くろさわやま

右が黒沢山
左は経ヶ岳
標高 ────────── 2127m
三角点 ───────── 三等(点名:大泉所山)
山頂の展望 ─────── 南,東はよい
国土地理院2万5千分の1 ─ 宮木(南西)
登山道の状況 ────── やや荒廃
山行メモ:横川渓谷から約5時間のルートが一時一般的だったが、03,04年の台風で相当荒廃しているそうである。
したがって,大泉ダムの林道終点から,尾根をまっすぐ登るコースが最短と思われる。

展望は黒沢山よりも手前の稜線の方がいい。伊那谷側からはルート図中の青色破線のように、積雪期にスノーシュー等で登った方が楽かもしれない。このルートは駒ヶ根の堺澤清人さんに提供してもらったルート。

06年,11月に飯田のM さんから山行報告が届きました。感謝。
少し前、三遠南信さんが紹介してくださった尾根道を登って稜線までいき、黒沢山をピストンして、黒沢谷へ下りてみました。
驚いたのは黒沢谷の荒廃です。三級の滝付近はロープがないと、下れないほどです。このルートはしばらく利用できないでしょうね。

黒沢山山頂は針葉樹の灌木が茂っていて、展望はあまりよくありません。写真は、黒沢山から唯一得られた南東方向の展望です。天竜川をはさんで三峰川と大泉川の扇状地が見えます。出発地点の大泉ダムも見えます。

登山口

尾根道

山頂

経ヶ岳の7合目過ぎから,黒沢山よりも北側の林道が,結構上まで通じているのを見て,林道から稜線を攻めれば,案外近いかもしれないと思い,2007,5,26に行ってみた。

箕輪町の上古田地区から林道に入って,道路工事のゲートまで行く。地形図の破線道は立派な林道になっており,倒木を無視するなら,オフロードバイクで林道終点まで入れるだろう。主稜線に出てもきれいな林道が続き,終点まで約2時間の歩きであった。終点部はヒノキ植栽地で展望がよく,対岸の広葉樹林は絵になるポイントだった。

ゲート前

林道

稜線も林道

終点部

林道終点から稜線までは伐採地を登るだけなので,楽だったが,稜線に出ると,道はあるのに笹が深くて歩きにくい。これならないのと同じだ。約1時間30分の笹やぶ格闘の末に,山頂に着いた。三角点から5mほど移動すると,わずかに南東方向が開けている場所がある。

笹やぶ尾根

山頂

結局のところ,車から山頂までは4時間かかり,近道とは言えなかった。林道は調子いいが,尾根が笹深いので,やはり積雪期にスノーシューで攻めるのが一番楽しい山かもしれない。

撮影日:2005,2,13
撮影地:萱野高原
撮影者:管理人






































対岸の広葉樹林
ルートマップ
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)を複製したものである。(承認番号:平16総複、第286号)
なお、地図の彩色等はカシミール3Dを使用しています。
投稿写真(撮影者:記載なしは管理人)

ブナ
(堺澤さん)

オオタカの巣
(堺澤さん)

冬の山頂
(堺澤さん)


Copyright © 2004-2006 yoichi-k. All rights reserved.