直滑考]V
直滑考]W | 2012/06/08 | |
権威なるもの | 厄介なシロモノ | 2012/05/07 |
似ているもの | 先ず思い浮かぶのが某人民共和国 | 2012/04/17 |
ハイブリッド漫才(漫談) | T氏による偽術選番組レポート | 2012/04/15 |
偽術選についてその5 | 偽術選番組予告(^^) | 2012/04/12 |
2012/03/30の件 | あだ花か? | 2012/04/09 |
キャブセッティング | 一息入れます(^^) | 2012/04/07 |
偽術選についてその4 | 某○○○会より申し入れ | 2012/04/02 |
基本なるもの | 偽術用語捏造に駆り立てるもの | 2012/03/31 |
偽術選についてその3 | スポンサーシップとは | 2012/03/30 |
ワイン | シャトーオーゾンヌ1996 | 2012/03/29 |
偽術選についてその2 | テレビ観戦 | 2012/03/28 |
偽術選について | 本当は放置するつもりでした | 2012/03/24 |
著名人のコラム | それに付き合って10年以上です(−−; | 2012/03/22 |
HAPPOバージョン使用者の会?(^^) | 概ね好感触(^^) | 2012/03/19 |
今年初めての深雪 | 全面圧雪されていました(;;)勿体無いことです | 2012/03/13 |
考えさせられる動画 | r>35mの意味 | 2012/03/09 |
プロフェッショナルの話 | ほっけの三枚卸 | 2012/03/08part2 |
休館 | すっかり風物詩になりました(^^) | 2012/03/08 |
内スキーの役割 | ガバナーみたいなもの | 2012/03/05 |
第66回リーゼンスラローム大会 | スキーシーンの現実? | 2012/03/03 |
UPしてから24時間位は加筆修正がありますのでご了承ください(^^;
権威なるもの 2012/05/07 S○Jだけなのか、あるいは他のスポーツ団体も同様なのかは分かりませんが、斜滑考/直滑考を書いてきて最近特に感じていることがあります。 それは、S○Jが本来の趣旨?であったスキースポーツの啓蒙活動からは大きく逸脱し、既に存在するスキー愛好家達から、あの手この手(自尊心や虚栄心をくすぐる手法)で集金することが目的の団体になってしまったのではないか?ということです。 つまり、権威が利益を生むことを知ってからと言うもの、それを有効に活用していることは、多種多彩な肩書き乱発からも窺い知ることが出来ますが、タテマエはアマチュアでありながら、登録料/認定料/公認料はじめ各種資格販売に血道を上げた挙句、会長人事で揉めるまでになった事実がこの団体の変質振りを物語っています。 ともあれ、それに引っ掛かったスキー愛好家の一部は、「バッジ(類)は上達の励み」との大儀はあるものの、興味は純粋な技術向上より、S○Jのお墨付きこそがスキーにおいて最も価値あるものと考えるようになった節があり、それは彼らの中に権威に服従する思考システムが出来上がってしまったと云うことでもあります。 でなければ、上手なスキーヤでありながら、技術的必然性皆無の珍妙な滑りをする不可解さを説明出来ないからです。 服従とは、「自身の行動を自分が実質的に引き起こしていると考えなくなるような状況のこと」だと、スタンレー ミルグラムはその著書「服従の心理」の中で書いていますから、興味のある向きはご一読をお勧めします(^^)。 中でも「自分を別の人間の願望実行の道具として考え、自分の行動に責任をとらなくていいと考える点にある」というクダリは、まさしくコンセンサスの無い珍妙な造語テンコモリの教程 指導を受ける側は「たまったモンぢゃ無い」ワケですが、例え食わせ物の権威であっても、それに服従したいスキーヤが一定量存在することもまた事実なので、「彼らの欲求を満たしてやるのも仕事」な指導員?(^^)達の屁みたいな理屈がもっともらしく聞こえ、偽術選などというルールもヘッタクレも無く、採点基準も皆目不明な珍妙行事が成り立ってしまうのでしょうね。 しかし、そうした視点でバッジ検定から始まるお墨付き後生大事なスキーヤ達を観察すると、彼らの行動言動が、「閉鎖的環境下における権威者の指示に従う人間の心理状態を観察」した、スタンレー ミルグラム氏の実験結果と妙に合致していて笑えます。 先日吹雪の白馬岳で遭難凍死した6名は、報道によるとTシャツに夏用ジャケットと言う軽装だったようで、状況が明らかになるにつれ、彼らの行動は、常識的には「自殺行為」と言うより「自殺」そのものに思えてきます。 全員が初心者とのことでしたが、彼らの中に一人でも登山の経験者が居たのであれば、例え未熟でもその彼がグループにとって山の権威となったのは想像に難くありませんから、恐らく彼の判断のもとに行動したのでしょう。あるいは別の権威勾配か。 いずれにしても装備からして俄かに信じ難い事故は、リスキーシフトの成せる業だったと考えられます・・・・・合掌。 似たような現象が某団体でも起きているということは、以前にも何度か指摘しています。 権威には大抵権威たる理由があるのですが、現執行部のS○Jに限っては如何なものかと思う次第で・・・・。 ヨケーなお世話ですが、某団体で話題になっている「内足主導」若しくは「内足荷重」若しくは「内側への落下」をしたければ、ターン後半ちょいと腰が引けるだけで、誰でも簡単に(嫌でも^^)そういう状況になりますから、終日低速のプルークボーゲンで練習する必要なんかこれっぽっちもありません(^^)。 似ているもの 32012/04/17 「意見があるならイヌの遠吠えヂャ無くて、然るべき場所で述べればEヂャないか」との、ゴモットモなご意見を伺うこともある訳ですが、昨年の偽術選で審判長をしていた名スキーヤ(現在でも上手さでは現役デモを凌ぐと思う)Gマン氏が、某デモ研修会?でチョット持論を述べただけで執行部から排除されました。 人間性は知りませんが、技術的にはマットーな考え方を持っている目ぼしいスキーヤ達が、極当然のコメントをしただけで粛清されるという、実に某人民共和国にも似た行為が平然と行われる団体では、ゴモットモなご意見は通用しないということですね(^^;。 例えばM下マサカ氏等名実共に優れたスキーヤ達が、過去にもそうして粛清され(干されるとも云う)、あるいはその能力がありながら然るべきポジションにつけなかった事例は沢山あります。 その意味で、今年のTD M・ノブ○キ氏(かつての名レーサーが、なんでこんなところでシケているのか不思議^^)も、本当のことを言って危ない所だったようですが、保身の為には唯々諾々?事無きを得たってのも情けない話です。 マーそうして名実共に優秀な人材を粛清し、発言の自由を奪ってきた結果、現在のお粗末極まりない執行部体勢が出来上がったって訳ですね(^^)。 全ての正論(異論)を排除しながら、10年以上の長きに亘りゴリ押ししてきた某氏提唱の理論?(^^)?が、百歩譲って優れたモノだとしたら、先ずレーシングシーンでその成果は発揮されると思うのですが、現在のところその気配は微塵もありません。 「結果に現れない努力はしても無駄」とまでは云いませんが、某狂育本部のしていることは、無駄どころかスキーヤにもスキー業界にとっても”百害あって一利無し” こんな状態では、簡単なことを無駄にダラダラ難解に述べる癖があったホラカワ師の方がまだマシに思えてきますが(^^)、しかし、「マシ」だっただけに、彼も執行部からは排除されてしまいましたね。 余談: 偽術選参加者の傍若無人振りが顰蹙を買い、現実に被害が出ていることは既に述べてきた通りですが、関係者によると、一般スキーヤーに衝突した際、彼の板に傷が付いたとの理由で当たり屋並に弁償を迫ったり、スタート付近にはゴミ(ワックス関係が多い)が散乱していたりと、スキー偽術以前にモラルの問題を指摘していました。 それに引き換え、4/15に兎平ゲレンデ特設会場で行われたスーパーモーグルCUP2012のきちんとした運営や、選手達のマナーの良さ、それに何より実質観客動員数が偽術選5日間のトータルより多いと感じたのは、愛子ちゃんの人気だけでは無いような気がする今日この頃です(^^)。 ハイブリッド漫才(漫談) 2012/04/15 全国高校PTA連合会決議(1982年)の3ナイ運動(オートバイや4輪車を「運転させない」「買わせない」「免許を取らせない」)が、どれほどバイク/4輪業界ひいては日本経済にダメージを与えたか?、1994年に決議は廃止されたものの、相変わらず存続している高校もある訳で、その成果(><)は現在着々と実を結びつつある様に思えます。 規模は違えど、全国組織のS○Jも、アタマの ○○県○○村の村民運動会の「運営がオカシー」と、クレームをつけている変態オヤヂと変わらないレベル(双方共^^)なのを百も承知で、昨年同様怒り それにしても半端な怒り具合ではここまで出来ないだろうと思える力作なので(^^;、奇特な方はプリントアウトしてご覧になるのも一興カト(^^)。番組は5月1日にBS12で再放送されるらしいです。 文中「プロレスラーのようなDJ声」とは「プロレスのリングアナウンサ」のことだと思いますので念の為(^^;ではどうぞ!(^^)。
偽術選についてその5 2012/04/12 やり方さえ間違えなければ、・・・・と云うか自分達の成すべき役割を自覚してさえいれば、デモ選/偽術選は、スキーの啓蒙事業としてそれなりの意味も価値もあると思うのですが、今ではすっかり珍妙行事になり果てていて、先ごろ放映されたTV番組を見ても、啓蒙どころか解説の意味不明度は更にパワーアップしているようでした。 49回偽術選オフィシャルサイトには、偽術選について「技術選とは?」との解説があり、 「いわば、ゲレンデスキーヤーの頂点を決める大会、それが偽術選です」だそうです。 「ゲレンデスキーヤー」?・・・・なんじゃそりゃ(^^)・・・これだけでも笑えますが、ハイブリッドスキーイング理論?(大笑)の、偽術選に於ける技術的合理性は、彼ら曰く、パンピーであるゲレンデスキーヤー(笑)が必要とする、普遍的合理性とは何ら関係の無い、全く異質の文化(^^)とも呼ぶべき類であり、その乖離具合は整合性云々のレベルを超えています。 例えば偽術選がゲレンデスキーヤーの頂点を決める大会だとしたら、当然バッジテストと同一線上の一貫した評価基準の元にジャッジが行われていると考えるのが普通でしょう。 そこで、この競技?の参加資格が1級所持者からということを考えると、当然1級の方も参加している訳で、彼らがとても上手なスキーヤー(偽術選参加レベル)だとしても、1級取得時の得点が何点だったかは凡その見当はつきます。具体的には72〜75ってところでしょうか(^^)もうちょっと頑張って76?。 実際上位の選手の滑りを一級の基準で見れば75前後なので、偽術選と名が付いたとたん、各選手のリストポイント(ポイントリストぢゃないですよ^^)が15〜20点は上乗せされるという按配(アルペンだったらマイナスか^^)。 つまり、偽術もそうだけど この一貫性の無い「○○○ポイ〜〜ン」と、意味不明な偽術解説とのハイブリッド漫才は、近々TV番組版と共に、T氏書き起こしによってUPされると思います(^^) 解説が彼ら曰く、パンピーである我々ゲレンデスキーヤー(笑)の技術向上に役立つとEのですが・・・・乞うご期待(^^)。 2012/03/30の件(^^) 2012/04/09 復活しました(^^)。 プロバイダから借りているホームディレクトリ80Mbの容量が、ナント80Mb全部使い切っていて、直滑考13を転送したところパンク?して一時白紙表示になってしまいました(−−;。 10M/\100/月なので、ここはセコく(^^)20M追加することにしました。 追加されるまで斜滑考の一部を削除して急場をしのいでいます(^^)が、その殆どが斜滑考/直滑考で消費されていることを考えると、意見を述べるのには時間もお金も掛かると云うことですね〜〜(−−;。 どんなに改善を望んでみたところで結局、スキーは我々団塊の世代に特徴的なスポーツだったのだと得心するに至りました。 それは、興味があって観たNHKの番組”フローズンプラネット”で、氷河が海へと向かって流れ、巨大な氷塊が崩れ落ち消えていくサマと、その後に生成されるべき新しい氷河が、地球温暖化?の影響か次第に少なくなっていると言うような、他の番組で観た内容とが相俟って、まるで高齢ゾーンに移動していく団塊の世代と重なって見えたからです。 温暖化と云えば、かつて偽術選は「チームマイナス6パーセント」?をバナーに書いて、温暖化防止のジェスチャをしたことがありましたが、当時でさえ掛け声倒れで具体的な取り組みもせず、相変わらずそんなことはどこ吹く風の大会運営が行われていることを、ノッペリと整備された斜面が証明していますね。 いずれにしても、団塊の世代に続くスキーヤが減少してしまったことに違いは無く、それはリーゼンスラローム大会のエントリ構成が如実に物語っていますが、S○Jはもとより、デモ選や偽術選はさしずめその時代に咲いたあだ花のようでもあります。 しかし、実を結ばないあだ花ならそれはそれで良かったものの、散り際の美学どころか、今では何の花だったのかも分からない位奇妙で珍妙で不気味な姿を晒しています。 偽術選についてその3参照 キャブセッティング 2012/04/07 息詰まる話?が続くと息が詰まるといけないので(^^;、違うネタを挿みますね。 ナニを隠そう(^^)実はバイク乗りでもありまして、雪が消えるとオフシーズンの趣味はバイク一辺倒の生活になります。 最近のバイクは良く出来ていて、誰でも問題無く扱えるようになっていますが、中でもエンジンに燃料を供給するシステムが進化し、現在ではその殆どがコンピュータ制御によるインジェクション方式が採用されています。 理由は理論上ガソリンが完全燃焼するとされる理論空燃比(ガソリン1gに対し空気が14.7g)で混合気をエンジンに供給することが出来るので、もっとも効率の良い燃焼が可能になるからですが、それだけでは無く、走行状況や環境によっては理論空燃比(実用的には1:12〜17位?)を外れて、極端に燃料を薄めた希薄燃焼(リーンバーン)も出来るので、省燃費にも大いに有効なのです。 私のバイクはと言えば、皆古くて、25年から新しいものでも既に14年も経っているので、3台の中の2台が昔ながらのキャブレタ方式です。 今年は寒い日が続き、今も雪が降っていて、リーゼンコースは完璧に下まで滑って来られますが、バイクシーズンに向けて不調だったキャブレタのセッティングを始めました。 キャブレタ式のセッティングは、コンピュータ制御のインジェクション方式の様に、スロットルの低開度〜全開に至るまで、理論空燃比を維持することは、ほぼ不可能と云って良いくらい困難を極めますから、”ある程度”で妥協することになりますが、その”ある程度”だと思える所まで辿り着くのがこれまた大変な訳です(^^;。 インジェクション方式は各種センサー(スロットル開度/大気圧/気温/水温/O2等々)が感知した情報をもとに、コンピュータがりアルタイムに最適な噴射量を決めてくれるのに対し、キャブレタは大気圧や気温が変化しても、走行中にセッティングを変更することが出来ませんから、そこで”ある程度”という”妥協案(^^)”が浮上してくる訳ですね。 東京の海抜数m付近と、志賀草津道路の海抜2000mを越える渋峠付近では、自ずと最適なセッティングは異なってくる訳で、東京に合わせると空気の薄い渋峠ではガソリンが多くなり過ぎ、渋峠付近で絶好調だと東京では薄くなり過ぎるということになり、どちらもエンジン不調の原因になります。 以上を踏まえ、キャブのセッティングをするのですが、調整箇所と調整用パーツと調整量の組み合わせはそれこそ膨大な数字になるので、 ”ある程度”=”こんなもんかな〜?”=”納得出来るパワーと納得出来る燃費” と思えるようになったらヨシとします(^^)。 なので、現在は「ヨシ」と思えない状態だと言うことですね(^^) セッティング作業が如何に大変かと云う意味を込め(^^;、一応ケーヒンFCRキャブレタのセッティング箇所とセッティング用の交換パーツ数を列記します(^^)。 1:メインジェット(58個) 2:メインエアージェット(8個) 3:スロージェット(19個) 4:スローエアジェット(16個又は可変スクリュ式) 5:ジェットニードル(10368種類) 6:パイロットスクリュ(可変式) パイロットスクリュの調整を除き、これらの組み合わせを全部試すとしたら・・・・しませんが(^^)・・・・計算上1、462、468、608通りになります(・・; で、これ↓がそのFCRキャブレタ 筒の奥に見えるフタがスロットルバルブ 購入したキャブは、予め車種別にエンジンが掛かる程度にプリセットがなされているので、”ある程度”に持っていくには、それを基準に始めます。そうでないと気が遠くなって最初から挫折です。 で、SRX用FCRキャブはどうかと言えば、スロットル開度全域で ”とても濃い” 症状を示していたので、全体的に薄くなる方向でセッティングを始めました。 そこで、メインジェットとスロージェットとスローエアジェットとパイロットスクリュを交換調整し、ジェットニードルのクリップ段数も一番上まで上げて薄くなるようにしてみたのですが、常用域での濃さは改善せず、メインジェットを小さくした為に全開では薄過ぎてパワーが出ないので、これ以上はジェットニードル交換以外無いということで、とうとう泥沼にはまり込んでしまいました(^^)。 泥沼と言うのは、ジェットニードル(針)は、テーパ角度、切り上がり位置、ストレート径がそれぞれ異なっていて、それぞれのサイズがそれぞれのスロットル開度で、ガソリンの量に影響し、その組み合わせが10368種類にもなるという、気の遠くなるような作業を強いられるからです。 でも実際は「この辺り」と見当を付けてパーツの注文をします(^^)。 で、これが↓「大体こんなもんかな?」と、勘だけで購入したジェットニードル4種類 このニードルがフタ状のスロットルバルブにくっ付いていて、スロットルの開度(空気量の増減)に応じて筒の中に入ったこの針も上下してガソリンの増減を調整をします。 そして、どの開度でもガソリン1gに対し空気が14.7gになるようにして最良の状態で走らせたいのですが、走っていると標高、お天気、湿度、気温等が常に変化するので、理論空燃比を保つのは現実的には不可能なのです。なのである程度で諦めるということを学ぶわけですね(^^;。 ニードルにはクリップを留める溝が7本切ってあるので、その位置を何処にするかでも作業は7倍になり、キャブレタ本体に辿り着くまでのタンクやカウルやエアクリーナ脱着作業まで含めると、最低でも4×7=28回脱着を繰り返します(^^) キャブは2連装なので2本ずつ。運良くこの中のどれかに決まれば残りはめでたくゴミになる訳ですが(^^)、決まらなければ全部ゴミ(;;)。 なので、電子制御のインジェクションが如何に優れているか、と言うことになります。 しかし、書き始めれば長くなる(^^)ので止めておきますが、キャブレタ式の長所は勿論ありますから、面倒な作業も苦にならないんですねコレが(^^;。 スキー板の選定やチューンナップにしたって、その組み合わせを考えると殆ど∞なので、ある程度納得出来たところで妥協するしかない訳で、だからと云うわけでもありませんが、板に関しては殆ど頓着することがありません。 「アレッ?」と思う板でも、それしかないとなれば直ぐに慣れるからです(^^;。 でも今年のオガサカHAPPO−Vは久々に「セッティングが決まった」板の様な感じがしています。 偽術選についてその4 2012/04/02 偽術選についてその3のコラムは某○○○会より申し出がありましたので一旦削除します。その2も断腸の思いで?(^^)ついでに(^^)修正しました。んが、近々復活の予定です(^^)。 基本なるもの 2012/03/31 狂育本部は毎年目新しそうな偽術テーマ・・・・と言うより新造語(用語?)の数々をでっちあげてきました。ある意味尊敬に値しますが(^^)しかし、何が彼らをして偽術用語捏造に駆り立てさせるのかは不明です。 スキーがスキーたる所以の、基礎と呼ばれる部分を担うべき狂育本部は小学校にも似ていて、そこで学ぶべきモロモロがどれだけ大切かは今更述べるまでもないし、それを教える教師達の能力次第では、子供達はもとより国の未来を大きく左右することにもなります。 今度の震災やそれに伴う原発事故で初めて知った、「エッそんな研究機関があったの?」ってのも含め、果たしてこの深刻な事態に対し、日本のアカデミズムは本来の機能を発揮したのだろうか?・・・・と考えた時、それらと同様?(^^)スキーの導入部分を受け持つ狂育本部の存在意義はとても大きいと思われるのです。 小学校では先ず「読み書き算盤」を学ぶことから始まりますが、近年S○J狂育本部の狂育方針は、”ゆとり教育”の円周率”3”事件(現行消費税並の誤差^^)を彷彿とさせ、「ハイブリッド読み書き」あるいは「ハイブリッド算数」の普及のようです・・・・ナンノコッチャ(^^)。 楽をした結果、日本人の学力がドーなったかは周知の事実。 基礎屋と呼ばれるのを潔しとしなかったのか、あるいは古いだの遅れているだの昭和だのと嘲笑されるのを嫌ったのか、病的なまでに流行りモノ至上主義に奔り、基本的な部分を担う最も尊い仕事を一番忌み嫌い蔑ろにしてきたのは、他ならぬ自分達のインフェリオリティーコンプレックスの成せる業だったということに、そしてその結果がスキーヤの減少を招いた原因の少なからぬ部分を占めていたと云うことに、いい加減気付いて頂きたいものです。 偽術選についてその3 2012/03/30 偽術選がいくらダサさを誇る大会だとしても、スポンサーシップによって成り立っていることを考慮すると、”ただのお遊び”ではすまなくなってきています。つまりそれなりのお金が動くということです。 そうした大会で意図的か否かに関わらず、結果的にスポンサーロゴを冒した事実は競技者としての適格性を問われる行為であり、一般的な競技規定に照らし合わせると、「失格」若しくは「然るべきペナルティー」が科せられると考えるのが普通でしょう。 勿論それ以前に、このことを未然に防げなかった競技関係者は、競技を仕切る自覚の欠如(もしかしたら知らないのかも^^)と言う意味で、その責任は重いと思います。 偽術選の特性上複数回の滑走をする訳で、その都度 中でもスポンサーロゴの取り扱いには特に気を配って然るべきで、ビブ(ゼッケン)に不適切な加工が施されていたりしたら、審判は出走を許可しないのが普通です。 チェックするチャンスは一回の滑走でスタートとゴールの2回、それが5種目行われると10回にもなるのですが、大会/競技関係者(ジュリー^^)は表彰台に登るまで、ことごとく見逃していたことになります。 つまり、体裁だけはアルペンコミッティーを真似ていても、偽術選のクオリティは所詮この程度のモノだってことです。 3日間に亘ってビブが「偶然折れ曲がってしまった」と云うのは、正常な社会では通用しない言い訳ですから、如何なる意図でスポンサロゴを判読不能にしたのかは知る由もありませんが、余程何らかの事情があったのか、さもなければ競技者以前に何か深刻な問題を抱えているのかもしれませんね。 いずれにしても、スポンサからは抗議が来るでしょうし、スポンサー料は支払いを拒否されるでしょう。DVDの販売も中止されるかもしれないし、広告料収入で成り立っているスキー雑誌やその特集記事、ポスターその他モロモロも、編集や制作に支障が出ることは明らかで、どんなにダサい大会でも、関係各位に及ぶ影響やその損害はけっして少なくないと思います。 無駄に長い大会期間中、無駄に多いS○J関係者達が、無駄に偉そうにしているのを拝見していて、この方々は此処で毎日ナニをしているのだろうと毎年疑問に感じていたのですが、そのうちの誰一人この問題に気付かなかったなんて全く信じ難いことです。 余計なお世話ですが、会長問題がこの団体の劣化を端的に物語っているように、案の定此処に来て長年危惧していたマネジメント能力の無さを露呈した格好になってしまいましたね。 既に内部では責任のたらい回しが行われていると思われ、仕舞いには開催地にお鉢が回って来ないとも限りません。 やはりこの手のものは競技本部に任せるべきでしょう・・・・勿論彼らが「競技性がある」と判断してくれたらの話ですが。 スポーツ競技はルールによって成り立っています、ルールは様々な定義によって成り立っています、定義は審判によって厳格に監視されます、その内の一つでも欠けたらスポーツ競技は成立しません。 今回の問題に限らず、それが欠けても全然OKなのが偽術選です・・・・って云うか、いきなり”新種目”が登場しちゃう位ですから、定義なんかはなっから無いんですがね(^^) 今回のことでペナルティも含め、成績の結果に何の変化も起こらないとすれば、偽術選のクオリティは、例えて云えば、何処かの保育園か小学校の運動会レベルだということを証明したことになります。 興奮して?応援する関係者のサマは、まるで父兄か保護者のようだし、超ローカルな運動会であっても、そこで起きたモロモロの小事大事が、暫くは父兄保護者の話題になるのにも似ています。 しかし大きく異なるのはスポンサーシップ。 用品委員会?はこの行為を黙認するんでしょうか?、オフィシャルサプライヤの皆さんは?・・・・・。 私ならブチキレルところですが、某メイカが来年もスポンサーシップを続けるとしたら、担当者は相当 しかし例え高度な政治的判断が出来たとしても、前述したように雑誌/DVDその他には、スポンサロゴ判読不能のイエロビブが登場する筈なので、担当者はこれに耐えられるのかどうか、部外者ながら心中察するに余りあります。 某社は、かつてYAMAHA SKI TEAMでお世話になっていたメーカだけに他人事とは思えませんが、それ(雑誌/DVDその他)も含めて何も動きが無ければ、単なる「身内のお遊び会」だった訳で、それこそ部外者が貴重なwwwを大量に消費してまで心配したりコメントするような話ぢゃ無かったってことになりますね(^^; ワイン 2012/03/29 25日は毒者の方からプライベートレッスンの申し込みがあり、久し振りにSSのユニフォームに袖を通しました。 3月下旬にしては大量の降雪に恵まれ、レッスンは好むと好まざるとにかかわらず、荒踏み/深雪入り混じった実に滑り甲斐がある状況で行うことになり、しかもガスが濃いので、お手本を示したり、滑りを下から拝見することも出来なかったので、いきおいゲレンデ案内を兼ねてのトレーン滑走(と言っても2両連結^^)に終始しました。 簡潔な指摘を交えながら、”達人検定”並の斜面と距離を2セットこなした位の、文字通りのハートブレイクレッスン?(^^;になってしまい、毒者も私も「ゼーゼー」と息があがる始末。 雪上で延々と講釈を聴くのも「レッスンを受けた気分」にはなると思いますが、殆ど滑りっぱなしってのも、これはこれでたまには宜しいのではないかと、都合の良い解釈をしてしまう訳で(^^;、お陰で翌々日になって筋肉通が出て来ました(−−;。 夜は、10年前に購入し、毒者になられてから6年越しで叶った(勿論毒者のお仕事の都合です^^)今度のレッスンの記念にと、お持ちになられたワインを頂きました。 初日は抜栓のみ、しっかり頂いたのは翌日です。 シャトーオーゾンヌ1996(右) 隣のシャトーラブラーヌ2008が50〜70本は買えるシロモノ(・・; 抜栓に使ったウエイターナイフは、四十数年前にアルピーヌの前身である”岳明館”で番頭さんをしてくれていたM屋氏が、私がシャトーラギオールのウエイターナイフを紛失したのを知って、持って来てくれたばかりの”ライヨール”(氏はボレーゴーグルの総代理店をされています)。 なんだかタイミングが良過ぎ(^^)ですが、ラギオール時代も含め、ウエイターナイフより高額なワインの栓を抜いたのは初めてです(^^;。 何しろ、レバーなんかステンレススチール鍛造製のライヨールでさえ、軽く5〜6本は買えるお値段ですからね。 価格のことばかり書いてしまい、はしたないとは思いますが、まさかシャトーオーゾンヌの現物にお目に掛かれるなんて夢にも思っていなかっただけに、最初見せられて抜栓をお願いされた時には、正直ビビってご遠慮申し上げた位ですからご容赦下さい(^^; 「味は?」となると、「美味い!」と云うしかないのですが、抜栓から24時間後の感想をば(^^;。しかし、安価なワインしか飲んだことの無い人間の感想ですから、あまりあてにしないでくださいね(^^) 先ず、極上の鹿肉を燻製にしたような香りが鼻腔いっぱいに広がったのが印象的。こんなに香りが主張するワインも珍しいのではないかと思いますが、高価なワインは飲んだことが無いし、プロのソムリエの表現は又違うのでしょうね。 フルボディー故か、軟らかな口当たりに続いてやってくる角の取れたタンニンの風味と、思いっ切り凝縮した果実味が、燻製鹿肉の芳香と絶妙に溶け合っていて、もう唸るしか無いです。 何処かで、この1996年をブラインドホールドテストされたとしても、絶対に言い当てる自信がある位個性的で美味しかったです。 最後の一杯(^^) ごちそうさまでしたm(−−)m 偽術選についてその2 2012/03/28 「本日午後9:00から2012のスキー偽術選をテレビでやるから視聴するように」とのお達しが某観光協会の方からあったので、一応見ることにしました。 テレビ放映とは云ってもBSトエルブですから、ソースは自分持ち(販売用DVDを短く編集したもの?)で、放送料を支払うタイプの番組だと思います。 内容は推して知るべしで、一級のバッジテストだと2〜4点オーバーしそうな方々が、クローチングに続き不自然にストック振り上げて滑っていらっしゃいました。 怪説らしきコメントもいつものように立て板に水を流すがごとく流暢且つ意味不明で、何のことやらさっぱり分かりません。 しかし、そんなことはデフォルトなのでどーと言うことはないのですが、今年確信したのはやはりこの競技?は決定的に○ソだということでした。 それは、イエロービブに入ったスポンサーロゴが、数日間?全てのシーンで判読不能だったからです。 たまたま偶然折れ曲がったのであれば、次回滑走までには直っている筈ですから「意図的」と感じたのは私だけではないのでは?。 百歩譲ってそうではなかったにしても、アルペンコミッティーを真似て一応ジュリーも構成されているみたいなのに、これ(よりによってイエロードビブ^^)を見逃したメンバー・・・・特に審判長やTD・・・・の見識は疑わざるを得ません。勿論選手やその取り巻きの意識レベルは§%£$◆▼▼∨∋。 あろうことかイエロービブにこれをやられたんぢゃスポンサーシップは大いに毀損されたことでしょうね。 「誰のお陰で全国統一版バッジテストがそれなりの体裁を保てているのか?」、この程度のことも理解出来ない大会関係者は寒心します。 比較するのも憚れる位ですが、2011年MotoGP世界チャンピオンのケーシーストーナー選手が、Red BullやGASのスポンサーロゴを判読不能にして(転倒損傷は除く)走ったらどうなるのかを考えれば、ルールブックも無いヨーな競技?なんて所詮この程度のもの、ダサ過ぎて他人事ながらとても厭な気分になった放送でした(−−)。 偽術選について 2012/03/24 偽術選に関しては今までも何回か採り上げてきましたが、E加減バカバカしさが極まったことでもあり、貴重なサーバ容量を消費してまでコメントするような内容では無いので、今回は放置を決め込もうと思っていました。 ところが、ここで触れた事故は危惧していた通り、偽術選参加者注1によるもので、民間人注2が被害に遭ったとなれば、やはり黙っている訳にはいかないとゆうことで、少しコメントすることにしました(^^)。 大会関係者(組織委員会)の話によると、事故の概要は3月4日の日曜日、Hスキー連盟の練習中、女子選手が民間人に追突して粉砕骨折(足首付近)の怪我を負わせたと云うものです。 彼女曰く「民間人は見えていたけど、板のコントロールが利かなかった」そうで、普通のスキーヤだったらいざ知らず、指導員資格を持っている者のセリフとも思えませんが、その後彼女は競技に参加したそうです。 民間人への危険性が指摘されていたことを考慮すれば、業務上過失傷害罪が適用されてもおかしくないし、高校野球だったら出場辞退モンなのでは?。 こうした深刻な事故に至らずとも、偽術選が近付くと関係者による衝突の話は頻繁に耳にするようになりますし、又、明らかにそれと分かる暴走スキーヤで身の危険を感じた方も多かったのではないかと思います。 日曜日の混雑したゲレンデをストックを振り回して暴走する行為が、一体如何なる事態を引き起こすのか?その可能性を推量できない指導員のセンスは、彼女やHスキー連盟に限らず、参加者は勿論狂育本部関係者が一様に備えている自己顕示欲による思考停止が成せる業なのでしょう。 この心理は、本質的に峠や埠頭のローリング族と同レベルであり、それを採り上げる○J誌はまんまバイク雑誌の ”バリ○゛リマシン” そのものです。 ドメスティックな競技会(集会と云うべきか?)に、背中にJAPANの文字が入ったナショナルチームのウエアを着て得意になっているところもなんか、何の冗談かと思う位ですが、この辺りに彼らの屈折した心理がよく現れています。 先日一緒に滑った方からは、連中ストック振り回して滑るもんだから、ヘルメットに何回か当てられた」と云う話を聞いて、思わず「マヂですか?」と訊き直したら、「丁度目の高さだからとても危険だ」とも仰っていました。本当に狂育本部のお陰で○゛カが増えました。 リカバリマージンを失った体勢で滑ること(自然で楽なスキー=ハイブリッドスキーイング)が、限界状況で如何なる事態を招くのかは、彼らの上手さでカバー出来ている内はEのですが、プロレスの呼び出しと間違えそうな口調のMCに乗せられ、サポータ?達が吹く狂気が込められたラッパや喚声によって、思考停止のナニ達のアドレナリンがちょっと多めに分泌した瞬間、名木山ゲレンデの緩斜面でさえ自爆する始末。 どうやら内傾角が大きい方がエライらしく、低速ではそれが不足する為に外側の手とストックを振り上げ、上体を異常に深くかぶせて速さを演出するあたりが笑いどころと言えば云えそうですが、今回の大会期間中、転倒や怪我がけっして少なくなかったのは、沖縄エイサーを真似た振り付けが原因だと云うことを、ナニがナニの人達は多分知らないのでしょう(^^)。 再三書いてきたように、この珍妙な大会?は、単なるバッジテストの過剰包装版であり、ブッチャケ全日本クラスの競技としては全く成立しないシロモノだと思います。 その理由は 1:公のルールブックが無いこと・・・・全てはこれに尽きるのですが、細かいことを云えば・・・・・ 2:仕切りが競技本部では無いこと・・・・・アルペンコミッティーが仕切るレースに比べ、そのクオリティの低さたるや競技以前の問題。 例えば 3:ジュリーメンバの判断の遅さ 4:種目がキャンセルになったり斜面が大幅に変更されても競技(笑)が成立すること・・・・・逆に言えばそんなに何回も滑らなくても優劣の判定は出来るってこと。 5:種目が皆目不明なこと・・・・皆同じに見えて何を競っているのか民間人には分からないこと 6:参加選手の異常な多さ(470名^^;)・・・・・本選での予選を拝見する限り、某SSでは一級に満たないレベルの選手も多数いるので、各地区の予選はその役割を果たしていないのでは? 7:中身がただのバッジテストだと考えれば無駄に長い大会期間・・・・・民間人にとっては迷惑なだけですが、お客様として見れば地元にとっては有り難いことです(^^;。 8:その他沢山 珍妙なお笑いスキーと、ジャパンパラリンピックのSG競技とを同列に比較することは、本物のアスリートに対して失礼と言うものですが、その根性と圧倒的なスピードと迫力たるや、偽術選など足元にも及ばないということだけは確かでしょう。 そうは云ってもスキーは上手な部類に入る偽術選参加者は、実は狂育本部による被害者であり、又民間人に対しては加害者でもあります、残念なことです。 <<提言>> 廃止するべきですが、来年も続けるのであれば・・・・ 1:ルールブックを作る(回転数を明記する等) 2:仕切りは競技本部にする 3:参加選手は男女各80名以下にする 狂育本部はデモンストレータ選考会のみ行い、その際の得点表示はリアルタイムであること 種目は 直滑降、斜滑降、横滑り、プルークボーゲン、シュテムターン、パラレルターン(緩急)、ヴェーデルン(緩急)、不整地総合・・・・(^^) 数十年前のデモ選と殆ど同じですが、プリミティブな部門とすれば、これらを正しく(合理的)演技出来る人を選ぶだけで充分でしょう。 レースを目指す人エンタティナーを目指す人、尖がった部分はそれぞれが追求すればE訳で、教育本部が担うべき役割はその基礎となる大切な部門だと思うのですがね。 注1:偽術選参加者(指導員)=民間人用語で「ナニ」のこと 注2:民間人=S○J用語で「一般大衆スキーヤ」のこと 著名人のコラム 2012/03/22 著名人のコラムを引用して持論を補強する行為は、まがりなりにもスキーの専門家を自負する自分にとっては恥ずべきことであり(スキー関係者の場合に限ります^^)、 スノードルフィンスキー学校はプロのスクール(SIA)だとばかり思っていましたが、こともあろうに(^^)何故彼がS○Jの指導員になろうと思ったのかは不明。 正式な手続きを踏むとなると、事前講習?→2級→事前講習→1級→養成講習?→救急法講習?→準指導員→養成講習?→指導員の順であり、ましてやコラムのような疑問があれば、彼がS○Jの指導員資格を取ることは現状では100%不可能の筈です。 本来ならシコタマお布施を支払って到達する資格なのですが、モーグルのオリンピック選手でもあり、きっと特別な配慮がなされたのだと思います。 ブッチャケ指導員の資格なんてその程度のモンです(^^)が、これで狂育本部もバクダン抱え込んだってことになりますから、このことでスキー愛好者から詐取し、業界の足を引っ張っていた狂育本部が爆破→解体されることになるとEですね(^^)。 とまれ、彼の疑問は常識的なスキーヤーであれば誰もが抱くものであり、取り立てて記事にするようなものではないのですが、やはり著名人ともなると違いますナ〜(^^)。 しかし、そんなことで驚いていると、過日行われた某SSの研修会に参加しようものなら、それこそ発狂モンですゼ(^^; なにしろ、S○J的谷回り(^^)、つまり「内足主導外足従動」は、谷スキーのエッジを外すことによって起こる方物運動注であり、それが始まる(ターンが生起される)と「遠心力が発生」して外脚に荷重されると云う理屈。 放物運動をする物体に遠心力は働きませんゼッ・・・ダッ ダンナッ とりあえずはこのあたりを再度参考にして頂くとして、この程度のことも知らないで講釈をタレるヒト、それを盲目的にありがたがるヒト・・・・ ちなみに、S○J的「谷回りの連続」は、必ずシャコウ(斜滑降?^^)から始めるので、直滑降から始まるターンの説明が出来ないのが、S○J的「谷回りの連続」の特徴です(^^)が、三浦氏が仰るように、コブの谷間に差し掛かったタイミングで内足主導(谷側への落下)を行おうとしても、逆斜面状態では不可能なのはいまさら云うまでもありません。 一事が万事こんな調子ですから、三浦氏ならずとも○゛カを説得するのは、コブや深雪の中で内足主導を行う以上に絶望的で、殆ど不可能だと最近は諦めかけています。 カルト組織は大抵精神的に弱っている人間にとり付きますが、その意味では技術的自信に欠けていて(上手か否かは時間が解決してくれるので大した問題では無い)上達に悩む善良なスキーヤや、中でもバッジ等の資格を崇めるスキーヤなんか格好の餌食ですから、三浦氏のコラムによって会員達のマインドコントロールが解けることを期待しています。 注:教程P30「ボールの谷回り」惨笑(^^) HAPPOバージョン使用者の会?(^^) 2012/03/19 16日はOGASAKA HAPPO-Vスキー使用者の皆さんと午後の半日八方尾根を滑って来ました。 八方SS前にて この板のコンセプトは「標高差1000mを超える雪質の変化にも影響を受け難く、操作性と安定性が両立した長距離滑走での疲労が少ない板」と云う、スキーヤにとってはまことに都合の良い(^^)売り文句だったので、私は「全くその通り」だと思っていても、他の方々がどう感じているかには興味がありました。 当日の雪質はグラート上部が粉雪で麓の名木山が腐れ雪と云う、おあつらえのコンディション。 一緒に滑った方々は何れもベテラン揃いだったのですが、途中の粉雪から湿雪に移行する辺り(ゴンドラ降り場付近)で、一人がスティックスリップ現象による「引っ掛かり」を感じていた以外は、概ねコンセプト通りのコメントでした。 どんなに優れた板でも、乗る位置が設計の範囲を超えてしまうと(大抵後ろ過ぎ^^)、その性能は発揮できないので、「引っ掛かり」を感じた方の滑りを観察させて頂くと、案の定ビギナとは別の意味で、ベテランが陥り易い”後ろ過ぎ”そのものでした(^^)。 もしかしたら滑走面の状態がコンケーブになっている可能性もあるので、脚力に応じて若干コンベックスにするのも一考かと。 第一ケルン付近 何はともあれ、切ってヨシ、ズラしてヨシ、雪質の変化に鈍感でアバレの少ない優れた板だと云うことが確認出来、又同好の士達との愉しい時間を過ごせた半日でした。 夜はパーティー(^^; 今年初めての深雪 2012/03/13 深雪らしい深雪を滑ったのは、ナント!今年初めてだということに気が付きました。 上部は30〜40cmの積雪で、「もう少し深いとEんだけど」なんて贅沢はこの時期望んだらバチがあたると言うもの。 お客様のお食事を出し終わってそそくさとゲレンデに向かいましたが、危惧していたとおり、新雪はいつものように何処もかしこも圧雪されていました(;;)。 新雪がまとめて降るのはシーズンに数回程なので、せめて半日コースの半分だけでも残しておいてほしかったです。 今回の降雪はその中でもシーズン終盤だけに貴重な降雪でしたが、スキー場経営者の価値観はまた他のところにあるのでしょう。 平日なのでスキーヤーは少なく、グルーミングされた部分よりむしろコース脇に僅かに残った未圧雪部分の方にシュプール痕が多かった様な感じでした(9:00AM)。 完全なノートラックを滑るなんて贅沢は余程のことが無い限り無理ですから、今日のような重めで深めの荒踏み斜面では、オガサカHAPPOバージョンにはうってつけのシチュエーションです(^^)。 はたしてHAPPOバージョンは本領発揮したでしょうか?(^^)・・・・・・全くリーフレットの能書きどおりでしたが、やはり何と言ってもアバレの少なさは難斜面の滑走をより愉しいものにしてくれます。 場所はパノラマ下部の通称「タテッコ」。 此処も未圧雪部分は辛うじてコースの脇のみで、ご丁寧に全面圧雪されていました(;;)。 この後スカイラインを滑り、10:30AMまでの約束だったので泣く泣く帰途に付きました。 ウスバ付近に辛うじて残っていた荒踏み部分は、ストック片手でも快適に滑られましたから、両手が使えたら4倍位調子良く滑られそうです(^^)。 強いて言えば、あまりにも良く出来た”オガサカHAPPOバージョン”ですから、これに慣れてしまうと、スキーヤとしての技量はかなり低下してしまうものと思います(^^;。 考えさせられる動画 2012/03/09 指導員(多分^^)によるこの時期の珍妙行事真っ最中の今日この頃、ゲートも無いのにコントロールを失う程の滑走速度に何か意味はあるのかと激しく思う今日この頃、場外/場内でも病院行きの怪我人が出ている今日この頃、ストックを振り上げた脇の甘い構えもヘッタクレも無い振り付けが原因な今日この頃?(^^;、どうやら2013シーズンのFISレギュレ−ションによると、男子GSはr>35m、長さ>195cmに決まった模様です。37〜40mぢゃ無かったんですね(・・;申し訳なし(^^;。 んで、FISのこの決定にお怒りの方がいらっしゃるようで、コメントも総じてFISに否定的なものが多いようですが、「自然で楽なスキー」←(そもそもこれがイカレているちゃーイカレてるんですがね^^)を普及すべき指導員が「不自然で危険なスキー」をして怪我していた(自分のみならず)んヂャお話にならない訳で・・・・私とすればFISの決定に賛同するしか無い訳で・・・・・と云うか、エキセントリックなスキー出現以来、この日が来るのを斜滑考/直滑考は10年以上も待ち続けていた訳です。 ではゆっくりご覧下さい日本語版、 英語版そしてシリアスな元ネタを踏まえ、これからのスキーシーンを考えてみてくださいm(−−)m プロフェッショナルの話 2012/03/08 part2 オホーツクの燻製職人さんからメールを頂きました。 ほっけの三枚卸に興味をもっていただいたようなのでちょっと詳しく説明します。 私のところではもう50年ほっけの燻製というものを作っています。 時期は6月から7月の初めにかけて。 そのころ紋別の海に春のほっけが回遊してきます。 漁師さんたちは海の中に底建て網という魚を閉じ込める罠みたいなしかけをつくり ほっけがその中に入り込みそれを船の上に掬いあげて港に帰ってきます。 あさの5時ころです。 多い年は何十トン。 不漁の年はゼロ。 本当は朝の7時にセリがありそこで落としてから魚をつんでもらうのですが、そんなことをしていたら遅くなるし魚が温まってしまうので、うちだけ組合にお願いしてなんとなく例外で先に積ませてもらっています。 一度に買う量は○00キロくらい。軽トラックのあおりすれすれの量。 魚を積んだら組合の計量器で重さを測ったあと製氷工場で粉砕氷を200キロくら いかけてもらい我が家に帰ります。 それをうんせうんせと作業台のうえに移し終えたらまた製氷工場に氷を買いに行き、おおきなタンクに凍り水を張って朝食前のしごとは終了。 パートさんがふたりきてくれたらほっけの頭と内臓をとって氷水につけて午前終了。 さて翌朝が三枚卸です。 タンクに浸かってヒエヒエの頭と内臓をとったほっけを適当な量、わたしは30キ ロくらい、作業台にのせ、切り方はじめ! 右側を1センチくらい高くしたまな板を前に置き、自分の右横に切った骨をいれる容器(プラスチック製トロ函)、左側には身卸したフィレをいれるプラスチックのかごをセットしてあります。 右手で包丁を軽くにぎりまな板の右側に下ろします。 左手を伸ばして魚をつかみ ます。 尻尾が左、背中が手前です。 魚をまな板の上(包丁が待っているところまで)にもってきて、包丁の手前側、角から2センチくらいのところに左手で微調整してくるようにし ます。 このとき私は右手の中指を定規にしてあらかじめ魚の身の厚さ分だけ包丁をまな板から浮かせて、左手の運んでくる魚をまちかまえているのです。 ここからスキーヤーのサガ乱入(^^; ここまで直滑降でスタートし左にプレターン(山まわり)し、これから右方向に谷まわりを開始します。 ここで魚と包丁が出会います。 左足の土踏まずが雪面を感じはじめます。 包丁にある角度(魚の身の質によります。 身がしっかりと固いときはほぼ直角で、やわらかいときは最大20°くらいまでをつけて背骨の凸凹を感じながらある程度の重さ(包丁の重さ、または手首から 先の重さ)をかけながら、尻尾にむかって包丁を動かしていきます。 フォールラインに向かっていきます。 うまく包丁が走ってくれれば、しっぽをひっかけることなく魚を抑えている左腕の下をくぐり抜け、左ひじのところまで抜けてくれます。山まわりにはいってくれます。 左手で身卸したフィレを左のかごにいれまな板のうえの魚を裏返します。 このとき右手は次の一刀にそなえ骨の厚さを見越してまないたに包丁の角をつけ、先を浮かせてまな板とのあいだに隙間(3ミリくらい)をつくり、次の谷まわりにはいります。 2刀めは魚がはんぶんになった分反りやすく、尻尾をひっかける危険性がたかいので、包丁の進路をターン後半上向きに設定します。 はいこれで無事一匹のほっけを切り終わりました。 左手は切ったフィレをかごに。右手は残った骨を払います。 このときに目はすで につぎの魚に狙いをつけていて、脳が左手に命令をだし魚をどう掴むか解析しています。 骨を払い終えた右手は滑らかな円運動しながら あらたな一匹をむかえるポジションへと移動していきます。 これら一連の動作の循環のなかで、目の前の取りやすい魚から減ってゆくので、時々調整のための超小回りを二三回かまして、魚たちを掴みやすいようにアレンジ してやるという作業がはいります。 これでほっけ三枚卸デモヴィデヲをみる楽しみが増すならうれしいですね。 この解説文を 『スキーの回転機序についてのほっけの三枚卸による帰納的分析と考察』 と名づけます。 補足: 魚を押さえる左手ですが 魚に触れているだけです。 鱗があるので魚は後ろには移動しません。それと強く押えると身がくずれるのです。 時々冷水で左手を洗います。 魚に私の体温が伝わらないようにするためです。 全日本ほっけ三枚卸連盟 公認デモンスットンデーレーラー A倍T郎 唸るしかないです(・・; 休館 2012/03/08 アルピーヌは5〜7日の3日間お休みしました。 シーズン中でゲレンデが一番危険な雰囲気になる数日でもあり、丁度良かったと思っています。 実際4日の黒菱では、衝突事故の関係者と思われる人達の人だかりが出来ていました(普通は怪我位で野次馬は集まらない)。 麓ではヘルメットを被り、板を2台担いで歩くスキーヤが目に付くようになり、中には既にゼッケン(ビブか?^^)を付けている人もいて、何かインターナショナルなアルペンレースでも開催されているかのような、イカニモ(^^;・・・な雰囲気がこの時期の風物詩です(^^)。 内スキーの役割 2012/03/05 スキーをしている殆どの時間、内スキーについて頓着する必要はないのですが、そうは云ってもそれなりに役には立っている訳で、そのあたりを少々(^^) 内スキーの必要性2つ(^^) 1:次の外スキーだから・・・・・!(・・;って云うのが一番の理由(^^; 内スキーが重要じゃ無いからといって、「んぢゃ〜要りませんね」って訳にはいきませんからね(^^; 2:リカバリに使う 実はこれが最大の役割。 ターン中板は常に外側に膨らもうとしていて、転倒の原因も大抵は突然エッジが外れたり、あるいはその逆にエッジが噛んでしまい、意に反してターン弧が大きくなって内側(あるいは山側)に転倒するのが一般的です。 但し、サイドカットのキツイ板では、瞬間的に(転倒の予兆を察知する間も無く)内側に切れ込んでハイサイド(バイク用語です^^)を喰らうことがありますが、通常ではあまり起こらない現象なので、内スキーはもっぱらターン内側(あるいは山側)への転倒を避ける為のものと割り切っても宜しいかと思います。 では、その為に内スキーをどう使うのか?ということになりますが、ありていに申せば(ブッチャケ^^)内スキーを若干シェーレン状にするってことです。 切り返し直後の谷回り部分では、外スキーの側圧を早く得る為にシュテム状態になる場合もありますが、特に圧が高まる山回り部分では、程度の差こそあれ外スキーに対し内スキーはより内側に向けておく(迎え角が大きい)ということです。 通常、荷重は外脚で受け止めている(外脚荷重)ので、エッジが外れたり重い雪やエッジが噛んでターン弧が大きくなった時は、自動的に(^^;内足の荷重配分が増えますが、そうなったとしても予め内スキーを僅かシェーレン状にして迎え角を多めに保っておくと、これまた自動的に直前のターン弧に復帰させることが出来ると言う訳です。 ん??シェーレンはマズイんぢゃないの?と思われるかもしれませんが、その内スキーが活躍するのは好ましからざる状況になった時だけですから問題はありません。 外スキーには本来のターン弧、内スキーにはそれより小径のターン弧と、それぞれ異なる迎え角を持たせることによって、転倒し難くする為のフィードバック系を構築することが出来、常に希望したターン弧を安定的に維持出来る可能性が高まる(あくまで可能性ですからね^^)、という訳です。 厳密に言えば内スキーの描く軌跡のrは外側のそれより短いってこともありますが(^^)。 レレレ?と思われる方の為にそのキヂョをば(^^; (予想に反して外スキーのズレが大きくなった、又はエッジが噛んだ/重い雪に突っ込んだ)→(内スキーの荷重が増える)→(迎え角が大きいので小径のターン弧になる)→(慣性の法則に則り外スキー荷重が復活する)。 つまり・・・が多いですが(^^)・・・つまり、主役である外スキーの好ましいズレを外れた分の好ましくないズレの変化は、例え微妙であっても即内足の荷重増減に反映され、それは丁度汎用エンジンに付いている機械式の調速器と似た仕事をすると言うことです。 3:2とカブりますが、ターン弧の修正 2:の現象が自動的に行われる不随運動によるものだとしたら、これは随意運動と呼んでも良いと思いますが、我々は時々内スキーをシェーレンにしてターン弧を修正している筈です。 念の為に滑走中ご自分の板の様子を観察することをお奨めします。 多分「へ〜〜〜」と思われることがあるでしょうが、勿論その間に本来の主役である外スキーのエッジング量や捻り(トルク)を修正するのは云うまでもありません。 今回の話はちょっと分かり難かったかも知れませんね(^^;。 フィードバックとか調速器については調べて頂くとして、スキーがターンしている状況では、板には常に外側/谷側へズラそうとする力が働いていますから、多少逆シェーレン状態になっても板が重なってしまうようなことはありませんが、内足荷重は極力避けるのが賢いスキーヤでしょう(^^)。 第66回リーゼンスラローム大会 2012/03/03 草大会では日本最古の歴史を誇る第66回八方尾根リーゼンスラローム大会の現状を報告します。 一時期は参加希望者が1000名を超え、エントリ制限をしたほどの大会で、今回の第66回大会は、長野県スキー発祥100周年記念大会として開催されました。 参加者 男子1部:(中学生〜24歳) 3名 (優勝者にはRSでは最も栄誉ある福岡杯が授与されます) 男子2部:(25歳〜39歳) 55名 男子3部:(40歳〜49歳)116名 男子4部:(50歳〜59歳) 89名 男子5部:(60歳〜69歳)121名 男子6部:(70歳以上) 12名 男子エントリ総数 396名 注目は男子1部と5部のエントリ数。 新ページはのっけから暗い話題で申し訳ありませんが、これが現実です。 世の中の情勢を充分加味したにしても、先日の様に偽術選参加者と思われる方々の痛い滑りを目の当たりにすると、彼らがとても上手なスキーヤだけに、スキースポーツ破壊活動の尖兵としては全く申し分の無い活躍をしていて、S○Jのスキーヤー撲滅作戦は成功しつつあるのだと思います。 意味不明な偽術用語を使った意味不明な偽術怪説と共に、自爆テロとも云うべき彼らの行動は、結局彼ら自身の首を絞めることになるのでしょう。つまり金蔓を失うってことです。 FISのGSレギュレーション変更の予測は、今シーズンについては残念ながらハズレましたが(陳謝^^;、恐らく2013シーズンからはr>37〜40m程度になるものと思われますから、「スキーの回転は不安定によって生み出される重力による落下運動によって生起される」だから「進化した道具(カービングスキー)は、それ自体にターンする機能が備えられているので操作は不要」との教義の元に行われている珍妙な講習風景を見られるのも今シーズン限りかもしれませんし、またそう願いたいものです。 実際問題、スキーのターンは単純に外足→外足意識だけで充分事足りるので、内足云々は一切考えなくても良いのですが、長年内足云々を教義の中心に据えてきた狂育本部関係者が、一体どうやって手のひらを返すのか見物ではあります。 もう既に「外脚従働」や、「遠心力が働くから外脚の荷重は増える」をはじめ、その兆候はありますし、上手なんだけど痛い滑りのタイコもち達も、「本当は外脚荷重なんだけど〜」みたいな〜(要語尾上げ^^)、言い訳の足しにもならない気持ちの悪い手のひらの返し方を始めていますから、喜ばしいことなのに何故か釈然としない気分の今日この頃(^^)。 最近のSJ誌に登場した某有名どころ疑問ストレ痛ッによると、悪雪斜面ではこんな感じで滑るんだそうです↓(^^)。 全く仰るとおりですが、現行の教程遵守ぢゃ絶対に出来ない技だってことだけはハッキリ言っておきます。 板の撓みはネジレ剛性との兼ね合いもあり、サイドカット形状が積極的にターンをアシストしているのに比べれば、その関与はあまり大きくは無いと推測されますが、それだけにレースでは現行のr>27mでも既に強いトルクを掛けて板を回していく滑りになっています。ですから、r>37〜40mになったらそれはさらに顕著になることでしょうね。 ここでも書いているように、だからと言って一般市販のモデルがすぐに十数年前の仕様に戻るとも思えませんから、プロパー製品は当分現状維持でしょうが、いずれスキーの潮流は現在より長めでサイドカットの緩いもの、技術はバインシュピールを核としたシンプル且つ合理的なものへと帰結することになるのでしょう。 スキーヤが、いろんな意味でスキー本来の醍醐味を味わいたければ・・・・の話ですが。 |
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