斜滑考2-Ⅵ

   
     
     
斜滑考2-Ⅶへ   2015/03/01
NHK仕事の流儀 超高級ホテルのコンシェルジュと超○級ペンションのオヤヂ(^^) 2015/02/26
サッカー協会 遅きに失した感はあるけれども、某団体よりはマシ 2015/02/24
八方SSレベルチェック検定 これこそが検定のあるべき姿 2015/02/18
外国人 マナーの悪さをいったい何に例えたら良いのか 2015/02/17
チームメイトとのスキーその2 確かな技術は厄介なウインドパックでも快調 2015/02/15
チームメイトとのスキー ヴェーデルン名誉回復か?(^^) 2015/02/14
友人とのスキー ほのぼのとした時間でした 2015/02/13
アルペン世界選手権団体 納得の怪説(ー_-; 2015/02/13
バックカントリ云々その2 真実は自分で体験するしか無いってことでしょう 2015/02/12
バックカントリ云々(^^) S○Jの存在意義問われますゼ 2015/02/04
ガッカリしたこと 一流アスリートから二流エンタティナに転落転身ですか(><) 2015/01/30
モーターサイクルのこと 愉しさはスキーに匹敵します(^^) 2015/01/28
S○Jの存在意義? 今日逝く本部は雪山の秩序崩壊を招いたか? 2015/01/25
表現の自由? 言葉の暴力 2015/01/19
客観風主観主義 頑張れ○J○G両誌! 2015/01/17
見る前に突っ込め?(^^) 「ビッグチューヅデー?(^^)」だったか? 2015/01/13
ロングボードクルージン スカッと一滑りしてきました 2015/01/08
ハクバダケのことその2 ガイドとナレーションの齟齬 2014/12/25
ハクバダケのこと 私は白馬をシロウマとは呼べない件(^^) 2014/12/24
深雪 3:00PMでも無疵の部分は残っていました 2014/12/19
初滑りその2 高い不味い少ないから高い美味い多いへ(^^) 2014/12/18
初滑り  初レッスン 2014/12/13
ある問い合わせ どういう風の吹き回し? 2014/12/12
断捨離だって言うのに(^^; スピーカとアンプとCDプレーヤが増えました 2014/12/12
断捨離 やはり断腸の思いです 2014/12/06
スキーが愉しい理由 モーターサイクルライディングも同様か? 2014/12/03
新教程その9 用語の定義がとっちらかっていませんか 2014/11/10




NHK仕事の流儀
2015/02/26


NHKの番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」は割と面白いのでたまに観ることがありますが、良きにつけ悪しきにつけ演出が大袈裟なのはNHK的であり、それは朝のニュース番組で気象予報士の渡辺さんの様子からも窺えます。

「寒くて寒くて凍えそうですうっうっ!!」と思いっ切り感情を込めてコメントしても、11月ではせいぜい7℃位、1月でも2℃位なので、元々が寒がりなのか演技なのかはは分かりませんが、時々マイナス10℃以下になるアルピーヌの庭先だったら、あるいは北海道の陸別だったら寒さで卒倒するのでは?と心配になる位です(^^)。
しかし、そうしたNHK的誇大演出を割り引いても、プロフェッショナルの仕事振りは興味深いものがあります。

そんな番組の中で同業者?(^^;には気になる「超高級ホテルのコンシェルジュ」の話が取り上げられていて、思わず「な~~るほど」と感心したものですが、後からマンツーマンで終日付き添ってもバチはあたらない位の宿泊料金と知って、さすがNHKの面目躍如「やるね~~~(-_-;」と妙に納得した次第(^^)。
ついでによけーなお世話(いつものこと^^;)ですが、現役の部下に対しわざとらしく喝を入れている場面は、例え演出だとしても超高級ホテルなら晒すべきではないでしょうに(^^)。


翻って「超○級ペンションのオヤヂ^^;」はどうか?と考えた時、数ある宿泊業務の中で、それだけに特化すれば良いという意味では、「コンシェルジュ」と呼ばれる仕事が羨ましくも思えました。
私に限らずペンションとかロッジとか民宿のオヤヂ(奥方)達の多くは、何から何まで彼ら自身がこなしていて、日常ごく当たり前に行っていることが、気取った言い方をすれば「コンシェルジュ」に分類される訳で、やっている内容はそのクオリティーを問わなければ(^^;超高級ホテルと殆ど同じです。

しかしこと案内に関しては、山にしろスキーにしろモーターサイクルにしろ、言葉や態度や知識だけではどうにもならないお客様の安全に関わる部分での緊張感や、NHK的演出なんかこれっぽっちも入る隙の無い、文字通り命懸けの時もあるところが大きな違いですか?(^^;。





サッカ協会
2015/02/24


2014年8月日本代表監督に就任したアギーレに、スペインの検察当局から八百長に関与したとして告発されたのが同年12月。
その真偽はともかく、フェアプレーが前提で成り立つスポーツ関係では、八百長疑惑が浮上した時点で間髪入れず対処するのがベストだと思いますが、解任処分をずるずると2月まで引き伸ばしたのは理解に苦しみます(本当は皆知っている?)。

しかし、サッカーの様に沢山のファンで支えられているスポーツ団体では、判断を誤ると大抵はアウトな方向に逝ってしまうと思いがちですが、多少影響があったとしても必ずしもそうはならないのが「保身」が第一義的に来る団体の特徴ですから、彼らの気持ちが分かる人も多いってことでしょう?(^_^;。
結果、部外者には全く論外且つ理解不能なグズグズの処分案が通り、ほとぼりが冷めたら又元の木阿弥になるのが通例。

不祥事に対しそれなりに非を認めたのはマシではあるけれども、アジア杯敗退まで監督の処分を先送りしたのは又別の意味で問題。

他のスポーツ団体でも、記憶に新しいところでは柔道/相撲/スケート連盟等々の不祥事がありますが、トップが謝罪し、関係者の処分と再発防止??(笑)の対策をとっていると言う点ではそれなりに評価される一方、10年以上もインチキ理論をカマし続けてスキーヤの上達を妨害してきたことの非を認めるどころか、何が問題だったのかさえ理解出来ない真性○○の理事達を擁する某団体は、謝罪や懲戒処分はおろか相変わらず鷺氏に役職を与えている始末。

この団体の不祥事が特徴的なのは、柔道その他が暴力なり金銭なり、それが誰にでも直感的に分かり易いものであるのに対し、殆ど興味の対象外である教科書の内容に関するものだけに、常軌を逸した超インチキであっても、余程注意深い人で無い限り一般的にはインチキを見破るのは難しいし、ましてやそれが何故問題なのかさえも理解し難いことです。
それに乗じてこの団体は、多分この先も真面目なスキーヤ達をあの手この手でカモにし続けるのでしょうね。それは未だにインチキ教程をリコールしないことからも明らかです。

損害賠償請求がなされても文句は言えない立場に立たされていることを理解しているのかいないのか、そのスキー界をミスリードしてきたルールブックの無い不思議な競技会?(せめて回転数位は規定したら?)がもうじき開かれますが、某ス○ー連盟の○○具合が真痔でハンパでは無いことを肌で感じる良い機会だと思われますので、スキーがてらご覧になられては如何かと。特に「JAPAN」の文字が入ったウエアを着用した役員関係者の様子はいろんな意味で必見(^^)。







八方SSレベルチェック検定
2015/02/18


先週の火祭りでは、行事の一環として行われた八方尾根スキースクールのレベルチェック検定会がありましたが、実はこれこそが技能検定の本来あるべき姿だということを知らしめてくれた点で、久々に賞賛に値する企画でした。

スクールのアナウンスでは「正式な合否判定はSAJバッジテスト並びにSAJプライズテストの受験をお勧めします」なんて言っていますが、レベルチェックと言う意味ではこれだけで十分であり、改めてSAJのバッジテストを受ける意味は全くありません。

採点基準から何から突っ込み所満載のSAJバッジ検定ですが、取あえず現行のシステムは2級が65~69点、1級が70~74点、テクニカルが75~79点、クラウンが80~100点となっていますから、どうしても何かお墨付きが欲しいのならこの限りではありませんが、「八方SSのレベルチェック検定会では81点だった」って言えば、それは技術がクラウンプライズレベルだと言うことが分かる人には分かる仕組み(^^)。

SAJの検定も同じ八方SSの検定員が行う訳ですから、八方SSの検定員の目が節穴なんてことはあり得ない話なので、レベルチェックも正式な検定も評価点は同じ筈。
何はともあれこのシステムが公式(正式)に確立すれば、希望者は相応の手数料程度だけで、全くボラれずに何らかのバッジを漏れなくゲット出来る訳ですが、何事にも勿体をつけたいSAJに、こうした超単純な改革を望むのも労力の無駄と言うものかも知れません。

もし自分の技術レベルが知りたくなったら、来年も火祭りの時に八方尾根スキースクールのレベルチェック検定を受けましょう(^^)・・・・マヂ





外国
2015/02/17


書くまいと思っていましたが、もう我慢の限界が来たので書いてしまいます。

S○Jがヴォケかましている間に八方は言うに及ばず、主だったスキー場は外国人に席巻されてしまった様です。
警告看板を無視して滑走禁止エリアに侵入する行為は茶飯事になっていて、パトロール隊員も半ば諦めているみたいです。
中には親子連れも居て、子供が注意書きを読んで躊躇していても、親が呼ぶから仕方なく従う光景を某テレビ番組で放映していました。
子供に手本を示すどころか、他国に来て其処のルールを守れない様では、そもそも旅行する資格など無いと思うのですが、○イツらのマナーの悪さはゲレンデだけでは無く街でも同様。

道路脇に空き缶やペットボトルを捨てるのは当然として、夜中の2時3時まで叫喚を上げて騒ぐは、ロケット花火は飛ばすは、狩猟民族の本能なのか除雪マーカ用の竹ポールを片っ端から抜いて投げるは、たちションは所かまわずするは、挙句に飲み屋から持ち出したガラスコップを雪に埋めるは・・・・・除雪機で粉砕されればどんなに危険かの想像力が欠如した神経は、文化レベル以前の問題。

ある宿のオーナーが豪語していたけれども、連日満室が続いていてその内の95パーセントが外国人だそうで、宿屋は絶好調とのこと。
他の民宿や食堂/飲み屋のおやぢ達も同様の話をしていて、外国人が来ることが嬉しくて仕方ないらしく、索道会社は当然として彼らにとってまさに救世主の様です。
もはや金の為ならマナーもヘッタクレも問わ無い・・・・・ってとこでしょうかね。

多分殆どの外国人はマナーに従っているのだろうけれども、とにかく凄い数が押し掛けて来ているので、イカレた連中も多くなるのは仕方ないところ・・・・・と思いたいところですがどうやらそれだけはなさそうです。

アルピーヌはどんな宿?にも記してある通り、お客様にとっては爺やと婆やが管理する別荘であり、私達にとっては自分の別荘に大切なお客様をお招きするつもりでやっていますから、わざわざマナーに問題があると思われる客人を招くつもりは毛頭ありません。

ブッチャケこうした外国人は御免こうむりたいのですが、かく言うアルピーヌも、かつては日本のマナーを弁えたヨーロッパ系外国人のお客様が沢山がお越しになられていました。しかしリーマンショック以来その数は激減して今日に至っています。
いきおい現状は殆ど日本人のお客様だけになっていますが、もっと積極的に「日本人専用」としたいと考えたころ、これが差別になるそうで、実はアルピーヌにも大切な外国人のリピータがいらっしゃることもあり、現実には明確にそういう態度を示せないでいます(^^;。

その昔、宿屋の会合でも「○○の差別化を図る」なんて言われた時期もありましたが、きょう日何が何でも差別はダメな様です(^^)。
しかし、このままの事態が続けば、日本人スキーヤは肩身の狭い思いを強いられ、いずれ駆逐される運命にあるのかも知れませんが、特に古くから山スキーを愉しんでいる人達からすれば、自分達のテリトリだと思っていたとっておきの斜面を、外国人に我が物顔で荒らされる事態は、既得権意識と言われようと決して快く思う筈は無いでしょう。
勿論日本の山スキーのマナーを守ってさえいれば、この限りで無いのは言うまでもありません。

オリンピック招致の頃、その意味を知ってか知らずか、盛んに「国際化」が叫ばれていたような記憶がありますが、国際化が自国文化と異国文化の両方を尊重する前提で成り立つものだとすれば、外国人が増えたからといって、現状ではとても正常に国際化が成されたとは言い難く、スキー関連産業が外国人に頼らなくては立ち行かないという意味では、むしろ急激にグローバリゼーションが進んでしまって、美しい風景も圧倒的なスケールの山も、全ては金欲の為だけの存在になってしまったのでは?と感じる今日この頃(-_-;

ブッチャけた話、何故外国人の傍若無人を我慢しなくちゃならないのか?ってことですが、このことについて同業者の中には、「自分達だって外国に行けば同じ事をするから仕方無い」と言うような趣旨のことを述べた御仁が居ました。
意識レベルの低さに唖然ボーゼンとして久々に言葉を失った次第で、インバウンドの大合唱も結構ですが、精神性を含め自分達が守るべき(守ってきた)ものを自ら放棄してまで媚び諂うのでは無く、本来の意味での国際化を望みたいものです。

書いている間も花火はパチパチ、(狂)叫喚はギョエ~~ギョエ~~~。

ガンバレ!!日本人スキーヤ!!!







チームメイトとのスキーその2
2015/02/15


リーゼングラート/北尾根のウインドパック斜面(滑り難い)と、綺麗に整地されパーク化した北尾根第三ゲレンデを、御歳67歳の村上毅氏と滑りました。

オーセンティックな技術は斜面状況を選びませんが、それでもある程度の緊張感は味わえます。
さしずめスキー版 ”ON ANY SUNDAY” と言ったところ(^^)/~

パーク化したゲレンデもそれなりに愉しいものです。

当日リフトでご一緒した方に「毒者です」と声を掛けられましたが、それ程頻繁に滑りに行っている訳でもないのに、今シーズンに入ってから6度目。
どうして身元が分かるのか不思議ですが、このページが何らかの役に立っているのかと思うと有難いことです。




チームメイトとのスキー
2015/02/14


昨年まではサイドカットに頼ったクネクネとした滑りが主流で、小回りなのに暴走して、終いには大きくターンするか板を横にして全力ブレーキカマさないと止まれなくなるといういう「何の為の小回り?」的滑りが良しとされていましたが、今年のトレンド?(^^;は捻り&ズラシだそうで、取あえずいつでもどこでも「止まれる」ヴェーデルンが陽の目を見る事が出来たようですね。

先日ヤマハスキーチームの先輩だった村上氏と、久々に愉しい時間を過ごしました。
動画も撮りましたので編集出来次第UPしますが、取あえずそのヴェーデルンヲバ↓

村上氏撮影:
66歳/運動神経中以下/反射神経中以下/メタボ認定/右腕神経痛/虚弱体質/体重過多(^^;でも、スキーの基本(既述)さえ押さえていれば、硬い急斜面でもこの程度の抑制の利いた滑りは出来るし、かなりの悪条件下でもそれ程苦労せずにこなせるってことです。
但し、スキー雑誌等、毎回あの手この手でカマされる「○○の最新テクニック」だの「○○虎の巻」だの「○○攻略法」だの・・・・その他しこたま・・・・に騙されなければの話ですが(^^)




友人とのスキー
2015/02/13


遥々北海道から222cmのDH板持参で友人がやってきました。
スキーを始めてから今年で100日?位になるアルピーヌ入り浸り(^^)の女性スキーヤと三人で、ほのぼのとしたスキーを愉しんだ素敵な一日の様子です。

一人だとついガツガツ滑ってしまい、いろんな意味で緊張感のあるスキーばかりしていたので、改めてスキーの楽しさを堪能することが出来ました。



アルペン世界選手権団体
2015/02/13


レースの解説は今年某術選に参加するアルペン界の第一人者だった皆○健○郎氏でした。
彼が競技本部ではなく、今日逝く本部方面に流れてきた理由が、謎怪説を聞いていて良く分かりました(^^;。



バックカントリ云々その2
2015/02/12


その筋の専門家曰く、バックカントリ滑走の際、携帯電話の他に雪崩に埋まった時の場所特定の為のビーコンとゾンデ、それに掘り出し用のスコップは必需品だそうで・・・・。しかしそれは事故の際、はなっから他人の救助を当てにしているという点でふざけた話。

親切な忠告なり警告に対し、自由だの自己責任を振りかざしてバックカントリに入るのなら、そんなモンにはいっさい頼らないで滑り切る、あるいは自力で生還するのが成熟した大人というもの。
その自信が無ければ、単に雑誌に踊らされただけのバカ(ックントリ)スキーヤと呼ばれても文句は言えないし、昨今盛んに動画サイトに投稿されているオフピステ滑走シーンを観るにつけ、技量の未熟さには事故も納得と言うか・・・・むしろバックカントリを語る時点でちゃんちゃら可笑しいって方がが当たっている気がする。

先日放送されたバックカントリの事故に関するNHKの番組 ”クローズアップ現代” の要旨は、「近年新雪を求めてバックカントリに入るスキーヤが増え、危険認知能力も装備も未熟な彼らによって遭難事故が多発しているが、オフピステ滑走の先進地?であるニセコの取り組みに問題解決のヒントがある」・・・・みたいな内容だった。

バックカントリ専門のスキ友からのメールでは、彼らは取材を通じて事実を積み重ねていくのでは無く、上記の様なストーリに沿った話だけを拾っていく手法で番組が作られ、Japan Avalanche Network(JAN)も取材を受けたのだが、その「事実(真実)」は番組の方針に沿うものではなかったらしく、雪崩に関する情報を毎日発信している専門家のインタビュは一切使われなかったと書かれていた。

昨年11月22日の地震災害の際、避難所での炊き出しの様子を生中継した映像が、真実のみを伝える(と思っていた)ニュース番組にもかかわらず、実は演出されていたくらいだから、企画番組なんかどーにでも作れると言うもの。

本当に真実に迫り、番組を問題解決の一助としたい気があるのなら、解説者にモグラのチョメ人を起用する時点で終わっている。
遭難救助隊の隊長なりパトロール隊長なり、無名でも場数を踏んだ本当のプロが居るだろうに、トーシロ女優?を司会者にして、グダグダになった紅白歌合戦を連想してしまった。

問題なのはこうした番組が、本来スキーのあるべき姿と言うか愉しみである山スキーに対し、法的な規制を掛ける為の地均しになる可能性があると言うことで、その後はお決まりの利権構造が出来上がるという筋書き。



バックカントリ云々(^^)
2014/02/04


外国人が大挙して押し寄せる様になってから、ピステとオフピステのボーダーラインが無視されているという意味で、冬山の秩序は既に崩壊状態にあります。
しかし、実はそれがスキーの本来あるべき姿なのであって、彼らの行動はその本質において全く正しい訳です(^^)が、だからと言って秩序を乱してEとは言えません。

ンヂャーそのチツヂョってーのはドーして出来たのか?を理解出来れば、今後公式に?バックカントリなりオフピステを楽しめる様になるかも知れませんね(^^)。

まだ若かった頃、オフピステは当然過ぎる程普通に愉しんでいました(それこそがスキーだと思っていた)が、リフトはウサギ平までしか無かった時代ですから、丸山ケルン辺り(第三ケルン上部)から滑るとなると一日一本がやっとで、それも仕事の関係は勿論、天候や雪崩の危険を考慮すると、シーズン中せいぜい4~5回が限度でした。

つまり、今でも天候を含め山の状態は昔と変わらない訳で、アクセスが容易になったからと言って、危険の可能性が少ない日はそう多くないってことです。

八方尾根は森林限界が低く、第一ケルン付近からも立ち木に邪魔されること無く広大なオフピステが広がっていて、尾根筋の西側は勿論東側も愉しめましたが、雪質の点から西側斜面を滑ることが多かったのを思い出します。

しかしそんな愉しみも次第に叶わなくなったのは、リフトが第一ケルンまで延び、その気になれば誰でも簡単にオフピステに進入出来るようになったことで、それに伴う事故発生件数の増加です。
かつて・・・今もか?・・・スキー場エリアの内外を問わず事故が起こると、その責任を全てスキー場管理者に転嫁しようとする当事者と、それを肯定的且つ恣意的に誘導報道するマスゴミがありました。
「営利第一で安全対策が疎か」的な偏向報道が繰り返された結果、今や至る所立ち入り禁止の看板とヒモだらけ・・・・・・

しかし、唯一の救いはその規制が今のところお上のお達しからでは無いということですが、かつてバイクブームが過熱していた1980年代、事故や迷惑走行が原因で多くの峠道が二輪車通行禁止になったように、このままではそれと同様の道を辿るのかも知れません。

きつい言い方をすれば、遭難事故の本当の原因は、単純に未熟なスキルと乏しい知識(皆無か?)や判断力の欠如したスキーヤなりボーダが、ヤバさピークの斜面に侵入したってだけのことですから、事故を起こさなければ(あるいは極稀であれば)規制はされず、ヒモも張られないってことで、つまり、私達スキーヤの態度次第では再びボーダーラインが撤廃される可能性はあるってことです。

それにはオフピステ滑走のあらゆる状況に対応出来るスキルと、それを支えるある種の成熟した精神性は必要になるでしょうが、何より自由と自己責任の意味を理解することが肝心な気がします。
そして命が惜しければ、間違っても幅広板を手に入れ、バックカントリ用品の見本市みたいな装備をすることでオフピステを安全に滑られるなんて思わないことです。

誤解を恐れずに書けば、ガイド付きツアーに参加しようと思うようなレベルでは、ハナっから止めておいたほうが無難。
何故なら、そもそもノートラックのパウダ斜面を滑られるバックカントリツアーが、商業的に成立つほど条件の良い日は少ないからで、殆どの場合無事に帰って来れたことは運が良かっただけだと理解するべきでしょう。

日本の山には広大なパウダ斜面が無疵のまま残されていましたが、そのオフピステにはヒモさえくぐればリフトで簡単にアクセス出来ることを知った外国人によって、一昨年あたりから見渡す限りの斜面にシュプールが刻まれるようになり、今ではもはやピステの様相を呈しています。

登山計画書を提出して一般的なスキー場の更に上部からアプローチする様な気合の入った?(^^)スキーヤ達は別にして、問題を起こすのは大半がヒモをくぐる連中。
遵法精神を持ち、善良なスキーヤ??(~~;を自負している私としては、長い間指をくわえて無垢のオフピステを眺めていましたが、こうなったら(オフピステがピステ状態)そろそろ考え方を変える時カモ(^^;・・・ぢょーだん。

雪が降り続く中オフピステを滑走する映像を良く目にしますが、怖くてとても私には出来ません。
一般的には降り積もりつつある状態が一番雪崩の可能性が高く、同時に視界不良で遭難する可能性も高いですから、かつてオフピステを滑っていた時は、雪が止んで数日~十数日経った晴れの日を狙っていましたが、今はそんな悠長なことをしていたらパウダなんか滑られない時代になってしまったようですね。

バックカントリでの事故は、数人で焼肉屋に行き、丁度良い焼き加減になってから食べようとしていたら、未だ生焼けなのに食べる人がいて、そうなると他の人も我先に箸を出し、生焼けどころか生の肉を食べるツワモノまで現れ、衛生管理(斜面状況)によってはO157やカンピロバクタの食中毒(ウイークインターフェイスの局所破壊)で死亡する様なもの。

NHKのクローズアップ現代でも取り上げられるまでになったバックカントリ問題に対し、安全なスキー(^^)を提唱するS○J今日逝く本部の無為無策振りが際立つ今日この頃、全く安全とは言わないけれども、せめて「中身がピンク色になるぐらい焼いてから食べるのがよろしい」ぐらいのアナウンスは出来ないものカト(^^)。

しかし、元が肉だか魚だかカマポコだか分からなくなる程焼いて、炭(コート^^)にならないと安心して食べられない様なスキーにうつつを抜かしているから、こういう時に解説者としてNHKに出演するのは、段取り飛ばして指導員になった、本来S○Jとは敵対関係にある新参のプロスキーヤに頼るしかないのカモ。




ガッカリしたこと
2015/01/30


別に皮肉でも何でも無く、以前から指摘しているように、S○Jが刊行する様々なDVDの解説が理解できる人を尊敬します。
私にはそれ等が漏れなく意味不明なのは当然としても、チョメ?(^^)スキーヤ達がリリースするDVDの解説も「何のこっちゃダス???」ってのが殆ど。
上手なスキーヤだけに演技は上手いモンですが、解説がさっぱり意味不明なのは共通しています。

きっと私が理解できないだけなのかも知れませんが、例えばこんな解説カマされたらドーですか?・・・・(^^)
「つま先側から踝の下へと荷重ポイントを動かすことが、なめらかなターン弧を描くために必要な荷重方法です」
「切り替えのポイントは股関節の動きで調節することがなめらかな滑りを可能にします」。
・・・・・だからドー動かしてドー調節すればEのよ?(^^;
一事が万事こんな感じですが、滑っている人は皆お上手なので、意味不明でもイメージトレーニングにはEの鴨。

そんな彼らのメシ寝たである某術選。
今年は教程がまともになって(問題点もあるけど大筋ではってこと)初めてになる訳ですが、インチキ教程時代と比べてどんなに風に変るのかはやはり気になります。
とにかくターン理論?(^^)がまるっきり違うと、滑りがどんなものになるのかは私ならずとも興味のあるところだと思いますが、妙に肩や腕に力の入ったヒコーキ滑りから、まさか腕が下がって力が抜けただけなんてことは無いでしょうね(^^)。

インチキ教程時代は膝を痛めるとの理由と、内側への落下演出←(ヴァー○)から、軸を倒して自動的にエッジングされる(ストレート内倒)モッサリスタイルが「ナウッチE」スキーとされ、お蔭でS○J信奉者におかれましては、膝から鋭くエッジングする切れ味のEスキーはすっかり影を潜めてしまいましたが、今年の某術選ではそれが復活するか否か?・・・・もっともこれまでだって上手いスキーヤはこっそり?膝も捻りも使ってましたけどね(^^)、勿論外足荷重なんか言わずもがな。

去年までとは理論がまるっきり違う訳ですから、滑り方も採点基準もまるっきり違う筈ですが、今年はどんな滑りがEとされるのかは相変わらず不明。
今までも何の技術を競っているのかマヂで分らなかったのですが、早い話、各検定員にとって「上手い感じがする」人がエライってことなのでしょうね。つまり直感(^^)

となると、某術選は検定員が「どう感じたか」なので、別に点数で無くても単純に上手いと感じたか、イマイチ(まさか下手な人は居ないでしょう^^)と感じたかを、◎○△×の組み合わせを使って判定しても全く問題無い訳ですね、つまり何種目かのトータルで◎の数が一番多かった人がエライってことです。

他の採点競技では、曖昧になりがちな主観に客観性を持たせる為、大抵は事細かなルールが設定され、それを明記したルールブックがあります。
有名どころが言わずと知れた「ISUジャッジングシステム テクニカルパネルハンドブック」、所謂 ”ルールブック” ですが、ジャッジはこれに基づいてジャッジングしている筈(見たこと無い^^)ですから、演技が終了してから得点が表示されるまでは暫く待たされるのが普通です。
それはスノボハーフパイプもモーグルも同様、この間ジャッジは主観を数値化する仕事をしているのでしょう。

ところが、某術選では演技終了直後(5秒前後か)に得点が表示されますから、これは級別テストと全く同様直感(好き嫌いか^^)以外に考えられず、どうやらISUのテクニカルパネルハンドブックに相当するルールブックは無さそうですね。それなのに各選手は何を根拠に何を目指して練習しているのやら・・・・(><;。

そんな某術選に今年は皆○健○郎氏が参加するみたいです(-_-;。アスリートからまさかのエンタティナに転落転身ですか?。
どんな事情があったのかは知る由も無いのに、早計に決めつけるのは如何なものかと思いますが、彼には失望しました。他人のことでこんなに失望したのは初めてかもしれません。
こうなれば彼に優勝(笑)して頂くしかありませんが、もしそれが叶わなければ日本のスキーは本当に終わりになる様な気がします。

二流どころならいざ知らず、世界の頂点で戦い続けてきたお方が、こんなトコロで暇潰ししている場合では無いでしょうに、彼ならではのやるべきことは他にある筈なのに・・・・・・・。
勿論競技本部の内部事情(今日逝く本部ぢゃ無いですよ^^)が大いに関係しているのだとは思いますが、このことについては書くことが沢山あってもガッカリし過ぎて、今の所そんな気にはなれません(;;)。




モーターサイクルのこと
2015/01/28


1970~80年代のバイクブームに因るライダーの増加は、必然的に事故の実件数増加に繋がり、加えて故意に不心得な走行をする輩も現れ、モーターサイクルは危険且つ迷惑な乗り物としての印象が世の中に広まりました。
お蔭でモーターサイクル=暴走族=反社会的乗り物という構図がメディアによって構築され、1982年には高校PTA連合会によるバイクや四輪の「三ない運動(運転させない、買わせない、免許を取らせない)」決議まで誕生する始末。

歩いているだけでさえ危険な世の中に「絶対安全」なんてものは少ないですから、スキーは言うに及ばず、モーターサイクルだって乗るからには社会のルールや扱い方を知らなければ危険な訳で、それを教えるのが教育者の仕事。

危険だからとの理由で3年間高校生をバイクから隔離する発想は、その後免疫を持たないまま否応無く交通社会に放たれる生徒に対しての無責任な態度であり、色んな意味でその弊害が指摘されるようになったことで、この決議は1994年に撤廃されることになりました。
しかし、相変わらず事実上の「三ない運動」を続けている高校は少なく無く、未だにモーターサイクルを趣味とする者を色眼鏡で見る人が居るのは残念なことです。

高校1年で免許取得、2年の時スズキの80ccを手に入れ、同級生の友人と2台で小林一茶の生家までツーリングしたのがモーターサイクルライフの始まり。

モーターサイクルに乗ることで知り得る未知の世界は、未だ子供だったこともあり、そのどれもが新鮮な驚きと感動に満ちていました。
その為、何度痛い思いや辛い思いをしてもツーリングの魅力には抗し切れず、好奇心は膨らむ一方で気がつけば今年で50年、ここ30年だけでも総走行距離は40万キロを超えてしまいました。

その間日本列島は北から南まで万遍無くノッペリとした表情に変り、ツーリングの意味を見失いそうになっていますが、危険な乗り物を操る覚悟と緊張感は日々の生活に喝を入れてくれますから、スキーと共に当分の間は止められない模様です(^^)。

昨年のツーリングの折、友人がビデオ撮影をしてくれました。

先頭が私(RC30)、M氏(T595)、E氏(カメラThunderbird)の順。
ツーリングは大抵一日400~800Kmを目安に、日帰りから数日間まで様々ですが、サーキット走行と違い、無事に帰宅することが最重要なので、安全マージンは取り過ぎるほど取って走ります。






S○Jの存在意義?
2015/01/23


目にタコ(^^)が出来るほど書いて来たように、古今東西問わずスキーは単純な仕組みで成り立っているスポーツですから、幼い子供でも年配者でも誰でもその気になれば滑られる(愉しめる)ようになります。
但し、特別な素質を備えている人は別にして、直ぐにそのコツが身に着く訳では無く、やはりそれ相応の時間は必要ですし、言うまでも無く理に適った方法での練習を繰り返す以外に上達の道はありません。

しかし、いくら時間が掛かるとは言っても、せいぜいシーズン中20日も滑れば3シーズンも経たない内に・・・・つまり60日(^^)・・・・スイスイサクサク、それこそ自由自在に愉しめる様になる筈です。
大学でさえ4年もあればそれなりの学問は身に着く訳で、10シーズンが経過しても上達を実感出来ないとなれば、それは残念ながら嘘っぱちを教えられ、基本的な部分に重大な問題を抱えてしまったということでしょう。

なかなか上達しない様に感じても、滑る度に確実にスキーヤとしての感性も技術も鍛えられ磨かれていく訳で、その時間こそがスキーの愉しさなんだと理解出来る様になれば、途上に於ける他者の評価(例えば級別テスト)など、何の意味も持たないことに気付く筈です。

マーそうは言ってもスキーヤの中には他人の評価を気にする人達も多く、その為に何か手っ取り早く上達出来る方法は無いものかと思案するのもむべなるかなとは思いますが、それゆえに怪しげな「秘訣」なり「秘伝」なり「奥義」なりに振り回されたり、あるいはチョー簡単なことを小難しく説明されることで「最新」だったり専門性が身に着いたかのような錯覚をしたり、それに止まらず正真正銘の「インチキ」に引っ掛かってしまうのも、人間の悲しい性なのかも知れませんね(^^)。

先日同業者に、日本人スキーヤの少なさと引きかえに、外国人の多さに関してモロモロのコメントを求められました。
恐らく漠然とした不安からか、あるいは何らかの危惧からなのでしょう。
平日は体力と精神力?(^^)回復の大義のもと、よく滑りに行っているので、実感としても9割方が外国人、残りは私を含めて年配の日本人と言う印象ですから、彼の心配も頷けると言うもの。勿論街は外国人一色(-_-;。

たまたまゴンドラに同乗した索道関係者の話では「平日の外国人は8割以上、休/休前日は外国人が他所の観光に出掛ける為、日本人が半数以上になる」とのことで、日本人スキーヤが減少した代わりに、増えた外国人は索道事業者にとって救世主となっているみたいでした。

日本人スキーヤ減少には様々な要因があるとしても、やはりS○Jのインチキメソッドが10年以上に亘ってスキー市場にボディーブローをカマし続けたのが、此処にきて効いてきたことは疑いようが無く、折角スキーに興味を示して教えを乞うても、信頼すべきスキーの統括団体とその関係者にインチキ滑りカマされたひにゃ、死ぬほど頑張っても上達なんか夢のまた夢。

昨年の教程変節事件で、チョー弩級のお人好しは別にして、流石に某スキー団体や御用雑誌の金儲けに利用されていたことに気付き、嫌気がさしたスキーヤも多い様です。
マーそんなことで、日本人スキーヤ減少の原因はS○J(今日逝く本部)にあるという結論になるのですが、もし無いと言うのなら、そもそも存在価値さえ無いってことでしょう(^^)。

お蔭でゲレンデに於ける日本人スキーヤは減る一方、所謂 ”基礎系(^^)” を見限ったり、端っから無関心なスキーヤ達は、警告を無視して立ち入り禁止区域に侵入する外国人の、珊瑚密漁漁船並みのオフピステ滑走に刺激を受けたのかどうかは知りませんが、バックカントリは大賑わい?(^^)で、幅広板さえ履けばパウダをスイスイ滑られるとでも思ったのか、あちこちの山では遭難が相次いでいます。

オリンピック招致の際には「国際化・・・なんのこっちゃ(^^)」が叫ばれ、今白馬村はその現実と向き合っている訳ですが、それによってスキー場(山)では既に秩序崩壊が始まっていて、やがてそれは村や集落にも及ぶのではないかと危惧する今日この頃、異なる価値観の大量流入に依る色んな意味での国際化(^^)??が、望んだ通りの幸福感を住民にもたらしてくれるのか否かは、そう遠くない内に明らかになることでしょう。





表現の自由?
2015/01/19


表現の自由だか言論の自由だかを巡ってフランスの風刺画新聞が話題になっていますが、物理的な暴力以上に言葉の暴力は深刻だと感じている私としては、表現の自由の大義の下に、言葉やポンチ絵で他人をいびり、あるいは気に入らない対象を貶める行為は、時としてその対象者に対し、大量破壊兵器の使用に匹敵する程のダメージを与え得る可能性があると考えています。

通常兵器でさえ「特定通常兵器使用禁止制限条約(無差別且つ過剰な損害を発生させる通常兵器について、その使用を禁止または制限する多国間条約)」がある程ですから、今回のことで言葉の暴力に対しても相応の規制が無いと言うのは如何なものかと考えざるを得ない心境になってしまいました。

その昔子供が、からかう相手に対し「おまえのかあさんでべそ」と囃し立てるのが流行った時期がありました。
勿論相手を貶めようとする心理からなのは言うまでも無いのですが、仮に ”おまえのかあさん” が ”デベソ” だったところで、囃し立てた側に不利益がある訳では無いし、からかわれた側にしても ”デベソ” が辱めを受ける理由も無い訳で、両者の仲が多少悪くなったとしても、通常はそれ以上の事態に発展することはありませんでした。

あまり愉快では無いにしても ”デベソ” 口撃程度のことでは普通だったら笑い飛ばしたり無視出来るものですが、もしこれを執拗に繰り返されるとなると話は違ってきて、言論や表現の自由が人道に悖る卑劣極まりない兵器に変ることだって考えられます。

どんな意図からかは解らないものの、結果的に特定の宗教を貶め、信仰する人々を傷付け、自らも犠牲者を出しているにもかかわらず、1月14日には再び関係する風刺画を掲載して発売し、販売部数を6万部から300万部に増やすそうですから”銭儲け”としては成功なのでしょう。
しかし、建設的な風刺ならいざ知らず、思想信条や慣習が異なるからと言って、からかいの度を越すとシャレにならないってことを、フランスの風刺画新聞は理解できていないみたいです。

それにしても、これを書く(描く)人、買って読む人達は、近所の家の離婚話で盛り上がるバ○゛ー達と、いったい何処が違うのだろう?と、ついつい考え込んでしまう今日この頃、スキー場ではルール無視のコース外滑走で死亡するスキーヤやボーダが相次いでいます。

シーズン初めにはコースを外れて遭難した事故があり、幸いにも救助されたボーダの会見をニュース番組で見たら、案の定の○゛カッ面予想が大当たりだったので思わず笑ってしまいましたが、自由や自己責任の大安売りと、バックカントリだのパウダだのの特集記事に踊らされた○゛カ面のお蔭で、とばっちりを食らう関係者はE迷惑です。
○J誌や○G誌も、フランスの風刺画新聞も、結局のところ根っこは同じなのカモ。

滑走の自由、表現の自由に制限を加えられたくないのなら、分別について考えてみるのが宜しいカト。




客観風主観主義
2015/01/17


スポーツに於ける現象の大半は力学的に説明のつくものであり、大抵はその客観的事実を踏まえた上で技術論が語られますが、ことスキーに関して(とりわけ”基礎”と呼ばれるカテゴリ)は、それら多くのスポーツとは異なり、客観風主観主義とでも云うべき特殊な世界観を形成し、そこではチョメスキーヤ、あるいは某かの肩書保有者による客観風主観論が、何の検証作業も無しに語られ、反証可能性の有無も問われず、従って結果の是非も問われないまま、不可解なコミニュティが構築されてきました。

その客観風主観論の一つに、苗○方面の某SSがいみじくも口走ってしまった「失われた10年」の名言(^^)?を生んだ「ハイブリッドスキー」がありますが、これはある種の急過ぎる権威勾配に依るものであることは明らかで、インチキが度を越していた点でも、汚染された期間の長さと言う点でもブッチギリであり、多くのスキーヤに少なからぬ負の影響を与えてきたのは周知の事実です。

謝罪が無いところを見ると、昨年の教程改定が過去の過ちの反省からでは無さそうだし、一見正道に戻った様に見えても、客観風主観主義の「”基礎”スキー社会」ではそんなことはどこ吹く風、相変わらず個人定義の言葉に依拠する、うんざりするような技術論が専門誌(笑)によって垂れ流され続けています。

この世界(”基礎”と呼ばれるカテゴリ)が、客観風主観主義から抜け出せないのは、STAP細胞捏造並みのインチキをやらかした後でも専門各誌は事の重大さを理解出来ず、その糾弾どころか死んだフリさえ決め込む始末だからです。

トップコントロール/テールコントロールはじめ、その他モロモロのインチキ用語が幅を利かせていたあの時代が何だったのか?、ジャーナリズムの名に於いて、過去を根本から見つめ直さない限り、同じ過ちを繰り返す可能性は大いに高いと言わざるを得ません。

これからの専門誌の役割は、誰もが納得する定義された用語を使い、「客観的事実」を踏まえた上で、的確な「主観的表現」を駆使して、スキースポーツの楽しさや奥深さと同時に、それが持つ価値を誠実な態度で伝えていくことではないかと考えます。

日本人のスキーヤが激減した一方、日本のスキー場には沢山の外国人が押し掛けている現状を見れば、スキースポーツが面白く無い訳が無いし、彼らにはスキーの本当の意味なり価値が理解出来ているのかもしれません。
しかし、外国人が白馬を楽しむのは大いに結構なことですが、残念ながら山でも街でも彼らの行儀の悪さは顰蹙もので、我慢の限界が近付きつつあるのも事実(-_-#。

日本人スキーヤを増やす為にも両誌には頑張って頂きたいところデス(^^)。







見る前に突っ込め?(^^)
2015/01/13


チョメスキーヤの自分定義(変臭者か?)によるもっともらしくも意味不明な○○特集は、長きに亘って培われた○J誌や○G誌の得意技とは云うものの、殆どの場合何の役にも立たなかったか、あるいは昨年までの13年間はこうした専門誌を読む程の熱心なスキーヤ達にとって、基本技術構築の足を引っ張る存在だったのは記憶に新しいところ。

しかしそんなことはどこ吹く風、2015年1月号の「上級者の証し立体的なズレを手に入れる」や2月号の「ターンは支点の高さでコントロールする」に至っては、突っ込む気力も萎えてしまう程の意味不明なアフォ度全開。

変節だろうとなんだろうと、毎号この「○○特集」を楽しみにし、素直に受け入れようとするスキーヤ各位の姿勢はけなげですが、数年前の○J誌や○G誌でチョメスキーヤ達が何を述べていたかを、この際是非思い出して頂きたいものです。

変節後の○J誌や○G誌を読むと、相変わらずサルに道理を説く方が遥かにマシな気がする今日この頃、大江健三郎の「見る前に跳べ」(読んでいません^^;)ヂャないけど、怪しげな技術論に振り回される位なら「見る前に突っ込む!」のがスキー上達の秘訣カモ(^^;。
チマチマしたことは考えず、クニックや悪状況の手前でも立ち止まらず、そのまま突っ込んでみることです(^^)。後のことはその時に考えればEぢゃないですか??(^^;

とUことで、今日は昨日の大雪の後「ビッグチューヅデー?(^^)」になるのか?と、期待に胸を膨らませて達人検定のコース(グラート~スカイライン部分)をノンストップで滑ってみました。

新雪皆無、当然ながら全部荒らされていました(泣)

かくなるうえはリーゼンノンストップしか無いヂャン(^^)

流石にリーゼンスラロームコース滑走を念頭にチューニングされたHVだけあって、この程度の速度だとRC4(207cm)を持ち出すまでもありません。

言うまでも無く「立体的なズレ」「支点の高さでコントロール」なんかこれっぽっちもしていないのは映像からも明らか。
やっていることと言ったら、行きたい方に板を向け、転ばないように踏ん張っているだけ・・・・マヂ(^^)。
数分もすれば標高1800mが750mに変っている訳で、飛び道具は別にしてこんなことが出来るのは多分スキーかスノボ位なものでしょう。




ロングボードクルージン(^^)
2015/01/08


あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。

事情があって暮れからお正月の九日間を夕食無しの設定にしたところ予約は皆無に近く、生れて初めてお正月を家族だけで過ごすことが出来ました。

やることといったら除雪作業位で、後は家内の作ったおせちを食べ、マッサンの影響をもろに受けて飲み慣れないハイボールなど嗜み、テレビの正月番組とはかようにもナニな騒ぎをしていたのかと驚き、繰り返してきたお正月の慌ただしさとは無縁の静寂は、もう一つ並行する世界に迷い込んだかの様に新鮮で、少しの不安を抱きつつも、初めて経験する家族だけの正月を愉しみながらゴロゴロと過ごしました。
正に寝正月です(^^)。

寝てばかりいないで滑りに行こうかとも思ったのですが、お正月だけにゲレンデはそれなりの人出だったので止め、モーターサイクルのマフラー交換などをして過ごし、お正月の喧騒が去ってスキー場も落ち着きを取り戻したこともあり、今日は初滑りに行ってきました。

お正月にモーターサイクルを弄るなんて初めて(^^;

暮れには6回滑りに出掛け、内3回が大雪の中のレッスン。年金生活者にも未だオファーがあることを有難く感じたシーズンインでしたが、本年の初滑りに持ち出した板は2年振りに履くRC4のSG(207cm)。


正月明けのゲレンデはガラガラでSG板を持って行ったのは正解でした。
オガサカHVより二十数センチ長いだけで乗り心地も安定感も格段に優れているので、チョコマカとしたスキーでは無く、ついおおらかにスピードを愉しんで、仕舞いにはパノラマゲレンデ殆ど直滑降という有様(・・;

午前10時から午後1時半まで休憩無しで滑りっ放しでしたが、行くところすべてのゲレンデ/コースは外国人の比率ほぼ90%以上(-_-;。

スキーの良い所は私の様な運動音痴のメタボロージンでも、ほんの僅かなコツさえ覚えれば、スカッとした爽快感が味わえるところです(チョコッと時間は掛かるカモ^^)から、是非日本人の日本人による日本人の為の(^^)八方尾根スキー場で遊んで頂きたいものです。外国人の独占状態にさせておく手は無いですからねっ(^^)。




ハクバダケのことその2
2014/12/25


この話題は昨日UPしたばかりなのに、偶然と言うか今日のNHKBSでも、午後2時から100名山の白馬岳を放映していました。
女性のガイドがモロモロを説明しながら登るのですが、ナレーションは「シロウマダケ」「シロウマ大雪渓」に対し、ガイドは「ハクバダケ」「ハクバの大雪渓」と呼んでいました。
不思議だったのは、スタジオのコメンテイタ達の誰もがその齟齬について突っ込みを入れなかったことです。
途中から観たので冒頭でそのやり取りはあったのかも知れませんが、ガイドの認識は「ハクバダケ」だったのでなんとなく「ホッ」とした次第です。

白馬岳大雪渓の取っ付きは白馬尻(ハクバジリ)・・・通称馬尻(バジリ)と呼ばれていますが、これが「ウマジリ」だったり「今夜の宿はシロウマ(白馬)ダケのハクバ(白馬)山荘です」ではどう考えても変でしょう。



ハクバダケのこと
2014/12/24


白馬岳(ハクバダケ)の名の由来は、田植えの準備に馬を使って行う代掻き作業(田圃の土をドロドロに掻き混ぜる)があり、その時期に白馬岳(ハクバダケ)に向かって稜線を右に下り切った辺りにある岩肌の雪が融け、馬に似た(むしろティラノサウルスか)雪形が現れることから、これを代掻き馬(しろかきうま)と称し、それを縮めて代馬(しろうま)と呼んでいたものが白馬(しろうま)と書かれるようになり、やがて白馬(はくば)と読まれるようになった、と言うのがもっともらしい説。
挙句に「地元の人々はこの雪形(岩形)が代掻きの時期を教えてくれるとして親しまれている」などと、まことしやかに語る御仁もいる程だ。

ちなみに私は生まれも育ちも地元で、かつては田圃も作っていたのだが、この雪形(岩形)を見て代掻きの時期を判断したことなど一度だって無かったし、物心ついてからも相当の期間そんな話は聞いたことが無かった。
なにしろこの雪形(岩形)は厳冬期を除けばいつでも観察出来る(3月~7月)から、これで代掻きの時期なんか判断出来る訳がないのだ。

誰がいつでっち上げたものか、この白馬(シロウマ)説はちょっと物知りを気取る人の間では有名だけれど、根拠も出典も不明な説を認める訳にはいかない。私の認識は物心ついた時から白馬(ハクバ)だ。

勿論他の方が「シロウマダケ」と呼ぶのは自由だし、それを敢えて否定するものでも全く無いが、何故突然こんな話を持ち出したのかと言えば、先日放送されたNHKの番組「小さな旅」で白馬村(ハクバムラ)が取り上げられ、白馬連峰(ハクバレンポウ)だの白馬鑓(ハクバヤリ)だのと言っているにもかかわらず、白馬岳(ハクバダケ)だけを再三再四「シロウマダケ」と呼ぶものだから、凄い違和感と共に実に不愉快な気分になったからだ。
例えばアイヌ語の「タンネトー」を和人によって勝手に「長沼ナガヌマ)」と改称されたアイヌ民族の気分とでも言おうか。

白馬村在住の国際山岳ガイド降旗義道氏によると、「白馬岳」という文字は江戸時代末期、松本藩の山廻り役人が書き残した古文書にあるとしているし、明治13年の長野県資料には「白馬」に「ハクバ」とルビが振ってある。

それから14年後の明治27年、白馬岳山頂に1等三角点が設置され、この点名は白馬岳(シロマダケ)とされた。
読みは明治13年の長野県資料にある通り白馬(ハクバ)だとしても、そのことを知らなかった係りのお役人が三角点の白馬岳に「シロマダケ」と振り仮名を振ってしまったのだろう。

何故なら古事類苑の歳時部十四によると、「白馬」は「シロマ」と読むことから、「ウ」と「」を間違えたのでは無く、つい教養が滲み出て(^^)?これに倣ったものと思われる。

このことから、「シロマダケ」が「シロウマダケ」と呼ばれるようになったのはそれ以降と考えるのが順当であり、いずれにしても白馬(シロウマ)の由来は代掻き馬の「代馬」からなんかでは全く無いことが証明出来るし、ましてや雪形(岩形)云々なんか笑止千万。

但し、「ハクバダケ」周辺で発見された高山植物には「シロウマ」を冠するものが多数あるのも事実。
だからと言って「ハクバダケ」の正式名称が「シロウマダケ」であるとの根拠にはならない。それには命名された年月日が明治13年以前であることを証明出来る資料が必要になるからだ。

「雪形(岩形)が現れて代掻き馬(代馬)が代掻きの時期を教えてくれる」なんて作り話は、噺とすれば許容されるレベルだとは思うものの、NHKが番組製作にあたり、白馬岳以外は白馬三山(ハクバサンザン)をはじめ、全て白馬(ハクバ)と読むことに疑問なり違和感は無かったのだろうか?。
どうしても「ハクバ」をそれ以外の呼称で呼びたいのなら、正確を期す上でそれは「シロマ」と発音して頂きたい(^^)。

他の番組でも、我々受け手側のメディアリテラシ云々以前に、製作側のソースに対するリテラシが問われることになった番組に「NHKスペシャル」がある。
2013年3月に放送された「魂の旋律 音を失った作曲家」や、2002年4月28日放送の「奇跡の詩人 11歳 脳障害児のメッセージ」等、ドラマチック且つ感動的なストーリーが売りのドギュメンタリ番組の筈が、フィクションでは話にならない。NHKに限らず某新聞の両吉田証言記事をはじめ、他のメディアも同様。

例に漏れずS○J今日逝く本部も○J/○G誌も、技術的ソースに対するリテラシの欠如に因って、スキー界(とりわけ基礎と呼ばれるカテゴリ)が10年以上にわたって狂気に支配されたのは記憶に新しいところ。






2014/12/19


今日は朝から屋根雪降ろしに除雪で、昼食も抜いての作業が終わったのは2:00PM。
こんな大雪は滅多に無いし、ましてや嵐の後の快晴とくれば滑りに行くしか無い訳で、すごい速さで陽が西に傾く中、あたふたと支度をして出発・・・・・マヂで焦ります(^^)。

もう上は荒らされている筈なので諦め、比較的疵が少ない名木山ゲレンデで久々の超深雪(^^)/~~を堪能してきました。
技法はやはりベーレンテヒニーク系が有効で、軽く抱え込むだけで超深雪+超緩斜面(10°未満?)の厄介な条件でもゼッコー超ーでした。

名木山中壁。この先は残念ながらギタギタに荒らされていましたが、辛うじて無疵の部分もあったので愉しめました。
むしろ3:00PM近くにもなってバージンスノーを滑られるなんて奇跡と言うもの(^^)。


名木山下部緩斜面。
通常はトラバースするしか無い部分でも、無理やりターンらしきことも行え、充分深雪滑走の快感は味わえます。

名木山第三リフト5本滑って帰宅。
オガサカHV183cmはファット系の板なんか全くお呼びで無い程のパフォーマンスを発揮してくれ、改めて良く出来た板だと感心した次第です。







初滑りその2
2014/12/18


初レッスンが初滑りだったところで、やるべきことは何十年も前から同じなので問題は無いとは言うものの、講習がし易くなったことは確か(^^)。なにしろゲレンデを見る限り、昨年まで目に付いた異様な雰囲気のスキーヤが影を潜めましたからね。
いくら原理原則に則ってレッスンを組み立てているにしても、インチキメソッドを盲信する同業者??や、知ったか振りのアフォコメン低太(テレビの)から、昭和だの古いだのと蔑まれていた訳ですから。


新しいシーズンを迎えるにあたり、相変わらず某連盟の研修会は盛況の様です。
都合良く上達出来そうな、何か新しい仕掛けを期待してなのか、あるいは時代に遅れまいとする不安からか、はたまたコミニュティーの一員としての帰属と優越意識を満たす為なのか、本当の所は分りませんが、今年に限ってはどんな内容なのか私でさえ興味はありますから、研修会参加者はきっと多かったのでしょうね。

そんな中、聞くところによると某県連の研修会では、旧教程執筆者筆頭に取り巻きは新教程をボロクソにこき下ろしている模様です。
確かに完成度は高いとは言えませんが、10年以上も続いたインチキ教程とは同列に比べること自体がナンセンスだということを、未だに理解していない某県連執行部には驚きと言うよりむしろ憐れみさえ覚えます。

イケシャーシャーと手のひらを反し、未だ謝罪も出来無い道義にもとる態度をとり続ける組織に、はたして存在意義はあるのか?と言う疑問はひとまず措いておくとして、新生S○Jとも言うべき今日逝く本部の新たな方針が伝達されるべき場所で、女将お上の方針にたて突く様では、某県連はS○Jを脱退するしか無いのでは?と思います。

しかしヨケーなお世話ですが、参加していた会員からは何か異議なり反論はあったのでしょうかね?。
この期に及んでもし無かったとなれば、執行部も含めスキー指導者として(^^)の彼らの望みは「いったい何なのか?」を聞いてみたくもなると云うもの・・・・・・マヂで。


閑話休題

初滑り(レッスン)の昼食はサンテラスパノラマで頂きました。
並んで順番を待っていると後ろからいきなり「毒者デスッ」と声を掛けられビツクリ、「笑わせて頂いています」と有難いお言葉を頂戴致しました(^^;。

このページを読んで笑えると言うのは相当な「手練れ」だと思うのですが、案の定オリジナルテストの「名人」認定者の方でした。
「メソッドがマトモに戻って良かったですね」等々のお話をしながら、パワーウエイトレシオ向上が課題の私は、牛筋丼セット¥1100をご飯少な目でリクエスト。
美味しくて牛筋の量も十分(^^)であり、スキー場では許されるレベルだとは思いますが、街の食堂で食べるとしたら¥600~¥800位か?。

長い間スキー場の食事は「高い、不味い、少ない」が通り相場でしたが、サンテラスパノラマはその認識を改めさせるに十分でした。
食べてはいませんが、見ただけでも抜群のコストパフォーマンスだと思われたのが「カツカレーセット」¥1300。
カレーライスとトンカツがそれぞれ単独のお皿で提供される様は圧巻。一度は食指が動いたもののボリュームあり過ぎて断念したシロモノ。食べてもいないのに個人的には一押し(^^)。

知らない間に、時代は「高い、不味い、少ない」から、「高い、美味い、多い」へと変っている様です。
本当は「安い、美味い、多い」が理想なのでしょうが、こればかりはそれぞれの価値観に依るので何とも言えません(^^;。

雪は十分過ぎるほど積もりました(^^)/





2014/12/13


ここ二日間で一気に60cm以上積もった雪の除雪を済ませ、かねてから依頼のあったレッスン出掛けました。
震災関連のモロモロに加え、ゲレンデのコンディションもイマイチだったのでなかなか滑りに行けず、初レッスンが初滑りになってしまいました。

雪が降りしきり、どんどん積もっていく悪条件(好条件か?^^)を滑るのは愉しいものですが、受講生が上級者であっても、ことレッスンとなれば大抵が基本的な部分の確認作業になる訳で、その意味では斜面状況を選ぶことになって、レッスンの効率が悪くなるのは否めません。

なので、シーズン初め且つ全面不整地且つ視界不良では滑り込み重視にならざるをえず、中距離(パノラマコース)を連続して滑走する中で、課題毎にそれぞれの問題点について後方から指摘するスタイルになってしまいました。

レッスン中にも積雪はどんどん増え、リーゼンコースのコンディションは間違い無く最高だと思われましたが、コースはクローズされているので帰りも泣く泣くゴンドラで下りました。
ウエア裏返し作戦もありますが、そこは清く正しい八方尾根スキースクール会員たるもの、勿論ルールに従いました・・・・・・・( ノД`)。



ある問い合わせ
2014/12/12


どんな風の吹き回しか、ナントッ!!某術選の時の宿泊予約が某県連からあったのです(^^)。
勿論どの様なお客様であろうとウエルカムなのですが、何しろ某術選の選手役員の宿泊予約ですから、念の為にお決めになる前に当方のホームページをご覧になって頂き、その上で判断して下さるよう申し上げた所、数日後「迷惑を掛けるといけないから」との理由でキャンセルの連絡がありました・・・・・・ヤッパリ(^_^;。
迷惑なんて滅相も無いし、もし宿泊頂けたらさぞかし楽しい話で盛り上がったかと思うと残念です(^^;。

しかし某県連に限らずそれぞれ定宿がある筈なのに、どうして選りによってアルピーヌ?不思議なこともあるものです。
もしかすると、数年前から経営者が替わったり廃業する宿が増えているので、その影響かもしれないと思ったり・・・・・・。

今年9月


12月 2軒の宿が取り壊されました


今年11月


12月 こちらも一軒廃業です

歯が抜けるように友人知人がこの地を去り、あるいは廃業し、見慣れた光景が変わっていくのはとても寂しいものです。
人の営みってのは一体何なのだろと思う今日この頃。

明日は初滑り&初レッスン。
初滑りで大丈夫かって?(^^)・・・・・勿論。
今日はストックリはじめ道具の手入れをしました。


断捨離だって言うのに(^^;
2014/12/12


実は新たにスピーカとアンプが増えてしまいました。
音楽好きだったご主人を亡くされたお客様から、もう使うことも無いとのことで頂いたものです。
 
JBL 4312B MkⅡ コントロールモニタとSANSUI AU-α507NRAプリメインアンプ。


設置場所はテレビの左右で、DVD鑑賞にも使えるようにしました。

スタジオモニタの4435に比べると小型なのであまり期待はしていなかったのですが、早速SANSUI AU-α507NRAに繋ぎ、常識的な音量で聴いてみると30cm一発にもかかわらず、低域のタップリとした量感と伸びはむしろ4435を凌いでいるのでは?と思う位で、小音量のBGM用として割り切って長い間4435の再生音に無頓着になっていた私には、この押し出し感は正直衝撃的でした(-_-;。

但し4435の名誉の為に書いておくと、ラウドネスもトーンコントロールも無いプリアンプでは、常識的な音量で聴く場合にモニタースピーカでは低域に不足を感じるのは仕方無いことなので、出力に余裕のあるアムクロンDC300AⅡで十分なパワーを供給すれば、大型システムの威力を発揮するのは言うまでもありません。

幸いAU-α507NRAにはラウドネスもトーンコントロールも付いていて、おまけにスピーカ出力が2系統あるので、念の為に4435をこの端子に繋いで切り替え試聴したところ、ラウドネスONで低域の不足は解消しバランス良く鳴ることが確認出来、小~中出力での低域不足はあっさり解決しました(^^)。

通常の音量で聞く場合、4312の方がくっきりした再生音であり、低域はもとより高域までスカッと伸び切ったナチュラルな周波数特性を持っています。
それは良いのですが、4435のバイラジアルホーンに慣れた耳には、4312の鋭い(鋭過ぎる)指向特性は新鮮ではあるものの、良い条件で聴きたい場合にはその場所が限られるのが難点で、こんなに鋭くなくてもEのでは?と言ったところ。

ちなみに地震の時4435は、いつか地震が来た時の為にとエンクロジャに直にビス止めした落下防止のチェーンが威力を発揮して事なきを得ました。
浴槽のお湯が縁から15cm以上溢れた位ですから、チェーンが無ければ間違いなく落下していたと思います(・・;。

そんな訳で、整理整頓を始めなければならない年齢になって、又新しい備品が増えてしまいました(^^;。


捨離
2014/12/06


今度の震災で建物に甚大な被害を受けた方々の心中察するに余りあるとしても、肉体的にも精神的にも厳しい環境に晒されている位は良く分ります。
だからと言って何か力になれることがあるかと自問してみたところで、自分に出来ることはたかが知れている現実に歯痒い思いが募る今日この頃。

倒壊した家屋から家財がゴミとなって処分される映像を見ていると、思い入れのある品々さえも廃棄されてしまったのかと思ったら、とても他人事とは思えず胸が痛みますが、同時に3.11で家族や家財の一切を失い、想い出は記憶だけになってしまった方々のことに思いは至ります。
火災も起きず死者も出なかったことは不幸中の幸いでしたが、早く再建出来るよう祈るばかりです。


地震が起きる前、実は断腸の思いで粗大ゴミに出してしまったものがあります。
被災で止む無く捨てざるを得ない状況に比べれば、自分の意思なのでどうと言うことも無いのですが・・・。
それはヤマハスキーチームだった頃のウエア9着と、モーターサイクルの革つなぎと革パンツ。

これらは保存していた中のほんの一部で、夫々現在でも十分実用になるコンディションでした。
未だ新品は何着もあって未練たらしく捨てられないでいるものの、それらもいずれ廃棄処分することになるでしょう(^^;

捨てる前にパンツ試着。凄いストレッチ素材なので穿けないことは無いのですが、いかんせん醜く出っ張った腹が・・・・・・・・(^^;。
このパンツを穿いていた頃は69Kg、現在83Kg。ウエスト周りに14Kgのバラストを巻いている様なものですね(・・;。


17年前、鈴鹿で転倒した際体を守ってくれたツナギと、26年前北海道ツーリングで使った革パンツ。
スキーウエアと違い、体型が変った現在は完全に使用不可能(-_-;。
いつかスリムになり、再びこれを着て走ろうと思っていましたが、殆ど絶望的なのでぬいぐるみと共に処分してしまいました。

アルピーヌの庭は現在積雪は30cm位です。兎平周辺は滑られますが、リーゼンは後一降りが必要。
明日のコンディション次第で初滑りが出来るカモ。



スキーが愉しい理由
2014/12/03


2014年11月22日午後10時8分に発生した長野県北部地震に際し、沢山のお客様よりご心配とお見舞いのお言葉を頂きましたことを誠に有難く存じます。

物が落ちたり戸棚が開いたりして怖かったですが、幸い深刻な被害はありませんでした。
大きな地震だっただけに、地区によっては甚大な被害を受けている一方、八方地区の被害は皆無に近いのですが、同じ村の住民としては素直に無事を喜べないのも事実です。

ライフラインにも問題は無かった為、震災の翌々日からは被災した友人や親戚をお風呂に招いたり、避難所での炊き出しのお手伝いをしていました。
その間も余震が治まらず揺れる度に怖い思いをしていましたが、現在は大分治まりつつあります。

ご報告が遅くなりましたが、皆様のお心遣いと励ましのお言葉心よりお礼申し上げます。

有難うございました。



でモーターサイクルのこと書きましたが、モーターサイクル(以下MC)ライディングが何故愉しいのか、スキーと共通する所があると思いますので書いてみますね。

現在のスーパースポーツモデルは、MCレースの最高峰「モトGP」を走るマシンに近い・・・・・と言うよりむしろ数年前のモトGPレーサーそのままの性能を持つものも珍しく無く、最高出力は190psを超え(200はおろか300psにも達する今日この頃^^)車重は170Kgを切るバイクを、免許さえあれば誰でも買って乗れる時代になっています。

速く走らせるのが主目的のスーパースポーツモデルに欠かせない要件は、何と言っても軽い車体と大きなパワーと強力なブレーキなのですが、それだけでは無く、適切な車体設計に依る優れたハンドリングを有していることが重要なのは言うまでもありません。
そして速く走らせられる条件が整ったMCでも、その性能をフルに発揮出来るか否かは、当然ながら走らせる人の技量に依ります。

しかし、例え優れた技量の持ち主であっても、常識的に考えて170Kg/190psのMCを乗りこなすのは容易ではありません・・・・と言うか公道でその性能を発揮しようものならそもそも犯罪行為ですからね(^^)。

それはさておき、大抵のライダはマシンが持つ性能の何割かしか使えない(使わない)と思われるのですが、それぢゃ勿体ないってんで様々な電子デバイスが考案され、技量を補ってくれる時代になっています。
有名どころがABS、次にトラクションコントロール、そしてパワーシフター。最近ではDCT(デアルクラッチトランスミッション・・・・これがまた優れもの^^)を装備したMCまで現れ、ハイグリップタイヤと相まって今や「楽ちん/安全/バカッ速ッ」な時代になっています。

誤解を恐れずに書けば、直線ではフルスロットル、カーブに差し掛かったらフルブレーキ、後は適当に寝かせてフルスロットルカマせば、スリップダウンやウイリーの心配も無く、バイクの電子デバイスが最高の効率で加速してくれるから速いのなんの(-_-;。ライダに必要なのは「度胸だけか?」って位なもの。
しかし、そういうライディングが愉しいものか否かは人それぞれなので何とも言えませんが、少なくとも速さが愉しさとイコールでは無いこともまた事実なのだと感じています。

レースでは速く走る(タイム短縮)為のあらゆる可能性を模索するのは当然だし、実用車では安全や快適さが最優先されるので、その為のデバイスが考案されるのは方向性として間違いでは無いとは思いますがしかし、スポーツとしてMCライディングを捉えた時、至れり尽くせりの電子デバイスがはたしてライディングの楽しさと直結しているのか?と問われれば、個人的にはNOと言わざるを得ません。

ブッチャケMCライディングと言ったら、五感を最大限に働かせてマシンの挙動を感じ、両手/指、両足の五か所を同時に操って意図する走りを構築する訳で、前後のブレーキ配分、その強弱、スロットルワーク、シフトアップ/ダウンのタイミング、それに伴うクラッチワーク、ニーグリップ等々・・・・・やるべきことはけっこう沢山あり、それ等の適切な操作に習熟するにはかなりの時間を要します。

何しろたった一度のミスが取り返しのつかない事態を引き起こすこともありますから、スキー以上に慎重にならざるをえないのですが、習熟度が向上するにつれ、安全性も速さも向上していく訳で、「スキーの難しさと対峙するのは、それを通じて自分自身を磨く愉しみの為」だと考えている私とすれば、モータサイクルライディングも全く同様にその過程が実に愉しい訳で、つまり速さは二の次ってことなのです。

ところが、パワーアシストや電子デバイスは、考えることや危険を察知する野生の本能(^^)を劣化させるに止まらず、MCに乗る意味であったり愉しみさえ奪いかねない訳で、4輪車で言えば実用間近の自動操縦がその究極になるのでは?。
MCや4輪が速さを求めるのは自然の流れであったとしても、腰が抜けそうなパワーと電子デバイステンコ盛りの車に依る絶対速度(例えばニュルブルクリンクの最速タイム)が正義の様な風潮には、やはり少なからず違和感があります。

S○Jのおエライ方の中には過去に、「進化した道具(カービングスキー)は、それ自体にターンする機能が備えられているので操作は不要」と述べた御仁もいるので、操作が不要なスキーの楽しみってのは一体ナニ?と、激しく疑問に思ったものです。

と言う訳で、私のMCは27年物、25年物、16年物のオールドタイマー。
ついでに・・・・4輪も夏暑く、春秋寒く、雨漏り普通、ラジオマトモに聴けず、快適装備無し、パワーアシスト無し、電子制御無し(ABSのみ有^^)、非力、マニュアルシフト、ドジれば即スピンのミドシップ。

・・・・しかし、軽量で愉しさに溢れています。








新教程その9
2014/11/10


ページが替わってもこのシリーズは続く模様(^^)。

ブッチャケ一昔~二昔前のものをリファインした程度とは言え、題名は同じでも前二作のカルト本とは全く別物。
漸くスキー技術が語れる環境(S○J関係^^)を取り戻したのは喜ばしいのですが、Eこと書かれている新教程なのに、ハイブローを気取りたいが為に本質が伝わり難い辺りは、脈々と受け継がれている彼らのアイデンティティーとも言うべき部分でもあり、相変わらずのE感じは健在です(^^;。

「パラレルターンの指導の展開」の巻では、以前指摘した「カービング」の定義が依然不明なまま使われていて、普通は「エッヂング」と表現すべきところを「カービング」(^^;。

例えば・・・・
「基礎パラレルターンの3つの要素」として
A 滑走プルークでの外スキーのカービング・・・・・?!
この場合のカービングは、あの場合の(^^)カービングとは違うナニの呆のカービングッスカ??ってなる訳で。
ここはスキーヤの常識として、外スキーの「カービングでは無く外スキーのエッヂングと表現するべきでしょう。

個人的には厳密な意味でのカービング状態は特殊な状況と理解しているので、この用語を基礎の段階(教程レベル)で多用するのは如何なものかと考えます。

基本的なスキーのコントロールは昔から変わり無く、主に捻り具合とエッジの角度具合(ズレ具合)と荷重具合で行うのであって、適切か否かは自信が無いのですが、例えてみれば光の三原色(赤/緑/青)、あるいは色の三原色(黄色/赤紫/青緑)の様なもの。
その三原色には基礎(パラレル)も滑走(プルーク)もヘッタクレも無い訳で、どれか一つ欠けても白色や黒色は出ないし、それぞれの按配によって色相(色味)が変り、それに加えて明度と彩度の三要素があるのは周知の通り。

明度(明るさ)が高かったり、彩度(鮮やかさ)が高かったり、色相(色味)が黄色だったり水色だったりと・・・・・さしずめカービングは明度も彩度も高い真ッ赤ッカか、あるいは一歩間違えると色を失う紫とか赤(紫外線/赤外線)か?。
赤/黄/緑/青/紫とハッキリ区別出来る色は勿論、夫々の按配によって無数の色が存在し得る訳で、何もスキーヤ全員が赤好きな訳でも無いだろうに、どっかの新聞じゃあるまいし真ッ赤ッカがエライって風潮は、やはり如何なものかと思うのでありますデスね(^^)。

P62の「パラレルへの指導三本の矢」には、よく節操も無く時流に阿ることが出来るモンだと感心しますが、折角使うのであれば、もっとスキーを構成する本質の部分である捻り/角付/荷重の三つの意味での方がより効果的なのではないカト・・・・・・そして明度/彩度/色相にあたるものは外向/外傾/外足荷重

北海道の友人から送ってい頂いた新教程の資料を精査?(^^;していると、次第に「ん~~~~??」な部分が多いことに気付き、更に「ん~~~~」となってしまう今日この頃ですが、ブッチャケこれだったら、こっちの方が遥かにスキー指導の役に立つと思います。

バイクネタで申し訳ありませんが、レーシングフルエキ(ECUも)に換装されたパワーウエイトレシオ1Kg以下のドカティー1198Sを手に入れ、専門誌ラ○ダー○クラブのライディングテクニック記事を実践して膝なんか擦ってみても、この年で宇川氏の様に走れる訳でもあるまいし、あまつさえそのライテク記事を書いている張本人が頻繁に転倒しているようでは、記事の信憑性さえ怪しい訳で、そんなモンをいちいち真に受けていたら命がいくつあっても足りないって話。

モーターサイクルの愉しみ方は速く走る以外にも他に沢山ありますが、幸いスキーは少し転んだ位では大抵の場合何とも無いので平和ですね(^^)。