過去のライブデータ


■種の蒔き方
 (Planting Seeds Tour 『種』収録曲演奏チェック)
◎=オープニング曲
                         







































備  考
7月初台
7月新宿インストア
8月江古田
8月原宿アコナイ
9/12吉祥寺
「種の歌」w/たつのすけ
9/19松阪
9/21豊橋
9/27福岡
9/28熊本
10/4四谷
w/たつのすけ
10/9名古屋
10/11滋賀
10/12京都
10/13奈良
10/15大阪
10/17和歌山
10/18神戸
10/19姫路
11/16町田
12/23渋谷



Planting Seeds Tour
11月16日 町田プレイハウス

今回のライブレポは、「NoGood!TAKA Local Station」 仲間の部屋 にも掲載されています。

01.ジオラマ (w/ 中野督夫)
卓治が鋭く刻むアコギのカッティングに、督さんのエレキギターが絡む。
ひょっとしたらこの曲、ドラム・キーボードいらないんじゃない? と思えるような
フェイバリットテイクだった。

02.絶望のダンス (w/ 中野督夫)
「ジオラマ」のエンディング、督さんのギターの音がまだしばらく鳴り続き、
そこに、♪ジャッ ジャッ ジャジャジャッ・・・と卓治がアコギのイントロを始める。
客席から「フーッ!」の声… イントロでこの曲とわかったのかな?
確かに耳慣れたイントロだけど、自分は「これ何だっけな??」状態…
「Down」じゃないし「Escape」じゃないし、「失われた週末」でもないし…
思い出そうとしてる間に歌が始まり、
 ♪絶望なんてぇ〜
ぎゃぁーっ! 早くも来たぁっ! (レアものが…笑)
まだ2曲目だというのに、ステージから身を乗り出すようにしてギターをかき鳴らし、
そしてシャウトシャウト!

’92年1月、前年の「成長」リリース後のライブでやって以来11年ぶりの演奏。
バンドではなくアコギ(主体)での演奏となると、未発表段階の’89年7月後楽園ホール
での「Summer Exciting」というイベント以来と、”推測”されます。

この曲、”元祖ひねくれもの”を自称する自分の中では、「失われた週末」
「真夜中のボードビル」と並び、”存在感がなく曲タイトルを言われても曲が思い出せな
いマイナー系アップテンポ3部作”の中の一つだった。(過去形)
「失われた週末」「真夜中のボードビル」を、アコギの演奏で曲の良さを再認識させられ
たのに続き、この日、この曲も見事なまでにその評価を覆してくれた。

そう言えばN畑S長も、以前ISAさんのとこのチャットで、
「なんや、あのBig Shot!って曲、アレンジさいてー…」みたいなこと言ってたけど、
どうだろう?評価変わったかな?
(↑この文章を書いた後、N畑S長からMLへのメール… 「自分の中ではあまり重要な
曲ではなかったのですが、今回のアレンジで意識が変わりました」とのこと)

ちなみに、
 ♪ふたつにひとつの綱渡り 今夜おまえとEasy Action
の、Easy Action のところ、何て歌ってるのか知らなかった…(^_^;)
まぁそうかな、とは思ってたけど。

「ジオラマ」は、アコギ1本より督さんのギターが絡んだ方が断然いい、と思ったけど、
「絶望のダンス」はアコギ1本で十分いける!
地方のファンにも是非聴かせてやってほしい。


03.最終電車 (w/ 中野督夫)
正直言って、「またぁ…?」と思ってしまった。
1・2曲目でシビれたのになぁ…
そろそろ別の曲での新ネタ、考えたらどうだろ?(笑)
せっかくの思い出にケチつけるようなこと言ってゴメン、○ookeさん!

04.嵐からの隠れ場所 (w/ 中野督夫)
本HPタイトル曲。自分は’00年7月の前橋で聴いて以来。
その時のスマイリーとの共演があまりにも深く印象に残っていたので、この曲が始まっ
た時、「あぁ、来月(渋谷、スマイリー)やればいいのに…」と思ってしまった。
ちなみにライブ終了後、まわりの人に↑その感想を話したら、複数の人に「いや、嵐〜
は良かった!」とあっさり却下された。(笑)
’02年12月の初台ではバイオリンのHONZIとの共演、遡ると’00年5月吉祥寺では河
口修二との共演もあった。
督さんとのコラボレイトは初めてかと思ったら、’01年5月渋谷、バンド(パーカッション
入り)ライブで共演してました。

05.汚れたバスケットシューズ (w/ 中野督夫)
イントロが始まって… なるほど、そういう流れね!
カントリータッチの督さんのギターが続いた。

(MC)
『そう言えば今夜、ポスターが…赤いのと青いのが貼ってあったんだけど、
見た人いるかな? あれは、ファンの人たちが自ら作ってくれたんだよ、
ありがとぉ!!』


06.最初の奇跡 (w/ 中野督夫)
07.ユリエ (w/ 中野督夫)
督さんのまわりには、エレキギター2本、アコギ1本(だっけ?)、そしてマンドリンが置い
てあった。
「最初の奇跡」が終わると、アコギからマンドリンに持ち替えて「ユリエ」。

08.家族
「ユリエ」を終えて、督さんは休憩。
ソロでこの曲。
6月のコンドウトモヒロのイベントに出演した時に、彼が自分のライブでカバーしていた
この曲を、「俺がオリジナルだからな!」などと言いながら歌った。(らしい)

そのコンドウトモヒロのソロライブが、4日前(11月12日)に三軒茶屋グレープフルーツ
ムーンであった。
実は、↑(MC)のポスターはそのライブハウスにも貼ってもらってあって、
しかも、(町田ライブ告知の)チラシを彼のライブに来たお客さんに配布してくれていた。
(店のスタッフ&コンドウくんも快諾してくれたそうです)

この日(町田)の会場に、それらを見て駆けつけてくれた人が少なくとも2人はいて、
彼女らには2度目となる、”オリジナル”の「家族」でした。


09.「FILM GIRL」
しかし、「ユリエ」「家族」「FILM GIRL」の並びって…
「FILM GIRL」の前には、「あんかけスパ」ネタなど名古屋・関西ツアーのMCで場を和ま
せていたわけだけど、3月下北沢20周年パーティの雰囲気で聴いたものとは明かに違
う”凄み”を感じた。

10.花を育てたことがあるかい
キーボードに移動し、弾き始めたのは聞き覚えのないイントロ。
「サンダーボーイ」?? などと思っていたらこの曲。
’01年12月渋谷のバンドライブでは本編最後に、新しいバンドアレンジで聴かせてくれ
た。関東ではそれ以来2年ぶり。
ソロでやる時はアコギでの演奏だったが…、キーボードソロとなると初めてではないか
な?
ちなみにこの日のライブの直前、当HP掲示板では「『ネイキッド花を〜』を…」という話
題が出ていた。

11.種の歌 (w/ 中野督夫)
小休止していた督さんが、4フレットにカポを付けたギターを持って再登場。
となればこの曲。
督さんはもちろん、コーラスも担当。
5番を客席に歌わせるが、なんせそれまでの曲の流れを見てもらえばわかるように、
まだ自分、発声練習ができてないんだよなぁ…(苦笑)

曲の終盤の♪uuuu〜 ←「RED&BLACK」トップページで流れるなんとも心地よいコー
ラスフレーズを督さんが再現。

12.吠えろ (w/ 中野督夫)
CDバージョンよりほんの少しテンポが早いように感じたけど、実際はどうだろ…?
ライブで、ノリノリで手拍子できるテンポの曲がないのがアルバム『種』の難点かな。

13.アスピリン (w/ 中野督夫)
14.ついてねえや (w/ 中野督夫)
15.傷だらけの天使 (w/ 中野督夫)
↑よそのレポを読んで下さい。(手抜き…)


E1.朝まで待てない
アップテンポでかき鳴らすアコギのイントロ… うっ、聴いたことない…
ブレイクして、 ♪あきらめ〜
フーッ!!と客席。

今ツアーが始まる前までは、’99年12月の渋谷と’01年11月大阪ともにリクエストラ
イブ、’01年7月赤坂と’02年2月初台はともに高橋研との共演、計4回”いわくつき”
でしかやってない曲。
ある人が、先月の四谷ライブに行く直前に当HPの掲示板で「『朝まで待てない』が聴き
たい!」と密かにリクエストしたけど、やっぱりやらず…
と思ったら、その5日後の名古屋でこの曲を演奏!? 続く京都・和歌山でも。

あきらめ捨てたはずなのに(?)、ここでやってくれました!
実は、そのリクエストをした”ある人”とは、今回のポスターやチラシ配布を手配してくれ
た人だったんだけど、
まさか、それを知った上での彼女へのお礼の意味をこめたプレゼント!?
んなマメなヤツじゃない??(笑)


E2.Soulmate (w/ 中野督夫、たつのすけ)
↑よそのレポを読んでねぇ!(手抜き…その2)

(2度目のアンコール)
E3.Show Time
この曲、聞き飽きてるはずなんだけど、う〜ん…良かった。
なんでやろ?

(3度目のアンコール)
E4.負けないで
「今日は、センチ(メンタル・シティ・ロマンス)の告井(つげい)さんが来てくれたんだよ。
告井さんからどうしてもこの曲を歌えって言われたんで、告井さんのために…」
同氏がコーラスで参加している「青空とダイヤモンド」かと思ったら、この曲だった。
ライブ後、みんなが口々に「『負けないで』良かったねぇ!」と言っていたが、
ほんとに、最初の ♪負けないで〜 の第一声からしていつもと違ってるように感じた。
「ライブの最後に、これだけ歌えるのはスゴイ…」の声。
 
19曲目でこれだけ歌えるんだから、九州・札幌の単独ライブ実現の折には、
「昼の部」「夜の部」の2部構成でいけるんじゃない?
実入りも増えるわけだし、待ちわびているファンも満足度2倍!!


《総 評》
●町田ライブで自分が一番楽しみにしていたのは「ジオラマ」「ある夜の電話」、そして
まだ督さんと共演を披露していなかった曲(結果的には「絶望のダンス」)だった。
「ジオラマ」「絶望のダンス」の流れは実に良かったけど、終わってみると自分にとって
その2曲は言わば”メインディッシュ”だった。
テーブルについていきなりメインディッシュでは、耳のウォーミングアップが出来ていな
いというか… なんだかもったいないような気が…
「吠えろ」「SOULMATE」はバンドライブでも聴いているので、これらがオープニングで、
本編終盤で「ジオラマ」「絶望のダンス」で盛り上げて「種の歌」だったら良かったのに…
 と思った。

●本編終盤の盛り上げ曲は、「アスピリン」「ついてねえや」「傷だらけの天使」。
今回の「アスピリン」は、メドレーで「ツイスト&シャウト〜サティスファクション」という展
開で面白かったけど、「アスピリン」「傷だらけの天使」はDVDにも(しつこく?)収録され
ているし、いかんせん聞き飽きた…
「ついてねえや」は、いまだ、”元祖ひねくれもの”の心に響いてないし、白状すると「アス
ピリン」もそれに近い。
『ロックンロールではなく、ロックを』という『種』のコンセプトは、
今現在の自分が卓治のライブに求めるものと一致している。


●ところで自分、ナマ「ある夜の電話」は、いったいいつになれば聴けるのだろう…
(笑)

●自分は、右端前列(督さん側)で見ていたわけだけど、そのせいもあってか、督さん
の緊張感(らしきもの)を感じてしまったけど、他の人はどうだったんだろ?
(単に、センチでのリラックスしまくった督さんの演奏を見てしまったからだけなのかもし
れない…)
卓治&督さんの間にも感じた緊張感?
それは「ジオラマ」「絶望のダンス」のようなタイプの曲には良い方向に作用したけど、
逆に作用してしまって、いまひとつノリきれない部分も自分にはあった。
後半のソロの好演は、その緊張感から解き放たれた結果であるようにも思えた。

●督さんのスケジュールを見ると、「いったい家にはいつ帰るの?」というようなライブス
ケジュール。様々なアーティストらとの共演。
今回のライブで、リハーサル不足?と思わせるようなシーンがあったとしても、いたしか
たないか…。


《おまけ》
●町田へ向う途中、国道沿いにあったブックオフ(中古本・CDの店)の大型店を見つけ
てすかさずチェック、購入したのは「スティブン・スティルス/マナサス」(1972)(←なん
やそれ…)。
というように、”ウエストコースト暴走族”と化している昨今の自分… いつの間にか一番
好きな日本のバンドは「センチメンタル・シティ・ロマンス」になっていた。
そのセンチの30周年記念アルバムが来年1月にリリースされる。
ひょっとしてその中に「種の歌」が入ってたりして…
フューチャリング加藤登紀子か森山良子で… 
で… ヒットしたりして…
来年の紅白に出たりして…
そしたら、センチのメンバーのフリして、卓治も出演!?

もしもカバーの話があるのなら、町田ライブに(センチメンバーの)告井さんや細井さん
の乱入もあり? なんて考えてたりしたものだから、「告井さんが来ている」と聞いて、
本当にびっくりした!
まぁそれは”夢”だとしても、打ち上げで告井さんと意気投合して、withセンチのステージ
が実現すると実にうれしい。
センチHPでは、アルバムが出たら東名阪でライブをやりたいと書いてあったけど、
もう少しがんばってもらって、「札幌でジョイントライブ」なんてことになったら、自分、飛
行機乗るなぁ、たぶん!


●以前、小耳に挟んでいたことがあって、ライブ終了後にステージに置いてあった督さ
んのエレキギター(テレキャス)を覗き込むと、「Mark Goldenberg」という人のサインが
…。この人、マイフェイバリットアルバムのリンダ・ロンシュタット「Mad Love」(1980)や、
カーラ・ボノフ「New World 」(1988)で実にいい仕事してまして…。
今年も、「ジャクソン・ブラウン」のバックで来日しました。
サインには「1992」と書いてあったけど、その時もジャクソンかな?


●終演後、町田プレイハウスのスタッフ祖父江さん(卓治ファン)とお話をさせてもらい
まして…
祖父江さんの実家は長野県松本市だそうで。
元々は彼のお兄さんが、卓治ファンだったとのこと。松本に住むお兄さんに送るべく
『種』をご購入したそうです。
祖父江さんのお兄さん!、もしもこれ読んだら掲示板に一言よろしく!


●スティングとのステージも見たいぞっ!!


●ライブレポというよりも、”ライブ後の飲み会でのトーク”のような文章にお付き合い
頂きまして、どうもでした。
それじゃっまた… 12月渋谷で騒ぎましょう!




Planting Seeds Tour
9月21日 愛知 豊橋ハウスオブクレイジー

今回のライブレポは…、    ↓ここ    に掲載されています。

01.ジオラマ
松阪のオープニングが「吠えろ」だったから、今日は「ジオラマ」だな…
豊橋に向う車中で予想した通りだった(笑)

02.微熱夜
03.吠えろ
04.PARADISE ALLEY
左サイドバックに陣取った”騒ぐ人”数名が、イントロの「♪フッフゥー・・・」を試みたが、
失敗に終わる(~_~;)
いつの日か豊橋で、このイントロを合唱する時が来るのか??

05.いつか河を越えて
ハーモニカホルダーをセットして、この位置なら「Once」かな?と思ったら、
2年前同会場でのアンコールで某happyroadさんのリクエスト応えてくれたこの曲でし
た。

06.今夜のアリバイ
CDバージョン(アップテンポ、コーラス入り)も、いつかどこかで聞きたいぞ!!

07.ユリエ
ソロで2回、with中野督夫で1回聞いてるけど、今回の演奏もシビれた。
ツアー、お見逃しなく!

08.ジャングルジム
キーボードに座り… 吉祥寺&松阪でもやってる「The Fool On The Build'」を期待した
けど、この曲でした。
「ジャングルジム」はDVDに収録されているので、「The Fool 〜」の方を聞きたかったよ
ぉ〜っ! って思った人は他にもいるハズ。
「Motherless Child」なら、なおうれし!(大爆)

09.青空とダイヤモンド
実を言うと、この日の一番はこの曲だった。
withバンドなら’01年や今年3月のパーティで見てるけど、
アコギソロでは’00年前橋以来3年ぶり。(自分が見たのは)
いやぁ実に、心に沁みた…
「汚れたバスケットシューズ」同様、この曲のアコギ1本バージョンも実に捨てがたい…
いつか何かの機会に、ボーナストラックでもいのでこの曲のライブバージョンを収録して
ほしい。

10.種の歌
合唱とはならなかったけど、口ずさんでいる人もちらほら。
右サイドにいた「きんちゃん」のうれしそうに口ずさむ顔が印象的だった。

11.汚れたバスケットシューズ
カントリータッチのCD・DVDバージョン… 最初は「???」と思っていた。
(今では、マイベストにランクインするほどのお気に入りだが…)
それほど、この曲のアコギ1本バージョンも好き。
今回も、”入魂”という感じでとても良かった。
豊橋のような小さい会場で間近に聞くと、さらに迫力が伝わる。
今回のツアーは、今のところ「種の歌」だけ毎回演奏しているけど、
この曲も是非、はずさず演奏してほしい。

12.傷だらけの天使
13.気をつけた方がいいぜ
14.Soulmate
「汚れたバスケットシューズ」から、間髪いれず「傷天」。
続く2曲も、手拍子と歌声が響き、本編終了。



後でセットリストを見ると、本編14曲…だが、その場では”あっと言う間”に感じられた。
少し休んでもらって、まだまだこれからでしょ!と思っていたら、意外に早く再登場。
 客1:「もう少し休憩しなくていいの? 46才だし…」
 卓治:「休憩って… お前らが呼んだんだろっ!」(笑)
 客2:「目指せ、還暦!」
 卓治:「俺は還暦過ぎても歌うよ!!」
 会場:(歓声)

E1.Aspirin
E2.君が本当に欲しいもの (w/ 鈴木祐樹)


再度のアンコールに登場。

E3.もうすぐ(キーボードバージョン)
松阪ではこの位置で「Show Time」だったけど、この曲でラッキー!
’02年と今年これまで一度も演奏してない。
自分は、’01年5月の吉祥寺マンダラ以来2年ぶり。


さてさて、ここからが本当のアンコール(笑)
左サイドバックの2人がすかさず卓治コール!!

「お前らなぁ・・・」と笑いながら、卓治、再々登場!
そうそう、小さなライブハウスは逃げ場がない(笑)

ギターを持って…
 卓治:「何やろっかな〜?」
 客3(女性):「NYNY!」
 客4(男性):「NYNY!!!」(ほぼ同時に)
 卓治:「断る!」(即答)
 客4:(つぶやき)「2年前も断られたのにぃ〜っ…(T_T)」
 客1:「美しい沈黙!!」
 卓治:「マニアックすぎる!」
 客4:「紫の夜明け!!」
 卓治:「紫… の夜明けだろ!(笑)」

チャオ氏がすかざす歌詞カードを手渡す。
卓治、歌詞カードを譜面台に置いて…

実はこのとき自分は、当然(爆)のことながら、
先月の江古田で演奏したこの曲の新バージョン(キーボード)のことが、頭をよぎった。
「新バージョン!」と、声を出そうとも思ったけど、
トッパさんの後姿を見つつ、彼が’99年名古屋のライブレポで「この曲で拳を振り上げたかっ
た…」(実際はそうならなかったので)と書いてたのを思い出した。
今日の会場の人たちも、最後のアンコールではそれを望んでいるだろう。

卓治はすぐに曲を始めずに、フレーズを小さく口ずさんでギターのコードを確認している。
そう言えば、’99年名古屋その他の時もオープンチューニングのギターで弾いてたなぁ…
昨年末の江古田ではどっちだったか確認し忘れたけど、たぶんそうだろう。
急に言われて、普通のチューニングで弾くためのリハビリタイムだったわけだ。


E4.紫の夜明け
「よぉ〜しっ!」と演奏を始めると、会場は大きな手拍子。
サビのところは大合唱となった。
そうそう! トッパさんと同じように自分も、’99年5月名古屋、’00年2月渋谷、’01年
5月吉祥寺、昨年12月江古田、いずれも消化不良気味だったんだよな、この曲。
それがこの日、拳を振り上げるまでではないにしろ、
名古屋オフ会ライクな(本末転倒!?)かなりの盛り上がりだった。
これも、小さな会場ならではのことだったかも。


ということで全18曲、満足のいく内容でした。
次週はいよいよ九州ライブ!
ここだけの話… ギターのコード押さえそこなってた曲もあったけど、
九州でそんなことやってると、後で何書かれるかわかんないとよ!
しっかりやるたい!! (なんのこっちゃ…)

Planting Seeds Tour
09/12 東京 吉祥寺MANDA-LA2
Guest コンドウトモヒロ(PEALOUT)
Front act 鈴木祐樹(POWDER) 

今回のライブレポは、「NoGood!TAKA Local Station」 に掲載されています。

  ■レア曲チェック

「土曜の夜の小さな反乱」 (3回)
昨年9月大阪、名古屋に次いで3回目。
昨年と同じパターンで、♪9月になって私もとうとう46才〜 と歌う。
このまま、誕生日(9月16日)に近い日のライブの恒例として定着するのか?(笑)

「さよなら恋人」 (初!)
某氏の念願かなって、このデータベース集計(’99年)以降初。
遡ると、’93年1〜2月の「On The Move ’93」(新宿・名古屋・大阪)以来、
実に10年ぶりの演奏でした。
サビの部分以外のメロディが変えられたニューバージョンとのこと。
良かったのか良くなかったのか、誰も感想らしきものを書いてないけど…??

「The Fool On The Build'」 (6回)
’01年9月の千葉以来2年ぶり。
なかなか気合の入った演奏だったようだ。

「夏の終わりに」 (4回)
’01年9月吉祥寺以来2年ぶり。 キーボードでの演奏。
↑前回は9月3日のライブ、今回は9月12日…
この曲を聞きたい人は、9月初旬のライブは要チェックです。

「さよなら恋人」「The Fool On The Build'」「夏の終わりに」…
未だ自分がライブで聴いたことがないこの3曲が続けて演奏され、
もしも自分がこのライブに行っていたら、もうこの時点でウハウハ&シメシメだったな。

なのに、さらに!!

「煙突のある街」 (3回)
’01年11月大阪(リクエストライブ)以来、関東では’01年9月の千葉以来2年ぶり。
ゲストのコウドウくんとの共演で、『会場は異様なほどの盛り上がりだった』とのこと。


おまけに、アンコールでは、たつのすけ(key)スペシャル乱入とくれば、
会場大満足のライブだったに違いない。
地方ライブは来週から…
関東の熱いSoulmateたちに後押しされ、良いスタートがきれたのではないかな。


Operetta Of Dusts
2002年12月23日 東京 江古田 マーキー
With  Saxophone SMILEY

今回のライブレポは、「NoGood!TAKA Local Station」 「微熱少年」 Tsu’Page
に掲載されています。
集計対象の’99年以降のスマイリーとの共演は、
’00年7月前橋、’00年12月江古田、’01年12月江古田で、
今回が4回目です。
曲目
'99年以

演奏回数
コメント
01.Once (w/ SMILEY)
9回
昨年、’01年12月の江古田(w/ SMILEY)でもやって
いて、それ以来1年ぶり。
’00年7月前橋でも共演している。
この曲でのオープニングは、’99年以降では初めて。
この曲のように、ノリノリでもなくバラードでもない、アル
バムの中に目立たず収録されているような秀曲が、自
分はとても好きだ。
03.汚れた
バスケットシューズ
(w/ SMILEY)
6回
9月の渋谷で初のバンドアレンジを聞かせてくれた曲。
未発表曲のサックス入りバージョンを何か1曲やってく
れるだろうと思っていたが、この曲とは意外だった。
アルバムはどのアレンジで収録されるんだろう?
とても好きな曲だけに気になるところ。
自分としては… ハーモニカがいいんじゃないかと。
04.前夜 (w/ SMILEY)
6回
’02年6月赤坂以来。その時はバイオリンHONZIとの
共演がとても好評だった。(公式HPでダウンロードでき
ます)負けじとスマイリーも好演してくれた。ここ数年で
は初共演。
ライブ終盤で演奏されることが多いこの曲を、この位
置で演奏したところに、意図を感じる。
05.Shadow Land
(w/ SMILEY)
3回
’02年4月町田以来の演奏。この時の演奏は、とても
好評だった。ここ数年では初共演。
前の曲「前夜」と間髪入れず演奏され、会場はすっか
りシミジミモードに。
06.rose
初演!
町支寛ニへの提供曲で、卓治作詞、町支作曲。
(町支寛二のライブにゲスト出演時にやったことがあり
ますが、卓治のライブではなし:TAKA)
との情報を寄せてもらっていたが、
ここで聞けるとは! 最初で最後かも!?
「敬愛するミュージシャンとコラボレイトした曲」と言って
アップテンポのギターのイントロを始めたので、
「エッ??、第3章?」と思っていたらこの曲だった。
歌い出しで「フ〜ッ!」と反応したマニア(NGTK)の声
に、卓治思わず「してやったり」とニンマリ。
聞いたことがない自分は「ローズ」だと思ってたけど、
「ロゼ」(ワインの)だった。
いやぁ〜超レア来たなぁ、と思っていたが、これだ
けではなかった…
07.夢の島 (w/ SMILEY)
19回
’00年江古田で演奏してるけど、2曲目なんで、スマイ リーとの共演ではないかも?(自分は行ってないので わからない)
’00年6月千葉では、梅津和時のサックスと共演して いる。
おもしろデータとしては、過去19回中12回が、
”2曲目”での演奏。
08.Rock'n Roll's Over
(w/ SMILEY)
11回
’01年9月吉祥寺以来の演奏。
’00年江古田でも共演している。
曲の終盤のサックス、「いつもより余計に吹いて」くれ たような… 気のせいかな? 良かった。
09.いつか河を越えて
(w/ SMILEY)
38回
先日12月13日初台でバイオリンHONZIとの共演した ばかり。
弘兼憲史のマンガ(人間交差点だっけな?)に、
「幼い頃、女手一つで育ててくれた母親が、貧しい中自 分を東京オリンピックの開会式に連れて行くためにチ ケットを買ってくれた。当日会場に行くと、そのチケット はニセモノだったとわかり、それ以来母親は”河”を渡 ろうとしない」という話しがあって、自分はこの曲のイメ ージとダブらせていた。
だから… 卓治はMCで「ニューヨークの河」と言ってい たが、自分は東京のイメージだ。
10.FISH -漂流
初演!
なんだこのイントロは?
まさかワスプの軽いバージョン???
と、思っていたら、またまた来ました。超レア曲!!
前方に座っているマニア(TMTM)さんが、すかさず反 応した。
1987年に金山一彦に提供した曲。卓治がライブで歌 ったことはないし、豊橋ライブのMCで「FISHをしつこくリ クエストするヤツがいるけど、できねぇ! 覚えてない」
と言っていた。
当時、金山がどんな売り出し方をされたか自分は知ら ないが、この曲・アレンジ・金山の歌、とてもいい出来 だと思う。ひょっとして一歩間違えば、卓治の人生を変 えてたかもしれない曲だと思う。
サビのフレーズもキャッチーだし、もし卓治のアルバム に入っていれば、ライブで盛り上がる曲の一つになっ ていたに違いない。
しかし、歌詞が”若ぞう”っぽいので、今となっては卓治 がライブで歌うことはないだろうと思っていたが…、”若 ぞうロックンロール”を、テンポを遅くして、しっかり自分 のものになってました(自分のものだけど…)。
残念だけど、これも最初で最後かなぁ?
(PS:トッパさんサンキュー!)
11.HEAT OF THE NIGHT
(w/ SMILEY)
10回
6月赤坂、9月新宿インストアでは、バイオリンの HONZIとの共演が好評だった。
ここ数年のスマイリーとの共演では初演奏。
12.PARADISE ALLEY
(w/ SMILEY)
45回
「NO GOOD!」とともに、江古田では3年連続の演奏。
13.NO GOOD!
(w/ SMILEY)
8回
9月渋谷以来の演奏。この時は、サックス抜きのバン ドで演奏、いつもの定位置であるライブ終盤ではなく中 盤で演奏して意表をつかれた。
江古田では3年連続の演奏。w/スマイリーと言えば欠 かせない。
E1.吠えろ
6回
9月渋谷では、初のバンドアレンジを聞かせてくれた。
(サックスはなく、ソロでの演奏)
E2.紫の夜明け
(w/ SMILEY)
9回
’01年5月吉祥寺以来、1年半ぶり。
スマイリーとの共演には最適、と思われる曲だが、ここ 数年では初めての共演。
E3.Show Time
(w/ SMILEY)
30回
’00年7月前橋、12月江古田で、スマイリーと共演し ている。昨年はやらなかった。

【ライブ評】
「rose」「FISH -漂流」、まさか両方聞けるとは思わなかった。
終演後の、とある会話…
 「いやぁ、2曲やったねぇ…」
 「やっちゃったねぇ… もうあとは”Roadie”ぐらいじゃない、やってないの?」
家に帰って、↓の「激レア曲」チェックしたら、確かに’90年代以降演奏していないの は、”Roadie”だけ! お見それしました…
だけど… 1月17日の「高橋 研 LIVE」ゲスト出演の時は、くれぐれも”Roadie”やらな いでね! 自分は行けないから。

そんなレアものの話じゃなくてぇ〜
”時”をテーマにした出し物をやると聞いて自分は、デビュー前から始まって、
順にネタをやるんじゃないかと思っていたが、やっぱ凡人とはチャウ。
20年後で始まり、現在、1989年「夢の島」発表時、1983年デビュー時、
そしてアンコールで30年後というオチ、さすがでした。
爆笑ネタの合間には、しっかり聞かせる歌と、上記のレア曲、
”江古田でバカ騒ぎ!”を期待して来た人(自分もそうだけど)にはちょっと肩透かし
だったが、十分満足のいくライブだった。
まぁ、しいて言えばやっぱりアンコールでもう一度騒ぎたかったな。

今年は「ワールドカップ景気」で忙しかったスマイリーだが、
「来年は卓治といっしょにやる!!」と、確かに言っていた。
お二人さん、体力つけて 全国ツアー よろしく!!


※レポや、公式メーリングリストに寄せられたコメントを、転載させてもらいました
※ここでの演奏回数には、イベント、インストアの回数を含んでいます



Operetta Of Ghosts
2002年12月13日 東京 初台 The DOOR'S
Guest  HONZI (Violin)、紅龍 (Guitar)

今回のライブレポは、「NoGood!TAKA Local Station」 「微熱少年」 に掲載されています。
曲目
'99年以

演奏回数
コメント
01.Looking For A      
         Soulmate
7回
いきなり未発表曲。
’01年5月渋谷で初演以来、名古屋・大阪でも演奏さ
れ今回が7回目。
前回は’01年12月渋谷で、一年ぶりの演奏だが、こ
こで演奏されたということは、ニューアルバム当確か?
◆若干、歌詞が変わってるような気がするし(2コーラス
目)、キーも半音上がっている(しまさんレポ)
未発表曲のページ参照下さい
02.LIFE VEST UNDER  
        YOUR SEAT
初!
マジっすか? 激レア曲です!
過去の全ライブデータを調べたが、一度も演奏してな
かったこの曲。アルバム「夢の島」では、ハードなエレ
キギターのアレンジだったが、アコギ1本でついにやり
ましたか!
03.DaDa
2回
続いてこれもレア!
’00年6月大宮以来2年半ぶり、2回目。
大宮では、with 丹菊正和のパーカッションでした。
◆ベース音のみの伴奏で…(しまさんレポ)
04.最初の奇跡
3回
続いて未発表曲。9月の名古屋ライブで演奏したが、
東京では’00年2月以来、約3年ぶり。
未発表曲のページ参照下さい
05.成長
4回
関東では、’00年6月大宮以来2年半ぶり、4回目。
自分は’00年2月渋谷で聞いたが、この時も同じキー
ボード弾き語りだった。
”アレンジに難あり”との声もあるアルバム『成長』収録
曲。今一度聞き返してみたが、自分はこの曲のアレン
ジは好きだなぁ。
◆今まで何度か聴いた事がある曲だけど、今日の演
奏が1番良かったと思う(TAKAさんレポ)
06.種の歌
初演!
正真正銘の未発表曲、この日が初演!!
意表をつくこのタイトル!?
◆ミディアムテンポなきれいなメロディの曲(しまさん)
歌詞を伝え聞いたところによると、
’01年12月江古田でも演奏したカバー曲「バタフライ」
の訳詞を発展させたものかな? とも思う。
08.いつか河を越えて
        (w/ HONZI)
37回
ここでやっと、おなじみの曲。
だが、もちろんバイオリンとの共演なんて初めて。
いかにもバイオリンと合いそうな感じがする曲だ。
09.嵐からの隠れ場所
        (w/ HONZI)
8回
前回は、’01年江古田。
スマイリーのサックス入りバージョン(前橋・江古田)、 あるいはパーカッション入りのバンドバージョン(渋谷) もあったが、withバイオリンでやりましたか…
掛け合いの部分はHONZIが、こ・れ・よ!
10.DOWN
        (w/ HONZI)
28回
9月の大阪・名古屋では、キーボードのたつのすけと の共演がとても好評だった。
バイオリンとの共演は、意外と言えば意外だし、想像 できると言えば想像できる、かな?
12.祈り
    (w/ HONZI & 紅龍)
7回
’02年9月新宿インストアで、HONZIと共演。その前 は、’01年12月六本木でのイベント。関東での単独ラ イブということでは、’01年9月千葉までさかのぼるの で、久しぶりという人が多かっただろう。
◆最後は大合唱、すごい力強い演奏(TAKAレポ)
◆「祈り」がよかった!(しまさんレポ)
オペレッタPart3が楽しみ!
13.傷だらけの天使
(w/ HONZI & 紅龍)
63回
解説不要の定番曲で、プログラムは終盤へ。
14.Bad Dream
4回
関東では、’00年8月横浜以来、2年ぶり。
(その間、京都・大阪では演奏している)
◆途中の節回しが「バッドドリーム」でなく「悪夢」の方 だ。それがわかるファンはニンマリ(TAKAレポ)
↑<解説>アルバム「The Fool」に収録されている曲 だが、それ以前にシングル「傷だらけの天使」のB面に 詞・バージョン違いで入っている。その時のタイトルが 「悪夢」。
15.Yellow Center Line
12回
回数は12回目だが、そのうち7回は関東以外なので
レア感強し。
テンポを遅くしたキーボード弾き語りバージョン。
ベストアルバム「stories」にこのライブテイクが収録さ れている。このバージョンもとても好きだが、
(というかこの曲自体がとても好きなのだが…)
いつかまた、オリジナルに近い”行進曲のような”(卓 治談)バンドバージョンが聞ける日を楽しみにしてい る。
E1.Blind Love
36回
演奏回数4位のおなじみの曲。ここのところ、頻繁に演 奏している。
E3.Passing Bell
5回
関東では、’00年9月以来2年ぶり。
東名阪の大きな会場(オンエア・クアトロ)での節目の ライブでしかやらない、と思っていたが…
この日の会場には、(自分が知ってるだけでも)最近フ ァンになった人や、この日がライブ初体験の人がいた のだが、全くラッキーな人たちだ!!(笑)

【ライブ行ってないのに、ライブ評】
いやぁ、「LIFE VEST UNDER YOUR SEAT」聞きたかったなぁ…
評判が良ければまたやってくれるかもしれないのに、誰も…(笑) いやいや、しまさん のレポに”隠れた名曲の一つ”って書いてあるぞ!
アルバム収録のヘビーなアレンジでは、ボーカルが埋もれてしまっている感じがする が、アコギでの演奏なら自分が好きな”ほどよい疾走感”になると思う。ぜひまた、でき ればギター3本(あるいはギター2本とベース)で、やってほしい。
「DaDa」「Bad Dream」「成長」に、初演の「種の歌」、ファン待望の「Passing Bell」と、
レア度だけでも、’02年4月町田(↓参照)に次ぐ高さだったのに加え、バイオリンと個 性の強いギタリストとの共演と言うことで、足しげくライブに通っている関東のファンたち にも十分満足のいくライブだったと推測できる。
”バカ騒ぎの大盛り上がり”は、23日の江古田に期待するとして…

ところで、卓治がMCで
『ファンの人のHP見たら、”今年は江古田は出し物なんでしょうね?”って書いてあった』 って言ったらしいけど、それってひょっとしてここの掲示板に”ともとも”さんが書いたこと かなぁ? よそのHPで江古田の話題出たっけ? アラ、見てたのね〜! なの?

MANY RIVERS TO CROSS FINAL
2002年9月27日 渋谷 On Air West
Guitars:中野督夫 (センチメンタル・シティ・ロマンス)
Drums:カースケ  Bass:スティング宮本  Keyboads:たつのすけ

今回のライブレポは、
 「NoGood!TAKA Local Station」  「微熱少年」  Tsu’Page に掲載されています
■前書き
今回のこのコーナー、いつもと違って自分の思ったことを書いてみた。
比較的最近卓治を知った人、あるいは、持ってないCDがあって知らない曲もある人、
しばらくライブには行ってない人などに向けて、”自分なりの解説”を試みたつもり。
(そういう自分も、諸先輩方に比べれば”小僧”なんだけど…)

ライブ後の飲み会に参加できなかったことも手伝って、
「正直言って…」を連発! かなり好き勝手なことも書いてますが、お許し下さい。
特に小山さんご本人、もしこれを読んでも怒んないでね!
渾身のライブやったあとに、あれこれケチ付けられちゃたまんないっすよね。
わかってるんだけど… 書かせて〜っ!!
ファンとしても「あーだった、こうだった…」語り合うのが最近の楽しみ、そんな話、
十何年もできずにいたんだから…
そして「あんな曲、こんな曲、あーすれば、こうすれば…」が、いつかかなった時にみんな
と交わすうまい酒を飲みたくて、またライブに行くわけだから…



■本 文 (曲名の後のカッコ内数字は、’99年以降の演奏回数)

『1.微熱夜』(15回)
最近高頻度でやっているが、もちろん全部アコギのソロ。
バンドでの演奏は’95年のROCKSツアー以来7年ぶり。

3rdアルバム「Passing」のあとの、12インチシングルとしてリリース。
当時、プロモビデオがあちこちで放映された(らしい…)。
自分は1度しか見てないが、その1度で”やられた!!”
小山卓治の名とそのヒゲ面が、頭にしっかりと焼き付いた…
アルバム未収録、ベストアルバム「stories」にも収録されなかったので、
いまだにCD化されていない曲。
”アコギ1本でロックするオトコ”それを十分に認めているが、
なぜか自分、この曲だけはアコギ1本バージョンでは満足できない…
やはり特別な思い入れがある。


『2.真夜中のボードビル』(11回)
バンドでの演奏は’95年のツアー以来7年ぶり。
9th「ROCKS!」収録
この曲、正直言って自分には、アルバムの中で全く存在感がなかった。
タイトル言われても、曲が浮かんでこなかった。
それが、昨年12月の渋谷バンドライブのときに、あえてこの曲をアコギソロ、
しかもギターをジャカジャカ弾くのではなく、低音の2本の弦だけを淡々と弾き、
ボーカルが全面に出るスタイルでやった。
両足を肩幅に開いて仁王立ちし、目は中空の1点を見つめ
♪常識に背を向け風上に向かうんだ 向かうんだ! と叫ぶように歌う…
曲が終わっても客は拍手できず、その迫力のスゴさにただ茫然とするのみ…
「どうだ! これがロックだぜ!!」と、会場にいた誰もが誇らしく思った瞬間だった。
’02年9月6日リリースの《Operetta Of Ghosts Part1 New York》で、
この曲がリアレンジされているが、オリジナルよりも、このリアレンジよりも今回のバンド
のバージョンの方が、自分は好きだ。
(公式HPに、このライブの音声データがアップされているので、是非お聞き下さい!)


『3.ブラインド・ラブ』(35回)
’01年12月渋谷の今回と同じメンバーのライブでもバンド演奏した。
4TH「The Fool」収録
人気絶頂期(彼にしては…)に出した、キャッチーなメロディーで
知名度アップねらいのシングル曲だったが…
でも、TV出演やプロモもよく流されていたみたいで、この曲で小山を知った人は多いし、
「stories」で初めて卓治を聞いた人にも好評の曲だ。
自分は当時、「ヒットねらい… まぁ、しょうがないよな…」などと思っていて、
これといって好きな曲ではなかった。
でも、’00年前橋のライブでアコギ1本のこの曲を聞いたとき、
なんだか目頭が熱くなって、視界がぼやけてきた…


『4.最終電車』(18回)
これも’01年12月渋谷でバンド演奏した。それ以来ほかのライブでは、やっていなかっ
たので10ヵ月ぶり。
4TH「The Fool」収録
都会の最終電車… 疲れた体を吊り革にぶら下げる男、ドアに寄りそう女、
飲み過ぎた男、そして彼らの背中をいつも見届ける車掌…

 ♪出発進行って毎日 くり返してきた
  俺達いったいどこへ 出発したんだろう?

  明日こそは幸せな朝を迎えたい

ファンの人気が高く、ライブでも大合唱になるこの曲、
ベストアルバム「stories」のコンセプト”ストーリー性のある曲を集めて…”と聞いて
まっ先に思い浮かんだのがこの曲だった。が… なぜか収録されなかった。
昨年12月の同じメンバーのバンドライブでも演奏されたが、
各センテンスの歌い出し部分が弱かったので、
ビデオ収録のために今年もやるのでは… と予想していたが、
まさか、若い女性を舞台に上げ、肩を抱いて歌う…
を、またやるとは思わなかった(笑)


『5.吠えろ』(5回)(未発表曲)
6月赤坂イベントで久しぶりに演奏。
過去アコギ1本で演奏されたが、初めてのバンドアレンジの披露となった。
ビートルズを思わせるイントロから、フォークロック調の演奏。
自分は、もっとアップテンポのギターサウンド、アルバムの1曲目になりそうな
勢いのあるアレンジをイメージしていたが、見事にハズレた。


『6.汚れたバスケットシューズ』(5回)(未発表曲)
6月神戸、9月名古屋に続いて、これも初のバンドアレンジ。
大阪(のライブ)に向かう新幹線の中で、大学時代の友人たちの夢を見る…
あの頃のこと… 今、ヤツらは… そして僕は… という曲。
コアな卓治ファンは、この曲で泣ける…
この曲とか「青空とダイヤモンド」とかの曲の歌詞を、
男のファンは今の自分、あの頃の自分と重ねあわせてしまうわけだが、
女性ファンはどう思って聞いてるんだろう?

スティングはウッドベース、たつのすけのアコーディオン、
中野督夫のアコースティックギターが軽快に味付けをする。
アコギ1本の方が伝わるんじゃないかな、と思ったのは…
きっと自分だけでしょう…(笑)


『7.負けないで』(7回)
先日の新宿インストアでバイオリンのHONZIと共演した。今回はソロ。
8th「花を育てたことがあるかい」収録
リバプール出身某バンドの「○ント レット ミー ダウン」を”継承”した曲、
との見方もあるらしい。
恐れ多くも言ってしまうと、アルバムを聞いていて
「負けないで〜」のフレーズをくどく感じて、飛ばしてしまうことがある…
サビ始まりなので、余計にそう感じるかも…
新しいイントロをあみ出して、メロから歌い出せば新鮮かな?
と、常々思っているのでした。(素人のたわごとです…)
’00年2月渋谷では、中野督夫の泣きのギターが堪能できたが、
今回はアコギ1本での演奏。


『8.裏窓』(7回)
’01年10月神戸以来、関東では’01年9月大宮以来、1年ぶりの演奏。
3rd「Passing」、ベスト「stories」収録
某ミュージシャンがこの曲を卓治のベスト曲にあげている、と聞いたことがある。
アルバムでは、軽快なアップテンポの曲だが、公式HPでダウンロードできるライブ音源
は、アコギ1本でテンポを遅くしたバージョンで、自分はとても気に入っていた。
「stories」の前宣伝で”新録音を1曲”と聞いて、自分はこの曲のこのバージョンと
勝手に決めつけていたが、はずれた…
今回それを初めて生で聞くことができた。カポ3のCで弾いてました。
歌詞も少し変えてます。とにかく、公式HPの音声データをお聞き下さい。


『9.談合坂パーキングエリア』(12回)
今ツアー大阪・名古屋でも演奏した。
7TH「成長」に収録
この頃のアルバムは、尾崎豊や浜田省吾を手掛けていた須藤晃というプロデューサー
の手によるもので、曲のアレンジが一部の小山ファンにとても評判が悪い。
この曲もサックス等を入れた賑やかなロックアレンジで収録されているが、
アコギで歌うライブバージョンの方が数段よく、そして、たつのすけのアコーディオン入り
のこのバージョンは、ファンにとても好評。
今回、それに中野督夫のマンドリンも加わった。
ちなみに中央高速道路談合坂はレストラン施設等があるので、
正確に言えばサービスエリアです…


『10.NY NY』(13回)
大阪・名古屋でも演奏。’01年5月渋谷では、卓治アコギソロから終盤にかけてベース、
ギター、パーカッションが入っての演奏をやっている。
今回はたつのすけのピアノで歌い、最後の「Oh Well Well ……」でバンドの音が入った。
デビューアルバム「NG!」の1曲目の曲
この曲と「Passing Bell(帰郷)」の2曲は、どのファンにとってもはずせない代表曲、
と言っていいだろう。
アコギでやっても、ピアノでやっても後半はファンの大合唱となる。
しつこく「アンコール」を叫ぶファンも、これらを演ってくれればその後に望むものはない…
大満足で家路につく。そういう曲だが、今回のツアーでは中盤のこの位置で演奏した。


『11.No Good!』(7回)
’00年、’01年年末恒例の江古田でスマイリーと共演してるが、
バンド演奏は’95年ROCKSツアー以来。
スマイリー抜きのバンド演奏ということになると… やったことあるの???
デビューアルバム「NG!」の最後の曲
サックスのスマイリーとのライブパフォーマンスで、ファンに特に人気の高い曲。
ライブアルバム「On The Move」では、バンドのメンバー紹介を含め、
7分20秒の熱演が聞ける。
ライブ終盤の定番曲が、今回この位置で演奏された。


『12.気をつけた方がいいぜ』(22回)
’01年12月渋谷バンド、’01年5月渋谷パーカッションバンドでも演奏された。
3rd「Passing」の1曲目
”A面1曲目”的な曲としての代表格。
ノリのいい曲でファンもいっしょに歌うので、ライブでは1曲目、2曲目によく演奏される。


『13.失われた週末』(8回)
名古屋に続いての演奏だが、こちらはバンド演奏。これは意外だった… と言うか、
今回の演奏の中で(未発表の2曲を除き)自分としてはこの演奏だけ意外で、
それがとても良かった。
イントロ聞いて「Heat Of The Night」が始まると思ってた。

5th「ヴァニシング・ポイント」収録
アルバムに収録のロックアレンジは、自分にとって存在感が薄かった…
何せ、超お気に入りの「いつか河を越えて(Passing)」「Rock'n Roll's Over」
「Yellow Center Line」に挟まれているから無理もない…
が… アコギ1本のライブ演奏を聞いて、その曲の良さを再認識させられた。
今回は、アルバムアレンジに近いバンド演奏で、たつのすけのキーボード(シンセ)が、
すごく厚い音を出していてとても良かった。
オリジナル発売当時の30才の卓治が歌うより、今の卓治が歌った方が説得力がある、
そう思った。


『14.下から2番目の男』(14回)
4月町田以来の演奏。’00年2月渋谷で、中野・スティングとの演奏はあった。
2nd「ひまわり」に収録
小山卓治至上、最もキャッチーなロックナンバーと言える。
なぜシングルにならなかったのだろう?
印象的なベースのイントロ、サビの部分でファンが突き上げるV(2番目)サイン、
「おっさんをぶん殴った〜」のところで見せるパフォーマンス…
今回はギターの中野督夫を4発(だっけ?)、ドラムの音に合わせてぶん殴った。


『15.虹の袂』(3回)
今ツアー大阪に次いでの演奏。
7th「成長」に収録。
ファンの間では、このあたり(7、8枚目のアルバム)のバラード曲に対して
評価が分かれているが、自分は気に入っている。
結婚して、子供ができて… という状況だった自分には合っていたということだろう。
卓治の曲のとともに成長(?)できた、とてもラッキーなファンの一人かも知れない。
オリジナルは、ピアノのみの伴奏で2コーラスを歌い、その後バンドの音が入り、
エンディングはまたピアノのみ、というドラマティックなアレンジ。
弦楽四重奏の伴奏でリアレンジされ《Operetta Of Ghosts Part2 London》として
11月にリリースされる。
今回そのカラオケを流しての歌だった。


『E1.傷だらけの天使』(61回)
3枚目のシングル曲で、2nd「ひまわり」に収録
もちろんこれも押しも押されぬ代表曲で、ライブで最多演奏曲。


『E2.Hot Butter』(17回)
’01年9月横浜以来、1年ぶり。
9th「Rocks」収録
’99年名古屋クアトロで、久しぶりに卓治のライブを見たとき、この曲が演奏され
アルバムでは橘いずみの声で入っている「ヨーイ、ドン!」を、最前列に座っていた
女性数人がこぶしをあげてキュートにきめてくれて、とても良かった。
’00年2月渋谷、9月渋谷と、東京でもこの曲を聞いたが、
こちらは「ヨーイ、ド〜〜ン!」と野太い声(笑)
いや、それでいいんだけど…
昨年12月のバンドライブの前に、自分がMLに
「ヨーイドンは、女性だけでやってみませんか?」と提案してみたら
みんなやる気になってくれて「ヨーイドン!シスターズ」が結成されたが、
そのライブでは演奏されず…
その後、どこのライブでも演奏されてなくて、
「自分が、余計なことを書いてしまったから…」と、ちょっと責任を感じていたら、
今回のライブ前に、MLに卓治本人のメール… 「お待たせしました!」とのこと
さて、満を持しての「ヨーイドン!シスターズ」であったが…
ハハッ… オトコの声の方が大きかった… まっ、いいかっ(~_~;)


『E3.ジャングルジム』(9回)
’01年11月名古屋以来。’01年5月渋谷で、卓治がキーボードで歌い、
途中からギター、ベース、パーカッションが入る演奏をしている。(今回はドラム)
9th「ROCKS!」収録
7th「成長」、8th「花を…」ラインの曲にどっぷりつかっていた自分は、
最初「ROCKS!」を聞いたとき、「エェ〜ッ!?」と思ってしまった。
そんな中で唯一、気に入ってたのがこの曲だった。
あぁでもそれは、”今は昔”のハナシ… 「ROCKS!」は、かなりお気に入りのアルバムに
なり、当たり前だけど、”このアルバムなくして今の小山卓治なし”とつくづく思う。
2回目のアンコールが続く中で、ステージ中央にキーボードが据えられた。
さて、何の曲をやるんだろう?
オーディエンスはみな、それぞれのお気に入りの曲では?と、
期待に胸ふくらませていたわけだが、自分が”もしや?”と、思っていたのは、
ライブで1度しか演奏していない未発表曲「美しい沈黙」…
まさか、そんなはずはなかった。


『E4.Show Time』(29回)
昨年12月の同メンバーでバンド演奏したが、今回はソロ。
12インチシングル「微熱夜」のカップリング、いわゆるB面。
この曲も人気が高く、ライブでも高頻度で演奏される。
ベスト「stories」には、こちらが収録されていて、A面の「微熱夜」は入っていない。



■総 評

ライブが始まり、オープニングの「微熱夜」に続く曲が「真夜中のボードビル」とわかっ
たとき、自分は、名古屋ライブ後にある人がMLに寄せたメールの一節を思い出してい
た。

 >でも鳴り止まぬアンコールの拍手の中、
 >僕はあまりの和やかなステージングに何だか呆然としてしまって、
 >ピリピリした緊張感に充ちたライブが恋しくなってしまった

”緊張感に充ちたライブ”… それを予感させるオープニングの2曲だった。

しかし、3曲目の「ブラインドラブ」を挟んで「最終電車」のパフォーマンスで緊張感は
どこかへ吹き飛んでしまった(笑) 去年も同じシーン見てるし…
まぁ、これも、地方でビデオあるいはDVDの発売を待っているファンのためやむなし、
ではある。

アンコールを含め全19曲、とても聞きたかったバンドでの「微熱夜」、
未発表曲の初バンドアレンジ2曲もあり、大満足でしかるべき、なのに、
う〜ん… ♪少しだけ足りない…

なんか、さぁノルぞぉー、ノルぞぉー・・・ と思いながら終わってしまったというか…
「ここからは、Dancing Time!!」と、卓治が言った後の曲順に難ありだったかなぁ。
「11.NO GOOD!」に続いた「12.気をつけた方がいいぜ」は、
中野・スティングとの3人の演奏も含めるとかなりの回数聞いているので、
できれば他の曲を聞きたかった。
「13.失われた週末」はものすごく良かったけど、Dancing あるいは、いっしょに歌うタ
イプの曲ではないので、ここでいったん途切れてからの「14.下から2番目の男」
本編最後「15.虹の袂」の弦楽四重奏カラオケ、会場に流れた音がなんか今ひとつ…
それが気になって、歌を聴くことに集中できなかった。

今になって思うと、「E3.ジャングルジム」の代わりに、せっかくだから「虹の袂」
「祈り」のオリジナルに近いバンドバージョンの方が聞きたかったかなっ? なんて…
弦楽四重奏は11月リリースのCDで聞けるわけだし、「ジャングルジム」のこのパターン
の演奏は、’01年5月渋谷の「LOOKING FOR SOULMATES〜FINAL」で演っているし…
あぁ、まったく、わがままファンの無茶苦茶な要望だなぁ。
自分が、そんなにライブに通ってるからいけないんだよね。
地方で待ちわびる人たちに申し訳けない…

あと自分は、今回同様ビデオ収録していた昨年12月のバンドライブで演奏したが
惜しくも歌詞を間違えてしまった「Hustler」を、てっきりやるものと思い込んでいたので、
なんだか肩透かしを食らったような感じだった。

ライブが終わって、顔見知りと交わした短い感想…
「今日は全体的に、(アップテンポの)曲のテンポが少し遅かった…」
きっと、ほんの少しなんだろうけど、自分もそう感じた。
それを、
「貫禄さえ漂うこの余裕のステージこそ今の小山卓治を物語っているんだな」
(IijimaさんML)、と感じる人もいれば、
「分かっていながら、若いダンスをまだしたくなる自分がいる。もっと躍らせてくれ、
と。」(TSUさんライブレポ)、と感じる人もいた。
自分は、後者だったなぁ。もちろん少数派でしょう…(笑)
MLには、「渋谷よかった〜!」の声がぞくぞくと寄せられています!!

だいたい名古屋では、もともとバースデイということで普段より盛り上がるところに、
自分たちはライブが始まる以前にすでにオフ会+インストアライブで
30曲くらい聞いたり歌ったりしていて、ハイテンションになっていたわけだから
満足して当たり前だった。
今回のバンドライブは、限られたリハの時間、ビデオ収録、
そういった関係での制約があることを頭では十分にわかっているんだけど、
わがままファンの本能が、年に1度のバンドライブにあれこれ要求してしまうだけ。

今回の「MANY RIVERS TO CROSS FINAL」は、
その前の「LOOKING FOR SOULMATES TOUR」も含めてのファイナルと
自分は解釈した。
年内には、ニューアルバムに向けてのレコーディングも始まるとのことだし、
今後のライブでは、すでに演奏したことのある素晴らしい未発表曲の数々や
まだ誰も聞いたことのない新曲の披露も含め
よりいっそう我々ファンを楽しませてくれるハズだ。

MANY RIVERS TO CROSS “scene21”
2002年9月16日 名古屋クラブクアトロ
Keyboad  たつのすけ
↑卓治バースデイライブ

及び
MANY RIVERS TO CROSS “scene20”
9月14日 大阪心斎橋クラブクアトロ

名古屋のライブレポは、
 TAKAさんのサイト「NoGood!TAKA Local Station」
大阪のライブレポは、なげやり倶楽部 尼のホームページ Tsu’Page 
             NON ASSIST PLAYING
に掲載されています
曲目
'99年以

演奏回数
コメント
01.微熱夜
13回
5月新宿、6月広島に続いての演奏。ここのところよく
やる。名古屋では3年連続でやってます。
大阪では「欲望」だった
02.失われた週末
7回
2月初台以来の演奏
大阪では「夢の島」だった
◆俺は、「傷だらけの天使」よりも「夢の島」なん
だ。あの曲が始まると、目線が鋭くなってしまう。
血が騒ぐ。ふきだまりのヒーローを演じるつもり
はないが、ガラクタなのは確か。ガラクタども...
「悪かったな」いつも卓治に言い返す。
(谷輪レポ)
03.真夜中のボードビル
9回
リアレンジ発売ということで、今回のライブ・インストア
全てで演奏した。
’01年12月の渋谷バンドライブの時に、あえてアコギ
1本で演奏してド迫力だったアレンジ。ベース音だけで
歌う。
◆「風上にむかうんだ むかうんだ!!」にものすごく
力がこもっている。(TAKAレポ)
04.土曜の夜の
小さな反乱
2回
(名阪)
来ました、超レア曲!!
’95年10月渋谷でやって以来7年ぶり。
◆ひえ〜珍しい、初めて聴く。歌詞を45歳に変えて歌
い、ハッピーバースデーto Me と途中脱線して歌う。
(尼レポ)
05.汚れた
   バスケットシューズ
4回
未発表曲!!
6月神戸アコナイに続いての演奏、最近よくやる。
通算5回目、過去下北沢・吉祥寺・町田・神戸で、
名古屋では初演奏。
◆CD化されていない数ある「新曲」の中で、この曲が
一番好きかもしれない(TAKAさんレポ)
未発表曲のページ参照下さい
06.PM11:11
12回
2月初台以来の演奏。
名古屋では、しばらくぶり。
(’99年以降初演奏、豊橋では’01年9月に演奏)
07.最初の奇跡
2回
未発表曲!!
’00年2月渋谷以来。この曲も東京、大阪では演奏し ていたが、名古屋では初演奏。
渋谷では、後半のサビからコードストロークだったが、
今回、最後までアルペジオだった。
◆この曲、自分は久しぶりだ。静かなバラード(TAKA レポ)(↑みんな久しぶりだよ…)
未発表曲のページ参照下さい
08.ひまわり
11回
4月の町田以来の演奏。
’00年2月渋谷では、中野・スティングのコーラス入り だった。
今回はハーモニカバージョン、自分は初めて聞いた。
◆不覚にも?、目から涙が・・(ひまわりりぼんさんML)
◆時間が戻る、あの頃に。懐かしい(TSUレポ)
◆すごく音が良い。綺麗だ。いつもより、よりはっきり 歌詞の情景が自然に浮かんでくる。卓治が唄っている のに、まるでサイレント映画でも見ているような感覚と でも言おうか…(TAKAレポ)
09.ILLUSION
(with たつのすけ)
7回
5月の新宿アコナイ以来だが、それはソロのアップテン ポバージョン。
今回は、たつのすけのピアノで歌うバージョンで、’01 年9月町田でも共演している。
◆卓治のダウンストロークにたつのすけの音がカチッ と噛んでくる(TSUレポ)
◆1番はたつのすけの演奏のみで卓治が唄い、ハン パな夢を見続けるの直後から卓治もギターをひきだす
(TAKAレポ)
10.談合坂
  パーキングエリア
(with たつのすけ)
11回
3月初台以来。
これも、’01年9月町田でもたつのすけと共演している アコーディオンバージョン。
◆かなり音が豪華。素晴らしい(尼レポ)
◆彼のアコーディオンはこの曲の持つ解釈を間違わず に伝えてくれる(TSUレポ)
11.1 WEST 72 STREET  
  NY NY 10023
(with たつのすけ)
12回
’01年10月和歌山以来。
全てがアンコールの最後での演奏だったが、今回この 位置での演奏。
◆ピアノアルペジオのイントロから小山はギターを持っ たまま音を出さずに歌う(TSUレポ)
◆卓治がキーボードでこの曲を演るときの曲調。
ボーカルに専念出来るせいだろうか、ひとりでキーボ ード演奏して唄うときより声がしっかり出ている(TAKA レポ)
12.傷だらけの天使
(with たつのすけ)
60回
おなじみの最多演奏曲。
たつのすけとは’01年12月渋谷で共演している。
◆おなじみの前奏が始まれば、ゆったり聴いていた人 達も立ち上がりはじめる(TAKAレポ)
13.太陽に手が届きそうだ
(with たつのすけ)
2回
(名阪)
またまた来ました、超レア曲!!
’95年9月渋谷以来7年ぶりの演奏
◆今日ははじめての曲が本当に多いなぁ。何か凄くさ わやかだよこの歌(尼レポ)
14.DOWN
(with たつのすけ)
27回
6月アコナイ名古屋に続いての演奏。
名古屋で”ダウン”は、もうやめてほしいが…(笑)
◆間奏のたつのすけの演奏が素晴らしい。シビレルく らいに物凄くかっこいい(TAKAレポ)
15.Show Time
28回
おなじみの曲、名古屋でのライブとしては2年ぶり。
(去年はインストアでやった)
この曲、自分は最近のライブで何度も聞いており、正 直「傷天」並みに聞き飽きている。
でもこの日、「来年3月に20周年を迎える、まわりのみ んなに感謝…というMC」(詳しくはTAKAさんレポ)の あとのこの曲は、とても心にしみた。これまでの20年 と、これからへの気持ちが伝わってきて、自分としては 今までで一番の演奏だった。
’01年12月バンドライブでたつのすけと共演してるの で、この場面でもwithキーボードは可能だったはずだ が、あえて一人で演奏したと思う。
(たいていの人は、たつのすけとの共演曲をベストにあ げるだろうが)ひねくれものの自分には、この曲がこ の日のベストソングだった…
E1.Blind Love
(with たつのすけ)
34回
名古屋でもインストアを含め、ほぼ毎回演奏している。
たつのすけとは、’01年9月町田、12月渋谷とも共演
E2.Aspirin
(with たつのすけ)
26回
4月町田で井口一彦と共演して以来の演奏。
名古屋ライブでは、ほぼ毎回演奏している。
たつのすけとは、’01年12月渋谷で共演、このときも アンコールだった。
◆おなじみの前奏がはじまると、最前列のファンの何 人かが手すりの前へ。大興奮の会場。卓治もちから余 って、前半で弦を切る(TAKAレポ)
◆小山もはじけた、たつのすけもオクターブで弾きまく る。今日ひとつ分かったことは、卓治の曲は、ソロや、 バンドでない二人の演奏に合う原曲が沢山あるという ことだ。ライブの楽しみはその分増える。(TSUレポ)
E3.PARADISE ALLEY
42回
おなじみの曲。この曲、なぜかオープニング曲として使 ったことは一度もなく、2曲目が過去19回と圧倒的に 多い(’99年以降)。アンコール1曲目での演奏も多い が、今回のようにアンコール後半での演奏はめずらし い。
E4.長すぎる夜と
遠すぎる朝
15回
2月初台以来の演奏。
自分が久々に卓治ライブを見た’99年5月名古屋クア トロでも、ちょうど同じ位置のキーボードに座って、この 曲をやったんだよなぁ… と思いながら見てた。
大阪ライブの注目曲!!
04.今夜のアリバイ
6回
’01年11月名古屋以来の演奏。
関東、名古屋では演奏していたが、大阪では’97年に 2回やって以来、5年ぶり。
’99年の東名阪ツアーでは、大阪だけこの曲をやらず 代わりに「ある夜の電話」をやった。
◆ちょっと懐かしめのメロディ。女形小山の真骨頂とで もいった作品になるだろう(なげやり倶楽部レポ)
◆割とシンプルな曲調だが、歌詞は男女のやりとりっ て感じで、面白そうだ。(尼レポ)
◆うさぎのベストは「今夜のアリバイ」せつなくかるい音 がすき、なの。 (TSU掲示板)
07.靖国通り、月曜の午後
4回
過去3回は、大宮、江古田、初台。
大阪ではもちろん初演奏。
◆やさしい歌。歳をとらねえとこれは書けねえだろう (なげやり倶楽部レポ)
◆ぐーっと歌が心に刺してくる、素晴らしい流れだ (TSUレポ)
名古屋でも聞きたかった… (T_T)
15.虹の袂
2回
3月の初台で久しぶりにやった曲。
◆なんとカラオケだ!次回PART2のロンドン編。マイ クにしがみついて祈るように歌う。オーケストラアレンジ で凄くいい。(尼レポ)
名古屋は11月のCD発売までおあずけかよっ…!?
大阪・名古屋ライブ総評!!
今回の大阪・名古屋のライブで、このページの↓にある『激レア曲 1999年以降1回 もやってない…』の中から、なっ、なんと『土曜の夜の小さな反乱』『太陽に手が届き そうだ』の2曲が演奏された。
加えて、大阪では初演の『靖国通り、月曜の午後』、大阪だけ久しぶりの『今夜のア リバイ』が…
名古屋では、『汚れたバスケットシューズ』『最初の奇跡』ともに関東、関西では演奏 されているのに名古屋では初の2曲が演奏された。
なかなか研究してるじゃん!! 弟子にしてあげるよ!?(爆)
27日渋谷バンドライブも期待していいのかな???





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