ほとけだに |
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標高 ────────── 2184m 三角点 ───────── なし 山頂の展望 ─────── 一部のみ 国土地理院2万5千分の1 ─ 薮原(南東) 登山道の状況 ────── 薄い境界道 |
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山行メモ:2006年3月に坊主岳から見た折に,大変な登高欲が湧いた山。稜線づたいに迫ってはみたが,意外に時間がかかって敗退したので,2007年2月にリベンジを果たした。(坊主岳ルートマップを参照) 羽渕トンネルを抜けたらすぐに左折して旧道をもどる。奈良井川にかかる小橋を渡るとまた左折して戸沢の林道に入る。権兵衛道の架橋の下をくぐった向こうに工事中の空き地があったので,車はそこに置いた。 尾根の取り付きは急な斜面だが,アカマツ林を20分も登ればゆるやかになる。笹が出始めると同時に雪も増えたので笹をかきわけた時間はほんの5分ほどだった。笹道の上部にシラカバ林があった。 昨年下ったコースに出あってからは完全な雪道になった。巨樹の森はすごい。ミズナラやダケカンバの大木,ツガやウラジロモミなどの針葉樹も太く高い。とても28oのレンズでは納まらない。 「幻の湿原」とも「幻の池」とも呼ばれる平地が9合目にある。 小さな野球場ぐらいの広さで,窪地がいくつもあるようだ。昔,横川の集落の人々が雨乞いをするためにこの池に登ってきたという。この日私はこの雪原を独り占めした。 山頂は狭く,雪がないときは笹が深い。隣りの坊主岳もそうだが,残雪期に登るのが一番よさそうだ。山頂部を少し動くと八ヶ岳や中央アルプス,御岳などが見渡せる。 復路は巨樹の森までは同じルートで,そこからダイレクトに戸沢に下る尾根を選んだ。GPSを確認しながら歩いたので迷わずねらった尾根に入れたが,雪がなくなってからは猛烈な笹藪になった。下りならまだしも,これを登る気には到底なれない。右の支沢に逃れたら,この沢はきれいな沢で滝もなく,歩きやすかった。案外この沢をつめて登ると,容易に巨樹の森にたどりつけるかもしれない。 |
撮影日:2006,2,18 撮影地:坊主岳 撮影者:管理人 |
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ルートマップ | ||
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)を複製したものである。(承認番号:平16総複、第286号) なお、地図の彩色等はカシミール3Dを使用しています。 |
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投稿写真(撮影者:記載なしは管理人) |
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