斜滑考2-Ⅱ

失われた10年 10年間そういう認識はあった訳ですね(^^; 2013/11/02
ストックリSC 今シーズンの新兵器(^^) 2013/10/24
新メソッド雑感その6 生暖かい怒りの行方は?(^^) 2013/10/23
新メソッド雑感その5 心身の健全な発達とはなんぞや? 2013/10/22
新メソッド雑感その4 方向性は良い、詰めは甘い(^^) 2013/10/20
新メソッド雑感その3 動画はEとしてキャプションがトホホ 2013/10/18
新メソッド雑感その2 M下君からDVD届きました(^^) 2013/10/18
新メソッド雑感その1 舐めてるのか? 2013/10/18
アッサリと反された掌その2 言葉の使い方から正した呆がヨロシEカト? 2013/10/14
もう一誌は? 今こそ出番(^^) 2013/10/12
アッサリと反された掌(--; SAJ&SJの倫理観に驚く 2013/10/11
捏造発覚?(^^) 前中期旧石器時代と水平面理論時代(^^) 2013/10/07
ハイブリッド教程 ・・・・のラチもない話 2013/08/14
S○J依存症 その信頼性は?? 2013/07/04
プロ野球のタマ ブルータマお前も蚊 2013/06/13
メディアリテラシ SGの記事 2013/05/25
トマソン教程 トマソン物件ならぬトマソン用語による書物 2013/05/21
ブレーキ 「減速=ダサイ」という風潮 2013/05/15
オレオレ詐欺 なんか似ているよーな(^^) 2013/05/10
基本の例(^^) 特別な滑り方は無い・・・キッパリ(^^) 2013/04/24
50回スキー戯術選放映と教程 マヂ笑った 2013/04/15
新教程? 新体制の力量如何に 2013/04/02
お祭り終了その2 スキーヤに拠る技術論復権か? 2013/03/29
お祭り終了 技術選とバッジテストの関係 2013/03/25
強風でお祭り観戦出来ず K田氏と観戦に行くも強風でリフト運休(^^; 2013/03/17
お祭り始まりました(^^) 話のネタ見に行きました 2013/03/13



失われ10年
2013/11/02


またまた例によってM下君情報です。

某SAJ傘下のSSでは、webサイトに以下のようなインフォメーションがされています。

「2014新・検定(級別テスト)情報!」として

基礎スキー界の失われた10年が終わり、SAJ教程が方針変更をしました。 
”自然で楽なスキー”を”外スキー操作を基本にした、オーソドックスな世界標準の指導体系”に改めるものです。 
メソッドの変更に伴い、雑誌等でも既報の通りバッジテスト種目が2014シーズンから変更になります。」


正直驚きました!!(><)
こうもアッケラカンと言える神経(あるいは倫理観?)にです。

しかし、「基礎スキー界」に於いて、「10年」「失われた」という認識は、少なくともこのweb担当者にはあった訳ですね(・・;。
最初から気付いていながら、それを今日まで放置してきたとすれば、SSのプライオリティーは生徒にあったのか?連盟か?それともバッジ販売か?

SAJ公認SSをして「失われた」と言わしめる”自然で楽なスキー”とは一体なんぞや??
私がもし昨年までこのSSで講習を受けていたとしたら、やはり素朴な疑問のいくつかは湧いてきます。

1:10年で何が失われたのか?
2:その間このSSは何をしていたのか?
3:昨年まで教わっていた技術まで失われてしまうのか?
4:メソッドが変更になったら種目も変更??、バッジテストって一体何処見て採点してたの??
5:バッジテストはスキー技術の習熟度を見ていたのでは無かったの?
6:荷重する脚が昨年まで教わっていたのと真逆って!!・・・・一体ドーなってるの?
7:その他しこたま(--;。

一口に失われたと言っても、教える側と教わる側では内容は大きく変わるでしょうね。
教える側:信用/信頼・・・・とか
教わる側:料金に見合った上達/スキーの醍醐味・・・・・とか

「失われた10年」ってフレーズ、斜滑考でも使った様な気がして調べてみたらありました(^^)
斜滑考ⅩⅤ2007/05/06です。

抜粋
「今シーズンの少しばかりの救いは、内足信仰から脱して漸く外足に風向きが変わりつつあるような気がすることだ。
だからと言って、保身のためには黒を白と言わされて恥じない連中・・・・欺術淫とか出喪!君達のことだよ・・・・が、君達の肩書きに憧れ、出来ることならその地位に近づきたいと願う真面目なスキーヤー達に対して、如何に詐欺的であり誠実さを欠いていたかを、遅ればせながらでも「やっぱ黒は白ではなかったデス」と、もし^^気づいたならば、そしてタマタマ先日見たテレビ番組の”クイズヘキサゴン”の無知を晒し切って恥とも思わない一部怪答者達との違いを明確にしたいのなら、再び姑息な手段を使って”内足主導云々・・・”をうやむやにしたまま、「ヤッパ外足荷重が正しかった」という当然過ぎる結論に持っていく為の、何か意味ありげな気持ち悪い手の平の返し方を考える前に、潔く謝罪し、
失われた10年のオトシマエをキッチリつける(何故詐欺理論が考え出されたか等々、検証作業はシコタマある筈だ)ところから出直すべきだろう。

そーして頂かないと、タフで圧倒的で味わい尽くせない程のスケールを持つスキー場でのスキーが、どんなに感動的なのかも知らないまま、スキーライフを閉じてしまうスキーヤーが居るかもしれないかと思うと、あまりにも勿体無いからだ。」


・・・・・ってなことを6年前には書いていたんですね(^^)。

八方SSに限らず、他の公認SSや個々の指導員も、この冬に向けて余程発言には注意しないと、モロモロの思惑やレベルを見透かされてしまいますよ。


10年で失ったものの中で、最も際立っているのは指導者以前に人間としての誠実さではなかったか?

この件に関しては友人が魚拓を採ってくれてあります。





ストッリSC
2013/10/24


実は先シーズンの終わりに、お客様からスキーを頂いていました。
私がモノ欲しそうにしていたのが分かったのかどうか、以前からとても気になっていたものの、価格が価格だけに手が出なかったストックリです。

頂いた時、スキー場は未だ滑走可能だったので、早速滑りに行くつもりでブーツ合わせをしようと板を見ると、滑走面には新たなストラクチャーが施され、ワクシングと共に完璧にメンテナンスされています。

こんな状態の良い滑走面は、新品のオガサカHV以来久し振り(HVは今やガサガサ^^;)でしたから、春の汚れた雪で使うのは忍びなく、今シーズンまでオアズケにすることにしたのです。

ちょっと前までは暑くて汗ばむ陽気でしたが、急に寒くなって白馬三山が雪化粧すると、条件反射とでも云いますか?、「早く滑りてーな~~」(^^)となってしまい、ましてや新兵器を入手したとなればなおさらです。
    
r=14.9mはこれまでに使った板の中で多分最小。
rといい、あおった感じだけでもこの板がどんなのり味なのかは大体予想出来ますから、今から楽しみ楽しみ(^^)。

    
テールプロテクタがアルミのビレットだったりして、細部に拘った作り込みは流石質感が高い。ベンドはオーソドックスなポジティブキャンバ。

滑走面の状態の良さはもとより、ツルンと仕上げられたバリ一つ無いエッジには驚きますが、そう感じるのは多分私が板の手入れにに関して無頓着になっていたからだと思います。

LOOKを使っているHVは、エッジがビンディングのロッドに直撃してボコボコだし、普段は缶入りワックスを塗るだけなので、ホットワックスで完璧に仕上げられた滑走面を見るのは何年振り?か思い出せない位ですから無理も無いです(^^;。

M見さま有難うございました。





新メソッド感その6
2013/10/23


水平麺云々~ハイブリッド云々の理屈では絶対にスキーは出来ないが、それらは振り付けが珍妙だっただけで、現実的には普遍的原理に則って行われていた訳で、昨年までのスキーが水平麺云々やハイブリッド理論に依るモノでないのは今更云うまでも無い。

したがって、水平麺云々を信じて疑わなかったギモや非動員が、今回の進路変更(^^)とその理由を説明するにあたり、スキーの普遍的原理を踏まえた上で、それらが水平麺云々との整合性を保ったまま(スキーというカテゴリの話として)、タニマチあるいは生徒各位を納得させることが出来るかと云えば、相手が相当のナニで無い限り、常識的には不可能だろう。

そして問題(大問題か?)は、そうしたフェイクによって、10年もの間最初に身に付けるべき合理的な構えや効率的な動作や効果的な操作方法がスポイルされてしまい、初心者に特徴的な癖に据え置かれたまま、滑走感覚だけは身に付いてしまったスキーヤを大量生産したことだ。

これはとりもなおさず、滑られる斜面あるいは楽しいと思える斜面条件を限定してしまうことを意味するし、奥深いスキースポーツの、ほんの入り口で足踏みさせられている様なものなのだ。
悲しむべきことに、被害は善良で真面目なスキーヤ程被っているから、これはスキーヤ個人にとっても、またスキー環境(界)にとっても不幸な時代だったと言える。

冗談でも皮肉でも無く、「この10年は無かったことにしたい」SAJ今日逝く本部の気持ちは痛いほど分かるし、シーズンを間近に控え、詭弁に策を弄する様子を想像しただけで不憫に思える。
しかしどう考えても、先ず最初に「間違えていました」あるいは「嘘八百でした」と謝罪しない限り、活路が開けないことは、それなりのスキーヤだったら分かるだろうに。
110mハードル競技に例えれば、最初のハードルを避けて通ったら、その後の走りが如何に速くても記録は「失格」だからだ。

既に終わっているにしても、水平麺/ハイブリッドの新理論に依って、10年の間に提唱者自らがどう進化したのかさえ示せないってのも舐めた話ではある。

トーシロに、古いだの遅れているだの昭和だのと、謂れ無く貶められたオーセンティックなスキーヤーの一人としても、この怒りは当分生暖かく抱き続けるしかないのだろうか?(^^;。単に教程云々に留まらず、その辺りの精神的救済策も今後の課題だろう。

・・・・・・・・・・・・悪いことは言わない、早々に謝罪した方がE・・・・・・・・・




新メソッド雑感その5
2013/10/22


平成18年8月21日施行「財団法人全日本スキー連盟」の寄付行為を確認しておきましょう。

第2章 目的及び事業
(目的)
第3条 この法人は。わが国におけるスキー界を統括し、代表する団体として、スキーの普及及び振興を図り、もって国民の心身の健全な発達に寄与することを目的とする。

・・・・・とあります。

長い間今日逝く本部の中枢におられる関係者の皆様には、10年を振り返り、この間ご自身の心身の健全な発達と、ついでに(^^)スキーの普及及び振興が成されたか否かを是非自問して頂きたいものです。

今回コンセプトが違うとのことで、掌を反される様子を傍から拝見している訳ですが、今の所皆様方にの健全な発達があったとは思えないと感じています。
そして残念なことに、教科書を作るのは、もうあなた方には無理なのでは?とも感じています。

しつこいようですが、それは「コンセプト」の使い方一つにも現れていて、カメラに例えればニコンとキャノンのフォーカシングが逆になっているのを「コンセプトが違う」という表現をする訳で、贋物と比べニコン/キャノンは「コンセプトが違う」と云わないのと同様です。

また、オフィシャルブックの安全対策部のページにはこんな図があって、

資料提供M下氏

ベクトルもどき(まさかベクトルでは無いだろう^^)の矢印が何を意味するのかや、マタマタ新造語?の脚伸展力等、重力や遠心力はマー良しとしても、それに加えて系の慣性力を考慮した記述が無かったり、折角βだのαだのの図入りなのに、この場合の重力加速度がmgsinαとして記述されていなかったり、突込み所満載なのは以前と全く変わっていないので、懲りないな~~(^^)と思った次第。

しかし、言わんとする方向性に間違いは無さそうなので、これがスキーヤにとって何某かのイメージ構築の役に立つのであればケチをつけるべきでは無いでしょう。

但し、旅館なんかでも料理の写真には「イメージです」とありますから、写真(図)には一言「イメージです」と注釈を付けておくべきでしょうね(^^)。・・・・・この辺りが詰めの甘いところ。

3K新聞によると、最近中国では毛沢東思想に踊らされて文化大革命の片棒を担いだ元紅衛兵が、被害者に謝罪を始めているそうです。
え゙~~~○国人でも謝罪する(知ってる)ですか???(^^)

当時権力闘争に利用された彼らが、また今になって同様に利用されていると見る向きもあるようですが、40年も経ってしまったとは云え、SAJが文化大革命を他山の石とするのは・・・・「今でしょう」(^^;・・・・・使うまいと誓っていたフレーズ・・・・・アフォか?(--;

ちなみに、紅衛兵=ギモンストレ痛っor非道員ってことですので、ご承知おきください(^^)


何が間違っていたのかをキッチリ検証し、反省し、潔く謝罪しない限り、スキー連盟が国民の心身の健全な発達に寄与するなんて大ボラは勘弁して欲しいので、今シーズンの段取りとして、執行部は先ずあらゆる手段を使って現場の先生方に謝罪、先生方は生徒各位に謝罪。関係雑誌は事の顛末をまとめた謝罪広告を掲載。

教程云々はそのズ~~~~~~と後からでも遅くは無いと思います。   勿論無料配布。



新メソッド感その4
2013/10/20


M下君のブログから引用

『指導と検定』のP170-P171に
「1.日本スキー教程とスキー技術の変遷」というページがあり、日本スキー教程が始めて発刊された年からの歴史がいろいろと解説されていますが、1997年発刊「日本スキー教程・副読本・プラス・カービング」と
2000年発刊の教程までで、暗黒の10年スタートの「日本スキー教程 技術と指導 2003年10月」からについては触れられていないのは笑えます。
(角付けの概念が大きく歪曲された歴史的10年なのにね・・・無かった事にしたい!?)

『指導と検定』つぎのP172には「指導者検定実技種目の改正の要点」のページがあり、ここではじめて「自然で楽なスキー」が出てきますね。

~~略~~

教育本部は今年度からスキー技術を新たな視点で見直し、技術と指導の内容を全面改訂いたしました。
したがって、現在発刊されている教程「自然で楽なスキー」は、技術と指導におけるコンセプトが大きく変わることから、2014年度のスキー指導者検定では使用されません。


・・・・・だそうです。

スキーがスキーたる所以の最も普遍的な部分・・・・・客観的事実・・・・・国を問わず共通の認識・・・・・それを踏まえている限り、どんな突飛な技術論でもアリだし、各地各国各人、方法論は千差万別あって然るべきです。

今回SAJの指導内容が全面改訂されたことは、長いトンネルが終わりに差し掛かり、漸く明るい兆しが見えてきたレベルではあっても歓迎すべきニュースです。
しかし、揚げ足を取るようで恐縮ですが、「指導におけるコンセプトが大きく変わる」との表現は、今回については不適切であり、「コンセプト」で片付けられるような10年ではなかったからです。
つまり、スキースポーツを語る上で、絶対に踏まえていなければならない客観的事実とも云うべき領域を完全に踏み外していたからで、コンセプト=概念=イメージオブジェクティブは別物。

このフェイク教程以前にも、今日逝く本部は故意犯に良く似た手口(例えば○○タイマーと呼ばれる様な手法で、故意に脆弱な部分を設けた商品を作り、そこが壊れたら新しい商品を買わせる)を使っていたのではないかと勘ぐりたくもなるというものですが、今回のインチキは度を越していましたね。

そういう捉え方(コンセプトが変わる)しか出来ず、その辺りをキチン理解出来ないと、この先第二第三の鷺氏が現れて、また同じ手口で騙されることになりそうな予感がします。

ちなみに、良く出来た製品は何十年何百年経っても使えますからね。


私も含め、我々スキーヤーは全員(100%)プルークとシュテムのお世話になって現在に至っている筈ですが、過去にはプルークやシュテムを習得すると、その癖が抜けず「パラレル移行への障害になる」とか、「スキーはパラレルから」などとノタマウ輩が居ました。

おりしも、エキセントリックなカービングスキーが現れたことで、そんなパラレルターン渇望のスキーヤーに付け込んだのが「スキーをダイレクトに谷側に向かわせる」横軸落下の水平面理論であり、自然で楽なスキーのフェイク教程だった訳です。
其処では必然的にプルークとシュテムを否定せざるを得ず、あろーことかそれらを「粗野なパラレル」と呼び、そういう意味で、彼らにしてみればプルークやシュテムは忌み嫌うべき技法だった訳ですね。

しかし、もし本当にプルークやシュテムがパラレル移行への障害になっているとしたら、我々を含め、殆どのスキーヤが、未だにシュテムの癖が抜けないことになりますが、現実にはそんなことはありません(^^)

日本人って、マスメディアや有名人やお上の言うことは盲目的に信用しがちで、リテラシーに欠ける嫌いがありますが、それは良く言えば寛容さだったり寛大さですか????。
しかし、フェイクメソッド信じた某隣国のスキーヤ達は、日本の指導におけるコンセプトが大きく変わっても寛大で居られるのかは甚だ疑問(^^)





新メソッ雑感その3
2013/10/18


このDVDに盛んに登場する「カービング」、例によってこの定義がとっちらかっている為、実技の方向性は良いのに、キャプションが良質なお手本滑りを意味不明にしているところが痛い。

例えば「カービング」はいちいち下記のような(注釈付)で使われているので、「カービング」と云う用語がどういう状況を表現するのか全く意味不明なのだ(ーー;。

カービング(スピードを制御)
カービング(雪面の捉え)
カービング(スピード推進)

傑作な使い方が「カービング(スピードを制御)を強める」と云うくだり。
こんなのが頻繁に出て来て、いちいち取り上げたらキリがないが、それを云うなら「エッジングを強める」だろう。

DVDの後半に「カービングとはスキーで雪面を強く捉えること」とのご説明があるが、映像を見る限り、今期SAJのメソッドでは「カービング」の概念は昨年とも一般的な認識とも全く異なり、単なる「エッジング」のことである。

これまでも、そしてこれからも「カービング状態」はスキーングに於いて特殊な状況(テールのズレが極めて少ない≒0)な訳で、キレの良いターンでも大抵は明確なズレを伴うから、この際「カービング」と云う用語は使わない方が賢明だろう。
「カービング」は以前から何度も書いて来た通り、殆どコントロールを失った状態でもあるし、10年以上も悩まされ続けたその亡霊から、漸く開放される良い機会でもあると思うのだ。

エッジングの強弱を伝えるだけなのに、SAJのフォーマット(SJ編集部のか?^^)は、相変わらず小賢しい言い回しで笑わせるが、しつこいようだけど、その前に謝罪位はした呆がEと思うよ・・・・立派な公益呆人組織らしいから・・・・マヂで。


新メソッド雑感その2
2013/10/18


例によって(^^)M下君から2014オフィシャルブックと指導と検定のDVDが届きました。

冒頭インチキメソッドから撤退した理由も謝罪も反省も、勿論何の脈絡も無く突然のプルーク系技法出現で、10年以内にスキーを始めた方にとっては「一体何のコッチャ????」と思うような幕開け(^^)。
こうもヌケヌケと、昨年までのインチキは「無かったこと」にされると、もう「見事!」と云うしかありませんね(--;。

プルークボーゲンや横滑り、シュテムターン(用語)が復活したことは素直に喜びたいし、中でも「横滑りの連続」にはスキー技術のヒントが詰まっているという意味で高く評価したいと思います。

但し、デモンストレーションを担当しているスキーヤは、昨シーズンまでのインチキメソッドの影響をモロに受けているので仕方ないにしても、ビギナに視覚で訴えるには基本的な構え(外向外傾)が甘く、特に低速での演技がぎこちないのは気になりました。
もう一つ、速度が速めのパラレルターンで外腕が上がり過ぎるのはご愛嬌か(^^)。

しかし「横滑りの連続」の演技は秀逸だから、オーソドックスなメソッドとしてのデモンストレーションも、その完成度(^^)を高めていくのはこれからでしょう。
何しろ長い間インチキ滑りやらされていた訳ですから、彼らだってそう一夕一朝に癖は抜けないですからね。

暫定教程の指導と検定では、プルークファーレン/ボーゲンはじめ、取り上げられた技法も実演内容も、若干の「??」があるものの、正しく正攻法でのメソッドになっていることが分かって「ホッ」としました。

しかし、教育本部の悪い癖である難解なチャート図は相変わらず健在だし、流行り言葉を安易に使う所などは「斜滑考2」ぢゃあるまいし、知的レベルが知れますよ。
そして「カービング」という用語が多用されているのが目障りですが、殆どの場合「エッジング」と置き換えて差し支え無いので、来年発刊されるだろう新スキー教程には、それら用語の定義も含め、キチンと整理整頓する必要があるでしょうね。

それより、オフィシャルブックのスノーボード編を観て感心した次第(^^)。このスタイルをそっくりそのままスキーに置き換えた方がはるかに分かり易いし愉しそうに見えますが、スキーヤ(特にSAJ会員)は難解そうな表現の方が有り難味があるってことなのでしょうかね?(^^)。





新メソッ雑感その1
2013/10/18


その1ってことはその2も3もあるかも知れない?(^^;。

「外スキー操作を基本にした、オーソドックスな世界標準の指導体系へと進路変更を行う」については、残念ながら「外スキー操作」という表現だけで怪しさは十分。

好意的に見れば、外スキー操作=外スキー荷重と捉えられるが、基本は客観的な事実(スキーの仕組み)であり、それを成り立たせるのに必要な「操作」とは分けて考えるべき。
「操作」はこれまでもそうだったように、大いに主観の入り込む余地があるから、厳密に云えば基本にはなり得ないし、この部分こそスキーヤ独自の考え方やイメージの活躍する部分でもある。つまり、指導員~名コーチと呼ばれる人まで夫々が持っている方法論だということ。

M下君情報だと、2014年版指導と検定には、早速「3本の矢」とか、それをアレンジした「2本の矢」が登場していたから「ハイブリッドスキー」同様笑わせるでは内科。
新メソッドは「外向外傾外足荷重を基本」とするだけで事は済むのだが、こういう切り口からして、出版社の編集担当者がインチキメソッドの時と同一人物であることを伺わせるし、スキーヤ、それもSAJ会員が思い切り舐められているのも良く分かる。

そしてSAJの新?人事では、10年もの間インチキ滑りを強要し、スキー界に多大な損害を与えてきた張本人が、主要ポストから外されたとは云え、相変わらず役職に留まっている事実は信じ難い。
普通の神経をお持ちなら寛容とか寛大では済まないところだが、SAJにしてみれば、鷺氏であっても各県連から推薦されて来る人物の一人なので、簡単に突き帰す訳にはいかない事情があるのだろう。

もしI県連に良識があるのなら早急に他の人物と入れ替えるべきで、百害あって一利無し(スキー界にとって)の人物をこのままSAJ内部に放置しておくと、いずれ又なにかしかの災いを招くことになるだろうから、M上氏M下氏K田氏K桐氏等々を擁する人材には事欠かないI県連にとって、出向者の交代は急務だし、何より、スキーヤはもとよりスキー界に損害を与えた発端であるI県連名誉回復の良いチャンスではないか(^^)。




アッサリとされた掌その2
2013/10/14


明智光秀的役割?(^^)を演じたのが誰でどんなグループなのかは知らないが、「外スキー操作を基本にした、オーソドックスな世界標準の指導体系へと進路変更を行う」のは、遅きに失したとは云え喜ばしいことだし、一定の評価はするべきだろう。
しかし、これまでがインチキ方式(メソッド)だったから、常識的にはこういう場合進路変更とは呼ばないが、「オーソドックスな世界標準の指導体系」では無かったことを、あっさりゲロしているところは微笑ましい。

誤りを認めない、謝罪しない、「進路変更」という言い回しで誤魔化すのは、彼らの慣例としてそれはそれでアリなのだろうが、普通の脳味噌を持っているスキーヤであれば、何故進路変更が必要だったのか、その理由を知りたくなるのが人情と言うもの。
そして、その理由を明らかにしない限り、10年もの間「白」だと教えられていたモノが、今日から問答無用の「黒」だと言われても、余程のナニでない限り「ハイそうですか」とはならないものだ。

異端(ヘテロドクス)から正統(オーソドクス)へなら、「進路変更」としても良いとは思うが、インチキ(フェイク)からでは正統(オーソドクス)に失礼と云うものだ(^^)。

ちょうちん雑誌から察する限り、気持ちの悪い言い訳を考えている雰囲気がプンプンしているが、ここはひとつ潔く「フェイクでした」と謝罪した方が、後々キチンとしたメソッドを作るにあたっても自然で楽(^^)になるだろうし、会員にしても気持ち悪さを引き摺ったままシーズンに突入しなくて済むし、信頼もある程度は回復出来ると思うし(^^)。

この辺りの判断を誤るともうドーしようも無いってことなので・・・・・・その位はいくらナニでも分かると思うのですがね。





もう一誌は?
2013/10/12


最近何故かちょうちん記事に精を出していたもう一誌が、梯子を外されてどんな態度に出るのか、少なからぬ興味のあるところですが、SAJとズブズブの関係では無い?(^^)強みを生かして、この捏造事件の全容を明らかにすることは、スキージャーナリズムの良心としての存在意義を示す良い機会になるのではないかと考えますが如何なものでしょう?(^^)。


アッサリと反された掌(--;
2013/10/11


そうこうしている内に(^^)、M下君から2013スキージャーナル11月号の記事が添付されたメールが届きました。




↑今日逝く本部内でナニがあったのか、どういう風の吹き回しで手のひらを反したのかは不明ですが、10年以上に亘るインチキメソッドがバレたので、アッチがスカスカなナニでも、さすがにこのままではヤバイことになると思った連中が居たってことでしょう。
記事を見る限り、今シーズンからメソッドは正常化するみたいなので結構なことです。

以下M下君のメール(スキージャーナル2013年11月号の記事)を引用しながら感想を述べさせて頂きます。

突然にも思えるその刷新の理由は何だろうか」
既に販売を始めている「教育本部オフィシャルブック2014年度版」「2014年度版スキー指導と検定」をはじめ、SAJの出版物を独占しているSAJとはズブズブの関係にあるスキージャーナルさんも「突然に思え」、またその理由が分からないとは白々しいにも程がありますね(^^)

「それは、SAJの指導メソッドが、過去8年にわたって追求してきた新技術「自然で楽なスキー」へのアプローチをひとまず終了し、」
スキー教程をはじめとする関係書物のインチキがバレたからなのは言うまでもないが、しかしこの期に及んで「過去8年」などとサバを詠み、10年以上に亘る詐欺的行為を矮小化しようとするあたりは姑息過ぎて情けないし、ジャーナリズムなんかはなっから期待していないとしても、編集者以前に人間としての品性を疑う。

「外スキー操作を基本にした、オーソドックスな世界標準の指導体系へと進路変更を行うためだ」
ナニを偉そうに「進路変更を行うためだ」だ?。その前にマットーな人間なり組織ならするべきことがあるだろう。
ナニの方がスカスカで分からないみたいだから「するべきこと」を教えてあげるね。

1)これまでのメソッドは「インチキでした」と認めること。
2)何故インチキかの検証結果(そんなたいしたモンぢゃないですがね)を示すこと。
3)インチキメソッドが誕生した背景のブッチャケ事情を明かすこと。
4)スキーヤーへの謝罪。税金優遇又は税金が投入されているとしたら国民へも。

10年以上もの間、「内脚云々」あるいは「横軸方向への落下」を信じ、技術を退化させられたばかりか、インチキ指導、インチキ研修会、その他モロモロを受け、インチキ書物を買わされ続けたスキーヤー達の被害額は一体幾ら位になるのか。今後損害賠償請求だってあり得るかも知れないことを考慮すると、「進路変更を行うためだ」等と寝言をほざいている場合ぢゃ無いだろう。
そんな暇があったら、早急にインチキ書物のリコールを行うべきで、2014年度版がマトモだとしたら、少なくとも2013年度版購入者には無償交換が世の中の常識。買わせるなんてのは論外。教程だって当然無償配布。


~略~
「全日本スキー連盟の新メソッドは「外スキー操作を基本としたカリキュラム」」
いきなり「外スキー操作」だって・・・・・(^^;
何故「新メソッド」にする必要があったのか、先ずは詳しく説明するべき。


~略~
「そのポイントは、ひとことで言えば「外スキー操作が基本」のオーソドックスな指導体系だ」
昨日まで「バインシュピールは古い」だの「昭和のスキー(テリー伊藤談)」だのと蔑んでいたのに、こうも軽く言ってのけられる神経には唖然とするしかないが、関係者の倫理観は相当ヤバイことになっているのでは?

~略~
「世界の多くのスキー学校が採用しているオーソドックスなメソッドを主体にしたものであると考えられる」
「考えられる」
って、それ以外に何かあなた方に「考えられる」とでも云うのか?スカスカのナニで。

~略~
「注目したいのは、すべての検定での着眼ポイントが外脚荷重主体のメソッドである点だ」
まだ「主体」ってところが泣かせるね。

「昨シーズンまでの「自然で楽なスキー」とは違う」

「違う」ってことは、今シーズンは「オーソドックスなメソッド」で逝きますってことね?。
しかし、雑誌屋ともあろーお方が
「違う」「間違う」の意味も使い方も知らないとは恐れ入る。正しくは昨シーズンまでの「自然で楽なスキー」「間違いでした」あるいは「インチキでした」だろう。

「オーソドックスなメソッド」は勿論歓迎されるべきだが、その前に、インチキを妄信していたスキーヤーに対し、それが何故インチキだったかを明確に理解させることが先決。
それが出来なければ、今後彼らのスキー技術が正しい道に戻ることも精神的な部分での救済も難しいだろう。

公益法人が10数年もの間インチキメソッドを放置した社会的責任は重い。
早い時期に会長の謝罪と再発防止のスキームについて、少なくとも会員にはアナウンスがあって然るべきだ。


捏造発覚?(^^)
2013/10/07



日本人として一度は見ておきたかった三内丸山遺跡を観に青森まで行ってきました。
復元?された建物や発掘された生活道具を目の当たりにすると、昔学校の教科書で習った程度の知識ではあっても、これまで縄文人に抱いていたイメージとの齟齬は大きく、驚きと戸惑いと共に認識を新たにした次第です。

この遺跡について何が驚きかの云々については、考古学に造詣の深い方々がその情報なり持論をwebサイトに展開しているのでそちらをご覧頂くとして、私を案内してくれたボランティアの上口氏によると、地下にあるものは真実だが(客観的に説明できると言う意味で)、地上にあるもの(あったもの)はロマンだとのこと。スキーに例えるなら地中=原理原則、地上=技術論ってとこでしょうか?(^^)。

ボランティアの上口氏

従って復元された建物は、地面に掘られた穴の大きさや深さ、其処から出土した木材の太さから大いに想像力を働かせて出来たものだから、本当に当時の姿か否かは誰にも解らないと仰っておりました。

ごもっとも(^^)

三内丸山遺跡のシンボル的遺構である六本柱建物も、本当にこんな形をしていたのかどうかは意見が分かれるところだろうし、ましてやその用途となると皆目見当がつかないのですが、復元物を見る限り司馬遼太郎氏ならずとも、見張り台とか灯台の役目をしていたのではないか?ぐらいの想像は出来ました(^^)。

・・・・ということで大いに衝撃を受けて帰路についたのですが、そう云えば十数年前、神の手を持つと言われた考古学研究家による「旧石器捏造事件」というのがありましたね。

これがどういう事件だったのか、詳しくはwebサイトにしこたまある情報を参考にして頂くとして、何が問題かと云えば、「前中期旧石器時代」は日本には無く、日本列島に人類が存在したのは9~8万年前からとされていた説が、「神の手氏」による石器発掘(捏造)によって、一気に「70万年前(北京原人と同時期)から存在していた」ということになったからで、このことは東西考古学関係者のパワーバランス?に影響を与えただろうし、その捏造が発覚したことで、日本考古学界は云うに及ばず日本国家の信頼性をも毀損し、国家間の政治的な問題にも大いに影響があったのではないかと考えられるからです。

ボランティア上口氏の弁の様に、地上に復元されたものがロマンだとすれば、詰まるところ主観の産物なので、太古の昔に思いを馳せる想像力の賜物であり、人夫々で見方もイメージも意見も分かれるのは否めません。
一方、土中にあるものは「客観的事実」であり、それこそが「歴史の真実である」とするなら、その部分(日本人のアイデンティティーを左右しかねない)を捏造/改竄した「神の手氏」の罪は計り知れない程重いのは確かです。

しかし捏造とは知らずに喜んだ考古学を趣味とする人々や、騙されて地域興しに励んだ人々にとっては、大量に作った「原人グッズをどーする?^^」等々災難でしたが、この分野の学者/専門家達は災難で済まされる筈も無く、税金投入や出土地域に直接的な損害を与えたと言う点でも許し難い事件でした。

但し、この分野の学者や専門家達を一括りにして非難するのは適当ではありませんね。

「前中期旧石器時代」の存在を
 1)信じ込んだ学者
 2)信憑性には疑問があるが立場上(保身)支持した学者
 3)信憑性には疑問があるが黙っていた学者
 4)完全に眉唾物だと思って反論した学者

1)は論外として2)3)が大半だったとは思いますが、4)が居たのかは不明(^^)

いずれにしても考古学の権威である偉い先生方は、アマチュアである神の手氏によって70万年前の地層から掘り出されたという石器・・・・・つまり、数十万年前の石器と縄文時代(5000年前位)の石器との区別がつかなかった訳で、ということは弥生時代以降の石器についても甚だ怪しいってことになり、考古学者全員がナニだとは思いませんが、何事につけ「権威が仰るから間違いは無い」との認識は改めなくてはならないってことでしょう。

このことで日本史の教科書に載るまでになった旧石器時代に関する記述は教科書から削除され、前中期旧石器時代の存在が前提での研究成果は崩壊した模様です。

ということで・・・・本題(^^)

土中の状況を改竄/捏造した「神の手氏」と、スキーの原理原則を改竄/捏造した「某鷺氏」は同類の犯罪者ですが、一つ違いがあるとすれば、「神の手氏」が考古学に造詣が深かった?のに比べ、「某鷺氏」は完全トーシロと云う点でしょう。

前中期旧石器出土=カービング板出現
前中期旧石器大量出土=某鷺氏による水平面理論出現(内脚主導等々=原人パイ等々^^)
前中期旧石器時代存在=某鷺氏今日逝く本部席巻
前中期旧石器捏造発覚=オフィシャルブック「と学会」に登場(スキー教程及び関係書物崩壊^^)

「と学会」・・・M下君情報

初心者に特徴的な滑りと上級者の滑り(前中期旧石器と縄文時代の石器)の見分けがつかなければ、指導員(専門家)とは云えないだろうし、捏造が発覚すれば、2)3)の様な連中と同様の態度をとっていた今日逝く本部関係者は「実は変だと思っていた」と、なる筈だから、それが一番の卑怯者だということも知っておいた方がEでしょうね。
かつて教程をして「味がある」などと述べていたボンクラ理事はその筆頭。

こんな方々が相変わらずスキー専門家で今日逝く本部安住ですか(^^)。
インチキ教程改定にあたり、問題は「内脚主導が間違いだったから外脚主導にしました」で済む話では無いってことです。
重力だか重心だかが内側に落下することでターンするから、操作は不要とまで言っていた、「従来のスキーとはその仕組みが根源的に違う」イノベーションだかパラダイムシフトはどーなった?か。

本屋で○Jの表紙を見て、「昨年までの滑りは無かったことにする」ってのはこういうことか?と、妙に関心した次第ですが、広報誌はともかく、10年もの間インチキ教程を信じた指導員によって、相当額の指導料を支払いながら、上達を阻害されたり下手にさせられたスキーヤーに対し、組織の代表が謝罪無しってのは如何なものでしょう。
みずほ銀行もJR北海道もその都度謝罪しているではありませんか(^^)。

長期間インチキを看過していた関係者の皆様でも、流石に次期教程なりオフィシャルブックには「○○主導/主体/主動/始動」だのの忌まわしい記述は使わない筈ですが、万一そういう表現があったとしたら、相当なアレってことで理解します(救いようが無いってことで^^)。


旧石器捏造事件」はスキー理論捏造(事件)と良く似ていたので比喩に使いました。考古学には全く疎いので、認識が間違っていたらご指摘下さいm(ーー;m。



ハイブリッド教
2013/08/14


ハイブリッドという言葉が流行れば猫も杓子もハイブリッド、スキーもご多分に漏れずハイブリッド・・・・・・いったい何のコッチャ???と思うのが正常な人々。

「ハイブリッド」と聞けば、かつてアマチュア無線を趣味としていたこともあり、真空管とトランジスターの混成回路をイメージする。
目的が「信号増幅」だとすると、結果的にそれが達成出来るのであれば、真空管だけでも良いしトランジスタだけでも良いのだが、真空管とトランジスタを組み合わせてより効率的なシステムが出来上がるなら、採用されて然るべきで、具体的にはヤエスの送受信機FT401の真空管仕様に対し、FT101(真空管+トランジスタ)の様なもの。

自動車だったら異なる仕組みの、それも2つ以上の「動力源」を持つものをハイブリッドと呼んでいて、現在では内燃機関と電気モーターの組み合わせが主流。
内燃機関はエネルギを回収出来ないがモータは回収出来る等、双方の長所を生かせば限りあるエネルギを効率良く使えることになる。

これらのことから、その方式が異質でも、信号増幅なり動力の発生なり、同じベクトルを持っているモノ同士の組み合わせをハイブリッドと呼んでいるようで、その目的はハッキリしている。

ハイブリッドの意味を知らないから、 ”ハイブリッドスキー” の定義?は当然ながら曖昧で、「重力と筋力を融合させた谷回りの連続ターン」だの、「重力を利用した効率の良い滑り方」だのその他モロモロで、当然ながら正常なスキーヤには何のことだかサッパリ分からない(--)。

それもその筈、スキーの場合、重力は単純に速度を得る為に使われるのであって、ターンになんか関与はしていないし、筋力は大抵減速時(ターン含む)に使われるからそのベクトルは正反対
こういうのは極普通のシステムであってハイブリッドとは呼ばない。

筋力(筋肉^^)が落下(^^)エネルギーを回収し、次の加速に使えるならいざしらず、これをハイブリッドと呼ぶ(呼ばせる)のは、今時スキー憐命今日逝く本部のナニ位なものだろう。

筋力が加速に関与するとしたらスケーティングかストックで漕ぐ時位か?(^^)、偽術選ではよく見るから、これがハイブリッドスキーなのカモ(^^;。

このラチも無い話は、スキー技術を習得する上で最も基本的な条件である「外足又は谷足を踏めるようになること」が意外と困難なので、今日逝く本部に某県連から送り込まれた鷺師の素養を備えたオッサンが、スキーだけは上手い(かった)けど、アッチの方がナニ揃いの連中を懐柔して「外足踏めないなら内足荷重だってEヂャン」として「内脚主導」をでっち上げたのがコトの始まり。

つまり、ピアノなら10本の指全部使って弾くのは難しそうだから「1本指でEってことにしよう」ってのと同じ理屈で、これぢゃいつまで経っても初心者から脱せないし、せっかく培った技術は退化させられる。

この10数年、マヂメなスキーヤ達に限って、このラチも無い話に振り回され続け、未だに ”自然で楽なスキーのすすめ 日本スキー教程技術編” をはじめ、”オフィシャルブック○○年度” だの ”準指・指導員検定模擬問題集○○年度対応改訂版”←笑止千万 だの ”教育本部スキー指導と検定○○年度” だの ”日本スキー教程 安全編” だの スキー指導者必携 日本スキー教程「スキー指導マニュアル編”←一番マトモそうなのが何故か廃刊(^^)だのを買わされ続けている。

その他にも ”一級攻略法” だの、”テククラ攻略法” だの ”○○攻略法” だのがシコタマあって、こんなに買わないと、スキーやスキーの指導が出来ないのか?と、傍目には不憫に思う。

つまるところ、「準指・指導員」資格を餌にカモにされているワケで、これらを十数年読んできて、経年に因る慣れを除き、技術的に何かマシになったという方が居らっしゃったら是非教えて欲しい位もの(^^)。

早い話が、客観と主観の区別がつかないスキーヤをカモにし続けているのが今日逝く本部であり、その意味で、S○Jの刊行物は健康鷺の手口に良く似ている。
その最たるものが、客観主観入り乱れて何でもアリのハイブリッド教程

「アッケ押し出しシマ捻るだ」・・・・これは以前にも書いた八方SSの名スキー教師の指導用語。
言い得て妙、このワンフレーズの前でラチも無い話は霞む。

飯山の某スキー場が会社更生法を申請したというニュースを聞くにつけ、スキーの普及をお題目に掲げていた団体は、スキーブームに乗って熱心なスキーヤ達から詐取し、ブームが去った後は業界の足を引っ張るだけの存在だったのではないか?と改めて感じる今日この頃、スキー衰退の原因のいくらかを彼らが占めていたとしたら(そうでないならはなっから存在意義は無いってことだから)、贖罪の意味でのマトモな教程作りは急務になる。

新教程編纂に当たり ”自然で楽なスキーのすすめ教程 ” に関わった19名は全員更迭だろう。
理由は彼らが無知無能か否かなのではなく、嘘っぱちを看過したその態度が、スキーヤに対して極めて不誠実だったからだが、我々庶民は福島の原発事故で東電も原子力規制委員会もその他モロモロの関係機関の誰もが責任を取らない社会システムに慣らされているから、スキー界の云々なんか瑣末過ぎて問題とも感じなくなっている今、恥を知る人間はS○Jにも存在するし、優秀な人材も居ることを示す良い機会だと思うのだ。



S○J存症
2013/07/04


40年近く前、SSで企画を担当していた頃、ゴールデンウイークにヘリで白馬山頂に行き、そこから大雪渓を滑る「ヘリスキーツアー」を企画したことがありました。

しかし、荷揚げ用ヘリでの人間輸送ということもあり、運行に関しての法律やその他モロモロをクリアするのが難しくなったり、ヘリの運賃を現実的なものにする為にSSの会員だけではなく一般募集もしたので、山岳スキー未経験の参加者にはリスキー(^^;に過ぎることが分かり、この行事は数年で終了しました。

催行当時はSSの会員であるベテランの山岳ガイドが、事前にピットチェックを含む入念な下見を行っていて、滑走環境に於ける雪崩や落石発生の確率が低いことを確認した上でのツアーでしたから、当然危険度が高いと判断さた年は中止にしましたが、それでもツアーの最中事故が起きなかったのは、運が良かったからだと今でも思っています。

ところで、参加者を一般募集するにあたっての最大の問題はその技量でした。
この手のツアーは、参加者の技量如何では非常に危険なものになる可能性が高いので、参加資格は当然「SAJ1級以上」とした訳です。

当時我々SSの教師達の1級取得者に対するイメージは、およそ考えられるあらゆる斜面や条件を「難無くこなせる」というもので、技術的には最高レベルをクリアしていることに疑いは持っていませんでしたから、例え小雪渓の斜度が40°を超えていても、大雪渓がデブリで滑り難くても、参加資格はそれだけで充分だと判断していました。

白馬の山頂では、富山側にある朝日岳で足慣らしをした後、2900m付近から猿倉までの標高差約1700mを滑降するのですが、この標高差は国内屈指のスケールを持つ八方尾根スキー場でさえ1000mであることからすると、1級レベルのスキーヤーにとって、その滑降が如何にエキサイティングであり愉しいものになるかは容易にご理解頂けるものと思います(^^)。

ところがその認識が誤りだと知ったのは、迂闊にもエキサイティングで感動的な滑降を心行くまで堪能した後でした。

高いヘリ代(¥25,000位?)を支払いながら、フィルムクラストした極上無垢の斜面に「シュイ~~ンッ」と黒いシュプールを刻むことも無く、腰が抜けそうになった1級保有者の面倒を見るハメになったSS関係者が、一番美味しい斜面を介助に終始したという話を聞いた時は気の毒に思ったのは言うまでもありませんが、同時に「1級ってナニ???」と激しく疑問に感じたものでした。

スキーに関わるバッジや資格に何か意味があるとしたら、こういう時にこそそれらの出番だと思うのですが、数人とは言え当時でさえ1級の技量に大きなバラつきがあったことからすると、昨今S○Jが発行するバッジやその他モロモロの資格は、既にそれが持つ意味の肝心な部分を失っているのでは??。

ヨケーなお世話ですが、実力と肩書きの齟齬はS○Jに依存しているスキーヤ達(S○Jのモロモロが価値基準な人々)にとって、モロモロの意味で(^^)不幸な結果をもたらしているのではないか?と思われます。

話は違いますが、その後白馬大雪渓では何度も遭難事故が起きているのは周知の通りで、今年もゴールデンウイークには雪崩による犠牲者が出ています。

雪崩発生の条件が全て整った中、彼らが何を根拠に警告を無視してまで入山したのかは理解に苦しむところですが、事故が起こる度に多くの登山愛好家にとって、精神的にも金銭的にも好ましくない環境整備?が行われることになるのでしょう。



プロ野球のタマ
2013/06/13


重度憐命の理事達がナニ揃いでアレだもんだから「なんだかな~」と思っていたら、今度はプロ野球ですか(^^)
野球にあまり興味の無い私でも、ボールの件に関しては「オイオイ^^;」ってところ。
価値ある?ホームラン記録でさえ、その意味を失いかねない「失態」と言うか、原子力規制委員会だか安全委員会に言わせれば「事象」と言うか(^^)。

事態が発覚するまでのホームランは、全て飛ばなかった時のボールを使っていた時の飛距離に換算して再判定したら?・・・・映像にも記録されている筈ですからね(^^)。
野球の専門家や通の方だったら、ホームラン数がいきなり5割り増しになったら「おかしい」と思うのが普通でしょうが、ナニはともあれ、救いはシーズン始めからだったって事ですか。

福島の原発関連や先頃の東海村の件でも、世の中ナニを信じて良いのか分からなくなっている今日この頃ですが、「人の心は真実より虚偽の方に影響されやすく出来ている」と、デジデリウス・エラスムスが述べているように、スキーについてもナニが真実か見極める力は大切ですね(^^)。



メディアリテラシ
2013/05/25


ジャーナリズムが必ずしも規範と成り得ないことは、例えば新聞各紙の報道姿勢からも理解出来ますが、それにしてもスキー業界誌の体たらくには怒りや情けなさ通り越して笑えてきます。
某情報筋によると、SG誌はナショナル(^^)デモの合宿をレポートしていて、それが某国メディアの常軌を逸したとしか思えないコラム同様笑えるので紹介しますね。

見出しは
「指導法、技術論再構築への第一歩」
副題?
「過去数年間の指導方法や技術の捉え方からから大きく舵を切り新しい方向性を模索する第一歩」
副副題
「全てのスキーヤーに基本を行き届かせるために」
・・・・だそうです。

某氏に替わって、今度はアドバイザにバイオメカにクス?の専門家小林氏が登場。
氏は「いかに雪面抵抗をつくりそれを利用して回っていくか・・・・云々」と述べていました。
これまでが異常だっただけに、当たり前の話がヤケに新鮮でもっともらしく感じるのが不思議ですが、取りあえず内容がマトモで安心しました。

しかしスキーの専門家(デモの連中)なら、そんなモンいちいち解説して貰わなくても分かるレベルの話だと思うのですが、例によって神妙に聴いている光景は滑稽デモあります。

やはりスキーは上手でも、自分がどうして上手に滑れるのかを、客観的に説明出来る能力に欠けていた為に、10年以上もの間鷺師をのさばらせてしまった原因の多くを占めていたことが、この様子からも想像出来ました。

「指導法、技術論再構築への第一歩」!!?(--;
漸く第一歩かい???・・・・それよりも、どうして再構築しなければならないハメになったのか、自分達マス?メディアのしてきたことの反省なんかこれっぽっちも無いのは驚き。

「過去数年間の指導方法や技術の捉え方からから大きく舵を切り新しい方向性を模索する第一歩」

「指導方法や技術の捉え方」なんて生易しいレベルでは無く、「過去数年間」がスキー技術とは全く無関係な個人的妄想に唯々諾々と従っていただけの話なので、「大きく舵を切り」って言う表現は全く当たらないってこと。
それでも百歩譲って、只でさえ沈みそうな泥舟がいきなり大きく舵を切ったとしたら、それに乗っているスキーヤ達はドーなるか、この編集者は何も分かっていないみたいです。

凝りもせず、また新しい方向性を模索するんですか???。
正常な神経をお持ちのスキーヤだったら、此処で「E加減にしろよ」と思うのが普通でしょう。

「全てのスキーヤーに基本を行き届かせるために」だって!・・・・気は確かか??(^^;
全てもナニも・・・・基本ってのは基本な訳で(--;・・・・やはりナニの方がアレみたいで・・・・・。

謝罪と反省無くしていろんな意味での「再構築」は無いと思うのですが、この繰り返しこそS○J集金システムを「構築」している「基本」かも。

本来不仲とされ、だからこそ互いに存在意義があると思われるアカデミズムとジャーナリズムですが、S○Jのバカデミズムと似非ジャーナリズムの馴れ合いは、生真面目なスキーヤ達をミスリードし、彼らから安定的に収益を上げるには好都合なシステムみたいですね。

規範どころか、批判精神が欠落した編集者の無知無能が、技術論はもとより精神的倒錯状況を招いたことに対し、これっぽっちの反省も無い無恥度にもある意味(^^)感心します。




トマソン教程
2013/05/21


トマソン物件の語源は元読売巨人の選手だった”ゲーリートマソン”に由来するのはご承知の通りで、彼は4番打者でありながら全く打てず、三振するために存在していて本来為すべき役割とは無縁且つ無用の選手だったことからきていますが、現行スキー教程とそれに使われている用語は良く似ています。

巨人軍に損害を与えたと言う意味では、スキーヤーに損害(混乱)を与えた教程作者は、まんまトマソンそのものですが、しかし、トマソン物件はシュールにもかかわらず実存するために、誰にでもそのナンセンスさが理解できて笑いを誘うのに対し、教程のそれは誰かのアイディアをテキトーに拾ってきて、もっともらしく並べた、虚言癖と言うよりむしろ虚言症の人物による作文なので、ユーモアどころかナンセンスギャグにもならないゴミってところが大きな違い。

しかし驚くことに、現実のスキーとはかけ離れたこのゴミがそれなりに支持されてきたのは、物事の本質より権威の方にプライオリティーをおいている人達がいかに多いかの証でもあります。

教程作者は呼吸をするように嘘を吐いてスキーヤを混乱させ、混乱の原因が嘘だとバレたらその原因さえ嘘で繕う行為を繰り返してきましたが、いよいよその嘘に気付きはじめたスキーヤが現れはじめたみたいで喜ばしい限りです。

今巷で喧しい歴史認識の騒動に比べれば、客観的に立証出来るという意味でスキー教程の嘘を見破ることなど、スキーヤそれぞれがその気になりさえすれば造作も無いことです。


トップコントロール云々その他シコタマも、全て妄想の世界でのみ通用するトマソン用語ですが、例えば「ニュートラルポジション」なるもののナンセンス具合は、滑走中そんなポジションなんか金輪際現れないことからも分かります。
もしあるとしたら、「慣性」を無視出来る速度(停止状態^^)に限りますが、言葉だけ見ればもっともらしくて騙されても仕方ないですね。

ターンマキシマムから切り替えの時、板は斜面に対しフラットになる瞬間はありますが、程度の差こそあれ上半身はターンに先行していて、決してニュートラルなんかではありません。

ニュートラルポジション・・・・・・んなもん無いのですが、それをイメージすることで、いちいちターンが中断する(PCじゃないけど再起動)ので、キレの良いターンなんか出来る訳がないのです・・・・・つまり下手になる(される)ってこと。


マキシマム


切り替え。フラットだけれどニュートラルなんかではありません。

一介のスキー宿のオヤヂだって、ゴタクを述べるからには滑りを晒す覚悟くらい出来ている訳ですから、スキー技術を語る教程作者ともアローお方なら、上手か否かを問わず、一度でEから自らの滑りでそれぞれの状態(トップコントロールだのハイブリッドだの)を示して、「これが自然で楽なスキーです」というのを見せるべきでしょう。



ブレーキ
2013/05/15


動く乗り物であれば、大抵はブレーキ装置が付いていて、スピードが速過ぎたり停止したりする時にはブレーキを作動させて調整します。
ブレーキの場所と使用方法の説明を受ければ、間違えたり装置が故障でもしていない限り、大抵の乗り物は容易に止めることが出来ますね、勿論慣れないうちはギクシャクしてもです。

しかしスキーやスノボ、スケート等はスピードが出るのにブレーキがありません。
それに落下の加速度は想像以上に大きいので、その加速力は半端で無く、板をチョコっと下に向けただけで速度はアッ言う間に上昇します。
斜度にもよりますが、多分DUCATI1198Sの6速100Km/h→200Km/h加速より強烈かもしれません。

モーターサイクルにはブレーキが付いているし、スロットルを戻しただけでも直ぐに減速するので安心なのですが、スキーはそうはいきません。放って置いたらどんどん速度が上昇して仕舞いには手に負えなくなります。

この上昇しようとする速度を如何にコントロールするのかが、スキー技術の大半を占めていると言っても過言では無いのですが、カービングスキーが流行り出してからというもの、S○J(今日逝く本部)はブレーキや減速の重要性について殆ど触れなくなったばかりか、「減速=ダサイ」という風潮まで作り上げてしまいました。それに加担してきたのがスキー雑誌。

例えばこの状態↓から、70Km/hまで速度を落とさなければならないコーナー進入時、ブレーキが故障するとどうなるか?は想像にお任せします。

クローズドコースにて

確実で強力なブレーキングが出来るようになれば、より速くも滑られると云うもの。




レオレ詐欺
2013/05/10


先日、この類の詐欺に付ける名称を募集している云々・・・・のニュースをやっていました。
オレオレ詐欺の被害が出始めて10年位経つらしいのですが、次第に手口が巧妙になり、振り込め詐欺の次は直に受け取る手口まで現れて、この手の親心に付け入る詐欺を総称する名称を付けたいということでした。

10年前と言えば、奇しくもS○J今日逝く本部では水平面云々がでっち上げられ、親心ならぬ向上心(むしろバッジ欲しさか?)に付け込む手口に、様々なバリエーションが出始めた時期でもありました。

それからというもの・・・・否もっと前からか・・・・、我々S○Jに籍を置くスキーヤ達の多くは(私は脱会済^^)、今日逝く本部のナニ達がでっち上げる造語と言うレベルを超えた、むしろ欺造語と呼ぶ方が当たっている蓋然性の欠片もへったくれも無い言葉遊びに翻弄されてきたわけで、残念ながらそれは現在も続いています。

今思い出せるだけでも、セフティー/コンフォート/チャレンジ/トップコントロール/テールコントロール/トップアンドテールコントロール/フェースコントロール/斜降(行?)/見せかけの重力/見せかけの水平面/縦滑り/両脚の協働/谷回りの連続/ニュートラルポジション/二軸運動意識/コップの谷回り/体幹主導/内脚主導/外脚従動/粗野なパラレルターン/精錬されたパラレルターン/スタンスの質的発展/ハイブリッドスキー・・・・・・としこたまあり、補記(機)類語?に至っては、正直ナンノコッチャ??か皆目意味不明で、既に正気の沙汰では無くなっています。

これらの欺造語は、通常の精神状態でその概念を理解するのは困難なので、当然ながらスキーヤ同士でもそれを共有出来る筈も無く、イヤーモデル並の新欺造語に取って代わることを繰り返している訳ですが、その都度向上心に満ちたスキーヤ達は色んな意味でカモにされ続けています。

詐欺に引っ掛かる人は何度も繰り返し騙されるらしいですが、自分がカモだと気付かないスキーヤはそれはそれで幸せなのでしょう。
しかし、10年間S○Jの言い成りに頑張ってきた成果が、現実の雪山でどの程度使えるものだったのか、自分の技術をいつの日か客観的に見つめることが出来る機会が訪れたら、S○Jに対しても又違った印象を持つかもしれませんね(^^)。

自動車教習所の教官(先生)は、モロモロのルールや仕組みや運転の基本を教えるのが仕事なので、生徒より運転技術が勝れていて当然な訳ですから、間違っても自分の技量をひけらかしたり、ましてや「イバル」なんてことは無いだろうし、生徒にしてからが、先生の運転技術に憧れて教習所の教官になりたいと考える人はそう多く無いと思われます。

大抵は習得した車(モーターサイクル)の運転技術を仕事に使ったり、趣味にしたり、あるいはもっと突き詰めてモータースポーツの世界で活躍したりと、その運転技能(技術)の利用方法は多岐に渡りますが、スキーではどうもそうでは無いようで、いつまで経っても「S○J教習所」とでも呼ぶべき殻の中しか知らない方が多いように見受けられます。

そして指導員と言う肩書きに対し、何か特別な感情を抱いている節があり(^^)、その肩書き取得に価値を見出しているスキーヤーは少なくなさそうです。
そういう方は、お上のでっち上げるどんな詐欺的用語も肯定的に受け止めてしまうので、それが「基礎スキー」と呼ばれるカテゴリが、ある種の奇異な雰囲気を醸し出す原因の一つになっているのでは無いかと思われます。

ここ10年、お上の言い付け通り真面目にやってきたと思われる、最新技術??(^^)を駆使したスキーヤと、昔ながらの古~~いテ皮~肉を使ったヂヂイの滑りが、偶然にも同時にフレームにおさまってしまった映像があるので、昨年の使い回し(^^;で恐縮ですが再度ご覧いて、この二態を比較され、これからのスキーの参考にして頂ければ幸いです(^^)。

ちなみに後方が体幹主導?(^^)と呼ばれる??ハイブリッド系???、前方が由緒正しい(^^)バインシュピールです。




の例(^^)
2013/04/24


過去に何度も書いて来たことですが、もう一度(^^)
基本は、どんな時でもどんな場所でもどんな状況でも老いも若きも変わることはありません。
その時の状況や個人個人の生れながらに備えられた特徴によって、多少アレンジが加えられることはあったにしてもです。

従って、特別に「コブの滑り方」とか「深雪の滑り方」、あるいは「アイスバーンや急斜面の滑り方」なんてものも存在しない訳で、あるとしたら「特に注意すべき点」程度の話。
あらゆる状況をこなせるようになるには、常に基本の構えと動作を維持出来る身体能力の練磨以外には無いのでは?・・・・・つまり上達するには基本を鍛えるしか無いってことです。

毎年でっち上げられる最新と言われる怪しげな方法で、手っ取り早く楽に上達するなんてことは金輪際あり得ないってことも過去に何度も書いてきましたが、相変わらず陳腐な手口に引っ掛かって上達を妨げられているスキーヤが後を絶たないのは残念です。

外向外傾外足荷重(意識)の構えをとるとこんな感じ↓になります

これは硬く締まった斜度20°未満、難易度は一番低い斜面の様子

次は春の腐れ雪での構え

グサグサでビチョビチョで、うっかりすると潜ってしまう深雪(^^;。斜度30°未満で難易度は中位+

少し手強いので簡単な斜面に比べると脚部に力が入り、ターン弧との兼ね合いもあって多少雰囲気は違ってきますが、基本の構えは維持しています。また維持出来ないと破綻します。

こんな所をガンガン滑るとなると楽な訳がありません(^^)

「難しいから愉しい」、あるいは「難しい程愉しい」と思うのは、多分私のアタマが変だからなのでしょう(^^;




50回スキー戯術選放映と教程
2013/04/15


某氏が干され、怪しいバイアスから開放された今大会がどう紹介されるのか興味があったので、取り合えず録画だけはしておきました(^^)。

放送当日、録画した番組をお客様(指導員)と一緒に見たのですが、「世界にも類を見ないスキー大会」であり、「純粋にスキーの上手さを競う」「日本で最も卓越したスキーヤを決する大会」だそうで、そのキャプションにはマヂで笑えました。
「かんべんしてくださいよ~~~~~」ってところでしょうか(^^;。

身も蓋も無いですが、これを解説すると・・・・・(^^)
50年も続く「世界にも類を見ないスキー大会」=50年もやっているのに「世界には相手にされないスキー大会」は、「純粋にスキーの上手さを競う」らしいのですが、そもそも何を持って純粋なのか?その意味からして不明なので、「日本で最も卓越したスキーヤを決する大会」と云われても、他のFISレースに出場する選手達が「卓越していない」とも思えず・・・・・・・ってところです(^^;。

数百人は出場していた筈なのに、番組出演者は男女それぞれ3人のみで、「彼らの勝敗は如何に?」と云うのがテーマみたいでした。

同じ様な滑走シーンが繰り返されるのも、それにこじつけられる意味不明なキャプションも例年と同じでナニなのですが、ナニがナンでも「日本で最も卓越したスキーヤを決する大会」と云うことにしたい気持ちが「ヒシヒシ」と伝わってきて、それだけでも十分笑えます(^^)。

そんなアルペンレースと肩を並べたい気持ちは、かねこかよとさとーあさことかねこあゆみが「276ポイントでラップを奪う!(^^;」とのクダリに端的に表れていて、ラップの意味さえ知らない屈折した心理は、涙なくして観れない部分でした(^0^;。

しかし、何と云っても笑えたのは、強風でリフトが止まり、キャプションは「スキーを担いで黙々と登っていく選手達」のシーンで、まさか板を忘れた訳でも無いだろうに、一人だけ手ぶらで登っていくナニが居たこと。

イエロービブでさえ自分で担いでいると云うのに、このナニの行動は、図らずも大会出場者(指導員)の本音部分を、いくらかは曝して見せてくれたんだと思った次第。
キャディーにバッグでも担がせているつもりなのか、グォルフぢゃあるまいし勘違いもこうなると哀れ。
そう云えばまだデモ選だった頃、これとよく似たナニが居たっけ(^^)。

5級から始まり、戯術選1位で終わる同好会的閉鎖系社会?・・・・例(多夢心離狂^^)・・・・に於ける神事であるなら、部外者が云々するような問題ではありませんが、しかし、少なくとも日本のスキー界を統括し代表する公益法人の、それもスキーの普及活動を担っている教育本部の行事ともなれば、彼らが為すべきモロモロはとても重要だということを、教程改定を機に再考されるべきカト・・・・。

つまり、一寸したバイアスが掛かっただけで真実が捻じ曲がってしまう(捻じ曲げられてしまう)教程や、そのエミッションとも云うべき戯術選は、権威主義の殻を被る閉鎖系社会に於ける見本の典型であり、傍からは滑稽に見えても、その殻から漏れるエミッションの被害を被ったスキーヤは、残念ながら少なくない訳で・・・・・!!。

誰にでも判り易く、開かれた世界へと繋がるマットーな技術の啓示こそが新教程の存在意義であることを、編纂に携わる方々にはくれぐれも自覚して欲しいものです。





新教
2013/04/02


取りあえず技術選(組織委員)から素人(鷺師か?)を排除したことは、スキー技術論に留まらずスキー界正常化に向けての第一歩だと考えますから、それなりに評価はしたいと思います。

M下君情報によると、既に新体制で新しい教程の制作に取り掛かっている様ですが、しかしその前に、この10数年を総括しないことには信頼を回復出来ないのでは無いでしょうか?

10年以上もの間スキー技術の根幹とも言うべき、そしてこの団体のレゾンデートルの半分は占めているだろう「スキー教程」を、経済学者?を騙る一介の鷺師の手に委ね、そのオカルト内容と鷺的行為に疑念を持たず、そればかりか唯々諾々と従ってきたスキー専門家?及び関係者の責任は、例え彼らの知的レベルに問題があったとしても、上達を阻まれ、無駄な出費を強いられた多くの真面目なスキーヤ達のことを考えると、とても看過出来るレベルでは無いし、ましてやうやむやにして済ませられるような話でも無いと考えます。

特に支離滅裂具合の度を越したオカルト教程を、「味がある」などと評した○゛ォケをはじめ、これを放置してきた上層部(理事達)の責任は重大で、彼らに僅かでもスポーツマンシップが残っているなら、重度憐命の理事達の様に、地位に恋々とした惨めな醜態を晒すのでは無く、然るべき選択をするべきだと思います。

新教程制作は当然として、オカルト教程のリコールとそれに伴うモロモロをはじめ、来季までにすべきことは沢山ありますが、果たして新体制はそれを行えるか否か。

私の様な部外者がしゃらくさいことを書き続けてきても、せいぜい反体制か批判派の「変わったオヤヂ」程度のレッテルを貼られるのが関の山で、何も変わらなかった訳ですから、正常化に向かう兆しが見えた以上あえて述べる事も無いのですが、関わっているのが渡部氏らしいので、一時期ヤマハチームの仲間だったこともあり、間違いの無い様頑張って欲しいとは思います。

願わくば新教程の理論が○○゛ちゃんでも分かる様に、小難しくならないよう願いたいものです。

上が方針転換しているというのに、未だに地元SSではオカルト教程遵守の「落下云々」で指導しているセンセー(被害者^^)も見受けられますが、鷺師ベッタリだった連中が今後どんな態度に出るのか多少興味はあります(^^)。





お祭り終了その2
2013/03/29


今回の技術選について漏れ伝わるお話によると、選手は勿論関係者にとっては良い意味で「変わった」と感じている方が多かった様ですが、外部(私^^)から拝見していると、種目?(^^)や滑り方の内容については従来と比べても、特別「変わった」とは感じませんでした。

昨年までの技法にさしたる変化があった訳でも無いし、上手な人は相変わらず上手で原理に忠実なスキー操作をしていましたからね。
今年もDVDが発売されると思うので、興味のある方は変化の有無を昨年までのものと比べてみるのも一興カト(^^)。

例えば、ターンのきっかけを作るには、マトモなスキー技術だったら板に「迎え角を付ける」・・・つまり「捻る」ことから始めますが、昨年までのハイブリッドスキーの考え方は、板を傾けるとその向きに重力のスキー横軸成分なるWxが発生し、それに引っ張られる(落下する)ことでターンが始まるという、所謂「水平面理論」に拠るものでした。
それ故、Wxはターン終了まで発生し続けなければターンを説明出来ないので、もはや形振り構わず出鱈目を通り越した狂気の成せる業である「谷回りの連続」なるものをでっち上げてしまったと言う訳です。

原理とすれば白と黒、プラスとマイナス、表と裏、あるいは櫻井よしこ氏と田嶋陽子氏位異なる正反対(180怒^^)の仕組みですが、以上を踏まえ、スキーをターンさせる原理に昨年と今年で違いはあるのか?ってところを、冷静沈着(^^)且つ客観的な目で観て見ることは、「変わった」と云われている今年を境に、来シーズンに向けてのヒントがあるかも知れませんね。

昨年までは、オカルト教程遵守(^^)の振りをする為に、選手達は「内脚主導云々」や、それに伴うモロモロを演出しなければならず、それが珍妙に見えた原因の一つでもありましたが、そう見えるのは実は上半身だけであって、下半身では合理的なスキー操作が行われていた訳です。そうでないとスキーになりませんからね(^^)。
しかし上半身が珍妙だと、その悪影響は少なからず受ける訳で、選手達は現実と演出のハザマで苦労していたことは想像に難くありません。

参加者の中にはオカルト教程を本当に信じていた指導員も居た筈なので、技量は十分でも演出の癖が抜けなかったり、あるいは掌の反し方が下手だったりで、成績が振るわなかった人も多かったのでは?と思われますが、抜け目の無い連中は某氏のバイアスが掛からない状況で行われることを知っていた鴨しれないので、伸び伸びと滑られたのでは?(^^)。

今年は漸くシロートの介入しない、スキーヤ達に拠る競技運営が行われたと言う意味では、関係者のみならず、この行事には批判的な私でさえ、なんとなく喜ばしい感じがしました。
オカルトバイアスが無くなったことは、つまりスキー技術論が本物のスキーヤー達の手に戻ったと云うことでもあり、遅きに失した感は否めないものの、これを主導(^^)した人物にはひとまず敬意を表しておきます。

そしてこの50回大会を機に、スキーの技術論が正常化に向かい、若者のスノースポーツへの興味が、ボードからスキーに移行することを期待しています。
その意味で、2013年がスキー復権元年になることを願っていますが、さはさりながら、S○Jの問題がこれで解決するとは思っていませんから、今後の動向には引き続き注意が必要でしょう。

例によって競技者以前に、指導員(者)としてのスキー場に於けるマナーという点では、まだまだ関係者は反省すべき点が多いと思われますよ(--)。

今後多少気になる(^^)のはスキー雑誌の態度です。

既にワンパターン(別称「マタカヨ^^」)が定着している手法・・・・・上位入賞者が暫くの間誌面を賑わせることになると思いますが、その感想や技術的コメントが、従来通りの抽象的で意味不明なものにならないことを願っています。
ザックリ拝見した限りでは、とても上手ではあっても、夫々のスキーヤはそんなに特別仕様の滑りをしていた訳ではありませんからね。
単純明快に「外スキーを踏むことを意識しました」程度でお願いしたいと思います(^^)。

S○J今日逝く本部も、水平面云々だの内脚云々を散々吹聴してきて、今更「十数年間違っていました」となったら「銭返せ!!」の騒ぎになりかねないことを重々承知している筈ですから、恐らくこれからは徐々に、気持ちの悪い方法で掌を反していくことになるのでしょうが、この件で学んだことは、虚構の世界でも人間はそれなりに生きていけるものなんだと云うことでした。

何はともあれ、マトモなスキーヤがお天道様の下で?(^^;建設的な技術論を語れるようになりそうで良かった良かった(^^)。



お祭り終
2013/03/25


お祭り無事?終了したみたいで良かった良かった(^^)。
興味はヨタロウが排除された今回はドーだったか(改善したか?)です・・・。

大回り系種目では、相変わらずスタート→全力で漕ぐ→食らうウンチングスタイルでしたが、外腕気持ち低め(^^)でターンに入る人が見受けられたのは微笑ましい変化か?(^^)。

昨年までは幕間に入っていたヨタロウのトーシロ漫談が無かったことと、彼がでっち上げたイグザミナを排除したまでは良かったのですが、それを機に「教育」部門に相応しい?(^^)名実共にハイブローな競技会を目指すと思っていたら、相変わらず「○○ポイ~~~ン」のナニ系MCの登場でドッチラケ(--;。

しかし、このMCが煩い以外、内容的にはジャンプ台を使わなかった(当然ですが^^)こともあり、5級から続くSAJ技能検定そのままと云った感じでした。

違うのはコースの占有と幟旗の林立と整備に気を遣っていること位で、その意味では公式webサイトで「技術選とは」の解説にあるように、この大会が「ゲレンデスキーヤの頂点を決める」というのは、あながち外れでは無いでしょう。

勿論、この競技?や検定システムに興味を示さないスキーヤ(大多数か?^^)の中には、彼らより遥かに優れた能力を持っている人は沢山居るのですが、これを含め、バッジの等級がスキーの価値基準になっている信奉者にとって、そういう事実は認めたくは無いのでしょう。認めてしまうとこの競技?の存在価値が無くなりますからね(^^)。

指導員(者)としての仕事は、ビギナを正しい技術習得へと導くと共に、彼らを超えて世界に通用するスキーヤを育てることでもあるのですが、自分が「スター気取りでドーする?」って話です(--;・・・・ブッチャケ。

ま~それはともかくとして、この技術選が一部スキーヤの間で人気があるのは事実なのですが、何故か?と云えば、それは肩書や資格を心の拠り所にしている人が少なくないことの証でしょう。

最も身近な5~1級に始まり、テクニカル/クラウンに至るバッジ(技能)検定のシステムは、その延長線上の頂点に「技術選」がある(^^)と云うことからすれば、それが彼らの興味の対象になるのは必然であり、参加者の殆どが「指導員」の資格を所持し、ましてや自分達を指導してくれている身近な「センセー」ともなれば、自ずと応援にも熱が入る訳で・・・・・(^^;

会場の熱狂的な雰囲気はラッパの音からも分りますが、本質的にはAKB48の総選挙と大差無いと思われます。

ラッパと云えば・・・・、急斜面不整地の小回り種目では、陸上のウィリー・バンクス選手のパフォーマンスを気取ってか、スタート前観客に拍手を求めるようなジェスチャーをしていたイエロービブには、勘違いと云う意味で笑えるにしても、昨年までのモッサリとした○○マジック滑り(^^)から、一転して歯切れの良いスピード感のあるヴェーデルンを披露したことは、この種目に関して彼の技量が他の選手に比べて数段上であることを証明して見せました。「ポエッポエップエ~~~~ッ」(^^)

ゲレンデスキーの頂点(^^;と云う意味での判定選基準(100点満点^^)で云えば、一寸したミスを差し引いても、彼の滑りはジャッジ一人当たり「98ポイ~~ン」(^^)位の1位でEのでは?と思いましたが、この種目は2位。

3位の選手(私的には90ポイ~~~~ン^^)に、ジャッジ三人の合計で僅か1点リードと云う判定には、どーでもEと思っている私でさえ「マヂッスカ?(--;」となってしまいましたから、張本人の心情は如何ばかりかと・・・・・(^^)。
仮に3位の選手が一人当たり「95ポイ~~~~ン」でも9点差になる訳ですからね。

ちなみに総合優勝した選手の滑りは精彩を欠き、私テキ(^^)には一人当たり「88ポイ~~~~ン^^」がEところ。
イエロービブのキレの良さと身のこなしは唸らせるものがあり、ジャッジ一人当たりたった1点のアドバンテージしか無いなんてことはあり得ないと思いましたが、この特殊な競技ではあり得るんですね~~(^^)。

ちゃんとした技術基準(判定基準)、あるいはルールブックさえあれば、前評判通り4連覇出来たかも知れないですが、立場が変われば同じことが他の選手や種目でも起きている可能性を考えると、一概にそうとも言い切れないところが技術選特有のアレとかナニなところで・・・・・・・・それともナニか別の外力が作用したのかも(^^)。

教育本部唯一の拠り所であり、また虎の子でもある検定システムが、5級から始まって技術選1位で終わる?(^^)という意味では、一貫しているようにも見えますが、技能の評価単位である得点に一貫性が無いというのは、このシステムの致命的?な欠陥でしょう。

しかし、バッジテストの1点の重み(1点で合否が分かれる^^)が、そのまま頂点部分の勝敗にも生きているという意味では一貫性はありますがね(^^)。

総合成績の順位が、1位2245ポイ~~ン 2位2241ポイ~~ン 3位2238ポイ~~ンと、0.1n%の差でしかない採点競技はそう多くは無いと思います。

これをジャッジ出来るなんて神業としか云い様が無いですが、信奉者達にとってそんなことは些細なことなのか、あるいは気付かない振りをしているのかは知りませんが、つまり、前述したように各段階(2級とか1級とか)での得点にさしたる意味は無いと云うことを証明するジャッジ内容ではありました。
無駄に多い桁数の得点でありながら、1点の価値が極端に重要な意味を持つ以上、100点満点の評価方法はナンセンスだということです。

このことは技能検定を受検したことのある方なら、一度や二度は苦い経験をされている筈?(^^;なので、良くお判りのことと思います。
つまり、たったの1点あるいは2点の減点だったら「来週は合格出来るかも」状態が1シーズンも2シーズンも続く悲惨さをです(^^;。

技能評価が合理的な単位に依って一貫性を持つようにしない限り、この種の検定の信頼は得られないと思いますが、現在はバッジテストから指導員検定まで、合格のボーダーラインをテキトーに70点、あるいは75点としているだけで、早い話がゴルフのパー(0=合格)方式と同じ。
斜滑考でも書いていますのでご笑覧ください。

ソーユーことで(^^;、上位20人位は個性の違い程度で技量的には大同小異(誰が一番でもOK)と思っている私にしても「レレレのレ~~~~?」でした。

S○Jは既に資格開発増産&販売が本業となっていて、今やスキーの普及なんか「何の話?」って位の体たらく。
私の所属していたSSにも資格マニアは居たわけで(^^)、ABCの検定員制度が出来るやいなや、早々にA級をゲットした(その気になれば誰でも取れた^^)某氏が、あろーことか長靴で検定会場に出掛けて行ったこと、それも一度や二度では無いスキーに対する姿勢に驚いた(+その他の感情^^)ことを思い出しましたが(ーー;、資格社会とはゲットした者が幅を利かせられるシステムなので、スキー界でもスキー好きか否か、あるいはナニがナニでもアレがアレでもナニがアレでもアレがナニでも(^^)そんなことは問わないってことを、今年ホサレた某氏が10年以上に亘って証明してくれました(^^)。

・・・・その上に作られた技術選専用?のイグザミナは、今回出る幕が無くてご愁傷様でしたが、折角取得した肩書きもこの様な扱いを受けるとなると、今後出番は無いだろうし威張れなくもなるので、資格販売業者に対し、何らかの行動を起こした呆がEかも知れませんね(^^)

と云う訳で、技術選は昨年より多少マシになりましたが、「指導員(者)がスターを気取るのは如何なものか」との違和感はやはり拭えません。リザルトに資格欄があるってのも意味不明で、ナニのナニたる所以。

何度も書いてきたように、彼ら指導員はプリミティブな部門を受け持つ訳ですから、来年も続けるなら初心に帰って「デモンストレータ選考会」でしょう。







強風でお祭り観戦出来ず
2013/03/17


昨日は朝から快晴で絶好のお祭り日和だと思ったのですが、例のK田氏と兎平に上るも強風でリフトが止まり、競技開始がおくれていました。

待っているのもナニなので、パノラマを下り、北尾根第三で遊ぶことにしました。
その後、風が止むのを待って観戦したK田氏に聞いたところ、選手達は歩いてスタートまで登って競技は行われたそうです。

技術的な内容については昨年と大同小異とのことでしたが、兎平の幟旗珍列の様子を見る限りでは、お祭り自体も特段変化は無い様な感じです。
今日も何種目か行われるみたいですが、バーンが綺麗に整備されているので見に行く気にはなりません。

しかし決勝ということもあり、散歩していると関係者や応援に行く人達の多いことに驚きます。何しろアルピーヌは昨夜お客様皆無でしたからね(^^;。

なんだかんだ云っても、このお祭りは八方で行われるイベントとしては最大の経済効果をもたらしているのは間違い無い事実でしょう。

そして忘れてならないのは、このお祭りがそれなりの体裁を保ち、ある種の(^^)ステイタスを維持出来るのも、八方SSスタッフの献身的且つ統制のとれた行動と手際の良さに因るものです。
いつものように、彼らの働きは称賛に値すると思っています。

と云うことで、昨日の動画をば(^^;



お祭り始まりました(^^)
2013/03/13


庭師S君が物騒な物持ち込んでくれたので、その試乗も兼ねて「指導員のお祭り」見てきました。
ブツはフィッシャーRC4のSG板207cm。
アトミックより2cm長いですが、その割にはとても素直でこれなら普段使い出来そうです。アトミックは普段使うには少し荷が重いカモ。


お祭りの予選は今日からで、ウスバと名木山の中壁でやってました。

演技内容が教程とリンクしなくなった?からか、普通のバッジテスト風景と大差ありません。

未だにハイブリッドスキー(笑)の亡霊にとりつかれているのか、あるいは外側の腕が上がる癖が抜けなくなってしまったのか、選手達の滑りには戸惑いが感じられます。
何しろどんな滑りがEのか明確な基準が無いので仕方ないのですが、コーチは今日の点数の出方を見て作戦を立て直すことになるのでしょう(^^)。

見ている限りでは、膝からエッジングし(膝の使い方が上手い)、且つ外足(スキー)を踏めていた人に高得点が出ていたような感じがしました。つまり普通に上手な人ってことです(^^)
情報によると、ジャッジはイカガワシイナイクザミナでは無く、基礎スキー(^^)界では著名な人を揃えたみたいで、ジャッジ席も質素だし、以前に比べれば好感が持てます。

しかし何度も書いて来たように、気持ちの悪い手のひらの反し方が始まったと思えば気持ち悪いことに違いは無い訳で・・・・(^^)。
今後今日逝く本部が早急に為すべきことは、謝罪と前教程と現行教程及びオフィシャルブックの回収と、まともな教程の発刊と無料配布、あるいは教程そのものの廃刊か。

パナソニックのファンヒータやTDKの加湿器の件を例に挙げるまでも無く、信頼を取り戻すのには何をするべきか分かっていればですが・・・・・(--;。

それとは別に、各地でスキーの普及に励んで来た????(^^)縁の下の力持ち的存在の指導員の皆さんが、シーズンの終わりに同業者との交流を深め、同時に研鑽した腕前を発表出来る場とすれば、このイベントで地元の経済も潤うことだし、これはこれでアリなのではないかとも思いますけどね(^^)。

しかし、腐れ雪でしたがコースは綺麗に整備されていたので難易度はかなり低いと思われ、これで「ゲレンデスキーヤーの頂点」を決められるものかどうかは不明ですが(^^)、かつて何度も書いて来たように、整地は見ていても厭きるだけ(飽きないのは身内か関係者^^)なので、一般人には不整地でスキーヤーとしての身のこなしを見せて欲しいものです。
教程の縛りから開放された?ことでもあり、具体的には黒菱のコブ斜面4回転とか6回転とか(^^)。

そんな訳で、早々に飽きたのでお昼頃には帰って来ました(^^)。

しかし、昨日消雪の為に駐車場に飛ばした雪が山になっていて

妙にそそるモンですからつい滑って?みました(^^)。


丁度正午、こういうのをフールオンザ昼って言うのでしょうか?(^^)



充実した一日でした?(--;




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