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歌番号 |
416 |
作者 |
大津皇子(おおつみこ) |
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いはれ かも くもがく |
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万葉歌 |
ももづたう 磐余の池に 鳴く鴨を 今日のみ見てや 雲隠りなむ |
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原文 |
百伝 磐余池ニ 鳴鴨乎 今日耳見哉 雲隠去牟 |
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解釈 |
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磐余の池(香具山の北東一帯)で鳴いている鴨、今日を最後にして、自分は死んで行かなければならない。大津皇子が死を覚悟した、辞世の句。 大津皇子事件は歌番号165参照。大津皇子は、冥界に何を託したのだろうか。現世と冥界の境界線が二上山に懸かる雲とでも言うのだろうか、死に行く人間にしては、その歌があまりにも澄んでいる。それは、時の政権に楯突くことが出来ない諦めなのか、かえってそれが悲愴感を増している。98/04/17 |
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