仕事の進め方 |
仕事の進め方を、一般的な家づくりのプロセスに合わせて紹介します。
設計の依頼のきっかけは、ホームページや雑誌に掲載された記事や竣工した実際の建物を見て興味を持たれたり、施主や知人の紹介だったり、様々です。尾日向辰文建築設計事務所の仕事に興味を持たれたら、先ずは連絡をください。
メール、ファックス、電話、手紙など、いちばんお気軽な方法でどうぞ。 |
>> 問い合わせ先-- |
1)相談〜調査企画業務
相談 □□□□□□ |
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住まいや暮らしへの思い、夢や希望、疑問や不安など、お話ををうかがいながら、私の仕事の内容や考え方などを説明させていただきます。 よろしければ敷地を拝見させていただいたきます。購入前の候補地に対するアドバイスもいたします。
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無料です。 |
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構想 (2ヶ月) □□□□□□ |
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具体的な要望や予算をうかがい、敷地条件や関係法令を調査し、配置、間取、外観イメージなど基本計画を作成します。 この段階で調査企画業務委託契約をお願いします。
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提案
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基本計画を図面と模型で提案させていただきます。
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提案時に着手金をいただきます。 |
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■ 最初の提案の後に、以降の業務の進め方について相談させていただきます。
2)設計業務(4ヶ月〜1年)
基本設計 □□□□□□ |
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打ち合わせを重ねながら、配置、間取、外観、設備計画など、建物の全体像をつくり、合わせて工事費を概算します。 建物の大筋が決まった段階で、設計監理業務委託契約をお願いします。
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基本設計承認時、設計監理料の35%から着手金を差し引いた額 |
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実施設計 □□□□□□ |
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基本設計をもとに細部の検討を行います。具体的な構造、仕上、建具、家具、設備、外構など工事の全容を決定し、見積や施工に必要な詳細な設計図を作成します。 設計の内容を正確に現場に伝えるためには、密度の高い正確な設計図が必要です。設計図が正確であるほど、正確な見積がおこなえ、工事も順調に進むので、良い施工につながり、余分なコストを抑えることになります。
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実施設計終了時、設計監理料の40% 地盤調査費 |
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申請業務 □□□□□□ |
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建築確認申請や関連法規の書類作成や手続き、融資手続きの協力など行います。
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確認申請手数料 |
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■ 実施設計が終了した後に、施工者の決定、工事費の確定という大きな山場をむかえます。
一般的には、実施設計図を元に1社〜数社に見積もってもらい、見積金額や見積の内容により決定する、見積合わせという方法によって行います。
3)見積〜工事請負契約(1ヶ月)
施工者選定 □□□□□□ |
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見積を依頼する施工者を選定します。 これまでの実績などから、その工事に合った信頼のおける施工者を推薦します。建築主から指定がある場合はそれを優先します。
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見積依頼 □□□□□□ |
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設計図の他に施工方法などについて具体的に定めた仕様書を作成し、施工候補者に工事内容の説明を行います。初めから施工者が決まっている場合でも工事内容に理解を深めてもらい適正な価格で施工をしてもらうために、しっかり打ち合わせを行います。
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見積書検討 □□□□□□ |
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一定の期間内に質疑応答をして疑問点を無くした後、内訳明細付きの見積書を提出してもらいます。
大きな見積もり落ちがないか、余分な経費が含まれていないか、設計意図をよく理解した項目や単価で見積もりされているか、など精査して適正価格を導きます。
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施工者決定 工事金額確定 |
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最終的には建築主の判断で施工者を決定していただきます。 設計の内容が膨らんでしまったり社会情勢の変化などで、見積金額が予算に納まらない場合もあります。必要に応じて設計の変更や金額の見直しを行い、工事内容と工事金額を確定します。 工事内容と工事金額が明確になるので、工事期間中の設計変更等に伴う工事費の増減についても的確な判断ができます。
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■ 尾日向辰文建築設計事務所の立ち会いの下、建築主と施工者とで工事請負契約を結びます。 工事請負契約では、工期や工事代金の支払い方法などを定めます。 工事代金の支払方法は工事請負契約時に決定しますが、一例を下表に示しました。(朱色の金額)
工事請負契約の後、いよいよ着工です。
建築工事は手仕事であるため、作り手により工法はさまざまです。絶対この工法でなければ設計どおりの建物にならない、といった事はありませんが、見映えや性能が工法に左右されたり、手のいれ加減で良くも悪くもなります。 現場では技術者や職人とよく話合い、理解を深めることが、いっそうの品質向上のためにも欠かせません。
4)監理業務(4ヶ月〜1年)
着工 □□□□□□ |
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施工者の段取りで、土地の神様を祭り工事の無事を祈る地鎮祭を行います。(神事は行わなくてもかまいません) 敷地に実際の建物の大きさのテープを張って、配置と基礎の高さを確認します
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請負金額の25% |
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上棟 □□□□□□ |
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木造の骨組みが、いっきに組みあげられます。木造建築にとって、いちばんのハレの日です。 施主の意向に添ったかたちで上棟式を行います。
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請負金額の25% |
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工事 □□□□□□ |
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上棟後は、週に一度の定例現場会議を中心に、工事の進行状況に合わせて様々な確認や修正や決定をしていきます。 定例会議には、建築主にもできるだけ参加してもらうようにしています。顔を合わせて細かな話を一緒にしているうちに、建築主の思いやさまざまな条件、職人の気持ちや大変さなどが共有され、建築主、施工者、建築家が三位一体となり、楽しい家つくりが進みます。
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中間検査時、設計監理料の12.5% 造作工事終了時、請負金額の25% |
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竣工 □□□□□□ |
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確認審査機関による法規上の完了検査を受けます。 施工者、設計事務所、建築主による竣工検査を行い、不良や残工事の確認をします。 設備機器の取扱説明、工事費の増減の確認、手直しや残工事の工程を決め、引き渡しとなります。
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完了検査手数料 設計監理料の12.5% 請負金額の25%と増減の精算 |
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経年検査 □□□□□□ |
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引き渡し1〜2年後に、経年検査を行い、その間暮らした中で出てきた不具合などの手直しや、メンテナンスのアドバイスをします。 急を要する初期不良については、1年を待たずに即時に対応します。 その後も要請に応じ、いつでも検査にうかがいます。
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検査は無料です。 瑕疵は無償です。手直し工事は内容により有償となります。 |
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■ 以上が、一般的な仕事の進め方と家つくりのプロセスの一例ですが、建築主により条件は異なるので、これと全く同じようには進みません。 それぞれの方の実情に応じて対応いたします。なんなりとご相談下さい。
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