朱塗鞘小太刀拵 銘 山風

佐文字拵えの久々の作品です半年位の仕事量です。簡素で実用本意のもの面白味には多少欠けますが頑丈さでは信頼性があります。

 

 

 

全体

装飾をおさえた太刀拵えの普及版的作品鉄金具を黒焼きし裏面には焼漆をかける。頭と鐺を鍛造製の鐡金具をはめこんだコンパクトな小太刀拵え使い易い大きさでかつ堅牢な作りに仕上げた。

兜金(かぶとがね)

柄巻を施し滑り止めしてあるが地にはステンレス細線が巻いてあり柄巻がへたれても柄の強度はそのまま。

(こじり)

雨水などによる水濡れ手入れが出来るようにすべての金具は取り外し可能になっています。

足金具と渡り巻(あしかなぐとわたりまき)

七つ金具の足革と渡り巻を施した質素な足金具。銅厚物を使い重量をしっかりささ渡り巻は鞘の強度を維持するための責め。

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 宝剣拵え

佐文字よりメッセージ

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