関田山脈 ツアー (16) 
 
三郷〜関田山脈
     2010年 4月 10日(日) 快晴 14℃     徒距離 約 5km  テレマークスキー
                                     園長 & BIYA                       

       9:40 三郷集落 → 10:05 グランド(合宿所) → 10:15 出会い、シール装着10:30 → 
       11:55 861m地点昼食12:55 →  13:40 断念 13:55 → 15:00三郷集落
決めた所も特になく、とりあえず戸狩スキー場より遠く、温井より近い三郷(さんきょう)へ
・・・とはいえ、きっかけがあったのだ。
三月下旬に仏ケ峰から鍋倉山にツアーをした際、
稜線から三郷集落への直線的な沢にきれいな雪が残っており、最短ルートに思えたから・・・

----------------------------------------------------------------------------
仏ケ峰から鍋倉山の間に小沢峠がある。
小沢峠と鍋倉山の中間にアクセス道を作るとするならこの尾根が良いだろう。
861mの標高点と三郷集落の間は既設道を一部利用して、黄緑点線のルートが望ましい。

これはあくまでも地形図上での予測であり、無雪期の状況は不明である。
ブナが芽吹くころ偵察に行ってみたい。

 三郷 除雪終了点から鍋倉山を望む。

山道をたどる。
雪解け水はまだ少ないが、帰る時にはゴウゴウと
音をたてていた。長野市内では23℃だったらしい。

可愛い顔をした観音様。ここが鍋倉山につながる今井道なのだろう。
右の台地には民宿の持ち物であるグランドと
宿舎がある。

沢が深く、雪溶けも進んでいたので鍋倉山方面に・・・
行くことにしたが・・・・
結果的に右正面の突き出た山に入ることになった。
ONマウスでルートが表示されます

画像の山に登り始めたがヤブがきつく、スキーを脱いでも
困難な状況であり、674m地点に戻る。
目標を変更。
向かいの(西側)尾根に取り付くため、沢に入る。
ブリッジを見つけ横断。撮影地点に至る。

30度を越える斜度、転倒すると滑り台のごとく
一揆に沢へ! 緊張の連続である。

  かもしかの糞。
  あちこちに、新旧の足跡がを見ることができたが
  本物には会えず。

稜線下のガレ場には真っ白な雪
ブナの幼木もちらほら

 右端:鍋倉山

ONマウスでルートが表示されます

標高差200mを1時間半かけて登り、
ビールで乾杯、ジンギスカンで舌鼓。
Tシャツで十分。14℃

北西方向に延びるヤセ尾根
右側は谷底につながる

この時期亀裂も多く見られる
周囲を見渡すとあちことに崩壊の痕が見られる。
関田山系は脆弱な地層であることがわかる。
侵食も甚だしい。

振り返ってみる

ブナもだんだん太くなり残雪も多くなってきた。
しかし、ヤセ尾根と緩んだ雪には抵抗がある。
この先は次回とし、引き返すことにした。
(やせ尾根を振り返る)


下山は緩やかな南側斜面を選択。

シュプールが見えず残念。
登りの苦労と怖さは嘘のようだ。


積雪 約2m

関田山脈ツアー(1)   関田山脈ツアー(15)   山スキー     トップページに戻る