本装置の基本構造
- 本装置は、熱分解槽の前面部内壁を傾斜させ底面部側を狭くし、底面部の面積を小さく設計した槽本体を有しいる。槽内部において仕切部を設けることにより、仕切部の前方を熱分解槽とし、後方を溶解槽、下方を熱分解槽と溶解槽との連通空間としてそれぞれ形成し、熱分解槽は溶解槽の一部を兼用した、槽本体としています。
- 槽本体の内部には、上下方向及び左右方向に所定間隔毎に配し、かつ前後方向に通気路を有する複数の加熱管を、外部と遮断されている前連通空間と仕切部との間、外部と遮断されている後連通空間と仕切部の間、及び仕切部下位における前連通空間と後連通空間との間にてそれぞれ設け、前連通空間と仕切部との間にある加熱管が、熱風発生装置と接続し後連通空間と仕切部との間にある加熱管が、熱分解槽の外部に連通している煙突と接続されています。
- 前記、加熱管内を熱風が熱源(バーナー)→熱分解槽→連通空間→溶解槽の順序にて移動するよう配置したことにより、熱分解槽と連通空間及び、溶解槽それぞれを廃プラスチックの熱分解及び、溶解に適切温度となるよう設定できます。
- 槽本体内の熱分解槽の上部が、塩素ガスを中和するスクラバーに接続されています。スクラバーは冷却装置と連動するコンデンサーに接続し、コンデンサーは、油水分離槽に接続しています。油水分離槽は、フィルタを介して貯蔵タンク及び、熱風発生装置と接続しています。
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