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ご存知ですか?建築設計事務所の仕事

                   ≪設計事務所って?≫

                 一般的に建築設計事務所の存在をどのくらいの方がご存知でしょうか?
                         それとどんな仕事をするのかご存知ですか?
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§1.設計事務所の仕事

@ 飛行機・船舶のキャプテン? 

一軒の住宅を造るには大小こもごも3万点を超えるといわれる材料・設備を適材適所に使い分け、設計図書で工事施工者に指示を与えます。
敷地のロケーションから始まり、予算・趣味・性能・機能など、求められるニーズ、条件を判断し、膨大な製品群の中から仕様を決定する作業はまさに安全な運行を図る飛行機・船舶のキャプテンと同じです。
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Mather A 家族を守り育てるお母さん?

気候・風土・敷地のロケーションや形状・地盤の軟弱など、実は建築予定地はひとつとして同じ条件のものはありません。
その敷地に最も適した住まい。風土に根ざし、環境と共生できる住まい。家の人も健康であるためには?
私たちは、可愛いお子さんを守り育てるお母さんの心で、街を、住まいを、敷地を見極めて、最良の答えを導き出す専門家です。

B オーケストラの指揮者?

杭・基礎・躯体(木造・鉄筋コンクリート造・鉄骨造等)、建具、内装、外装、設備(給排水・空調・電気等)など、様々な工事の内容、工程をしっかりと監理、チェックして建物を完成させる工事監理の業務は、設計業務と共に建築士事務所の重要な業務です。
観客(施主)と同じ向きの指揮者が、オーケストラを指揮して美しい音のハーモニーを創り出すのと同じです。
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karada C 健康を管理するドクター?

住まいだって年とともに劣化します。
人間の体と同じように、いつまでも健康であるためには、定期的にきめ細やかなメンテナンスをすることが必要なのは言うまでもありません。
私たちは街に根ざした身近な住まいの診療所です。
手掛けた図面を一枚一枚大切に保存していますから、お医者さんのカルテのように、何かあればすぐにチェックをして、対応・処置が可能なわけです

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§2.住宅建築における苦情

皆さんはひょっとして工事業者に全てまかせておけば安心と思われている方が多いのではないでしょうか?


                   現在行政・民間の相談窓口に寄せられている苦情相談の主な事項は

    1.設計図通りに出来ていない。
    2.契約をしっかりと結んでいないのに工事が始まった。
    3.修理を依頼したのに、すぐに直しに来ない。
    4.工事をした業者が倒産してしまい、メンテナンスをどこに頼めばいいのかわからない。
    5.業者に勝手に造ってしまわれた。
    6.当初の契約金額よりも高い請求書が来た。
    7.竣工時の設計図書をもらっていないので、建物の内容がわからない。

            など様々です。既に住宅を造られた方、どこか心当たりがありませんか?


それらの原因はなぜでしょう?

それは皆さんが当然の事ながら素人であり、現場監理が出来ないからです。

とかく目先の予算だけが頭にあり、安かろう良かろうを望んでいる方は要注意です!
決して安く良いものはほとんど無いと考えたほうがいいでしょう。
予算が2,000万円ならそれなりの建物になり、予算以上の建物を望むと追加工事となり、予算オーバーになりますから。
私たち建築業のプロは、平面図・立面図・展開図といわれる図面からおよその完成予想図が頭の中に出来るのですが、素人の皆さんではとうてい無理なことでしょう。

もちろん全体予算の事も考えていなければ、いくら計画を立てたところで所詮”絵に描いた餅”にしか過ぎません。

計画の段階で、業者が説明することを分かったつもりで、うなづきながら聞いて「細かな事を聞いても分からないから、おまかせするよ!」そんな後景が見られるような気がしますが、心当たりはありませんか?

ですから工事途中・完成後に苦情が多いわけですね!



今から住宅の新築・増築・改修等を考えていらっしゃる方。
施工業者が既に決まっていて、間もなく工事に着手する予定の方。
そのような方は是非ご相談ください。


私達設計事務所に依頼されるということは、言い換えれば保険に加入と言ったところでしょうか。

                    
皆様の生命・財産を長い目でサポート致します。



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§3.苦情処理・防止方法

          では苦情等が発生してしまった場合、どのように対処したらいいのでしょうか?

1.まずは施工業者に事の次第を報告し、早急に対処してもらうのが先決です。
 尚、設計が別業者(設計事務所)の場合は設計者・施工業者双方に立会を求め、何が原因なのかを確かめた上で適切な対処をしましょう。

2.§2の中にも記したように様々な内容があるわけですが、どうしても対処が悪いとか、施工業者が倒産等でどうしようもない場合、消費者セ ンターに相談をしてみるのもひとつです。
 適切に処理をしてくれる団体等を紹介してもらえます。

3.とにかく苦情処理については、内容によっては金額がかかってしまう内容もありますので、それらについては調査時に事前に有無を確認することも大切です。

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  でも苦情に至る前に何らかの防止策を取っておくのも、皆さんの責任です。 ではどんな方法があるのでしょう?

1.建物を建てようと思ったら十分過ぎるくらい余裕を持ったタイムスケジ ュールを立てましょう。

 〇資金調達方法:民間金融機関からの借入、公共(住宅金融公庫等)の機関からの借入、縁故からの借入・・・等 様々ですが、見えないお金も当然あります。(税金等)それらも頭の中にインプットして下さい。

 〇業者選定:これは非常に大切なことです!最終的に皆さんが購入した建物が良いものか、悪いものかここで決定すると言っても過言ではないでしょう。
くれぐれも勇み足は慎むべきです。

 〇設計契約・工事契約:時としておろそかにする方がいらっしゃいます。そういった方々が往々にして苦情相談をする場合が多いんです。
それとご近所付き合いなので・・・ とか、親戚が工務店なので・・・ とかの場合、苦情を言い難くなり、結局泣き寝入りせざるを得ないケースもあります。
いったいどちらがお客様なのでしょうか?
”お金を支払っているのは自分なんだ”いつもそう認識して下さい。 変な妥協はいけません。

 〇メンテナンス:これも重要です! いくら安く立てた建物でも後々にクレームが付くようでは、返って高い買い物をしたと同じでしょう。
 施工業者では「クレーム処理第一主義」をモットーとしている業者もいます。
 なぜなら建てっぱなしの業者は信用がおけなくなり、当然”信用”が失墜しますから、会社の存続だって危ぶまれますから。

      
とにかくお金を支払うのは皆さんですよ!それを絶対忘れないで下さい!

2.証拠を残しましょう

 〇設計図書:これは家を建てる場合施工業者が絶対必要とする物です。
工事用の図面・仕様書を主にさしますが、必ず皆さんもなければならない物です。これらを基に工事が進められて行くので、途中での内容変更等が生じた場合、図面への変更内容の書込み等をしながらしないと、後で言った言わないになり大変な事になります。
 〇現場監理:設計事務所に監理まで任せてある場合は特に問題は無いと思いますが、任せっぱなしでは無く、常に現場に足を運びたいものです。
そこで”ここは思ったことと違うぞ”とか発見できますので、早いうちの手当が出来ますから、是非面倒腐らずやってください。

3.住宅保証制度の活用

 〇住宅性能保証制度:せっかく大金を掛けた家です。その家を長期に渡り維持して行く為には途中では老朽化に依る補修工事等も出てくるはずです。
そんな時、なるべくお金を掛けずにやりたいですよね。
施工業者が倒産してしまい、他の業者に頼んだらお金が掛かってしまい、とんだ出費に!
そうなる前に現在「住宅性能保証制度」があります。
これは基本的に建ててから10年間は皆様の大切な家を保証する、一種の保険です。
詳細は下記サイトにリンクをしてみて下さい。

住宅性能保証制度協会のホームページ

住宅保証


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