直滑考]U

直滑考]Vへ 「まだ続けるつもりですか?」と自問しつつ(^^; 2012/03/03
天気晴朗なれど雪少なめ○゛○多め 困ったモンです(^^; 2012/02/29
放送局 貴重な電力と電波を使ってます 2012/02/27
アルピーヌの夕食 スキーネタは宿泊に結び付かないみたいなので(^^; 2012/02/25
久し振りの某所 FFSはマヂでEカモ(^^; 2012/02/22
プロフェッショナルの所作 唸るしかないです(・・; 2012/02/21
贈り物 職人の仕事 2012/02/20
S○J指導員とは何者? 指導者ですか?エンタティナーですか? 2012/02/19
抗議活動(^^) オーセンティックで何が悪い? 2012/02/16
唖然とした日その2 詰まるところ人間の弱さですかね 2012/02/07
唖然とした日 某SSの終焉も近いか? 2012/02/03
外足荷重 基本中の基本 2012/01/31
ブルータス、おまえもか 八方SS、おまえもか 2012/01/30
欺瞞=新教程 新教程にはたして真実はあるのか? 2012/01/24
某研修会のDVDその2 これが笑わずにいられるかって話 2012/01/21
某研修会のDVD そろそろ八方SSの本領を発揮の時では? 2012/01/20
新教程の異常性 例えばコップの谷回り 2012/01/19
ブーツの調子 毒者に声を掛けられました(^^; 2012/01/18
ブーツ購入(^^; TECNICA DIABLO INFERNO 130 購入 2012/01/17
家内とスキー 二十数年ぶり 2012/01/14
スキー技術は只の道具 なんですが・・・・ 2012/01/13
OGASAKA−HAPPO−V トリッキーな使い方でもOK 2012/01/12
フェルゼンドレシュープ 毒者ってあり難いです 2012/01/11
HAPPOバージョンの調子 動画から調子を察して下さい(^^) 2012/01/10
HYBRID SKIING漫才補足 そもそも比較する相手が違いますが(^^) 2012/01/09
HYBRID SKIING漫才 「可能性が模索されたもの」だと! 2012/01/08
2012/01/01の補足 深雪に於ける麺の接触面(^^) 2012/01/04
原理=基本原則2 スキーはエッジ、ナニカは滑走麺 2012/01/02
原理=基本法則 新教程は「そんな感じがする」レベルの内容 2012/01/01


UPしてから24時間位は加筆修正がありますのでご了承ください(^^;

天気晴朗なれど雪少なめ○゛○多め
2012/02/29

昨日は久々のEお天気だったので、朝から滑りに行って来ました。朝から行けるってことは!?(^^;。

名木山からグラートまで、一緒だった中年スキーヤの話を聞きながら(しながらではありません^^)登っていったのですが、彼はアルペンリフトに乗ると、兎平のコブが均されていたのに「・・・?」となり、その斜面で外腕とストックを振り上げ、集団で暴走しているスキーヤに驚いていました。

勿論私も驚いてしまいました(^^)。実際目の当たりにすると、ここまで○○ォか!?と言う意味でですが(^^)。
何しろセパレートされている訳でもなければ、アナウンスも無ければ、誘導員がいる訳でも無い普通のゲレンデでを、本人にとったら「限界デス(・><・);」オーラ全開速度(^^)で滑っていましたからね。
恐らくメーカチームかクラブか都道府県連の合宿なのだろうと思われますが、彼らの思い上がり(何様のつもり?)が醸し出す厭な空気が充満していて、とても一般のスキーヤが滑られる雰囲気ではありませんでした。
つまり「空気読めよ」的な〜←要語尾上げ(^^)。
しかし、リフトから見えている時間内でも、数人空気読めない?(^^)スキーヤが入ってきましたが、そういう状況下でもお構いなしでしたから、指導員としての自覚は既に持ち合わせていないってことなんでしょうね。

当然彼からはコメントを求められました(彼の非難に対する同意を期待)が、私は「上手ですね(^^)、でも外腕振り上げるのって何か意味あるんでしょうかね?」と答えておきました(^^)。

厭なもの見た後は綺麗な景色で口直しです。

第一ケルン


スキーが出来るとこういう場所に来られると云うことです。


そして自然の恵みの賜物であるキャンバスには、こんな絵も描けるってことです。


でも、いつも一筋縄で行く訳では無く、クラスとした斜面ではドキドキしながら、且つ雪のご機嫌を伺いながら滑らせて頂く訳で、ちょっと乱暴に荷重するともうこの有様、板は簡単に離陸します・・・・でなければ前方一回転。


こんなところですが・・・・


ピットチェックによると、雪も少ないし怪しい雰囲気がプンプンだったので今日は此処まで。






2012/02/27

仕事柄テレビは殆ど見れないのですが、それでも一日に数十分位はニュースや天気予報その他情報系の番組は見ています。
で、常々感じているのは、テレビはNHKと民放一社だけでEのではないか?ということです(地上波)。
何か事が起きると、どの局も殆ど同じ切り口だし、他の番組構成も大同小異で、それぞれの局に特徴的な、だからこそ存在意義があると思われる明確なメッセージが感じられないからです。

内容が押し並べて同じなら、エコを叫ぶにしても貴重な電力と電波を使うにしてもスポンサーの負担にしても、民放は一社の方が社会のコストを考えれば効率的だと思うのですが。
もっともNHKでさえ午後11時以降の番組内容には「民放か?」と思うようなものもありますから、本当はテレビ局は一社でEのかも・・・・勿論経営者のクオリティによりますがね(^^;。
逆に言えば、放送局経営者のクオリティーに対する信頼性が低いので、数社が必要になるってことかも知れません(^^)。

とまれ、そうしたメディアのお陰で?(^^)、某お笑いタレントが某占い師?から金銭を詐取されているらしいと云う情報も見聞き出来る訳で(〜〜;。
信憑性はさておき、詐取された経験者の話によれば、公共の場所で奇妙な格好をして奇妙な行動をさせられたこともあったようで、当時はそれに疑問は抱かなかったみたいです。

「公共の場所で珍妙な格好をして珍妙な行動をする」そして「某かの金銭が絡んでいる」となれば、直滑考で連想するのは勿論S○Jネタをおいて他には無いでしょうね(^^)。
ストック振り回して「ヴ〜〜〜〜ンッ」なんて飛行機の真似してアバレルもんだから、某SSの指導員なんかストックの先を当てられてユニフォーム損傷したそうです、しかも二人(某宿オヤヂ談^^)。
ただでさえ御し切れない速度で危ない雰囲気になっているゲレンデが、その上ストックなんか振り回されたひにゃ、マヂでヤバイことになりませんか?・・・・!ストックは振り回す為のものでは無く、突く為にある(上体のブロッキング)んですがね(−−;。

そんな折、M下君*注からは以下の情報が寄せられました。(赤字部分は私の感想

2012技術選オフィシャルHPにこんな記事が

求められる技術は「ハイブリッドスキーイング(Hybrid Skiing)」。相変わらず意味不明
つまり、重力と筋力を融合させた谷回りの連続ターンが基盤となる。「つまり」どーいうことですか?
選手には総合斜面におけるそれぞれの規制条件を高いパフォーマンスを発揮する絶好の場と捉えた技術と戦略が求められる。 「つまり」ナニな指導員には滑り方の技術的コンセンサスはあるということですか?・・・・ 「つまり」(^^)パンピーである我々には理解し難いナニがあるってことでしょうか?(^^)
ウサギ正面の小回り(規制)においては、4本の異なったフォールラインを いかに巧みに繋ぐかが注目。フォールラインが4本もあるってのは、やはり尋常ヂャ無いと思いますが、やっぱりナニがナニな指導員には解るってことですか
また、ウスバの大回り(規制)は、後半の斜度変化 の中でいかに美しい回転弧が描けるかがポイントとなるだろう。「つまり」どーいうことですか

注目される観戦ポイント
今回の技術選手権大会から、選手・観戦者と審判がよりコミュニケーションできるように、評価の技術的観点が公示されるようにした。 そんなことよりルールブック作った方がEと思いますがね。それと、観戦の際には信者が持ち込む幟旗が邪魔になるかもしれないので、そっちの方の観戦ポイントの選び方は大事でしょう(^^)。

この技術的観点は
1.速いスピード  出したければアルペンのDHLレースをお勧めします
2.深い回転弧  山側向くまで回り込むってか?(^^)、「速いスピード」と「深い回転弧」は、通常のスキーシーンでは反比例の関係にありますから、その辺だけでも、「ナニの方はダイぢょーぶですか?」と、心配になっちゃいますヨ。この命題を満たす為には、スピードそこそこ、回転弧そこそこってことになりますね(−−;
3.自然で楽な身体運動 先日行われたスーパーGの大会では、バリバリのアスリート達が、たったの1’30″程度のコースなのに、ゴール直後ゼーゼー息を切らしていましたから、今度選手に逢ったら「自然で楽な身体運動で滑ったら?って伝えておきますね(^^)
の3つで、これらの観点は複合的に機能するものであり、並列的に捉えられるものではない。 んぢゃ直列的に捉えますか???!
つまり、重力を活用した自然で楽な身体運動が、スピードのある美しい深い回転弧を可能にすると考えられる。 ん〜〜〜〜スピードがあり、不快になるほど速い回転寿司だと身体への負担は相当厳しいものになって、美味いも不味いもヘッタクレも無いってことですか?・・・・アッそー云うことヂャ無い?・・・・「つまり」こーいうことですか?、「可能にする」んぢゃ無くて「考えられる」程度のものってことなんですか?ブッチャケ(−−;
準決勝の新種目は、特に示された技術的観点を参考に観戦されることをお勧めします。 「新種目」ってのも笑えますが、観戦するのは関係者か、話のネタに「珍妙な滑りを見ておこう」ぐらいの方達でしょう。

だそうでオカルトな世界全開でますますお客は離れていくでしょう・・・

・・・・だそうです(^^)。

注1:ちなみに、M下君ってあのM下君ヂャなくて、アノM下君のことです・・・・!?(^^)


NHKの朝のニュース番組で、6時13分前後に登場するお天気係りの渡辺さんは、気温が+3℃位でも大抵
「寒くて凍えそうデス」と、本当に凍えそうで力の入った話し方をされますから、きっと冬や寒さには弱い方なんだろうと思われますが、マイナス14℃だったらどーなることか心配です(^^)。ヨケーなお世話ですが渡辺さん、寒さを伝えたい気持ちは理解出来るものの、冬は寒いに決まっているので、もう少し普通に喋ってもEのでは?(^^)

一方スタジオでは、NHKに限らず、民放のオネーサン達(こんなに大勢必要?ってぐらい並んでます)なんか、夏みたいな格好していて「CO2削減だ温暖化防止だ節電だ」って、・・・・占い師?云々もEですが、こっちはこっちで笑えますデス。


厭なお祭りが近付くと気持ちが動揺して、話題もなんだかとっちらかっちゃうな〜〜〜(−−;

ハイブリッドスキーイングもEですが、昨年会場担当?側や索道関係から、スピーどや板の持ち方に関して注意書きの貼り紙がされた位ですから、迷惑を超えて他人への被害が出始めているということだけは肝に銘じておいてくださいね、選手/関係者の皆様。






アルピーヌの夕食
2012/02/25

お泊りのお客様から「アルピーヌのwebサイト更新は直滑考ばかりで、折角の料理が紹介されないのは如何なものか?」とのご指摘を頂きました(^^;。
本当は時々載せたいところですが、お料理は毎日微妙〜大幅に変化していますので、実際とwebサイトとのイメージが異なると問題になることがあるかも知れないとの理由から、写真の掲載はあえて控えておりました。
しかし有り難いご指摘もあり、アルピーヌのwebサイトをご覧になられる方の殆どは此処にしか来ないと思われるので(^^)、この場を借りて?(^^;最近のお料理を少しご紹介します。

とりあえず前菜のイメージから(^^)

前菜(ホタテ塩麹)2/24


前菜(信州ハーブ鳥のコンフィーとエノキ和え)


前菜(ガレット)


前菜(グリーンシェルエスカルゴソース)


ガレット(前菜の時は半分にして使います)


魚料理(タラの柚子ソース)2/24


肉料理(牛すね肉のシチュー)2/24


デザート(オレンジのプディング/チョコレートチーズケーキ)2/24

これで少しは宿泊への興味を示して頂けるか?・・・・・・!
スキーネタも本来はその魂胆だったのですが(^^;・・・毒者の皆様のお越しをお待ち申し上げております。勿論S○J関係の方も歓迎です(^^;


久し振りの某所
2012/02/22

景色はやはり最高です
積雪は少ないです

クラストしていて潜るか潜らないかの微妙なところ

HAPPO−V、FFSのお陰で?前方一回転せずに済みました(^^)


プロフェッショナルの所作
2012/02/21

燻製職人A氏に依るほっけの三枚卸
包丁の切れ味はいわずもがな、無駄の無い動きと身体のキレの良さに思わず見入ってしまいました。
A氏が仰るには、スキーと相通ずるところがあるそうです。
いずれ、プロフェッショナルとは如何にセンシティブな感性の元に魚をおろしているのかをご紹介したいと思います(^^)。


り物
2012/02/20

今日毒者の方から贈り物が届けられました。北海道の紋別で燻製工房を営まれている燻製職人のA氏からです。
中身は勿論燻製!。

つい数日前に頂いたメールでは、ここ10年位スキーの様子がどんどん変わり、ご自身がスキーを職業としていた80年代からすると、現在のスキーシーンには強い違和感をお持ちの様子でした。
私自身カービングスキーが出たての頃、「もう自分の時代は終わったんだ」「もう出る幕は無いんだ」と諦めそうになった時がありましたが、私がそうであったように、Aさんも又「私は絶滅危惧種からついに絶滅種となったのかなと諦 めていました」と仰っておりました。

それでも、この違和感の原因をつきとめるべく昨年SAJの教程を買ったところ、かつてスキーの専門家だったA氏にしても、まったく理解できなかったので(正常な人には到底理解不能)、ネット上で検索していたところにこのページがヒットしたと云うことでした。
本当は頂いたメールの全文をご紹介したいところですが、長文なので割愛させて頂きます。

とにかく稚拙な内容にもかかわらず、違和感解消に少しはお役に立てたみたいでなによりでした。
内容が内容だけに「アルピーヌの雰囲気にはそぐわない」とのご指摘もあって、何度もお仕舞にしようと思ったのですが、人助けの真似事が出来ただけでも続けてきた甲斐がありました。

身近なスキー界をはじめ、政(民酒倒)財(オリンパス等)界まで、この国からは誠実と言う言葉が失われ、全てが粗悪になってしまったかのような感じがしていましたが、受け取った贈り物の箱書きを読んで、思わず目頭が熱くなりました。



プロフェッショナルは居るんだ!その味は食べるまでも無く「美味しいに決まってる」と確信したのですが、早速カキから頂くことにしました。

今までも燻製と名の付く食材はそれなりの数を食べてきたつもりですが、そのどれもが一般的にイメージする色や香りをはじめとした「燻製」の条件を、常識的な範囲で満たしていました。

ところが!このFumoir(フューモアール)は、従来燻製に抱いていたイメージを完全に超えていて、もう全く別の味わいとも云うべきものでした。食材の味も食感もスモークの香りも全てが、今其処で獲れたばかりのカキが煙を浴びたかのように瑞々しく新鮮だったからです。

燻製のイメージからすると殆ど着色はされていないのですが、香はしっかりしていて、しかもその香からは燻製室?の臨場感さえ伝わってくる程です。カキを頂いただけで感激してしまいましたから、これからどうなるのか楽しみ楽しみ!

以前も少し書いたことがありましたが、世の中の全てが粗悪になって行くような感じがする昨今、久々にプロフェッショナルの誠実な仕事に触れることが出来、とても幸せな気分にさせて頂くことが出来ました。オホーツク燻製工房フューモアール有難うございました。




S○J指導員とは何者?
2012/02/19

かつて斜滑考で、モダンジャズカルテット(MJQ)について書いたことがあります。
そこではジョンルイスの 「ミルト(ジャクソン)が云うロックスター達はエンタテイナーであり、私たちはミュージシャンなのです。両者を比較するのは妥当とはいえません」との言葉を引用させて頂きました。

昨今のS○J狂育本部振り付けによる公認指導員達の珍妙な滑り方を見ていると、どうしてもジョンルイスの言葉を思い出さざるを得ません。彼らは指導者を目指しているのか、はたまたエンタティナーを目指しているのか?甚だ疑問に感じてしまうからです。

そうした視点から彼らを観ると、指導の内容はとても尋常とは思えないし、かと云ってエンタティナーとしてのパフォーマンスはどうかと云えば、意味不明な造語量産と、それを使った怪説には驚かされるものの、ストックを振り上げてターンに入る動作など、「閉鎖的系の秩序維持」には有効かも知れませんが、世界標準には比較するべきカテゴリが無いので、残念ながら「閉鎖的系」社会に於ける特殊な価値観に依存する人々にしか理解出来ない類の様です。

具体的にはスキーイングそのものより、その社会でのみ有効(^^;?なバッジや各種資格の有無が最大関心事であって、合理的か否かまではアタマが回らないみたいです。
でなければ、プロフェッショナルともあろう指導員(^^)が、珍妙な滑り方をさせられてまで「閉鎖的系」社会にしがみ付いている理由はありませんからね。

自分がそうであるように、何れ肉体は老いぼれパフォーマンスは低下していく訳ですから、いつまでもトップレーサのリカバリシーンの物まね芸(それも低速^^)で笑いを取るようなスキーライフは続かないと考えた方が身の為だし、生涯を通して彼ら指導員が成すべきことはハッキリしている訳で、余程のポンスケでない限り自ずと答えは明らかだと思うのですが・・・・。
つまり、エンタテイメントやオカルトとは無縁の、信頼に足るプリミティブ且つ合理的なお手本を示すことさえ出来れば、それだけで指導員の存在価値はあるということです。

しかし、残念ながらそのポ○○ケやポ○○ケ予備軍、及び幟旗を持った取り巻きが、3月のナンセンスギャグ大会に今年も大挙してやってくるかと思うと、某民主主義人民共和国の軍事パレードや、○○様が亡くなられた時、またその息子が然るべきポジションに就いた時の某国国民の雰囲気と激しく似ているような気がして、彼らがの多くはマトモに滑ることの出来る優れた技術を持っているだけに、今から気分が滅入ってしまいます(=_=;。

どうせやるんだったら初心者から年配者まで、漏れなく簡単に滑られるノッペリとグルーミングされたバーンでは無くて、今年こそ誰もが躊躇するような未整備の超悪雪斜面で技を競って頂きたいものです。





議活動(^^)
2012/02/16

私達が電車に乗る時、飛行機や船に乗る時、それを操っている人達はそれなりの訓練を受け、高度な技術を習得したプロフェッショナルだと信じて疑いません・・・・と言うかそんなことは考えもしない位信頼していますね・・・・でなければとてもじゃないですが怖くて利用する気にはなれないからです。
プロフェッショナルとは、その分野で人々の信頼に応えられる人と言ってもEかもしれません。その意味では医療関係者は勿論、世の中にはプロフェッショナルと呼ぶべき人々は沢山います。

しかし、プロフェッショナル集団であるべき某SSはどうかと云えば、先日の研修会を見る限り、どう贔屓目に見てもそう呼ぶには程遠いような感じがする今日この頃。
もっともアマチュア精神をモットーとするS○J傘下のSSですから無理も無いとは思いますが・・・・(−−;。

麺が麺が麺が!って喚き、麺に垂直に荷重することが「自然で楽なスキー」だの「ハイブリッドスキー」だのって言われ、麺に垂直に荷重するには「膝を使っちゃいけない(左右へ動かしちゃダメ)」って脅され、麺に垂直に荷重したが最後、内側には金輪際落下しないってことも解らない位アマチュア精神に溢れているもんだから、今度は「両足の真ん中に荷重する」みたいなことを言われたひには、研修生のナニも下肢も固まってしまって動きがギコチナイこと。
さらに追い討ちを掛けるように講釈師は、「谷回りでブレーキを掛ける」などとメチャクチャなことを言い出す始末。谷回り部分は加速区間でしょうに(−−;。

教程やオフィシャルブックが支離滅裂なのでタイコもちが支離滅裂なのは仕方無いにしても、このままでは伝統ある某SSの信頼性はガタ落ちになる・・・・って既になっているか(−−;・・・・との思いから、昨日友人と滑りに行く際、仕事以外では袖を通さないSSのユニフォームを着て行きました。
普段の生活でもつまずいたりモノにぶつかったりすることが頻発する年齢の、昨日は丁度63回目の誕生日でしたが(^^;、老いぼれたヂヂーでもSSの一員としてはその良心を具体的に示すべきだと考えたからです。

四方八方(^^)いたる所で「スキーの回転は不安定によって生み出される重力による落下運動によって生起される」だから「進化した道具(カービングスキー)は、それ自体にターンする機能が備えられているので操作は不要との教義の元、珍妙な講習風景が展開されている中、同じユニフォーム姿でのオーセンティックな滑りをするとなると、やはり内気なヂヂーにとっては一大決心が要る訳で・・・・・ウソ(^^)。

という訳で、名木山ゲレンデでは一発ヴェーデルンをカマしてきましたが、このヴェーデルンと云う滑り方には、スキーの殆ど全ての要素が凝縮されていて、料理で言えば旨みの詰まったダシみたいなものと云ってもE位なもの。
つまり、スキーに必要な構え方から始まって、捻り/戻し、ズラし、エッジング、ストックワーク等が極端な形で現れるだけに、それぞれの操作(動作)が一目瞭然と言う訳です。
但し、味の素を舐めたりダシを直接飲用することは少ないのと同様、料理によって薄めて使ったり、あるいはより濃くしたりのアレンジを加えながら、それを踏まえてそれぞれのスキーヤーが目指すべき目的の地に向かうことになるのだろうと考えています。

滑りは友人がビデオに撮ってくれましたが、幸いと言うかうっとしいと言うか(^^)、「タダで滑りを真似しちゃおう?」って魂胆かドーかは知りませんが(^^)、奇特な追撃者の方が居らっしゃったので、図らずもオーセンティックなヴェーデルンとコンポラ?小回りとの比較が出来ました。
SSの前でカマしたのは、勿論現行の風潮に対するアンチテーゼであり抗議でもあります。その気持ちが映像後半に出てしまいました(^^)。

板はOGASAKA HAPPOバージョン 182cm R21mです。
昨年のアトミックSG205cmでのヴェーデルン映像と比較すると、板の長さとラディウスの違いによって、同じリズムのヴェーデルンでも、ターンの雰囲気が若干異なることがお解り頂けるかと思います。




唖然とした日その2
2012/02/07

S○J公認SSの研修会ってのは某SSに限らず、大抵は某かの肩書きをぶらさげた人間によって行われていると思うのですが、感じとしては某沖縄防衛局長の講和みたいなものなのでしょう。
そこで語られるゴタクがどんなに常識から逸脱していようとナンセンスであろうと理不尽だろうと、ヒエラルヒーの世界に身を置きたい(^^)指導員達にとって肩書き男(女)の言葉は天の声なので、「そんなの無理」なんてことは口が裂けても言ってはいけないし思ってもダメ(^^)。

ひたすら緩い斜面で、ちょいと捻れば1秒で済む話を、ナマケモノでさえそんなに遅くは動けないだろう?ぐらいの低速で滑らされ、「んぢゃターン弧の大小はドーやって調整するんダロ?」なんて疑問も封印して、ひたすら肩書き男(女)の虚栄心を満足させる為に、外足の捻りを悟られないように落下を演じようとする訳ですね。
しかしこのビデオを見る限り、変な滑り方をさせられているってのを差し引いても、生徒からレッスン料を頂くインチラにしては、どうも演技がトーシロっぽいのが気になり・・・・ブッチャケ下手過ぎるのではナカローか(^^)と激しく思うわけで・・・・(^^;。
もしかしたら本当は上手かったんだけど、ハイブリッドスキーのやり過ぎで折角の技術が退化したのかもしれませんね。


昔からスキーの上手いヤツは大抵農家のセガレと相場は決まっていました・・・・スキー場は田舎に多い(^^)・・・・その中でも特に上手いヤツが居て、それは仲間内の誰もが認めるところですが、同時に彼のナニはナニだってことも知っている訳で・・・・(^^)。
しかし例えナニでも、大抵は上手いヤツの言うことに従うのが世の常(^^)ですから、彼の語る技術論におかしな力学用語が混入していたとしても、それは殆ど主観(フーリング^^)に基づいていると理解していますから、額面通り受け取ることは無かったし、その力学用語も、スキースポーツを語る上での好意的解釈を前提とした(^^)コンセンサスが得られていたので、さしたる混乱は無かった訳です。

そして現在も同様に、上手なスキーヤ達の出身環境にはその傾向がある訳ですが、しかし昔と大きく違うところは、カービングスキーが登場してからというもの、彼らは何故自分が上手に滑られるのかを説明できくなってしまった(解らない)ので、その仕組みをトーシロの他人に怪説してもらうようになったってことです。

つまり、S○Jの中で分業化が始まり、スキーが出来ない人間の居場所が出来たって訳で、これが諸悪の根源。有名ドコロではイガワシイナ委員会。もとを糺せば上手いスキーヤのナニがナニだからってことが原因なのは言わずもがな(^^)。
したがって、滑る人と怪説する人は別々なので、用語もいきおいオーセンティックなスキーとは関係のない新造語のオンパレードになっちゃったって訳ですね。


・・・・とゆーことで、ここ10年、教程/オフィシャルブック/公式webサイト等に露出した迷語録(^^)を挙げてみますが、消えていったものも含め、これらに果たしてコンセンサスはあったのか否かは毒者諸兄のご判断にお任せします。

<運動関係>
山側への落下運動
谷側への落下運動
馬の二軸運動
チータの二軸運動
重力の落下運動

<軸関係>
重力軸
重心軸
運動軸
2軸
中心軸
左右の運動軸

<主導(働)関係>
内脚主導
内脚軸主導
対幹部主導

<従働関係>
外脚従働・・・・・笑った

<コントロール関係>
トップコントロール
テールコントロール
トップアンドテールコントロール
フェースコントロール
トップコントロールは健康に良い・・・・・笑った

<麺関係>
絶対水平麺
相対水平麺

<その他>
セフティー
コンフォート
チャレンジ
ショルダーファースト
ヒップファースト
ハイブリッドスキーイング
クルードターン・・・・傑作(^^)
スキーの壁
電車ですら体幹部・・・・・笑った
肩甲骨を下げる
内向内傾内スキー主導・・・・・笑った
重力のスキー横軸成分・・・・傑作(^^)
私達は原因と結果を混同していた
合力方向に身体が正対するのが一番合理的
外脚主導(外脚主働)に見られるブレーキング・・・・傑作(^^)
仮説的な理論・・・・傑作(^^)
ターンの局面構造
重力と抵抗
重力線
谷回りタイプのターン
自然で楽なスキー
ナチョラルスタンス(教程P49)
ニュートラルポジション
精錬されたパラレル
スタンスの質的発展・・・・傑作(^^)
脱力系
谷回りの連続
○○の局面
局面移動を状況適応的に融合させる
内脚軸主導と外脚軸従働の状況適応
縦軸滑り・・・・傑作(^^)
横軸滑り・・・・傑作(^^)
制動要素
推進要素

その他にも、引き合いに出される他のジャンルは多岐に及び、野球の松井/福留/桑田あたりをはじめ、古武道やバイクのライディング、もしドラなどで笑わせてくれたことも記憶に新しいところです。
個人レベルなら、どんな作り話や例え話を織り込みながら指導しても自由ですが、公益法人の関係者はまずいでしょう(^^)。


研修担当の講釈師が、スキー教師が備えるべき技術レベルという意味では充分上手なのは認めますが、彼が今もっともらしい講釈をタレ、且つ演技が出来るのも、地元のジュニア時代にコーチから「外足を踏め!」とか「手を前!」とか、ジャンプしながら脚部の強引な捻り戻しや、膝を使ってエッジングする極端なバインシュピール習得法(通称プロペラターン)等を徹底的に叩き込まれた結果、そこで培われた基本がバッチリ身に付いているからであって、決して馬の二軸運動にヒントを得た内足主導外足従働に励んだ結果ぢゃ無いのは、速度が上がった時の身体の使い方を見れば一目瞭然。
特に膝の使い方なんか上手いもんですが、当の講釈師は「膝は使っちゃいけないと」仰っている(^^;のが微笑ましいと言えば微笑ましい訳で、ナニがナニたる所以(^^)。

その講釈師が研修会でペラペラと語る内容は、彼の今の上手さを支えている技術とは全く関係も無ければコンセンサスも無い前述した言葉の羅列。だからナニがナニなのでナニと言うしか無い訳です(^^)。

ナニがナニな人や、トーシロほど新造語を有り難がって使いたがるものですが、だからと言ってシーズン真っ只中の研修会で用語の定義について説明しているようぢゃイカンでしょう。
繰り返し書いていることなんですが、その重力の落下運動に依る最新技法が如何に優れているかは、カメ並の速度でしか演技出来ないクルードターン(−−;では解らないので、その優位性を是非WCレイスで実証して欲しいものです。

「不適切な構えと動作によるプルークボーゲン」=「狂うドターン」を延々と繰り返し、技術を退化させられている研修生が不憫でしたが、彼らにしてみたらナンセンスだと分かっていても、研修会に参加しなければ当然出世街道から外される訳ですから仕方ないのカモ(^^)・・・・と思っていたら、現実にはこれを講習に使っていたナニがいたってことで、やはり信仰に似た(根差したと言うべきか?)狂気は確かに存在し、不条理さえ理に適ったものとして受け入れてしまう人間の弱さを知ったのでした。




唖然とした
2012/02/03

某情報筋から某SSの研修会ビデオが届きました。某SSの終焉を見ている気分です。

プルークスタンスの斜滑降から谷側スキーのエッジを緩めると、谷側に落下する谷側のスキーに、山側のスキーが追従してターンする谷回り(狂程で云うところの)、つまり「内足主導外足従動」についての研修らしいです。
チョメーデモ?の講釈師が講釈をタレていて、ビデオには研修会参加者全員の滑りが収められていました。

↑の繰り返しになりますが、講釈師のお手本はプルークスタンスの斜滑降から谷側スキーのエッジを緩め、谷側に落下する谷側のスキーに合わせて山側のスキーを捻って谷スキーの落下に同調させているので、コレに何の意味があるのかはひとまずおいておくとして、取り合えず谷回りの見本としてはOKですが、残念と言うか至極当然と言うか、講釈師の云う通りに滑られたスクールスタッフは皆無でした。

彼らが講釈師の云うとおりに滑られないのは、プルークスタンスの斜滑降から谷側スキーのエッジを緩めると、その瞬間山側の板はインエッジが引っ掛かって、谷側の板に追従していけないと云う単純なものです。
素直な彼らは山側のスキーを捻って谷スキーの落下に同調させていない(誤魔化していない)だけであって、彼らが悪い訳ではありません。しかしその後は当然ながらしっかり捻ってターンしていましたがね(^^)

そもそもプルークスタンスは、狂程の言い草を真似ると(^^)外足主導が前提の技法であり、プルークボーゲンは両スキーを常に外側に向かって押し出していて、そのバランスを崩すことによってターンを行うものですから、プルークスタンスを採りながら両スキーを同方向に落下(笑)させようとしても、外側になる方の板には捻りを加えない限り、そのままターンすることは物理的には無理なのです。

逆に言えば、プルークスタンスの斜滑降から谷側のエッジを緩めると同時に山側の板に捻りを加えれば、谷側に荷重を残したままでもターンすると言う意味では、極初歩的な段階で昔から行われてきた技法です。

しかしそれをすると講釈師からはダメ出し(^^;されるので、頭の中はさぞかしクルクルパーティーになっていたことでしょうが、彼らは何の疑いもせずに?黙々とナンセンス極まりない下手なプルークボーゲン(初心者に特有の内倒の真似)をさせられていました。

そして今日、パノラマでは研修会参加者のインチキ落多と思しき人達4人の講習風景を拝見する機会があったのですが、あろうことか、彼ら全員がこの自分でも出来ない谷回り、つまり「内足主導外足従動」を講習に使っていました。
インチキ落多の講釈に倣って、受講生はカメかなまけもの並みの速度で谷側への落下(方物運動)をしようと、涙ぐましい努力をしているのですが、いかんせん山側のエッジが引っ掛かってインチラの言う通りには滑られない様子でした。

そのうち、山側の板に捻りを加えて、谷側への落下を演じることが出来るようになるのかもしれませんが、速度が少し上がっただけで、谷スキーが板の横軸に沿って谷側への落下(方物運動)を開始する前に、エッジは切り替わっているという事実(谷側には落ちない)に気付くまで、そう時間は掛からない筈です。但し正常な知的レベルに達していればの話ですが(^^)

スキー指導員たるもの、プルークスタンスでのターンのキヂョ(^^;位は知っていて然るべきなのに、それさえも理解しないでよく講習なんか出来るモンだと寒心し、且つ呆れケーってしまった日でしたが、驚くのはまだ早く、中の一人は受講生に向かって、盛んに「ストック突くな」とか「ストック使っちゃいけない」と叫んでいました。
「??」だったので、近くで聴いていたら、「ストック突くと回ってくるスキーの邪魔になるから」と、腰の抜けそうな寝言をタレていましたから、本当に某SSの終焉は近いのカモ。

自分の中で明確になったのは、随分以前に指摘していたことですが、指導員資格保持者が必ずしもスキーの専門家では無いと言うことです。
これからスキーを習おうとする方はくれぐれもご用心くださいね(^^)。



外足荷重
2012/01/31

10年以上も書いていると、ヴォケも手伝って同じことを何度も書いている様な気がしますが、調べるのもメンドクサイので又書いてしまいます(^^;。

《スキー教程要約》:
「スキーの回転は、不安定によって生み出される重力による落下運動によって生起される」・・・・・ナンノコッチャ???!・・・・ってのが新教程のコンセプト。
「重力による落下運動」をターンの原動力にすると、それは自然のエネルギであり、自分で動く訳ヂャないから楽=「自然で楽なスキー」ってことのようです。

教程にも「ボールの谷回り」としてその図を載せていますが、これは自由落下の放物運動そのものですね(^^)。
これだと確かに何もしなくてもターンに似た動きはしますが、問題は落下の加速度は決まっているので、ターン弧(それもフォールラインまで)の大きさは、投射の初速度に依って決まることになります。

教程の図から、ボールは水平投射に見えるので、水平方向には等速直線運動をし、鉛直方向には自由落下運動をするので、t秒後の落下距離(m)はy=1/2gt^2sinθで決まり。

これがどういうことかと云えば、例えば斜度30°の斜面を時速60Km/hで「重力による落下運動によって生起される」ターンを開始したとすると、投射の初速度は秒速16,7mとなり、1秒後横方向への移動距離は16.7m、落下距離は1/2gt^2sinθ=1/2×9.8×1^2×1/2=2.45mとなり、約2.5m落ちる間に約17m進むので、この方法だと小径のターンをしようとした場合は投射速度は極端な低速になるって事です。
しかもこれは全ての抵抗無しの条件であり、実際にはエッジを緩めてもかなりの摩擦抵抗がありますから、落下距離はもっと少なくなる筈です(^^)。

つまり、「自然で楽なスキー」の場合、ターンの大小は投射速度によってコントロールされてるってことなんですね〜〜コレが(^^)。
それで講習風景は亀が這うような速度で行われているって訳ですか!(^^;。

ところで、その投射速度はどうやってコントロールするのか?って話になると、新教程では「フェースコントロールする」らしいです(^^)、ンヂャ〜その「フェースコントロール」はドーやるのかってーと!?・・・・・・いつまでもやってろや(^^;。


ブッチャケ、スキーのターンなんかちょいと捻れば始まる訳で、そんなことより直後に発生するモロモロの事態にどう対処するかの方が腕の見せ所(技術)だし、その中でも最も大切なのが外足荷重(客観的にも主観的にも)であり、それ無くしてスキー技術は語れないと云っても過言では無い位なもの。
それを、こともあろうに、「内足荷重」「内足主導」だなんてやっているのがS○J狂育本部。

これは、彼らが云っているように、『「閉鎖的系の秩序維持」から「複雑系の動的秩序維持」への可能性が模索されたもの』なので、「どうしたら外足を踏めるのか」、「どうしたらキレの良い滑りが出来るのか」、「どうしたら転倒しないのか」、「どうしたらタイムを詰められるのか」等々の、一般的な技術論とは全く次元の異なる世界(宗教)の話ですから、下手にされたくなかったり余計な出費をしたくなければ、絶対に係わりをもたないことです。





ブルータス、おまえもか
2012/01/30

ここ数日は頻繁に滑りに出掛けています。
スキーの道具なんか何でもEってなことを書いている手前、道具のウンチクを語るなんて笑止千万だし忸怩たる思いがするのですが、やはり調子がEと云うか自分の波長に合っていると云うか、なんとなく具合がE道具が揃ってしまうと(^^)、ゲンキンなもので短時間しか滑られない日でもつい出掛けてしまいます(^^;。

特にブーツに関しては、13年ものでヨレヨレのチビマルコからの履き替えですからEに決まっているのですが、それにしても履いた時の質感といい、滑走中の様々なアクションに対する「カチッ」っとした反応の良さや、それを生み出す剛性バランスは「出色だな〜」と感心しきり。

何回か滑りに行っている内に馴染んできたこともあり、バックルはアジャスタの調整範囲を超えている2番を除いて全部締めているので、漸く本来の性能発揮というところでしょうか、締めないことには剛性が出ませんからね(^^)。

パノラマゲレンデは時々ブリザードに見舞われ寒かったです。

今日はリアスポイラを外したらドーなるか試してみたのですが、若干前傾角度が緩くなっただけなのに、もう意識して前傾を保たないと、ターンマキシマムから切り替えの瞬間、板が走って簡単にすっぽ抜ける有様(;;)。


至れり尽くせりのラクチンな道具に慣れ過ぎたせいか、構えも基本操作も疎かになっていたようで、久々に入った黒菱のコブ斜面では敢え無く撃沈(^^;。
その前のお約束のグラートでは、見るからにヤヴァそうなクラストした斜面に、用心して構えもしっかり作り、気合もバッチリ入れて滑ったので、「オガサカE感じヂャン」などと、余裕をカマしていただけに精神的なダメージは大(−−;。

知らず知らずのうちにラクチンな道具に頼っていて、技術は劣化していたと言うことでしょう、基本がなっていなければ例えハッポーバージョンでも上手く滑られる訳がありません(^^)。

基本と云えば、今シーズンFISのレギュレーションが変わり、レース(特にGS)ではターン切り替えし直後、一気に向き換えを済ませたり、エッジングしながらトルクを掛けて板を回す場面が多くなると思われ、サイドカット形状に頼っていた選手達は苦労するかもしれませんね。

如何に外足に荷重をキープ出来るかは、スキー技術を語る上でとても重要な部分を占めており、だからこそ古今東西、結果的にはそのことについて技術論が戦わされてきたのですが、昨今ではS○J狂育本部と、某垢出身(アカデミ^^)だけが内足に荷重することをヨシとしています。

急斜面等では上体が一寸遅れただけでも、そのままターンに入ろうとすると呆気なく内足荷重になって希望通りのターンが出来なくなりますが、残念ながら滑りに行く度目にする八方SSの指導風景は、その狂気の教えを忠実に守っているようでした。
我々が悪雪を滑る時と同様、レースでも外足に荷重をキープ出来るか否かは勝負の明暗を別けることにもなるのですがね。


本当にS○J公認校でのレッスンは控えた方が無難だと思いますが、それでも何かの思惑があって(^^)受講するのであれば、内足荷重とストックを振り上げる動作と、回し蹴りスタイルを身に付けることで、いったいどんなメリットがあるのかイントラに質問してみると良いでしょう(^^)。






欺瞞新教程
2012/01/24


スキーの殆どの操作は下肢のヒネリと横方向へのズラシ、そしてそれに伴うエッジング角の按配に依って成り立っており、この操作無くしてスキーは語れないのですが、短小小径板が流行り出してからというもの、S○J狂育本部はスキーのターンは捻り操作では無く、「重力の横軸方向への落下に依って行われる」として水平麺理論なるものをでっち上げました。

元々突飛な発想であり、現実には起こりえない現象ですから、最初から理論破綻しているにもかかわらず、その辻褄を合わせるべく(嘘の上塗りか^^)教程はまたもや改定されたのですが、彼らの思惑とは反対にますます土壺に嵌り込んでしまいました。

ターケた妄想も個人的な見解なら別にどうと言うことも無いのですが、見方によっては公であるスキー教程は、最も肝心な捻り動作について一切触れないどころか、それを排除するために、「進化した道具(カービングスキー)は、それ自体にターンする機能が備えられているので操作は不要」、そして捻り押し出し操作は「古きよき時代へのノスタルジー」とまで言っています。

捻りやズラシは「ダサイ古い」と刷り込まれ、いつも最先端の技術(笑)で滑らなければ「暗黒の谷間に落ちていく」と脅され、強迫観念症を患ってしまった信者指導員に問いたい

あなた方は、板を付けてからの一寸した向き換え、階段登行や開脚登行、其処から板を下に向ける時、斜面に立ってズリ落ちを防ぐ時、リフト乗り場でゲートに向かう時、降り場での向き換え、目的地での停止、狭いルンゼでの連続ターン(そんな所には行かないか^^)、ツリーラン、ありとあらゆる場面でのターン(向き換え)や減速/停止動作を、「重力の横軸方向への落下」に依って行っていると確信しているのですか?、脚部の捻り操作は一切行っていないと断言できるのですか?

もしそうでなければ、短小小径板は見た目通り「ターンが楽に出来るようになっただけ」で、スキー技術の基本は従来と何ら変わらなと再認識することをお勧めします。
そうしないと今後の指導活動に於いて、あなた方の言動不一致が如何なる結果をもたらすかは、余程のポンスケでない限り推量出来る筈ですからね。

かつて我々は、その最も初歩的なスキーの扱い方を、プルークスタンスを使って身に付けて来ました。
しかしS○J狂育本部では、プルークシュテムの動作はパラレルへの移行に障害になるとの理由から、新教程では排除されているのですが、パラレルへの移行でつまずくことがあるとしたら、それはしっかり外足に荷重することが出来ないだけであって、「プルークシュテムの癖が抜けないから」なんてこととは全く関係無いことであり、単なる言い掛かりに過ぎません。

もしそうだとしたら、プルークボーゲンシュテムクリスチャニア経験者は、全員パラレルターンが出来ないか問題があるということになりますからね。
百歩譲って、仮にその癖が抜けないとしても、スキーを愉しむ上では何の障害にも問題にもならないということは断言しておきましょう。

これまで水平麺重力の横軸方向への落下を妄想の核とする自然で楽なハイブリッドスキーが、如何に欺瞞に満ちているか、そしてイタイケなスキーヤーをミスリードしてきたかについて書いて来た(いる^^)のですが、これからも捻り押し出し(ズラシ)の操作(バインシュピール)は、スキースポーツを構成する上で絶対に欠かせない要素であることと、その量や大きさやタイミングを自在にコントロールすることこそがスキー技術の要であり、醍醐味であるということを訴え続けていきたいと思っています。




某研修会のDVDその2
2012/01/21

雪上の実技?でも無駄に長い話が続き、デモの演技はほんの一瞬。
その滑りはと云えば、教程に「内足主導」なるトーシロのアイディアが採用されて以来、10年間?全く変化の無い内倒プルークボーゲンと、そのバリエーションでした(−−;。

しかし、その怪説ときたら断絶の歴史学』 に則って「ポスト資本主義の成熟社会における自立的で、創造的な人間観に立脚した技術的構造変化に対応」していて(^^;、実にこの〜〜〜〜「摩擦抵抗の作用点が重心から後方に移動」したかのような、あるいは「偶力が発生して自転運動が起きた」ような、「革新的」で実にホノボノとしたE感じで行われていました(^^)。

この研修会に参加されたことの無い方の為に、会場の雰囲気はドーなのかを伝えたいのですが、何とも表現の仕様が無いので、強いて例えるなら「閉鎖的系」の、こんな感じだと思って頂ければ宜しいカト(^^)。

このDVDから分かったことは、「時代の流れについていけない人たち」とは、そして「古きよき時代へのノスタルジーを抱きながら過去と現在の間 に出現した暗黒の谷間に落ちていく」人達とは彼ら自身であり、その具体例が10年前と全く変わらない内倒プルークボーゲンと、多少のアレンジに加えそれぞれの個性が混入した実演でした。

講演会の中で講釈師は、某会場では参加者から「私は暗黒の谷間に落ちているので救ってください」と直訴されたと仰っていました。
これまでは冗談だったり皮肉だったりで教団とか信者とか書いていたのですが、ホンマモンの信者が居るとなるとシャレになりませんね(^ー^;。

しかし、「暗黒の谷間に落ちていく」人達が、S○Jやその関係者(SJ等)自身であることに気付いていないと云う自転時点で、このDVDはマヂで笑えますヨ


注: 青字は某教程及び某オフィシャルブック及び某研修会DVDを引用又は参考にしています。



某研修会のDVD
2012/01/20

しかし・・・・、水平麺云々がでっち上げられて以来、こうした不毛なオカルト集会が、もう10年近くも続いているかと思うと、正直いろんな意味で組織の凄さに脱毛脱帽してしまいます(^^;。

この間何があったかと云えば、知っている限りでは指導員の増加、スキーヤーの減少、快調人事の訴訟騒ぎ、アルペンレーサーの高齢化、教程の改定2回、指導者必携(こっちはわりとマトモ)の廃止、その他・・・・。
狂育本部が提唱した、断絶的な技術革新である水平麺云々によって、少なくともポヂティヴな変化は起こらなかったことは理解出来ました。

普通の会社であったり、マトモな組織運営がされている団体であれば、新しいアイデアが具体的な成果に結び付かなかった場合、その結末がどうなるかは周知の通り。

ところがS○Jと云う団体では、提案されたそのアイディア(理論?^^)が、果たしてマットーなモノなのか否かを検証することも無く、10年もの間一方的に「正しいもの」として取り扱われています。

某研修会会場では無駄に長い講師の演説(5分で済む話を一時間?)を、屋内雪上問わず、熱心にメモを取る参加者の姿が映し出されていました。
講師の話は、ハナッから意味不明のとっちらかったナンセンストークなので、聴くだけ無駄なのですが、そこに雁首並べている皆さんときたら、咳払い一つせずに、静寂を保って熱心に聴き入っているし、雪上ではとても講釈の内容とは整合性の取れないデモの演技(単に下手に見える滑り^^)に見入っていましたから、必然的に興味は連中の脳ミソが一体どうなっているのか?の方に移ってしまいました。

本当にスキーヤーなのか否かが分からない人間のアイディアに対し、素人同士でも激しい技術論を戦わせると云うのに、百戦錬磨のバリバリのスキーヤー達が一言も異論を唱えないなんて、全く信じ難い光景でむしろ不気味でもありますが、しかしその謎は前出の「閉鎖的系の秩序維持」なのだと考えれば納得も出来ます(^^)。

とにかく、「閉鎖的系の秩序維持」によって、ソーク以下のデタラメでも10年も続いているのですから立派なもんです。

志賀高原で大きなホテルを経営している知り合いの話では、修学旅行の講師は数年前までSAJだったのを、今はSIAに頼んでいるそうです。
理由を聞くと、SAJの時は生徒が上手にならないし、スキーが苦痛だと云っていたのに、SIAの講師になってからは上達するから面白いし楽しいのだそうです。

修学旅行で少しでもスキーに興味を持ち、しかも楽しさを感じてくれたら再び訪れて頂ける可能性が高まりますから、宿にしたら講師の質は重要なマターですね。
初心者にプルークボーゲン無しの内足荷重内倒スタイルを押し付けたんじゃ絶対に上達はしませんから、SIAを選択したのは残念ながら正しい判断だと思います。

S○Jが業界の足を引っ張るという、最も恐れていた事態が志賀高原では起きていた訳ですが、八方でもスキー本来の楽しさを提供する新参のスキースクールが人気になりつつありますから、そろそろS○Jに縛られず、物凄いポテンシャルを持っている八方SSの本領を、今こそ発揮する時期が来ていると思うのですが・・・(^^)。



新教程の常性
2012/01/19

教程に書かれたゴタクの全てがデタラメと云う以前に、文字の構成や使い方もデタラメの上に意味不明なので、正常な読解力を持った人に理解出来ない点についてはこれまで書いて来た通りですが、昨日の年配スキーヤの疑問を伺うにつけ、もう一度具体的な例を挙げておきたいと思います。

その一つが「コップの谷回り」であり、二軸運動意識の項で述べられている(教程P34)それは、新教程の異常性を指摘する上で象徴的でもあります。もっとも「意識」って書いた時点で客観性は失われていますがね(^^)。

「ターン外側の脚は、内側の脚による内スキーの荷重を基盤に、外スキーを前方へ滑らせなければならない・・・・・バカバカしいので中略・・・・・ターンにおける外スキーの滑走距離は、内スキーの滑走距離よりも長くなる」・・・・!

これを忠実に実践しようとしているのが、頻繁に見かける回し蹴りスタイルの講習風景です。つまり、両スキーの位置関係を常にスクエアに保とうと云うことです。
しかし、現実には左右の板をスクエアに保つのは、極低速のターンを除くと困難を極めるので、いきおい腰を進行方向に正対させ、上体を振り込むことによって、その狂技教義を表現しようとしているのでしょう。

この考え方が如何にバカげているかは、足を揃えて立った状態では前後方向からの揺さぶりに非常に脆弱ですが、前後差をつけて立つことによって、あらゆる方向からの揺さぶりに対して強くなることからも簡単に理解出来る筈です。
例えば柔道の様な格闘技で技をかける時、大抵は相手の足が揃った瞬間が狙い目となりますから、お互いそうならないよう、又相手をそういう状況に持ち込む為のせめぎ合いが、試合時間の大半を占めているのではないかと思われます。

スキーの場合、足が揃う状況と云うのはターン切り返しの瞬間であり、この過渡期がスキーにとって一番不安定な状況なので、なるべく早くその瞬間をやり過ごすのが賢いスキーヤと云うものでしょう。
つまり前後差の無い時間帯を短くすると云うことなのですが、新教程ではその足が揃った状態を続けさせようとしているのですから、語るに落ちています・・・と云うか教わる側にとってはたまんない訳です。

その意味では直滑降も例外では無く、特に高速になるほどバランス維持は難しくなりますから、ジャンプ競技の着地の際にテレマーク姿勢をとるのも、安定性向上の為だと思われます。

その昔、野沢温泉のゴンドラやまびこ駅辺りをスタートし、牛首コースを経由して日陰ゲレンデに至るコースを使って行われていたDHLレース経験者なら、それがどれ程不安定で危険か解る筈です(^^)。
しかし、旗門が3っつしか無いようなコースは、安全上の理由から現在では使われていないので、残念ながら体験することは出来ませんが、I氏にはせめて一度位はキロメトロランチャートに参加して頂き、真っ直ぐ滑ることの難しさを体験してから、ターン云々を語って頂きたいものだと思います。

閑話休題

そして更に重要なのは、足が揃う(スクエア)とエッジング角を大きく取れないのと同時に、バイアスが掛からない(トルクの無い)状態でもありますから、板の微妙なコントロールに支障を来たし、当然安定性も低下するので、俯瞰で見た時両スキーは菱形(平行四辺形のダイアモンドシェイプ)を形成するのが合理的です。これは当然テレマークスキーでも同様。

ですから、新教程の具現者である著名デモ隊(プロパガンダム^^)の滑りが、低速では無く高速高荷重時にスクエアなスタンスを保っているか否かを観察すれば、彼らが演技している低速域の動作(回し蹴りスタイル)が、いかに欺瞞に満ちた詐欺的滑りであるかが一目瞭然です。


高荷重が掛かる切れの良いターンは、当然脚への負担も大きくて疲れるので、楽に滑りたければエッジを緩めるだけの話であり、何も「重力による落下運動云々」←(意味不明)のような、ショーも無い戯言とは全く関係無いことを断言しておきます。
但し、エッジをユルユルに緩めても疲れるのであれば、それは構えに問題があると言うことですね(^^)。

以前も書きましたが、2003年に改定されたスキー教程について、当時某S○J理事は「この教程は読めば読むほど味がある本だと思っています」と仰っていました。
当時の研修会担当者からは、指導員達に「咀嚼が必要」とのアドヴァイスがあった位ですから、この時点で既にどうしようもないシロモノになっていた訳ですが、新教程は「読めば読むほど味がある」なんてものぢゃ無くて、このページを書くにあたって嫌でも読まなければならず、読めば読む程ヘドが出そうになりますヨ・・・マヂで(−−;。


某情報源に依ると(^^)、私やM下君のwebサイトを知ってか知らずか、某研修会のI氏講演では、これまた何処かでパクってきたと思われる『断絶の歴史学』なんて話をしていたそうで、その内容は・・・

『断絶の歴史学』
<技術的構造変化が持つ残虐な側面>
技術史上の大きな転換点には時代の流れについていけない人たちが必ず出てくる。
このような人たちは古きよき時代へのノスタルジーを抱きながら過去と現在の間 に出現した暗黒の谷間に落ちていく。


・・・・ってな調子でパクリネタをほざいていたそうです(笑)。
講演の様子は某情報源がビデオに収めているので、追々公開されるかも知れません(^^)が、こう云う語り口はまんまカルト教団か不安商法の手口そのものですな〜〜(^^;。

ちなみに昨日のスキーなんか「暗黒の谷間に落ちていく」どころか、明るい光の中で自由自在にスキーを謳歌していましたけど・・・それが何か?(^^)。

連綿として築き上げられてきたオーセンティックな理論や技法、それらを踏まえて技術向上を果たしてきたスキーヤ達(現行デモも含む)に対し、言いがかりを付けるのなら、それなりの覚悟があってのことだと思われますので、是非その革新的なスキー理論?(^^)の効能と成果を、万人のスキーヤが得心する形で、講演者であるI氏自ら実演して欲しいものです。
市販のDVD等では、どのデモの滑りも、とてもその革新的なスキー技術の真髄(○゛ーカッ^^)を会得しているとは思えませんのでね。

っつーかヨーやるよ・・・アフォらし。





ブーツの調子
2012/01/18

新しいモノを手に入れると直ぐに使ってみたくなるのが人情と云うもの(^^)・・・・・で、お客様も0が続いていて暇だし、お天気も絶好調なので朝っぱらから滑りに出掛けました。

新品なので馴染むまではバックルは最上部とベルトだけを緩く締め、残りは留めずにいたのですが、それでも滑り始めの頃はけっこう痺れてきて、「まいったな〜(;;)」状態。

もっと緩めたいものの、留めている訳ではないのでこれ以上はどうすることも出来ず、我慢してリーゼンを数回流しているうちにシビレはすっかり治まってしまいました(^^)。
なんだか呆気ないほど簡単に馴染んでしまいましたが、そうなるともう文字通り「ゼッコーチョー」って訳ですね(^^)。勿論本格的に馴染むまでにはもう少し時間が掛かるでしょうから、今日はバックルを留めないまま滑りました。

リーゼンクワッドで同乗した方(72歳)から声を掛けられて、一緒にリーゼンを3本滑ったのですが、「今年はハイブリッドスキーだそうですが、どうやって滑ったら良いのか解らないのです・・・」と訊ねられ、内心「私に訊かれてもナー(^^;、こんな年配の方でもS○Jの動向を気にされているんだナ」と思ったら、折角新しい道具で気分良く滑っていたのに、激しい怒りがこみ上げて来ました。

で、「S○Jのやっていることと云ったら某カルト教団が、修行したら空中不要が出来ると云っているのと同じだから、相手にも気にもしないでEです」と答えておきました。
横軸方向への落下とかフェイスコントロールなんてのは、まんま空中不要とか水中君馬鹿と同じですからね(^^)。


その後、黒菱やスカイラインを一通り滑ってから、まっ平らに整備されたパノラマでブーツと八方バージョンの絶妙な組合わせを楽しんでいると、物凄いスピードで滑っていたスキーヤーがリフトに同乗してきました。

彼が「アルピーヌの丸山さんですか?」と訊ねられたので、私は「??」となりながらも「はいそうです」と答えると、「毒者です」と自己紹介され、恐縮しつつも稚拙なHPにもかかわらず、ご覧頂いていることへの感謝を述べさせて頂きました。

それにしても、何故私がそうだと分かったのかビックリですが、その後は意気投合して旧知の仲のように愉しい時間を過ごさせて頂いたのは云うまでもありません(^^)

そうこうしているうちに、やけに上手なスキーヤが滑っているのに気が付き、友人の健吉君に似ているけど、板が妙に切れ味良過ぎだし(^^)、ウエアもバッチリきまっているしで、マサカ?と思っていたらやはり本人でした(^^;。

毒者も交え、少し一緒に滑ってから引き上げましたが、久々に極上のスキーでした。
お名前は伺わなかったですが、毒者の方は212cmのGS?板を見事に使いこなしていました。本当に尊敬に値します。

毒者(^^)

お声を掛けて頂き、愉しい時間を有難うございました!







ーツ購入(^^;
2012/01/17

昨年購入したドーベルマンは、履いてさえしまえば絶好調なのですが、着脱に困難を極めるのでメゲてしまい、昨年に続き再びブーツを新調してしまいました(−−;
物はM下君推奨のTECNICA DIABLO INFERNO 130 です。

ドーベルマンの130が硬過ぎたので、今度は110にしようと試し履きしたところ、テクニカは軟らかめなので、やはり130をチョイスしました。同じ硬さ指数?でもメーカーによって異なるのですね。

シェルの形状が両方タイトフィットということもあり、履き心地もドーベルマンに非常に似ていて良好なのですが、インナーがガムパットのドーベルマンに比べると、フィット感でやや劣る感じは否めないです。
しかし、ドーベルマンEDT付きがカリカリのレーシング仕様と言うこともあって、やはり年齢を考えるとそのディチューン版的なテクニカ(レース用にはRタイプがありました)は着脱も比較的容易で、私にはピッタリな印象です。

しかし、インフェルノとはまたおどろおどろしいネーミングだこと(・・;

と云うことでドーベルマンが不要になってしまいました。もしご入用の方がいらっしゃいましたら、お譲りします(^^;。

09−10モデル ノルディカ ドーベルマン EDT 130 色=黒
サイズ=27cm UK8/US9
状態=2回/合計4時間程度使用 殆ど新品(少々傷あり) マジックインキで名前記入
価格2.5万円位で如何でしょうか?(^^; 但し着脱は困難を極めます。




家内とスキー
2012/01/14

昨日は二十数年ぶりに家内と滑りに行ってきました。
一緒に滑るのは新婚旅行先のサンモリッツで一度、帰ってから一度、そして昨日。

29年間で3回しか一緒に滑っていなかったことと、二十数年振りにしては家内の滑りが新婚旅行の時と全く変わっていなかったことに驚いてしまいましたが、それだけに初々しかった(^^;当時の記憶が鮮明に蘇ってきて、歳のせいか不覚にも涙腺が弛みそうになってしまいましたヨ。丁度多感な頃に聴いた曲を、再び耳にした時の様な感じとでも云いましょうか(^^;。

しかし・・・・スキーは20年以上のブランクがあっても、一度覚えた身のこなしは劣化しないということも分かって、妙に感動的な半日でした。
家内は写真嫌いの為、残念ながら滑走シーンは無しです。けっこう上手なんですけどね(^^;




スキー技術は只の道具
2012/01/13

ヨケーなお世話を承知で書けば、スキー技術は只の道具なので、それを使って如何に感動的な想い出を作れるか?が大事なのではないかと思っています。

S○Jの教程でもスキーヤの弱みに付け込んで「感動を商売にしよう」と云っている位ですから(^^)、あながちハズレても無さそうですが、そう仰っている日本のスキー界を統括し代表する団体のしていることは、未だに「ターン運動の仕組み」(^^)に止まっていて、他にやっていることと云ったら、それに纏わるいかがわしい書物から始まって、バッジや肩書き等の販売事業。

その団体が発行する何らかのお墨付きを所持することが、重大な関心事であり目的になってしまっているスキーヤーも多いのではないかと思いますが、長くやっていれば上手くなって当たり前なので、別に上手だからと言ってエバル程のことでは無いのに、何故かお墨付きを欲しがる人もいらっしゃるようです(^^)。

勿論熟達すればより困難な状況も楽しめるようになるでしょうし、感動も味わいもより深くなるとは思いますが、どんなスポーツでも上手下手はあるし、肩書きの有無でその価値が決まるものでは無いですから、上手に滑られなくても、取りあえずこんな景色に浸る時間は、やはり至福というべきなのではないかと思います。


OGASAKA−HAPPO−V
2012/01/12

昨夜からの吹雪が止み、快晴に恵まれた絶好のコンディションです。
リーゼングラートはまだ閉鎖中で、余程ハイクアップしようと思ったのですが、斜面は粗方荒らされていたので止めにしました。
それにしても素晴らしい景色です。

なるべく圧雪されていない部分を選んでパノラマ/黒菱/スカイライン/北尾根/国際と、一通り滑って帰ってきました。
新雪が降った翌日位は、未圧雪部分をせめて半分位は残しておいて欲しいものです。

名木山ではちょっとセンシティブな扇子(^^)が要求されるスピン系でも遊んでみましたが、微妙なエッジ角度でのコントロール性も良く、エッジの切れも良好でした。

スピンしていて思ったのですが、板のトップが山側に向いた直後から谷川に向くまでの間は、ロッカー系スキーの回転機序怪説の様な挙動不審を示しますが、勿論板はフェイスコントロール(笑)などしていません(^^)、そんなことしたら一発で大転倒ですからね。
むしろゼッヘンドレシュープ(Zehen・dreh・schub^^)、その後はフェルゼンドレシュープで再びトップを山側に向けます(^^)。

身も蓋も無いかもしれませんが、ターン自体は板を向けたい向きにヒネリさえすれば始まる訳で、「ターン運動の仕組み」とか「回転機序」とか、小賢しい理屈を持ち出す程難しいものではありません。
そんなことより、何度も書いているように、あらゆる状況下で転倒し難い構えと身のこなしを会得する方が大変です、それだけに今日も振込みバンザイターンをしているスキーヤーを沢山見て、S○Jもその広報誌SJも、つくづく罪深いものだと思った次第。






フェルゼンドレシュープ
2012/01/11

早速毒者のK西さまからご教示を頂きましたm(。。)m
60年以上もスキーをやっていて、肝心のフェルゼンドレシュープを正しく理解していなかったことをおおいに恥じ入った次第。
以下K西さまからのメール(一部)を転載します。

フェルゼンドレシュープですが、原語は「Der Fersendrehschub」で(Derは英語でThe )、古いドイツ語の読み方だと「フェルゼン・ドレー・シュープ」、今風に読むと「フ ェァゼン・ドレー・シュープ」です。
3つの言葉による複合語(ドイツ語は日本語と同様造語が盛んです)です。
個別の言葉は、 Fersen ・ Dreh ・ Schub Ferse(フェルゼ、今風だとフェァゼ) −かかと→複数形 Fersen(フェルゼン、今風 だとフェァゼン) Dreh(ドレー) −捻り、方向転換

参考:Drehの元の言葉「drehen」(動詞) 捻る、(軸を中心にして)回す Schub(シュープ) −押すこと 参考:Schubの元の言葉「schuben」(動詞)押す、押して動かす、(ちょっと押して )ずらす という意味になっています。
ということで、「両かかと捻り押し」、より正確にいうと「両かかとを、(何らかの軸 を中心にして)捻ることにより、板(とその先の雪面)を押してずらす」ということでし ょうか。


福岡先生は正確に翻訳していたと言うのに・・・・・・・自分が情けないです(;;)。
とにかく「踵のヒネリ押し出し」は正しかったことが解ったと同時に、もっと正確には「両方の踵」だったと云うことです。
この「両方の踵」の意味は、今後スキーを考える上でとても興味深いものになりそうです(^^)

と云うことで、K西さま有難うございました。


HAPPOバジョンの調子
2012/01/10

昨日今日と連続で滑りに行きました。明日も滑りに行きたくなる板です

パノラマゲレンデ

白樺から名木山ゲレンデ

ズラシ、カービング、小細工(^^)、どれをとってもソツ無くこなし、安定性と操作性が両立していることがお分かり頂けるかと思います(^^)。
フロントが僅かにネガキャンになっていますが(FFS)、圧雪斜面ではロッカー板が節操無く(^^)上下に震動するのに対し、これは全くその気配がありません。
昨日の黒菱やスカイラインでは、FFSの効果が発揮され、荒れた斜面でも臆することなく突っ込んで行けるので、前転を心配せずに快適にこなすことが出来ました。

今までは用途別に・・・・と言うか気分で性格の異なる板を使い分けていましたが、これからは本気モードの時のアトミックとオガサカだけで済みそうです。サロモンはシーズンインと春スキーのオフピステ専用(^^)
出番の無くなったフォルクル4台は甥と友人の元に行き、友人から拝借していたロシニョールはビンディングを頂いてお返ししました。
昨年断捨離のS様から頂いたクナイスルは、調子を落とした時のリファレンス板とします。

HYBRID SKIING漫才補足
2012/01/09

ちなみに「抜重回旋」はターンの本質では無く、「抜重」はターン切り替え時に脚部のヒネリによる板の向き換えを容易にする為の動作であり、「回旋」はその結果起きた現象なので、「抜重」「回旋」を引き起こす訳では無いし、そもそもスキー用語とすれば適切な熟語では無いと思っています。

これは恐らくホラカワ時代?の表現ですが、「回旋」がターンのことを指しているのなら力学的には公転であり、公転の起動と維持に、上体のマス等を支えにした脚部のヒネリ(自転)はとても有効なので、やはり「フェルゼンドレシュープ(踵のひねり押し出し)」の方が「対極をなすもの」としては相応しいでしょう。

但し、問題なのは「ヒネリ」と表現しただけで、雑巾を絞る時のようなイメージを持ちがちですが、それは状況によって大きく異なり、例えばヒネリの角度が1°未満で事足りる時もあれば、いきなり45°以上も捻らなければならない場合もある訳です。そしてあえてとしたのは、ターンを維持する為にも、ベクトルの指す位置を抗力中心より後方に置くという意図があったからなのだと思います。

注:
「フェルゼンドレシュープ」はオーストリアスキー教程の原書を読んだ訳ではありませんので、正しいスペルも発音も知りませんが、多分「Herzen drehen schub」なのではないかと思います。
(毒者の方でごドイツ語堪能な方がいらっしゃいましたらご教示頂きたいです)。

オーストリアスキー術が伝えられた当時、足の中心部(Herzen)を捻って(drehen)押す( schub)動作を、「フェルゼンドレシュープ」と呼んでいましたが、「ヘルツェンドレシュープ」の方がより正しい発音ではないかと思っています。
そして、結果的には殆ど同じ(テクニック的には微妙な部分でもあります^^)でも、足の中心部を捻るより、踵の方がイメージし易いこともあって、法政大学のドイツ語教授だった故福岡孝行氏は、あえて「踵のひねり押し出し」と訳したのかも知れません。


HYBRID SKIING漫才
2012/01/08

漫才師パンクブーブーのネタに「本当にあった怖〜〜い話と、無駄に長〜〜い作り話とどっちがE?」ってのがあって、これがまた笑えるのですが、S○J今日逝く本部のネタは「無駄に長〜〜い作り話」をまるきり痔で逝っているだけに、シャレにもならなければ笑う訳にも逝きません。

その「無駄に長〜〜い作り話」は、単に「無駄に長〜〜い」だけに止まらず、セフティー/コンフォート/チャレンジ時代から、トップコントロール云々を経て、現在のハイブリッドスキーイングに至るまで、その「無駄に長〜〜い作り話」を10年以上もの間刷り込まれ洗脳されてきた、S○Jの然るべき役割を担っていると自負している(^^)?スキーヤ達は、精神の深部に深刻なダメーヂを受けてしまいました。そしてそれは実際ゲレンデでの講習風景に反映されています。

だからお節介にも、それが如何に「無駄に長〜〜い作り話」であるかを、貴重なWWWサイズを無駄に浪費してまで、騙されないよう警告して来たのですが、新しいとされるものを盲目的にヨシとするS○J信者には、道理も通じないと言うことが最近になって解りかけてきました。
つまり、どこでpakuって来た文体かはひとまずおいておくとして、その教義(世界観)がオフィシャルブックの冒頭に書かれている「閉鎖的系社会に於ける絶対価値の秩序維持」!?(寺山修司風^^;)が目的であることに気が付いてさえいれば、斜滑考も直滑考も、無駄に長〜〜い作り話に付き合うことは無かったと云うことです↓(^^;。・・・マヂかよ(−−#

「閉鎖的系」という表現が、パープリン系(^^)少女達の「アタシ的にわ〜〜○○みたいな〜〜」ってのと妙に似ていて笑えますが、寺山修司氏を気取ってか、氏の皮相的な部分だけをpakuったのではないかと思えるこの何の脈絡も必然性も無い空疎な文章表現によると、ハイブリッドスキーイングとは、結局「可能性が模索されたもの」であって、現実のスキーシーンとは「何ら関係ありましぇ〜〜ん」とゲロしているのですが、熱心な信者達はこんなふざけた話でも、きっと知識想像創造?(笑)の期待を込めて、谷川に滑落谷側に落下する気分で漫才ターンの練習(講習)をしているのでしょう・・・・何のコッチャ???(^^)。

簡単なことでも、それを如何に難解に表現するかは、彼らグループ(スキー雑誌含む)にとっての最優先課題であり、またそれが唯一の商売ネタでもあるので、信者達は難解・・・と言うより意味不明か(^^)・・・の度合いが高ければ高い程有り難がるという、実にこの〜〜〜ナンとも表現し難い倒錯した心理とでもE魔性か(−−;、その行き着いた先が、難解さを通り越したデタラメの世界(HYBRID SKIING)と言う訳です。

教程P31の「スキー板の谷回り(重力と抵抗)」の図が何を云いたいのかサッパリ解らなかったのを、ご丁寧にオフィシャルブックで怪説してくれたお陰で、「これまでの抜重回旋とは対極をなすものであると言える」の意味がようやく理解出来ました。
しかし、「である」と言い切る根性も無く「であると言える」程度のものでも、旧技術?(^^)と対極をなすものであると云うなら、引き合いに出すべきは「抜重回旋」では無く「フェルゼンドレシュープ」の方でしょう。

知識創造によってエッジ(要らない筈なんですが^^)を立てれば立てるほど重心位置がターン内側に向かう力が強くなり、反対にテール部分の摩擦抵抗が増えるのでより小径のターンが出来るって話なので、練習にも熱が入るってもの(^^)

いずれにしても、ロッカー系スキーの回転奇如怪説で大墓穴を掘ったってことです(^^)が、今後彼らがこの怪説をどう取り繕うのか見物ではあります。


原発のストレステストではありませんが、S○J狂育(なかなか逝かないので今日逝く改め^^)本部の「無駄に長〜〜い作り話」のストレスに耐えた八方SSの多くの指導員達は、スキー専門家として確固たる信念の元に指導活動をしていますが、残念ながら中には耐え切れなかった指導員も居る訳で、彼らには是非このストレスに打ち勝って、受講生の為に「短くても役に立つ話」が出来るようになって欲しいと願うものです。




2012/01/01の補足
2012/01/04

S○J今日逝く本部考案の、水平麺理論?(笑)を軸とするスキーみたいなナニカについて書かれたスキーみたいなナニカ教程の意味が、発表以来全く理解出来ずにいたのですが、今回2012年度オフィシャルブック「ロッカー系スキーの回転機序」の図と怪説を見て、ようやくその理論の奇如(奇怪な様子のことをキヂョと言うらしいです^^)が理解出来ました。
どうりでスキーにしては可笑しいナ〜〜と思っていたんですが、やっぱりスキーぢゃ無くて安心しましたヨ。

「ロッカー系スキーの持つスキーの反りによって、接触面は後に偏り、摩擦抵抗の作用点は重心から後方に移動する。そこで、偶力が発生し左(右)回りの自転運動が起きる。・・・」ですからね、どう考えてもスキーぢゃ無いです。

怪説はスキーみたいなナニカについて書かれているので、スキーと比べるのも如何なものかと思いますが、ロッカー(ネガティブキャンバ)板本来の用途である深雪シーンでの接触面を想像してみて下さい。
たとえスキーみたいなナニカであっても、この怪説者は一体どういう神経あるいは知的能力を持ち合わせているのか?先ずそこから知りたいものです。

スキーだったら、この図でFxをベクトルの指す位置、Wxを抗力中心とすれば、矢印の角度や位置に多少の変化はあるにしても、ロッカー系に限らず全てのスキー板について、何の問題も無くターンの原理を説明出来る筈です。

これが万一スキーについて書かれたものであるなら、ウソの上塗り、あるいはウソの辻褄合わせの典型的な見本。

一つ言い訳をさせて頂ければ、webサイトでゴタクを述べていただけではなく、たまたま隣のお兄さんが長年S○Jの専務理事(偉いらしいです^^)をしていたので、機会ある度に今日逝く本部のモロモロについて改善を要望していたのですが、お兄さんも問題は承知していながら、複雑且つ○○の事情(^^)があるらしく、どうにもならないまま今日に至っています。

勿論八方SSに関しても同様ですが、公認SSとすればお上の意向に従わない訳にはいきませんから(^^;、関係者の胸中いかばかりか察するに余りあります。
とは言っても、誰の為の指導員なのか?を理解していれば自ずと答えは出ると思うのですが、保身心理も働いて、なかなか本音での指導は難しいのでしょう。

S○Jの指示に従うか、あるいはスキー教師としての良心と信念に従うか、現場の指導員がどちらの態度を採るにしても、それを責める訳にはいかないのが辛いところ。

昨日からのお客様(初心者)は、昨日スクールに入ってウブな指導員に内足荷重のプルーク妄言を教えられたそうです。
私=マヂッスカ(・・;?
お客様=マヂッス(^^;
私=八方SSですよ!?
お客様=ですよ(^^;

今夜
私=今日は如何でした?
お客様=今日は昨日の先生とは反対に外スキーに乗るように教わりました(@@?
私=それでEです(^^)
お客様=マヂッスカ?
私=マヂッス(−−;

「ウソも百回つけば真実になる」って云いますが本当にそうなりそうで、八方SSにも何だか内倒バンザイターンが浸透して来ているような今日この頃、水平麺理論被害者の会からS○Jに対し、上達を妨害された、あるいはバッジ技術詐欺に遭ったとの理由で訴訟を起こされないかと心配です(^^)。
何しろ身内でさえ会長人事で訴訟騒ぎしてますから、あながちあり得ない話では無いと思います。



原理=基原則2
2011/01/02

=スキーと、スキーみたいなナニカ(S○J今日逝く本部考案)との違い=

スキーのターンは、エッジングの強弱とベクトルの指す位置との調整で大小様々なターンを行います。

スキーみたいなナニカのターンは、滑走麺の角度とそれによる板後部の摩擦抵抗で行うみたいです。

スキーはエッジを利かせたり(立てたり)緩めたり(寝かせたり)して、雪から板に掛かる抗力の強弱調整が必要なので、その為に膝の左右への自由度とリカバリマージンを確保出来るくの字体勢(姿勢)をとります。

スキーみたいなナニカは、落下する気分が必要なので、脇腹を伸ばし腕も伸ばして、スキーで云うところのリカバリマージンが0に近いバンザイ体勢をとります。

したがって、スキーは良く利くエッジと良く滑る滑走面が必要なのに対し、スキーみたいなナニカは麺の摩擦力が重要なアイテムなので、エッジが不要なかわりに、滑走麺後部の摩擦係数の高さが求められる(^^)ようです。


原理=本法則
2012/01/01

お陰様で又新年を迎えることができました。
本年が穏かな一年でありますように、そして毒者諸兄が感動的なスキーライフを過ごせますように。

飛行機が飛ぶ原理、ヘリコプタが飛ぶ原理、ロケットが飛ぶ原理、オートバイが走る原理、ヨットが走る原理・・・・・その他モロモロは、考案されて以来現在に至るまで、その原理に変化は無い筈です・・・と言うか、原理があってそれらが考案されたという見方も出来るでしょう。
しかし、原理は理解しても上手に操れるか否かは又別の話であり、熟達するにはそれなりの時間が掛かる筈だし、習熟の度合いやテクニックも人によって千差万別。

スキーも例外ではないのですが、今から7〜8年前?、ナニををトチ狂ったかS○J今日逝く本部はその原理を変えようとする暴挙に出ました。
それが水平麺だったりハイブリッドスキーイングだったり自然で楽なスキーだったり。

彼らがどんなに妄想を逞しくしようと、勿論スキーの原理が変わるものではありませんから、教程やオフィシャルブックに書かれた文章や図解と現実との齟齬は酷いものです。
そしてその辻褄を合わせるべく、現場の指導員達は涙ぐましくも無駄な努力を強いられていますが、勿論受講生にとっては災難以外の何ものでもありません。

残念ながら八方の一部指導員も例外では無く、内倒気味で脇の甘い腰が回った滑り方を講習している光景を目にします。
受講生は普通に滑ってさえいれば何の問題も無い程上手だったり、あるいは滞りなく上達していける筈なのに、講習を受けることによって最も大切な構えの中枢を崩されてしまっています。

スキーの原理とは異なる原理、そのロッカー系スキーの回転機序について、図と解説文が2012のオフィシャルブックに載っていますがこれはその一部です。
図はスノーボードと勘違いしそうですが、スキー板のつもりらしいです。
新年早々、アフォらしいのをグッと堪えてこの怪説を快説してみようと思いますが(^ー^;、普通のスキーはもう一枚絡んでくるのでその話は又別の機会に・・・・(^^)。
  

文面と図から察するに、板を傾けると重力のスキー横軸に沿う成分(Wx)が重心に発生し、その向きに板が落下すると、何故か少し間隔をあけた辺りに、都合良く逆向きの摩擦抵抗(Fx)が発生するのでターンすると言いたい模様です(^^)。

フェース(滑走面)が傾いた側・・・(a)の場合は左側、(b)の場合は右側・・・に板は落ちるらしいのですが、それに摩擦抵抗が働いて、後部の落下を邪魔することでターンが行われるという意味なのでしょう・・・既にこの段階で笑えてきます・・・、しかし摩擦抵抗(Fx)もナニも、スキーで言うところの逆エッジ状態ですから、転倒せずにこの怪説が成り立つ為には、少なくとも滑走面が半円形のカマポコ形状をしていない限り無理です。

これはもうスキーとは別のナニカなのだと思います(^^)し、(b)に至ってはWxの方に落ちるとすればカマポコでも無理で、○○ポコオカルトパワー以外快説の術がありません(−−;

どの様な根拠かは計りかねるものの、怪説には「摩擦抵抗の作用点は重心から後方に移動する」とあります。図には力点と支点の記述が無いのでどう解釈してよいものか解りませんが、怪説文からFxを摩擦抵抗(^^)を代表する力の点と理解すれば、それは力点であり、重心は支点、作用点は何処か別の場所にあると考えなければなりません。

ところが、板が横軸に沿う重力成分Wxによってターン内側に落下する為には、そこで生まれる摩擦抵抗Fxも重心を通らなければ横軸に沿って落下はしないので、・・・・・・真剣に考えている毒者諸兄(^^)、これは力学素人の私にも解る範囲でデタラメについて快説していることをお忘れなく(^^)・・・・・板単独での落下の場合、その摩擦抵抗での自転も起こらないと考えるのが普通です。
つまり、物が斜面を滑りながら落下していく時は、どの様に置かれた物体でも、摩擦抵抗の中心は重心を通る位置に落ち着くってことです。

落ちていく途中で斜面に凸凹部分があったりした時は、その部位に依っては姿勢に影響を受けることがあるかもしれませんが、それはその部分が外力を受けたということであり、摩擦抵抗に依るものではないし、意図する公転(ターン)に結びつく理由にもならないので、この図と怪説でターンを語ることは不可能です。

ワイヤレスのマウスをノートPCのフタの上を滑らせて見れば一目瞭然。表裏両方の実験をお勧めします(^^)

ではどうしたらターンを始められるのか?は外向外傾外足荷重その2 2011/12/19 で、「スキーのターンは、慣性によって直進(線)の速度を持っている重心に、板を軽くひねって迎え角を作ったり、いきなりエッジを立ててサイドカットの形状を利用したり、あるいはその両方を同時に行ったりすると、雪の抗力の作用で横方向の力が掛かり、その向きにも速度が生じるので、両方の合成速度の方向に移動することからターンが始まると考えて良い云々」・・・・と書きましたが、もう一つ加えるとしたら、重心が何らかの原因(ここら辺がテクニック^^)で左右に偏ると、その向きと反対側に重力の分力が働くので、ヒネリやサイドカットに頼らずとも雪の抗力を得られますから、ベクトルの指す位置を抗力中心より後方の然るべき位置に置くことでターンのきっかけとすることも出来ます。

いずれにしてもスキーのターンは、重力の分力や慣性抵抗等、外側に向かう力と抗力との関係で成り立っていますから、板が重力によってターン内側に落ちる現象は方物運動以外には無いし、斜面に対してエッジがターン方向に僅かでも立った状態では絶対に起こり得ない現象です。

しかし、仮に重力によってターン内側に落ちる現象がスキーのターン原理だとすると、教程ではWxの大きさはフェースの角度に依存し、その角度に因ってターンの方向と量が規定される?(^^;としていますから、スキーヤが関与するのは フェースコントロール=角度調整 だけで大小のターンが行えることの様です(^−^;・・・・・んなアフォな(−−;。

回転機序(笑)を語る上で、たった二つしかない重要なファクタの内の一つ、Fx(多分変数のつもり^^)の値は、その時どの様に変化するのか?そしてターンへの関与は如何に・・・全く触れられていないので検証も行き詰まりますが、絶対に起こり得ない現象について快説するのは本当にアフォらしいですね〜〜〜(^^;。
フェースコントロール・・相対的水平麺・・ハイブリッドスキーング・・・・←(キモイですね〜〜不気味ですね〜〜怖いですね〜〜−−;)

そして、怪説では偶力と云う言葉を使っていますが、偶力に因って自転運動が起きる為には、WxとFxは重心から等距離離れていて作用線が平行で反対向き、且つ大きさが等しい力なので、重力が重心を通る(当たり前^^)この図で偶力を説明するのは無理があります・・・・と言うか、この程度のことも知らないで偶力を語られたら、もうメチャクチャなので快説の仕様がありませんです・・・マヂで。

ついでに書いておくと、このWxとFxによってもし偶力が発生したとすれば、重心の移動は起こらないので落下もしないってことになりますが、それでEんですか?執行部の皆様。
加えて、自転をどうしたら公転(ターン)に結び付けられるかの説明も無しヂャドーしようもありませんゼッ。

とにかく、これが断絶的イノベーション?であるターン原理(回転機序)の説明だとしたら、出鱈目を遥かに通り越して銀河系の彼方にでも飛んで逝きそうな勢いですが、「そんな感じがする」ってことなら、それはそれでEでしょう。
但しそんなことは今日逝く本部がやるべきことヂャ無いし、フィーリングのクオリティーとすれば、今は亡きTOKさんにだって遠く及ばないレベル。

ベツに主観的事実が客観的事実とイコールでなければならないなんてことは無いし、「そんな感じ(内側に落下)を表現する」のに、曲技飛行機の真似をしたり、ストックを振り上げたり、回し蹴りの真似をしたりしてどんどん下手になっていくのも勝手だし、テクニックについても人それぞれ独自のスタイルや考え方があるでしょうから、とやかく言う筋合いではありませんが、原理は不変だと言うことだけはお忘れ無く。

しかし・・・・・・、何も無理して墓穴掘ることは無かったのに・・・・ほんとーにナニやってるんだか( ̄ε ̄)。



本年も宜しくお付き合いの程お願い致します シーハイル!