94.那智滝・青岸渡寺・熊野那智大社・大門坂   2007.5.23(H19)
那智滝(07/5/23)
滝そのものが信仰の対象で別宮飛
瀧神社(ひろうじんじゃ)の御神
体。
また、日本三名瀑でもある。
(他は華厳滝・袋田の滝)
(和歌山県)
那智滝
落差 :133m
幅    :13m
滝口が三筋に別れている為、「三
筋の滝」とも言う。那智の渓谷に
は幾つもの滝があり、那智四十八
と言われ、その一の滝のことであ
ったが、現在は那智滝と言えばこ
の滝をさすようになっている。
鎌倉積み石段
那智滝から裏参道を通り熊野神社
へ。写真の石段を昇った所の広場
が那智滝の遙拝所。毎年7月14日
に扇立て神事を行う場所。
青岸渡寺の三重塔
昭和47年(1972)再建。
高さ :25m
一辺の長さ :12m
(和歌山県)
彼方に那智滝を望むビューポイン
ト。
青岸渡寺
天台宗のお寺で那智山と号す。
隣接する熊野那智大社とともに、
「那智の如意輪堂」として神仏習
合の道場であった。が、明治時代
に神仏習合が配されたが、後に青
岸渡寺として復興した。現在の建
物は、天正18年(1590)の建立
で重文。

熊野那智大社
熊野本宮大社、熊野速玉大社と共
に、熊野三山と呼ばれている。
平成16年(2004)世界文化遺産
に登録。
(和歌山県)
熊野古道
大門坂駐車場に車を止め、ここ
から、那智滝までは距離にして
約1km、時間にして30分の参詣
道の始まりです。
(和歌山県)
熊野古道
鳥居の先にちらっと見える赤い橋
が振ヶ瀬橋と言って、俗界と聖域
を振り分ける橋です。
夫婦杉
熊野古道の左右に茂る、樹齢
800年の巨木。
熊野古道
熊野古道とは、各方面から熊野三
山への参詣道の総称で、次の六つ
の路からなる。
紀伊路 :大阪−和歌山−田辺
小辺路 :高野山−熊野三山
中辺路 :田辺−熊野三山
大辺路 :田辺−串本−熊野三山
伊勢路 :伊勢神宮−熊野三山
大峯奥駈道 :吉野−熊野三山

多富気王子跡
(たふけおうじあと)
12〜13世紀にかけて組織された
九十九王子(王子信仰の神社)
の内の最後の王子跡。
大楠
樹齢約800年。
熊野古道
大門坂コースは、中辺路になり
ます。