しもえぼしやま
遠景写真募集中
 標高:1496m 
 三角点:なし
 山頂の展望:なし    
 国土地理院2.5万図:下市田(南東)
 ルート状況:踏み跡程度
 山行メモ:浜松の三遠南信さんから情報を提供してもらいました。新九朗の滝の見物とセットに登っても大した時間にはならないとのこと。山頂には展望はないものの、途中の尾根筋からは中アが見えるそうです。

2007年の梅雨,朝の天気を見ると近くの山なら行けそうだと判断して行ってみた。台風後だったので林道が荒れており,落石を動かしながらなんとか登ったが,土砂崩落地点で完全に行き止まり。そこから歩くことにした。歩いていると谷の正面に下烏帽子山のピラミッドが現れた。

土砂崩落

正面の山

新九郎の滝入口

地図では,新九郎の滝から先の林道がヘアピンカーブしながら続いているが,この林道はすでに死んでいる。荒れているなんてものじゃない,ほとんど原始の山に戻ってしまっている。しかも尾根を巻いた西斜面の一部は上部から崩落しており,数歩だけだが危険なトラバースもあった。林道終点手前の尾根に取り付くと,はじめは枝や潅木が多くて少し歩きにくいが,10分も進むと気持ちいい落葉樹林に入る。

尾根道

右に巻き道

伊那谷北部

岩があったり,急斜面で登りにくいときは,右側の林の中を見ると必ず,けもの道程度の巻き道がついている。帰りはその道を存分に使わしてもらった。たたみ一畳ほどの狭い山頂には,三重県からお越しの「烏帽子踏破同好会」ご一行様の残したビニール袋が落ちていた。ゴヨウマツやツガ,ダケカンバなどの混合林で,展望はまったくない。

山頂

烏帽子同好会
新九郎の滝

撮影日:
撮影地:
撮影者:
ルートマップ
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)を複製したものである。(承認番号:平16総複、第286号)
なお、地図の彩色等はカシミール3Dを使用しています。
投稿写真(撮影者)


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