耆闍崛山 羅漢寺 この階段を昇って歩いて行っても良いですが、 大変です。行きはリフト、帰りは徒歩にしました。 |
山門と千体地蔵堂 大化元年(645)にインドの僧法道仙人の創建と伝わる古刹。 扁額の耆闍崛山は「ぎしゃくつせん」と読み、羅漢寺の山号 で、山門は、室町幕府の3代将軍義満建立と伝わります。 |
千体地蔵堂 |
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納められている石仏は、1100体以上あり、この舞台が 設置されたのは万延元年(1860)で、ここに千体地蔵と 十王像が安置されてから500年後のことと言われている。 |
地蔵菩薩はじめ多くの石仏は、今日も又悩み多き 衆生を救います。 |
千体地蔵堂内部の十王像 千体地蔵堂には多数の地蔵尊と共に、十王像も安置されていた。 |
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向かって左から、五道転輪王 ・ 都市王 ・平等王 ・ 泰山王 ・ 変成王 | |
閻魔王 ・ 五官王 ・ 宋帝王 ・ 初江王 ・ 泰広王 | |
無漏洞(むろどう) 大きなしゃもじが印象的です。 中に入って、そのしゃもじの多さにビックリ! 願い事を書いてお参りすればすべて掬い(救い)取ってくれる。この中に五百羅漢が。 |
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無漏洞に安置された羅漢の数々。石仏は全て合わせると三千体をゆうに超える数という。 | |
本堂の本尊、釈迦如来 |
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本堂の2階からは、庭園に続く木橋。頭に気を付けながら 渡りますと、指月庵跡にでます。小さな羅漢さんでも悩みは同じですね。 |
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龍の石像(重文) このあたりを治めていたキリシタン大名大友宗麟が、羅漢寺を焼き払らおうとした時、 龍の眼から光が発せられ、これにより将兵は力を失い、寺は焼き打ちを免れたと言う。 |
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仁王像 仁王門安置の仁王像も石造りです。寛延4年(1751)の建立です。 面白い格好!特に阿形像はかけっこしているみたいですね。 |
曼荼羅石 この石を境に、羅漢寺方面は聖域とされ殿様な どが参拝するさいは、この石ある場所で籠を下り、 羅漢寺まで歩いていたと言われている。 |
不動明王が見張り番です。 |
参道にも歴史の跡が。 |
宗派 | 曹洞宗 | 正式名/別名 | 耆闍崛山 羅漢寺/ |
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開基 | 伝 法道仙人 | 創建年代 | 伝 645年(大化元年) |
本尊 | 釈迦如来 | 所在地 | 大分県中津市本耶馬渓町跡田1519 |
拝観時間 | 9:00~17:00 | 訪問日 | 2008(H20)年8月15日(金) |
休日/拝観料 | 無休 /300円 リフト往復 700円 | 問合せ先 | TEL :0979-52-2538 |
その他 |
建築物 | |||||||||
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名称 | 形式 | 制作年 | 素材 | サイズ | メモ | 指定 | |||
本堂 | 近代 | 1969年(昭和44) | 木造 | 1943年(S18)火災焼失後、再建 | - | ||||
文化財 | |||||||||
名称 | 場所 | 作者 | 制作年 | 素材 | サイズ(cm) | メモ | 指定 | ||
仁王 阿形 | 仁王門 | 石造 | 阿形:220 吽形:245 |
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五百羅漢他 | 無漏洞他 | 石造 | 2014年8月21日 重文指定 | 重文 | |||||
龍頭 | 石造り | 重文 |