1次会(カラオケボックス) レポ

遅刻しそう…
一次会は午後3時スタート… だが少し遅れそうだ。
車の中からYazaさんに電話を入れてそのことを伝えると、
Yaza「わかりました。で…ITOさん、今日、野畑さんが来ますよッ!!
   さっき新幹線に乗ったって連絡ありました」
ITO「マジ〜っ!!」
スタート前からすでに興奮ぎみの2人…

会場に到着
15分遅れで会場となる名古屋駅近くのカラオケボックスに到着、前回と同じ店で、
偶然にも同じ部屋だった。部屋に入ると、
ステージ後方に長谷川さんがキーボードの『準備完了』、
ジョーさんもエレアコをミニアンプにつないで、
『調子はどうだい? バンドマン 今夜もご機嫌な”ジョー”(!)を頼むぜっ』

ジョーさんと会うのは豊橋のライブ以来、なんだか雰囲気が違うと思ったら、
うっすらとヒゲをはやしている。娘さんが「おやまたくじみたい!」と言ってくれると、
うれしそうに話してくれる。

静岡のTOSHIさんは、12月の渋谷であいさつした程度だった。
ギター持参のウワサだったが、えっ! ないぞ〜 なに〜ぃ、ピックだけ持ってきたって!?

前回は、長谷川さんが12弦、毛受(めんじょう)さん、網谷さんの強力ギター陣がいたので、
ITOは弾いてるフリしてカッコつけてれば良かったのに、今回は2人?
それに、忙しいジョーさんはたぶん「RED&BRACK」にアップされている「Passing」までで、
それ以降はコピーしてないだろう? と、プレッシャーがかかる。

前回の反省、マイクスタンドがなかったので、
ギタリストたちが歌うときは誰かがマイクを持っていなければならなかった。
今回は、マイクスタンドをヤフオクで購入し持って行った。
しかし、買ったまま箱から出すこともなく持ってきたので、組み立て方がわからない…、
が、そこは長谷川さんが手慣れたもの、
セッティングしてくれている間に、自分はそれよりは簡単そうな譜面台をセッティング。
こっちは買ったまま封も開けてなかった。

そうこうしているうちに、場所がわからずに道に迷っていたあつこさんが到着。
彼女は、MLをROMっていたが直前に参加表明、誰もが初対面である。
こういう人が来てくれてすごくうれしかった。

カンパ〜イ!
残りの人たちは遅れて来るので、
とりあえずこの7人(Yaza、長谷川、ジョー、TOSHI、あつこ、ITO、M.ITO 敬称略)で、乾杯!

今回、事前に参加者全員に「事前自己紹介文」を書いてもらってあり、
それをYazaさんがプリントアウトして持ってきてくれていた。
そこでまず、あつこさんとTOSHIさんの自己紹介を読み上げることにした。

内容は、
 ・プロフィール
 ・卓治を知ったきっかけ、卓治歴
 ・好きな曲、好きなアルバム
 ・好きなジャケット写真
 ・卓治以外に好きなアーティスト
 ・音楽以外の趣味など
 ・今回やってもらいたい曲、やりたい曲

あつこさんはバイクが趣味で、
その関係で先輩から「gallary」をすすめられたのがきっかけとのこと、
ジョーさんもバイクが趣味で「何に乗ってるの?」などと話がはずむ。
TOSHIさんのきっかけは、甲斐よしひろのサウンドストリート、このケースはすごく多い。
今回参加者のジョーさん、makikoさん、トッパさんも同じきっかけだ。

1曲目は、「祈り」…
さて、そろそろ…、「1曲目、何をやろうか?」ということになり、
あつこさんの好きな曲を見ると「祈り」…、
その声を聞くやいなや長谷川さんがイントロを弾き始め、
Yazaさん、TOSHIさん、あつこさんが歌う。
セットリストだけ見た人は、何で「祈り」が1曲目? と思った人がいるかもしれませんが、
そういうことなのでした。

次はYazaさんのリクエストで、ITOが「今夜のアリバイ」をやる。
この曲は名古屋でもアルペジオバージョン(1999年)とストロークバージョン(2001年)を
やっているが、もちろん自分はストロークで…。
長谷川さんがピアノ。最後のコード「Cm→G6」まで合わせる、なんてお卓な二人。

TOSHIさんギターを弾き、Yazaさんが「Paradise Alley」を歌う。写真@

ジョーさんが、「唯一、ギター弾けるヤツやってもいいですか? 自己流ですけど…」と言って、
「傷だらけの天使」を弾き語り、写真A
内心「おいおい、それで終わりかよ… あとどうなるの?」と思ったけど、
大丈夫、その後ちゃんと他の曲も弾いてくれました。

ITOが、「じゃ〜 Night After Night 弾くから、Yazaさん歌ってよ!」
長谷川さんに、「キーは(オリジナルの)E? (最近のライブの)C? どっち?」と聞くと、
「どっちでも(OK)!」とのこと、「じゃっ、Cで…」、
またまた言うやいなやピアノのイントロが始まり、自分もギターでついて行く。

その後、「Looking For A Soulmate」「汚れたバスケットシューズ」と節操もなく未発表曲を
やってますが、Yazaさんが「やってくれ!」って言うからやっただけなんです。
特に「汚れたバスケットシューズ」なんて、ボブディラン風で早口の歌、ギターも忙しくて、
人に聞かせるような代物ではありませんでした…。写真B

せっかく、ピアノ弾いてくれるんだから…、と「ジャングルジム」以降ピアノ曲が続く、
TOSHIさんが「 P.M.11:11 できますか?」と長谷川さんに聞くと、
「待ってました」とばかりにイントロを始める…、
TOSHIさんがステージで情感たっぷりに歌うと、
「お〜っ、いいっ!」と、特に女性陣の黄色い歓声!
「いつもスナックで歌ってるんだろ!」とヤジ。
「みんなが来たら、もう1回歌ってもらおう!」と早くもアンコール予約。写真D

「Yello Center Line」は「stries」収録のライブバージョンを、「花を〜」もピアノで。

遅刻組が到着、そしてスペシャルゲスト…
このあたりで、おこちゃまさんが登場、例の「事前自己紹介」を読み上げて、
おこちゃまさんの好きな「Rock'n Roll's Over」をやる。
エンディングを名古屋ライブ風に歌うと、長谷川さんが”あうん”の呼吸で合わせてくれる。

続いて西河(happyroad)さん登場、西河さんの歌いたい曲は「欲望」、
「この曲でデビューしたい!!」とのこと。
「お〜っ、CDデビュー!」「10枚買うぞ〜!」みんなでチャカしてましたが、
本当は、駅前デビュー、または、卓治が豊橋ライブをやったハウス・オブ・クレージーが、
ライブのない日は飛び入り演奏できるんで、そこで「卓治と同じステージに立ってみたい!」
という意味です。
でもやっぱ、他の曲にした方がいんじゃないかなぁ? この曲、難しいし…
途中、こんな歌詞もあるし… ♪ナカで・・∬∃▼£$¢♂∞★*§≠@¶♀‡這凵E・・・

この曲は、まだ「RED&BRACK」にアップされていない。
ITOは、てっきりこの曲あたりは毛受さんがやるだろうと思って、コピーしてなかった。
「どうしよう?」と言っていると、そこは困った時の長谷川さんがキーボードを離れ、
ジョーさんのエレアコを借りて弾き始めるが、歌い出しからして難しい…
が、西河さんほかでなんとか歌いきる。写真E

このあたりで、トッパさん、み〜こさん登場。
TOSHIさんが、ギターで「gallary」のイントロを弾くと、ジョーさん大喜び「教えて、教えてッ!」
名古屋リクエストライブでこの曲のリクエストメールが読まれたおこちゃまさんが指名され、
み〜こさんと二人で歌う。写真F

(反省をこめて告白ばなし。途中参加でまだ気持ちにゆとりのなかった私は
♪生きる理由も見当たらない、死ぬための理由もない♪ を
♪…死ぬための余裕もない♪ と歌ってしまいました。。。 :み〜こさんMLより)

(それじゃあ、若者から死にかけの中小企業のおやじに変身じゃねえか。
                                Y&B風 :特別出演あべちゃん)

すると、部屋のドアのガラスの向こうから、スーツ姿の男、
見覚えのある顔がのぞき込んでいる。「わ〜ッ! 野畑さんだ〜ッ!!」
野畑さん、部屋に入るなりマイクを渡され、「gallary」を歌わされる。

→野畑社長の今夜のアリバイ
“前日の金曜の夜が高知で仕事だったため、家には土曜もあっちで
仕事して広島には夜遅く帰るからといってある。実際は朝高知を車で出て、
昼すぎに広島に戻り、新幹線に飛び乗る、そしてPM9:35分名古屋発
広島行き最終に乗る”(だからスーツ姿で登場なのでした。(^^;)

ITOが野畑さんのビールを買いに行って戻ってくると、ドア越しに「Hustler」がもれ聞こえる。
部屋に入るとかなりヒートアップしていて、野畑さん、Yazaさんが叫んでいる。
ジョーさんは客席(?)を回ってエレアコをかき鳴らし、みんなをあおる。
中野督夫以上の盛り上げ上手だ。

「アスピリン」でさらに加速、そして「これでも食らえ!」、「最終電車」まで突っ走る。
Yazaさんは既にネジが飛んだみたいだ。
”毎日カスミを食って生きてた”フォーティーズのメンバーも、
ここでさすがに一息入れてトークタイム。

しばらくすると、ジョーさんおもむろに「NYNY やってもいい?」「イエ〜ィ!」、
そして「Hot Butter」、
続く「談合坂パーキングエリア」はピアノバージョンで(そんなもんあったっけ?)、
メインボーカルの野畑さん、♪20号線国立インター、”中央線”(?)に乗る♪
「”中央線”に乗るな〜っ!」写真G

満を持してトッパさんの「紫の夜明け」、「飼いならされはしない!」でこぶしが上がる。写真H
そしてTOSHIさんの「P.M.11:11」をアンコール。

渋い歌声に聞きほれてなりやまぬ拍手を切り裂くかのように、鋭いカッティングギター…、
ジョーさんの「イリュージョン」だ!!
前橋など最近のライブでテンポを早くしてやっているが、
ジョーさんのはそれよりもさらにアップテンポで、それがすごく新鮮に聞こえた。
曲が終わると野畑さんが絶賛! 「卓治のよりもイイ!!」

かたっぱしからメドレー!
ここでITOはふと我に帰り、時計を見ると6時、「えっ! もう3時間もやったの?
最初カラオケボックスで4時間と聞いて、時間を持て余すかも…、
とも思っていたがとんでもない。残り1時間、あの曲、この曲まだやってない〜っ!

そこで、ITOがアルバム順に並べて作ったコード譜集をめくりながら、
片っ端から1コーラスずつメドレーをすることに。「フィルムガール」「カーニバル」、
続く「Heart Of The Night」では、長谷川さんのジャズタッチのピアノ…、が聞けたかどうか?
ゴメン! ITOもこのあたりでネジが飛び、自分の歌とギターしか耳に入らない…

「下から2番目の男」「気をつけた方がいいぜ」、
このあたりは誰が歌ったというのではなく、ほとんど全員で歌っていたように思う。

続く「Time」のギターのカッティングに、自分ひとりで陶酔状態…。
ジョーさんのテーマソング「Dogs」をはさんで、
「Escape」、(オリジナルはAmだが…)コード「Em→C」のライブでのイントロを弾きながら、
長谷川さんのほうを振りかえると、わかってるよ!と言わんばかりにピアノを弾いてくれる。
3コーラス目の「ウインドゥにうつるオレの顔は〜」のところのミュートのカッティングが
やりたくて、この曲だけ勝手にフルコーラスやった。
こうなったらもう、ギター弾いてるもんの勝ちだ! (TOSHIさんは後悔してるに違いない…)

「もうすぐ」「Show Time」、
「逃げ出せ」はサビの「Unnder the Chain Gang」のところがうまく歌えない…

「いつか河を越えて」、豊橋ライブで最後の最後、
卓治が「もう全部やったよ、もう用意していないけど、何が聞きたい」と言った時、
西河さんがすかさずリクエストしてやってもらった曲、
名古屋オフでは西河さんの持ち歌となっている。写真J

次をめくると、「Night Walker」! 前回、やり忘れて後悔した曲だ。
長谷川さん、さすがにキーボードとサックスの両方を持ってくるのは無理だったので、
サックスはなしだが、みんなで歌って盛り上がった。

「Roadie」…、ITOが 「難しいからやめようか? 九州では歌ったけど…」 というと、
ジョーさんが「なになに! やるぞ〜っ!」、長谷川さんが後ろで苦笑しながらも、
イントロを弾き始め、トッパさん、ジョー、TOSHIさんらと歌う。写真K
九州では、呑さん、ごまさんとこの曲を歌った。
こんな難しい曲を、みんな歌えてしまうなんてスゴイ…、そしてうれしい!

「こわれた自転車」はピアノバージョンを西河さんとおこちゃまさんが歌う。写真L

次…、毛受さんがやると思ってたのでコピーしなかった「夢の島」をとばして、
「Once」、そして「嵐からの隠れ場所」、
九州では、TOSHIさんが即興ベースできめてくれた曲、
ライブでもオフ会でも、この曲をやるととても盛り上がる。
スマイリー役はジョーさん、「こ・れ・よっ!」

次は「Heart Attack」、最初からハイテンションのこの曲、
「誰が歌うの?」と言っていると、TOSHIさんマイクの前に登場…
自分も、いつもは出ない音域が極度の興奮状態でなぜか歌える。

エンディングへ…
30分延長したのに、そろそろエンディングへ。
誰からともなく「No Good!」の声、ジョーさんのシャウト!!

そして「君が本当に欲しいもの」、いよいよエンディングは、やはり「Passing Bell」。
大興奮、大混乱のさなかに合流していたmakikoさんも加わり、全員ステージに並び
ビデオカメラを固定し撮影しながら、2人ペアで1コーラスずつ歌うことに。
長谷川さんのピアノの伴奏で曲がすすむ。
すると、オリジナルの演奏通り、「時計はいつまでも〜」のところから、
長谷川さんがストリングス(オーケストラのような音)に切り替え… お〜ッ! トリハダが…
「1本のシャンペンをついだのさ〜っ…」でエンディング  (パチパチパチ…)
そして、「卓治、卓治、卓治!」、アンコールの声が上がる。写真☆

しかし、時計はもう予約してあるニ次会の始まる時刻をさしている、
”外は土砂降りの雨”ではないけれど、一杯やりに、カラオケボックスを後にする一行。

エレベーターを降り、ビルの入口へ、ここで一次会のみ参加の長谷川さん、
TOSHIさんとお別れ、「長谷川さん、素敵な演奏をありがとう!」「次回は出演料払います!?」
「TOSHIさん、6月のアコナイでお会いしましょう!」

今回、みんなが初対面のあつこさん、オフ会には初参加のジョーさん、TOSHIさん、
そしてスぺシャルゲストの野畑さん、
さらに長谷川さんの「何でも来い!キーボード」のおかげて、とても盛り上がり、
メドレー以降の”のり”は、ここ数年の卓治本人の名古屋ライブを上回っているかもしれない、
と思うほどだった。

ピアノで卓治の歌を歌うなんて、他地区の方は、うらやましく思ったんじゃないかなぁ?
譜面なしで何でも弾いてくれて、しかもキーの上下も自在なんて、そうはいないでしょう。
ひょっとしたら長谷川さん、弁当代+卓治レアものプレゼント、
で出張してくれるかもしれませんよ!!


(あ〜、でも「虹の袂」の ♪ラララ〜 のところからギターが入るのを
 イメージトレーニングしてたのに、やるのを忘れたし、
 「天使の歌う朝」もキーボードから始まり、途中からギターをと思っていたのに
 やらなかった。 それだけ後悔・・・ :ITO)

(オフ会のレポートが素晴らしいです。あの日が甦ってきました。
 では、これからもよろしくです。 :TOSHI)

(OFF会ある意味、卓治のLIVEより楽しかったです。
 豊橋LIVEで思ったんです。客席を見ながら“歌声喫茶”みたい! :西河)





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