香水 訪問日 :2009年11月12日 13:15-14:00
場所    :アスワン

  今でこそ、エジプトの主要産業は「観光」でしょうが、その昔は香水と綿花が主要産業と聞きました。特に香水の原料となる花の産地として有名
です。店内で香水入れを作る実演があり、その後はお決まりの「お土産にいかがでしょうか?」 この香水入れ、結構高い。一番小さいくて安い物
を1個買いましたが、35LE(630円)しました。香水は買わず、代わりに砂漠の砂を入れてお土産です。

お店の入口



ガラス製の香水入れを作る実演



スーク(市場)

訪問日 :2009年11月12日 14:20-15:10
場所    :アスワン

  そんなには大きくないスークでした。通りの端から端まで2~300m位でしょうか。エジプトの商人の客引きは良く言えば熱心ですね。そして
呼び込みの値段はワンダラー(1ドル)かテンダラー(10ドル)。気になる商品が有ると足を止め、店の人との交渉が始まります。例の香水瓶
も有りました。勿論ハンドメイドではない大量生産品です。
・店主「この香水れ5個入って20ドル安いよ」
・お客「高い!」すぐに立ち去る(振り)
・店主「ちょっとまって。 10ドル!」 あっという間に50%オフ。ここからが本格交渉。店主の「いくらなら買うの?」の声に。
・お客「3ドル」
・店主「それ無理ね! 7ドルでどうですか?」
・お客「7ドルじゃいらない」と、再び立ち去る(振り)
・店主「一寸待って、6ドル、これ以上無理」
・お客「分かった。それでは10セット買うから4ドル」
・店主「勘弁して。それでは私、生活できないヨ」
・お客「じゃ、いらないよ。よその店で買うよ」と、3回目の立ち去る振り。
・店主「まって、待ったね。わかったよ。5ドル。ホントにこれ以上無理」
・お客「それではあと5セット余分に買うから4ドル」
・店主「オーケー、オーケー分かった。4ドルね」と、ようやく交渉可決。ただし、この値段が高いのか安いのかは不明?
皆さ~ん! 手に入れるまでのプロセスを楽しんで買い物しましょう!

この先の通りがアスワンのスークです。



歩くたびにあちこちから声がかかります。



ハン・ハリーリ スーク

訪問日 :2009年11月15日 11:40-12:30
場所    :カイロ

  エジプト最大の市場。さすがにひろ~い。発祥は14世頃と歴史ある市場。エジプトの市場ですから、当然値段は書いてありません。あらゆるも
のが置いてあります。絨毯やショール、カラベーヤの衣類から始まって、金属品、食料品、嗜好品、お土産の小物からガラクタ(としか思えない
物)まで、無いものは無い。(当り前?)値段は、当然ながら交渉です。さすがカイロ。日本語の達者な売り子もいます。
  たまたま入った店主が私と同じサッカーファンの様で、前日の対アルジェリア戦で勝利した件で大いに盛り上がりました。結局、そこでショール
を3枚お土産に買いました。勿論値段交渉しましたが、言い値の半値で買ってしまったので割高だったかも? これも、ワールドカップの予選のプ
レーオフへの進出を決めたエジプトへのご祝儀と思いましょう。(その後19日に行われたプレーオフでアルジェリアに0-1で敗れ、ワールドカップ
出場は成りませんでした。残念!)

迷子にならないように
このミナレットを目標にしました。

狭い路地にお店が並びます。
   

手前は、水煙草を売るお店
広い通りも、店・店。
見ているだけでも、結構楽しいです。

この手前の生ジュース屋さんで、
ザクロジュースを飲みました。
味は最高でしたが、飲んだ後のお腹の心配が。
でも、特に何もなく無事クリアー!



最後にイブラヒム・パシャ(ムハンマド・アリの息子)の
像を見ながら、サヨウナラ!

シティ スターズ

訪問日 :2009年11月17日 14:10-15:00
場所    :カイロ ヘリオポリス(国際空港近く)

  2006年にオープンした、ホテルやオフィスビル巨大ショッピングモール(スターズ・センター)などがある複合施設。今回は、そのショッピ
ングモールのスターズ・センターを尋ねました。わたくし的には、この様な何処にでもあるショッピングモールには興味が無く、単なる時間つ
ぶしと思いました。しかしながら、現地の人の生活の一部を垣間見るには良い機会と思い直し、1階のスーパーマーケットに行きました。売っ
ている野菜や果物の種類、値段、それらの売り方などに興味が有ったからです。ジャガイモが、大きなコンテナみたいな入れ物に山盛りにされ、
それを欲しいだけ目方で買う様になっていました。形の不揃いなのは、日本が異常なので気になりませんが、一部腐っているものが入っていま
した。買うときはそれを避けて買えば直接の被害はないのですが、日本では考えられませんね。又、コンテナが結構大きく(記憶では2×3mの
深さ1m位かな?)一番下に入っているジャガイモは一体どうなっているのでしょうか? と気になって落ち着きません。こんな所にその国の事
情や国民性を感じ、面白いですね。我ながら変な所に興味持ちます。きっと、腐っていても買わないから問題なし。その代わり【安い】ことが
重要なのでしょうね。

あー。スフィンクスだ。

こんな所に、新生ラダメス2世(ですよね?)像が

店内の様子は日本とあまり変わりませんが、
左端のダンボールのゴチャゴチャが、ご愛敬です。