お茶濁し雑記録i

 5月中旬と下旬
投稿者/管理者もーらホームページ
投稿日/2003年6月6日(金)12:21

 

「牽強付会と言い訳と」

 今回も、よく私がやるような長ったらしい前置きから。
 ここのタイトルに相応しく、お茶濁しな雑談です。

 さて。
「漢字」というものは、ご存じの通り、もともと中国の文字です。現在日本で使われているものはもともとの字より簡略化されていてある意味日本オリジナルといえなくもないですし、「国字」という日本生まれの漢字もありますが、それでも中国起源であることに違いはありません。

 ですから、漢字の成り立ちを考えるにあたっては、元々は中国語の字だった、ということを念頭に置いておく必要があります。

 漢字の成り立ちについては中国でも研究が当然されておりまして、AD100年頃既に「説文解字」という解説書が成立しています。さすがに1900年も前のシロモノですので研究が進むにつれ正確でない箇所も多く見つかってはいるのですが、文字研究の原点として現在の研究にも大きな影響を与えている書です。

 中でも一番大きな影響といえるのが、中で述べられている「六書」ではないでしょうか。文字の成り立ち六種類、みたいなものなのですが、例えば皆様も一度はどこかで聞いたことがあるであろう「象形文字」という用語は、この六書の一つです。ものの形をそのまま描いた絵文字が起源の字、それが象形文字ですね。
 六書のうち二つは、実は文字の成り立ちというよりは文字の使われ方でして、文字の成り立ちとしては今の象形文字を含め四種類なのですが、あとの三つは、
 絵では描けない抽象的な事柄を表した記号が起源の「指事文字」。「上」とか「下」とか。
 象形とか指事の文字の意味を組み合わせて作った「会意文字」。「休」とか「明」とか。
 意味を表す文字と、音を表す文字を組み合わせて作った「形声文字」。「家」とか「婦」とか。
 …です(もっと細かいことを言えば、「象形」と「指事」が「文」で「会意」と「形声」が「字」、あわせて「文字」なのですが)。
 このうち、漢字の中で一番多いのは、最後に挙げた「形声文字」ですね。すべての字のうち80%を占めるんだそうです。いわゆる「へん」と「つくり」のように、「部首」+「それ以外」で出来てるのはほとんどこれだと思っていいでしょう(会意もそれなりにありますけど)。

 この「形声文字」は上述のように、意味を表す文字と音を表す文字の組み合わせです。つまり、文字の一部分は音を表す部分で、あまり(全然ではありませんが)意味はないのです。
 上で挙げた例では「家」の「豕」は「ぶた」って意味ですが、「カ」という音を表すのが主な役割ですので、「宀」(屋根)と組み合わさっても別に「豚小屋」って意味にはなりません。ご存じの通り「いえ」です。
 もう一つの「婦」も実は同様で、「女」+「帚」(ほうき)ですが別に「おそうじ女」って意味はありません。「帚」は「フ」って音を表すのが主な役割なわけですね。

 ところが日本人はなぜか、漢字を会意で捉えたがります(だから、日本生まれの「国字」には会意が多い気がします。山を上って下るから「峠」とか、神様にお供えする木だから「榊」とか)。上の例で言えば「『婦』という字は『女』に『帚』と書く。これは掃除は女の仕事だと…」とか言って目尻をつり上げるようなパターンですね。
 この手の考えは、ほとんどすべてがただのこじつけか、本来の意味にまぐれ当たりしたこじつけです。
 ちょっと脱線すると、形声以外の字にも日本人ってヘンないわれをくっつけるのが好きなようですね。「『人』という字は人と人とが支え合って…」なんてのがそうです。あれは人が一人で立ってるところの象形文字で、ちっとも支え合ってないんですけどね。第一あの字形で支え合ってるんだったら「入」だって一緒じゃないですか(笑)。

 さて。ここまでが前置きです(^_^;)。
   本題(笑)
投稿者/管理者もーらホームページ
投稿日/2003年6月6日(金)12:22

 

 ああ、前置きだけで字数制限を超えてしまいました(笑)
 えーと、本題です(^_^;)。

 当雑記録の方針は「イヤだったことは書かない」です。まあ、過去ログとか見ると堪えきれずつい書いちゃったようなのもありますが、原則はそれを心がけているのです。
 ところがです。忙しくなると感受性ががりがりと削られていくのですな。物事を「楽しい」と感じられなくなってくる。すると、日常の出来事が取るに足らないこととイヤだったことしかなくなっちゃうワケなのですよ。
「忙」という字は立心偏に亡、つまり「心が亡くなる」と書きます。本来的には形声文字ですが、「心が亡くなる」という会意的な解釈も、的はずれではないのかもな…と思った5月なのでした。

 つまり、ここまで長々と、5月の雑記録サボった言い訳だったんですヽ( ´ー`)丿

蛇足
「忙しいという字は心が亡くなると…」っていうのはよく言われることではありますが、「忘」だって同じなんですよね。この二つの成り立ちがどんな経緯なのか、知ってみたくもあります。

蛇足の2
 考えてみたらこの期間中も、ウチの職場のすぐ近所(徒歩5分くらい)の中学の校庭にニホンカモシカ(特別天然記念物)が出現した、などという微笑ましい話題もあったんですけどね。やっぱり心の平静って大切ですよね。

 人生の目的は快楽の追求であり、最大の快楽とは心の平静である。  −エピクロス−

 5月9日&10日
投稿者/管理者もーらホームページ
投稿日/2003年5月22日(木)21:15

 

「ドレインラック・セキュリティ」

 私の職場の通用口はオートロックになっており、夜8時以降はパスワードを入力した上で指紋照合をしないと解錠できないようになっています。
 私も当然自分のパスワードを持っており、指紋も登録してあるのですが、このセキュリティシステム、なぜだか知りませんがとてつもなく認識率が悪いのです。
 パスワードを入力し指を突っ込んでも一向に鍵が開かず、結局は宿直室に泊まり込んでいる守衛さんを何とか呼び出して中から開けてもらうというハメに陥ることもしばしば。
 それが、ですね。
 5月9日の夜、私が入ろうとしたところ、一発オープン。
 あいやー珍しいこともあるアルなー、と感慨に浸っていたところ…。
 5月10日は一日中とんでもないことに。
 ・・・・・・。
 どうやら、ウチのセキュリティを開けるには、まる1日分の運が必要なようです。
   ???
投稿者/さしすせ、そると・・・。さま
投稿日/2003年6月1日(日)22:45

 

とんでもないこととは、どのようなことが起こったのですか??
もしよかったら、教えてください。(^^;)
   連想ゲーム
投稿者/管理者もーらホームページ
投稿日/2003年6月6日(金)12:25

 

 以下の情報から連想してみて下さい…。

1.前日は飲み会だった
2.当サイトは「お上品サイト」である(えー)
3.この雑記録は「イヤだったことは書かない」という方針
4.で、この出来事はここには書かない

 …ヒントは以上です。正解は発表しませんけれど(^_^;)。
   なるほど!!
投稿者/さしすせ、そると・・・。さま
投稿日/2003年6月9日(月)14:47

 

 ありがとうございました。
謎が解けつつあります。

 5月8日
投稿者/管理者もーらホームページ
投稿日/2003年5月18日(日)19:34

 

「あたかもプロフェッショナルのごとく」

「車のタイヤを交換しなければならないとき」ってどんなときだと思いますか?
 この質問が以前テレビでされていたとき(「タイヤの交換できますか」みたいなテーマだったんですが)、テレビに出ていた人は「パンクしたとき」って答えてましたね。
 当地でその質問をした場合、たぶん返ってくる答えは「冬になるときと春になったとき」だと思います。毎年、スノータイヤ←→ノーマルタイヤの交換が必要なのですね。
 私もその作業を毎年しているのですが、自宅にはガレージジャッキ(こんな感じの、車を前半分あるいは後半分持ち上げちゃえるジャッキです。4輪のうち2輪をいっぺんに扱えるので、当然使うと交換作業はラクです)があるにもかかわらずわざと自動車備え付けの1輪しか持ち上げられないジャッキを使って作業しています。いざホントにパンクしたりしたときのために作業手順を身につけておこうと思っているわけですな。

 ここまでが前置きです(あいかわらず長い)。

 本日、仕事でとある施設に行きました。仕事自体は問題なく済んだのですがね、帰ろうとすると一緒に来ていた人の車のタイヤがぺたんこに。
 そして、その車が私の車の同型機。工具の場所からスペアタイヤの場所からジャッキポイントからみーんな知り尽くしてる私。そりゃそうです、毎年やってるんですから
(スペアタイヤ外したのは初めてでしたが)。
 ただの偶然なんですがね。もー私大活躍。
 ちょいとプロフェッショナル気分でしたとさヽ( ´ー`)丿
   << No title >>
投稿者/さしすせ、そると・・・。さま
投稿日/2003年5月19日(月)14:46

 

すごいですなー!?私は、車に乗るばかり。整備はもっぱら行きつけのGSさん任せ。だって、私メカ音痴だし、点数ためると値引きしてくれるんですもの!!

 5月5日
投稿者/管理者もーらホームページ
投稿日/2003年5月16日(金)21:57

 

「いつもお世話になっております」

 このサイトにはTRPGのコンテンツもありますが、TRPGというものははっきり申しましてあまり一般的な趣味ではございません。かなりの大都市圏にお住まいの方以外にとっては、TRPG関係の品物(ルールブックですとか、8面体以上の多面体サイコロですとか)を入手することも困難なのではないでしょうか。
 そんなワケですので、我々イナカ住まいのTRPGプレイヤーにとっては関係物品が手に入るお店というのは貴重なのです。
 そして、私がそのような物品を手に入れるために行くお店は、長野県松本市にございます。
 ちょっと興味があるルールが新発売されたもので、またそのお店にお買い物に行くことにしました。
 期待を裏切ることなく、そのお店には目的の品が置いてあり、私は無事それを入手することができたのですが、お会計をしたその時に、お店のご主人が私を見て曰く。
「いつもありがとうねー」
 ・・・・・・。
 あー。実はですね。
 私の住んでいるところから長野県松本市って、100km以上離れてるんですよ。
 それが「いつも」とは。
 正直とても嬉しいです。通信販売を使わずお店まで何度も出向いた甲斐があったというもの。
 冒頭で申し上げましたとおり、こういったお店は貴重なのですよ。そんなお店の方に顔を覚えて頂けた…少なくとも、フレンドリーなセールストークは使って頂けるまでになったのですから。
 今後もよろしくお願いいたしますね、宇宙堂さま。

 5月1日
投稿者/管理者もーらホームページ
投稿日/2003年5月15日(木)12:47

 

「MAY DAY MAY DAY SOS!」

 タイトルは「特警ウィンスペクター」主題歌でお願いします(えー)。

 えー、話題は特撮ではなく5/1の定例行事、メーデーのことなのですが。
 諸外国ではメーデーと申しますと暴動になりかねない激しいモノ、というところも多いようですが、私の職場では日本の大多数の例に漏れずデモ行進やって和気藹々、みたいなもんでした。
 お昼ごはんをみんなで食べた後はちょっと職場に戻って働こうかな、などとも思っていたのですけれど…。
 メーデー=労働者の祭典=お祭り、です。少なくとも私の職場では。
 で、お祭りといいますとがどうしてもついて回るのですな。
 ビールだけならなんとかなるかなー、などと考えてたら(←ビールでも飲んだら働くなよ)、お祭り名物なのですかね、
 一気飲み日本酒強要。
 私は特別弱いワケでもないのでいいと言えばいいのですが、新人さんにも片っ端から強要してましたからね。一歩間違うと犯罪なんですけどね。まあ新人さんもノリのよい方ばかりで、アルハラの心配もなさそうではありましたが。
 ともあれ、日本酒飲まされたのでその後の労働は断念しました。お客さんが来る職場ですのでね、日本酒はビールに比べかなり酒臭くなりますから…。
 そんなわけで昼下がりにのんびり帰宅。うぅん、よかったんでしょうか、悪かったんでしょうか。
   お酒の後は・・・
投稿者/さしすせ、そると・・・。さま
投稿日/2003年6月25日(水)22:38

 

日本蕎麦がよろしいとききました。悪酔いしにくくなるらしいです。