ペンション ミンティー
〒399-9301 長野県北安曇郡白馬村みそら野
ペンション ミンティー
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ミンティー日記   ダイアリー1  2002年8月〜2006年11月
■2006年11月
●11月9日(木)  晴れ   「富士山」

日、河口湖から富士スバルラインで富士山五合目まで行ってきました。
6日の午後から7日の午前中にかけて寒冷前線が通過したようです。
7日の午後は快晴になり、富士山も五合目辺りまで新雪で真っ白でした。

北海道の佐呂間町では、強烈な竜巻が発生し、大きな被害が出ました。
自然の驚異を目の当たりにして、改めて驚きました。

この日富士五合目でも大変な強風で、落ち葉や小さなごみが顔に当り
体が中に浮きそうになくらいでした。 見よ!山頂の雪煙を。

●11月6日(月)  晴れ   「ちゃんこ鍋パーティー」

赤田ご夫妻主催の鍋パーティーは、今回は(ちゃんこ鍋)でした。
蔵間の味は、評判どおりとてもおいしかったです。
5月に近江牛のすき焼き、9月にしゃぶしゃぶしゃぶ、
今回のちゃんことなりました。
次回はもつ鍋とのことです。 今から楽しみにしております。


ペンション ミンティー
■2006年10月
●10月8日(日)  雨   「初冠雪」

昨日登った、焼岳の紅葉の事を今朝早く書きました。 そして、5時前には
扇沢に向かい、立山の室堂に行ったんですが、大観峰辺りから山が白く
なり、室堂では積雪30cmでした。
白馬のガイドの林さんと偶然に会って、相談した結果今日は真砂沢ロッジへは
行けないという結論になりました。
それでもせっかくだから新雪の感触を楽しんで帰りました。
■2006年8月
●8月13日(日)  快晴  「イワヒバリ」

昨日、急なガイド依頼があり、日帰りで白馬岳を登ってきました。
山頂に着く前から、遠くの雷を確認したので急いで下山しましたが、
お花畑まで下りて来たところで、雷雨になりましたが、もう安全圏。
盆の最盛期なのに例年の半分の登山者もいませんでした。
既に大雪渓の上部は、秋道を通るようになっていて、7月22日に
土石流をおこしたところも横切って歩くルートになっています。

お花畑を歩いていたら、高山鳥のイワヒバリが道案内をするように、
1メートルほど先をずっと歩いてくれました。
高山鳥とは、雷鳥、ホシガラス、そして、イワヒバリの3種。
●8月9日(水)  快晴  「槍ヶ岳」

台風7号の影響で東海〜関東方面では大雨のようですが、
白馬は快晴で絶好の登山日和が続いています。

8月4日午前6時30分頃の鏡平から振り返った槍ヶ岳の写真です。

7月の長雨のせいで、梅雨明けを待ち構えていた登山者がどっと繰り出し、
横尾山荘も槍ヶ岳山荘も双六小屋も蓮華温泉ロッジも
白馬大池小屋も八方池山荘も五竜山荘も、どこも盛況で大変でした。
■2006年7月
●7月27日(木)  雨のち曇りの予報  「ミヤマカラスアゲハ」

6日の早朝は、太陽が出て久々の晴天。 しかし、その後曇天に。
蒸し暑くなってきましたが、親海湿原の花を確かめに行かなければと
デジカメを持っていってきました。
クサレダマ、コオニユリ、ドクゼリイヌゴマ、サワギキョウなどが綺麗に
咲いていました。
トンボもいくつか飛んでいましたが、このミヤマカラスアゲハが沢山
飛んでいました。 大きな翅で、なかなかスピーディーに飛んでいる様が
印象的なチョウです。


●7月17日(月)  雨時々曇り  「ミヤマダイモンジソウ」

「ミヤマダイモンジソウ」(深山大文字草)ユキノシタ科
上側3枚の花弁に比べて下側の2枚の花弁が長いので、漢字の「大」
という字に見える。 黄色の環状の花盤から2本の雌蕊が出ている。
やがて実を結んだ頃にはこの花盤は赤くなる。

先日、加賀の白山に登ったんですが、あいにくの天気で眺望は
まるで無く、楽しませてくれたのが足元に咲く高山植物でした。
私にとって特に印象的だったのは、白山の「クロユリ」でした。
しかし、雨の中で撮ったせいか、腕が悪いせいか、帰って見てみたら
どれも上手く映っていなくてガッカリ!


●7月15日(土)  雨  「ツクモグサ」

9日・10日にガイドで白馬大雪渓から白馬岳を登り、栂池に下りて
きました。 白馬大雪渓は例年に無く残雪が多くて、落石も多い。
当日は小雨ながら、心配していたガスがかかり、視界が非常に悪かった。
落石に対して神経を集中し、何とか落石に遭わずに稜線に着いた。

稜線は花盛りで、特にウルップソウとイワウメが最盛期のようでした。
写真のツクモグサは、例年6月の中旬から下旬が見頃で、この時期は
殆ど終わっていました。今年もこの花を見ることが出来、チョット幸せでした。

■2006年6月
●6月30日(金)  曇りのち雨  「白馬尻小屋ヘリの荷上げ」

昨日、鑓温泉の小屋開けに22〜23人の人が、早朝5時に
ヘリに乗って行きました。
白馬尻小屋にもこの東邦航空のラマが、荷上げに4便飛んで
きました。
ヘリの猛烈な風の下で荷を受けながら、迫力あるヘリの写真を
撮る事が出来ました。
白馬もこれから暫く梅雨らしく、雨の日が続きそうです。


●6月28日(水)  曇り時々雨  「シラネアオイ」

毎日小屋の写真ばかりなので、チョット気分転換します。
「シラネアオイ」1科1属1種。 日本固有。
日本の被子植物中、唯一の固有科。
直径5〜10センチほどの青紫色の4個の花弁状の萼片が、
大変印象的な大きな花です。
まだ残雪の山の斜面に、サンカヨウやニリンソウなどと共に
花の少ない時期だからこそ、いっそう鮮やかで綺麗です。
馬尻周辺では、今が見頃でしょうか。


●6月8日(木)  曇り  「雷鳥」

の春7回目?の八方尾根歩きをしてきましたが、入梅間近の
怪しい天気でしたが、上に上がれば時折北アルプスの稜線が
綺麗に見えたり、この雷鳥のように珍しいものが見れました。

今日は、本当に人が少なく、静かな八方尾根でした。
■2006年5月

●5月19日(金)  曇り後雨  [ツタウルシ」


親海湿原は、今丁度100万本とも言われるミツガシワが盛りを迎えようと
しています。 杉林の中にはまだ雪が消えないで残っている所もあるものの、
草花の新芽が出て、花が咲き始めてきました。
そしてこの時期、林道や小道の脇にはヤマウルシが。うっかり藪や林の中に
入ると、イワガラミやツルアジサイに混じって木に絡みついたツタウルシ(写真)
に触ったひには大変な事になりますから。
漆の中でもウルシオールが一番きついようなので、かぶれもきついでしょうね。
紅葉の頃には、かぶれないそうですが、今からが大変です。
3枚の葉の付いたのには皆さんも気を付けて下さい。


●5月16日(火)  曇り  「シュンラン」


きょうは、今年の公民館の探鳥会の下見に岩岳に登って来ました。
オオルリ、キビタキ、ニュウナイスズメ、ツツドリ、ホオジロ、ビンズイ、コサメ
ビタキ、ビンズイ、チョウゲンボウ、ウグイス、メボソムシクイ、センダイムシクイ
など確りとウォッチング出来ました。
足元には、沢山の山野草と山菜がありましたよ。中でも沢山目に付いたのは、
山菜ではフキノトウ、コシアブラ、タラ、花はカタクリ、イワカガミ、センボンヤリ、
そして、このシュンランでした。
人の入らない所は、白馬はまだまだ自然豊かだな、と感じました。

■2006年4月

●4月28日(金)  快晴  「ハルニレの花」

自然観察やネイチャーウォーク等で、お客さん達と一緒に歩いてあれこれ
自然や花の話をしていると、時々「え!どの木にも花が咲くんですか?」
と聞かれることがあります。 桜や梅のように大変綺麗で目立つものも
あれば、このハルニレの花のように全く目立たないので、(直径1cmほどの
小さな花なので)下から見ているとこれが花だと気付く人は殆どいない
でしょうね。
白馬では、マルバマンサク、コブシ、バッコヤナギ、キブシ、ダンコウバイ、
アブラチャン、コヒガンザクラ、オオヤマザクラ等が咲いています。
ゴールデンウィークには桜が満開になるでしょう。


●4月18日(月)  曇り  「マルバマンサク」


昨日は、姫川源流と親海湿原を廻ってきました。
随分と雪は融けましたが、まだまだ雪の下で、殆ど花は咲いていません。
草花の開花は、例年より1週間ほど遅れているのでしょうか、タチツボスミレ、
アズマイチゲ、キクザキイチゲ、フクジュソウ、ミズバショウなどが少しだけ
花を咲かせていました。
まだ暫く見頃は先になるでしょうね。 そうそう、行くなら登山靴か長靴を
履いていったほうがいいですよ。



●4月14日(金)  曇り  「フキノトウ」


春の山菜のトップを切って出てくるのが、このフキノトウです。
白馬ではこれを「チャンメロ」と呼んで、てんぷらやチャンメロ味噌にして
食べるのが普通です。
子供が小学校に通っていた頃、新学期の今頃、雪が融けた道端や田圃の
畦に沢山のチャンメロが顔を出していると、子供達はそれをとって持ち帰って
きたものでした。
このフキノトウを見ると、わが子がまだ幼かった頃を思い出し、懐かしくチョット
気持ちが和みます。
キク科フキ属フキで、これは頭花が白く見えるので、雌株だと思います。

■2005年10月

●10月28日(金)  ・・  「ミヤマウメモドキの実」

深山梅擬(別名ホソバウメモドキ) モチノキ科モチノキ属 日本固有種
日本海側の湿地に多く見られる樹木。 こちらでは大町市にある唐花見
(からけみ)湿原が有名で、沢山のミヤマウメモドキの木があり、この時期
雌木には、赤い実が鈴なりになっています。 実は、葉が落ちた後も残り、
12月になって雪が積もる頃まで付いています。 今日は、青空をバックに
綺麗でした。雪が積もったら、是非また見に来ようと思います。
 そうそう、この時期は、ジョウビタキも渡って来るんです。オスだけでしたが、
間近でしっかり見ることが出来、幸せでした。


■2005年9月

●9月22日(木) 雨  「白樺峠のタカの渡り」

タカの渡り観察ポイントとして全国的に有名な「白樺峠」へ行ってきました。
さすが全国的に有名なタカの渡りの観察ポイントということで、先ず平日にも
かかわらず車の多い事。 しかもその殆どが他府県ナンバーです。 
駐車場から歩いて約20分の所にある「たか見の広場」では既に大勢の人達が
スコープや双眼鏡で上空を飛ぶタカを捉えていました。 昨日21日は天気も良く
、主にサシバ・ハチクマ・ツミなど980羽のタカが通過したそうです。 また、
昨日までの累計では、6626羽のタカがここ白樺峠を通過して行ったそうです。
詳しくはこちら⇒速報・白樺峠のタカの渡り
いろいろとご教授頂きました羽賀様たち皆様方、ありがとうございました。



●9月20日(火) 曇り  「鹿島槍ヶ岳南峰頂上」

連休期間中の山登りは混むものですが、今回も晴天に誘われて多くの登山者
が山に入ったようです。 私も北日本新聞旅行の扇沢から爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳
に登るツアーのガイドでお供させて頂きました。 一般の登山者の方も大勢
いらっしゃいましたが、同じ日程の登山ツアーもいくつかあり、小屋は相当
混んでいました。 それで種池山荘では、ホールで眠り、新装なった冷池山荘
では、更衣室で眠ることになりました。 夕食の前後に楽しく飲み交わした、
カワサキの柏原さん・壬生さんご馳走様でした。その後針ノ木雪渓は無事に
降りられたでしょうか? 大阪のポレコさんも「山歩き」頑張って下さい。


■2005年6月
●6月20日(月) 曇り時々晴れ一時雨  「徳本峠小屋」

19日の日曜日に、島々〜二股〜岩魚留〜徳本峠〜明神〜上高地を歩いて
きました。 W・ウエストンも歩いた、この歴史あるルートは、私は今回で3回目
ですが、台風や水害のせいで道が崩れたり、沢が荒れたりしていました。
今年は、今のところ空梅雨のようですが、山ではコブシ、タムシバ、ニセアカシア
ヤマボウシなどの花がよく咲き、ブナやナラの実も今年は付が良さそうです。
徳本峠小屋のひとが言っていましたが、「今年は花粉が大変で、早く雨でも
降って洗い流してくれないと困る」とのことでした。
そういえば、帰ってきたら花粉症のように鼻がむずむずしました。
■2005年5月

●5月21日(土) 晴れ  「オオルリの巣と卵」

最近は、山を登ったり自然観察やバードウォッチングの日々を楽しく過ごして
います。 先日、日本のサギの仲間では一番大きなアオサギの巣が、カラマツの
てっぺんにあり、ヒナが下から良く見えました。足元を見ると薄い水色の卵の殻が
5つ分落ちてました。大きさはニワトリの卵ぐらいでした。いや〜感激!
19日に親海で植物の観察をしていたら、何とオオルリの巣を見つけてしましました。 
双眼鏡でオオルリのメスを見つけ、その辺りを何気なく見ているとそこに巣を
発見!やった!と思いましたが、こんな場所では子育ては出来ないよな〜?
といささか心配になりました。
オオルリが営巣する条件は、@森林があることA渓流があることB崖があること
の3つです。

■2005年4月

●4月29日(土) 晴れ時々にわか雨  「水芭蕉」

昨日、花と温泉と蕎麦が大好きな平野さんと一緒に、落倉自然園、白馬ざぜん草
園、貞臨時寺、姫川源流、親海湿原、居谷里湿原をまわってきました。
白馬は、4月の気温が低かったせいか、里に雪が結構残っていて、春の花の
開花が遅れています。
白馬では、コブシが綺麗です。また桜も咲き始めてきました。
主な草花は、ざぜん草、水芭蕉、福寿草、キクザキイチゲ、アオイスミレ、ハコベ、
ショウジョウバカマ、リュウキンカ、ヒメオドリコソウ、オオイヌノフグリ、カンアオイ、
スミレサイシン、タチツボスミレ、ヤマエンゴザク、ネコノメソウなどで、種類、数
ともにこれからのようです。


●4月19日(火) 晴れ  「ミスミソウ」

新潟県の角田山は、このミスミソウやスハマソウの群落地として有名な所です。
以前からそれを見たいと思っていましたが、やっと角田山に登ることが
出来ました。 ただ、時期的には1週間〜10日ほど遅かったようですが、それでも
まだまだ沢山のミスミソウが咲いていましたし、何よりも圧巻だったのは、登山道
の左右の林床にびっしりとカタクリが群生していた事です。 それにキクザキイチゲ
の大きいこと!
落葉樹林内に生える常緑の多年草。葉身は3浅裂し、先はとがる。花は直径1〜
1.5a、花弁状のがく片は6〜10個。長楕円状被針形で、白色、淡紫色、淡青紫色
淡紅色など変異が多く、特に日本海側のものは花が大きく、色も濃い。


●4月6日(水) 晴れ  「天狗原〜木地屋スキーツアー」

今日は久しぶりに栂池の天狗原〜新潟の木地屋までのスキーツアーに出掛け
ました。 今年はロープウェイが営業しているので、登りが1時間ほど短縮出来
助かりました。でもゴンドラリフトの営業時間が8時30分はちょっと遅い。
ここ天狗原でシールをはずして、長い滑りの始まりです。 4人ともテレマーク
ですが他のパーティーを見ても最近は、山スキーに負けないくらいテレマークが
増えてきました。 このコースには意外と標識がしっかり整備されていたので、
天気がよければ迷う事は無さそうです。 多少の上り返しはあるものの、快適な
滑りと山をを満喫して、木地屋到着15時10分。

■2004年10月

●10月11日(月) 曇りときどき晴れ
みそら野の中をぶらぶら歩いても、今年は鮮やかな紅葉が、例年に比べて
少ないように思う。 それだけ里は、いつもより気温が高いのでしょう。
さて、紅葉は離層によりでんぷんが分解され糖になり、一方、葉緑素も老化し
アミノ酸になる。この糖とアミノ酸が赤い色素のアントシアンや茶色のフロバフェン
に合成され紅葉が生じる。 この色素が合成されない樹ではカロチノイドが表に
出て黄色く色付いて見える。 
「紅葉」は古くは「黄葉」と書いていた。 日本の野山には黄・褐色系に色付く
樹木も多く、万葉集では殆ど全部が「黄葉」に由来している。「紅葉」は赤い葉に
心寄せるようになった源氏物語の頃から定着したものらしい。


●10月5日(火) 曇りときどき雨
イシミカワ タデ科 つる性の1年草
親海湿原の木道の入口辺りには、沢山のタデ科の植物があります。
中でも、このイシミカワのように茎や葉柄に下向きの鋭い針を出して、色々な
ものに引っかかって延びてゆく仲間が沢山生育しています。
アキノウナギツカミやママコノシリヌグイ等も茎や葉柄に下向きの鋭い針を出して、
他のものに絡み付いて延びて行きます。
だから、下手に触るとチクチクと、とんでもなく痛い思いをします。
その中で、藍色や紅紫色の丸い綺麗な実を付けるのは、このイシミカワだけ。



●10月2日(土) 晴れのち雨
もう何回目の白馬岳登山になるのでしょうか?
1日(金)の午前5:30に猿倉を出発。 昨日の雨から打って変って今日は快晴。
明日の土曜日には登山者も多くなるでしょうが、今日は金曜日とあって登山者
も少なく、秋の静かな山が満喫できました。
夏の喧騒が嘘のように、登山道には人がまばらですれ違う人もなく、静かでした。
1500人収容の白馬山荘も、この日の泊まりは60〜70人ぐらいでした。
おかげで、皆さんゆったりと休むことが出来たようでした。
やっぱり快晴の日の山登りは良いものでした。

■2004年9月

●9月30日(木) 雨
またまた行って来ました。 南アルプス悪沢岳と赤石岳。 今回は前回と違って
快晴でした。 360度の展望が楽しめたパノラマ山行になりました。
富士山の綺麗な写真が撮れるポイントになっている、千枚小屋から千枚岳に
登る途中、午前5:30頃に歩きながら撮った日の出前の富士山の写真です。
昨夜の雨にもめげず、千枚岳頂上やその周辺では多くのカメラマンが、まだ
暗いうちから、自分のお気に入りの場所にカメラを据えて、光と雲の織り成す
神々しい一瞬を撮るために寒さに耐え頑張っていました。

●9月17日(金) 雨のち曇り
12日から15日まで、のんびりとテントを背負って、南アルプスの中央に位置する
塩見岳に登ってきました。
シーズン中はなかなか自分の山には行けないので、春と秋だけが自分の山の
季節となってしまいました。 でも秋の山は、夏の喧騒が過ぎ去って、どの山も
静かです。 
今回は、頂上に登った時が最も天気の悪い時で、3052bの頂上では一時霙
交じりの雨に降られ、寒さに震えました。 でも、翌日の朝は晴天で、三伏山から
360度の眺望を楽しむ事が出来ました。

●9月10日(金) 曇り時々雨
行ってきました!標高2100bにある白馬鑓温泉へ。
今回は、温泉と蕎麦が大好きな平野さんが、どうしても一度は行ってみたいという
白馬鑓温泉に4時間かけて登ってきました。
実は、私も今シーズンは一度もこの鑓温泉に行かなかったので、是非行って
見ようと思っていました。
温泉に到着する少し前から雨になりカッパ着用。 受付を済ませ、部屋に行き
落ち着いたところで、台風18号の雨が降りしきる中、温泉にザブン!貸切!
シーズンが短いのでいつも混んでいる鑓温泉小屋もこの日ばかりは、宿泊客は
6人だけ・・・台風18号が来るんですから、当たり前ですが。
翌朝は早い朝食を済ませて、また温泉にザブン! 何という幸せ!!


■2004年8月

●8月17日(火) 朝から雨が降っています
16日に、八方黒菱平から八方自然研究路を歩いて、八方第一ケルンまでゆっくり
ゆっくりと歩いて、花や景色を楽しみながら自然観察をしてきました。
セリ科の花の形や種の形は、ルーペで覗いて見ると大変綺麗で、種に残った
花糸の形が違うので、この秋は色々なセリ科の種の形を見て歩く楽しみができ
ました。
写真の蝶は、高山蝶の中でも分布域や生息数が多く、登山者などに最も
親しまれている「ベニヒカゲ」です。八方尾根でも沢山飛んでいました。

■2004年7月

●7月30日(金) 晴れ時々曇り
台風10号が、駆け足か自転車のような速さで、西に移動していて、中部山岳
の山でも影響が心配されましたが、7月の29日には写真のように、針ノ木岳
(右上)と針ノ木峠に建つ百瀬慎太郎ゆかりの針ノ木山荘が綺麗に見えました。
今回の山行の初日、7月28日は、黒部立山アルペンルートの基点扇沢も
台風10号の影響を心配してか、広い駐車場にも車やバスがパラパラとしか
停まっていませんでした。
おかげで、シーズン中はいつも混み合う針ノ木小屋も、この日ばかりは空いて
いました。 それにカッパも使わずに澄みました。
翌日の蓮華岳への登りでは天気にも恵まれ、写真のように周囲の山々が
綺麗なコントラストで、アルプスらしい景観を存分に楽しむ事が出来ました。


■2004年5月

●5月26日(火) 曇り時々晴れ
昨日の夕方から雨が降り出し、今日予定していた明星山に登れるのか心配でし
たが、朝には雨も上がり登山は決行! もう雪なんか無いだろうと思い、ピッケル
やストックすら持たずに行ったら結構残雪も有り大変な思いを致しました。
登ること3時間(結構ハイペースでした)で頂上(ここが頂上なの?という感じの)
に着き昼食。 残念ながらガスっていて眺望なし。 下りはすたこらさっさで2時間
少々。 でも急な下りのぬかるみで足元はドロドロ、何度も滑って手もドロドロ、
最悪でした。 でも今日もウドブキ、ワラビ、ウドなどの山菜も取れたし、写真の
ように間近にカモシカも見れたので、楽しい一日でした。


 
■2004年4月

●4月26日(月) 晴れ
昨日姫川源流へ行き、福寿草をはじめスプリングエフェメラルと呼ばれている
花々を見て来ました。
キクザキイチゲ、アズマイチゲ、カタクリ、ニリンソウなど。写真の源流の水が
湧き出しているあたりは、自生のクレソンが沢山あり、バイカモの花もいくつか
咲いていました。
雪解けの後一面に咲いた福寿草を楽しむ人や、良い写真を撮ろうと頑張っている
カメラマンが大勢いらっしゃました。
源流の水とともに長閑な時間が流れていました。


●4月1日(木) 晴れ
去年は「私をスキーに連れてって」ツアーを行い、快晴のなか志賀の横手山から
草津温泉まで快適な登りと滑りを堪能しましたが、今回はそのスキーツアーの
第2回目として、これまたクラシックな「竜王越え」スキーツアーを実施しました。
白馬47スキー場のマイクロバスをお借りして、20代後半から70代の老若男女
総勢20名で、ワイワイガヤガヤ言いながら天気にも恵まれ楽しい1日を過ごす
事が出来ました。 午前中はクラストしていた所もありましたが、昼前頃から滑り
やすい雪の状態になりました。途中の難所「蟻の塔渡」も何とか無事に通過し、
湯田中駅にある「楓の湯」に入り、夕食をとりたらふく飲んで酔っ払い、今日は
終わり。

■2003年11月

●11月12日(水) 曇り
これはタコでもブローチでもありません。「ツチグリ」というきのこの仲間です。
ここのところ研修会や観察会などが多くて、それなりに楽しみながら勉強して
いましたが、デジカメを持ってゆくのを忘れて、ここに貼り付ける写真がなかった
のです。先日山岳環境研究所主催の散策会(自然観察)が行われた野で参加
したところ、和田野の森の林縁の斜面のところに、このツチグリが沢山出て
いました。ちなみにこれは食べられません。


■2003年10月

●10月28日(火) 曇り
久々の更新ですが、先ず今日の写真は、25日(土)の日の入り時に唐松山荘
の前から、左手の鎖場が続く牛首岳と右奥の百名山のひとつの五竜岳を撮った
ものです。夕暮れの青い空に雲が夕日を受けて赤く輝き、とても綺麗でした。
25日から27日の3日間(社)日本山岳ガイド協会の資格更新研修会があり、
私も参加いたしました。
登はん技術の研修では、絶壁での訓練にチョット腰が引けてしましました。
普段使わないザイルワークに苦戦しながらでしたが、大変有意義な研修でした。
それにしても、26日は風もあり、稜線は大変寒くて睫毛も凍りました。

■2003年8月

●8月23日(土) 晴れ時々曇りかな?
昨日、女房と娘を連れて大雪渓を見に白馬尻までトレッキングして来ました。
連日雨続きでしたが、白馬もようやく21日と22日は青空が顔を出して
くれました。 晴天に誘われて、3人で大雪渓まで行くことになりました。
猿倉まで車で上がってみると、駐車場は満杯で、やっとスペースを見つける
ことが出来る有様でした。
馬尻の小屋で山菜そばを食べ、記念のお土産を買って帰りました。
あ〜疲れました!

■2003年7月

●7月17日(木) 晴れ時々曇り
「ニアミス」と言う言葉がありましたね、確かその意味は異常接近。
まさに昨日は、カモシカの親子との異常接近でした。
草花を観察していて、ふと上を見るとカモシカの親子がいて、子供が親と私の
間にいるではありませんか。その距離が10b程でした。
丁度カメラで花の写真を撮っていたので、チャンスとばかり何枚か写真に撮った
のですが、写真を撮るために目をはずしたからでしょうか、母親が私の方に
突進しようと駆け出して来たので、私も大声を出しながら向かって行きました。
おかげで体当たりを食らう事もなく、彼女は私の目前で体をひるがえし、山の
方へ逃げて行きました。
カモシカとのニアミスは3回目、そのうちこちらに向かった来なかったのは
1回だけでした。 おお怖かった!



●7月12日(土) 曇り時々晴れ

キバナノアツモリソウ (ラン科、アツモリソウ属)

白馬村では、7月1日より『白馬Alps花三昧』のイヴェントが行われていますが、
どうも連日天気が悪く、盛り上がっていません。
わたしも昨日は、五竜のエスカルプラザをベースとしていくつかのサテライト
会場をバスで案内する係りでしたので、得意な(好きな)八方尾根を案内する
つもりでいたのですが、あいにくの雨で午前も午後も中止になってしまいました



●7月8日(火) 曇り
6日(日)は大雪渓を登って、鉢ヶ岳から鉱山道を下り蓮華温泉へ。
昨日は遭難救助で大雪渓の3号雪渓まで上り、県警のメンバーとともに
遭難者をストレチャーで御殿場まで搬送、救急車で猿倉へ、そして、
ヘリで里の病院へ。大変でしたが、こちらも無事終了。
もう一件の八方尾根の遭難も、遭難者を大変なところで発見し、夕刻に
なんとか無事帰還。話を聞くと信じられないような遭難でした。


■2002年10月

●10月23日(水)
岐阜県側の乗鞍スカイラインと長野県側の乗鞍エコーラインが来年の5月15日をもって
一般車の乗り入れ禁止ということになったので、乗鞍岳を登ってきました。
2400〜2500b辺りから上は雪と氷と霧氷で覆われて、実に幻想的で良い感じでした。
帰りにこの白骨温泉露天風呂に入って登山の汗を流してきました。



●10月21日(月) 雨時々曇り
今日は、白馬も雨でした。 みそら野周辺もいつのまにか随分と
紅葉が綺麗になって来ました。そして、落ち葉も沢山落ちてきて
だんだんと秋が深まってゆく感じがします。
ミンティーの庭に出た大きなナラタケの群生したのを撮ったものですが、
この後取ったらボールいっぱいになりました。



●10月17日(木) 快晴
白馬館の白馬尻小屋が夏のシーズンを終えて解体されました。
連休前頃から良い天気に恵まれ、解体作業も順調に進み15日には概ね終了しました。
また来年の6月10日頃に雪掘りから始まり、夏のシーズンに向けて小屋を組み立てるんです。
白馬沢の奥に見える山は小蓮華岳(2769b)です。


■2002年9月

●9月23日(日)
 秋分の日 曇り 気温AM8:30現在15℃
今日は寒気が入って来たせいか急に秋が深まったような感じです。 
よく見ると周りの木々も随分紅葉が進んで、赤や黄色の葉が目立ってきました。 
私もここのところ毎晩リンゴジャム作りに精を出しています。 
一度に850ccのビン3つ分のリンゴジャムを作っていますが、
リンゴに対してレモン汁や砂糖・水あめの量が微妙に違ってくるので、
毎回違う味に仕上がるのもなかなか面白いものです。


ペンション ミンティー
●9月13日(金) 曇り 気温AM9:00現在18℃
昨年に引き続きヘリ(lama)で五竜山荘まで上がり、
白岳周辺の登山道の整備に行ってきました。
ヘリのパイロットの頭越しに見える山が五竜岳です。 
本来なら4〜5時間掛けて登るところをわずか数分で小屋まで行けるんですから、
ヘリって凄い!
■2002年8月

●8月23日(金) 曇り時々晴れ 気温AM7:00現在16℃
午前10時過ぎの八方池には、雲海の向こうにでんとそびえる白馬三山(白馬鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳)が
綺麗に逆さになって映っていました。 
ノコンギク、モジズリ、タカネマツムシソウ、ハクサンシャジン、ウメバチソウなどが目に付きましたが、
やっぱり八方尾根は本当に花が多くて良い所です。 涼しくて最高でした。



●8月14日(水) 
白馬の里を歩くと、たくさんの山野草が咲いていますが、私の目にはこの「クズの花」が一番気になります。 
というのは、去年か一昨年にお客さんがこのクズの花を観たいと言っておられたのを思い出したから。 
意外と大きくて綺麗な花。そして、芳香剤のような、結構匂いのつよい花です。