高松塚古墳

訪問日 1999年4月3日(土)
・高松塚
   見学時間 随意   見学料 なし
   内部 幅1.035m 奥行2.655m 高さ1.134m
問合せ先
  http://www.asuka-park.go.jp/takamatsu/index.html

・高松塚壁画館
   見学時間 9:00 〜 17:00
   見学料 210円
   休館日 毎週月曜日(祭日の時はその翌日)
   場所 近鉄飛鳥駅から徒歩15分
問合せ先
  http://www.asukabito.or.jp/html/promenade02.html
昭和47年3月の調査に基づき忠実に模写、
模造した石槨
(せっかく)内部が、隣接した壁画館で見られます。
その壁画は、下記より構成され、高松塚古墳の内部を再現
しています。

南壁 --- 入口 朱雀があったと思われるが、盗掘により消滅。
東壁 --- 男子群像 ・ 日像/青龍 ・ 女子群像
北壁 --- 玄武(亀と蛇)
西壁 --- 女子群像 ・ 月像/白虎 ・ 男子群像
天井 --- 星宿図

四神は中国の思想に基づく物で古来天子の象徴として用いられ、
四方を鎮護し東西南北の方位を表します。
すなわち、東(青龍) 西(白虎) 南(朱雀) 北(玄武)は、
星座の形から具象化され たものです。

それは竹林の中にあった。うっそうと囲まれた竹、竹、竹。その竹林の中、わずかに盛り上がった、
丘と呼ぶにはあまりにも小さなこぶのような直径18mの盛土が、あの有名な高松塚古墳とは。
正面に廻ると、確かにそれは古墳であった。永久保存の為に堅く閉ざされた入り口は何も語らないが、
この奥にあの極彩色の壁画が眠る。