
はじめは明るいカラマツ林を行く。斜面の上までよく下草が刈られていて美しい森だ。まもなくヒノキ林に移ってくるが,ここも最近枝打ちされたようすで,作業道が左岸にずっとついている。沢を歩いても別に問題はない。沢の水が消えたあたりから道が不明瞭になり,笹も繁ってくるので,向かって左の稜線に強引に登る。すると牧場境界の金網が出てくる。

金網の脇を数分登れば三角点だ。周辺が少し笹刈りされており,数人程度なら腰をおろしてランチできる。展望は笹が高いのと樹木があるのとでよろしくはない。それでも南アは塩見から上河内までは見渡せた。南に延びる尾根は笹の海で踏みあともない。

復路は,さっきの金網沿いをしばらく下る。ときどき北西側の展望が開けて,大川入山とか恵那山とかが見える。境界杭の107番のところだけ,どういうわけか金網が開いており,いかにもここから入って下さいと言わんばかりなので,遠慮なくおじゃました。沢に下りたら思ったほど笹はなく,そこからはステキな広葉樹林が続いていた。テープも杭もナタ目も何一つ発見できないのに,左岸側に踏みあとがあるような自然の森を満喫して道に出た。

最後は大椋沢を渡ることになるが,たいした川ではないので,適当にどこでも渡渉する。靴が濡れる程度だ。
この美しい沢を登るときには,電柱の511番を目安にするといい。

道に出た |