石灰山
せっかいやま
標高 ────────── 1280.8m
三角点 ───────── 三等
山頂の展望 ─────── 不良
国土地理院2万5千分の1 ─ 上町(北西)
登山道の状況 ────── 境界道,薄い踏み跡
山行メモ:地形図には名前の記載はないが,石灰山とは三角点の名前。領家片麻岩類と呼ばれる熱変性作用を受けた石灰岩が,数十m規模の岩体として点々と露出するところから,昔からこの山名があるようだ。

ところが管理人はこの日,地質図を持っていなかったために,岩体のそばを通っていながら,石灰岩を見ることはできなかった。谷筋が違ったので,転石にもそれを確認することはなかった。残念。

山頂は広葉樹やアカマツに囲まれて展望はない。樹間からわすかに小川路峠や金森山,恵那山などを確認した。

山頂

金森山

ルートは全体としては登山道はない。尾根を歩くと枝が払ってあるので,一応境界道と見ていいだろう。山頂直下にのみ,ササの深いところがあるが,他はほとんど開放的な疎林である。

明るい尾根

ミズナラ

山頂直下

車は山口集落から林道千遠線に入ってまもなく,大きなヘアピンカーブのたもとに置いた。登りは向かって右の大きな沢沿いの道を進んだが,どういうわけか道が消えてしまったので,仕方がないので尾根に登った。
 復路は,小さな峠から暗いスギ林内の道を沢沿いに下り,赤テープをたよりに堰堤を2つ越えて車にもどった。もしもう一度行くとしたら,沢沿いを登った方が近いと思う。

小さな峠

12月3日に,石灰岩を探しに再度行った。結果としては,地質図の記載ミスであった。大牧という地籍からさらに約15分ほど入った小尾根に焼き釜の跡があった。あたりには結晶化した純白の石灰岩の転石がごろごろしている。

釜跡

石灰岩露頭

撮影日:2006,11,25
撮影地:飯田市千代
撮影者:管理人
ルートマップ
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)を複製したものである。(承認番号:平16総複、第286号)
なお、地図の彩色等はカシミール3Dを使用しています。
投稿写真(撮影者:記載なしは管理人)


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