日々のつぶやき(98/1/15〜)

1998/01/30(Fri)

朝、出勤前のひととき。炬燵にあたっていたら、たまたま飼い猫が近くに寄ってきたのでひょいと捕まえる。まあ、やることは大体決まっていて、猫枕(猫を枕にする)とか猫マフラー(右手に前足2本、左手に後ろ足2本を持って、猫を首に巻き付ける)だ。猫も「フンギャァ〜」と盛んに鳴き声を上げて喜んでいるが、まあそれはどうでもいい。猫枕をやると猫の心臓の鼓動が聞えてくる事がある。その音を聞いているうちに、画期的な長生きの方法を思い付いた。

「ゾウの時間 ネズミの時間」(中公新書 本川達雄著 ISBN4-12-101087-6)によれば、どの哺乳類でも一生の間に心臓が20億回ほど鼓動して、5億回ほど呼吸をすると書いてある。ということは、例えば話を極端にして、心臓の鼓動が20億回以上、呼吸が5億回以上に達した瞬間に死ぬとする。ならば、長生きをするためには、心臓の鼓動をなるべく穏やかにして、ゆっくりと呼吸をすればいい。だから、心拍数を不用意に高めるようなストレス、運動はなるべく避けた方が長生きが出来る訳だ。おお、まさに私は気がつかないうちに「長生きをする秘訣」を実践していたのか、と感動する。長生きをしたければ、運動をして体を鍛えましょう、なんていうのは嘘っぱちだったのだぁ!しかし、それに気がついたら、究極の長生きの方法まではあと一歩だ。もうちょっと考えを進めてみよう。

心臓の方は不随意筋が活動を行っているので、意志の力では早めたり遅くしたりは出来そうにない。しかし、呼吸の方はある程度意志の自由になる。だから呼吸をどうにかする事を考えよう。呼吸時間を2倍にすると、2倍長生きできる。3倍にすれば3倍長生きできる。しかし、これは守りの方法だ。所詮有限の時間にしか生きられない。一回の呼吸に無限大の時間がかかるならば、決して呼吸数5億回に達することはない。これによって不死が達成できるのである!

しかし、人間の肺の容量は有限だから、環境順応訓練をクリアーした人間でも、無限に長い間息を吸いつづけたり、息を吐きつづけたりするのは不可能に近い。無限に長い間息を吸いつづければ、いずれは地球の大気を吸いつくしてしまうし、長い間息を吐きつづけていればいずれ、掃き出すべき空気がなくなってしまう。しかし、そのどちらでもない、無限に息を止めていられれば、呼吸数は決して5億回に達する事がなく、これによって不死を達成できるのである!

実は、この方法を思い付いてから、夜、この日記を更新する前に実践してみた。…どれくらい、時間が経っただろうか。今、妙に懐かしいような川辺で今日の日記を書いている。対岸には沢山の人がいて手招きをしているのだけど、知らない人ばっかりだなぁ。船頭さんが「もうすぐ船が出るぞ〜」とか言っている。子供が石を積み上げて遊んでいるのを見ながら、行こうか、行くまいか、迷っている。

仕事の関係で、色々なプロバイダーに連絡を取る事がある。その一環で私の契約している、JANIS NETに問い合わせのメールを送った。まあ、問い合わせのメールと言っても、本来なら「お前、何を考えているんだ?問い合わせに答えるこっちの手間を考えろ。このボケナス。」というメールが返ってきてもおかしくないほど、私に落ち度がある事(調査ミス)だったので、申し訳ないなぁと思っていた。ところが、間髪入れず、メールの返事が返ってきたのにはびっくりしてしまった。

どれくらい早かったかと言えば、問い合わせののメールを送ったのが、15:17。返事が送信されたのが、15:29。(いずれもmail headerの記録)で、実際に返事を読んだのが、15:40。結局e-mailで問い合わせて、返事が返ってくるまで20分くらいしか経っていない。回答はこちらの疑問点を的確に答えてくれたものだった。メール配達のタイムラグを考えれば、メールを受け取ってから、ちゃんとした回答を用意するまで5分とかかっていないだろう。何という反応の速さなんだろうと感心してしまった。

w3cのページにあるamayaというブラウザだが、ちょっと古いバージョンだが、インストールしてみた。インストール条件はWin32の場合にはPATHを通すくらいしか書いていないのだが、どうも動かない。ふ〜む、どうしてかな。他に何か、環境変数とかを設定しなくちゃいけないんだろうか。一般保護エラーが出るとかならともかく、起動しても何も起こらないので、訳が分からない。あとでLinuxで試してみよう。そういえばdebian Linuxのインストールが途中だったっけ…。何とか来週迄にはXを動かせるような環境にしたいな。

友達から、「石の森章太郎が亡くなった。」とのメールを受ける。合掌。

1998/01/29(Thu)

HTMLの師匠から、メールを貰う。意訳すると「DOCTYPEにstrict HTML4.0を指定しているくせに、FONTタグとかALIGN指定を使っているなんて頭腐っているんじゃねえのか?」ふむ、確かにHTML4.0のドキュメントを読むと、strict指定をしていたら、FONT指定とかは使えないのか。しかし、この手の指摘メールを読む度に、頭にくるというか、悲しくなるというか、何というか…。全く、自分の頭の悪さと脳味噌の腐り加減には匙を投げそうだ。ここの部分、読んだはずだったのになぁ。本当に頭が腐っているぞ。そんな私に匙を投げずに付き合ってくれているお師匠様には、平身低頭。おかげでバカが1つ直りました。ひらすら感謝、感謝。<(_ _)>

Windows98のニュースによれば、MSKKがWindows98 β版を\3800で配布するという。これにサポート費用が入っていると言うことは、β版なのに正式版と同程度のサポートしてくれるということだろうか?まさかなぁ。(^_^;「インストールできませんでした」「貴重な報告ありがとうございました」という会話程度のサポードじゃあ、サポート料金なんて取れないだろうしなぁ。β版のサポートって一体どんなことを考えているのだろうかと疑問に思う。

1月近く前に出したOEM製品で、こっちの考えた仕様の想定外の使われ方をされると、うまく動かないというレポートが上がったので、今週はその対処+試験にばかり時間を費やしている。OEM提供先でカスタマイズ可能な項目に、特殊な文字が入っていると起こるbugだ。仕様不備というか、まあ、OEMクライアントにしてみれば「なんでこんな使い方をしたら動作しないんだ」という事でお怒り状態らしい。

対処自体は何とかできたが「もうそのbug入りのCD-ROMを工場に回しちゃったんです。どうしてくれるんですか。」とか泣き付かれて困った。そんなの泣き付かれても、bugの修正くらいしか私には出来ないぞ。(^_^;まあ、プログラマーとして私が悪いのは確かだけど、向こうの要求してきたスケジュールでは全てのカスタマイズケースに対して妥当性を検証する訳にもいかなかったし(妥当な線ではcheckしたが)、OEM提供先でカスタマイズする以上、カスタマイズした結果の動作チェックくらいはしてもらいたいなぁ、と思う。まあ、なんにせよ、bugはbugで、修正は出来て、実際やるけど、なんだかやっていると、保守担当の仕事をしている人には申し訳ないが、とても疲れる気がする。さっさと新しいProjectを立ち上げたいのだが…。

1998/01/28(Wed)

先週振り込んだハードディスクが到着した。6.4Gbyte(!)の最新モデルだ。さっそく自分のマシン(といっても会社のだけど)に装着する。Master/SlaveのDip Switchの設定が分からなかったり、BIOSの画面の呼び出しが分からなかったりと言った細かいトラブルはあったが、無事装着できた。FAT16だから4パーティションを切らなきゃいけないかな、と思っていたが、実際にパーティションを切って見たら、3バーティションで済んだ。今まで使っていた2GのHDには、500Mbyteほど残りがあるのだが、これだっていつかはなくなるものだし、今のうちに増設しておけば後で困る事もない。またこれだけ余裕があればしばらくは「不要なファイルを目ざとく見つけて消す」という作業もしなくて済むだろう。これで2G+6Gだから一気に8GbyteのHDを使える事になる。これだけあればしばらくはいくらなんでも大丈夫だろう。

今まで2Gのハードディスクは、Windows95とIE3、IMEなどのシステム起動に必須のツール用に500M、ソースファイル、コンパイラ用に750M、アプリケーション用に500M、ダウンロードしたファイルなどを格納するために250Mとパーティションを切っていた。これに新しくパーティションを加えると7つものパーティションが出来る事になる。これではあまりにもパーティションが多いので(^_^;、2GのHDのパーティションを分割し直し、アプリケーション、ダウンロードファイルなどを、増設したパーティションに移し、ソースファイル用の領域を1.5Gに広げることで、パーティションが5つになり、少しマシになった。ソース領域も新パーティションに移行して、Windows95で使うエリアを広げようと思ったが、それをやりはじめると今度はWindows95のインストールから始めないといけないので、今日は断念。

私のHDの中身はちっちゃなファイルが多いので、FAT16で2Gのパーティションというのはかなり無駄が多いのは確かだが、今日は取り合えずそのままにしておく。いずれOSR2(かWindows98)を入れてFAT32でHDを再編成する事になるだろう。どうせしばらくはHDの空き容量が少ないなんて苦労はしなくて済むんだし。(^_^;

Windows95の入ったパーティションはあまりいじらないつもりでいたが、それでもテンポラリディレクトリもswapファイルもWindows95パーティションにあるのだから、この際、移動できるものは移動しようと言う事で、Windows95パーティションにあったCommunicatorとか、システム診断ツールなどを移動する。いつも使っているウィルススキャナー(MacFeeのVirus Scan95)も移動したのだが、移動するとプログラム起動時に、一般保護エラーで死んでしまうので、移動を断念する。しかし、改めてみてみると、Windows95、IE3、IME、ウィルススキャナー位しかないはずのドライブなのに、340Mほど消費している。一体何に使っているのだろうと自分のマシンなのに不思議に思う。

帰宅すると、母親が「学校の先生が中学生に殺されたんだって」と話しかけてきた。なんでも中学一年生が先生を刺し殺したんだそうだ。何と言う世の中なんだろうと思うが、詳しく分からないので何とも言えない。

1998/01/27(Tue)

今日はPCVANの定例OLTの日。あまり集まりは良くなかった。最近サボっているからなぁ。(^_^;お女将さんも姿を見せなかったし…。もっとも、小人数ながら、結構「濃い」話ができてよかったかな。大人数でわいわいやるのも楽しいけど、たまにはこんな小人数でやるのも楽しい。

隠しページの存在をめざとく見つけてきた人がいた。さすがに師匠には敵わないや、と思う。とりあえず、隠しページへのリンクはコメントアウトするだけじゃなく、もうすでに本当に削除されているので、今更気が付いた人はもう遅い。(^_^;し、しかし、Lynx2.4とは一体いつのバージョンなんだ。(^_^;

直木賞作家の影山民夫氏が焼死。私はこの人の本はエッセー集「食わせろ!」を古本屋で買ったくらいしか読んでいないのだが、このニュースを知ったのがfj.jokesでだったというのが、私らしいというか、なんというか。(^_^;ご冥福をお祈りいたします。犬の糞をこれからは誰が片付けるのだろうか…。ああ、不謹慎。(^_^;

私は今日になって初めて知ったのだが、DECがCOMPAQに買収されたんだってね。ひょえ〜。信じられないけど、事実なんだろうなぁ。

友達からの垂れこみ情報。

> pentium2 333Mhzが来週発表というニュースが入ってきた。
http://www4.big.or.jp/~hakase/talk_old.htm の第343話を読む限りは秋葉原では1月11日に既に売り出されたそうです。(笑)
不思議よねぇ。正式発表の前に、なんで売りに出されているんだろう。(^_^;でも、それってきっとリマーク品、つまり、例えばIntelが200Mhz動作保証している奴を233動作保証と解って売りさばくというヤツだと思うぞ。(^_^;。さもなければ、製品試験段階のものを裏ルートで流したか。どちらにしても裏ルートか。(^_^;どのみち裏ルートだろうか、表ルートだろうが、Intelは、Intel自身が販売しているODPプロセッサを含めて、CPU単体で購入した場合、動作保証はしていないと聞いているので、at your own riskで、ということに変わりはないんだが。

クライアントから電話が来た。話を聞いていると、まあ一種の仕様bugなんだろうが、まさかそんな使い方をするとは思わなかったというbugだ。でも、100人いたら、99人まで同じ間違いをするんじゃないのか。(言い訳がましいが)少なくとも私には想像できなかった。

まず、今私はダイヤルアップで初めて接続する人があんまり悩まなくて済むようなツールを書いているのが前提。で、bugというのは、プロバイダーに接続する時の電話番号に関してだ。普通に考えたら、そのアクセスポイントの市外局番と電話番号を持っている。私の作ったプログラムでは、それを市外局番と電話番号のペアとして考えて、



Private Type fullphonecode

    ExtPhone As String '市外局番

    PhoneNumber As String '電話番号

End Type

のような感じで処理していた。(実際には、こんな型も宣言しなかったし処理はもっと雑だったけど、その部分を書いた時はVisual Basicに慣れていなかったんだ…)まあ市外局番も電話番号も何か値があると言う事で、処理していた。

ところが、クライアントから「電話番号の頭に#を付けたいけど、#をつけたらうまくいかない。bugではないか。」という連絡が入った。それで気がついたのだけど、電話番号の頭に#がつく場合には、NTTのシステムとして、市外局番を指定できないのね。実際、例えば「03#」とダイアルした瞬間にお馴染みの「おかけになった電話番号は使われていない云々」のメッセージが出てくる。当然、アクセスポイントなんかに接続できる訳がない。こんなことは考えもしなかった。プログラム上では市外局番のデータがないとエラーになるように定義していたが、その定義の実装をしている部分を調べるだけでも一仕事。(T_T)結局もとの仕様が、可能性があったにもかかわらず、仕様作成者(つまり私だ)が、それを見逃したのでという扱いでdebug仕事になったのだが、そんなの普通、想像できないぞ。(^_^;ちなみに、コーディング担当者は私とYさんだったが、二人とも#とか*とかの電話番号は使った事がなかった。(^_^;愕然として、ソースコードを見まわしていた一日だった。

1998/01/26(Mon)

pentium2 333Mhzが来週発表というニュースが入ってきた。 私の自宅マシンは166Mhzだから、あっという間に最新機種と2倍の差がついてしまっている。今のマシン、組み立て終わったの去年の5月だよ。AMDという会社は結構好きだったし、MMXなんてなくてもいいやと思っていたけど、IBMの音声認識ソフトはMMX対応じゃないと駄目って書いてある。私は悲しい…。

MMXじゃなくてもいい奴もあったけど、単語単位にしゃべらなくちゃいけないんで、ついつい口ごもる。ネタがなくなったら、VoiceTypeの使用レポートでも書こう。

家に帰ろうと思って、スクーターに乗って「さあ、発進」と思ってアクセルを回したら、後輪が氷の上に乗っていたらしく、あっというまにスケーターズワルツ状態。あぶない、あぶない。(^_^;

最近、寒い。私は寒いのが大の苦手だ。寒い→部屋の中も寒い→ストーブをつけるけど、部屋の中が暖まるまで布団に潜り込む→布団から出るのが面倒臭くなる→コンピュータに触れない→web pageを更新できない。とまあ風が吹けば、桶屋が儲かるみたいな話で、なかなかページの更新が進まない。早く暖かくならないかなぁ。春になって暖かくなったら、このweb pageはTAGの使い方など、大改定しなきゃいけないかな、とは考えているのだが、どうせ考えているだけに終るであろう。(^_^;意志薄弱。

1998/01/25(Sun)

そういえば、私の契約しているプロバイダーがK56flexに対応したらしい。私はせいぜいメールのやりとりとWWWページの更新にしか使っていない、たまにネットニュースを読む程度のユーザーなので、3.4Kモデムがあれば十分かなぁとも思うが、やっぱりそれなりに興味はある訳で、さっさと5.6Kモデムの規格を統一させて欲しい。

1998/01/24(Sat)

近所のLaoxに車で出かける。ここは多少広めの駐車場があるのだが、車を入れてみたら、例の豪雪から1週間以上経つのに、駐車場は雪だらけ。除雪してある所もがちがちの氷で被われている。これはいかんと思って、裏の第2駐車場にいったら、そっちは除雪すらされていなかった。松本の人間が雪かきが嫌いだというのが良く分かった。(^_^;

とりあえず、どうにかこうにか駐車スペースを見付け、Laoxで「Linux Japan No6」と「パソコン批評」を買ってくる。在宅ワーカーのレポートはかなり面白かった。「Javaって何?」はちょっと疑問。

(JavaScriptとJava Appletの2つについて)もちろん、どちらもJavaであるのだが、スクリプトはウェブブラウザ専用でと読んでよいものだ。同一であるようだが、実は同一ではないものといえる。
JavaScriptはJavaと名が付いていて、構文も似ているところがあるけれど、JavaとJavaScriptは全然別物だ。他にも
HotJavaに関して言えば、ソースプログラムを見たことがないので、どういったJavaのインプリメントであるかは分からないし、「本当にJavaなのか?」と疑問を持ったことは言うまでもない。
見た事がなくて分からないのだったら、原稿を貰っているライターだったら、調べて当然だろう。この書き方だとSUNのHotJavaに関する言い分には重体な懸念があると言っているのも同然なのだから、それくらいは調べて欲しい。Java APIに関しては未だにちゃんと実装されていない所があるので、調査する気になれないと言ってしまえばそれまでだが、ぱっと見た限りjava.awtとjava.netがそこそこ実装されていれば書けそうな気がするんだけど、まあ私も書いた事がある訳じゃないから、よく分かんない。(大笑)

1998/01/23(Fri)

以前から、やるんじゃないかと言う話はあったのだが、とうとうNetscape Communicatorが無料配布になった。ネットニュースでも何人かがそのことについて論じている。更に驚いた事に、3月31日には GPL(GNU Public License) にのっとって、Communicator 5.0 のソースコードも公開されるという。記憶違いかも知れないが、5.0はJavaで書くとか言う話もあったと思うし、FreeBSDのあるユーザーが「ソースが公開されていれば、あんなことも出来るし、こんなbugも退治できる」と大歓迎している記事を読んだ。ソフトハウスに勤めるものとしては、こんな風潮が一般化すると、こっちの商売上がったりなので、ちょっと複雑な心境だが(^_^;、決定自体は高く評価する。

ソースが公開されれば、変なセキュリティーホールがあっても、熱意とスキルのあるプログラマーが寄ってたかってあっという間に解決しちゃうだろうから安心だ。こう思うのには理由があって、以前特定のコードを実行させるとPentiumがロックしてしまうbugが表面化した時に、一番対応が早かったのがOSのソースが公開されているLinuxだった。問題が発覚した場合、沢山の人がその問題をどうクリアーするか考えられるというようにすると、問題が切実であればあるほど、解決も早い。実際、Intelから問題の解決方法(OSにパッチを当てる)が発表される以前に、Linuxでは対処バージョンが出ていた。誰かの願いと違って、Netscapeはなかなかくたばらないみたい。(笑)

Netscapeの話題が出た所で、IE4についてもちょっと。Microsoftのページにアクセスしたら、IE4 for Macの日本語版PR2が出ていた。私はMacを使っていないので個人的には関係がないが、同僚がMac関連の仕事をしているし、今私が作っている製品はWin/Macのハイブリットで出荷しているので、一応ダウンロードして、一応担当者に連絡をしておく。Mac版だが、shell統合していないとはいえ、PowerPC版が4M弱。小さいなぁとも思うが、Windows版のIE4がでかすぎるだけかも知れない。(^_^;

「Perlのマニュアルの日本語版がないか」と風仙さんの日記に書いてあったので、Perl5だったら2nd Editionが出ているよ、とメールを書いたが、実はこれは私をおびき寄せるためのワナだったらしい。(^_^;次の日に、

多分「彼」がメールしてくれるだろうなと予想していたのです。
と書かれてしまった。きっちり行動を読み切られていた訳だ。(^_^;彼はPerlのonlineマニュアルを欲しがっていたらしく、私の情報はあまり役に立たなかったようだが、後で風仙さんから、Perlの日本語ドキュメントのページを教えてもらう。ありがとうございます。>風仙さん

まどかさんのページで、こっちの日記1/20分の「こんな車には歩行者は無条件で蹴りを入れて云々」の下りを「車」を「おじいさん」に置き換えて、強烈な反論をくらってしまった。置き換えてみると確かに大笑いのギャグだ。一本取られてしまった。こんな風にきれいに決められるとはね。どんな風に料理されたか知りたい人は、まどかさんのページに行って下さい。

まあ、おじいさんが転ぶのはアクシデント、歩道に駐車するというのは歩道の公共性を無視した行動だから、同列には論じられないと思うのだが、悔し紛れにしかならないな。

国連の事を書こうと思って、書き進めていくうち、やっぱりGDPとかの資料もあたらなくちゃ、と思って主要国のGDPとか人口のデータがどこかにないかと思って探したのだが、なかなか見つからない。国連予算の分担金についてさえ、国連のページを当たってみても良く分からない。散々探したあげく、国連予算については、外務省のページで国連分担金に関するデータを得る事が出来た。いつの資料かは分からないが、GDPとか人口とかは、そんなに間違っている訳でもないだろう。まあ、明日はお休みなので、これらの数字を検討してみることにしよう。

ところで、これらの資料を探すうち、大使館とか官庁のページをさまよう事になった。そこで気がついたのだが、外務省のページは、国別の人口、GDP、場所などの情報を提供しており、意外と頑張っているような気がした。在日大使館へのLink Pageもある。(linkさせて貰える「友好国」が少ないのには唖然とするが(^_^;)頑張って充実させて欲しい。欲を言えば、日本と国交がある国に対しては、その国のOfficial PR pageを多少予算を使ってもいいから(といっても費用は高が知れている)、立ち上げられるようにして、その国のPRなり統計情報を載せるようにすれば、例えば学校の地理の勉強で使う事も出来るだろう。これ、それほど金がかからないと思えるんだが、どうだろうか?

まあ、官庁と言えども、さすがにこっちのページみたいな殺風景な作りじゃないことは分かった。まだ官庁のページを少ししか見ていないので、それが全てとは言わないが、ちょっと気になった所を書いてみる。

総務庁統計局・統計センターのページ。この統計情報の公開の仕方が、良く分からない。HTMLでテーブルを作る手間が惜しかったのか、表の提供の仕方が、GIFファイルとExcelシートなのだ。せめてHTMLでテーブルを作るかcsv形式で提供して欲しい。それとも資料を読みたければ、Excelを買えと言うことなのだろうか?(^_^;公官庁がMicrosoftの応援をしているんじゃ、日本でMicrosoft製品が売れる訳だよね。(^_^;

1998/01/22(Thu)

ニセ首相官邸ページ。まだ全部は読んでいないのだが、すっげー笑える。国連中心外交なんてのは大笑いしてしまった。でも、未だに国際連盟って存在していたんだ。(^_^;

fjなどで未だに熱い(が、不毛としか思えない)議論が戦わされているMicrosoft社のInternet Newsのend行bugだが、Outlook Expressの登場によって、そのような議論はなくなるんだろうなぁ、と期待していた。ところが、むなしい期待に終りそうだ。と、いうのも、Outlook Expressにも似たようなbugがあるのが分かったからだ。私の実験した範囲では

begin 11 hogehoge.txt
という行が入った記事をOutlook Expressで読むと、この行以降を添付ファイルとして扱ってしまい、全く見えなくなってしまうのだ。まだ文字化けの方がかわいげがあるというか、なんというか。不毛なend行論議がOutlook Expressの登場で少しはましになるかと思ったら、これだもんな。(-_-;)まあさすがに、今回は故意に書かなければ現れないようなパターンだとは思うけど、同じような議論が再燃すること必死のような気がする。

めちゃめちゃ長いシグネチャーをつけたメールがBecky!MLに流れてきた。別に人の趣味だからいいといえばいいのだが、Headerを除く全体が49行あって、本文が2行。バイトで数えると全体で1696byteで本文が72byte。signature自身はascii文字で書かれた絵のようなものが張りこんであって(木の絵っぽい)、昔からそんなのがあったなぁ程度しか思わないのだが、それをsignatureに張り付けるというのが、別に禁止されている訳じゃないにしても、なんだかなぁと思う。

その人がsignatureに書いていた電子私書箱というのを見てみたら、このシステムは


電子メールアドレスを知られたくない人、持っていない人。

コンピュータに自分宛の電子メールを残したくない人。

そんな人のための、メールアドレス不要の私書箱システムです。

だそうだ。

e-mail addr.を知られたくないというのが良く分からん。SPAMが嫌だと言う事なのかな?それだったら使わないメールアドレスを作るとか、From:にSPAM避け文字を入れておくとか対策はあるだろうに。で、WWWを使っている人で、e-mail addr.を持っていない人と言うのも、今時どれくらいいるのだろうか、と考えて、思い出した。そういえばある格安プロバイダーではあったような気がする。そうか、そういう人が使うのか。(^_^;

コンピュータに自分宛の電子メールを残したくない人。これが良く分からん。受け取ったメールを削除するのが面倒という事かな。どの道、自分のコンピュータにはメールがなくても、どこかのコンピュータに記録されていなければ、そもそも見られないんだけど…。このシステムのことは良く知らないが、一回読んだら、二度と同じメールは読めないというシステムなのだろうか?私にはさっぱり分からん。無料だから試してみようかな。(^_^;

さらに分からないのが、その私書箱を利用している人が、Becky!MLに登録して記事を出している点。記事を出しているんだから、e-mail addr.を隠しておきたい訳でもなさそうだし、持っていない訳でもない。Becky!MLみたいな、流通量の多いMLに参加するくらいだから、Localマシンに残っているメールを削除する手間が惜しい訳でのないと思うのだが。PrivateメールとMLのような半Publicメールをアカウントで区別したいと言う事だろうか?考えれば考えるほど、訳が分からなくなってくる。

今朝の信濃毎日新聞、総合面でのコラム「焦点」では「空回り 日本の国連外交」と題して、日本の国連外交のちぐはぐぶりを取り上げていた。これについて、いろいろ書こうと思ったのだが、書いているうちに妙に長くなり、自分自身の考えをまとめなくちゃいけない気もするので、後日書くことにするが、調べてみると日本は金を払う割には、国連活動でメリットを教授していないと言う感じ。調べれば調べるほど、国連中心外交というのがむなしく聞えてくるようだ。

前日のVBAの仕事の続き。案の定、最初から、文字コード全体がUnicodeで構成されていると思って、SJIS出力をしなくちゃいけない所は、一旦WideCharToMultiByte()で行うコード変換をByte配列で受けり、それをあとでChrB()を使って強引に文字列に構成し直せば何とかなるようだ。まあ、分かりにくいと言えば、分かりにくいが、これ以外に回避の方法が分からない。

こうやって、一応バイナリーファイルに書き出すキャラクターコード列だけは(StringとChrB()を使って)構成する事が出来た。そのようなByte列が構成できれば後はファイルに書き出すだけ。やれやれだ。ところが、話はそれで終らなくて、例えば、VBAで#1をバイナリーモードで開いたときに



a$ = ChrB(0) + ChrB(1)

Put #1, , a$

とやれば、ファイルには0,1の2つのデータが書き込まれると思うだろう。事実私もそう思ったが、実際には(0001)を強引にUnicodeに変換しようとして失敗し、結果としてとんでもないデータが書き込まれる事になる。これにも頭を抱えてしまったが、一旦それぞれの文字をByte列だと思って、Byte型の変数に書き込み、1Byteづつファイルに書き込んでいくと言う手法で、何とかなった。でもこれって明らかにVBA(とかVisual Basic5)はBinary処理に関しては、あまり考えていない、もしくはVBAとかVisual Basic5でバイナリー処理をするなら、相当の覚悟をしなくちゃいけないと言う事だと思う。あの言語仕様でバイナリーファイルを扱った事のある人がテスターににいたのかな。一人でもいれば、ものすごくバイナリーファイルの扱いが難しくなったと思うはずだけれど…。

1998/01/21(Wed)

まだ、雪が道路に残っている所もあるし、路側帯にはたっぷり雪が残っているのだが、久しぶりにスクーターで帰宅することにする。1/8に雪が降って以来、ずっと会社にスクーターを置きっぱなしだったのだ。長い事エンジンをかけていなかったから、まともに動くのか?とか、まだ雪が残っている中をちゃんと帰れるか心配だったが、何とか帰る事が出来て一安心。ところが自宅に着いてから気がついたのだが、私の家では歩いたり車の出し入れが出来る程度には除雪していたのだが、玄関前にスクーターを置けるほどには除雪していないから、スクーターを置く場所がない。(^_^;仕方がないから、駐車場のあたりにスクーターを置くことにする。我ながら、全く先を見る目がないと言うか、何というか。(^_^;今度の休みにスクーターを置ける程度に木戸と玄関前を除雪することにしよう。

あいかわらず、VBAでつまずいている。昨日思い付いたコードだが、試してみるとやっぱり駄目だった。DLLを使う手も考えたが、VBAではStringをDLLに渡す前に内部コードをSJISに変換していることが分かった。八方塞がりかな、と思う。VBAを使って作るはずのバイナリーファイルにはSJISで書かれた文字列を書きこまなくちゃいけないし、内部コードはUnicodeだし、Putで文字列を出力すると、内部コードのUnicodeで書き込んじゃうみたいだし。仕方がない、Excelシートにアクセスするような外部アプリケーションを作らないと駄目かな、とあきらめかけていた。

もう一度よくよく考えてみると、ChrB()とかを使って作り出した文字列に関してはLenB()とかもまともに動くのだから、VBAの中でUnicode->SJISの変換をして、SJIS文字列を単なるバイト列だと思って、StringをChrB()で構成してやればうまくいくんじゃないかと思い付く。Unicode->SJIS変換はWideCharToMultiByte()というAPIがあるのだが、Unicode文字列をこのAPIに渡そうとしても前述のとおりDLLに渡す前にUnicode->SJIS変換をしてしまうからうまくいかない。さて、どうしたものか…。

さらに20分ほど悩んで、Unicode文字列をByte配列に変換してからDLLに渡せばいいじゃないかと言う事を思い付く。具体的には次のようなコード。(このコードは記憶に沿って書いているから、正確じゃないが。)


'Unicode文字列からSJIS文字列への変換

Function Unicode2SJIS(str As String) As string

	Dim intLen As Integer

	Dim intConvLen as Integer

	intLen = LenB(str)

	dim bytUnicode() As Byte, bytSJIS() As Byte

	Redim bytUnicode(intLen), bytSJIS(intLen)

	Dim i As Integer

	For i = 0 To intLen - 1

		bytUnicode(i) = AscB(MidB(str, i + 1, 1))

	Next

	intConvLen = WideCharToMultiByte(..., VarPtr(bytUnicode(0)), ... , VarPtr(bytSJIS(0)), ...)

	Dim strRet as String

	For i = 0 To intConvLen - 1

		strRet = strRet + ChrB(bytSJIS(i))

	Next

	Unicode2SJIS = strRet

End Function

これならDLLに渡す時にも、実体は同じだとしても、Unicode->SJISの暗黙の変換が起こらないから、うまく機能してくれた。これで最大の難関を突破した感じだ。大いに勇気づけられる。

実際には、内部コードがSJISのExcel95でも動かす事を考えていたので、Excel95とExcel97の違いを吸収するような関数を幾つか書いていったのだが、それはそんなに大したことではない。取り敢えずどんどんコーディングを進める事が出来た。明日中にはちゃんと動くようになっているだろう。もっともExcel95では定義されていない(例えばChrB()など)関数を使っている部分がExcel95で動かした時にエラーになる可能性はあるものの、その時にはその違いを吸収する部分だけに「#If なんちゃら」とか付け加えれば回避できるだろう。

VBAの内部コードについて良く分かっていなかったということ、なまじStringにUnicodeだとか、SJISだとかの属性が入っているという先入観があったのが、こんなに時間がかかった事の原因だろう。バイナリーなんだから、単なるバイト列だと考えればよかったのだ。Unicodeを使うのも初めてだったので、かなり混乱したが、ちゃんと考えればVBAでもバイナリーを扱えるんだと確信した。もっともバイナリーファイルの中にSJIS文字列があったら、SJIS->Unicodeの変換をしないとVBAが用意している文字列関数の美味しい所が使えないかも知れないんだけど。(^_^;

考えてみれば、当たり前のアルゴリズムのような気がしてきた。こんなことが瞬時に思い付かないって事は、頭が固くなっていると言う事かなぁ。でも別のページでもVisual Basicのバイナリー処理は良く分からんと書いていた人がいたから、困った思いをしたのは私だけではないと思って、少し安心。もちろん、私とそのページの作者だけが頭が固いと言う可能性はあるんだけど、仲間は一人でもいてくれた方が心強い。(爆)

最近、あまりモノを憶えられなくなってきている。(最近に限らないか。(^_^;)ハードディスクとメモリについて書こうと思っていたのだが、すっかり忘れているし。両方ともずいぶん値を下げた。この前、会社のマシンにハードディスクを増設するというので、値段を調べてみたのだが、店によってはEIDE 6Gbyteで4万円以下になっている。私が初めて買ったハードディスクを買ったのは6年前にSCSI 100Mだったけど、10万円近くした。それでも「100Mbyteが10万円なんてなんて安いんだ」と思ったものだ。メモリなんて10年前くらいは256Kbyteで5万円近くしたと思う。それがあんた、この前調べたら32Mbyteで7000〜8000円。これでも少し値上がりしたんだそうで、年末には32Mbyteで5000円台の所もあったらしい。来年度の予算が降りたら、32Msimmを4枚購入して、メモリを128Mbyteにでもできたらいいなぁ。

このページのタイトル(<TITLE>に書いてある部分)だが、daily tubuyaki(87/1)になっているとの指摘を受けた。細かい所、よくcheckしているなぁ。(^_^;ありがとうございます。<(_ _)>

カナダの大停電だが、知り合いからタレコミがあって、大寒波が襲って送電塔が壊れてしまい、停電してしまったとの事。中村正三郎さんのページによれば、10万人単位の人が避難生活を送っているらしい。一体どうしてこんな大事件が新聞に載らないの?ひょっとして私が見逃しているだけかな?誰か一般誌でこれを報道した所を知っていたら連絡を下さい。<(_ _)>

ちなみにその知り合いは「電気新聞」という業界新聞に載っていたのを読んだと記憶しているとの事。私はそんな業界新聞を読まずに、一般新聞しか読まない(TVもよっぽど暇か興味のある番組じゃないと見ない)から一般新聞で取り上げてくれなければ知り様がないのだ。私も「電波新聞」というちょっと特殊な新聞を読んでいるけどそこにも書いていなかったし。あ、そこのあなた、勘違いしていませんか?「電波新聞」といっても電波新聞社が出している奴じゃありません。「ベントラ、ベントラ、スペ〜スピ〜ポ〜」という呪文を唱えていると、頭の中に電波が「イイシラセ、イイシラセ」とかいって届く、年間購読料無料の奴です。(爆)くれぐれもお間違えのないように。(^_^;

1998/01/20(Tue)

街中を歩いていたら、歩道に車がちょうど「とおせんぼ」をするような感じで駐車していた。こんな車には歩行者は無条件で蹴りを入れてかまわないとかいう法律が出来たらいいんだけどなぁ、などと過激な事を考えてしまう。さらにしばらく歩いていたら、家の前の歩道をひもを張ってとおせんぼしている所があった。私道じゃあるまいし、一体何のためにやっているのだろう?よほどひもを切ってしまおうかと思ったが、はさみもカッターも持っていなかったので、断念。(^_^;

Macintosh用のIE4のbugの記事を読む。「mk://」で始まる256文字以上のURLを用いることで、サーバーからローカルマシン上でプログラムを実行できるというセキュリティーホール。ところで、「mk」ってどんな意味なんだろう?>教えて、偉い人。(^_^;そういえばMac用のIE4は英語版しか出ていないのだが、日本語版はいつ出るんだろうか?

恵美子さんの日記を読んでの感想。

>で、教えてくれた携帯電話の番号だけど・・・・fj.usageに載せてもいい?(笑)
fj.news.usageに載せるなんてのはちょっと問題がある。この場合はfj.personal-ads.*のほうが適切だろうって一体何を言っているんだ。(^_^;<vyama

そういえば、Freeware Positionにアクセスできないんだけど、気のせいかなぁ。pingには反応しているみたいだけれど…。

話は変わって、MLについて。普通メーリングリストでは(例えばVisualC MLだと)、「subject : ほげほげ」というメールを送ると、「subject : [vcpp 通し番号]ほげほげ」となって全員に送られる。ところがあまり賢くないメーラーを使っていて、subjectなんかを気にしない人がreplyすると、「RE : [vcpp ...]ほげほげ」というsubjectのメールを投稿する事になる。結局、MLからは「[vcpp ...] RE : [vcpp ...]ほげほげ」というメールが送られてくる事になる。1回くらいならまだいいが、こうゆう人達がスレッドを作りはじめると、subjectの表示欄にはREと[vcpp ...]くらいしか表示できなくなってしまう。自分で送っていて、気がつかないものなのだろうかと不思議に思う。ちなみに私はBecky!という賢いメーラーを使っているので、設定をちゃんとしていれば、こんな見にくいことにはならない。(^_^;もっともそんな設定がなくても、自分でsubjectを編集するだろうけどね。

今、VBAを使ってバイナリーファイルを生成するマクロを書いているのだが、LenB()という文字列長をバイト単位で返す関数がへぼで行き詰まっている。MidB()も返す値が変で、


a$="あ"

Print AscB(MidB(A$, 1, 1)) + " " +  AscB(MidB(A$, 2, 1))

このプログラムは「あ」の上位バイト、下位バイトを表示させるというだけの話だが、JISでもS-JISでもない値が出力される。多分UNICODEなんだろうけど、確かめていない。おまけに、

a$="あ"

Print Chr(AscB(MidB(A$, 1, 1)) * 256 +  AscB(MidB(A$, 2, 1)))

とかやっても「あ」と表示されないし…。困ったものだ。LenB()の方はもっと悲惨で、SJISに直した時の文字列長を返す仕様のはずが、UNICODE文字列で表現した時の長さを返すようになっているので、使い物にならない。かといって、DLLにでも処理を委託しない限り、文字列長が求められそうもない。困った、困った。

ひょっとするとこれで行けるかも知れないな、というアイデアを家に帰ってから考えついたのだが、アイデア段階だし、家ではVBAの環境がないので検証できない。明日、会社に行ったらうまく動くか試してみよう。動かなかったら、これはDLLのお世話になるしかないので、うまく動いて欲しい。 しかし、何で文字列の長さを求める程度のことで、こんなに苦労しなくちゃ行けないんだ。(^_^;Visual Basic5になってから、格段にバイナリーファイルの取り扱いに関してメチャメチャになったような気がする。Visual Basic4とか、Office95の時には全然苦労しなかったのに…。以前、Visual Basicでバイナリーファイルを扱う話題が出た時に、「Visual Basicでもバイナリーファイルを扱える」と書いた記憶があるのだが、「Visual Basic4なら簡単。Visual Basic5なら扱えるけど、死ぬほど苦労する」と訂正しなくちゃいけないかも知れない。

そういえば、カナダで大停電が起きているそうだけど、ちっとも新聞でその記事を見かけない。私の家の新聞だけが、書いていないのだろうか?

新聞で思い出した。今日の信濃毎日新聞の経済面の「トップ一言」コーナーで三井科学の幸田重教会長と言う人の記事が載っていた。これを読んでぶっ飛んでしまったのは、私だけではあるまい。以下、そのぶっ飛んだ部分に関する引用。サブタイトルは「常温核融合に夢」

(幸田会長の弁として)「化石燃料に変わるエネルギー源を何に求めていくのかが重要。中でも開発自体がスローダウンしている常温核融合に改めて夢を見いだすべきだ」と、技術畑出身らしい独自のビジョンを披露していた。

常温核融合って、発表があってから(確か1989年?)時間、金をかけて、まともな学者は誰一人として追試に成功しなくて、日本はかなり最後まで頑張っていたんだけど、これだけやっても成功しなかったんだから、結局元の実験は何かの間違いだったと結論が出て、来年度から撤退に要する費用程度しか予算が降りていないと言う奴でしょう?そんなものに、「夢を見いだす」という経営トップの気が知れない。この発言を見る限り、この人は技術畑出身というより妄想畑とか宗教畑出身なんだろうと言われても、文句は言えないぞ。(^_^;

まあ、まともな人ならそんな事を考えないだろうと言う意味では「独自」かもしれないが、普通そうゆうのは「ビジョン」とは言わずに「妄想」と言う。(^_^;まあ、この人の命令で常温核融合の研究をさせられる羽目に陥った社員なんてのがいたらかわいそうだけど、まあそれはそれぞれの企業のやることで、その研究が実らなくても(肯定的な結果が出ることは決してないだろうが)、私には関係がない事なのであまり文句も言えないか。

ただし、この記事を載せた信濃毎日新聞には購読者の一人として文句を言う権利があるだろう。全然追試が成功しなくて、予算が削られた、欧米ではとっくに研究予算が降りなくなっていると言う記事を読んだのはこの新聞だったから、知らなかったという言い訳は通用しない。第一、常温核融合が実験の間違いだろうと結論されたのなんて常識だと思うのだが、この記事を書いた記者、この記事を通したデスク、校正を担当した人間が、この常識を知らなかったと言う事になる。全くレベルが低いというか、頭が悪いというか。新聞全体に「私の知らない分野での」でたらめが相当交じっている新聞だと思われても、文句が言えないだろう。

書正論ぽくなるが、高校時代に友達と「深くて狭い知識と広くて浅い知識とどちらが目指すべき知識のあり方か?」ということで、私は前者擁護、友達(今はTVの記者をやっている)は後者擁護で、議論した事があった。結論は出なかったように記憶しているが、「知識を売り物にする」「浅くてもいいから、広い知識を持つべき」新聞記者がこのレベルでいいんだったら、「深くて狭い」スペシャリストのほうがよほど社会の役に立つ。少なくともマスメディアを通じて、デタラメを垂れ流すよりはよほど罪のない存在だといえるだろう。ちょっとは世間を勉強して、考えて記事を書いてもらいたい。

でも、こんな記事が違和感なく受け止められるようだと、「常温核融合を実用化に向けて研究中」とかいうベンチャービジネスをでっち上げて、詐欺を出来るかも。(大笑)

1998/01/19(Mon)

幸い今日は雪にはならず、いい天気だった。今頃除雪をしている人もいて、ちょっと笑ってしまった。NAOCはせっかく降った雪が雨でだいなしになってあせっているようだ。あと一月もないんだけど、会場は大丈夫なんだろうか。(^_^;

MSIE4 for Macにバグがあって、SSLを使って暗号化したサイトにアクセスできなくなるんだそうだ。私はMac使いじゃないからどうでもいいんだけど、この問題に関してMSから「サイトにアクセスできないから、クレジットカードなどの番号を盗まれることはない」というコメントがあった。いかにも大したことがないというように誘導しているなぁ。アクセスできなかったこと自体が一番の問題なのに。

ネットニュースでFDのバージョンが3.12まで上がっているという事を知った。なんでもWindows95にもちゃんと対応しているらしい。全然知らんかった。(^_^;

DOS Promptで(bashのつもりで)ctrl + Pを押すとcommand.comがPRNに印刷しようとしてどうしようもなくなるので、困っていたのだが、単にダミーのプリンタドライバーを登録してあげればいいということを、これもネットニュースの同一スレッドで教えてもらった。考えてみれば当たり前だけど、思い付かなかったというのは、頭が固くなっていると言うことなんだろうな。(^_^;そういえば、Visual C/C;;4.2の環境でそんなドライバーが作れるんだろうか?(^_^;幸いそのような「何もしないprinter driver」を開発していた人がいたので、その人のプログラムを使うことにする。まあ、bash for win32を導入してしまえば、個人的にはカタが着く問題だったけど、それで業務に使うスクリプトを書く訳にも行かないし…。それが許されるんだったらどんなにいいか。(^_^;

1998/01/18(Sun)

「雨は夜更け過ぎに、雪へと変わるだろう〜」

今日は雨が降っていた。これで少しは雪が解けてくれると助かる。重機だけに頼らずある程度人手をかけてちゃんと除雪した所、例えば私の家の前の道路は、ほぼ100mほど、これで歩くのには全く支障がない程度に雪が解けてきている。(つまり私の家の道路沿い100m前後に住んでいる人は、家の敷地に沿っている道路分くらいは除雪作業をしたと言う事だ。)ところがちゃんと除雪していない所はまだたっぷり雪が残っている。自分の家の前の道路くらい、ちゃんと除雪をしたらどうだろうかと思うところもあちこち残っている。除雪具合でその家の政治というか、地域社会への参加意識みたいなものが計れるのかも知れない、などと変な事を考えていた。

それはそうと、このまま雨が降りつづけたら、明日はまた雪である。雪不足を心配していたNAOCはともかく、また雪が降るのかと思うと、私は悲しい。

そういえば、書こう書こうと思っていて、書くのを忘れていた。「Inside Intel(上/下)」まあIntelとMicrosoftは、成功した企業にありがちな「なりふり構わぬ」姿勢を魚にされることがよくあるが、この本に書いてある事が本当だとしたら、本当に「なりふり構わぬ」という感じだ。8086の基本設計を10週間でやったというのにはびっくりするというか、納得するというか。確かIntelは昔68000とかに比べてレジスタ数が少なかったりする批判に対して、コンパイラなどを開発してみれば8086のレジスタと機能があれば十分だとか主張していたような気がするのだが、そんなのは全くの嘘っぱちだった訳だ。(^_^;

他にもこの本を読んで、初めて教えられた事も多い。80286とか80386の開発こぼれ話ももうちょっとあると良かったのだけど、まだ公表できる時期に来ていないと言うことなのだろうか。

昨日から始まったセンター試験の試験問題が新聞に載っていた。数学の選択問題で、コンピュータプログラムの問題が出ていたのだが、それがJIS BASICで書かれていた。古色蒼然とした行番号付のBASICのソースを見たのは何年ぶりだろうか。こんな古臭いBASICを勉強して一体何になるというのだろう。こんな言語を(もしくは言語で)教育するくらいだったら、(同じ時代遅れでも)Pascalとかのほうが、後でObjective Pascal(例えばDelphiなんか)につなげられるから、そっちの方がよっぽどいい。ひょっとして、まさか未だに教科書ではフローチャートを教えているんじゃないだろうな。

もっとも教科書を書いたり、教えたりする人達にとっては、古色蒼然として全然使い物にならない言語でも、その人達が新しく覚える必要がないという点では都合がいい訳で、そんな教える方の都合が優先されているのではないだろうかと思ってしまう。新しい言語なり手法を先生が忙しくて勉強できないというなら、パートタイムでプログラマーにコンピュータの授業を委託してみるのも手だろう。いくらでも出来る事はあると思うのだが。

試験問題の出し方もあれれ?と思う。「あるinputを与えたらどんなoutputが出るか」というのが主要な試験問題になっていたのだが、コンピュータは「人力でやったら時間がかかってしょうがない、もしくは面倒臭い計算をやらせる」のが本道なのだから、試験問題の与え方としては、いくつかアルゴリズムとかを提示して、正しい答えを出力するアルゴリズムを選択させる試験問題がなければウソだ。確かにプログラムを組む上で、計算結果を吟味する技量がないとアルゴリズムを検証できないから、そのような試験問題があることは否定しないが、プログラミングの本質が(1)アルゴリズムを立て、(2)検証し、(3)計算機を使って結果を出す、という一連のプロセスにあるとすれば、センター試験で(3)を要求するのは無理だとしても、(1)のプロセスが試験問題にならないのは納得が行かない。

そもそもプログラミング教育なんてのを、マークシート方式にするのが無理があるとか、学校でやるべきなのはコンピュータの利用技術であって、プログラミング教育じゃないというのもあるんだけど、あんな試験問題しか出せないようだったら、高校でのプログラミング教育は百害あって一理なしとも言えるだろう。(そこまで言うか?(^_^;)

極論を言ってしまえば、あの問題に関しては


FOR X = 1 TO A

  FOR Y = 1 TO A

    (何かの処理)

  NEXT

NEXT

とやってもaがそんなに大きな数(まあ1000くらい)だったら、どっちでもいいではないか。確かに私の提案するプログラムにはエレガントさはないが、少なくとも同じ結果を出してくれる。調べるのに対して時間がかからない式の評価を1万回余計に繰り返して(1Mipsだったら1万回余計に評価しても1秒かそこらで済むのだが)確実な計算結果を得るのと、小難しい数式を扱って変なbugを忍び込ませるのと、どちらが評価されるか?この程度の小規模の問題だったら、私の手法に従った方が経済効果として正解だと思う。そこら辺をあのセンター試験を作った人は分かっているのだろうか?

1998/01/17(Sat)

私の会社は、基本的に週休2日制だ。だから平日に祝日があってお休みになると、原則土曜日は出社と言う事になる。という訳で、今日は出勤。幸いある程度交通機関も動いているようだったし、実際に私の載った電車は10分程度の遅れでしかなかった。

私の一番のお気に入りの言語はPerlなのだが、最近Perl5対応の「Programming Perl」2nd Edition」ISBN4-900900-48-6 O'reilly(ただし日本での発売元はオーム社)が発売された。結構間違いも多いらしくて、その正誤表というページもある。その意味でそんなに慌てて買う事もないのかな、とも思ったし、普通の人はPerl4ベースで書かれた1st Editionを見ていればいいのかな、とも思う。大体、これくらいの分量があったら誤訳が10や20あっても当たり前だろうし、これからどんどん良くなっていって、その時にまた本を買い直せばいいやと思っているので、私自身はあまり気にならないし。(^_^;

japan.なんとか(正確なニュースグループ名を忘れた)で、私の勤める会社が開発した製品とIE4の相性について、「うまくいかないんだけど、どうして?」という記事が以前流れた。私の会社では、japan.どこかをサポートの対象にしている訳でもないから、当然会社からのサポートは無し。私の担当じゃなかったけれど、かわいそうだったので、担当者に確認の上、記事を書いた人に「IE4ではうまく動かないのは確認されているんだけど、パッチが公開されているから、それをダウンロードしてね。」というメールを書いたことがあった。

そのメールを送った人から反応が返ってきた。一応問題は解決したらしい。(NIFTY SERVE宛にbase64でメールを送ってきたので解読にちょっと苦労したが。(^_^;)ところが、私が担当外なのに反応した(反応してくれたこと自身についてはありがたがってくれているらしい)のに、「サポートチームからは、せっかくユーザー登録しているのに、そのような情報が送られて来なかった。」ということにひどくご立腹らしい。こっちとしては、サポートに電話でもしてくれれば、その問題は解決しただろうになぁ、と思うし、会社とか同僚のマイナスイメージを作るためにメールを書いた訳でもないのだから、正直言って戸惑ってしまった。ことと次第を後でニュースグループに書くと言っていたけど、それが会社のマイナスイメージを助長するようなメッセージじゃなければいいのだが、と今は願うのみ。

でも、たまたま社員だったから社内のパッチ情報に詳しくて、それを教えることが出来たのだが、結局教える事によって、会社が非難されるような事態になったらとても悲しい。本来、救ってあげられない人(サポートに電話をかけてくれたら教えてくれるはずの情報なのに…)を善意で救ってあげたら、「何で今まで教えてくれなかったんだ。お前の会社はそんな会社なのか」とか言われたら、やっぱり悲しくなってしまう。一応、「サポートチームに連絡をしていればその情報は得られたはずですよ。」とは書いておいたが、どの程度までかの人に理解してもらえただろうか。よかれと思って個人的にやったことだが、今後の展開を考えてみるとちょっと胃が痛くなってくる。

1998/01/16(Fri)

「雪、気がつけばいつしか、何故こんなに降るの。」

降りも降ったり、私の住んでいる所は68cm降ったらしい。私の住んでいる地方でこれだけ降ったのは観測史上初だそうだ。ニュースによると作りの弱い建物がつぶれて怪我人も出たようだ。昨日、作りの弱そうな車庫とか物置の屋根の上を除雪しておいたのは大正解だったかも知れない。

8:30頃に上司から電話がかかってきて、今日は会社を臨時休業にすると言う。これだけ雪が降ったら、会社にどうやって行こうか、いっそのことカゼでも引いたとか言って休んでしまおうと思っていたので、ありがたかった。実際はそこかしこで交通機関が麻痺してとても出勤できるような状態じゃなかったので、経営陣のこの判断は正解だろう。どうせ会社に行こうとしても行けない/行かない奴が続出するだけだろうし。(^_^;

休みと言っても交通機関は麻痺しているし、チェーンをまいて車でどこかに出かけるという気も起こらない。とりあえず雪でもかくかということで、自宅前の道路の除雪を始める。大雑把には重機で除雪されているとはいえ、車一台やっと通れるくらいにしか除雪していないし、人が歩くとなったら歩きにくいこと甚だしい。取り敢えず車一台と人一人が通れるくらいの除雪をしようと言う事で作業を始めた。

自宅の前辺りは、この前雪が降った時にもある程度除雪しておいたので、比較的簡単に除雪が済んだが、以前に雪が降った時に除雪していなかった所、特に日陰になる所はその雪が完全に凍ってしまって、新たに降った分くらいしか除雪できないし、そもそも除雪がしにくくなっているので、「まあ少しくらいでも除雪しておけば後で解ける早さが違ってくるだろう。」程度に除雪するしかなかった。私の目的である、スクーターで通るなんてのは夢のまた夢、程度の除雪である。(^_^;

休み休みやっていたし、「車一台と人一人」のスペースを作るためには重機で雪を寄せ集めた所を除雪しなくちゃいけない部分もあったので(もっとも最後のほうは疲れてしまって、それさえも出来なくなっていたが)、5時間ほどかけて50mほどの道路の除雪をした。いつもは筋肉仕事じゃないので、筋肉のあちこちから悲鳴が上がりそうだ。(^_^;

日も暮れたので、除雪作業を終えて、風呂に入って、暖かい部屋で冷たいビールを一杯。「うまいんだな、これが。」(^_^;


1998/1 前半のぶつぶつ

1998/2 前半のぶつぶつ

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