール博物館
訪問日 :2009年11月13日 16:15-19:00
入場料 :80LE(1440円)
場所    :ルクソール

見所
  1975年にルクソール近辺にて発見された遺物の展示が主。
  アメンホテプ3世(アクエンアテン王)の像・トトメス3世像等

残念ながら、撮影禁止で外観のみ
 


アレキサンドリア
国立博物館

訪問日 :2009年11月16日 11:30-12:30
入場料 :35LE(630円)
場所    :アレキサンドリア

見所
  海底から発掘された金貨の展示など。
その他
   撮影許可 但しフラッシュ禁止

入口付近
入口の女性でしたが、博物館員か否かは不明。

死者のミイラの棺
ハトシェプスト女王
新王国時代第18王朝(在位BC1473-1458)

アクエンアテン王(アメンヘテプ4世)
新王国時代第18王朝(在位BC1352-1336)

アレキサンダー大王

男女の像

アヌビシ神
死者を守護する神。

顔がライオンで
頭に太陽とコプラの像

壁画
 

左が金貨、右が銀貨
 

エジプト考古学博物館
訪問日 :2009年11月17日 8:50-11:50
入場料 :60LE(1080円) ミイラ室別料金 100LE(1800円)
場所    :カイロ

見所
  エジプト最大の博物館。2万点を超える展示品は圧巻。収蔵品は10万点以上。
  王家の谷からのツタンカーメンの秘宝-黄金のマスク 黄金の棺等多数。
  ミイラ室-ラムセス2世、トトメス3世等、歴代のファラオのミイラ
その他
  カメラ、ビデオは、館内持込み禁止。
 
  先ずは、ツタンカーメン王の秘宝を見に、2階へ。その量、美しさ、貴さ、珍しさに圧倒される。王はミイラ型の3重の棺に入っており、外側の
棺と王のミイラは、すでに王家の谷で見てきた。ここでは、中間と内側の棺はが展示されており、その装飾の美しさ、精巧さに脱帽。しかも内側
の棺は黄金製で、重量110.4Kg。いったい今の金の値段でいくらなのだ!とゲスな私はスグ考えてしまう。次は、ミイラ室へ。いましたいました、
あのラムセス2世さんが。大きい。ミイラでも1m70cm位ある感じ。これは、きっと縮んでいるはずだから、生前は一体、身長はいくら有ったの
でしょうか? これを見ると、子供が150人とも200人とも言われたのが、何となく納得できたりして。その後は、ランダムに、駆け足であちこち
見てみましたが、とにかく、展示品が多くいくら見ても見終われない。しかも飽きない。こりゃダメだ!3時間では無理。少なくとも、2、3日は
通わないと、とあきらめ顔で、見学終了予定時間で~す。

正面入口。スフィンクスがお出迎えです。
 

中央が、「パピルス」 その廻りの池は「蓮(睡蓮)」です。

右側のこの木陰、涼しそうですね。

正面の女神様達

見所満載! 3時間では全くの時間不足でしたが
皆さん、さすがにいささかお疲れの様です。
この後は、シティースターズ(ショッピングモール)へ寄ってカイロ空港から帰国の予定。
楽しかったエジプトの旅も、いよいよフィナーレを迎えます!