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≪気になる建築設計事務所の料金・業務の流れ≫

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Q.1:建築設計監理料金はいったい、いくら?
 A: 建築設計監理料は建築士事務所の業務報酬算定指針に依って主に算出されます。
    (昭和54年建設省(現国土交通省)告示第1206号及び建設省住指発第148号建設省住宅局長通達)
    ・構成内容は
      設計料(基本設計・実施設計) 直接人件費+諸経費+技術料等経費+特別経費+消費税
      監理料               直接人件費+諸経費+技術料等経費+現場管理経費+消費税 と、なります。
   具体的に設計監理料は工事費の約8%〜15%が目安です。これらの開きがあるのは、一般住宅と工場、オフィスビル等では内容
   が違い、また立地条件等でも、設計・監理・諸官庁への提出書類等の内容も違ってくるからです。


そっ、そんなに高いの! その様な声が聞こえてきそうですが、それらの内容については≪設計事務所って?≫のページをご覧下されば
   なるほど と感じていただけると思います。

  ※上記料金はあくまでも目安です。
    皆様の予算も当然あるわけですので、詳細に関しましては直接電話か、メールにてお問い合わせをお願い致します。
    


Q.2:設計・監理のプロセスは?
家を建てたい!  そう思われたら、迷わずご相談下さい。
 相談では料金を頂きません!
 その中で、当然人間同士の事ですから、合う、合わないがありますから、合わないと思った時は振って下さい。
 振られることは決して良いことでは無いのですが。
 ご自分の納得のいく範囲で探された方が、後々良い方向へいくでしょう。
  
迷い1 迷い2
敷地確認・希望  ご自分が建てようとしている敷地の確認(敷地図面・写真・現地視察等)をさせていただき、家族構成等から皆さんのライフスタイルに合った方法を確認します。
 また、諸官庁において事前に法的な事項を調査します。
相談
企画設計  様々な希望等からプランをし、簡単な平面図を作成の上、打合せをします。
 打合せ回数はおよそ1〜2回ほどでしょうか。

打合せ
 ここまでのプロセスでの料金は発生しません。
 ”よしっ、それじゃやるか!”となって次の段階へ入っていきます。
いよいよ夢から現実へ向かって出発です!
総体予算から住宅金融公庫・銀行等からの借入などに関しては、この段階でしっかり検討をしましょう。
設計・監理契約  これから始まる設計の内容(図面種類・枚数等)から、業務内容等を明確にした上で、契約を結んでいただきます。
基本設計  基本的な企画から発展し、基本設計をします。
 ここでの基本プラン作業が非常に重要になります。
 おろそかにすると、後々後悔することになりますので、納得のいくまでとことん打合せを重ねます。
 基本的には平面図と立面図を主体に構想を練って行きます。
 施主様の希望に沿って完成した基本設計を基に、コンピュータグラフィックスによって、完成予想図を作成しますので、リアルにご覧いただけます。
実施設計  いよいよ詳細にわたる設計図の作成に入ります。
 これからの作業は建築確認申請に必要な図面と、施工会社へ見積を依頼する為の図面になります。
 建築工事に必要な図面は大きく分けて次のような内容になります。
 
 1.意匠図・・・敷地配置図、平面図・立面図・基礎図・詳細図 等
 2.機械設備図・・・給排水設備図・衛生設備図・暖房換気設備図 等
 3.電気設備図・・・電灯コンセント設備図・弱電設備図 等
 
 ※尚、特殊な工法(RC造等)になりますと、構造計算が必要になったりしますので、構造計算・構造図が必要になります。

実施設計                CAD
建築確認申請  各地域によって違いはありますが、基本的にこれを提出しないと工事に着手できません。
 各役所へ提出する申請書を作成し、最終的に建築確認済証を受理した後に工事着手となります。

確認受付
施工会社へ見積依頼  詳細な設計図を選定した建設会社へ提出し、それらを基に見積をしてもらいます。
 基本的に建設地になるべく近く、信頼できる業者を選定します。
 昨今ではおよそ、3〜4社程度に依頼することが多くなっています。
 施主様の知り合いの業者がいれば参加していただいても結構です。
施工会社決定  見積提出期日を指定し、いっせいに提出してもらい、見積内容の確認をした後に安い見積金額の会社を基本的に選定します。
 しかしながら、ただ安ければ良いという訳でもありません。
 その中でも安心して任せることが出来る業者を選ぶことも大切な要因です。

見積決定
施工会社との工事請負契約  ようやく業者も決定しました。
 細目を確認の上、民間連合協定の工事請負契約約款を使用し、契約をします。
 尚、業者独自様式の契約書を使用すると、施主様に不利になる場合もありますので、要注意が必要です。
 また契約書の内容は文字が小さく、量も結構なものです。
 中にはその内容を良く把握せずに契約をしたため、後にトラブルとなることもありますので、気を付けてください。

契約
建築実施工事  地鎮祭を経て、いよいよ工事が始まります。
 工事中の監理は私たち設計事務所が施主様の代理で行い、様々な検査・確認をします。
 もちろん工事中は疑問等も出てきますので、遠慮無く質問しましょう。
 また設計者へ監理を依頼しているわけですが、施主様も時折現場に足を運んで見ることも重要です。

地鎮祭地鎮祭2根切り軸組上棟
工事の完成  夢の家が完成しました。  でもちょっと待って下さい。
 完成後はまず検査をします。
 何処か施工不良が無いかどうかを、施主様・設計者・施工会社で行い、完璧な姿で施主様へ引渡をします。
 尚、工事完了後に役所に依る法的「完了検査」をします。⇒検査済証の発行
完成
登記等諸手続  完成引渡後は司法書士による登記等を行います。
アフターメンテナンス  基本的に建物は主要構造部分は10年間、仕上部分2年間、設備1年間の保証期間があります。 
 尚、私どもは完成後1年をめどに「1年点検」を実施しています。
 やはり建てっぱなしでは、いけませんから。
 維持管理は大切です。
 一生に一度の大きな買い物ですから。
 
 別ページに(設計事務所って?)「住宅保証制度機構」へのリンクがはってありますので、そちらもご覧下さい。
 
 お疲れ様でした!
 全体的な流れがこれで把握できたのではないでしょうか。
 



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