卓治関連小ネタ集

自分がメーリングリスト用に書いた文章の中に、書いているうちに長くなってしまい、
書き込みを断念、お蔵入りになってしまったものがあるので、
このコーナーに掲載することにしました。
もしも、同様のお蔵入り文章をお持ちの方がいたら、投稿してください!!
(えっ? そんな人いないって…)


■もしも、あのライブに行ってなかったら…
■卓治全曲内蔵済み! カーステレオ
■市立図書館に卓治の小説発見!
■白状します… 卓治の曲の思い違い(寄せられた思い違いを追加)
ピールアウトのファンクラブ会報で卓治ベタほめ!?


■もしも、あのライブに行ってなかったら…
「Rocks」発売前の1994年11月「横浜CLUB24」のライブを最後に、
しばらく卓治のライブに行ってなかった。
’96年に東京から(正確に言うと川崎から)長野に引っ越してしまったこともあり、
「Rocks」以降、とんと小山卓治の名を見ることも、聞くこともなかった。
(ファンクラブに入っていなかったので)

CDショップに行った時には必ず「あ行のアーティスト」をチェックしていたし、
もちろん念のため「か行のアーティスト」もチェックしていたが…

ついに業を煮やし、CDに書いてあった所属事務所「りぼん」に、「CDリリース等の情報を
教えて下さい!」と手紙を出したら、数ヵ月後にライブ情報のハガキが届いた。
が…、東京でのライブだし、自分の目当てはニューアルバムだった。
「しょうがねーなぁ…」

1年くらい(以上かもしれない)たって、またライブ情報のハガキが来た。
’99年の「Running Gypsy Tour」の情報で、名古屋は5月6日、ゴールデンウイーク終盤
で確か7日まで休みだったので、行ってみようか… という気になった。

1999年5月6日「名古屋CLUB QUATTRO」、5年ぶりの小山卓治だった。
自分はてっきりバンドだと思っていたので、曲が進んでもずっと一人でやるので拍子抜け
だった。手拍子や熱い卓治コールはあったが、コブシを振り上げることはなくライブは終
わってしまった。

帰りに物販のコーナーをのぞいてみてビックリ!
えっ、なんで「NG!」しか売ってないの?
廃盤を知ったのは、その後しばらくしてからだった。

その時のライブについての感想は正直言って、当初こんなふうだった。
バンド演奏でなかったのがとにかく残念…
世の中、打ち込みやらラップやら新しい音が出てきているのに、卓治の新曲はなんだ…
 「青空とダイヤモンド」は、サビはキャッチーだけどフォークだし、「今夜のアリバイ」は20
年前の飲み屋のネーちゃんのたわ言みたいで、ヘタすると演歌ワールドだよ。
昔は「失われた週末」とか「DINER」とか前衛的な曲に挑戦したりしてたのに…
バンドでのライブもできない(※注)、新曲も出せない…
小山卓治は好きだけど、ひょっとしたら、もうライブに来ることはないかも…

ところが! その時の卓治の歌…
アコギ1本、キーボード1台のシンプルな演奏で歌われたハダカの歌が、
後になってボディーブローのように効いてきた。
あれっ これでいいんじゃん… 「ギャラリー」も「R&Rオーバー」も「結晶」も…、
他の楽器なんて必要ないじゃん、こっちの方がいい! アルバムを聞き直してみても、
今のライブの方がずっといい。
さらに「青空とダイヤモンド」の詞が、心にしみる…

んなわけで、現在に至ります…

  ※注 その後、念願かなってバンドライブもたくさん見てます。
      ソロ、あるいはソロ+サポート1人で、聞かせるライブもよし、
      でも、バンドライブは何て言うか… お祭りみたいな感じで
      他のファンのみんなも開演前から興奮状態で、とても楽しい!


■卓治全曲内蔵済み! カーステレオ
我が家の車には、最新(’01年時点)のカーナビ兼カーステレオが搭載されており、CD
アルバムなら200枚分くらいが内蔵のハードディスクに録音できてしまいます。
アルバムタイトル、収録曲名のデータも20万タイトル(だっけ?)分が、HDに入っていて、
録音と同時に書き込まれるので、自分で入力しなくてもいいです。
驚いたことに(笑)、卓治の全アルバムのデータも入っていました!
(ちなみに、シオンは入ってませんでした)
HD内にデータのないものや新譜は、携帯電話を接続して照合、ダウンロードできます。
そんなわけで、もちろん、卓治の全楽曲はそれに入れてあります。

ナビ君は音声認識するので…、以下のように操作します。

 ハンドルの左手あたりに装着してある「操作」ボタンを押す
 ナビ「ピッと鳴ったらお話し下さい」
 ITO「ぷれいりすと!」
 ナビ「プレイリストをどうぞ」
 ITO「ろっくす!」
 ナビ「ロ・ッ・ク・ス」
アルバム「Rocks」がかかる
 また「操作」ボタンを押す
 ナビ「ピッと鳴ったらお話し下さい」
 ITO「曲をさがす!」
 ナビ「曲名をどうぞ」
 ITO「ついてねぇやっ!」
 ナビ「ツ・イ・テ・ネ・エ・ヤ」
「ついてねえや」が始まる

その時の気分に合わせ、ナビ君と会話するわけです。
「ついてねえや!」「これでも食らえ!」
気分のいいときには、「太陽に手が届きそうだ!」
夕方、遠くから学校のチャイムが聞こえて来ると、「ジャングルジム!」

まったく、科学技術の進歩はめざましいものです。

きっとそのうち、
前方に、小さい子供やお年寄りを発見した時には、「気をつけた方がいいぜ」
中央道で八王子あたりを過ぎたら、「談合坂パーキングエリア」
渋滞でイライラしている時には、「もうすぐ」
河沿いに車をとめた時には、「いつか河を越えて」
あたりが、自動的にかかるようになることでしょう…!?

ps.
パトカーに追われた時には、「逃げ出せ」
ガス欠したら「イエローセンターライン」ですかね…

ps.2
メーカーのまわし者ではありません


■市立図書館に卓治の小説発見!
2年くらい前(’00年)、長野県某市市立図書館に本を借りに行った時のこと。
自分は、目的の小説があったので、わき見もせずにまっすぐ「さ行」の作家のコーナー
へ。

歩きながら…、視界のほんの片隅、おそらくコンマ何秒、
自分の意識ではなく、左後頭部あたりの動物的本能が何かに反応して立ち止まった。
何に反応したのかわからなくて、一瞬立ち尽くす…
そして、ゆっくりと自分の視線を巻き戻ししてみる。
すると、これだ…、
「シェイプ・オブ・ラブ 愛というかたち 小山卓治」!
反応した自分に半分あきれ、田舎の市立図書館にこの本があることに驚いた。

もちろん、「さ行」の作家の小説とともに、それを借りてきた。
その感想などは別の機会に、ということにして…

それを返す時、
事務的に返却の処理をするおねえさんの様子をうかがいながら、こう切り出してみる。

『こんな本、借りる人いないだろうから、売ってくれませんか?』

彼女は無表情のままキーボードを叩き、出てきた画面を確認するとこちらに向き直り、
そして、セクシーな低い声でこう言った…

『苦いコーヒーにスクランブルエッグ、バターたっりのトースト……』

ウソウソ!、そんなわけない!
正しくは、
『入館以来、10回借りられていますので…』

『ええっ!!!』
借りた人の住所氏名、教えてもらえませんか? そう言いたかったけど、
それはそれ、個人情報を勝手に教えるわけにはいかないことは、わかっている。

『そうですか…』
すごすごと帰るしかなかった。
10回のうち1回は自分だけど、それでもあと9人、市内あるいは近隣の町村に
この本を借りた人がいる。その人たちが集まれば…

毎月のようにOFF会ができるかも!?

何か方法ないかな…

(文書中、某ミュージシャン兼小説家の方のお気を悪くするような、
 発言があったかもしれません、お詫びします)

    とある田舎町から、愛をこめて…


■白状します… 卓治の曲の思い違い


《1st「NG!」収録曲》
●「HEAT OF THE NIGHT」
ごくごく、つい最近まで「HEART OF THE NIGHT」だと思い込んでいた。
「夜の真ん中、核心」というような意味で… ず〜っとそう思っていたんで、
「HEART 〜」の方が、ふさわしいような気がする… って、暴言?

●「1 WEST 72 STREET NY NY 10023」
つい最近まで、「号外で紙飛行機を飛ばして…」を、「郊外で〜」
「男は上手にBRUCE(SPRINGSTEEN)を歌った」を、
BLUES(音楽ジャンルのブルース)」と、思い込んでいた。(iijima)
(↑そっ、それは… ITOも、何の疑いもなくそう思っていた…)

●「Aの調書」
「裁判長 ぼくをここに のぼらせたまえ〜」
と、聖書のような歌詞で歌っていた。(ジョー)


《3rd「Passing」収録曲》
●「TIME」
「ミッドナイトプリマドンナ」と「第3章」が、原田末秋の作曲であることは知っていたし、
曲調の違いも感じていた。
しかし、この曲がそうだったとは、全く考えもしなかった。
自分は、もしもこの曲がメーリングリストで話題になることがあれば、
「決して代表曲とは言えないが、当時のミュージックシーンにおける、
卓治流バンドサウンドの存在感を最もよく示す曲だと思う」
と書こうと思っていた。
2001年12月江古田ライブのNO GOOD!TAKAさんのレポに
「原田末秋」作曲と書いてあって、
「ありゃ〜、TAKAさん勘違いしてる… 教えてあげなきゃ…」と思い、
念のためアルバム(CDを持ってないんで)を引っ張り出してきて、ビックリ…
勘違いしてるのは自分だった。

勘違いじゃないけど、「♪海苔をくれないで〜」って歌っちゃうし、
アンコールするときは、「あんこ売る!」と叫ぶSHEEPでございます。
(注:正しくは、「乗り遅れないで〜」です)

●「ESCAPE」
3番の「首筋に冷たい刃触り」の「ハザワリ」のところが、
「ハゾバルーン」と聞こえていて、何だろう? アドバルーンじゃないし…
まぁいいやっ! 何かそういうハードボイルド系の言葉があるんだろう… と思っていた。
(歌詞カード見ればいいのに… 何ていいかげんなファン…)
「RED&BLACK」にコード譜がアップされて初めて、「あ〜っ、刃触わりだったの!」

●「Passing」アルバム名
私の場合は、ちょっと前に○○バッシングというのがよく週刊誌やワイドショーで
取り上げられていた頃、「Passing」というアルバムが頭の中にあった私は、
意味がよくわかんねーな、と思っていました。
バッシングは叩くという意味だったのね、パッシングじゃなくて。
未だパッシングの意味わかってない私。 (ともとも)
「Passing Bell」は、“とむらいの鐘”という意味で、
アルバムタイトルはそこから取ったと思われます。
ちなみに、5th「ヴァニシング・ポイント」収録「Passing(いつか河を越えて)」の
「Passing」は、車のライトを点滅、あるいは上下させる合図のことです。


《4th「The Fool」収録曲》
●「Hustler」
「おまえはいつもポケットにハープをしのばせた…」を、
「おまえはいつもポケットにハートを…」と聞いていました。
ほんとにキザなやつだなあって。あー恥ずかしい。(ジョー)


私の場合は「ポケットにハーブを・・・」と聞き違えておりました。
何でポケットにハーブなんだろう、ハッカ飴でも入れてたのか?
と思いよぉーく聞いてみたら・・・”ハープ”って言ってるやん(--;) (KUROさん)


《5th「ヴァニシング・ポイント」収録曲》
●「DINER」
以前、メーリングリストでも話題になったけど、
ディナー(DINNER)(=1日のうちの主要な食事)ではなく、
ダイナー(=食堂、食事をする人)であるとのこと。
自分は、その話を読むまで何の疑いもなくディナーだと思ってた。
「RED&BLACK」のライブセットリストに「DINER」とあったので、
何かのついでがあれば、
HP管理人のnovさんに「DINNER」の間違いだよ!と教えてあげようと思っていた…


《7th「成長」収録曲》
●「談合坂パーキングエリア」
談合坂… しばらくの間、東京では有名な「団子坂」とばかり思ってました。(ようこ)


《9th「ROCKS」収録曲》
●「Hot Butter」
「いったい今何時だと思ってるんだよ 新しいパンツを自慢しに来る時間か?」
えっ! パンツ? そんな人いるのぉ…?
と、思っていたら、パンプスだったのね〜っ!



おまけ
ひらがなで「おやまたくじ」って書かれていると、
「おたまじゃくし」と間違えそうになる… (ジョー)


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