1.回龍ヒューイ どことなくぽーっとした印象を与える少女。ロングヘアに大きなリボンが特徴。 最初にクーロンレッドに力を与えるのは、彼女。人間を利用しているという意識はあまりなく、非常に友好的。しかしながら人間の作った街並みが非常に苦手(マンデイン界にしかないものの知覚が苦手)で、人工建造物の中に放り出されると必ず迷子になる。心優しい性格をしている。龍の姿になったときは、白い龍。
2.騰龍テンロン やたらと元気がいい赤い髪の少女。化身があまり上手ではなく、牙と爪が鋭い。龍脈はエネルギーであるため本来はエネルギー補給など全く必要がないのだが、人に化身してものを食べることを覚えた途端、何か食べるのが大好きになってしまった。細かいことは気にしない、とてつもなく大雑把な性格。 ヒューイと一緒にクーロンレッドを見出す。龍の姿になったときは、赤い龍。
3.領群龍リンチュン 以前より人間世界に強い興味を持ち、人間以上に人間社会に関して博識になってしまっている少女。人間社会の蘊蓄を人間に対して語りたがるという悪癖を持っている。「それっぽい外見」を追求して化身したため、メガネをかけている(当然「龍脈の化身」にそんなものは必要ない)。情報分析などを得意としており、真英帝国の怪人の能力や弱点を見破ったりすることもできる。 最初にクーロンブルーに力を与えるのは、彼女。龍の姿になったときは、緑の龍。
4.飛龍フェイ 人間との関係を一番ドライに割り切っているのが彼女。彼女の考えは「ギヴ&テイク」に尽きる。「力を貸してやるから、あたし達の敵も倒してね」というのが彼女のスタンスである。化身も一番巧みで、妙な特徴などはない(まあ、水準よりカワイイのではあるが)。 リンチュンと一緒にクーロンブルーを見出す。龍の姿になったときは、紫の龍。
5.生龍シェン テンロンと並んで元気で、テンロンと並んで化身が下手な少女。彼女の場合は龍のツノがみょーんと飛び出している。ただ、テンロンと違って大雑把ではなく、結構細かいことにも気がつく。メンタリティは無邪気な子供のようで、明るくて微笑ましい。 ヒューイ以上に人間のことを利用している意識はなく、人間達のことをいいトモダチとしか思っていないため、化身達の中で最も友好的。 ウォーロンと一緒にクーロンイエローを見出す。龍の姿になったときは、桃色の龍。
6.臥龍ウォーロン もとより龍脈の化身達は人間よりも遙か以前から存在するのだが、その中でも特に彼女は年上風を吹かせており、よく言えば優しいお姉さん風で、悪く言えば人間全てを子供扱いしている。そのため、フェイに次いで人間との関係はドライに割り切っている。ただ、フェイよりも策士な面があり、人間を利用するつもりであるということを人間には感づかせないようつとめている。どういう意図があるのかはよくわからないが、化身達の中で最もないすばでぃ。 最初にクーロンイエローに力を与えるのは、彼女。龍の姿になったときは、金色の龍。
7.降龍ジァン テンロンやシェンとは別の意味で化身が下手。姿形は普通の人間なのだが、感情の起伏に極端に乏しく、最も「ただの力」の状態に近い。従って人間を利用するだの好きだのということもなく、ほとんど人間には興味がないが、他の多くの龍脈たちが人間と協力することにしたため、自分もそうすることにした。ただ、そんな状態であるため、普段から発揮できる能力は九龍一(本気になれば九龍は全て互角)。 人の力をしていても、人としての存在感はあまりない。 当初はクーロンレンジャーに力を貸さず、コレットの延命に努めている。龍の姿になったときは、黒い龍。
8.出洋龍スイヨウ 人間と協力する、ということに関し、龍脈の化身達の中で最も強く反対していた龍脈。彼女にとって人間とは、自分たちの好き勝手なことばかりやっていて、自らの欲望のためには邪悪な存在までも呼び寄せる、災禍の源でしかない。未だに人間のことをあまり信用してはいないが、協調性がないわけでも冷酷なわけでもないので、他の八龍が人間と協力することにしたら自分も人間の姿となったし、目の前で人が死にかければつい救ってしまう。 人としての姿は可愛いのだけれど、そんなわけで目つきは結構キツい。 当初はクーロンレンジャーに力を貸さず、コレットの延命に努めている。龍の姿になったときは、青い龍。
9.隠龍ユィン 最も心優しい龍脈。邪悪な存在が自分たちにも害為すものであるということは当然わかっているのだが、それでも戦いという手段に訴えることには未だにためらいがある。その上真英帝国の陰謀で人が傷つくところを目の当たりにしてすっかり怖じ気づいてしまい、戦いに参加するつもりは今のところない。 当初はクーロンレンジャーに力を貸さず、コレットの延命に努めている。龍の姿になったときは、茶色の龍。 |