直滑考]T

直滑考]Uへ 2011/12/31
OGASAKA HAPPOバージョン 満足度高いです 2011/12/26
回転機序 キヂョ(机上)の空論が行き着く先⇒墓穴(^^) 2011/12/25
外向外傾外足荷重その2 ターンなんて屁みたいなもの?(^^; 2011/12/24
外向外傾外足荷重 改めて確認しておきますね 2011/12/17
スキー伝来100周年 この際意識についてシミジミ考えてみるのココロ(^^) 2011/12/15
SJ誌の特集記事 小噺の続きみたいな話 2011/12/12
小噺 ヨッ!  家元! 2011/12/11
ビンディング取り付け LOOKをロシから移植 2011/12/09
オガサカHAPPOバージョン購入 楽しみ楽しみ 2011/12/08
いよいよ師走 例の研修会シーズン到来(^^) 2011/12/02
不自然で辛いスキー(^^) 横軸方向の落下を使わないととても辛いです・・・・ウソ(^^; 2011/11/21
2011年度スキー指導と検定DVD ヨケーなお世話ですが、受検生の皆様気は確かですか? 2011/11/20
ついに動画 瞬間芸の画像より解り易いかと・・・・(^^) 2011/10/24
バカボンのパパ これでいいのだ 2011/10/18
オフィシャルブックの付録DVD キャプションは日本語ですか????(−−; 2011/10/11
2012研修会テーマ 「指導者」ってところが笑える(^^) 2011/10/05
誤用御用スキーヤ スキーは上手いのにね〜(・・; 2011/10/03
○J10月号その3 捏造までして貶めたいのか? 2011/09/24
○J10月号その2 超珍記事 2011/09/22
○J10月号 相も変らぬペテン記事 2011/09/21
山歩き 久々の好天 2011/09/10
オガサカSKI 八方バージョン登場! かつてこんなEスキーがあっただろうか(^^) 2011/08/31
大幅修正(^^; サビ抜きの寿司になるかも(^^; 2011/08/11
大震災から5ヶ月 児玉龍彦氏の怒り 2011/08/10
賞状なるもの(^^; 寒の症状なるもの(−−; 2011/08/08
国民栄誉賞 ん〜〜〜〜〜(^^; 2011/08/03
浦佐スキー場&スクール営業休止 盟友の撤退 2011/07/13
例のモノ ・・・は随分以前に届いています(−−; 2011/06/02
今シーズン最後のスキー? ヂイサンでも誘って頂けると嬉しいです(^^; 2011/04/18
偽術選観戦その14 お待たせしましたっ!毒者のコラボです(^^; 2011/04/16
大惨事に思うこと 長い旅の始まりか? 2011/04/15
UPしてから24時間位は加筆修正がありますのでご了承ください(^^;

OGASAKA HAPPOバージョン
2011/12/26

初滑りに行ってきました。

板は例のHAPPOバージョンです。
ブーツはドーベルマンが足入れ困難だった(^^;ので、初滑りは14年もののチビマルコサンマルコ。

先ず名木山ゲレンデの長い方を3回滑って様子を見た後、クワッドで兎平に登り、パノラマ5回滑ってからリーゼンを降って初滑りはお仕舞。

昨日の夜から朝に掛けて降った雪が必要充分な量積もっていたので、新品の板でも安心して滑ることが出来ました。
雪質は少し湿り気を帯びていましたが、凸凹圧雪荒踏深雪と、整地以外は万遍無く滑ることが出来、性能確認としては申し分のない条件でした。

はたして結果は?・・・・
結論から言えば、3月にテストした最終仕様がそのまま再現されていたと云うことです\(^o^)/~~。

182cmは視覚的に短い感じはするものの、今まで使って来たどの板に比べても(205cm含)、圧雪の不整斜面(コブまではいかない程度の凸凹)での安定感(アバレの少なさ)は、やはり特筆ものでした。

「先ず何と言ってもこの安定感が前面に出て来ます」と書けば、どっしりと重いイメージを持たれる方も多いとは思いますが、この感じは重さから来るのではなく、どちらかと言えば軽快な部類に属する板でありながら、トップ部分が荒れた斜面を軽く受け流しながら通過していくとでも言いましょうか(^^)、雪面の荒れに影響されにくい性格です。

実はこの部分がHAPPOバージョンの最大の魅力であり、また開発段階でのポイントでもありました。
オガサカの他のプロパー製品は元々良く出来ているし、用途に合わせたラインナップも充実しているので、それを更にリーゼンスラロームコースの条件に合わせてセッティングするとなると、逆に悪化する危険もある訳で、むしろ冒険の様な気がしましたが、結果は大成功だったと思います。

構造的にはプロパー製品と殆ど同じだと思われますが、他のオガサカオリジナルモデルとの違いは、主にFFSの設定値に拠るものです。
FFSを効かせ過ぎると整地での切れ込みが甘くなるし、かと言って弱過ぎると不整斜面でアバレたり、深雪では従来の板と同様になってしまうので、その按配が難しかったところです。
開発段階ではFFSを大きく設定し、その分フロントの幅を広げて食い付きを良くしようとした板も試みられましたが、これはボツ(^^)。板の設計は本当に微妙なものだと思います。

ファーストインプレッション(大雑把です^^)

整地斜面=殆ど無かったので、多分普通に良いと思う
高低差20cm位の凸凹=アバレが少ない
深雪荒踏み=「アレッ」っと思う位安定している
深雪=FFSと言っても浮くほどでは無いが、潜りにくいのは確か。

満足度は漠然としていて根拠は無いものの、上記のような感想を含めて上限を100とすると、この板の満足度は90(^^;
工場出荷状態での完成度の高さは流石オガサカですが、適宜チューニングすることで満足度は100に近付くと思います。

参考までに、その尺度で現在使っている板を評価するとしたら
フォルクルレースタイガGS190cm=70
アトミックSG205cm=80
サロモン2VGS185cm=75
ホワイトスターGS180cm=70

こうして挙げてみると全部レース用の板なので、HAPPOバージョンとは同列に評価出来ないのですが、やはりオールラウンド系の板だけあって、普通に滑る限り満足度は高いです。


本年も稚拙なホームページご覧になって頂き有難うございました

来る年が穏かで愉しい想い出がいっぱいの年になりますように!



回転機序
2011/12/25


うっかり忘れていて↓これを書いて思い出したのですが、2012年度のオフィシャルブックには、驚いたことに特定の道具(スキー板)について回転機序などという、もっともらしい怪説がされていました。
それが何を意味するかと云えば、頼みもしないのに 水平麺理論?=ハイブリッドスキーング(笑) が普遍性を持たないことをイミジクもゲロして見せたってことです。

これを世間では一般的に キヂョ(机上)の空論=「墓穴を掘る」 って云いますが(^^)、それに気付かないなんてやはりドーしようもないトーシロってことでしょう。
同じ過ちはカービングスキー登場の時にも犯していますが、どんなエキセントリックな道具が登場したとしても、スキーがスキーである為の機序(←パクリましたが何か?^^)は変わらないってことです。

斜滑考時代に(^^)、スキーなんてエッジが欠損していようと、ボロいレンタルだろうと、左右の長さやメーカや仕様が異なっていようと、滑走面がガタガタだろうと、コブに突き当たって片方がロッカー形状(ネガティブキャンバ)に変形していようと、ビンディングがグラグラだろうと、カンダハやラグリーメンだろうと、テレマークだろうと、つちのこ形状だろうと、勿論カービングと呼ばれる板であろうと、長靴に紐で固定しようと・・・・・そこまでは書かなかったか(^^)・・・・、とりあえずスキーの形状を留めていて、基本が身に付いてさえいれば、スキーは出来るみたいなことを書いた記憶がありますが、この委員長氏は、わざわざロッカー系スキーの回転機序について言及している訳ですから、パクリ物流行り物だけでなく、上に挙げた一つずつの回転機序についても、怪説お願いしたいところ(^^)。

もっと極端なことを云うと、スキーを構成するプリミティブな部分だけ押さえておけば、条件次第では(DHLコースの仕上がりちょっと手前みたいな斜面)ブーツだけでもスキーらしきことは出来るってことです。




外向外傾外足荷重その2
2011/12/19

古い話で恐縮ですが、S○Jの2004今日逝く本部新教程怪説では、委員長氏がPF・ドラッカ氏を引き合いに出し、彼は「今日の社会の変化は断絶的」だと言っているので、それが「教程を改定した理由にもなります」と仰っています。

具体的には、カレパランダ選手の写真を見て、その断絶的な変化に驚いちゃった(^^)のが原因らしいのですが、その驚きの理由を委員長氏は「カレ・パランダーは、内向、内傾、内スキー主導で攻めています」と述べています。

確かに文字の意味的には「外向、外傾、外足荷重(外スキー主導?^^)」とは真逆ですから断絶的???ではありますが(^^)、スキーヤの私にはそうは見えません。
実際どうなのかはカレパランダ氏に直接お伺いすれば解ると思うのですが、委員長氏がカレに確認したという話は聞かないので、真偽の程は分かりません(^^)。

しかし、カレ・パランダ氏が、「内向、内傾、内スキー主導で攻めている」ように見えた委員長氏は、それまでのターンがバインシュピールを基軸とする「かかとのひねり押し出し」=「板の横軸に沿う(^ー^;外側への力」によって行われているのに対し、「ターンは板の横軸に沿う重力のターン内側への落下運動によって生起される」(新スキー教程要約)と考え、外側へ押す力では無く重力のターン内側への落下運動(本当は意味不明)を使えば、自然だし押す力も要らないから楽だろうと、そしてそれこそがイノベーションだ思い込んでしまったようです。つまり先入観が出来上がったってことでしょう。

大雑把に言えば、スキーのターンは、慣性によって直進(線)の速度を持っている重心に、板を軽くひねって迎え角を作ったり、いきなりエッジを立ててサイドカットの形状を利用したり、あるいはその両方を同時に行ったりすると、雪の抗力の作用で横方向の力が掛かり、その方向にも速度が生じるので、両方の合成速度の方に移動することでターンが始まると考えて良いのですが、重力の分力(慣性抵抗等)は、重心を通って板に作用する為、俯瞰で見た時重心をターン内側の然るべき位置(ここが腕の見せ所^^)に保たないと転倒することになります(^^)。

つまり、スキーに掛かる雪の抗力はターン外側から内向きに働いているので、重力の分力はスキー板に対し、内側から外向きに作用している(押している)ことになり、板に掛かる雪の抗力線がベクトルの指す位置を通らないよう、適宜コントロールすることによって、大小様々な旋回が可能になると云う訳です。
勿論この状況で板がターン内側に落っこちるなんて怪奇現象は起きる訳がありません。

以上のことから、教程に書かれている「スキー板の横軸に沿う重力の成分はスキー板の横軸と水平麺の作る角度によってコントロールされる」 そして、「スキー板は重さによる落下運動とその運動によって生じる抵抗とによって滑降回転するのである」との、何だか訳の解らない理屈(^^)では、常人が正常に上達を望むのは所詮無理と言うものでしょう。

特にヴェーデルンの様に、速い切り替えしが連続する滑り方では、板の軌跡が弧を描いていても、重心の位置は直線的に移動していきますから、厳密に云えばスキーヤー自身は殆どターンしていないことになり、その様子は重心の進行方向に対し、板は一旦ターン方向と逆向きに進んでから戻ってくる動きからも解ります。

例えば右ターンが終わり、クロスオーバーに続いて左ターンが始まる時、重心は相対的に左側(内側)、板は右側(外側)に向かうと同時に左側に傾いていくのですが、その時に「スキー板の横軸に沿う重力の成分」が発生し、教程の様な「スキー板の重さによる落下運動」によって回転が生起されたとすれば、それはヨー方向では無く、丁度足払いを掛けられた時と同様、ロール方向の回転が起きるだけのことです。つまり転倒(^^;。

S○Jの機序に問題があるだろうことは会長人事で揉めている執行部の様子でも明らかですから、「ロッカー系スキーの回転機序なんて寝言述べている暇があったら、まずそっちの方から解決するのが順序カト(^^)。

そんなS○Jの中で、委員長氏の思惑は知りませんが(^^)、思想的には イノベーション=正義 をベースにしていますから、その為には先入観に基いた仮説を立てる必要があり、そしてそれを正当化する為に、その時々彼に都合の良い例をあちこちから集めてくる(野球の桑田だの福留だのチータだの馬だの古武術だの兎と亀だの陸上のスエツネ選手だのナンバだのアレヤコレヤだの・・・^^)のが手法になっているようです。所謂帰納手段ってやつですか?(^^)。

しかしいくら事例を挙げたところで帰納法の欠点である不完全さは依然として解消されないので、今度は限定された範囲でのみ正しいカモ(物凄く好意的に見てやって佐々木選手のリカバリシーンか?^^)しれない仮説(妄想?^^)を、演繹手法を使って無理やり適用しようとしたのが、記憶に新しい新教程のムチとハンマのクダリ(^−^;。

スキーは「ターン運動の仕組み(今は懐かしのホラカワ節^^)」云々以前に、ただでさえ足元がツルツルする滑り易い雪の上を、選りによって足の長さの6〜7倍も長い板を付けて斜面を滑り降りると云う、想像しただけで実にバカバカしくも(^^)不安定なスポーツな訳で、それだけにオーセンティックな技術書(かつてのスキー教程含む)では、著者が意識するしないに関わらず、結果的にその多くの部分がリカバリマージンを如何に確保するかについて割かれていました。つまり如何なる状況に於いても安定した滑走状を保つ為のセオリーについてです。

それに比べればエッジがどーしただの、フェースがこーしただの、どっちに落ちただのましてや回転機序(^−^)なんてーのは屁みたいなもんです。しかもこのページ面白がって読んでくださる毒者諸兄だったら、ターンすることそれ自体のアレコレなんか屁でも無い位簡単な筈ですからね(^^)

だって実際スイスイ滑っているヂャありませんか(^^)。




外向外傾外足荷重
2011/12/17

過去にも折に触れ書いてきたことですが、大抵のスポーツはその格好(構え)を見ただけで、それがどんなスポーツなのかが解るものです。スキーの場合は「外向外傾外足荷重」の体勢をとった時の格好がそれにあたります。

そこで、毒者諸兄はご承知のことと思いますが、もう一度何故その格好をするのか、あるいは必要なのかその理由をそれぞれを具体的に確認しておきますね(^^)

以下ターン弧の接線(進行方向)に対し
1:外向は上体を外側に向けること
  理由=身体にネジレを作ることによってターンのキッカケを作り易くし、加えてターンの最中適度なネジレのバイアスが掛かることで外乱(斜面の状況の変化等)に強くなる・・・・フィードバック系の感度が上がるとでも言いましょうか。

2:外傾は上体を外側に傾けること
  理由=腰部分を中心に身体をくの字形に曲げることによって、リバウンドストロークを長く取れる。従って、不意にエッジが外れたり、あるいは引っ掛かってターン弧が大きくなった時のリカバリ能力が向上する。

ちなみに偽術選で流行のバンザイターンは、リカバリマージンを使い切った時の見本。
注意する点は体側の運動の要領では無く、外向した向きに膝を軽く曲げてお辞儀する感じ(^^)。これを前方(後方)から見ると平仮名の「く」の字に見えることから「くの字姿勢」と呼びますが、お気付きの通り、この体勢は外向とセットになっています。

又、ターンの最中、この姿勢は重心とベクトルの指す位置を結ぶ線に同調していますから、それこそどっかの偽術強化委員長お得意の、相対的外傾(^^)とでも申しましょうか(笑)。
まさか額面通り受け取る人は少ないでしょうが、そんなことしたら即外側に転倒ですからね(^^;

3:外足荷重は荷重を外側の板に掛けること
  理由=外傾同様、不意にエッジが外れたり、あるいは引っ掛かってターン弧が大きくなった時、内足のリカバリマージンを確保する為。
高荷重域では50/50に近付くにしても、常に外足の荷重配分を多く取る(外足>内足)と言う意味です。

腕はドーするとか、向きやお辞儀の角度は?等々モロモロイロイロはありますが、以上で大体の「スキーの格好」が完成する訳です(^^)。
「ンヂャー」ってんで誰でも直ぐにその通りに滑られるようにはならないところが愉しいし奥のふかいところです(^^)

恐怖心もあって、なかなか外足に荷重して滑られるようになるまでには時間が掛かるのですが、偽術強化委員長はその怖さと対峙する勇気が無かったのか、「内足荷重でEヂャン」ってやっちゃったのが新教典の教義。
元×××の御大ともアローお方も、内足荷重だなんて云っちゃって年寄り騙していますが困ったもんです(−−;。

「外向外傾外足荷重」は、木に例えれば↓に書いた通り根や幹のようなもので、内足だのカービング云々はさしずめ葉っぱってところ(^^)



スキー伝来100周年
2011/12/15

今年はスキーが日本に伝えられてから100年目だそうですが、残念ながらその1割以上の年月を、一人の人間の仮説によって弄ばれてきたことに、憤りを超えた悲しみを覚えています。

スキーがスキーたる所以の、100年に亘る時を費やし鍛え上げられてきた基本を、「古い」の一言で封じ込め、何が何でもイノベーションが正義との立場から、妄想をベースにするが故に、実は根拠の欠片も無い仮説(似非技術論)を、権威勾配の下に強要してきた時代が既に10年も続いています。

口にするのもおぞましいハイブリッドスキーイングなるものが、スキーヤ達にとって一体何の役に立ち、それによって古いとされる技術の何が改善出来たと言うのでしょう、いわんやその具体的成果を証明できるスキーヤは果たしているのでしょうか。

イノベーションと称してでっち上げられた数々の仮説(妄想)が、然るべき検証作業も受けないまま理論として喧伝されているのは、つまるところ「外向外傾外足荷重」をベースとした技術体系に対する弾圧が目的なのだと言えそうです。

では一体何故、スキーを知らない人間がその理論について僭越な講釈をタレ、横軸落下ならぬ横車を押す行為がまかり通るのかは、S○J内部での政治的な意図以外には考え難いのですが、そのことについては取りあえず擱いておくとして、構造的にはS○Jに属するシモジモのスキー関係者に相変わらず影響力のある、今日逝く本部が彼の後ろ盾にあるからなのは言うまでもないでしょう。
そしてそれが似非ジャーナリズムによってさらに補強されていくと、スキーヤ達はオーセンティックな技術体系に引け目を感てしまい、新たな技術が正しいか否かを問わず、「古い」と言う響きだけで思考停止に陥り、無批判に受け入れてしまうのだと思うのです。

素直なスキーヤー達(指導員含む)にとって、それはある面で致し方ないことだとしても、多くの公認校やクラブが、新たな技術=正義の下に行動していることは、残念ながら現実となっています。
しかし、その正義が何の役にも立たない食わせ物だったと、いづれ気付いた時に、彼らにとっては不正義そのものであったオーセンティックな技術体系と、一体どう向き合っていくつもりなのでしょうか。
具体的には正しいプルークボーゲンを教わらなかった初心者の行く末について、どう責任を取るのか?等々です。

SJ誌の特集記事で、ハイブリッドスキーイングとは論理的な怪説が困難(^^)なことから、意識をベースにしたものだと確認できた訳ですが、仮に意識の意味が主観的経験を指しているのだとしたら、それは本人自らの客観的体験を経ずして発現することは不可能ですから、下に示された「ハイブリッドスキーイングで求められる3つの滑る意識」とは、当然提唱者自らの客観的体験(あらゆる斜面あらゆる速度あらゆるターン弧・・・等々)を経た上での話だと思います。

その結果・・・・
1:スキーヤ自らの重さで滑る意識
2:自然で楽な身体運動で滑る意識
3:スキーの面で滑る意識
・・・・・という主観的経験を、提唱者は自分の中に発現したと言うことなのでしょうが、多少の同調者は居るにしても、それはもっぱら個人的なものであって、普遍性は持ち得ないと考えるのが順当でしょう。

それに比べ、殆ど直感的にイメージ出来、静止状態ならスキー未経験者でも体現できる「外向外傾外足荷重」とは
ターンの最中
1:外向は上体を外側に向けること
2:外傾は上体を外側に傾けること
3:外足荷重は荷重を外側の板に掛けること
・・・・・なので、何無くその体勢がとれますね(^^)

しかしこれでさえ、その表現は厳密な意味で不適切なのは言うまでもありません。
例えば外傾については、実際にターンが進行している状況下ではあり得ない体勢ですからね(^^)
静止状態では具体的にその構えを体感出来るものの、動的状況下でも同様に再現出来るとは限りませんから、それに意識を後付けし、主観的ではあっても「外向外傾外足荷重意識」を持つことによって、客観的事実に近付く=合理的な構えによる合理的なスキー操作が身に付く、と言うわけです。

その視点で「ハイブリッドスキーイングで求められる3つの滑る意識」を見た時、それらを好意的に意識しようにも、一体どうイメージしたらEのかトホーに暮れるってのが正直なところ(^^;
特に自然で楽な身体運動で滑る意識なんか難し過ぎて笑えてきます。

余談:
真面目な顔で訃報を「トホーです!」って読んだテレビA日の女性アナウンサが居ましたが、不治テレビにも東北関東大震災のリポートの際、前後の文脈からして「脆弱」と思われる単語を「キジャク」と読んだ女性アナウンサが居ました。
普通の人ならいざしらず、お二方共読んだり話したりのプロフェッショナルだと思われるだけに、なんだか一部のスキー指導員にも通じるものがあるような気がしました(^^)。
麻生太郎さんの件ではこのお二方、よもや笑ったなどと言うことはありますまい?(^^)。

例えば研修会に、スキー指導と言う同じ目標を持つ人が集まっているとしても、そこに意識の温度差は必ず存在するだろうし、それは恐らく永遠に埋まらないと考えた方が自然で楽なスキーでしょう。
もしも、同じ目標だから同じ意識を持たなくてはならないと強制されたりしたら、楽しいどころかストレスになりますからね。

個々の指導員が主観的表現(意識とかつもり)を使って客観的事実の伝達を行おうとするのは一般的ですが、それは個人の資質に帰すると言う点で普遍性を持つ必要は無いからです。
しかし、それと同じことを今日逝く本部がしてはいけないでしょう。

つまり、普遍であるべきスキー理論(新たな技術)を、客観的に説明が出来ないからと言って、主観的経験=意識を持ち出した時点で、それは検証可能性を持たないシロモノになってしまう恐れがあると言うことです。
そのシロモノ(意識)を、自分の意識とは無関係に他人に伝達するとしたら、その行為(スキー講習会)は、指導員のクオリティーがその本質において、日本脳炎を媒介するコガタアカイエ蚊と大差無いと証明している様なものです。

今日逝く本部のしていることと言ったら、大木の枝にぶら下がった葉っぱが、根や幹を否定しているのに似ていて、その病気が他の葉っぱにも感染していくとなると、いずれ大木は枯れる運命にあります。
そう言えば一昨年あたりからケヤキやナラの木が大量に枯れている光景を目にするようになりましたが、スキースポーツの未来を暗示している様で不気味です。

100周年の記念で新しいスキーも買ったことだし(^^)、そうならないようマットーな指導員の皆様頼みますよ!マヂで(^^)・・・・・シーハイル


SJ誌の集記事
2011/12/12
・・・・がM下君から送られてきました。

タイトルは
”ハイブリッドスキーイングの深化(進化ぢゃないですよ^^)と展開” 
「新たな技術、新たな指導への一歩」となっていて

ハイブリッドスキーイングで求められる3つの滑る意識
1:スキーヤ自らの重さで滑る意識
2:自然で楽な身体運動で滑る意識
3:スキーの面で滑る意識
・・・・・だそーです(^^)

意識=つもり

結局彼らが理論と称しイノベーションと喧伝する新たな技術とは、その程度のもの(意識)だったってことですね。
再三再四指摘して来たことなので今更驚きもしないですが、理論の正体が意識だってことを、こんなに堂々と白状されちゃうと、マヂでヅッコケちゃうぢゃ〜〜あ〜りませんか(^^)。
それよりも、相変わらず下手なプルークボーゲンを演技させられることに、何の疑問も抱か(け)ないナショナルデモ達が、二つの意味で(^^)不憫に思えます。

客観的に同一の結果が得られたからと言って、A氏B氏・・・・・n氏では、アプローチの意識はそれぞれ異なるのは珍しく無いにもかかわらず、偽術強化委員会委員長(また新しい委員会作ったデスか^^)の○氏は、ご自身の意識(スキーはしないという話も聞きますので、意識と言うより妄想か?^^)を如何にも理論風に装ってきた訳ですが、それに対して滑りのプロ達が、なす術無く唯々諾々と従っている事実は極めて不可解だし、哀れとしか言い様がありません。

いくらごリッパな偽術強化委員会委員長であっても、意識を公式(数式)で表すことは出来ないでしょうから、楽なスキーの原動力とされる「重力成分Wx」等の具体的数値や、それを導く為の公式やパラメータは、この先も公にされることは無いでしょうね。

ちなみに、この特集で使われている↓この写真(図)はオフィシャルブックの付録DVDの時と同じものだと思われますが、

図中のキャプションに修正が加えられていました。
重心と遠心力の合成力重心と遠心力の合力 ←多少マシになったものの、重心重力に直すのを忘れたみたいですね(^^)。・・・・ってことは、編集者も連盟の担当者も、責任感が無いか、本当は何も知らないってことなんでしょう。

遠心力によって作られる水平面相対的水平面 ←改めて思うのですが、この相対的水平面なるものがあるとして(無いんだけど^^)、正確に述べるとしたら、やはりと遠心力の合力によって作られるとした方が親切(キャプションがそうなっていますからね^^)だと思うのですが、これがスキーを語る上で何の役に立つのか知りませんがね。

しかし、雑な編集を見ただけでも内容は推して知るべしだし、これを「新たな指導への一歩」だなんてやられちゃったら、教わる側の上達の芽は完全に摘まれてしまうので、スキーが絶滅危惧スポーツに指定されるのも時間の問題なのではないかと思うと意識失いそうですゼっ・・・・マヂで(−−;


家元の小噺↓ぢゃありませんが、ここ10年のイノベーション(笑)は屁みたいな話ばかりで、皮肉にも、スキースポーツを絶滅へと導く為の指導員(工作員?)を量産してきた時代だったと言えなくもないでしょう。
早くマトモなお医者様にかかり、耳の治療を受けないと本当に聴こえなくなりますよ。



2011/12/11

スキースクールに入る、又は指導員に教わろうと考える人は、大抵が初心者だったり、更なる技術向上を目指していたり、資格取得だったり、又は何らかの悩みを抱えていたり、というのが一般的な動機だと思われますが、それを解決して差し上げるのが指導員の仕事だとすれば、精神状態も含む技術的欠陥(弱点)を見つけ、それを矯正または治療すると言う意味では、お医者様にも似ていると言えなくもないでしょう。


小噺 =病院で=

医者: どうされました?

患者: 歳のせいか耳が遠くなって屁の音も聴こえ難くなったんで診てもらいたいんですけど

医者: 分かりました、それぢゃお薬出しときますね

患者: お陰で良く聴こえるようになりましたが、どんな薬ですか?

医者: 屁の音を大きくする薬



ここ十年に限っても、今日逝く本部がしてきたことと言えば「イノベーション」の大義の下、こんな内容の小噺と大差無いことの繰り返しだったように思います。

大抵は単純な基本をおさらいすることと、必要なら若干のアレンジを加えるだけで解決するのですが、彼らが手を変え品を変え、毎年掲げる怪しげな理屈が、はたして日本のスキーシーンにとってどれだけ有効だったのかは、直接関係無い(競技関係者は関わりたく無いと思っている筈^^)としても、先のバンクーバオリンピックでアルペン種目にエントリ出来た選手が、たったの2名だけだったことからも明らかです。成績は言わずもがな。


↑これは昔聴いた故談志師匠の噺ですが、S○J公認のスキースクールやクラブが、小噺の医者みたいな指導員ばかりにならないことを願っています。

大事なのは耳の治療なんですけどね(^ー^)




ビンディング取り付け
2011/12/09

早速ビンディングの取り付けに掛かりました。

ビンディングは、友人H氏から預かっていた、ロシニョールの板に付いているロシニョールブランド(LOOK製)のビンディングを、氏の「煮るなり焼くなりご自由にどうぞ」とのあり難いお言葉に甘えて使うことにしました。
本当は板の調子がイマイチ私には馴染めなかったのと、付いていたビンディングのヒールピースが、誤開放の少ない(と思い込んでいる^^)ロータリー式だったからです。

勿論穴開けジグなどあろう筈も無く、プレートをジグ代わりにしてマジックインキで穴開け位置をマーキングし、手持ちのドリルで開けるというアバウトな手法。

プレートをジグ代わりにしてガムテープで固定します


マーEかっ(・・;ってノリで一気に開けます


こんな感じでプレート用の穴を8個、かなりとっ散らかって開いてしまいましたがヨシとします(^^;


何とか無事取り付け完了。左右で2mm位の前後差はあるものの、許容範囲でしょう(^^;

このビンディングを取り付けるのに使用されているネジは、プレート関係で12本、ビンディング関係で8本の計20本。一台では40本にもなります!(・・;。
本当はプレートは使いたくないのですが、幸いこのHAPPOバージョンは中央付近の曲げ剛性が高く、あおった時に船底形状を呈していたので、ハイトが低く且つフレックスを損なわないタイプのこのプレートを付けても、ネガティブな影響は少ないものと思います。
もっともテストしていた板は全てプレート付きでしたから、この方が再現性という点では良いのかも知れません。

だからと言ってプレート無しで使うと性能的に問題があるか?となれば、それは全く無いか、むしろ旋回性の向上と言う点でスキー操作を快適にすると思いますので、プレートなしで購入された方も安心してEし、もし物足りなさを感じても追加するだけですからね(^^)
車で例えるなら、一般道路を快適に走れるようにチューニングされた足回りを、バネレートの高いスプリングに交換するようなもので、その効果を発揮して走れる場所は限定されてしまうのに似ているカモ(過去にサロモンとアトミックで経験済み)。

とにかく滑ってもみないのに、先入観であれこれ言うのは如何なものかと思いますので、滑走可能になってからのレポートをお楽しみに(^^)


しかしこの直後、VISTのビンディング付きのクナイスルを頂いたお客様から、「VISTのプレートを差し上げます」との有り難いお申し出がありましたが時既に遅く、取り付けは完了していたというわけです(;;)。
VISTの場合、プレートさえあればビンディングはワンタッチで着脱出来るので、ロシはそのまま使えたのに・・・・勿体無かったです(;;)
Sさまお心遣い有難うございました!。



オガサカHPPOバージョン購入
2011/12/08

先シーズンテストを依頼されたHAPPOバージョンの板が出来上がってきたとの連絡があり、山とスキーの総合資料館に引き取りに行ってきました。

開発に関わったからと言っても無償提供では無く、多少の値引はあったものの、これまでのスキー人生の中では最も高価な板の購入となりました。
先シーズンの終わりには、「今シーズン購入するとしたら深雪用のロッカー系だな」などと考えていたのですが、テストを依頼されたのがウンの尽き?(^^;。
未整備斜面でのスタビリティーに重点をおいて開発した板ですから、深雪でも威力を発揮する筈で、久々に「買うしかない!」と思った次第ですが、なにしろ10万円近い値段ですからね(^^)。

しかし、滑走面にはスーパーGの板だけに採用されている滑走性の高い「シンタードベースグラファイト」が使われていたり、自分の理想の板を特注で作ってもらったと思えば、「こんなに安くてEんですか?」ってことにもなるし、何よりこの板が如何に魅力的かは、開発担当責任者であるオガサカSKIのM氏まで、早々に自腹で購入してしまったことからも窺えます。通常のプロパー製品であれば、彼のような役員クラスが希望したら一台位は別にドーってこと無い筈ですからね(^^)。


その昔オガサカの板を使ったことはありますが、ヤマハチームに入る前だったので、今回はそれからかれこれ40年振りの購入になります。
オガサカはスクールのインストラクタにも人気で、沢山の使用者がいますから嫌でも目にするのですが、これまでは全く興味が無かったのに、その板をまさか自分が購入するハメになるとは!・・・・・夢にも思っていなかった出来事でした(^^;

テスト中は気付かなかったのですが、いざ現物の板を手にしてみると、その仕上げの良さには驚かされます。
多くのメーカーが、チューンナップは購入後のユーザーに任せるのが前提の仕上げ(と感じる)なのに対し、オガサカは納品の段階で既に丁寧な仕上げが施されていました。

もっとも、仕上げの良し悪しが操作感に大いに影響を与えることを考慮すると、個々の好みに合わせたチューニングとは別に、Made in Japanの工業製品としてはこれが当然の仕上げなのかもしれません。

貼付されたシールの通り、エッジを含む滑走面は、ヤマハも含めて今まで使ったどの板より完璧に仕上げられています。普通の板がJISの仕上げ記号で▽だとしたら、これは▽▽▽位。

問題は、果たしてテストの時に発揮したパフォーマンスが、量産品にそのまま再現出来ているのか否か?と言う点ですが、そう考えるのはオガサカSKIに対して失礼と言うものでしょうね。
購入したのは最も長い182cmですが、欲を言えば190cm位あれば理想的。
とは言っても170cm前後が主流の現在では、レアな長さを希望するのは生産体制からして無理だろうし、そうなるとラディウスからしてまるっきり異なる純レーシング板を選択するしか無い訳ですから、仕方ないところです。

高価な買い物だっただけに、これまで使ってきた無償提供だったり格安で手に入れたフォルクル、アトミック、ロシニョール、サロモン、クナイスル(何れも現役)等より、遥かに期待値が大きい(^^)ことは確かですから、滑られる日が来るのをドキドキしながら待っています。

外は雨から雪に変わりつつあります。楽しみ楽しみ(^^)

ちなみにシリアルナンバは「0067」。
受け取る時に担当者からは「ロクナもんぢゃねーコーチャンにピッタリの番号だね」なんて言われちゃいましたよ・・・・そんなことはないと思っているんですけどね〜〜(^ー^;






いよいよ師
2011/12/02

いよいよスキーの季節がやってまいりました、毒者諸兄如何お過ごしでしょうか?。

そう言えば、各地で盛大に催される飼動員研修会もこの時期でしたね〜〜〜(^^)。
賢明な毒者諸兄ではあっても、立場上とかモロモロの絡みで嫌々参加される方もいらっしゃるとは思いますが、中にはそれが生甲斐であり、自尊心の拠り所としている方々も参加していると思いますので、会場では「Wxの具体的数値を提示して欲しい」などと無粋な質問を一発位はカマしてみたい衝動をグッと堪えて、ここはひとつ彼らの虚栄心を満足させてやって頂きたいものだと思います(^^)。

もっとも、そんなことをしたら周囲から「KYなヤツ」と冷ややかな視線を浴びるのがオチだし、何より飼動員研修会ってのは、今やスキー技術とは全く関係の無い宗教的儀式になっちゃっていますからね(−−)

ちなみに私のS○Jに関係する肩書きは、今年になって漸く完全にクリアされたので清々した気分ですが、同時にS○Jを云々する資格も失ったと言うことでしょうね・・・・バンッ゛ワ〜〜〜イッ\(∩∩)/。
しかし、スキー産業に関わる身とすれば、S○Jがスキーヤーや業界に不利益を与える行為を続ける限り、折に触れそのことを糺していきたいとは思います。

では前回に引き続き、S○J今日逝く本部が提唱する「自然で楽なスキー」を構成するスゥインドルコンテンツとは完全無縁のスキー技術(その筋では「古い」とされています^^)を使った、辛そうで苦しげな62歳ロージンのスキーシーンをどうぞ(^^)。
一緒に滑って撮影してくれたスキーヤは例によってK田氏ですが、スキー技術はもとより、彼のカメラワーク(片手持ち)マジヤバイですスゴイです(・・;(特に深雪シーン)

深雪圧雪凸凹緩急入り乱れての斜面を連続で滑るのはとても苦しいし疲れますが、この楽しさと充実感は、楽な方法で楽な斜面を滑っている限り、多分味わえないのではないかと思われます・・・・・・ヨケーなお世話でしたね(^^)

ブッチャケて言っちゃえば身も蓋もありませんが、何も御用スキーヤ達が毎年思いつく、最新だったり極秘(笑)だったりのテクニックなんか使わなくても、「正しい構え方」を知り、「合理的な身のこなし方」を覚え、それらを支える「ちょっとばかりの勇気」さえあれば、誰だって大抵の所は滑られるってことです。
しかし、何と言ってもそれを困難にしている(足を引っ張っている)のが今日逝く本部。

例えば、「内股関節の屈曲によるフェースコントロールにより横軸方向の落下を調節します・・・その他シコタマが、今風のヨシとされる偽術だとしたら、この↑映像にある滑りは、どう具現化してよいのか皆目不明なそれらとは全く異質な仕組みによって成り立っていることが分かると思います。

ですから「ダサイ古い」ってことになるのでしょうが、S○J今日逝く本部が提唱する偽術はこれっぽっちも使わない・・・・(って言うか、第一そんなこと出来る人って居るんですか?マヂで)・・・・のは当然として、滑走中に気をつけるとしたら「外スキーを踏めているか否か」位で充分だし(実際この歳までそれのみ^^;)、苦しいのに大声出して笑ってしまう程愉快な気分にもなれます・・・・キッパリ(^^)。

体力もあるに越したことはないですが、滑っているうちに嫌でもついてきますからね(^^)。

使用板は断捨離敢行のS氏から頂いたクナイスルホワイトスターGS180cmにVISTのプレート&ビンディング付き。
また、こういう条件でも楽しいスキーが出来るのは、ボレーのゴーグルに因るところが大です。



不自然で辛いスキー(^^)
2011/11/21
「自然で楽なスキー」に対抗して「不自然で辛いスキー」をしています(^^)
横軸方向の落下フェースコントロールも使わないので辛いのナンの(^^;、その為に、これを撮影してくれた元I県連技術員のK田氏なんか、辛くて辛くてリフト乗り場に辿り着くたびに大笑いする始末(^^)。私も疲労困憊で思わず笑いが止まらなくなりましたよ。




「あ゛〜〜〜〜〜辛かった!」・・・・辛過ぎて、後20本位しか滑られそうもないです・・・シクシク・・・・ん??(^^;。

辛い時のBGMはブルースに限りますね(^^) A Diary of The Blues

ターンのきっかけは行きたい向きに軽くひねりを加え、後は外スキーの エッジに乗って適宜エッジングの強弱と方向維持の為のトルク(車で例えれば「保舵力」)の按配を調整 するだけ。
そしてそれが滞りなく行えるような身体の構えを身に付ければ、見ての通り還暦過ぎのヂヂイに相応しい「不自然で辛いスキー」が出来上がるって訳(^^)

前半〜中半はサロモン2VGS185cm、中半〜後半はアトミックSG205cm


2012年度スキー指導と検定DVD
2011/11/20

M下君からは ”2012年度スキー指導と検定” という題名のDVDが送られてきました。
どーせロクなもんぢゃナイト思っていたので夜見ましたよ・・・ヨル(^^)。
案の定ロクなもんぢゃなかったです(・・)

M下君にはいつも手間隙惜しまず、ろくなもんぢゃないもん送ってくれて感謝しております・・・マヂ(^^)



インデックスには
公認スキー指導者検定 とあり

これはステージV(指導員検定) ステージU(準指導員検定)となっていて
A単位・谷回りの連続(制動ヨウ素)は、お手本の動画がプルークボーゲンそのままなのですが、時々画面下に現れるキャプションは、内脚主導の局面→外脚従働の局面→ニュートラルポジションの局面→内脚主導によるスキー横軸方向への落下(山回り部分)外脚従働によるスキー横軸方向への落下(谷回り部分)・・・・となっています。

続いて
A単位・谷回りの連続(推進ヨウ素
ワイドスタンスのニュートラルポジション内脚主導の局面→外脚従働の局面→ニュートラルポジションの局面→内脚主導によるスキー縦軸方向への落下(谷回り部分)外脚従働によるスキー縦軸方向への落下(山回り部分)・・・・となっています。

更に続いて(^^;
内脚主導の局面として、制動ヨウ素推進ヨウ素の二態の動画に

どちらも谷回りの
局面構造は同じです
耐寒修道の二次苦運動に
変わりありません

内股関節の屈曲による
フェースコントロールにより
横軸方向の落下を調節します

内脚主導により
導かれる外脚従働は
ともに外脚の
伸展として現れます


制動ヨウ素と推進ヨウ素の表現は
スタンスの取り方と
フェースコントロールによって
行います


内脚主導の局面
内スキーの麺の傾きによって
横軸方向の落下を
コントロールします

外脚従働の局面
外スキーの麺の傾きによって
横軸方向の落下を
コントロールします

以下延々・・・・!

・・・と、例によってナンノコッチャかさっぱり意味不明なキャプションが付けられていましたが、
ブッチャケ映像を観る限り
A単位・谷回りの連続(制動ヨウ素)っつーのは冒頭に書いた通り、単なるプルークボーゲンのこと。
A単位・谷回りの連続(推進ヨウ素)は山回りでエッジの切り替えを伴うプルークターン→ワイドスタンスのノンシュガー(無い糖)パラレルターンのこと。
ちなみに停止赤面局面(^^)では、指導員にあるまじきダサい上体振り込みスタイルのフィニッシュで見事なモンです(・・)。

映像はまだまだ続きますが、これ以上は精神的にもWWWサイズ的にも限界且つ無駄なので止めますね(^^)。
こんな検定種目にナンの意味があるのか知りませんが、受検される皆様方、本当におめでたいですお気の毒ですご苦労様です(・・;

・・・とは言っても、このDVDによってやっと理解出来たことが一つありました。それは・・・・
教程の「粗野なパラレルターン」ってのが一体何のことか解らなかったのですが、プルークボーゲンのことだったんですね(^^;
しかし、いくらエライ方でもプルークスタンスのことを「パラレル」なんて言っちゃいけません、それこそヨウ素が131と134程も違いますからね。

注:会長問題で司法の制御棒が挿入され、臨界が停止した筈の執行部は、再稼動に向けて正常化が図られているとばかり思っていたら、再臨界の兆しであるヨウ素134が検出されたみたいですな〜〜。
半減期約一時間の放射性ヨウ素134が、原子炉停止とされた日から2週間以上も経過していながら検出されたというニュースがありましたが、それが持つ意味を毒者諸氏はよくご承知のことと思います。
2012オフィシャルブックをはじめ、この2012年度スキー指導と検定DVDが世に垂れ流されたことは、不気味さ怖さにおいて、「ヨウ素134検出」に似ています。

余談
ジャイアンのキヨタケGMが解任された件では、ミスターが(怒りの?)コメントをしたという報道がされていますが、はたしてあのコメントをミスター自ら考えることが出来たのかは甚だ疑問(^^)、誰かに言わされたと見る方が妥当なのでは?。
本当の所は知る術がありませんが、それにしても取締役や、然るべきポジションを確保するためには、バットマンイエスマンに徹する以外に術が無いと言うのは「トホホ」と言う点で何処の世界も同じなんだと思った次第。デモも大変ですな〜(大笑)

適度な権威勾配は組織の秩序を保つために必要だとは思いますが、某社ではこの勾配が急過ぎるのか、保身の為には裏切りも厭わない人が沢山居るってことも解りました(^^;。

個人的には、果たしてその才覚があるのか否か不明なハラ監督くらいは、来期もその任を託してくれたキヨタケGMの援護をして欲しいものです。
限られた報道内容からだけでも、キヨタケ元GMの気持ちは理解出来る部分もあるけど、だからといって他に策は無かったのか?と言う意味では、彼の採った行為を支持する訳にはいかないってのも正直なところ(^^)。

ついでに、ミスターにコメントはして欲しくなかったな(・・)、彼に対する印象が随分変わってしまいましたヨ(^^;。


ついに
2011/10/24

文章や静止画だけぢゃラチがあかないので、最も基本的な滑り方であるパラレルターンとヴェーデルン2態の動画を晒すことにしました(^^;。

これらはスキースポーツを語る上でもイメージする上でも欠かせない技術です。
最もプリミティブであることから滑りは無味無臭を心掛けています。したがって上手下手の問答は無用です(^^)。

大抵はそれらをきちんと踏まえた上で、スキーヤそれぞれの性格なり味なり志向なりのアレンジが施され、個性的な滑りが醸し出されるものと思います(^^)。

撮影:2011年2月23〜24日
場所:黒菱ゲレンデ/リーゼングラート
使用板:ATOMIC SG 205cm
スキーヤ:62歳のヂヂイ
カメラマン:I県連指導員/元技術員
動画編集/UP指導:tororo

パラレルターン

今流行の谷回り(^^)部分を長めにとります。言い方を換えれば「丁寧に回し込みながら」山回りに繋げます。


コントロールヴェーデルン

終始スピードは自分の支配下にあり、停止するまで同じリズムを刻む様に心掛けます。


これらを踏まえて、滑り難い部類に入るウインドパックされた湿雪&新雪のリーゼングラートを滑ってみます。
その1

構えも動作も基本のパラレルターン/ヴェーデルンと全く同じです

その2

滑り難い条件だからと言って、特殊な技術が必要になる訳ではありません、多少アレンジすることはあっても、あくまで基本に忠実に滑るだけです。
ちなみに、動画だとWxなどというターケた重力成分なんか金輪際使っていないのが、シュプールを見ても一目瞭然ですねっ(^^)。



バカボンのパパ
2011/10/18

チマタでは野田総理をパロって「これでいいノダ」とか「○○○ノダ」って言うのが流行っていますね。
元ネタの「これでいいのだ」とは勿論、都の西北早稲田の隣のバカ田大学卒業のバカボンのパパのセリフなのだ(^^)。

バカボンのパパの影響を色濃く受けた友人(一応バカ田大学の隣大卒)は、事ある毎に「タリラリラ〜〜ン」とか「コニャニャチハ」とか「はんたいのさんせいのはんた〜い」なんて口走って私を笑わせていましたが、それらに加えて「ウンニュ〜ダナ」とか「ウンチコーローノタビに出るのだ」とかオリジナルのギャグ?も多数開発していました。
それらは何のことなのかある程度は理解出来たのですが、中には未だに用法も用途も意味も不明なものもあって、その一つが「ストパラチヨバンバン」(^^;?。

大地主の御曹司でもある彼のこうした言動は、場を和ませると言うか親しみを感じさせると言うか、本当のバ○では出せない味と言うか(^^)才能のある者のユーモアだと思っていましたが、彼が「先行投資」と称して行った数々の事業はことごとく不調に終わり、最後にはホテル事業で身上を潰してしまったことを考えると、とても他人のことを言えた義理ではありませんが、経営と言う仕事には向いていなかったのだと思われます。

彼がバカボンのパパのように生きられなかったのは、美しくて優しくて、時々「あなたっ!」と叱ってくれるしっかり者のママがついていなかったからなのかもしれませんが、それより何より、スキーをしない彼がスキーの楽しさを知っている筈も無く、ましてやスキービジネスに対しての造詣も知識も無いまま、人の良い御曹司が、その財力に目を付けた知人達の口車に乗せられて、事業展開したことにあったのではないかと思っています。

彼の危うさゆえに、友人としては耳障りの悪いアドバイスもしたのですが、結局聞き入れて貰えず、然るべき事態を迎えたのは、彼を説得出来なかったという点で未だに慙愧に耐えないのです。

しかし、現在では故郷を遠く離れた場所で、歴史や文化の研究という、本来彼がやりたかった仕事に就いているそうなので、そこが彼にとっては紆余曲折の末に辿り着いた安住の地と言えるのかも知れません。
成年実業家を気取ってか、自宅からたったの300mをBMW735で通勤し、「PRESIDENT」の銘板を付けた部屋ではパソコンの前に座り、秘書のお姉さんにコーヒーを運ばせた日々より、余程穏やかで幸せで充実した生活を送っているのではないかと想像します。

バカボンのパパは、言動も行動も一見ハチャメチャな感じがするのですが、実は泰然自若?(^^)としたしたたかさを備えていることに気がつけば、美しく且つ聡明でやさしいママが、バカボンのパパに惹かれた理由も理解出来るというもの(^^)。

そんな訳で、バカボンのパパの皮相的な部分に影響を受けた友人と同様、S○Jのカタガキ命な人々が作った、「内足軸*注1主導」や「谷回りの連続」や「ハイブリッドスキーイング」や「フェースコントロール」や「ロッカー系スキーの回転機序*注2」や「相対的重力」や「スキー横軸に沿う重力」や「その他モロモロ」は、ギャグとしての完成度の低さゆえに、そのこと自体がユーモアになり得るとしても、「タリラリラ〜〜ン」には遠く及ばないナンセンスギャグなのだ。

そして極め付けが2012オフィシャルブックの付録DVD(^^)、その模範滑走はまさにスラップスティックギャグそのものなのだ。
だから・・・・・・・これでいいのだ??!・・・「レレレノレ〜〜〜〜」ってか?(^^;。

*注1:いつのまにか「内足主導」から「内足主導」になってます(ーー;
*注2:機序とは「ものごとが動いたり成り立っていたりすることの背景にある仕組み」のことだそうです。恥かしながらこの歳になって始めて目にしましたが、随分難しい言葉を使うもんだこと(−−;、お陰様でE勉強になりましたヨ(^^;




オフィシャルブックの付録DVD
2011/10/11

M下君からDVDが届きました。
冒頭の滑りは、外腕が上がって脇が甘い点を除けば普通に上手に見えるけど、導入段階のスキー操作や構えは冒頭の滑りとの整合性が無く、ましてやスキー用語以前に日本語のようで日本語でないキャプションを付けられたお手本は、こんなこと真に受けていたら「金輪際上達は無い」と断言出来る程のものです。
しかし、不幸中の幸いと言うべきか、前述のようにキャプションが正常な読解力を持った平均的日本人には理解不可能と言う点が救いではあります。


「相対的重力」(←謎^^)とは「重心(重力では?)と遠心力の合成力」のことらしいですが、それを言うなら「合力(ベクトル)」でしょう。
そして、この写真の怪説を見る限り、ターンの最中板に掛かる力は、常に外向きに働いていることが直感的に解ります(^^)。

↑これを踏まえて↓の怪説を見た時

↑と書かれていますが、正常な脳ミソをお持ちなら(^^)フェースコントロールによるスキー横軸の重力成分Wxなんか存在しないということも直感的に理解出来る筈です。
以前はNx云々なんて言ってましたが、式の前提が無いまま、唐突にWxだのFxだのを持ち出すところが泣けると言うか笑えると言うか↑(−−;

百歩譲って、スキー横軸の重力成分Wxなるものがあるとしたら、それは如何なる公式(数式)によって も と め ら れ る 又は 説 明 さ れ る (^^)(←執筆者が得意の表現) ものなのか?、公式と共に各種パラメータと、それらの具体的な数値を代入した一例位は示すのが親切というものでしょう。ついでにFxについても(^^)。

Wxなんて無いんだけど、もしあるとしたらってことで再び百歩譲って(^^)、それはフォールラインに至るまでの谷回り(今までの常識的理解の)区間に限られ、山回り区間では重力成分Wxなるものはターン外側(重力だったら本当は常に真下)に向かって働く筈ですから、客観的には説明のしようがありません。だから全部谷回りの連続だって言い張るのだと思います。
これが個人の主観(イメージ?)であり、それによって良い結果が出たと感じたのであれば、当人にとってその主観的事実は正しかったのであり、他人(私)がとやかく述べる筋合いのものではありませんが、財団法人の発行する公式文書ともなれば話は別。


常識的客観的に見れば、重力成分Wxが上方向に働くことは考えられ無いのですが・・・・の図。
万事こんな感じですから、マヂ語るに落ちてマス・・・・・だからおしまい(^^)。

参考資料:2012オフィシャルブック


2012導者研修会テーマ
2011/10/05

”2011年度今日逝く本部スキー指導者研修会テーマ”がM下君から送られてきました(^^;

「テーマ設定について」だけでも、この文章を解読出来る人間が居るのだろうか? と思ったら、案の定「歴史から学ぶ谷回り」でも、トーシロ先生が幾つかの文献(又はネット上)から、例によってパクッたと思われる文節を組み合わせただけの、論旨が読み取れない駄文になっていました。

M下君も指摘していたP69では、リリエンフェルトスキー術について、「これまでのスキー偽術とは全く違った考え方」である「今日の最新テクニック(内足主導の重力を利用した楽なスキー)を先取りしたものだ」とか、オーストリーの名スキーヤーだったアントンゼーロス氏を引き合いに出して、上体の順方向へのヒネリ(ターンマキシマムにピークを迎える強い外向外傾は、結果的にターン前半の内向内傾となって現れます)を利用した彼の技術的特長について、「ターン前半のアンティシペイション(内足主導の重力を利用した楽なスキー)」などとトンチンカンな怪説をして、「今日の最新テクニック」なるものの基本が、100年以上も前から進化も発展もしていなかったという論理的破綻を自ら証明してみせた点は大いに評価出来るにしても(^^)、著名人を引き合いに出す癖が墓穴を掘ったことに気付かないお粗末さには、モー笑うしか無いってとこです。

何しろ自分の理論でご自身が滑っているところを見せたことがないってんですからハナッからイカレた話で論外なんですけど、加えてアンティシペイション(上体の先行動作)が、バインシュピールを否定し続けている水平麺理論(笑)と相容れないことに気付いていないという点でも弩シロートですがね。つまり、引き合いに出した言葉の意味さえ知らないってことです。

P64では、板横軸Xの軸上に発生するとされる「重力成分Wx」「摩擦抵抗Fx」が、何故か同軸上に無い不可解さ(X軸が2本もあっちゃマズイで笑)が笑えますが、徹頭徹尾出鱈目なので突っ込みようが無いです。

もしスキー、あるいはスキーヤーの挙動を語りたいのなら、少なくともスキーヤの重心を通る3本の軸(XYZ)、ピッチ/ロール/ヨーに、どの様なモーメントが掛かるかを示すべきで、板の絵と矢印とローマジだけぢゃ何のことだかチンプンカンプンです。
もっとも、これだけで解った気分になっている人達(指導員)も居るみたいですからスゴイのナンの(^^;

普通にターンしている時は、「重力成分Wx」などという内向きの力は全く発生しない(例えあったとしても外向きの力に吸収される)のでくれぐれも騙されないように!。しかも「摩擦抵抗Fx」なるものがあるとしても矢印の向きが逆だがね(^^)。

相変わらず「相対的重力」などと意味不明な造語は健在のようですが、酷過ぎてこれ以上コメントを続ける気にはなれないです。


今シーズン八方SSの善後策は、S○Jの組織が現場のSSや教師達の意見が反映されないシステムになってしまった以上、シロートの言いなりになるより、取り合えずはオフィシャルブックは無視すること(除検証資料)、出来れば今日逝く本部が正気に戻るまでの間、公認校を降りるべきだと強く思います。
マトモなSSであれば、生徒を混乱させたり不利益になるような指導をする筈が無いし、正しい基本技術(プリミティブな意味で)に、例えば「検定用偽術」などのダブル(トリプル・・・n)スタンダードはあり得ないです。

八方の教師達に限っては、上意下達に慣らされて思考停止に陥っているとは思えないので、彼等が誠実なスキー教師であり、それなりの脳ミソを持っているのなら、新教程なり2012年度のオフィシャルブックについて徹底的に検証して欲しいものです。
そしてその結果を踏まえて、早急に八方SSのメソッドを作って欲しいと願うものです。 このままだと正常なスキーヤ達からは相手にされなくなる可能性が高いですからね。


誤用用スキーヤ
2011/10/03

御用学者のお陰で国民の多くが安心して被爆してしまったと言う戦慄すべき事実の結果が出るのは、然るべき時が経つのを待たなければならないのでしょうが、御用スキーヤ達によるプロパガンダはリアルタイムに結果が出るだけに、一般スキーヤはもとより関連産業の被害は深刻です。

女子サッカー日本代表のWCでの活躍は、私達に夢と勇気と希望を与えてくれました。
代表に選ばれた選手一人一人のサッカーに懸ける情熱や才能や努力は、常人が計り知れるようなレベルでないのは当然ですが、今度の快挙は選手の吟味と、選りすぐりの人材を適材適所に配置し、采配を振るった監督の才能に拠るものであることもまた事実でしょう。

翻って眠酒倒政権を見ると、前売○総理が酷過ぎたとは言え、今度の内閣も閣僚は適材適所とは言い難いし、なでしこJAPANの布陣と比べた時、野田JAPANの閣僚達が果たして彼女達のように、日本再生に懸ける情熱や才能や努力を持ち合わせているのだろうか?、このメンツで果たして世界に伍してそれなりの結果を出していけるのだろうか?、と考えた時、開始早々オウンゴールで交代させられた恥ジロ選手や、自称トーシロディフェンダーの萎恥皮選手を例に挙げるまでも無く、クオリティーの低さに暗澹たる気分になってしまいます。

ついでにS○J今日逝く本部や、その御用スキーヤにいたっては何おかいわんや。



○J10月号その3
2011/09/24

M下君から、Sヂャ○ナル10月号の特集記事が送られてきました。
例によって図解があり、図1は「谷まわり理論の重心移動のイメージ」、図3は「従来の重心移動のイメージ」となっていて、これを見る限り「従来の重心移動のイメージ」は、UFOヂャあるまいし、スキーに限らず現実的にはあり得ない移動軌跡になっています。
これまでの経緯から判断するに、「従来の重心移動のイメージ」図は、むしろ水平麺理論のイメージにピッタリです(特に内側への落下云々の件)。
仮にスキーヤーの重心がこんな動き方をしたら、内臓破裂か骨折か頚椎損傷モンだし、脳にも傷害が発生するでしょうね。

つまり、この特集(企画)の為に捏造された図だということは明らかですが、それにしても随分薄汚い手を使うもんだこと。
従来(←彼らが使いたがる表現)も、勿論現在も「重心移動のイメージ」←(イメージではなく現実に)は図1の通りであり、その意味では「谷まわり理論の重心移動のイメージ」図は正しいのですが、この特集は連綿と続く正統なスキー技術を陥れ貶める許し難い行為です。

キャプションには、「重心の谷側への落下を止めることなく移動し続ける」←(落下が止まらなきゃ終端速度まで達するワ・・・ヴォケッ)とか「落ちる力をターンのエネルギに変えていく」←(スキーのターンは、どちらかと言えばパッシブな現象であり、特殊な条件を除いて、落ちなければ(進まなければ)ターンもしないという意味ではその通りですが、ヴォケ等が述べている「谷まわり理論」での「落ちる力」の意味は、「ターン内側への落下」のことを指しているので、正常な人々のそれとは異なっています)。
とにかく読むに耐えないセンテンスの羅列は、例によって○Jフォーマット。○Jも随分「落ちる力」を身に付けたモンだこと。

重心の移動とか落ちる力とかを語るのなら、落下の加速度(単に加速度でもEんだけど)が如何なるものかを理解した上で語ってくださいよ、モシモ〜〜〜シッ?
9.80665m/s^2←これが何を意味するか知っていれば、とてもヂャ無いけど「重心が移動していく方向に重力を感じている」とか、「重心の谷側への落下を止めることなく移動し続ける」なんて寝言戯言は思いつかないだろーな。

勝手なことをほざいている内は笑ってもいられたけど、何を血迷ったか、従来(←彼らが使いたがる表現)からの正統なスキー技術を貶める行為に出たことは、卑怯者が使う常套手段だとしても決して許すことが出来ないし、これを無批判に企画掲載した○Jは、自らジャーナリズムを否定したことになるのでは?。

ゴミ度に於いて弩級の酷い内容だったが、いずれ弩級の特集が組まれることだろう(−−#






○J10月号その2
2011/09/22

「谷まわり理論」って言うのは「これまでのスキー偽術とは全く違った考え方」だと今日逝く本部の教程執筆責任者の方は仰っています。
「これまでのスキー偽術」って言うのが何処までのことを指しているのか、毎年用語やテーマが変わるので良く分かりませんが、モデルの写真を見る限り、外腕を大きく振り上げるのがこれまでのスキー偽術とは全く違った考え方による滑り方なのでしょう。
確かに違うワ(^^;

しかし、ショートターンになると外腕振り上げる癖(脇が甘いとも言う^^)は残るものの、わりと正常な「これまでのスキー偽術」に近いもの(^^)になっていて、大回りとの整合性が無い様に見えますから、その辺りがドーなのかは疑問が生じるところ。

「これまでのスキー偽術とは全く違った考え方」で滑るなら、ショートターンでも外腕は当然同じ角度まで振り上げるべきでしょうし、又そうしないと「体幹主導のニ軸運動による谷回りである「重力を利用した効率の良い滑りは出来ない筈ですからね。

:ぢつはなんのこっちゃか不明です(^^

ということで、ショートターンでも外腕を振り上げて滑る姿を想像してください。




笑った方は正常だと思いますよ(^^)。




○J10月
2011/09/21

情報筋から(今回はM下君ではありません^^)、例のスキー??雑誌Sヂャ○ナル10月号の特集記事が笑えるってんで、タレこみがありました。

商品情報には
総力特集
2012シーズン飛躍のキーワードを徹底解析!
「谷まわり理論完全読本」…010
理論編/市○○治×柏○○之 はじめて学ぶ「谷まわり理論」…012
実践編/山○○也が伝授!谷まわり理論習得のための「極秘レッスンファイル」…026
検証/トップスキーヤーの意識と感覚を知る
「谷まわり」をどのように滑っていますか?…035
・・・・・とあります。

ちょーちん記事も、極めると超珍記事になるっていう見本みたいな見出しに、不覚にも笑ってしまいましたが、それと同時に、よくもまーこんなアフォな記事を恥ずかしくも無く書けるモンだと、変臭者の力量に(^^)マヂで感心した次第・・・ウソ(−−)。
この力をマトモな方向に使ってくれていたら、スキースポーツがいずれ衰退する運命にあるとしても、その速度はもっと緩やかなものだったろうに・・・・と思うと残念です。

教程の「自然で楽なスキー」の項には3)として”「谷回り」で滑る”ってのがありますが、支離滅裂と言うかシッチャカメッチャと言うか、内容が不気味な上に文章からして変なもんですから、「谷回りが確固たる市民権を得ることが出来るのは、スキー板の性能の進化に負うところであるなんて、何の根拠があるのか知りませんが、勝手に結論しちゃって困ったモンだと思っていたら、この総力特集の登場です(^^;。

いつもの手口であり、中身がドーなっているかは推して知るべしなので無視するとして、今度は水平麺に替わって谷まわり理論っつーのをでっちあげたモヨーですな。
谷まわり理論になるってんですから、スゴイのなんの(・・;

国防の要である防衛大塵が「ワタシトーシロだもんすからシビリアンコントロールOKあるよろし」なんてホザいても、そのまま居座り続けられたり、就任前「大塵にしてもらえるなら何でもエーです」と豪語していたトーシロ経産大塵は、締りの無い顔つき見ただけでイカンと思っていたら、案の定発言も締りの無いもので早々に辞任したり、前々総理が、アローことか同じ党の前総理のことを「ペテン師」呼ばわりする時代ですから、公益の存在であるべき財団呆人のトーシロ執行部が、会員をペテンにかける位はドーってことも無いのでしょう。

従って(^^)、このS○総力ゴミ特集を読んで騙されるのは勝手ですが、その前にかつて何度か書いた谷回りと山回りについて、もう一度確認しておきますので、それを踏まえてタイコ持ち達が”伝授!”する”谷まわり理論習得のための「極秘レッスンファイル」”が如何なるものかを見極めて欲しいものです。

フォールライン(最大傾斜線)通過云々の細かいモロモロはあるにしても、それはこの際置いておくとして、
ブッチャケ・・・・
谷回り:弧を描きながら重力加速度に因って加速している区間
山回り:弧を描きながら重力加速度に逆らって減速している区間

・・・・と定義してもヨロCカト思いますので、スキーのターン(於斜面上)は、好むと好まざるとに関わらず、常に谷回りと山回りの二つの組み合わせで成り立っているということになり、机上スキーヤやタイコ持ちが、谷まわり理論云々とヴォケをカマしたところで、自然の摂理なり力学の法則からは逃れられないワケで、「谷回り(だけ)で滑る」なんてことは現実には金輪際あり得ない(不可能)のです。
つまり、呼吸するには息を吸ったり吐いたりを繰り返すのと同様、吸うだけヂャ呼吸は出来ないってことです。

ンヂャー谷回り区間と山回り区間は一般的にどんな感じがしてどんな現象が起こるかとUと

谷回り:加速するので恐くなるが脚の負荷は減る
山回り:減速するので恐さは和らぐものの脚の負荷は増す

・・・・傾向があるので、こんな感じ↑がしたら、「今は谷回りだな」とか「今は山回りだな」って分かると思います。
加えてその時間もどっちが長いか体感出来る筈なので(大抵は山回り)、斜面状況にもよりますが、バランスが極端に不揃いだといろいろ不都合が出てくることもあり、大抵は理想の50/50を目指すことになります。
勿論50/50でさえ実現は困難なのに、100%谷回りなんてペテン師しか思いつかない技なので、善良なスキーヤは係わらない方が身の為でしょう。

で、以前も書いたように、谷回りが方物落下でOKなら、エッジの切り替え無しにフォールラインまで持っていけますが、そんな悠長なことしてたら、とてもぢゃ無いけど速度が乗りすぎてヤヴァイことになるので(「自然で楽なスキー」は「重さで滑る」っつー位ですからマンマ(^^)この方法)、大抵はその前に方物落下より小さなrの弧を描くことになります(スキーヤの意思によって千差万別)。
しかし、スキーってのは大昔から重力使って滑ってるんですが、ペテン師達はその重力とは違う重力使ってるんですかね???

だもんで(^^)、通常山回りの終了から谷回り開始部分にかけては、側圧が発生するように板に迎え角を付けつつエッジを切り替えていくワケですが、そこんとこをなるべく短時間短距離で切り替えることが出来れば「エーヂャないか?」程度の話を、「谷まわり理論」だなんてホザいちゃうもんですから、モ〜〜〜勘弁してくださいヨォ〜〜(^^;ってとこです。
勿論フォールラインを超えた後は、泣いてもわめいてもペテン師にも(^^)、漏れ無くスピードコントロール部分の山回りはやってきます。

なのに教程もそうですが、不思議なことにスキー雑誌にもブレーキの重要性について書かれているのを見たことがありません。
バイクに例えれば、アクセルは谷回り、ブレーキは山回り、どんな高出力のエンジンを積んでいてもブレーキがお粗末ならマトモには走れないってことです。

付録(^^)
2012シーズン飛躍のキーワードを徹底解析!・・・・・飛躍どころか↓
「谷まわり理論完全読本」…010 ・・・・・・完全にアフォにされるので↓
はじめて学ぶ「谷まわり理論」…012・・・・・学ばなくてEです。
「極秘レッスンファイル」・・・・・フレデリックフォーサイスの「オデッサファイル」なら読んだことありますが、公に曝しておきながら「極秘」っつーのが詐欺的でE感じ出してますね
検証/トップスキーヤーの意識と感覚を知る・・・・・・・タイコ持ちの感覚なんか余程の変質者で無い限り知りT訳ねーだろ
「谷まわり」をどのように滑っていますか?…035 ・・・・・よけーなお世話の典型がコレだな

ウソの上塗りもここまでやったら、腹立たしいと言うより痛々しいです・・・・可哀そうに。





2011/09/10
この夏も土日は辛うじて働ける程度で暇だったのですが、天候不順で山歩きはおろかバイクもまともに乗れない程はっきりしない天候が続いていました。
そんな中、地区の用事で八方尾根に登る機会ががあって、9/7日は運良く爽やかな秋の空の下、久々の山歩きを愉しむことが出来ました。

第三ケルンの上部”下の樺”の下付近から八方池を望む
八方池は流れこんでいる水が無いのに、常に溢れ出ている不思議な池です。地下水が湧いていると言われていますが、場所が尾根筋だけに???となってしまいます。


尾根筋には野生のブルーベリーも生えていて、粒は小さいものの味は良好です。


”下の樺”付近でエンダラジップの名スキーヤ「ケンちゃん」と。後方は白馬三山


”下の樺”の”下”付近標高2150m位?
その昔・・・・写真左側の緑の濃い部分の斜面を数回滑ったことがありましたが、現在では後方の北アルプス本体の天狗尾根や不帰岳(カエラズダケ)から、こちら側(東側)に向かって滑るキ○ガイも居るそうです(^^;・・・・っや〜〜スゴイのナンの(・・;

使わなくなったストックを持って行ったのは、降りで膝の負担が軽減すると言う点で大正解でしたが、「転ばぬ先の杖」ってのは必ずしも正しくないことも証明してしまいました(;;)。歳が歳だけに転ぶ時は転ぶもんですね・・・・シクシク。


黒菱平
ここは奥の斜面に比較的深雪が残されているので、大抵初滑りの場所になるリーゼングラートの下部です。
既に花は終わって紅葉が始まっていますが、夏場この付近にはワタスゲやニッコウキスゲ、シモツケソウ等が沢山咲いています。

久々の山歩きは友との楽しい会話で過ごすことが出来たし(総勢11名)、八方尾根東側の斜面は、雪が積もったらとても魅力的なのも確認して帰ってきました(^^)
そして・・・・・少し山歩きした位では、ハラの出っ張りは金輪際引っ込まないことも確認済み(;;)。



オガサカSKI 八方バージョン登場!
2011/08/31
先シーズン開発テストしていたオガサカスキーの八方バージョンが完成しました。

リーフレットから板の特徴を抜粋すると・・・・
1)雪質の変化に強い
2)Front Float Systemの最適化が安定性の高さとターンコントロールの容易さを両立
3)スキーの楽しさの本質に迫る滑走感覚
・・・・ということです。

実際その通りの板になっていて、特に標高差1000mを超える八方尾根スキー場の雪質の変化に対する適応能力は、特定の条件を考慮して作られた板と比べると明らかに高くなっています。
その仕掛けの一つがオガサカオリジナルのFront Float Systemであり、平たく言えば昨今流行のネガティブキャンバ方式ですね。
オガサカのプロパー製品では、この値をフロントから5〜15%の間にとっているようですが、八方バージョンがどの位の値かは、知っているけど教えません(^^;。

かつてオガサカスキーとは敵対関係?にあったヤマハスキーチームに属していた私が、時が過ぎたとは言えオガサカスキーを高く評価するのは忸怩たる思いがあるものの(^^;、やはりEものはEってことです。

性能は勿論マテリアルも最高級の物を使っているので、設定価格はバーゲンプライスと言っても良いのですが、100台限定なのが残念なところ。
詳細を知りたい場合は、直接潟Iガサカスキー製作所、購入希望の場合はオガサカスキー取扱店に問い合わせてください。

サイズとスペックは以下の通りです
Length(cm) Radius(m) 構造 構成材 滑走面 エッジ
182 21.3 シェルトップ NFウッドコア
AL7178
特殊FRP
シンタードベースグラファイト
ミクロストーン&
セラミックディスクフィニッシュ
クロスストラクチャー
シームレス
177 20.0
172 18.8
167 17.6

備考構成材のAL7178はA7178のことだと思われますが、ハイエンドのストックに使われている超超ジュラルミンのA7075より更に高強度の素材の様です。
ちなみに・・・・・
FISのレギュレーションが改定され、今シーズンからGS用の板は
男子195cm以上 Radius>40m
女子188cm以上 Radius>35m
となる模様。

改定の理由はいくつかあると思いますが、レーサの傷害発生を低減することもその一つかもしれません。
ここ十数年はエキセントリックなサイズや形状の板が一般的になって、レーサならずとも意図しないターン弧に因る予測不可能な転倒や衝突に見舞われる現象が増えていましたから、このレギュレーション改定は歓迎すべきことだと思います。
もっとも現役のレーサにしてみたら色んな意味で不満はあるでしょうが、スキー操作に長けた選手が好タイムを出せると言う意味では、マテリアル依存から技術依存へと、本来のレースの醍醐味が戻ってくるかもしれません。

だからと言って一般市販のモデルがすぐに十数年前の物に戻るとも思えませんが、少なくともスキーの潮流は長めでサイドカットの緩いものを使い、技術はズラシを重視したものに移行していくことでしょう。当然過ぎて今更って感じもしますが・・・・・(^^)

と言うことで、八方バージョンは公式のGSレースでは使えませんが、FISまたはSAJのルールを採用していないローカルレースには充分使えるポテンシャルがあります(182cm推奨)。
その場合はオガサカで用意しているプレートを使うのも良いのですが、ゲレンデやオフピステ滑走だけならプレートは全く不要です(ネガな部分が多い)・・・・念の為(^^)。









大幅正(^^;
2011/08/11

法学部に通う娘から、宿のHPに政治ネタは相応しくないとのアドバイスがあり、「老いては子に従え」の諺通り、これからはワサビ抜きの寿司みたいな内容になるかもしれません(^^;。
その前段で政治ネタの部分(特に汚い表現)を大幅修正しました。

最後に一つだけ・・・・(^^;
前総理大臣のH氏は2010年1月の施政方針演説で、「インド独立の父」と教科書などに出てくるマハトマ ガンジー氏の言葉「7つの大罪」を引用したことがありました。

理念なき政治
労働なき富
良心なき快楽
人格なき知識
道徳なき商業
人間性なき科学
献身なき崇拝

・・・・です。
器が違い過ぎて引用の意味を成さないし、今になってマニュフェスト(^^)は勿論、前首相の演説が冗談だったことに気が付きました(−−;。
そして政治家って国民が未曾有の困難に直面している時でも面白いことを言っていられる人達だってことも(^^;


大震災からヶ月
2011/08/10

2011年7月27日の衆議院厚生労働委員会に於ける東京大学アイソトープ総合センター長である児玉龍彦氏の意見陳述の様子を観ました。

今日本に起きている事態がいかに深刻かを初めて具体的に知ることが出来た気がします。
たった今の瞬間も苦しみ困り、将来への不安を抱えている被災者をはじめ、放射能汚染に怯える国民が居て、一刻を争う事態が進行し、一分一秒さえ無駄には出来ない現実。

再生可能エネルギ法案が今の放射能汚染を解決出来る訳では無いし、被災者のことより襟の立ち具合の方が重大な関心事の方もいらっしゃるみたいですが、その前に整備するべき法律は沢山あると思います。今を誤れば自然エネルギはおろか、子供達は勿論日本の未来も無い訳ですからね。

日本が未曾有の災害を被った日から5ヶ月が経ち、放射性物質による汚染被害は相変わらず治まる気配がありません。常々疑問に感じていたのですが、その間この国の国会議員達は一体何をしていたのでしょう。
児玉氏の怒りと悲痛な叫びは、勿論内閣に対してのものだと思いますが、加えてこれを報道しなかったマスメディアにも不信感を抱いてしまいます。



賞状なるもの(^^;
2011/08/08


恐らく・・・・なでしこJAPANの皆さんにとって最も価値あるものはWCのゴールドメダルであり、続いて五輪のゴールドメダルだと思いますから、それらに絡む後付のモロモロの賞なんか彼女達にとって本当はどっちでもEのだと思います。
言うまでも無く国民栄誉賞が欲しくて頑張ってきた訳ではない筈ですからね(^^)。

勲章とかそれらの類は、様々な分野で目覚しい活躍をしたものの、然るべきプライズが設けられていない人の為の賞なのではないかと思います。
WC優勝=国民栄誉賞だったら、五輪優勝=国民栄誉賞だっておかしくは無い訳で、その単細胞論法でいくと、条件に合致しながら受賞していない人は何人も居ます。

ブッチャケ今度の受賞を素直に喜べないと言うか、むしろ彼女達の偉業に水を注す行為に感じるのは、”えびせん総理”とも呼ぶべき方が、彼女達に肖りたいが為に、安全パイである世界共通の価値基準に便乗しただけなのだと思うからです。

:総理を辞めないは、場当たり発言は止まらないはで、「やめられないとまらないカルビーのかっぱえびせん」から命名しました(^^;。

で・・・・実は私も過去に賞状ってものを貰ったことがあるので・・・その話を少し・・・・(^^;。

3ヶ月ほど前、断捨離とまではいかないまでも、不用品を片付けていたら色褪せた賞状が出てきて、それは「北安曇郡スキー大会」なるものに参加したときのものでした。
そんな大会に出たことがあったなんてすっかり忘れていたので、記憶が蘇るまで暫く時間がかかりましたが、これは「いつか直滑考のネタになるな」と思っていたシロモノで、早くも登場の機会に恵まれたってワケです(^^;。

ある時スクールの関係者から「郡のスキー大会に出てほしい」と言われて参加した「北安曇郡スキー大会」は、どのような趣旨で開催されていた大会なのかは今となっては不明ですが、少なくとも北安曇郡在住のスキーヤに限る?訳ですから、マイナもマイナ、超が付くほどの草大会だったことは間違い無いと思います(^^)。
選手は大糸線沿線、それもスキー場関係者が主だったようで、その為か郡内のスキースクールやクラブからは顔馴染みの指導員達も多数参加していました。

ローカルの大会とは言え参加した以上は勝ちに拘るのは当然で、和気藹々な会話の中にも勝負は既に始まっていて、お互いの三味線合戦が面白かったのを思い出します。つまり神経戦ってことですね(^^)。

競技は男女回転と大回転の二種目で、賞状から推測するに国体のように少年?成年壮年等・・・それぞれのカテゴリに別けられていたみたいです。
そして結果は↓の通りでした。

この頃はデモ選に参加し始めた時期でもあり、意識の殆どはそっちの方に行っていた為か、参加したことは覚えていても37年振りに賞状を目にした時には、優勝していたなんてことはすっかり忘れていたので驚いてしまいましたが、そう言えば「勝ったこともあったな〜」と、徐々に記憶が蘇ってきました(ーー;。

草大会とは言え、参加する以上は全力で滑った筈で、その結果2種目共制した時はとても嬉しかったのだと思います.。
草大会にしてからがそうですから、WCで世界の頂点を極めたなでしこJAPANの喜びがいかばかりかは想像だに出来ません。


「綸言汗の如し」の格言に照らして見た時、はたして現内閣が彼女達に国民栄誉賞を与えるだけの資格があるのか否かは推して知るべし。

北安曇郡体育協会の会長さんが、もし後になって”ろくでもない”人物だと知ったら、この賞状は即ゴミ箱行きだったと思います(^^)。



民栄誉
2011/08/03

なでしこジャパンが国民栄誉賞授与されるそうですね。

仮にこの賞が政治的な思惑から誕生したものだとしても、彼女達の偉業は勿論それに値するものだとは思いますが、オリンピック予選を控えている今は授与のタイミングでは無いでしょうに。
このことに限らず、我欲のためには約束を反故にするなんてことは朝飯前、加えてKYな判断しか出来ないのは仕方ないにしても、現役バリバリのアスリートに対する配慮を欠いていると言う点で如何なものかと・・・(^^)。

それ以前に、予想はしていたもののそもそも現政権がこういうことをする資格があるのか否かという意味で、出来れば辞退して欲しいと思ってしまう実に気分の悪いニュースでした。

マスゴミはと言えばそのセオリーに則り、既に芸人と同レベルの扱いをしていますが、トリノ冬季オリンピックで唯一のメダリストになった荒川静香選手の時を思い出させます。
いずれ選手個々のプライバシにまで入り込み、誰もが少しは抱えているだろう秘密にしておきたい部分まで、ネチネチとした脚色で穿り返すのでしょう。

先日放送されたNHKの「小さな旅」という番組ではグリーンシーズンの白馬村が採り上げられていましたが、製作者の意図によってはこうも偏向した内容にされてしまうのか?と、空恐ろしくなっただけに、NHKにしてからがそうですから、民間マスゴミ報道・・・特に知ったかキャスタ達のゴタクには余程注意深く接しないと・・・・(−−)。

余計なお世話ですが受賞はオリンピック後でも遅くはないと思いますので、なでしこの皆さんは然るべき時が来るまで待たれては如何でしょうか?(^^)。もし予選で敗退したとしても、WC優勝の偉業にはいささかの揺らぎも無い訳ですから。




浦佐スキー場&スクール営業休止
2011/07/13

M下君からは、「浦佐スキー場&スクール来季営業休止」との情報を頂きました。
大規模山岳コースの八方尾根スキー場と、小規模の浦佐スキー場は、同時に其処にあるスキースクールの技術的志向も対照的でありながら、その知名度においてかつて^^はスキー界の(一部?)双璧を成していましたが、その一方が崩れたと言う訳ですね、寂しい限りです。

スキーというキーワードは同じながら、その商業的なアプローチに於いて両者には明確な相違がありました。
「おおらかな八方スタイル」に対し、「神経質な浦佐スタイル」、あるいは「頭で考えるより長距離を滑って直感(身体)で覚えるスタイル」VS「アッと言う間に終わる超ショートコースでの理論風重箱の隅をつつくスタイル」とでも言いましょうか(^^)。

それゆえに、愉しみ方ひとつとっても前者は景観やそれに伴う地形的難度の高さ故に、チャレンジ精神と言うか冒険心をくすぐられるし、後者は技術的難解さ故に知的好奇心をくすぐられると言う訳ですが、浦佐の場合は愉しませると言うよりむしろ短距離のスキー場で如何に「飽きさせずに遊んで頂くか」と言う意味合いの方が大きかったのではないかと思います。

飽きさせないためには色んな方法(仕掛け)があるってことです(^^)が、そのせいか雰囲気もいきおい八方の○゛○ッぽさワイルドさに対し、浦佐はインテリジェンスを感じさせたし、あの小さなスキー場が一定の期間←(どこかで聞いた様な^^;)商業的に成功を収めることが出来たのも、日本人の好み(弱み?^^)であるカタガキ崇拝志向を上手く利用したと言うことでしょう。小規模スキー場の作戦とすれば見事と言うしか無いです。
これは「いつかはクラウン(トヨタ車)」的な地形的難度の高さ故に、其処を滑ること自体がステ痛イッスであった時代、そうしたスキーヤの自尊心なり虚栄心に頼ってきた(今も?^^;)八方とは対照的です。

浦佐スキースクールの凄いところは、浦佐に新幹線を停めたこともそうですが、彼らが自覚していたか否かは別にして、結果的にそうした知的好奇心?(^^)の比重を中央(S○J)で増していったことです。
それが証拠にS○Jの教育本部を牛耳っていたのは過去もつい最近までも浦佐系の人物でしたからね(^^)。

小規模スキー場のスクールがその戦略として技術を追求する(重箱の隅を突く)姿勢を明確にするのは必然でもありますが、八方がスケールメリットの上に胡坐をかいて「ボ〜」っとしている間に、S○Jの中ではスキー先進国とは全く異質な浦佐系思想を中心とした日本独特のスキー文化が醸成されてしまったという訳です。

そしてこの文化は、現在の今日逝く本部にも連綿として受け継がれ、発信される内容は年月を経るに従い、「重箱の隅スタイル」から「アンチニュートン力学」へと進化(^^)し、現在では○恥のアフォが「イノベーション」などぬかしている教程で更に完成度(勿論アフォ度のこと)を高め、既に「邪教の域」に突入してしまいました。
そうなると信仰心無くしてモロモロの偽術テーゼは理解不可能なので、多くのスキースクールや指導員達は思考停止に陥り、信者に共通する行動パターンの通り、この呪縛から抜け出せないでいるようです。

当然インターシーでは前回に続き日本の恥を晒しきる醜態が展開されたものと思われますが、S○J今日逝く本部の非道徳的とも言うべき偽術論をはじめ各種資格乱発による利権(利益)追求は、その意味の通り、モラルハザードの具体例を示しているように思えます。


S○J(今日逝く本部)の罪は、その動向を気にするスキーヤに対し技術的金銭的に不利益を与えていることだと個人的には感じていますから、それはこれまで書いてきたとおりですが、もう一つ重要なのは、遊び場を提供するスキー場に対しても、結果的に高コスト経営を強いてきたことです。

それは特に八方や野沢温泉のような大規模スキー場に於いて顕著ですが、プリミティブな技術論では無く、枝葉末節であったりコンディションや道具に頼る痴的スキー偽術論がこのまま続くとすれば、やがて日本からスキー場が無くなってしまうのではないかと危惧する次第です。

至れり尽くせりの平滑過ぎるゲレンデに物足りなくなったスキーヤ達によって、バックカントリーにコブが出来ると言う笑えない時代が来ている今、有名スキー場の営業休止は、様々な課題を我々スキー産業に従事する者に投げ掛けているように感じました。




例のモノ
2011/06/02

ナニを隠そう・・・隠してませんが(^^)・・・・偽術選のDVDは4月中旬既にM下君から直々に頂いておりました。
DVDのコメントが遅くなったのは、地震と津波と放射性物質による汚染で被災された方々のことを思うと、推して知るべしのカスみたいな偽術選怪説なんかにコメントする気分にはなれなかったのですが、そうかと言ってスキー宿のオヤヂとしては生活に密接に関係のあるマターを放置しておく訳にもいかず、気を取り直して見ることにしました。

チラッと内容を確認しただけでも、例年通り空ろな言葉の羅列が垂れ流され、大回りでは没個性も極まったと言うか、殆ど例外無く外腕とストックを空に向かって突き上げるスタイルで滑っています。
にもかかわらず怪説ときたら、ご丁寧にそれぞれが特徴的な滑りであるかのごときコメント!(−−#

キャプションを書いた人物が誰か知りませんが、超簡単なことやどっちでもEことを、如何にもっともらしく且つ難しそうに仕立て上げるかに腐心し、そしてそれがメシネタになることを充分理解していると言う点で、詐欺師に共通する才能があるのは確か。
加えて、彼に罪は無いとしても、技術的には屁の役にも立たない意味不明な文字の羅列を、立て板に水を流すようにしゃべっているナレータにはマヂでヘドが出そうですゼ。

全員外腕を振り上げるタイコ持ちに共通するスタイルで滑っていても、怪説は例えばこんな感じ・・・・

「軸の長さが高得点につながる」
「ハンドワーク云々」
「雪面への荷重の強弱を作りながら滑っている」
「脚部のシルエットによって得点が左右されるケースが多く見られる」

もっともらしくもナンノコッチャか皆目意味不明の、滑りとの整合性を全く欠いた珍妙な怪説だけを聞いていると、この競技の採点基準が不明と言う以前に、そもそもそんなものははなっから存在しないのぢゃないかと思うようになってしまいます。
これ以上はアフォらしいので止めておきますが、しかし今年は驚いた出来事が一つあって、それは某選手に対するコメントで

「ターン前半から外スキーにしっかりウエイトを掛けていくことを重視している」

という怪説が登場したことです。

昨年までの偽術選では考えられなかったマトモな怪説に思わず耳を疑ってしまいましたヨ(・・!。
タイコ持ちが「こんなこと言っちゃってEんですか?」とローバシンながら心配してしまいますが、その選手の得点がどうだったかは不明。

このDVDに何か意味があるとしたら、登場しているスキーヤの中で、唯一マトモなスキー技術を披露していた前走担当者であるリッチーベルガーの滑りが見られるくらいなものでしょう。
選手(指導員?^^)達は、腕やストックなんか振り上げないで普通に滑りさえすれば、リッチー同様マトモな脳ミソの持ち主にも上手にも見えるだろうに、彼の前ではマヂで思考停止の○゛○まる出しと言うか、詐欺師のタイコ持ちにしか見えないのが痛いところ。

ともあれ昨年に引き続き、○フォの完成度を極めつつあるSAJ今日逝く本部の、これはスキー業壊に向けて一直線に突き進む様子を、「これでもか!」って位見せ付けてくれるDVDではありました。
もっと知りたい方は、とてもぢゃないけど買ってまで観るようなシロモノぢゃありませんから、誰かから借りるなりしてご覧になってください。その意味でM下君には申し訳ないし頭が下がりますm(−−)m

スポーツに限らなくても、何処の世界にはなっから「自然で楽な○○」なんて副題の付いた教科書があるかっつーの。
子供でもやるスポーツなのに、その教科書たる教程の副題が「楽なスキー」なんて発想はおよそロージンにしか思いつかないフレーズだし、何より子供の時から楽することを覚えさてどーする?。

残念ながら我々団塊の世代には、往々にして権利ばかり主張する輩が目立つワケで、この教程(・・・とはとても思えない内容)を書いた責任者も、ずるいヂヂイや○゛○゛ー達に共通する思考回路を持っているのだろう。
彼らは大抵「楽さ」とか「簡単さ」とか「便利さ」とか「快適さ」とかの為に、ベラボーな経費(大量のCO2排出)を掛けさせてまで不自然に均された斜面を要求し、少しでも荒れていたら「金返せ」の騒ぎ。
自然とは似ても似つかないコンディションのゲレンデで、彼ら世代が標榜する「自然で楽なスキー」は行われるワケですな〜〜・・・・チーンッ。

楽することや簡単なことが、あたかも正義であるかのような内容の教程にはホトホト参りますが、より困難な状況をこなす為の術を身に付けたいと思っている私としては、その節操の無い欲求の行き着いた先に、同質のマターとして放射性物質に怯えて暮らす時代が待っていたような気がする。
夜でも昼間のように明るいコンビニ生活が、放射線に曝され続けるリスクと引き換えにしてまで手に入れたかったものなのか否かを、スキー場の整備具合について不平をかこつ前に一度考えてみるのも悪くは無いだろう。

ともあれ、現実にスキー場はそのニーズに応えようとするから、このDVDのようにますますヘンテコな滑りがまかり通り、シーズンに数回あるか無いかの貴重な新雪までご丁寧に圧雪されてしまうのだ。

テレビ(特にBS)では、健康食品とか健康器具とかに関係する商品のCMがやたら目につくが、とにかく嘘っぽいのが多い。
本当に効果のある人も居るかもしれないので一概に否定は出来ないものの、それにしても関節に効くと言われる食品を食べたオバサンが、いきなりスタスタ歩けるようになったりして、以前歩けなかった時の比較映像まで出しているから手がこんでいる。
勿論演技だろうから、本人曰く「ウソみたい!^^」・・・・って言ってるけどそりゃウソだろう。

あるいは、ある物質(コラーゲンとかの類?)を塗った67歳のご婦人が、「とっても67歳には見えない位綺麗になったって言われるの」ってのがあって、どう贔屓目に見ても70歳にしか見えないし綺麗だとも思えないが、百歩譲って顔の皺は誤魔化せたとしても、首から下の部分はどーよ(^^;・・・・・・・想像するだけで不気味ダワさ(−−;。

怪しさいかがわしさに於いてそれらに負けず劣らずスゴイ内容の新教程は、だからこそそんな年代にウケルのカモ知れないな。
それが証拠に、かつて同僚だった穂高の某わさび屋のオヤヂ(スキーは超上手)がこぼすには、今年57歳でようやく準指導員の資格を取った(多分お情け←よくある話^^)3人の知人が、まるで人格が変わったかのように水平麺理論?を軸とする最新のスキー偽術(○゛〜○ッ)について得々と語るようになったと言っていました。

そんなわけで、コンサバティブなわさび屋のオヤヂとは毎回口論になるらしく、そんなに言うなら「リーゼンスラロームレイスで勝負しようか?」、あるいは「オフピステでって言えばEヂャン」と申し上げたところ、彼らは平らに均された緩い斜面でしか滑らないということでした。
こんな指導員に教わるスキーヤは災難と言うしかありませんが、現実にはクオリティーとは無縁の、”お墨付き後生大事”な指導員もどきが大量生産されているってことですね。

それで幸せならエ〜ヂャないか・・・・と、腹が立つのをつい最近通り越しちゃったコンサバオヤヂは達観するのでした(^^)。


偽術選参加者は、一時代を風靡したディスコ、ヂュ○アナ東京のお立ち台で踊っていたボデコンネイちゃん達と妙に重なって見えるのは気のせいか?(^^)
ディスコもスキーも熱狂的なブームがあったという点で似ているし、揃ってボデコン、揃って羽付き扇子を振り回して踊る姿は、揃ってデモパン揃ってイカ帽で滑るデモ扇の様(^^)。

マスゴミ(○J誌等)も、敷居の高かった”芝浦ゴー○ド”=(アルペンレイス^^)より、より身近な”ヂュ○アナ東京”=(デモ扇)のボデコンイケイケ路線を採り上げる方が、○○○゛な男達の食い付きがEこともあり、その効果で入場する男性客も増えていったのだろうが、踊りはイマイチでも目立ちたいだけの○゛○女達の衣装は次第に過激さを競うようになって、終には猥褻の域にまで達して当局がお出ましになったという按配(^^)。そのことで終焉を迎えたのは周知のとおり。

デモ選から偽術選に変わり、教程はもはや「怪文書」と言った方が相応しい猥褻な内容になって、偽術選参加者の滑り方もそれにならって猥褻さを感じさせるものだから、いきおいDVDの怪説が「扇子ワークはEのだが、スカートの丈が長いのが惜しまれる、もう少し短いと高得点が期待できただろう」、あるいは「脚を長く見せようとしてパンツまで見えるのは高評価に繋がるが、時々穿いていないのが惜しまれる、これは扇子ワークで補えるだろう」ってな感じになっちゃうのは仕方の無いところですね・・・・コレが(^^;。

このままだとマヂで”ヂュ○アナ東京”同様、終焉も近いのでは?。

ところでSAJ会長人事はどーなったんでしょうね?、FIFAも会長の件でゴタゴタしていたみたいですが・・・・・。



今シーズン最後のスキー?
2011/04/18

M下君に誘われて久々に滑りに行ってきました。雪はタップリあるし適度に軟らかくてコンディションはEしで快適に滑られました。

板は109に用意してあるからと言うことで、ドーベルマンとストックだけ持って兎平駅に着くと、M下君K林君T田君が待っていてくれました。
ブーツを履くのに時間が掛かるので申し訳無いとあせった為か、何とか短時間(それでも5分以上?)で終了(汗)。

板はオガサカの高価そうな172cm。フィーリングは過日テストした板と殆ど同様で、それらより更に短い割には春の腐れ雪でも暴れること無くスキーイングを楽しめました。FFS(フロントフローティングシステム)ってのは、お世辞抜きで優れものなのだと思います。
ただ、ビンディング取り付け位置が若干前過ぎるせいか、あるいはテールの曲げ剛性が多少強いかで、「リヤ果汁」になった時は甘くないです(^^;。

軽くパノラマを流しているとテレマーカのアサちゃんが合流し、黒菱ではN目君が練習に励んでいるのに遭遇しました。
当然とは言え、皆由緒正しいスキーをしていて偏屈?なヂイサンは一安心(^^)

左からM下君、ヂヂイ、T田君、K林君・・・
サスガにこのメンバに混じってユニフォーム着る勇気はありませんゼッ(^^;


左からテレマーカのアサちゃん、ヂヂイ、N目君、M下君、T田君




快晴の青空の下、歩いて降りたらとんでもない時間が掛かる雪の上を、板っ切れ二枚を自由自在に操ってスイスイ滑り降りる行為がいったいどれだけ愉しいことなのか・・・・・!スキーしない人(知らない人)は本当に可哀そうです(^^;・・・・マヂ。

午前中だけでしたがM下君はじめ皆さんお付き合い有難うございました!。お陰で久々に心底愉しく又リラックスしたスキーが出来ました。
シーハイル!!


ドーベルマンの履き心地は
履いた直後=キッチリフィットしてE感じ
リフト数本後=土踏まずの上辺りが痛くなり、全体に痺れてくる・・・マヂーヂャン(汗)
我慢してさらに数本後=インナーのガム状?スポンジが馴染み、痛さも痺れも解消
さらにその後=バックルの微調整でフィット感向上、痛み痺れ皆無で絶好調
ディチューンが成功して前後の剛性バランスもバッチリ

脱ぐ時=足首脱臼しそう&甲擦りむきそう(;;)




偽術選観戦その14
2011/04/16

以前スキーのターンは、「反復横飛びみたいなもの」って書きましたが、先日、それとは真逆の(--)新たな情報がM下君より届きましたので紹介しておきます。

=要約=
S○Jでは来シーズン、ターンの呼び方を「内脚主導」「外脚従働」とし、動きは今までと同じで、ターン中常に主導権を持ってリードするのは内スキーで、外スキーはその内スキーに従っていくということだそうです。
インターシーでは内脚主導(leading inside)と外脚従働(following outside)という説明をしたそうで、これが来期のオフィシャルブックに載るそうです。

外国のスキー関係者からは「日本大丈夫か?」って声も聞こえてきそうですが、スキーをしないから「我々スポーツマンでない人」と自ら豪語して憚らないI氏に依る、これはスキーの偽術論らしいです。
さすがの○ラカワ氏も、この狂気の沙汰路線には耐えられなかったのでしょうね。

反復横飛びもそうだけど、スキーのターンに於ける身体の使い方(特に脚部)は、例えばジグザグに走る時とも似ているので、実際にやってみることをお勧めします(^^)。

普通の人の方法=右前方に跳ぶ時は左足で蹴って右足で着地する、続いて左前方に跳ぶ時は右足で蹴って左足で着地する・・・・・誰でも即座に出来ます。

変質者の方法教程(オフィシャルブック)の方法=右前方に跳ぶ時は右足で蹴って左足で着地する、続いて左前方に跳ぶ時は左足で蹴って右足で着地する・・・・・・やって出来ないことは無いですが、上体の無駄な動きを併発すること一つとっても合理性に欠けます。
この方法で、例えばコブやシビアコンディションでも滞り無く続けられるもなのか否かは推して知るべし。

「ターン中常に主導権を持ってリードするのは内スキー」と言うのは、つまり「右前方に跳ぶ時は右足で蹴って左足で着地すること」に他ならず、スキーでは時々起こるリカバリ状態なワケで、「我々スポーツマンでない人」はスキーはおろか、反復横飛びやジグザグに駆けてみたことも無いから、こんなこと言えると思うんですが、最初からリカバリ状態でどーする?ってことです。

スキー技術の根幹に係わるトコロの教程や、それを補完?するオフィシャルブックがその内容を変えるからには、当然それなりの手続きをとっているものと思われます(例えば理事会や評議員会で承認されるとか)が、まさか一個人の思いつきでコロコロ変えられているなんてことは無いでしょうね。
もしそうだとしたら、チェック機能皆無の暴走を許していると言う点で「暴走スキーに相応しい」なんて暢気なことを言っている場合ヂャなくて、スキースポーツの安全性にも係わる部分ですから、理事会や評議員会は会長人事でゴタゴタしている場合ヂャないと思いますよ。

S○Jはマヂでスキーを亡きものにしようとしているとしか思えない今日この頃・・・・。


T氏からは↓パロディーと偽術選観戦の続編Chapter 10頂きました(^^)

「アーデモネーカー」って言うと、「コーデモネーカー」って言う
「キャク」って言うと、「肩胛骨」って言う
「トップスキーヤー」って言うと、「一般大衆スキーヤー」って言う
「丸いターン弧」って言うと、「シンタイ運動」って言う
「非常に」って言うと、「・・・のような」って言う
「イイ滑り」って言うと、「・・・と思います」って言う

妄想ですか? いいえ 欺術選です    ○AJ〜


サア(^^;いってみよ〜〜〜〜
▼ Chapter 10: 準決勝 3月11日 フリー総合斜面 女子 ▼


アナ:さて、大会は、この日発生した東日本大震災の甚大な被害に鑑み、翌日の決勝競技が中止され、

効果音:ッシャキーン!

字幕:「フリー 総合斜面 ウスバゲレンデ」

アナ:準決勝終了時点での成績を総合成績として終了しました。

アナ:準決勝 総合斜面の競欺で、どうコメントすれば良いか分からなくなりましたので放送残り時間も少ないし 総合成績上位選手の滑り だけ をご覧頂きましょう。まずは総合で4位でした、新潟県の***゛* *ミ選手です。大会を通じて***゛*選手、どんな滑りだったですか?

イ:そうですね。あのー彼女はオリンピック出場経験を持つ

効果音:ピチャーン!

イ:選手ですけども、そういった意味で、えーこの欺術選にもウマク対応する欺術(←ってナンジャソリャ)を身につけて、えーーー・・・ 非常にイイ滑りを続けてきました。あの次の大会も非常に楽しみな選手ですね。

アナ:変わっては総合で2位タイ

字幕:(しかし、字幕では) 3位 (と出ている) 表彰式も無かったしどちらでもエエジャナイカ

アナ:に入りました、秋田県の**゛** *ク*選手です。

イ:えー、**゛**選手も今大会非常に好調をキープして、彼女も、おー、欺術変化の特長として非常に長い軸でスキーを押さえられる結果的にポジションも高くなり、効率よく雪面との力のやりとりが可能になって非常に推進力をむ、うー (マンボッ) ターンが実現されていますね。

アナ:さらに総合2位タイでした。新潟県の***゛* *ヤ*選手の滑りです。

イ:えー***゛*選手も、おー今回は、あー非常にイイ滑りを好調を続けています、えーこの滑りは若干エッジの角度が深く入りすぎたためにスキーの推進力若干失っていますけども、おースキーの扱い方、非常にバランス良くイイ滑りだったと思います

アナ:最後はこの種目で1位、そして総合初優勝も果たしています、新潟県の**コ **ミ選手です。

イ:はいっ。えー**コ選手、悲願の初優勝 おー成し遂げたわけですけども、とにかく彼女の欺術エン変化の中に、このポジションの変化が大きく うーー(マンボッ) 理由してると思いますね。えー、非常に身長の小さい選手ですけども、おー、非常に大きな滑り、いーに見えますよね。

アナ:いまあ、滑り降りました。この種目トップの**コ **ミが(←突然呼び捨てですか(^^;)総合1位

効果音:ズキシーン!

アナ:そして初優勝を飾っています。

(※T氏註: ここまで、この番組中(約21分間)に「非常に」というコトバが81回出現しました 祝 夢の100回も間近)
ナニやってるんだか(−−;・・・・・!


続いて毒者からは怒りのメッセイヂも届いています↓。

今日、久しぶりにSJ買いましたが、基礎スキー、凄いことになってますね!
妄想に現実を整合させようとすると、あんな風になるんですね!!!
ってかさぁ、まず、危ないから前向いて滑れって。
ぶっちゃけ、(洗練された滑りか否かともかく)外向・内向姿勢そのものに力学的意味がないんだから、少なくとも指導員たるもの前向いて滑れって。
首だけ捻ってんじゃねぇ、エクソシストかぁ???
前向かないとマジで危ないからさ。
基礎スキーの谷回りノーコンで点数ウナギ登りってか?
傾くために腰の外向とらないから内足荷重過多、
更に脇スースーするくらい伸ばして外足荷重ナッシングで放物線落下ってか?
ノーコンでボーソーすることを「推進力がある」だって(驚愕
推進力使ってワールドカップで10秒差くらい付けて勝ってこいよ、脇スースーさせてさ。
そーしたら認めてやるよ。
マジで危ないからお前らね、オレやオレの子供が死ぬ前に。
オレの子供が基礎スキーヤーに当てられたら
野ぶっす、マジでぶっす。

○は過激なので伏字としましたが、マサカK氏までSJ買うとは!・・・・そっちの方が驚きだったりして(^^;




大惨に思うこと
2011/04/15

たまたまスキーを生業とする集落に育ち、発展の掛け声と共に半世紀以上が過ぎた今、時にはそれに流されまいと過ぎていった時間は、昔思い描いた未来に辿り着く為に、はたして意味のある使われ方をして来たのだろうか?

当時の夢や希望は発展と言う名の混沌に、その姿かたちを変えらずにいたのだろうか?胸を張って今「これがそうだ」と言える未来に立つ事が出来たのだろうか?それとも未だ途上なのだろうか?

3・11未曾有の震災は、少なくとも唯物的価値の意味を再考させるには十分過ぎるものだったから、もしも私の周りにある容あるものが失われたとしたら、跡に残された精神の質や豊かさは、はたしてかつて描いていた未来に相応しいものだったと、劣化はしていなかったと自信を持って言えるのだろうか?。