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STAGE 1 GET READY!
〜Karen−Lekakis〜
 
 パーリア。
 この街から全てが始まったのだ。
 そう思うと感慨深いものがあったが、今のレミットたちには感慨に浸っているヒマはない。
「みんな、手分けしてカレンを探すわよ!」
 レミットが言い、真っ先に駆け出しそうになる。
「お待ち下さい姫さま」
 そんなレミットをアイリスが呼び止める。
「手分けは結構なのですが、そのう…」
 そして、レミットと若葉を交互に見やった。レミットはこの街で迷子になった前科があるし、若葉に至っては言うまでもない。
「何よ! 私、迷子になんてならないもん!」
「初めての街ではありませんから、集合場所さえきちんと教えていただければ私も大丈夫だと思います」
(大丈夫じゃない、絶対大丈夫じゃない)
 アイリスとキャラットは心の底から思った。キャラットだけがレミットににらまれる。心中がすぐ表に出るようでは、レミットお付きの侍女はつとまらない。
 結局すったもんだの末、レミットにはアイリスが、若葉にはキャラットが同行することになった。まあ、妥当な線だろう。
 
「あの〜、キャラットさん?」
「え、なあに?」
「カレンさん…って、どこにいらっしゃるんでしょう?」
「え?」
 尋ねられたキャラットが思わず凍り付く。
「わ、若葉さん…知らないの?」
「わたしは、キャラットさんがご存知のものとばかり…」
「そりゃあボク、お花屋さんで働いてたときに何回かカレンさんには会ったけど…お家なんて知らないし…旅に出るときは、レミットはボクを誘ったときもうカレンさんと一緒だったし…」
「わたしが皆さんにお会いしたのはその後ですよ?」
「…どうするの?」
「…どうしましょう?」
 二人はしばらく茫然と立ち尽くしていたが、やがて若葉が気を取り直したように、ぽん、と両手を打って言った。
「ここでこうしていても仕方ありませんし…とりあえず、あてがなくても歩き回ってみませんか?」
「…そう…だね…」
 ガックリきていたキャラットは、「若葉と一緒に」「あてもなく」歩くということがどういうことか、つい失念してしまった。
 そして、しばらく後。
「ねえ、若葉さん?」
「なんでしょう?」
「ここ…どこ?」
「さあ…?」
 
 一方、レミットとアイリスはというと。
「いないわねえ」
「あの、姫さま? いくらカレンさんでも、そう毎日お買いものをしているわけではないのでは…?」
 以前カレンに出会ったスーパーマーケットの前で、まるでお上りさんのようにキョロキョロしていた。
「そんなこと言ったって、私もアイリスもこの街のことよく知らないじゃない。他にどこ探せって言うのよ?」
「…そ…それは…」
 確かに、ここが駄目ならアイリスにも心当たりはない。
「ほーらご覧なさい。ほら、余計なこと言ってないで探すの! こうしてる間にカレンが来るかも知れないんだから!」
 言うと、またレミットはキョロキョロし始める。アイリスはしばらく何か考え込むようにしていたが、はたと思いついたように手を打った。
「そうだ姫さま。カレンさんのことですから、きっとこのお店では常連さんですよね?」
「多分そうだと思うけど?」
「でしたら、お店の方や他のお客さんに尋ねれば、どなたかカレンさんのことをご存知なのではないでしょうか?」
「それよ、それだわ! 早速聞き込み開始よ!」
「はいっ」
 意気込んでアイリスは、手近なご婦人に声をかける。
「あの、このあたりで、背の高い女の人を見かけませんでしたか?」
「…アイリス…あんた…」
 
「結局収穫なしかあ…」
 肩を落として歩くレミットと、同じく肩を落として続くアイリス。
「申し訳ありません、姫さま…」
 あの後なんとかカレンの家を聞き出すことに成功したのだが、行ってみるとカレンは留守であった。時間が悪かったのか、何人かいるというカレンの弟たちも誰もおらず、結局手がかりもつかめないまま、若葉やキャラットとの待ち合わせの時間になってしまったのである。
「でも、気になりますね…」
「ん?」
「ほら、お店で聞いたあの話。カレンさんが携帯食や保存食ばっかり山のように買い込んで行ったって…」
「…旅に出たりするのかな?」
「そうだとすると…会うのはかなり難しいですね。まだ出発していないといいんですけど…」
 思わずレミットとアイリスが眉間にシワを寄せてうなり始めた、その時だった。
「どうしたの二人とも? こんな道の真ん中でにらめっこ?」
 聞き覚えのある、なつかしい声がした。思わず振り向く二人。
「久しぶりじゃない。元気だった?」
「カレン!」
 そこには、今の今まで足を棒にして探し回っていたカレンが、変わらぬ笑みを浮かべて立っていた。その後ろには若葉とキャラットもいる。
 ただ、気になることがあった。彼女たちの他に、全く見覚えのない、冒険者らしい連中が何人かいることと、カレンが大きな荷を背負い、しっかり旅装を整えているということである。
「話は若葉ちゃんとキャラットちゃんに聞いたわ。…協力してあげたいのは山々なんだけど…」
 そこまで言うと、カレンは後ろにいた連中をちらりと見やった。
「…実は私、また冒険に出ることにしたのよ。新しい仲間と一緒に、ね…。今更あの人たちに、都合が悪くなったって言うわけにもいかないし…」
 なんでもカレンは、もうその冒険に出発するつもりだったらしい。そして街を出ようとしたとき、町外れでさまよっていた若葉とキャラットに出会ったという事だった。
「…いいわ。カレン抜きでも何とかやってみる」
「そう…」
 レミットは少し無理をして明るい表情を見せたが、対するカレンの顔は晴れない。
「でも、レミットちゃん? 私なしで本当に大丈夫なの?」
 カレンに言われ、レミットとアイリスの顔が曇る。
「そうですね…。この間の旅も、カレンさんにかなり頼ってしまいましたし…」
 若葉は無類の回復力を、キャラットは無類の回避能力を誇るが、いずれも攻撃力はかなり低い。レミットは魔法も肉弾戦もそこそこにこなすが、悪く言えばどれも中途半端だった。アイリスに至っては戦いが始まるとレミットの後ろでおろおろしていたばかりである。カレンの攻撃力がパーティの支えだったことは疑いようのない事実だ。
「大丈夫よ。私だって、あの後も訓練続けてたんだから!」
 それは本当である。王宮での退屈な暮らしに耐えかねたレミットはキャラットあたりを相手に鍛練を重ね、今ではまあまあの剣の腕前も持っている。
「けど…。旅に出たら何が起こるかわからないのよ。もし万が一ってことがあったら、あの子にももう会えないし…。王宮で待っていた方がいいんじゃないかしら?」
「・・・・・・」
 カレンの言葉に、レミットはうつむく。そして、小さな声で言った。
「前に…あいつに、聞いたことがあるの」
「え?」
「あいつは、この世界にこようと思って来た訳じゃなくて…事故に巻き込まれた拍子に飛ばされてきただけだって…。だから、あいつはこの世界に、来ようと思って来られる訳じゃないの。あの夜、あいつは、『戻ってこれるかどうかはわからない』なんて言ってたけど…ホントは、戻ってこられないってわかってたんだと思う…。だから、私は…ただ待ってるだけじゃ、絶対あいつには会えないのよ」
 声こそ小さかったものの、レミットの強い意志が、その言葉にはこもっていた。聞いたカレンは、ふう、と小さく苦笑して、背の荷を降ろした。
「…わかったわ、レミットちゃん。
 でもね、貴女が本当に、あの子に会えるまで旅を続けられるかどうか心配だ、っていうのは変わらない。
 だからね。私が…貴女がどれだけ強くなったのか、ちゃんと旅を続けていけるのか、試してあげる」
 そして、腰の剣を、かちゃり、と小さく鳴らした。
 
「用意はいいわね?」
 町外れの草原。カレンは既に剣を抜き払っており、同じく剣を構えるレミットと対峙していた。
「いつでもいいわよ」
 内心ドキドキしながら、レミットは答える。カレンがどれだけ強いかは、以前の旅で何度も助けられてよく解っている。だが、同時に、カレンが本当にレミットのことを思ってこのようなことをしているのだということも、痛いほどよく解った。
「それじゃ…。合図をお願い」
 カレンはアイリスに目配せする。アイリスはレミットを心配そうな眼差しで見つめたが、レミットが小さく頷くのを見、意を決したように懐からハンカチを取り出した。
「これを、投げます。落ちたら…始めて下さい。よろしいですね」
 二人が頷くのを見届け、アイリスは、手を高々と上げ、ハンカチを放った。薄手のそれは風に乗り、奇妙なほどゆっくり、はらりはらりと落ちてゆく。
 そして…
「!」
「カレンさんっ!?」
 ハンカチが地に着いた瞬間、若葉とキャラットが目を見張った。カレンが、レミットに向けたとは思えないほどの殺気をまといながら、ものすごい勢いで斬り込んだからだ。
「っ!」
 かろうじてその斬撃を受け流すレミット。
「姫さまっ!」
 心配そうに叫ぶアイリスの声も、必死のレミットには届かないようだ。
 カレンの手数は決して多くはないが、その一撃一撃がとてつもなく重い。受ける度にレミットの剣が、へし折れそうな悲鳴を上げる。
(いけない…このままじゃ!)
 このまま防戦に徹していては、本当に剣をへし折られかねない。意を決したレミットは大きく飛び退きながら、口の中で素早く呪文を唱える。
「ウインド・ウイング!」
 確かにカレンの強さは身にしみている。しかし、同時に弱点らしきものも知らないわけではない。カレンの攻撃は威力は強いが、正確さにいささか欠けるきらいがあるのだ。だから、例えばリラのような素早い相手と戦ったときには、かなり手こずっていたのを覚えている。
「今度はこっちから行くわよ!」
 体内に取り込んだ風の精霊の力を得たレミットの素早い無数の突きが、あたかも全て同時に繰り出されたかのようにカレンを襲う。カレンはそれでも冷静さを失うこともなく、巧みにそれをさばいていった。
「なかなか…腕を上げたじゃない、レミットちゃん!」
 我がことのように嬉しそうに言いながら、カレンは大きくレミットの剣をなぎ払った。ひときわ強い金属音が、一瞬戦いの空間に空白の時を作る。
「じゃあ…本気を出しちゃおうかな?」
「うそ!」
「カレンさんは、あれでも本気で戦っていらっしゃらなかったのですか…?」
 カレンの言葉に、キャラットと若葉が驚愕の表情を浮かべた。そうか、レミットがあれから腕を上げたのと同様に、カレンもまた腕を上げていたのか…!
「行くわよ! エネジー・アロー!」
「!」
 レミットはカレンの声を聞き、素早く防御を固める。攻撃魔法は発動したら的を外すことはない。回避は不可能だ。だが、カレンはそれほど魔法を得手とはしていなかったはず。不意をつかれて急所にでも当たらない限り、致命傷は受けないだろう…レミットはそう思った。
 ゴオン!
 エネルギーの矢が着弾した衝撃音が響く。
「何!?」
 レミットは戸惑った。カレンの魔法が襲いかかったものはレミットではなく、レミットの目の前の地面だったからだ。無論、レミット自身は痛くもかゆくもない。しかし、魔法の爆風とそれによって起こった土煙とで、一瞬レミットの視界が塞がれる。
「どこっ!?」
 視界をふさぎ、姿をくらましたカレンがどこから襲いかかってくるのか。レミットが全方位を警戒しようと注意を散らしたその時だった。
「姫さま! 正面ですっ!」
「!!」
「遅い!」
 アイリスの声にはっとなったレミットに、カレンは、真っ正面から爆風を突っ切り、逆袈裟に斬りかかった。不意をつかれたレミットは慌てて剣で受けようとするが、カレンの剣の方が圧倒的に疾い。真っ二つに斬り捨てられるレミットの姿が頭をよぎり、若葉とキャラット、そしてアイリスが目を覆ったその瞬間、カレンは手首をひねり、剣の刃をレミットからそらした。不自然な向きになった剣は風を受け大幅に減速したものの、充分な威力を持ったままレミットにたたきつけられる。
「きゃ…」
 胴を打たれたレミットは悲鳴を上げることすらままならず、大きく吹っ飛ばされた。カレンは大きく体勢を崩したレミットに追撃をかけようともせず、うめきながら起きあがろうとする彼女をただ黙って見つめていた。少し悲しそうな目で。
「魔法は、たとえ威力が低くても、こんな使い方だってできるのよ。
 …こんなの、そんなに高度な戦い方ってわけじゃないの。レミットちゃん、本気の戦いっていうのは、組み手とは訳が違うのよ? もしかしたら、レミットちゃんはこれから、今みたいに手加減をしてくれない相手とだって戦わなきゃならないかもしれないの。
 …それでも…行く気なの、レミットちゃん…?」
「もちろんよ…行くって言ったら…行くんだもん…」
 胴を押さえ、よろよろと立ち上がりながら、レミットはそれでも毅然とした態度で、真っ直ぐにカレンを見、言った。
「…そう。でも…」
 再び剣をかまえたカレンが、またも正面からレミットに斬りかかった。
「本当に! レミットちゃんに、それができるの!?」
 胴の痛みに耐えつつ、必死にカレンの剣を受け流しながら、レミットは決意を込め、答えた。
「できるとか…できないとかじゃないの…」
 そして、最後の気力を振り絞り、全身でカレンにぶつかる。
「決めたんだから、やるの!」
「!」
 レミットの決死の体当たりに…あるいは気力にか…圧されたカレンは、一歩後ろによろめいた。そこにレミットの、大上段からの斬りが襲いかかる。
「く!」
 カレンは体勢を崩しながらも、下段から剣を振り上げ、それに合わせた。
 ギンっ!
 今までのものとは質の違う気味の悪い金属音が響く、そして、一瞬遅れて、
 からん…。
 こんどは拍子抜けするほど軽い金属音が響いた。
「…レミッ…ト…?」
「レミットさん…カレンさん…」
「ひ…姫さま…」
 皆、一様に茫然としていた。
 カレンの剣が、彼女の顔すれすれまで押されていた。カレンのトレードマークのバンダナが小さく裂け、額の金髪が一筋、はらりと風に舞う。
 そして、一方のレミットの剣は…カレンの重い斬撃に何度も耐えた結果か、打ちつけられたその箇所から真っ二つに折れ…切っ先が、二人から少し離れた所に転がっていた。
「…すごい…じゃない、レミットちゃん…」
「あ…私…」
 そのままの体勢で固まってしまっているレミットの、折れた剣を握ったままの手を優しく握り、カレンは微笑んだ。
「これなら、大丈夫かもしれないわね」
 そして立ち上がると、剣を鞘に収める。
「でも、レミットちゃん。さっき私が言ったことは本当よ。これから、キミは本当に危険な目に遭うと思うの。…くれぐれも気を付けてね」
「カレン…」
 まだ茫然としたままのレミットに、カレンは、腰の剣を鞘ごと外し、差し出した。
「餞別よ。…頑張ってね、一緒には行けないけど、本当に、応援してるから」
 そして、同じくまだ茫然としたままの若葉とキャラット、そしてアイリスに向き直る。
「みんな…私のぶんまで、レミットちゃんをお願いね」
 そしてもう一度、今度はとびきりの笑顔で、レミットを見る。そのカレンの表情にレミットはようやく戦いが終わったことを実感し、その場にへなへなと座り込んだ。
「しっかりしなさい、レミットちゃん! 大丈夫、キミならきっとできるわ!
 途中でくじけたりしたら、おしおきだぞ?」
「だ…大丈夫よっ! さっきも言ったでしょう、私はやるの!」
「そう、その意気!」
 カレンの差し出した手を握り、レミットは立ち上がる。そこでようやく金縛りから解けたように、アイリスら三人が駆け寄ってきた。
「姫さま! 大丈夫ですか、お怪我は…」
「少しだけ打撲くらいはあるかもしれないけど、ちゃんと手加減したから大丈夫よ」
 カレンがアイリスに言うと、若葉とキャラットの二人が同時に食って掛かってきた。
「あの…カレンさん、今のは…」
「あんなに本気でやるなんて! ひどいよ!」
「ごめんごめん。でもね…」
 カレンは真顔に戻り、四人を順に見た。
「次の相手を考えるとね…ちょっと荒っぽくても、ここで覚悟を決めた方がレミットちゃんのためだと思ったのよ」
「次の相手…?」
「何かご存知なのですか?」
 尋ねるアイリスに、カレンは頷いて、重々しく言った。
「この近くにね、魔宝を一つ持ってる娘がいるの。みんなもよく知ってる娘」
「…それは…」
「リラよ。リラ・マイム。青の円水晶を、この間手に入れたはずだわ」
「…リラが…!」
 レミットが言い、カレンがうなづいた。
 リラはカレンほどのパワーはないが、身のこなしと攻撃の的確性ではカレンを上回っており、場合によってはカレン以上に手強い相手といえた。それに昔一緒に旅をしていたカレンと違い、レミットに対して容赦などする理由も義理もない。あまりカレンが手心を加えてくれていては、確かにリラに勝てはしないだろう。以前の旅では、リラ一人にここにいるカレン以外のメンバーが全員倒されてしまったことすらあるのだ。
「それでも…!」
「わかってる。もう止めないわ。頑張って行ってらっしゃい」
「それで、リラさんはどこに?」
 心配そうな様子は残しながらも、アイリスが尋ねる。
「どうやらリラも魔宝を集めるつもりでいるらしいわ。次の魔宝の在処をどこかで知ったらしくて、それを取りに船でどこかに行くって聞いたから…」
「近くの…港?」
「詳しくは解らないけど、たぶんそうね」
「そっか…」
 レミットは少しだけうつむいたが、すぐに顔を上げ、アイリス達を見た。
「そうと解れば急ぐわよ! あいつが船に乗る前に追いつかないと!」
「はい! そうですね姫さま」
「じゃあ、カレン…。いろいろ、ありがとう。カレンの方も今度の冒険、気をつけてね」
「元気でね、レミットちゃん。
 …向こうの世界に、行ってもね」
「うん!」
 笑いながら手を振ってかけていくレミットの、後ろ姿をカレンはしばらく見送っていたが、やがて改めて荷を背負い、別の方向へ、ゆっくり歩き出した。
 
<To Be Continued>
 

STAGE 1 あとがき
 
 どーも、もーらですー。STAGE1“GET READY!”をお届けします。
 …なんか、ワケわかんない話になっちゃったなあ…。やっぱりストーリーラインが「バーチャロン」ってのに無理があるんだろうなあ…。戦闘シーン書くの下手だなあ、私…。今回の戦闘シーンの参考文献、「熱血専用!」のルールブックだもんなあ…。だから若葉にキャラット、アイリスさんはフェロウ(苦笑)。まあ、いいか。
 STAGE1の相手はカレンさん。EMのキャラの中では極めて標準的な戦士キャラでしょう。そんなカレンさんにはテムジン役をお願いしました。てな訳で今回のカレンさんの戦法のテーマは「ボムカレン」…やっぱりワケわかんないな。
 カレンさんは前回の後書きでも書いた通りレミットのパーティのメンバーなので、試練を与える役として1対1もやりやすかったのですが。
 …リラ…どうしようかな…。レミットと1対1で戦う理由なんて、何一つないよなあ…。
 ってなわけで、次回予告!
 
STAGE 2 “だいぶS.L.C.”
íNEXT ENEMY
 Lila−Maim
 Dagger
 Energy-Arrow
 Lightning-Javelin
 

 
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