100.兼六園   B2007.7.1(H19) A1981.10.16(S56) @1969.8.22(S44)
桂坂口(07/7/1)
3回目の訪問ですが、入口を意識
したのは初めてです。
(石川県)
そして、いきなり飛び込んできた
苔の絨毯が。
噴水
水の高さ約3.5m
文久元年(1861)作の日本最古
の噴水。ここより高所に有る園内
の霞ヶ池を水源とし、高低差を利
用した自然水圧の噴水です。
瓢池と翠滝
滝は、高さ6.6m・幅1.6m
霞ヶ池から流れ出た流水が、翠滝
となって瓢池に注ぎます。此処に
も兼六園のシンボル徽軫(ことじ)
灯籠が。
夕顔亭
安永3年(1774)11代藩主前田
治脩(はるなが)によって造られ
た茶室。今は地続きだが、創建当
時は瓢池に浮かぶ島にあった。
兼六園には、松や桜を始め、様々
な樹木が生い茂っています。又梅
園も有名ですが、この木は葉の形
状から紅葉系と思われます。
成巽閣(せいそんかく)
文久3年(1863)加賀13代藩主前
田斉泰(なりやす)が、母(12代
斉広夫人)の為に立てた隠居所。
建築当時は、金沢城からみて巽の
方角(東南)のあることから巽御
殿と呼ばれていた。二階の窓から
の入口方面風景ですが、内部は、
落ち着きのある癒し系の建物です。
花見橋
兼六園は広大な庭園で、見所も色
々ありますので、時間をかけてゆ
っくり散歩が良いですね。
代表的な霞ヶ池や瓢池もさること
ながら、流水風景も良いですね。
根上松
高さ15mの黒松です。それを支え
る根がせり上がります。土を盛り
上げて若松を植え、成長後土を取
り除いたと伝えられています。
明治記念之標
像高5.5m
明治13年(1880)建立。
明治政府発足記念の像で建国の祖
日本武尊。

明治10年(1877)西南戦争の戦
没者の霊を慰める加賀藩旧士族の
記念碑でもある。
土台にも注目!
蛇となめくじとカエルの三竦みに
なっているとのこと。
苔むす石。国歌にありますね。
最もこちらは、細石でも巌でも
ありませんが。
栄螺山(さざえやま)
霞ヶ池を掘り広げた時の土を盛り
上げて作った。登り道が螺旋にな
っている所から付いた名前。山頂
にある避雨亭から別名「からかさ
山」
霞ヶ池
園内で最も大きな池です。
松が湖面を這っています。
虹橋と徽軫灯籠
記念写真の超定番スポット。
手前の虹橋を琴、奥の灯籠を琴柱
に見立て、付いた名前が徽軫(こ
とじ)灯籠。
虎石
徽軫灯籠のすぐそばの笹藪に、虎
に似た石が。獅子巌、龍石とともに
兼六園の三名石。
黄門橋
三枚に見えますが、一枚の石を彫
り込んで立体感を出した橋です。
因みに黄門とは中納言の唐名。中
国古代の宮廷門が黄色であり、そ
の王宮の異称であったが、その門
の中の職務の「黄門侍郎」が日本
の中納言職と類似する所からつい
た名前。因って黄門さまは大勢い
るが、水戸の黄門さまが最も有名。