ペンション ミンティー
〒399-9301 長野県北安曇郡白馬村みそら野
ペンション ミンティー
TEL:0261-72-5345
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ミンティー日記   ダイアリー2  2007年3月〜2009年9月
■2009年9月

● 9月16日(水) 曇り時々晴 「七倉岳の船窪小屋」

今年も針ノ木雪渓から針ノ木岳を踏んで蓮華岳、北葛岳、七倉岳のコースを歩きました。

12日の雪渓歩きは、残念ながら雪の上を歩くところは無く、すべて巻き道でした。
13日は、風雨が収まるのを待って、針ノ木岳を往復。そして、蓮華から船窪小屋に
向け出発。凄く寒いと思ったら、やっぱり蓮華の頂上には吹き溜まりに雪がありました。
写真だけ撮って2798mの蓮華の頂上から急いで下りました。

船窪小屋は、いつものように手作りの料理と素朴なもてなしで暖かく迎えてくれました。
今年は、小屋のサポーターの人たちが作った歌のDVDも見せてもらいました。
山と船窪小屋とお父さんお母さんを詠ったなかなか良い歌でした。

13日の夜から14日の午前中は快晴で天の河や周りの山々が綺麗でした。

■2009年8月

● 8月23日(日) 晴れ 「剣岳カニのタテバイ」

この夏に向けて「剣岳 点の記」がロードショウされ、人気をはくしている
らしい。 その影響で例年に無く剣岳の人気が出て、登山者が多いらしい。

しかし、私が登山ツアーのガイドで出かけたのは、10日と11日でした。
10日は雨で登山者の姿も少なく、剣沢小屋も混んではいませんでした。
もっとも、今シーズン新築オープンとなった剣沢小屋の営業方針で、定員70名
で詰め込みはやらないとの事です。山に負荷を与えないようにと。

山の天気は行ってみないと分からない!午前3時30分に小屋を出発する時は
満天の星空で快晴。それでも高山のこと時折ガスや霧雨の様な時もありましたが、
天気に助けられ、全員無事登頂し、室堂まで下山出来ました。
本日の歩行時間は12時間でした。

● 8月1日(土) 曇りのち雨 「オオツガザクラ」

7月25日から27日の3日間山のガイドをしてきました。
連日の雨で皆さんだいぶ消耗したみたいで、可哀想でした。
栂池から白馬岳を超え白馬山荘で1泊。2日目は、白馬岳から
雪倉を超え朝日岳へ。この日の歩行時間は10時間。前半は快適でしたが、
朝日岳の登りで雨に叩かれ辛かったです。3日目は蓮華温泉に下る予定
でしたが、夜半雨が強く降っていたので、安全策として北又へ下山。

雪倉は花が大変綺麗に咲いていたのが、みんなの慰めでした。

果実の実らないツガザクラとアオノツガザクラの雑種のオオツガザクラ。
あまり見かけないのでデジカメで撮ってきました。

悲しいのは、この山行でデジカメを駄目にしてしまいました。クスン。
■2009年6月

● 6月22日(月) 雨 「梅雨の雨上がり」

昨日は、前日の夜からの雨が朝になっても降り止まなず、せっかくの
日曜日だったのに、屋外で観光や活動する所の多い白馬ではちょっと
残念な天気でした。

「八方尾根、初夏の花散策トレッキング」も、お客様と相談の結果
中止に致しました。 蛇紋岩が滑りやすいので、雨の日は危ないのです。

午後には雨も止んで来ましたが、何か出鼻をくじかれたような感じ?
それでも、ふと見ると青空が出て、白馬乗鞍と天狗原が顔を出していました。
田圃の稲も大分大きくなり、青々として目にしみます。

● 6月21日(日) 曇り 「三峯様」

大町山岳博物館友の会で「塩の道を歩く\」〜平岩より下寺へ〜が、
20日(土)に行われました。
歴史や地質の先生方の解説を聞きながら、平岩〜葛葉峠〜湯原〜
下寺までの10.3kmを7時間ほどかけて歩きました。

塩の道は、旧国道であったり山坂道であったり里の道であったりで
したが、この間は思ったよりも良く整備されていて、花もあり楽しく
歩けました。
下寺の手前の城ノ越と言う開けた所の高台にこの「三峯様」がありました。
毎年、埼玉の三峰神社より神札を請け、カヤを円錐状にした簡素な社殿を
三社作り、火伏せや盗難除けのために祀られているとのことです。
階段を上がってパッとこれが見えたときは、チョット驚きました。


● 6月16日(火) 曇り 「ギンリョウソウ(別名ユウレイ茸)」

植物ばかり続きますが、イチヤクソウ科の腐生植物のギンリョウソウです。

昨日、大町の山岳博物館主催の「一等三角点見学会」が行われました。
総勢13人で、そばで有名な新行から登り始めましたが、途中頂上に登る
道が分からなくなり、藪漕ぎをすることになりました。
薄暗い林の中で白く綺麗に咲いていたので、思わず写真に撮ってきました。

一等三角点は、三角測量で正確に地理をはかり地図を作るための基になる
地点を設置するために、明治から大正時代にかけ全国に972点設置された。
おかげで、大正4年頃から登山にも地図が使えるようになったそうです。


● 6月14日(日) 曇り 「トキソウ」

日も今日も、確か信州も10日に気象庁が梅雨入り宣言をしてから
梅雨のような天気になりました。で、ホロムイソウを見たくて毎日親海湿原に
行ってはスコープで観察しています。

今年は暖かで全てが早く咲き始めています。おかげでホロムイソウの花を
今年もしっかりと写真に撮る事が出来ませんでした。残念!!

でも、トキソウ(ラン科)が例年より早くも最盛期を迎えています。
2〜3日前に1つ咲いている2つ咲いていると、数えていたのに、もう今日は
一面トキソウだらけで(チョットオーバーかな?)、今や希少種なだけに
感激しました。 明日も見に行きます。



● 6月12日(金) 晴れ 「南極のオーロラ」

第50次南極観測隊隊員の井口まりさんから時々メールを頂きます。
先日、苦労してやっと撮影に成功したとの事で、このオーロラの
写真やその他の南極で遊んでいる?写真を送ってきてくれました。

感度や露出、ピントを暗い中であわせる難しさで、なかなか上手く
写真に撮れなかったそうです。
白いオーロラではつまらないし。 やっとこの日は、マイナス20℃の中
寒さに耐えて頑張ったそうです。 緑色にピンク色も出たそうです。

う〜ん、なんだか私も南極に居るみたいな感じになりました。

● 6月11日(木) 雨のち曇り 「栂池自然園」

昨日、栂池自然園へ行ってきました。確か去年の今頃は、この入口辺りも
雪が残っていて、所々雪が融けた箇所にミズバショウがいくつか
咲いていたように記憶しています。

ですから今年は、一面に咲くミズバショウを堪能してまいりました。

でも実は、この自然園はロールウエイで上がって来るんですが、ゴンドラリフトを
降りてロープウエイ乗場へ歩く途中に栂の森湿原があるんです。
この時期は、こちらの方が沢山の種類の花が楽しめるんです。
殆どの人は素通りして行かれますがね。

● 6月2日(火) 晴れ 「今日も八方池」

日は仕事で八方池まで行ってきました。
朝から晴天で気温も随分上がったようですが、標高2060メートルの
八方池は、風が吹くと寒いくらいです。

見えますかね?ベンチがある辺りは氷が融け水面が出ているのが!
昨日は今日に比べると天気も曇りがちだったので、人は少なかった。
八方池周辺も結構風があり寒かった。
でも頑張ってじっとしていたら、クロサンショウウオが5匹も出てきた。
今日は残念ながらクロサンショウウオを見ることが出来なかった。

まだ雪と氷で覆われている池の上からパチリッ!

● 6月1日(月) 曇り時々晴れ 「八方池」

週末は天気が悪くなりましたが、やっと雲は多いものの山も見え
その辺まで登ってみようかと思いました。

とは言っても、明日の白馬マイスター企画の「八方尾根初夏の
花散策トレッキング」の下見でもあったんですが。

今年は、降雪量が少なかったし気温が上がり雪解けのスピードも
早かったように思います。
例年より早く花が咲いていました。特にタテヤマリンドウ(ハルリンドウ)
がリフトの足元や斜面一面に。また可憐なユキワリソウが淡いピンクの
花を咲かせていました。
今日は、大変静かで気持ちの良い山歩きが出来ました。

■2009年4月

● 4月15日(水) 曇り時々晴れ 「九州の山」

4日に甥っ子の結婚式が小倉でありました。
なかなか九州には行けないので、この際九州の主な山を登ろうと
車で行くことにしました。ETCだと片道2100円で行くことが出来ました。
6日の開門岳から始まり、韓国岳・高千穂峯、阿蘇山、祖母山、久住山、
そして11日の湯布岳まで6日連続の登山はきつかったです。

大阪生まれ育ちの信州人としましては、九州は大変興味深い所でした。
温泉が多くて山を登った後の一番の楽しみでした。しかし、食堂や店が
5時には締まってしまい、食料の調達にはチョット苦労しました。

今度は観光でゆっくり廻って見たいですね〜。
■2009年3月

● 3月1日(日) 晴れ 「お見送り」

昨日今日と良い天気になり、私達もほっとしております。
今朝お帰りのお客様のお見送りに出てきたところを1枚パチリッ!
しかし、映っているのはミンティーおばさんだけでした。 ま!いいか。

昨夜は、ノルディックスキー世界選手権大会の純ジャンプの男子団体で
日本チームが3位の銅メダルに輝きました。
また、昨日はジャンプと距離で争う複合団体で見事14年ぶりの優勝で
金メダルを獲得しました。 この4人の中で三番手を走った渡部暁斗君は、
白馬村みそら野の出身なのです。

近所や身近な人がヨーロッパや南極で活躍しているのを見ると、
大変嬉しいし元気をもらえるよね。

白馬 ペンション ミンティー
■2009年2月

● 2月12日(木) 晴れ 「善光寺灯明まつりライトアップ」

昨夜、第6回長野灯明まつり(2月7日〜15日まで)に行って来ました。

善光寺表参道の石畳には「平和」〜本当に大切なものをテーマに
寄せられた多くの「灯り絵常夜灯」という切り絵を灯篭にした作品が
ろうそくの灯りで柔らかく浮かび上がり、とても幻想的でした。

次にオレンジ色で照らし出された仁王門。 そして、五色に変化して
照らされる山門を過ぎると、正面が紅くライトアップされた本堂が現れます。
大変な人出で賑わっていました。
女房が、「こんなに人が来るなら毎晩やればいいのに」と言っていましたが
それは違うだろう・・・・ですよね。



● 2月7日(土) 快晴 「47スキー場 かまくらフェスタ」

早朝は、放射冷却で随分冷えました。そのぶん快晴で朝から北アルプス
の山々はモルゲンロートに輝き綺麗でした。

本当は夕方から夜にかけてが、灯篭に灯がともり、花火が打ち上げられて
一段と幻想的で綺麗なんでしょうが、日中は豚の丸焼きに行列が出来て
いました。
ただ、雪不足で例年より「かまくら」が小さいのと、土等が混じりチョと汚た
感じでした。 担当者の方も、それで融けるのが早いみたいだとおっしゃて
おられました。
私も「豚の丸焼き」を食べたかったけれど、この行列じゃね〜!


● 2月5日(木) 晴れ 「かつ玄」

もう20年近くになるのかな?ミンティーに通うようになって。
そんな常連さんの花村夫妻と初めて外食しました。
本当は、昨年末の誕生日に引っ掛けて、この松本の「かつ玄」か、
村の「庄屋丸八」に行こうと思っていました。しかし、
他にもお客様がお泊りになられましたので断念。

コース料理は、懐石を楽しんだ後にボリュームたっぷりのトンカツが!
全員大満足致しました。
古民家で落ち着いた雰囲気と室外のトイレ・・雪隠がまた良い。

またどこか一緒に食べに行きましょうね!

■2008年11月

● 11月13日(木) 曇り 「新雪の白馬槍ヶ岳と八方尾根」

今年は夏が天気に恵まれなっかったんですが、その分秋になって
晴天続。紅葉も素晴らしいです。

10日に退院して、おかげ様で順調に回復しています。
毎日晴天で紅葉も山も素晴らしいので、本当は山に登って写真を
撮りたいのですが、そうもゆかずうじうじしています。

今朝は、5時前に起きてモルゲンロードに輝く白馬三山を撮ろうと
意気込んで起きたら、まだ真っ暗で、チョット早すぎたな〜と思い
もう一度寝て目が醒めたらすっかり日は登っていました。ガッカリ!

● 11月12日(水) 曇り 「懸垂下降」

成20年度「登山案内人研修(実技)」の記録がメールで送られて
きました。その中にたまたま私の写真も何枚かありました。

これは、大町運動公園のクライミングウォールの横の壁で色々な
ザイルワークの練習をしていた時の写真のようです。

この後フィックスロープの張り方やショートローピング等の練習をやり
和気藹々の中にも緊張感を持ってガイド技術の研鑽に勤めました。

午後から急に寒くなり、みんなで「山は雪だね!」と言いながら
本日の課題を黙々とこなして参りました。

これは10月29日のことでして、この後31日には膝の手術を受け、
11月10日には無事退院いたしました。
■2008年10月

● 10月29日(水) 曇り 「ミンティーも紅葉」

26日(日)の昼前から風が出て冷えるな〜と思ったら
やっぱり山の上のほうは雪になっていました。

ミンティーの前の「ウワミズザクラ」も紅葉がきれいだなと
思っていましたら、日曜日に吹いた風で随分と散ってしまいました。

今日は、山のガイドの研修で大町運動公園のクライミングウォールと
仏崎の人工岩場で訓練をしてきます。
日に日に気温が下がります。連日の株価のように!


白馬 ペンションミンティー
● 10月11日(土) 雨のち曇り 「仙人池の紅葉と裏剣」

室堂〜剣沢〜真砂沢ロッジ(泊)、二股〜仙人池ヒュッテ(泊)、
池の平往復、仙人池ヒュッテ(泊)、雲切新道〜阿曽原温泉小屋(泊)、
仙人ダム〜下の廊下〜黒四ダムを歩いてきました。

真砂沢ロッジの佐伯成司さんには大変良くして頂き、仙人池ヒュッテの
ばあちゃんは、相変わらず明るくお元気で楽しませてくれました。
阿曽原温泉小屋の佐々木泉さんや大仏さんが、いつものようにもてなして
下さいました。紅葉も大変素晴らしく、時期としてはドンピシャでした。
只、下の廊下は、黒部別山谷周辺にまだ氷のブリッジやブロックが
残っているので、高巻きを強いられ大変でした。
今日は、前線が通過して、剣岳辺りの高山では雪になりそうです。

● 10月5日(日) 曇り 「雨飾山頂から見た笹平の紅葉」

昨日4日(土)に百名山のひとつ雨飾山1963メートルに登って
きました。秋のシーズンは特に混む日が多いので、駐車場も
登山道も山頂も混みます。
百名山の放送が始まるまでは本当に静かな山だったのに、
今はその面影がなくなってしまった感じがします。

急勾配の続く登山道は、雨や雨上がりの日などは大変滑りやすく
ズボンをドロドロにして下ってくる登山者が多いんですが、本日は
大変登山道の状態も良く快適でした。
紅葉もまずまずでしたね。

● 10月3日(金) 晴れ 「栂池自然園展望湿原の紅葉」

栂池高原の栂池パノラマウェイから本日の様子が写真で送られて
きました。
どうやら例年より1週間ほど早いとか言ってますが、こちらの山では
いつ何時雪が積もってもおかしくない時期ですから、紅葉の盛りを
迎える頃には、それを蹴散らかすように新雪が積もり三段紅葉が
楽しめます。
2000bの栂池自然園の紅葉を楽しみに行く時は、ちょっとした
防寒着をお忘れなく。
ちなみに、ミンティでは1週間ほど前から夜になるとストーブを
焚いています?ストーブで暖をとっています。2 ROOM
■2008年9月

● 9月16日(火) 晴れ 「北葛岳山頂」

1週間前の天気予報では雨予報でしたが、幸い晴天に恵まれ
素晴らしい山行になりました。

標高2551bの北葛岳山頂から標高2820bの針ノ木岳と
2536bの針ノ木峠にある針ノ木小屋、そして、右手には標高
2798bの蓮華岳が綺麗に見えました。

後は200bほど下り150bほど登り返せば七倉岳山頂です。
船窪小屋はもう目と鼻の先です。
船窪小屋に着くと鐘とスイカの歓迎を受け、テラスで手作りで
盛り沢山の夕食を頂き全員大満足致しました。
この日は、夕食後船窪小屋の常連さんによりアコーデオンとフルートの
演奏会もあり、山小屋での素敵な一時を過ごせました。

■2008年8月

● 8月21日(木) 曇り時々雨 「八峰キレット」

17日から19日の3日間で八方尾根〜唐松岳〜五竜岳〜八峰キレット
〜鹿島槍ヶ岳〜爺が岳〜扇沢のコースを歩いてきました。

17日は小雨。18日は快晴で、キレット小屋の前で黒部の谷の向こうの
剣・立山を眺めながらの昼食は、腹も胸もいっぱいになりました。

19日は、明け方から強風、7時頃から雨混じりになり、9時頃には
大雨になりました。11時に全員無事下山。 
しかし、携帯が雨水で濡れて壊れてしまいました。

19日は、白馬大雪渓で土砂崩落があり、野間洋志君が巻き込まれて
亡くなりました。山とスキーをこよなく愛した優しい青年でした。
心からご冥福をお祈りいたします。

● 8月15日(金) 曇り時々雨 「ミンティー」

白馬でも連日蒸し暑い日が続きましたが、昨日は午後3時半頃から
雷雨となり、久々に涼しくなり過ごしやすくなりました。

今年は晴天が長続きせず、天気が不安定です。山登りやトレッキングに
出かけるお客さんたちのことが心配になります。あまり無理をせずに
安全第一で無事下山して頂きたいものです。

2〜3日前から、夜になると秋の虫が鳴き始めました。
そろそろ夏の暑さも峠かな?と思いながら耳を傾けています。

白馬 ペンション ミンティー

● 8月13日(水) 曇り時々晴れ 「唐松山荘」

今年は例年に無く楽なガイドをやっています。
この唐松山荘にガイドとして泊まるのは10年ぶりかな?

毎年、白馬岳をはじめ穂高、剣、南ア、中央アや近県の山の
ガイドをしていましたが、今年は今のところ唐松・五竜・鹿島槍
だけです。
盆があければ少し違った山も歩くつもりですが、今年はのんびりと
やるつもりです。
唐松山荘も五竜山荘も種池山荘も冷池山荘も何時もいっぱいで
登山者には人気のコースなんですね。
それにしても、山の上も寒くないですね、今年は。

■2008年7月

● 7月22日(火) 晴れ 「爺ヶ岳南峰から見た鹿島槍ヶ岳」

19日は晴天に恵まれ、高山植物を見ながら唐松岳・牛首の鎖場・
大黒岳・白岳・五竜山荘と気持ち良い稜線歩きを楽しみました。

20日は、いよいよ今回の核心部五竜のG4・G5からキレット小屋、
そして、八峰キレットから鹿島槍ヶ岳吊尾根までのルートです。
残念ながら、この日は霧雨状態で視界は無くカッパ着用で、岩場・鎖場
とも滑りやすく、時間が掛かってしまいました。
でも無事に通過出来鹿島槍ヶ岳南峰でホッとする。

21日は、爺が岳に着く頃からガスが晴れ、やっと昨日登った
鹿島槍ヶ岳や槍・穂など、周りの山々がよく見え、しばし見とれる。
後は扇沢まで延々下るのみ。


● 7月12日(土) 曇り後晴れ 「白馬岳登山基地の猿倉」

今年もいよいよ夏山シーズンが始まりました。
登山のお客さんを乗せ、猿倉に来たところ、丁度松電バスと一緒に到着。
バスは、満席だったみたいで、大勢の登山者が降りてこられて、その前に
着いていた観光バスやマイクロバスの登山者とで、猿倉は賑やかでした。
やっぱり朝の6時〜7時辺りが一番混み合う時間なんでしょうね。

昨夜降った雨も今朝は上がり、天気のほうも徐々に良くなりそうです。
今日から馬尻小屋も営業を始めます。来週19日からは松電のバスも
土日だけ出なく、毎日運行されます。
■2008年6月

● 6月28日(土) 曇り 「TLM50」

今年のGWに近所の別荘をお持ちの東京の長谷川さんから頂いた、
「TLM50」がやっと治って戻ってきました。
エンジンが動かなかったので分解清掃、バッテリー交換、エアー
エレメントは、網で応急処置(部品入荷待ち)その他あちらこちらの
部品交換や分解清掃をしていただいて、快調に走るようになりました。

二十数年前のバイクなので、電気系統が弱っているようで、ウインカーが
点滅しないとか、ニュートラルランプがつかないとか、ホーンが鳴らない
等不具合もありますが、とりあえず元気に走ってくれました。

ほずみ自動車の宮島さんが、欠品の部品を代用や手作りで作って
くれたりと面倒を見て頂きました。かんしゃ感謝です。

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● 6月25日(水) 晴れ 「トキソウ」

年は、このトキソウが例年以上にたくさん咲いていたんですが、
仕事で廻っていると写真が撮れないので、午後4時ごろ「親海湿原」に
スコープとデジカメを持て行きました。

午後3時辺りから咲き始め夕方には閉じてしまう花「ミズオトギリ」を
探すのと、県内ではここにしか咲かない「ホロムイソウ」をスコープで見る、
そして、この「トキソウ」をデジカメで撮る事でした。

「ミズオトギリ」は、まだ時期が早すぎて、花は無かった。
「ホロムイソウ」は、もう既に実になっていました。
「トキソウ」は、たくさん咲いていて写真を撮る事が出来ましたが、
小さな花なので、心ない人が、写真を撮るために木道から降りた
踏み跡があったのが残念でした。


● 6月22日(日) 曇りのち雨 「不帰から見た唐松岳」

16日〜19日の4日間、日本山岳ガイド協会の資格更新研修が、
唐松岳と不帰(かえらず)周辺のクサリ場や残雪の上で行われ
ました。
3年に一度、この資格更新研修を受けなければいけないんですが、
右膝の半月盤を手術した後なかなか元の様には歩けず、大きな荷物を
背負っての登行や厳しい訓練に耐えれるか心配でした。
4日間とも梅雨の中休みだったのでしょうか?ピーカンでした。
おかげで、寒くはなかったんですが、真っ赤に焼けてしまいました。

大変有意義な研修会でした。夏の登山シーズンに向け、身体を
つくってゆかないとね!


● 6月6日(金) 曇り 「親海湿原」

昨日の午前中、まだ雨が降り出す前に、久々に親海湿原と姫川源流を
歩いていました。
湿原を真っ白に染めたミツガシワが終わって、今は、カキツバタの青と
サワオグルマの黄色がとても綺麗でした。

源流は、バイカモが綺麗でした。また、ケナシヤブデマリ、ヒロハゴマギ、
ミヤマガマズミ、ハナイカダ、ツリバナなど目立つ花も目立たない花も
派手に地味にそれぞれ綺麗に咲いています。
また、オオヨシキリが「ギョギョシギョギョシ」とひときは大きな声で
さえずって長閑さを誘います。


● 6月4日(水) 晴れ 「ムラサキツユクサ」

小川のほとりで咲いていたムラサキツユクサです。
お馴染みの、比較的小さな花を付ける青いツユクサと違って、
北アメリカ原産で青紫色の比較的大きな花を付けるムラサキツユクサは、
アヤメやカキツバタほどではないけれど、大変よく目立つ綺麗な花です。

この時期、村内を歩くとたくさんの野草に出会います。
オドリコソウ、ナズナ、キケマン、アマドコロ、レンゲツツジ、チゴユリ、
ギンラン、シラン、オオヤマフスマ、フジ、ミズキ、ヒロハゴマギ、ツリバナ、
ハナイカダ・・・等々、枚挙に暇がありません。 里は静かで良い季節です。


■2008年5月
● 5月29日(木) 雨のち曇り 「大出の吊橋」

ここは、姫川が流れる大出地区、「大出の吊橋」で有名です。
昨日は、この公園や姫川沿いで植樹祭が行われていました。

写真ではバックの残雪を頂いた北アルプスの山々がよく見えませんが、
清流とそれに掛かる吊橋、新緑の木々と残雪の北アルプスは、
写真や絵画の絶好のポイントのひとつです。
この日もたくさんの人達が、キャンパスに向かって黙々と絵を描いていました。
長閑な里の白馬です。


■2008年4月

● 4月26日(土) 曇りのち雨 「ミズバショウ」


久々のアップですが、右膝半月板の手術を9日に終え、やっと
屋外を歩けるようになりました。

この時期は、南から渡り鳥が渡ってくる時期なので、毎年探鳥を
楽しんでいます。 ここ「落倉自然園」もキビタキ、サンショウクイ、
オオルリ、クロツグミ、ノジコやニュウナイスズメなどがよくウォッチング
出来るポイントです。この日は、20種類ほどの野鳥が観察出来ました。

「落倉自然園」と言えば、白い仏炎苞が2枚付く落倉ミズバショウが
有名ですが、ご覧のように沢山咲いている中にいくつか見ることが
出来ました。
コブシや桜も咲き始め、白馬もうららかな春がやってきたようです。

● 4月7日(月) 曇りのち雨 「そば打ち体験」

のうは、みそらの観光組合の総会が、「岳の湯」で行われました。
今は恒例となりましたが、そば打ち体験が総会の前に行われます。
各テーブルごとに別れ、約50分ほどかけてそば粉を捏ね、伸ばし、
切ってゆでるばかりに仕上げます。

これを総会が終わると、皆で、どのテーブルのそばが美味しく出来たか、
お互いに食べ比べながら、うちのが美味しいだの、これの方がもっと美味しい
だのとワイワイ言いながら食べるのが旨い。

でも、そばは生き物だと言いますが、本当にどれも味が違うんですね。
次回は新そばの季節、11月の予定です。


■2008年3月
● 3月10日(月) 曇り 「北アルプスの山並み」

長野県警のお巡りさん(4月から塩尻警察署長になられる偉い人)で、
長野県やその周辺の山に登って、登山道の見取り図を書きしたためて
いらっしゃる中嶋豊さんの講演が、大町山岳博物館で行われました。

私は、少し送れて行きましたが、山登りを続けていられるお巡りさんらしく
山のマナーや事故防止の話、山の楽しみ方、その後の資料の作り方など、
多岐にわたり楽しいお話を聞くことが出来ました。

帰りに大町山岳博物館の前からの眺めを写真に撮ってきました。

信州山歩き地図(マップ)

■2007年10月
● 10月14日(日) 晴れ 「 八方池 」

昨日の13日(土)に扇の雪渓まで登ってきました。
久しぶりに八方尾根の自然散策ガイドの依頼が来たんですが、
最近八方尾根は歩いていなかったので、カメラを持ってゆっくりと
紅葉の様子や山の風景を楽しんできました。

土曜日とあって、五竜岳へ登るお客さんたちをゴンドラ乗場へ送って
行ったときには、結構な人出があり、1時間も前から行列が出来初めて
いました。
今年は、猛暑で紅葉も遅れているしどうかな?と思っていましたが、
八方池周辺は、それなりに綺麗でした。
● 10月4日(木) 曇り 「 奥穂高岳 」

久しぶりのアップとなりましたが、赤牛岳の帰り、デジカメを雨の中で
使っていたら電源が入らなくなり、故障してしまいました。
仕方が無いので知人のデジカメを借りて山に持って行きましたが、
慣れないカメラは、上手く撮れませんね。
今度はUSBがおかしくなり、デジカメの写真がパソコンに取り込めなく
なり、しばらく途方にくれていました。
本日治り、久々に写真を載せることが出来ました。

奥穂高岳の頂上から雲海に突き出たジャンダルムと西穂高の稜線
を撮りました。
今年は、猛暑のせいで涸沢の紅葉も今ひとつでした。これから気温が
下がれば綺麗な紅葉が見られることでしょう。

■2007年9月
● 9月15日(土) 曇り 「 剣岳山頂 」

しぶりの剣岳でした。一般の登山で登る山の中では、岩場ばかりで
カニの横ばいや縦ばいで代表されるように、何箇所ものクサリ場や
梯子を登り降りしなけれならない、なかなか簡単には登れない山です。
いつの間にかツアーで登る人達は、全員セルフビレーをとって登るように
なっていました。
私のお客さんは、今回お一人だったので、ショートロープで登りましたが、
登山者の多い時は、そんな事は出来ないので、連休前でラッキーでした。

次は、鹿島槍ヶ岳に行ってきます。
● 9月11日(火) 曇り 「 空木岳山頂 」

回は、東京毎日さんのツアーのガイドで木曽駒ガ岳〜宝剣岳〜空木岳
の歩いてきました。全般的には天気に恵まれなかったものの、10日の
空木岳山頂に着いた頃から池山尾根を下ってバスに乗り、温泉から
上がるまでは、幸いな事に晴天に恵まれ、バッチリ山が見えました。
せっかく大変なコースを歩いたのに8日も9日も何も見えなかったんです。
でも最終日に今まで歩いてきた山々が見渡せ、皆さん満足そうでした。
空木岳は、想像以上に手強いコースだったと、皆さん言っていました。
私もそう思います。
● 9月6日(木) 曇り 「 赤牛岳山頂 」

8月27日、折立から入り、太郎小屋でお客さんと合流し、薬師沢小屋で
1泊。 翌日は大東新道から高天原小屋に泊まり、雨に叩かれ冷えた
身体を温泉で温める。 3日目はいよいよ今回の山行の核心部、温泉沢
から水晶と赤牛の中間部にある温泉沢の頭に登り、赤牛岳山頂へ。
赤牛岳山頂で登頂記念写真をパチリ!
さて、これからの奥黒部ヒュッテまでの読売新道が大変でした。
この日の歩行時間は、13時間半でした。でも奥黒部ヒュッテも山小屋なのに
お風呂があり、疲れが取れました。 4日目も10時間かけて黒部ダムまで
歩く事になりました。 疲れたけれど良い山行でした。
● 9月5日(水) 曇り 「 黒部五郎岳山頂 」

8月18日に登った黒部五郎岳の頂上から、赤牛岳方面を撮った写真です。
16日に新穂高から入山し、双六小屋、三俣山荘と泊まり、ゆっくり山を
楽しみながら登りました。6日間とも天気は上々で、この上も無く最高の
山になりました。
頂上に着いたのは、1時前でしたが、それまで稜線にかかっていた雲が
無くなり、素晴らしい展望を楽しむ事が出来ました。
■2007年8月
● 8月10日(金) 曇り 「 鹿島槍ヶ岳 」

午前5時09分日の出直後の写真です。
朝焼けで紅く輝く五竜岳G2の岩峰の向こうに、綺麗で独特な
山容の鹿島槍ヶ岳が綺麗に朝日を浴びて、どっしりと構えていました。

9日は、快晴で随分と遠くの山々が綺麗に見え、久しぶりに気持ちの良い
稜線歩きを楽しむ事が出来ました。
丁度、NHKの「ちいさな旅」の収録をしていて、うちのクラブツーリズム
のお客さん達が、五竜山荘での夕食風景や五竜岳山頂でインタビューを
受けていました。9月上旬に放送されるとの事でした。 見なきゃ

■2007年7月
● 7月25日(水) 晴れ 「 白馬三山 」

昨日は、天気予報がはずれ、午前中が雨になってしまいました。
猿倉の「夏山相談所」の担当日で、登山者に登山カードの記入と
この日の登山者の内訳を作成するのが仕事でしたが、結構強く雨が
降り、気の毒でした。

昨日は、毎年担当している学芸大付属大泉中学の学校登山の日でした。
久しぶりの快晴で白馬三山をはじめ、雨飾、妙高、浅間山、八ヶ岳、富士山、
甲斐駒、北岳、千丈、南アルプスの遠くの山々まで綺麗に見えました。
しかし、登山するにはちょっと日差しがきつくて疲れました。
● 7月21日(土) 曇り 「荷上げのヘリ」

8日の朝6時に荷上げのため飛んできたヘリです。
泊まっていた部屋の直ぐ目の前で荷上げ作業をしていたので、
窓からパチリ!飛んでいるヘリを真横から見るなんて、そうそう無いよね。

前日はガスがかかるなか、大雪渓を落石に注意をしながら恐る恐る
登ってきました。山も殆ど見えなかったのに今朝は山が見えました。
白馬山荘もまだ梅雨が明けないせいでしょうか、登山客が少なく
閑散としていました。
● 7月1日(日) 曇リ 「いつもの牛しゃぶパーティー」

まいどお馴染みの赤田夫妻と、新メンバーのヒロちゃんです。
7月になったと言うのに{しゃぶしゃぶパーティー}とは。。。是如何に?
いつもの如く、山野草・高山植物・樹木等話題は付きません。次回には、
ヒロちゃんの(なんちゃって、富士登山初体験レポート)のお話が聞けそうです。

赤田夫妻が、(マタタビ)を一枝持って来てくれました。
白い素敵な花が咲いてます。明日、マタタビの葉っぱを、どこかの猫で
試してみるつもりです。噂通りでしょうか?


ペンション ミンティー
■2007年6月
● 6月24日(日) 曇りのち雨 「ホロムイソウ(幌向草)」

ロムイソウ(ホロムイソウ科ホロムイソウ属)
北海道の幌向で最初に見つけられたのにちなみ幌向草と名づけられた。
山地から高山の湿原に生える多年草。
県内では、ここ親海湿原にだけ生育する。 
隔離分布することや生育数が極めて少ない貴重種なんです。

親海湿原の木道から10bほど離れた所に、高さ十数センチの草なので、
三脚に20倍のスコープを付け、デジカメで撮影しました。
この花は、あまり目立たず、写真は、袋果が3つ付くホロムイソウの実です
● 6月21日(木) 曇リ時々晴れ 「白馬尻小屋」

12日(火)から始まって、20日(水)で8日目になります。
登山道や山小屋周辺の雪もだいぶ融けてきました。
天気も何だか悪くはないし、毎日17〜18人で取り掛かっているので、
小屋作りは順調に進んでいるようです。
この白馬尻小屋の今シーズンの営業は7月5日からだそうですから、
余裕で間に合いそうです。
● 6月17日(日) 快晴 「オオルリの雛」

親海湿原で営巣中のオオルリの巣の中にあった5つの卵がその後
どうなっているのか大変心配でしたが、やっと今日確認する事が
出来ました。
何と!巣の中には5羽の雛が孵っていました。
写真は、ぶれていますが、雛や巣の近くに居る親鳥になるべくストレスを
与えないように素早く、そして、ストロボを焚かずに撮影したからです。
嘴を大きく開けた雛も下に居る雛も、声も出さず皆じっとして動きません。
多分、幼いながらも親と外敵との区別がつくのでしょうね。
● 6月14日(木) 曇リ後雨 「白馬尻小屋」

天気予報によると今日は昼頃から雨になるとのことでしたが、予報どおり
昼前には雨になりました。
雨が降る前に大急ぎで屋根を葺いて本日の作業は終了しました。

写真は、昨日の資材の荷上げに来た、東邦航空のヘリです。
先日、槍ヶ岳山荘で荷上げ作業中墜落したヘリと同型機です。
勿論別のパイロットですが、国交省の指導があったのか、今回は
いつもより丁寧なというか慎重な操縦でした。
● 6月13日(水) 曇リ時々晴れ 「白馬尻小屋」

今朝6時前に起きて、何だか暑いな〜と感じました。
いよいよ白馬も夏がやって来そうな陽気です。

御殿場からは車を降り歩いて行きますが、大雪渓の末端まで来ると
涼しい風が吹いてきます。 いや〜気持ち良いこと。
白馬尻小屋は、まだ雪の中です。 おかげで今日は救われました。
涼しいというより、じっとしていると寒いくらいです。
2日目が終了して、トイレの屋根と壁、本棟の柱、梁、垂木が組み終わり
ました。
● 6月10日(日) 曇リ時々雨 「ヤナギトラノオ」

白馬マイスターの仕事で八方池まで行く予定でしたが、八方池山荘から
上部は雨になり風も吹いていたので、巻き道から直登ルートに出たところで
雷の心配もあるので引き返しました。
その後時間もあるので、姫川源流と親海湿原へ行くことに。
親海湿原は、カキツバタの紫色、サワオグルマの黄色、サギスゲの白が
目立ってきれいでした。
この寒冷地の湿地に生えるヤナギトラノオも沢山咲いていましたが、
花穂が葉に隠れるようについているのであまり目立ちません。
しかし、これがサクラソウ科とはね!
● 6月6日(水) 晴れ 「オオルリの卵」

また今年もオオルリの卵を見つけました。
お客さん達と一緒に立ち止まり、小さな花を覗いていると急に小さな鳥が
その近くから舞い上がりました。
おや!と思いその辺りを覗いてみると、ありました、ありました!

一昨年もオオルリの卵を見つけたんですが、残念ながら発見から1週間から
10日後には何者かによって母鳥も卵も食べられて、巣の中は卵の殻と
鳥の羽が散乱していました。
今回も同じように散策道の横なので、大変心配です。
● 6月5日(火) 晴れ 「キツネ」

昨日は、霧ヶ峰パークボランティアで鹿の生息調査の手伝いをしてきました。
霧ケ峰でも随分鹿の食害がめだってきているそうで、その対策を立てる資料
としてライトセンサスによる生息数の調査をしているとのことでした。
八島湿原にも昨夜は9頭確認されました。植生が心配されます。

霧ケ峰へ行く時、扉峠と和田峠の間で妙に人懐こいキツネに遇いました。
道路に座っていて、車が近づいても逃げないので、怪我でもしているのかと
思いましたが、そうでは無くて餌をねだっているようでした。
まるで「犬」のようなキツネでした。
● 6月2日(土) 晴れ 「クリンソウ」

朝は、早起きをして(AM4:00)、白馬マイスターの早朝バードウォッチングを
やってきました。 場所はいつもの落倉自然園でしたが、今日はあまり芳しく無く
残念ながらいつものように沢山の野鳥を観察する事が出来ませんでした。
それでも、早朝の空気は気持ちよく、山も綺麗に見えてお客様も満足そうでした。

サクラソウ科のクリンソウが、自然園の入口辺りで綺麗に咲いていました。
高さが30〜50pで、2〜2.5セcmほどの大きな紅紫色や白色の花を2〜5段に
輪生させて沢山の花をつけるので、その辺りに光が射したように明るく感じさせる
花です。
■2007年5月
● 5月18日(金) 曇り 「キバナイカリソウ」

イカリソウ(メギ科)は、昔から強壮剤として用いられ、漢方では「淫羊かく」
と呼ばれていて、煎じたり酒につけて飲むととても効果があるそうな。
いま、写真のキバナイカリソウ(日本海側に多い)がミンティー周辺では、
さかりで沢山咲いています。
また、チゴユリ(ユリ科)も小さな白い花を下向きに咲かせ始めました。
● 5月3日(木) 晴れ 「エイザンスミレ」

エイザンスミレ(別名エゾスミレ) 数あるスミレの中で葉が深く切れ込んで
これがスミレの葉っぱか?と思ってしまう仲間のひとつで、最も普通に
見られる日本特産のスミレ。

白馬マイスター企画の「里山の花の宝庫、姫川源流・親海湿原ネーチャーウォーク」
の担当で姫川源流と親海湿原を歩いてきました。 今年はこのゴールデンウィーク
にあわせて、桜やコブシが満開になりました。 今日は、カタクリ、ニリンソウと沢山の
スミレが観察できました。
■2007年4月

● 4月24日(火) 曇り時々晴れ  「バイカモ」

バイカモ(キンポウゲ科)は、水のきれいな所に生える植物で、
ここ姫川源流では、クレソンと共に清流で綺麗な花を咲かせていました。

隣の親海湿原では、カタクリ、キクザキイチゲ、ニリンソウ、ヤマエンゴサク、
タチツボスミレ、ニョイスミレ、エイザンスミレ、ヒナスミレ、アカネスミレ、
アオイスミレ、スミレサイシン、エンレイソウ、ミミナグサ、ウシハコベ、コブシ、
等が咲いていました。

● 4月8日(日) 晴れ 「丸山ケルン」

まだまだ白馬はスキーシーズンなんですが、トレッキングで2361bの
八方尾根丸山ケルンの上まで、雪の上を歩いてきました。
天気も良く土曜日でもあり沢山の山スキーヤーやボーダーが八方尾根を
登っていました。
雪の状態が良かったので、ツボ足にもならず、アイゼンも必要なく快適に
登れました。
雪の斜面の下りは快適で楽しく、八方池の真ん中を歩き、ゲレンデの横を
スキーヤーにひかれないようにゴンドラ乗場までいっきに下りました。

● 4月3日(火) 曇り 「フクジュソウ」

姫川源流の雪も溶け、フクジュソウが芽を出し花を咲かせ始めました。
15日から予定されている第12回姫川源流福寿草まつりの頃には
満開になっているでしょう。
親海湿原は、奥のほうには残雪があるものの、殆ど雪は消えたので
これからいろんな植物が芽を出してくる事でしょう。
■2007年3月

● 3月15日(木) 晴れ 「スノーシューツアー」

14日は、白馬村スポーツ教室の第8回雪原を歩く「スノーシュー講習会」
で12日に下見をしたコースを歩きました。
昨日の晴天で太郎神社の屋根雪は日当たりの良い所は、雪が落ち
地面も見えます。
左の雑木の下方には白馬村の集落が、そして、その奥には北アルプスの
山並みが綺麗に見えました。 晴天で大変楽しいツアーになりました。
● 3月13日(火) 雪 「スノーシューツアー下見」

昨日、白馬村スポーツ教室の第8回雪原を歩く「スノーシュー講習会」
の下見で、スノーハープのAコースから裏山に登り、稜線を歩き内山集落
に下るコースを歩いてきました。
ここの所の降雪で、ふわふわの新雪の上を歩く事が出来最高でした。
途中の「太郎神社」で温かい飲み物と芋けんぴで小休止。
ミンティー日記  ダイアリー1  2002年8月〜2006年11月