アメンヘテプ3世葬祭殿(メムノンの巨像) と王家の谷 |
メムノンの巨像データ 訪問日 :2009年11月14日 (8:40-9:00) 入場料 :無料 建造年 :BC1350年頃 所在地 :ルクソール西岸のコム・エル・ヘタン地区 祀神 :主神殿 − アメンヘテプ3世以外不明 王家の谷 訪問日 :2009年11月14日 (9:15-10:20) 入場料 :80LE(1440円) ツタンカーメンの墓は別料金 100LE(1800円) |
アメンヘテプ3世葬祭殿(メムノンの巨像) 造営された当時は、ルクソール(古名テーベ)西岸の最大神殿だったが、かつての威容をしのばせる建造物は、第一塔門前に建つ2体のアメン ヘテプ3世(在位BC1390-1352)像のみで、他の建造物は完全に消滅してしまった。 紀元27年にテーベを襲った地震は、北側の巨像に亀裂を生じさせた。それ以後、夜明けの太陽の光線を受けて像が暖まり出すと、古代ギリシ ャの弦楽器、キタラの様な音を出す様になった。古代の人々は、この現象を次の様なギリシャ神話と結び付けた。 曙の女神エーオースとティトノスとの間に生まれたメムノンは、アキレウスに殺され彫像に姿を変えて、テーベに現れた。母の曙の女神が、 毎朝その光で息子を愛撫すると、彼は嘆きの声を上げるのであった。 この美しきキタラの音色は、紀元2世紀末にセプティミウス・セウェルス帝が像を修復をしてからは、聞こえなくなってしまった。 残念ですね!ぜひ聞いて見たかった。 王家の谷 新王国時代(第18王朝〜第20王朝 BC1550-1069年)の王達の墓が集中することから、「王家の谷」と呼ばれているこの地区では、24の王 墓を含む64基の墓が発見されている。(2009年末現在)その王墓の62番目に発見されたのが、墓番号KV62(KVはKing Valley、数字は発見順) のトゥトアンクアムン(ツタンカーメン 在位BC1336-1327)の未盗掘の墓で、副葬品が完全な形で残されていた。 今回はそのツタンカーメンの墓以外に、ラムセス9世(KV6)・ラムセス4世(KV2)・ラムセス7世(KV1)の4か所を見学しましたが、王家 の谷全体が撮影禁止(カメラの持込み禁止)の為、画像は最初の入場料売り場付近で撮ったものしかありません。非常に残念です。墓の中はと もかく、その付近の写真ぐらいは撮りたかったのですが・・・。 |
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ルクソール東岸からナイル川越しに見た王家の谷方面 |
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メムノンの巨像 観光客がいっぱい! |
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高さ16.6mで、一枚岩の石灰岩で造られた。この背後に第一塔門があったのですね。 |
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向かって左脚の横に王妃の像が。 |
こちらの像が、お音楽を奏でたのですね。 |
傷みが酷く、顔も分かりにくいが、アメンヘテプ3世像です。 |
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アメンヘテプ3世の王妃ティテ |
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手前右はトウモロコシ畑。 |
この像の後ろに、大神殿があったのですね。 |
ロバさんは、本当に働き者です。黙って、ただ黙々と仕事をこなします。 何処かの誰かさんとは大違い! 荷車を引いて、何処まで行くのでしょうか。 |
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王家の谷 |
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車窓からの遺跡。葬祭殿の跡の様です。 |
途中で見つけた、壁画いっぱいの家。 お店でしょうかね〜。 |
ガイドさんから説明が有った、早稲田ハウス。(と思う) あの吉村作治先生一行は、ここで生活して発掘現場へ。 でも、本当にこの家で良いのか?ガイドさんの説明が一寸曖昧で若干の?が! |
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王家の谷の入口です。ここから先はカメラの携帯不可。バスに置いて行きました。 |
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しょうがないから、駐車場からの記念写真。 |
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帰り道。こんな家もありました。 右はモスクのミナレットですね。 |
途中で寄ったお土産売り場のお店の壁画! 異国情緒タップリ! |