ピラミッド
ジョセル王のピラミッド・コンプレックス 訪問日 :2009年11月10日 15:15-16:00
入場料 :60LE(1080円)

巨大ピラミッドは、ジョセフ王の時代に突如出現。
従来の建築材料の泥から石への変化!
その驚異的産業革命の真相は今でも謎?




建造主 ジョセル王
年代 第3王朝第2代
在位 BC2667-2648
場所 サッカラ
高さ 60m
基底部   121x109m
勾配 -
体積 330,400m3
カッコイイ・・・!
世界で一番古いピラミッド


このピラミッドが一番好きですネ。
マスタバ墳を増改築している内に6階立てになったとか。
巨大な葬祭殿の中の一施設で、その複合体全体を、
周囲を高さ10.5m、長さ1645mの石の壁で囲んだ。
天才建築家イムヘテプが造ったというエジプト最古の
ピラミッドコンプレックス。そのピラミッドの地下には、
全長5.7Kmにわたる竪穴やトンネル、墓室、倉庫など
の地下構造が造られている。
凄すぎる!

コブラの神ワジェット



入口に続く柱廊
中庭
ヘブ・セド神殿
未完成の像?
それとも破壊された像?


屈折ッピラミッド 訪問日 :2009年11月10日 14:00-14:10
入場料 :なし

スネフェル王の2基目のピラミッド。
スネフェル王は、父が未完のまま残したメイドゥ
ムのピラミッドを完成せると新たに2基のピラミッ
ドを作った。

古名 南の輝けるピラミッド
建造主 スネフェル王
(クフ王の父)
年代 第4王朝第初代
在位 BC2613-2589
場所 ダハシュール
高さ 105m
基底部   188m
勾配 下 :54°27′44″
上 :43°22′
体積 1,237,040m3
曲がっているというのも、結構いい形ですよね。
最初からこの設計みたいですよね。


旅の都合で近くへ行けなかったのは残念無念!




屈折ピラミッドとなった理由としては、
設計上の強度不足や、王の急死の
為の工期短縮等諸説あり。



右 :赤のピラミッド
左 :屈折ピラミッド

赤のピラミッド 訪問日 :2009年11月10日 15:15-16:00
入場料 :30LE(540円)

スネフェル王の3基目のピラミッドで、初の真正
ピラミッド (基底部が正方形)のお目見え。

古名 輝けるピラミッド
建造主 スネフェル王
(クフ王の父)
年代 第4王朝第初代
在位 BC2613-2589
場所 ダハシュール
高さ 105m
基底部   220m
勾配 43°22′
体積 1,694,000m3




                                     
夕日に当たると、赤く輝くことがその名の由来。


葬祭神殿は、地表の痕跡のみ残され
破壊されてしまった。


下に見えるあのバスに乗って来ました。
(ピラミッドの入口より)
  ピラミッドの内部
 約63mの
 下降通路

 前室目指
 して頑張
 って下り
 ます。 
 が、腰が
 痛い!
高さ12.3m
 の前室に
 作られた
 現代の階
 段を、
 先にある
 玄室に思
 い を馳せ
 て登る と
その玄室の中は
瓦礫だった!




クフ王のピラミッド 訪問日 :2009年11月10日 9:00-9:50
入場料 :100LE(1800円)
                (内部への入場料)

王妃の墓は、傾斜角約52で、約1/5位の大きさ
で作られている。

古名 アケト・クフ
 (クフの地平線)
建造主 クフ王
年代 第4王朝第2代
在位 BC2589-2566
場所 ギザ
高さ 元 :146.6m
現 :138.75m
基底部 230.3m
勾配 51°50′40″
体積 2,583,283m3
王妃の
ピラミッド  
・ヘテプヘレス王妃
・メリトイテス王妃
・ヘヌトセン王妃



カフラー王の方が高台にあり、
大きくみえますが、こちらが最大のピラミッドです。

中央の穴は盗掘跡。
手前は「太陽の船博物館」



一部の裾には崩落の跡が。



右側に王妃のピラミッド群。


メリトイテス王妃の墓


ヘヌトセン王妃の墓

デカイ!

中央が入口です。
内部に入りましたが、撮影禁止です。残念!




こんな大きな石を人力で運んだのですね。
力のない分、知恵を出せ。古代人は優秀ですね。
後方はヘヌトセン王妃のピラミッド。


カフラー王のピラミッド 訪問日 :2009年11月10日11:15-11:35
入場料 :60LE(1080円)
                (3大ピラミッドの入場料)

ピラミッド・コンプレックスとしては、河岸神殿、ス
フィンクス神殿、葬祭神殿等、ギザの3大ピラミッ
ド中では最も遺構が良く残っている。

その意味で、非常に興味あるピラミッドですが、
見学時間が少ない。じっくり1日以上かけて見
て見たいが・・・。

それには、個人で来るしかないか!

古名 カフラーは偉大なり
建造主 カフラー王
 (クフ王の次男)
年代 第4王朝第4代
在位 BC2558-2532
場所 ギザ
高さ 元 :143.5m
現 :136.4m
基底部   215m
勾配 53°10′
体積 2,211,096m3
定番のアングルで1枚


頂上に、創建当時の化粧石(石灰岩)が残っています。
左はメンカウラー王のピラミッド。
馬は、勿論観光用ですね。


スフィンクスの手前がスフィンクス神殿。
左は河岸神殿。この河岸神殿から、長さ494.6mの参道が
ピラミッドの前の葬祭神殿につながっている。



さて、問題です。
スフィンクスは
何処を見ているのでしょうか?

答え
日の出。真東を向いています。
(え! 面白くない?)




スフィンクスが見ている
東からの、一枚。
ただし、KFCは未確認でした!
右の建物の上にチョコと頭を出してい
るのがクフ王のピラミッド。




メンカウラー王のピラミッド 訪問日 :2009年11月10日10:00-10:30
入場料 :60LE(1080円)
                (3大ピラミッドの入場料)

その昔は、上2/3は石灰岩、下1/3は花崗岩で
覆われていた。

古名 メンカウラーは神聖なり
建造主 メンカウラー王
(カフラー王の息子)
年代 第4王朝第5代
在位 BC2532-2503
場所 ギザ
高さ 65m
基底部   102.2x104.6m
勾配 51°20′25″
体積 235,183m3
王妃の
ピラミッド
   3基

メンカウラー王のピラミッドが小さいのは、
王が人格者の為、万民に苦労をかけるのを忌避し
た説や、財政逼迫で小さくなったと説などいくつかある
様ですが、財政説などは、今日の日本みたいですね!



王妃のピラミッド
左がカーメレルネプティ王妃の墓



左は通常のピラミッドですが、
右の2基は4段の階段ピラミッドです。

(注)写真の左が東になります。
ギザの3大ピラミッド 訪問日 :2009年11月10日9:00-11:40
入場料 :60LE(1080円)


左 : クフ王 146.6m
中 : カフラー王 143.5m
右 : メンカウラー王    65m
右端は、メンカウラー王の王妃のピラミッドです。


ピラミッドの奥に広がる砂漠


ガラベーヤ(民族衣装)を着て
記念撮影です。
黒のピラミッド 訪問日 :2009年11月10日 14:00-14:10
入場料 :なし

アメンエムハト3世は、このほかに、ハワラにも
高さ約58mのピラミッドを建造している。

古名 アメンエムハトは美し
建造主 アメンエムハト3世
年代 第12王朝第6代
在位 BC1855-1808
場所 ダハシュール
高さ 105m
基底部   75m(推定)
勾配 57°15′50″
体積 274,625m3

初期のジョセル王の階段ピラミッドからは
約800年後に造られたピラミッド。
内部を日干レンガと玄武岩で造られた為、黒く見える。
後に化粧板をはがされたため現在の姿たになっている。

現在(2009年11月)は、近くからの見学不可。



右が屈折ピラミッド。
左端にチョコと見えるのが、
黒のピラミッド。