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大連、北京の旅

1. 安全格安旅行の始まり
 今回のメンバーは中国人研修生2人、日本人2人の四人だ。
自宅を7:00に出発、安房峠経由、125qで富山空港着、駐車料金無料、小さな空港なので出国手続き搭乗口探しがスムーズだ。
貨物は1人枠20kgまで持ち込みができるので、今回は4人で80kgだから日本人2人分40kgを研修生2人に分けてやれば80kgで充分だ、その他、機内持ち込みもできる。今回はこの貨物枠のために同行した。
12:20富山空港離陸、15:00(日本時間)大連空港着。飛行機代往復7万円は高い、日にち指定でなければ4万円があった。ホテルまでタクシー30元(390円)。
4人旅行のメリット
@ 食事は1皿4〜5人分が注文単位、
A ホテルは1部屋いくらなので2人で泊まればホテル代は半分になる。
B タクシーを考えると4人で旅行をするのが効率的だ。

2.両替と安全
ホテルで両替すると2割の手数料を取られるので、中国銀行へ行き小遣いを両替する、レートは1元約13円。北京ツアー4泊5日代金3万円を支払う。多民族国家なので日本語を話してもどこかの1民族にしか思われていない。
反日デモのことなど知らないか、関心がないらしい。案内通訳の研修生Mさんの体調が悪く、丸1日、中国語だけの世界に入ったが大連の新婚さんが、いつも近くにいてくれた。要はツアーからはぐれないこと。出発場所と時間が分かること。
武漢のお回りさん夫婦から友好のあいさつタバコをもらったり、山東省のオヤジとは朋友(ポンユウ)になるし、北京の漢方医とも親しくなった、庶民には反日感情はない。

3.大連観光
 大連フリマホテル泊、朝食付きで1人450元。大連水族館観光、ここの入場料130元は高い。タクシー8元(基本料金以内)で海鮮料理の海鴎餐庁で4人200元。
夕方大連空港へ、ここで大連の新婚さんと合流、計6名で北京4泊5日の旅行が始まる。
45分で北京空港着、バス16元で集合場所へ、ツアーバスで北京金百万大酒店へ
この日は夕食がないので、ホテル前の食堂でビ−ルを飲みながら1人11元で済ます。

4.宿泊と食事
北京金百万大酒店は1泊朝食付き1部屋2人で200元(1人100元)、この時期は  5―1(メーデー)連休のため5月8日まで260元。朝食の内容、おかずは9名分5品(もやし炒め1皿、チンゲン菜炒め(又は赤株炒め)1皿、キャベツ炒め1皿、魚1皿、ゆで卵9個)主食は3品(おかゆ、煮込みうどん、まんとう1皿)、4日間毎朝同じ。食器は湯のみ茶碗とご飯茶碗のみ(敷皿の上に載っているが敷皿は使わない)ツアーメンバー9名が7:00に全員揃わないと、食事が始まらない、遅れると、うまいおかずは食べられてしまう。頼めば追加してくれる。
中国のオバチャンが追加注文をしてくれた、オバチャンは強い。
 昼食は、おかゆでなくご飯、スープ2品、おかず8品を10人グループで食べる、他ホテルの観光客も合流しているので、1バス40名は4卓に分かれて食事をとる。豚肉を食べない民族はそれの入らない「おかず」が2皿別に出る。夕食も昼食とほぼ同じ。

5.言葉
 ホテル前にバスが迎えに来る、既に先客が乗っていたので、我々の座席は奥しか空いていない、観光メンバーは親子ずれ、新婚さん、孫と年寄り、子供から老人まで様々だ、北京近郊、武漢、山東省、大連(大連4人、日本2人)様々な地方から北京旅行に来ている。
バスの乗客40人の内、半分は標準語が通じないグループだ、しかし標準語で言い回しを変えて何回も確認すれば少しは通じるらしい。
バスでの点呼はグループごとに分けてあり今回は10班あった。1号(ハオ)〜10号(ハオ)まで、仲間が揃っていれば,到(タオ)「到着」と言えばよい、返事をしないと、何班の何々さんいますか、と確認される。

6.北京観光1日目(27日)
明十三陵、翡翠店、ここで買ったアンズの種(アーモンドにそっくり)は美味かった。
八達ュ万里の長城、長城へ登るには歩けばタダだが、オプションで60元を払って滑車(一人乗りのそり)に乗る。ほかにもう一つルートがあり欧米人はゴンドラに乗り頂上から下りてきて、途中から頂上へ戻ってしまう、我々は疲れたので途中から引き返す。
ここで久々の日本人グループと出会う。万里長城は北京近郊だけでも、古北口長城、金山ュ長城、司馬台長城、慕田峪長城などがある。長城の帰りに北京でも有名なデスカウントスーパーに寄る、身動きができない程人が入り、皆カゴに一杯の買物をしていた。店内照明はスポット照明で天井は暗いが商品はライトアップされている、省エネでよいと思う。

7.2日目(28日)
天壇公園、祈年殿。 北京中央テレビ塔(50元これもオプション)昼食は10人でテーブルを囲む。頤和宛の雪柳はすごい、柳の種の綿毛が雪の様に積もっている。・・以下省略

8.3日目(29日)
天安門の毛主席記念館へ行く、8時から30分並んで毛主席に献花(2元)をする。
恭王府(60元)、北海公園、故宮博物院(旧名紫禁城)を観光して天安門に戻る。
夕食は王府井の天律・狗不理包子、ここは北京で一番おいしい包子(まんじゅう)の店だそうだ。安い、うまい、早い、残りの包子はオリに入れて持ち帰り、ホテルで食べる。

9.4日目(移動日)
ホテルは朝飯付きだが食べずに、8時頃散歩に出かける。陶然公園が近くにある筈だ、地図(2元)を見ながら歩いたが反対方向へ行ってしまった。ホテルに戻り、ホテル前の市場を散策する、平べったい桃1kg単位だがたくさんありすぎるので500g、大きいアンズ、500gを買う。
ホテルに戻りMさんと4人でホテル前のラーメン屋へ。ラーメンは1本が2本・・・・4本が8本・・・16本・・・と麺が細くなる、太麺好きの人は途中で言えば太麺にしてくれる。しかし太麺は茹で時間が長くなる、ラーメン3元×4、ビール6元×2本、ジュース2本、他2皿で32元(1人100円)   
12時、ホテル前に迎えの車が来る、北京空港行きのバス停まで行き、16元のバスで空港へ着く。長い待ち時間、45分飛行機に乗り大連空港へ。
大連ではMさんのアパートへ泊まることとなる。このアパートの1ヶ月770元の家賃は高い。
ここで2泊、Mさんは友達の家へ、カラオケと麻雀で3時まで起きていたそうだ。朝夕食は2日とも近くの食堂で食べる(1人10元)

10.(5月1日)
大連観光、メンバーは4人だが6人乗りタクシーを400元でチャーター、形が食パンに似ているので麺包車(ちなみに4人乗りは300元)で旅順の203高地へ、ここは日本人だらけだ。軍港公園(5元)。桜花園(15元)は八重咲き桜が満開だ、高台にある吉野桜は今が満開で日本にいる様だ。
昼食は魚市場の食堂で白酒を飲みながら食べる。

11.帰国
6時アパート発、2時間飛行、11時富山空港着 125q走り松本着 写真を出す

12.反省
ホテルは朝食無し1部屋200元(1人100元)で充分だ、食事はホテル近くの食堂で食べればよい、細かい移動はタクシーで。
飛行機は海を渡る乗り物だ、飛行機と鉄道が平行してあれば夜行列車で移動する方が効率がよい。
大連〜北京は飛行機なら1時間だが 待ち時間を入れると列車とあまり変わらない、田舎の風景を見ながら移動するのもよい。
現地ツアーは安くていいが、自由がきかない、無駄な時間が多い、オプションが多く、いつも50〜60元とられる。やはり個人の手作り旅行がよい。だから、事前に観光名所の歴史、見所を調べておくこと。みやげ物店は現地人の行く店を探す。
今回は食事、ホテルのことをメインに書いた、特にお金については、何回も行くには安い方が良い。安い飛行機チケットと休みがあればまた行こう。
以上

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