斜滑降2-Ⅹ

     
2019指導者研修会テーマ まだやってるの?って言うか誰の為の研修会ズラ 2018/12/29
スポーツ界の不祥事その2 2018/09/30
スポーツ界の不祥事 そもそもお上の文科省が問題の様な・・・ 2018/09/21
甥っ子スポーツカー購入 運転もしないのに辛口インプレごめんなさいm(--;m 2018/08/12
おもてなしリスト?(^_^)   2018/08/04
仕方なく突っ込みます(^^;   2018/07/31
スキーと落語   2018/07/20
某術選 続けたいならデモンストレータ選考会に戻すべき 2018/04/19
国会小感   2018/04/02
連日のスキー行き 結構上達したカモ?(^^; 2018/03/16
テレビ報道の違和感 2018/03/14
某日新聞報道 本当なら大変な問題 2018/03/09
今年のスキー行き けっこう滑っています(^^) 2018/03/07
72回リーゼンスラローム大会 Aコースはキャンセルになりました 2018/03/01
渡部選手残念 残念無念(-_-; 2018/02/21
続小平選手金メダルゲットその2 表彰式観ました(^-^; 2018/02/20
小平選手金メダルゲットその2 表彰式観ていません(--; 2018/02/20
小平選手金メダルゲット 疑問二つ 2018/02/19
ヒラマサ五輪女子スーパーG ウインタースポーツ界の下克上か?(^^; 2018/02/18
ヒラマサ五輪その7 スビンダル選手金メダルゲット 2018/02/15
ヒラマサ五輪その6 平野選手銀メダルゲット! 2018/02/14
ヒラマサ五輪その5   2018/02/14
ワンピース初おろし 文字通り身も心も引き締まる感じ 2018/02/13
ヒラマサ五輪その4 驚きのジャンプ台 2018/02/12
ヒラマサ五輪その3 異論はあるでしょうが・・・・(^-^; 2018/02/10
三回目のスキー   2018/02/08
ヒラマサ五輪その2   2018/02/07
首都圏大雪   2018/02/02
ヒラマサ五輪 テレビメディアの逝かれ具合に驚く 2018/01/25
スキージャーナル休刊その3 デ○の解説は元慰安婦証言と同じか 2018/01/21
スキージャーナル休刊その2 業界が災い転じて福と成すになるか? 2018/01/19
スキージャーナル休刊 実は破産 2018/01/17
2回目のスキー 視界不良には超弱いことを実感(TT) 2018/01/12
相撲報道その2 スキー界にも貴乃花親方級希望(^^; 2018/01/11
相撲報道 スキー界とも相通ずるところがあるような無いような?(^^; 2017/12/28
初滑り 快調(^^)! 2017/12/20



2019指導者研修会テーマ
2018/12/29


技術選が北海道に場所を移してくれたお陰で、雑音とは無縁の清々とした冬を過ごせていたのに、今シーズンから又八方で開催されることになった。

10年以上に亘るインチキ理論と教程は、これぞ正しく太鼓持ちと呼ぶに相応しい人達によって喧伝され、多くのスキー愛好家に多大な技術的ダメージを与えたことは、スキーやなら誰しも記憶に新しいところ。

技術選が帰ってくることを知り、とうの昔に忘れていた太鼓持ち達のことを思い出してしまい、あのコミュニティーが今どうなっているのか、暗澹たる気分で仕方なく関連のサイトを見てみると、中央研修会では太鼓持ち達が、少なくとも公式な場での反省や謝罪無しに、イケシャーシャーと、ソークの役にも立たないカスみたいな御託を並べていて、彼らはかくも容易に変節して恥じないものかとむしろ感心するばかり。

インチキ教程時代の辻褄なんか何のその、これを一般的に太鼓持ちマインドと言うのだろうが、正常路線に戻ったとは言え、相変わらず ”基礎パラレル” だの何のと、ナンセンス造語で独自性を保とうと必死の教育本部、そして研修会ではこれまたもっともらしくも相変わらずのナンセンス解説。

そもそも、スキー指導員たるもの、毎年シーズン初めに開催される研修会で、こんな下らん御託を聴いている暇があったら、自分が如何にして現在の技術を身に付けたかを自問し、それを理路整然と他人に伝える術を考えた方が余程マシと言うもの。
任意団体の資格とは言え指導員のお墨付きは、例え方法論(主観)が違っていても、客観的な結果として現れるスキー技術に関しては正しいと言うことの保証でもありますからね。

指導員の矜持として自分の頭で考えない限り、指導員研修会に参加することが唯一のステータスとなり、上意下達の思考回路から抜け出すことが難しくなって、今後もこの種の鷺(専門誌?の怪しげな見出しやその記事も同様)には容易に引っ掛かってしまうでしょうね。

技術選と言えば、このブログのネタの大半を占めていただけに、否応無くスキー業界に多大な損害を与えて失脚?した鷺師を思い出しますが、同時に彼の肩書きは経済学者?らしく、そう言えばメディアに時々露出してもっともらしい持論を展開するも、ことごとく予想が外れる髪の毛が紫色の女性経済学者と、怪しさと言う点では妙に似ていたんだな~~と思った次第。

しかし、長年に亘りインチキ理論を喧伝してきた太鼓持ち(師匠)達と、それを吹聴する取り巻き(弟子)達のお陰で、少なくとも私の場合、スキーに対して厭世的とも思える気分になってしまったのは事実。

鷺氏のインチキを見抜けなかった教育本部によって、それまで培ってきた技術を毀損させられたスキーヤは少なくないだろうし、それに因ってどれ程のスキーヤが同じ気分になったのかは知らないけれども、その結果、今やゲレンデは外国人と日本人年配スキーヤがその殆どを占める様になってしまった。

にもかかわらず、いろんな意味でその元凶だった技術選がまだ続いていたとは・・・・・・!
現在の多様化したスキーシーンに於いて、担うべき役割を見失った教育本部のそれに何か意味があるとしたら、冬季五輪のスキーに関係する記事を一切載せなかったスキーグラフィック誌(その点でスキー専門誌と呼べるのか否かは分らない)にネタを提供する位の役には立つだろうし、技術選ご一行様が来村されるのは八方にとっても有り難いことに違いは無いし、それこそ経済的にメリットがあるのは間違い無いでしょうね。
虚ろな権威主義が業界に何をもたらしたのか、スキージャーナル廃刊も含め、関係者は良く考えてみた方が良いのでは?。

角川新国語辞典によると、法人とは「人格として認められて、社会的活動の単位となっているもので、権利・義務の主体たる資格を与えられた組織」
となっています。

”自然で楽なスキー” の教程時代、これぞ正しく太鼓持ちと呼ぶに相応しいインチキを喧伝していた連中が、ケジメをつけずに未だのうのうとスキーについて語っていることの気持ち悪さと同時に、公益財団法人日本スキー連盟の人格は疑わざるをえないと言うもの。

汚名の払拭はワールドカップなり五輪なりで世界に伍して戦え、そして結果を出せるレベルの ”アルペンレーサー”・・・あくまでアルペンレーサー・・・を育てること以外には無いから、一般スキーヤにとって一度たりとも役に立ったとは思えない研修会テーマなんかをこねくり回している場合ぢゃ無いってこと。


今年も稚拙なホームページにお付き合い頂きましたことを心よりお礼申し上げます。
新しいシーズンが皆さまにとって実り多きものなることを願っております。
有り難うございました。




スポーツ界の不祥事その2
2018/09/30

テレビのインタビュー番組で、体操業界(^^;の副会長が、いみじくも権力闘争がその原因だとゲロしたように、権力と利権はどこのスポーツ団体も密接な関係にあるようで、SAJの理事が2008年の役員改選手続きに問題があったとして、再選された会長と新理事数名を相手に、地位不存在として一部の理事達が訴訟を起こしたのも、スキースポーツの普及活動そっちのけで利権に絡みたいってのが本根だと理解するのが順当。

下々の会員にとっては、誰が会長になろうと知ったこっちゃ無い(参加のし様が無いから諦めている^^)とは言え、このことで理事達の権力に対する驚くばかりの執着力が会員の知るところとなった訳で、その情熱たるや(笑)ホトホト感心するばかり。
しかし感心してばかりはいられないのは、これが意味するところ、つまり残念ながら下々までその志向は同じだってこと。

愛知県スキー連盟の役員に対する準指導員資格大量不正授与・・・・・(いくらなんでも8名は大量だと思うし、ドサクサに紛れてオレもオレもっていう役員の根性が、ナーナーでやっている組織の腐り具合を端的に表している)・・・・・のニュースを目にした時には、スキーヤの技術向上に多大な損害を与え、ひいては業界に少なからぬダメージをもたらしたインチキ教程をでっち上げた男の出身母体だけに、さもありなんとさして驚きはしなかったけれども、こういう不祥事が明るみに出る度に、人生に深く関わっていて、それだけに大切にしているスキースポーツが貶められ汚されている様で悲しくなる。

愛知県スキー連盟や居合道での不祥事は、大抵スポーツそのものよりその資格にこそ価値があるという本音を、いみじくもトップ自ら示してくれたと言う点で評価されて然るべき(笑)なのだろうが、こういった志向が、少なからずスポーツ全般を蝕んでいる様に感じるのは考え過ぎと言うものだろうか。


余談:

貴乃花親方が志半ばにして相撲界を引退する模様ですが、現在の相撲協会が公益財団法人の在り方として如何なものか?との思いが沸点に達したってことでしょうか?。
貴乃花ならずとも不可解と言うか不透明な仕組み位は理解できるので、現状を維持したいのなら一般財団法人として活動すべきだし、受信料を支払っている身とすればMHKの中継なんか論外。

MHKと言えば、天気予報時のモロモロのお節介は最近益々エスカレートしていて、視聴者はバカだからいちいち指図されないと自分では判断も出来ないとでも思っているのだろうか。
この如何にも親切を装う偽善にはMHKに限らず辟易とさせられる。

毎回毎回これをカマされている内に、他のことでも思考停止に誘導されて行くかと思うと空恐ろしい限り。



スポーツ界の不祥事
2018/09/21


剣道をスポーツと呼んで良いのか否かは分らないけれども、「全日本剣道連盟が「居合道」部門で最上位の八段への昇段審査の際、審査員に現金を渡して合格させてもらう不正が常態化していた事を認めている」と言うニュースを見て、さもありなんと、驚きもしなかった自分は相当病んでいるな~と思った次第。

スキー界もスキーの普及と称する資格販売が本業となってしまった教育本部も同様で、愛知県スキー連盟では2015年から17年にかけ ”全日本スキー連盟公認準指導員” の資格を連盟役員8人に、本来必要な講習会や検定試験を受けないまま、不正に与えていたというニュースがありました。

その理由が「国体の監督を務めるのに資格が必要となるため」だとしていますが、監督が8人も要るのか?と言うバカバカしい突っ込みはこの際措いておくとして、単純に地位を利用して ”準指導員” の肩書きが欲しかっただけなのでしょう。

各県連が独自に認定した ”準指導員” 資格を持った人達の次のステップは ”全日本スキー連盟公認指導員” であり、この検定会は全国の準指導員が一同に会して行われる為に、実技に関しては嫌でもその実力が衆目に晒されます。
”準”が付くとは言え、曲がりなりにも指導資格を持った人間には、指導する上で対象者の技術的欠点を見抜ける力がある?(ー_-;筈なので、当然其処に集まった受検者達の技術レベル位は判断出来る訳。

”指導員” はその要素の一つとして、スキーの基本を技術的に正しく示せるだけの技量があれば十分であり、観る者を驚かせる様なパフォーマンスは無用ですが、さはさりながら、たどたどしさの無い身のこなし位は必要でしょう。

その点で、大昔奥利根スキー場での指導員検定会に参加した折の光景は目を疑うものでした。
技術的に正しく示せるだけの技量も、たどたどしさの無い身のこなしも不十分だと思われる準指導員が沢山目に付いたからで、以前も書いた様に、八方SSの検定を例にあげれば、2級合格未満のスキーヤが何故準指??と疑問に思ったものですが、こういうニュースを目にすると、あの当時の謎も解けると言うもの。
それでも、愛知県スキー連盟役員の8人に比べたら、指導員検定に挑戦した彼らの勇気は賞賛されて然るべき(^^)。

こんなことは今に始まった訳では無く、スポーツ団体には避けられない病気なでしょう。
つい最近までテレビメディアにネタを提供していた体操業界では、副会長夫婦が、今回のパワハラ問題について、いみじくも権力闘争がその原因だとゲロしていました。
張本人が仰るんだからそうなんでしょうけれども、例えそうであっても並みの脳みそをお持ちの方なら、其処までは言及しないと思うと、哀れみさえ覚えます。

ボクシングもバスケもその他モロモロのスポーツも推して知るべしだし、資格や肩書きに留まらず権力至上主義がどんな団体にも蔓延っているとなれば、スポーツの意義さえ怪しくもなると言うもの。

にも関わらず、オリンピック絶対正義の下ではどんなスポーツでも正義となり得る訳で、その正義を仕切るお上が文科省。

文科省と言えば学術政策局長が、自分の権限を利用して東京医科大学を支援事業の対象校に選ぶ見返りに、自分の息子を裏口入学させたことで二度三度と脚光を浴びていますが、天下り斡旋業よりも有名になった貧困調査と称する少女買春の前事務次官に次いで、現事務次官も辞任した模様ですから、日本の土台を支えるべき教育機関は致命的に病んでいるのかも知れませんね。

このことで、文科省官僚の学校に関する許認可や補助金の裁量権が如何に大きいかを窺い知ることが出来た訳ですが、その許認可や補助金を得たい人々が持ってくるゲイン(天下りとか接待とか裏口入学等々)の魅力に負けてしまう官僚が存在していた事実から、これまでがどうだったか、他には無いのかも、少し想像力を働かせれば分ります。

一般的に肩書きは権力に近付く上で欠くべからざるアイテムになるので、下部組織のスポーツ団体も同様に腐っていくのはむべなるかなってところ。
しかし、どんなに立派な肩書きを持っていても、スキーの場合、自然の中で困難な状況に直面した時には、真の実力以外何の役にも立たないのは明白。
それでも愛知県連の役員はその肩書きが欲しかった訳ですから、もうないおかいわんや。


話は違いますが、先日の北海道地震では電源が全部落ちたと言うニュースがありました。
北海道をツーリングしていると至る所にダムがあって、見た事があるだけでも十勝ダム、大雪ダム、定山渓ダム、金山ダム、二風谷ダム、シュウパロダム、岩尾内ダム、朝里ダム、鹿の子ダム、中別ダム、芦別ダム、平取ダム、桂沢ダム、愛別ダム、沼田ダム、青山ダム、雨竜第一ダム、糠平ダム・・・・・等々、これだけでも流域の自然も人の文化も大きく損なっていているのでは?と、通る度に少なからず胸を痛めています。

但し、その投資と自然破壊に見合うだけの電力はてっきり確保されていると思っていたのですが、これらを含めて全部で200を超えるダムがあるというのに、北海道の電力の殆ど全てが火力発電だったことを始めて知り、大いに衝撃を受けています。


最近シュウパロ湖に水没した国道452号線と大夕張地域(今年6月)。
最盛期は2万人を越えていた炭鉱の町がこの橋の下にありました。

近年急激に風力発電やソーラーパネルが目に付くようになりましたが、それでもこれらのダムが仮に発電機能を備えていたとしたら、とても敵う相手では無いでしょうに。
そう考えると、泊原発を稼動させない不可解さと共に、素人目には殆ど無駄とも思える治水利水目的とされるダムの本当の目的が何だったのかが、文科省のシステムや不祥事を通じて見えてきた様な気がしています。


余談
白鳳は相変わらず下品な張り差し相撲で絶好調だし、横審もなめられたもんでやんす。

2018/08/12
甥っ子スポーツカー購入

私に影響された訳では無いと思いますが、大学生時代にモーターサイクルに乗り始めた甥は、今年で15年位になるベテランライダーです。
一台目のCB400SFは学生時代の北海道ツーリングの折、事故で廃車になってしまいましたが、二台目のCB400SFは、現在28万キロ!!(><;も走っていて、その走行距離も凄いですが、本当に凄いのはキャンプツーリングの能力と、それに伴って磨かれた感性と写真技術。

そんな甥がコレマタ私に影響されたのかはどうかは不明ですが、スポーツカーを購入してしまいました。
3年間倹約生活を続けて資金を貯め、今春めでたく納車に漕ぎ着けたそうですが、私の30年に比べればまだまだか(^^)。どうせなら次回は30年掛けてマクラーレンかフェラーリお願いします(^_^)。

ってな訳で目出度く納車されたスポーツカーに早速乗せてもらい、インプレッションをリクエストされたので少々感想をば・・・・。
購入と言うリスクを冒さないくせに、ヒョータクレの様に、他人の趣味を云々することには実に抵抗がある・・・と言うか忸怩たる思いがあるので、なかなかUP出来ないでいましたが、顰蹙覚悟で書いてみましたm(--)m。


私のエリーゼ(左)と甥っ子のS660(右)


保険の関係から私は運転出来ないそうなので、甥っ子の運転するS660のパセンジャーシートでの感想となり、いきおいエリーゼとの比較になります。

長短含めて印象に残っている順に感想を述べてみます。
好みの問題でもあり、個人的な見解になりますので、既にオーナーの方には腹立たしい表現もあるかと思いますが、率直なところを・・・・・(^_^;

何しろ狭い!・・・リラックスした姿勢を採るとヘッドクリアランスが絶望的に足りないので、ロールバー?に頭部が当り、このままではとても快適にドライブは出来ないので、シートバックを起こして直角定規状態にするか、又はシートスライドを前に出し、膝を曲げて座るかのどちらかを選ぶことになります(短足の身長175cm談)。
運転席は標準より2cm座面が下げられていることもあり、不都合は無し。

一旦座ると内装の造りの良さに感心、軽トラと比較してもトホホなエリーゼは、良く言えばスパルタンで走りに徹している一方、S660は至れり尽くせりの快適さと言う意味では乗用車的。

車名から窺う限り、S600をオマージュしている節があるにも関わらず、エクステリアはフィットを初めとする最近のホンダデザインコンセプトを踏襲していて、新鮮味もオリジナリティーも全く無し。
安全基準の関係でデザインが制限されているのかどうかは知りませんが、それならせめてメーターパネル位S600のフルコピーでも良かったのでは?。

シフトレバーのストロークやタッチや剛性感は、S600のカチカチッとした「これ以上何を望む?」的なタッチには及ばないものの、節度の無いエリーゼより遥かに秀逸。

話が前後しますが、乗降性は思ったより良好で、車高の低いスポーツカーにしては屋根と幅広サイドシルの隙間に滑り込む様な乗り方を強いられるエリーゼに比べれば、サイドシルが低く狭い分遥かにマシ。

エリーゼはドライビングシートが思いっきり中央寄りにセットされている関係から、パセンジャーシートに人が座ると100%肩が触れ合ってしまうので、男は乗せたくないと思わせるのに対し、S660は必要十分な間隔が確保されています。

乗り心地もスポーツカーにしては良好で、ハーシュネスはガツンと来るエリーゼに比べればまろやかで、全く問題ないレベルです。

甥の運転なのでハンドリングに関してはコメント出来ませんが、横に座っているだけでも回頭性がクイックで、普通の車では味わい難いレベルの横Gを感じることが出来ます。この辺りは流石にスポーツカーの名に恥じないもの。

オープンカーの剛性云々はあまり意味が無いかも知れませんが、エリーゼに比べると体感的には剛性感は低いので、気になる人は居るカモ。

暑い季節の試乗でもあり、いきおいエアコンの能力が試された訳ですが、エリーゼなんか・・・・敢えて「なんか」と言いたくなる・・・・比較にならない程快適で、これには流石に脱毛脱帽。
走行中のエリーゼはギシギシゴトゴト五月蝿いのに対し、S660は静か。スポーツカーなのに快適性が全く犠牲になっていないのは今時の車ならは当然か?。

加速感はターボ付きではあっても、やはり660ccエンジンのもので、1800ccのロングストロークで息の長い加速をするエリーゼに比べるとかなり物足りなさはあります。

エンジンはマウント位置が高過ぎなのでは?・・・・と言うか、エンジン/ミッション/補機類が異様にノッポで、数段重ねの重箱みたいになっていて、それに因ってコーナリング性能のいくらかは影響を受けているだろうことは素人目にも明らかです。
その為か後方視界がエリーゼより悪くなっているのは全く解せない部分。

この重箱スタイルのエンジンは、マンマキシ/マシンミニマム?のコンセプトから、エンジンルームの前後長を短くする為に、上下方向に伸ばした?NBOXのエンジンを流用しているので仕方ないのかも知れませんが、それにしてもこれによってS660の最大の欠点だと思われる後方視界の悪さが決定的になり、安全性がスポイルされているのは大きな問題。
そのせいで、甥っ子の車にはリヤカメラやサイドカメラが付いていて、ダッシュボード周辺はナビからドラレコからモニターだらけになっています。

そのエンジン形状から、エンジン後方のオーバーハング部分にはスペースが生まれていて、工夫次第ではそれなりの荷物室に出来、色んな意味で便利に使える可能性があるのに、それを放置しているのは設計者の怠慢か?・・・・・。
エリーゼはその辺りをキッチリ処理していて、有効な荷物室が確保されています。

どうせ作るんだったらS600同様FRレイアウトで、4気筒DOHC4バルブエンジンをS用に専用開発し、45度傾斜搭載してボンネット高を思いっ切り低くする位の勢いでやって欲しかったし、もし不可能ならモーターサイクルエンジンをアレンジして搭載する手もあったのでは?。
結果的に荷物室も後方視界もシフトフィールも一気に解決するし、FRレイアウトなら低リスクでいろんなハンドリングを愉しめる筈。

痺れる様な機能美と造形美だった初代S600のエンジンは、それだけでもこの車を所有する意味があったし、Sを名乗るからにはノーマルアスピレーションで64PS/9000rpm位をブチかましてくれるのがホンダマンの心意気と言うもの(^_^;。
外観はスポーツカーの格好をしていても、ボンネットを開けた時のトホホな景色は、コスト最優先の間に合わせ感全開で、一気に気分が萎えるレベル。
ついでに言うと、スポーツカーのエンジンなのにヘッドカバーがプラスチック製ってのもなんだかな~と思うし、流用するならせめてヘッドカバー位アルミ製の結晶塗装を施したものにする位の気遣いは必要なのでは?。

十数年前、新型S600を開発中との話をホンダディーラーで耳にした時は、FRのS600を現代風にアレンジしたものを作ってくれたら即購入!しようと思っていただけに、その後なかなか発売されない新型S600に痺れを切らし、エリーゼ購入に踏み切った次第。
そんな訳で、「上から言われたのでスポーツカーみたいなものを作ってみました」的な印象しかないので、つい辛口になってしまいましたが、悪意は無いので念の為(^^)。



結論!(^_^)
はっきり言ってS660は「ビート」と命名するべきで、かつてS600に乗っていた身としては、とてもS600をオマージュしたとは思えないし、営業はもとより、現在のホンダデザイナーやエンジニアの「車好き?」の程度が窺い知れ、肝心要のエンジンが実用車の流用だなんて・・・・宗一郎さんが見たら何と言うか。

デザインセンスもエンジンも、マツダの新型ロードスターに比べると、やる気度と言うか本気度と言うか、残念ながらスポーツカーに対する思い入れの差は歴然。

但し、キビキビと走り、乗り心地はもとより空調も快適なので、車としての完成度はかなり高いものと思われます。
特筆すべきは、試乗中の平均燃費が25Km/Lを超えていたこと!で、加えて使用ガソリンがレギュラーでもあり、エコカーとして見れば極めて優秀です。
ガツガツ走るよりむしろエコランを愉しんだ方が面白い車なのカモ。

ちなみに甥っ子のホームページはこちらです。



おもてなしリスト?(^_^)
2018/08/04

今話題沸騰の日本ボクシング連盟ですが、会長を接待する際のマニュアルには笑えました。
と言うのも、随分昔に似たようなお達しが配られ、嫌々ながら従ったことを思い出したからです。

40年以上前、アルピーヌの前身である岳明館の時代、修学旅行(分宿)を何校か受け入れていたのですが、本部の宿から、先生の打ち合わせ時につまみと飲み物をお出しするようにと、その内容が書面で各宿に配られていました(現在は知りません)。

打ち合わせとは勿論飲み会のことであり、そのおもてなしが当然だと思っていた教師がどれ程居たのかは知りませんが、ある年の暮れに日○交○公○仕切りで、ある高校のスキー教室を受け入れることになり、その下見に先生5~6人が2泊でお見えになったことがありました。・・・・忘れられない出来事だったので今でも良く覚えていますが、このことは以前書いたことがあったカモ?(ー_-;。

名刺を出されてビールを注文されたので、ん?・・・何で名刺?・・・・と、この時忖度出来なかった私は(^^)、お帰りの際宿泊料もビール代もキッチリ頂いたのですが、それがどうやら彼らの常識とは違っていて気分を害されたようで、彼らが帰った後早速、日○交○公○の担当者から、先生から「サービスが悪いから値引きさせろ」とクレームがあったので、値引きして欲しい旨の申し出がありました。

30名2泊程度のスキー教室に5~6名の下見、それも2泊も必要だとはとても思えなかったこともあり、それは出来ないし、サービスが悪いと感じたのも下見の成果?なので、それだったら他の宿へどうぞと申し上げたところ、凄い剣幕でお怒りになりキャンセルされました。

しかし、当時はスキーブーム真っ盛りであり、しかも暮れの宿泊なので結局何処の宿も満杯になっていたらしく、再び私共に「さっきのキャンセルは無かったことにして欲しい」との電話がありました。
「それは出来ない」と断って電話を切ることが数回続くと、初めは高圧的な態度だった担当者が終には泣き出してしまい、この泣き落とし戦術に負けて、結局最初に約束した金額でお受けすることになりました。

立場が弱いと見るや無理難題をふっかけるエージェントのお陰で、この周辺に限っても一体どれ程の同業者が破綻していったかは推して知るべし。勿論経営者に問題はあったにしてもです。

以前旅館再生請負人と称する男が MHKの ”プロフェッショナル仕事の流儀” に登場したことがありました。
再生請負人となっているので、業績を好転させ困っている経営者を助ける仕事だと思っていたらそうでは無く、破綻した施設を二束三文で買い叩き、それも元々好条件な立地に高品質な建築の旅館ホテルにしか手を出さないから、やることと言ったらソフト面を充実させるだけなので、高額料金でも人気は得られて当然と言うもの。

宿の経費の殆どは建築に纏わるものであり、利益の大半は長い期間に亘り借入金の返済に充てられる訳で、この初期投資である施設建設に掛かる費用がタダ同然となれば、建築物に対する拘りなりコンセプトさえ問わなければ、誰でもそこそこの経営は出来るし、撤退時のリスクも避けられるって訳で、後は人間としての節操の問題。

ハイエナみたいな商売でも、再生請負人として天下のMHKに取り上げさせる位なので、抜け目が無いというか目先が利くと言うか、エポックメイキングに仕立て易いと言う意味では、こういう人間がもてはやされる時代なのカモ。
実際ベラボーな宿泊料でも賑わっているみたいですからたいしたものです。


話を元に戻すと、下見の先生ですらこのザマですから、高体連が競技団体の会長をお迎えするにあたっては、今回のメディアのネタ程度のことがあっても不思議では無いし、多少の違いこそあれ、どこの団体でも行われているのでは?

スキー教室の参加費は事前に決められ、生徒からは既に徴収されている筈なので、仮に私が値引きに応じたとしたら、その分は生徒さんに返還されるのでしょうか?(^^;・・・・・んなことは100%無いだろうと考えるのが普通の感覚、ンヂャー誰のトコ?・・・・情けないことに世の中万事がこんな感じですか(-_-#

以来エージェントとは一切の関係を絶って今日に至っていますが、何れにしてもメディアを通じて文科省の不祥事が明らかになりつつある昨今、その関係下部組織の人間が腐っていくのはむべなるかなってところです。
下部組織には勿論スキー連盟も含まれている訳で、あのろくでもない教程を捏造した男に対する忖度は、欺術選等傍で見ていてもヘドが出る位なもの、内容はボクシング連盟の奈良判定や会長云々と大同小異(-_-)。

宿屋はエージェントをヨイショ、エージェントは先生をヨイショ、先生は校長をヨイショ、校長は・・・・・ってな訳で、久々に昔のことを懐かしく思い出した次第です。

勿論こんな方々ばかりでは無いことを信じてはいますが・・・・・・。




方なく突っ込みます(^^;
2018/07/31

前回スキーグラフィックについて、「殆ど漫才のネタ帳状態なので、突っ込みは止めることにしました」と書きましたが、毒者の方々からスキー技術選手権大会で「大き目の「小回り」が成立する理由」を知りたいとのリクエストが多々ありましたので、仕方なく怪説の解説?します(-_-;。

「○山○斗が解説!」とあるので、その理由は7月号を読めば分る?(^^;筈ですが、この手の記事は大抵ナンセンスなので、結局何のこっちゃか分らず仕舞いが相場ですが、一言で言えば・・・・・・「ルールブックが無いから」に尽きます。

ルールブックの無い競技?が存在すること自体不可解なのはこの際措いておくとして、ルールブックがあれば、例えば大回りは定められた斜面で、「左右3ターンづつ6ターン、プレターン含まず」とか、小回りは「30ターン±2ターン」とか決めておけば何の問題も無いのに、そんな簡単なことも出来ない(敢えてしない?)のは、得点のさじ加減がし難くなるからなのでしょう?。

医大の入試でさえ得点操作しているみたいですから、こんなマイナーカテゴリーなんか推して知るべし・・・・って言うか、何処のスポーツ団体でも権威主義的独裁体制が出来上がるのは必然なので、ボクシングはじめ昨今の報道を見聞きするまでも無く、この手の不祥事は付きものだし、それがなかなか表に出ないのは、それらと利害関係で繋がっているマスメディアの成せる業。

スキー専門誌を謳いながら、冬季五輪の記事も見当たらない様な編集内容の雑誌が、果たしてスキースポーツを語る資格があるのか否かの判断は毒者諸氏にお任せするとして、常識的に考えれば、日本はもとより世界のスキーレースに関わるモロモロについて、記事を書ける様な造詣の深い記者が居ないと言うことでしょう。
その点では、良きにつけ悪しきにつけ志賀仁郎氏の様なスキージャーナリストの存在は貴重だったと思います。

スキーグラフィックがヒラマサ五輪の報道をしないのは、アスリートそっちのけで、ドップリ商業主義浸かっているオリンピックファミリーと、2020東京五輪の競技日程を問題視しないテレビメディアに対するささやかな抵抗なのかも知れませんが、もしそうであればリッパ・・・・・左翼系メディア得意の報道しない自由を真似たのか?・・・・ンな訳無いか?(^_^)。

閑話休題
其処に掲載される手を変え品を変え毎号毎号ブチカマされる「上達に繋がる最新テクニック」類のコンテンツに信憑性があるとはとても思えないし、それに因って「上達したな~~~~(^_^)/」としみじみ実感したスキーヤーがいったいどれ程居るのかも知りませんが、万が一「加速するロングターン」「ターンスピードを生む4つのポイント」を習得出来たとなれば、恐らくレデツカ選手を凌ぐアルペンレーサーが出現してもおかしくは無い筈ですね。





スキーと落
2018/07/20


ヒラマサ五輪が終わって半年が過ぎようとしています。
オリンピック精神・・・・・・・んなものがあるとしたら、これまでのどの大会より希薄だったのではないかと思っていますが、そう感じたのも、テレビメディアの報道ときたらスポーツイベントそっちのけで政治ショーに奔ったり、はたしてこれがスポーツと呼べるのか?と思う様なエンタテイメント色の強い新種目が追加されたり、会場そのもののムリクリ感が強過ぎて、例えばアルペンレースはもとより、降雪機のみで造られたクロスカントリコースでは、付近を走る車が巻き上げる砂埃がコースに落ちて、先頭引きの選手は滑走性が極端に低下した板に難儀する始末(白馬村関係者談)。

殆ど自然降雪が望めず、競技運営上劣悪(人口降雪とコース造成維持管理に掛かる莫大な費用とエネルギーが必要)な環境で、果たして冬季五輪を行う必然性はあったのだろうか?と。

そんな中、事件とも言うべき衝撃的な出来事がありました。
このこと一つ取っただけでヒラマサ五輪が記憶に残る大会になった(個人的に^^)のは、本来スノーボードの選手として認識され、実際好成績を収めているチェコのエステル・レデツカ選手が、スキーアルペンレースのスーパーGで、コースコンディションが悪化した26番スタートにもかかわらず、それまでトップだったアナ・ファイト選手のタイムを0.01秒短縮して金メダルをゲットし、本業のスノーボードパラレル大回転でも順当に金メダルを獲得したことです。

そんな訳で、この前代未聞のスーパーレディーを生み出した国がどんな所か観てみたい欲求が猛烈に沸いてきて、たまたま旅行会社に勤めていた娘に頼んでチェコ旅行をアレンジしてもらい、4月にレデツカ選手の住んでいるプラハを中心に近隣の国を観光してきました。

チェコの印象は、ついでに観光した世界遺産を巡る道中の景色から見る限り、山らしきものは全く見えず、



大半が平地かなだらかな丘陵地帯で出来ていて、 一応スキー場はあるみたいですが、とても王道のアルペンスキーとアルペンスノーボードの両方で金メダルを獲得する選手を輩出出来るような国では無いと思ったのが正直な感想。

レデツカ選手が自国のスキー場で練習していたのか、あるいは他国で練習していたのかは知る由もありませんが、大抵の有名選手はスキー場のある田舎育ちが相場なのに、プラハの都会に居住しているにもかかわらず、とにかく凄いアスリートが居たものです。

世界遺産「チェスキークルムロフ」1


「チェスキークルムロフ」2


ザハリアーシュ広場が有名なテルチ この旅行は会社を退職した娘がエスコートしてくれました。

ともあれ、この一件でヒラマサ五輪は私にとって忘れられないものとなった訳ですが、このニュースが日本のスキー専門誌で取り上げられるのを楽しみにしていたところ、スキージャーナル亡き後、日本で唯一のスキー専門誌となったスキーG誌は、アルペンスキー界を揺るがす様な大事件が起きたにもかかわらず、1~8月号の見出しや目次を見る限り、レデツカ選手はおろか、ヒラマサ五輪関係の記事は一切無いと言うコレマタ驚きの事態。

信じ難いことにヒラマサには取材に行かなかったんでしょう・・・・・って言うか、そもそも編集者の中にスキー好きは居ないのかも知れませんね。

以下SG広告サイトから抜粋

1月号 雪王○○が提案するシングルタスクは「外腰」
     この冬は一点集中で効率上達
     第1回全日本ジュニアスキー技術選」小学生編

2月号 ○○ 魅せる技

3月号 二人の技術選チャンプによるハイパーレッスン

4月号 腹筋で滑りは強くなる
     近代的スキー術 上達に繋がる最新テクニック

5月号 技術選 ここから始まる物語
     プライズ検定合格マニュアル

6月号 ○○が見抜いたターンスピードを生む4つのポイント
     山○卓○改造計画vol2

7月号 ニューモデルを乗りたおせ!!
     スキー技術選手権大会 ○山○斗が解説! 
大き目の「小回り」が成立する理由 

8月号 今こそ原点に立ち返ろう リッチーベルガーのオーストリースキー
     ○○の加速するロングターン


突っ込み所満載・・・・・と言うか、殆ど漫才のネタ帳状態なので、突っ込みは止めることにしました(^ー^;が、日本のスキー最高峰は「技術選」と言う編集方針だけは理解出来ます。
それはEとして、一応スキーの専門???、それも月刊誌がこの有様では、日本のスキーもお先真っ暗な感じはします。

レデツカ選手が噺家の三代目古今亭志ん朝師匠だとしたら、五輪の取材もせず、技術選云々でお茶を濁しているSG誌は、さしずめ民放各局のトーク番組やバラエティー番組とそれに出演する雛壇芸人ってところか?。

志ん朝師匠の噺の滑らかさと言ったら、レデツカ選手はもとより、アクセルスピンダル選手の暴れの無いスキー板の様で、話芸が凄過ぎて噺に聴き入ってしまい、笑うのも忘れる始末。

イロっぽい噺も下品にならず、面白いには違いは無いにしても、毒舌を売りにしていた某噺家の様に、眉をひそめる様な下ネタとは無縁と言うところも好感が持てます。

上方落語はあまり聴かないので分りませんが、江戸落語に限って言えば、数多い噺家の中で、過去も含め三代目古今亭志ん朝はダントツの天才だと思っています。

落語の「明烏」、一度動画サイトで聴き比べて頂きたいのですが、志ん朝師匠がレデツカ選手だとしたら、例えば6代目三遊亭圓楽はさしずめプライズ検定合格マニュアルを読んでいるSAJの1~2級クラス。

状況がアリアリと瞼に浮かぶ志ん朝の噺に対し、圓楽は台本を読んでいるだけに感じてしまう程の違い。
5代目圓楽には程遠いし、芸風から言っても多分その域には達しないのでは?と思われますが、それでも噺家として食べて行けるレベルにあると言う意味では、技術選上位入賞者と同じか?(^-^;.。

レデツカ選手の滑りが、それまでの選手と明らかに違うことに気付かない解説者のレベルからして、SAJのアルペン部門は何をしていた?ってことは、この際措いておくとして、スキー普及の大看板だった筈の技術選の記事が、スキー誌の大半を占めている昨今にもかかわらず、日本人のスキー人口が減り続けている現状を理解していれば、このイベントにスキー普及の力など全く無いこと位、余程のボンクラでない限り気が付くでしょうに。

アスリートそっちのけで商業主義に奔っていて、2020東京では選手の健康や生命が危惧される信じ難い競技日程の五輪でも、日本人選手がメダルを獲るとなれば、一気にそのスポーツが脚光を浴びる現実はある訳で、その意味からも今SAJが成すべきはアルペンレース・・・それもスピード系のメダリスト輩出。

スキー環境だけで言ったらチェコに比べ遥かに恵まれている日本だけに、○゛カ丸出しと言うより、世も末と言うより、開いた口がふさがらない「全日本ジュニアスキー技術選」小学生編なんかやって雛壇芸人増やしている暇があったら、三代目古今亭志ん朝の様に、本格的な噺で勝負して欲しいものです。





術選
2018/04/19

某術選については過去に腐るほど書いてきましたが、もう一度おさらいしておくと、参加者達の99%位はS○J公認指導員な訳で、彼らの役割は例えて言えば小学校の先生の様なもの。
様々な教科を受け持つ中で、初めて勉強と言う行為に接する児童達に、如何にして興味を持たせ知的好奇心を刺激することが出来るかが最大の腕の見せ所。

スキー指導員も同じで、本来の仕事はスキースポーツが如何に愉しく且つ魅力的であり、人生に於いて嗜むべき価値があるかということを、多くの人に知らしめること。

既に誰かが提唱しているロジックかも知れないけれども、知的好奇心とは知識の空白を知りそれを埋めていく作業だとすれば、それは連鎖的に広がっていて、導入部分で間違いさえ起こさなければ興味は持続する筈だし、例え僅かではあっても技術向上の実感は、更なる知的好奇心を刺激してより深み(高み)へと誘ってくれる筈、つまりアルペンレースにもエキストリーム系にも繋がっていると言うこと。

ところが、今日逝く本部が指導員研修会で毎年でっち上げる「今シーズンの研修会テーマ」は、知的好奇心の連鎖を断ち切るばかりで、それが特に酷かったのが失われた10年(本当は17年位?)と言われるパラダイムシフトだのイノベーションだのの時代。

バッジをはじめとする検定システムがスキーヤーのインセンティブになり得ることは確かだとしても、肩書き大事な資格保持者達にとって、「研修会テーマ」を逸早く知り語ることは指導現場に於けるステータスであり、従って過去との技術的整合性や不連続性について気にすることも疑問を持つことも無いまま、行き着く先が先生方の自慢大会にカテゴライズされた某術選(ルールブック無し)では、日本のスキーが世界に伍して行ける筈が無いことくらい推して知るべし・・・・。

ヒラマサ五輪アルペン種目の惨状がそれを如実に物語っています。




国会小感
2018/04/02


昨今喧しい加計学園や森友問題の国会質疑や合同ヒアリング等を見聞きして理解し始めていることは、政治家は官僚の仕事と言うか仕組みと言うか、要するに彼らのやっていること全般に関し、一切の口出しはまかりならんてことらしく、ちょこっと口出しした瞬間に行政を歪めたとして糾弾される立場なんだと理解するに至りました。
んぢゃー政治家の仕事ってナニ??(^_^;

しかし不可解なのは、殆ど飼い殺し的立場にもかかわらず、前回の総選挙のドタバタからも、当選する為なら土下座なんか当たり前の、まさになりふり構わぬ野党議員の醜態は記憶に新しいところですが、そうまでしてなりたい国会議員ってのはいったいどんな魅力があるんでしょうね。

選挙によって選ばれ、国民の負託を受けた国会議員は、良い法律?(^^)を作ることによって国民の生活をいろんな意味で安全で豊にすることが仕事だと思いますが、「皆さま(国民)の声を国政に反映させます」ってな甘言とは裏腹に、実際は民主主義の体裁上必要な職種なだけで、現実は官僚支配を磐石なものにする為に、彼らが作った法案を通す手続きをしてやるだけの様な感じがしてきました。

それが必ずしも悪いことだとは思いませんが、法律改正や新たな特殊法人設立で、増え続ける業界関係の各種報告義務化(有料も)は、小規模の宿にとっては金銭的にも精神的にも、大いに負担となります。

国会の質疑で国会議員が質問席に立つ為には、自ら質問したい内容をまとめた質問主意書を作り、予め議長に提出して承認を得るというシステムらしいのですが、貴重な時間(一日3億円?)を無駄無く使い、スムーズな質疑応答の為には仕方ないのかも知れません。

それは良しとしても、先日の国会質疑で青山繁晴参議院議員の指摘は衝撃的でした。
青山氏によると与党の場合、質問者は驚くべきことに予め官僚の作った質問主意書に沿って質問し、政府関係者はこれまた官僚の作った答弁書に従って答弁すると言う、実に有権者をナメた茶番システムだというのが分ったのと同時に、そう言われてみると、これはつまり社会党が野党第一党の55年体制時代も、実は彼らの質問主意書も与党と同様のシステムだったのではないか?と勘繰ってしまう訳で・・・・・・。

うすうす怪しいとは感じてはいたものの、恥ずかしながら70歳を前にして55年体制の料亭政治とは一体何だったのかを、遅まきながら理解し始めた次第です。

と言うのも、「政治主導」と息巻いていた一見民主党グループ(正直良く分らない^^;)を初めとする野党は、加計学園云々の時は政治が行政を歪めたとして官僚側を全力で擁護していたし、今回の公文書改ざん問題でも、佐川氏を証人喚問したまでは良いものの、はなっから安倍首相夫人が改ざんの主犯(原因)であり、実行犯の官僚側に責任は無いと決め付けた上での喚問では、改ざんの真相なんか解明出来る筈も無いこと位、トーシロのGさんにだって分ります。

今回の問題で、政府に対する野党の言い草をストレートに解釈するなら、政府のみならず自ら政治家の存在意義を否定しているだけの様な感じがしてきました。

野党グループは真相究明をするつもりも、またその能力も持ち合わせていないのは明白でしたが、本来の狙いだったテレビメディアを通じて、国民に対し安倍政権のマイナスイメージを印象付けることには成功したと思います。

質疑がヒートアップするのは仕方ないにしても、自由党の若手議員の言葉使いには、本当に気分が悪くなりました。
曲がりなりにも国会議員たるもの、例え敵対する相手だとしても、長幼の序位は心得ておくべきであり、国会議員以前に社会人として備えておくべき知的レベルさえ満たしていないのでは?と思った次第。

政権を取る気も無く、ましてや世界に伍して日本をハンドリングしていく覚悟も能力も無く、面従腹背と言って憚らない売春バー常連元文部科学省事務次官天下りの元締め男を持ち上げる野党の内閣総辞職要求は、ただ虚しいだけで、もっとマシな議員は居ないものかとつくづく脱力する今日この頃。
野党だけでなく、与党議員だって大半は同じようなものカモ、

今回の問題では財務省の関係者が自ら命を絶っていると言うのに、テレビのワイドショーではあっちの局もこっちの局も、よくもまーこれだけ集めたもんだと感心する位の、浅近タレント連中によるゴミコメントによって、しばしばスタジオが笑いに包まれる状況が見受けられます。
彼らにもし良識があるのなら、それは極めて由々しき事態であると理解して欲しいのですが、それを彼らに求めるのは無理だとしても、テレビメディアをはじめとするマスゴミの偏向報道は限度を超えていると激しく思ってしまいます。

政権の足を引っ張るだけの野党やメディアは、スキー業界の足を引っ張り続けているS○J今日逝く本部とその太鼓持ちだった○J誌や○G誌とダブって見えますが、来年はその構成員である山本某や福島某森某子タマキんや辻本某福山某郎並みの、とても上手な一流指導員様達が登場する某術選が、再び八方尾根に帰って来られると言う話を聞いて愕然とした次第。
ここ2年位?、板を二台担いで歩く○゛カ面連中を見なくてすむ平和なシーズンが続いて清々していたのに、厭な話を聞いて今から気分が滅入ってしまいます。



連日のスキー行き
2018/03/16

RS大会まではヘッドの195cmオンリーで練習していたのですが、その大会がキャンセルになってからは、もっぱらストックリの170cmを使っています。
サイドカットのrが14.9mとモロカービング仕様なので、3月の軟らかい雪では超簡単にターンが出来、割とズボラな操作でもいろんな意味で辻褄が合います(^^;。

勿論信仰に反したご法度のカービングターンなんかも簡単に出来る訳で、余程注意していないと教えに背くことになり、実際何度かそんな事態が起きてしまいました(^_^;。
しかし、何と言っても軽いので持ち運びが楽なのがあり難いナ~と、うっかり思うようになってしまったことに愕然とする今日この頃(-_-;。

そんな訳でここ数日友人達の乱入が相次いでいて、楽しいスキーをしています。
11日は午前中お天気が良くて山も見えていました。

グラートリフト終点にて。
何回かご一緒したつもりでいた増見さんとは初めてでしたが、大畠さん増田さん御夫妻と遊んで頂いたのは一昨年以来。指導員だったり手練の方々なので楽しさも格別。

12日は倉本さんと栂池。

鐘の鳴る丘で鐘を鳴らす倉本さん

鐘の鳴る丘の超長い超緩斜面を、隅から隅まで滑ろうと思ってゲレンデ最下端まで滑り切ったら、其処にリフトの無いことが分って愕然(>_<;。
あらセブンティーのGさん二人は、泣く泣く板を担いでシュプールチェック開始。
この時点で体力の半分は使った感じ(^^;

画面中央に見える橋の近くまで「ゼッコーチョー」ってな気分で滑って行き、汗だくで此処まで戻ってきたところ。
栂池は緩いと言うより優しい斜度が多くて整備も行き届いているので、年配者やカーバー?(^^)には向いていると思いますが、やはり八方を滑り慣れている身とすれば、全力を出し切る必要の無い物足りなさはあります。
そして一つ注文つけるとしたら、「この先リフトありません」位の、目立つ案内が必要かと。


栂の森は冷えていてシーズン真っ只中の様なコンディションだったので、此処で数回滑って下山。
下部はグサグサになっていたので、上部で遊んでいたのは正解。

14日はヤマハスキーチーム時代の先輩棚村さん達と。

昨年もご一緒したメンバー。

スキーの楽しさは天気の良さと正比例していることをつくづく実感した三日間でした。





財務省動揺同様、何回か改ざん書き換えすることがあります(^^;

テレビ報道の違和感
2018/03/14


野党6党の財務省合同ヒアリングの様子をテレビでやっていました。
編集された一部分を見せられただけなので、これだけで真実がどうなのかは知る由もありませんが、印象とすればヒアリングの名を借りた吊るし上げ大会の様相を呈していて、事実の解明と言うより官僚に対する野党6党のストレス発散が目的なのでは?と思った程。

森某子や小西某を筆頭とした質問者達の言動や態度は、国会議員以前に人間としてドーなの?レベル。
はなっから財務省を犯罪者扱いしていて、例えその答弁が腑に落ちないものだったとしても、国民の負託を受けた議員なら言葉遣いには充分注意するべきなのでは?と感じました。

野党のそれがどんなに正論だとしても、又かつてパンシャブ接待が問題になった財務省(当時大蔵省)や会計検査院にとんでもない非があったとしても、曲がりなりにも国の収支とその決算の検査を担っていて、絶対に間違いを犯さない・・・・だから非を認めないし謝罪もしない・・・・とされている彼らに対する敬意が欠けているという点では、聴いていてとても不愉快になった次第。

質問者の誰かが「内閣総辞職しかない」と喚いていたので、何が何でも安倍総理夫人が森友学園の用地取得に関わっていたことにしたいのは自明だし、実際国有地売却に当たって財務省が忖度したのは事実でしょう。

改ざんは問題でも、忖度についてはだからナニ?ってレベルにもかかわらず、まるで鬼の首でも獲った様な態度でいながら、支持率0%の政党を含む野党が本気で政権を獲る気になっているとはとても思えない訳で、かかる日に、テレビのニュースや情報番組では、何処のチャンネルでも安倍総理夫人と森友を関連付けようとの思惑がミエミエで、そうした印象操作や情報操作に躍起になっているメディアや野党は、いったいこの国をどうしたいのか、そちらの本音こそ知りたいところです。

”市民”と呼ばれる人々が、それなりにコストが掛かっているだろう立派なプラカードを掲げて「安倍退陣」デモを行っているこのご時勢、とりあえず政権が倒れて喜ぶのは、常識的には某国や某国や某国しか無いでしょうね。

最近白人に代わって某国人が幅を利かせ始めている白馬村の状況を目にするにつけ、少なくとも日本人が肩身の狭い思いで暮らさなくてはならない様な村や国にだけはなって欲しくないと願うばかり。
大相撲では、某横綱が足の親指に違和感があるとのことで春場所を休場していますが、それを言うなら大相撲の歴史において前代未聞の行動をとった彼が未だ横綱であることの方に違和感があるし、テレビ報道や野党の行動にも大いに違和感がある今日この頃・・・・。






某日新聞報道
2018/03/09


某日新聞が、国有地を某学園に売却するにあたり、「財務省が決裁文書を書き換えた疑いがあることを確認した」という報道をしたことで、今国会が揉めています。
何が問題なのか?と言えば、売却契約時の文書の内容と、その後国会等に開示した文書の内容に違いがあるということだそうで、両方公文書のことだと思いますが、同じ筈の文書にも関わらずその内容が違っているとなると、某日新聞ならずとも看過できない問題ではあります。

今度の国会では護憲であれ改憲であれ、今こそ賛否両論喧しい憲法論議に時間を割いて欲しいと思っているのですが、その意味でこの報道が本当なのか捏造なのかを問わず、日本という国の体幹を強化するべき時代が否応無く来ていると言うのに、その脚を引っ張っている様にも感じます。
少なくとも、数億円?/日と云われている国会の会議費が無駄になっているのは事実。

財務省が原本を出すとすれば、常識的にも建前的にも国会等に開示した文書以外には出せる筈も無く、もしあるとしても「下書きレベル」のもの。
この混乱を収拾出来るのはこれを報道した張本人であり、書き換えられたとされる決裁文書を確認している某日新聞しか無いでしょう。
つまり、某日新聞が確認した文書の現物を示せば済む話。

しかし・・・・今度の騒動で与党2党以外に野党が9党もあることに驚いたのと同時に、彼らの政府追求ネタは大抵週刊誌とか新聞であり、独自の情報収集の結果では無さそうなことにも驚きます。
まるで某日新聞のパシリみたいだし、言動や行動からは政権交代の覚悟どころか、日本にダメージを与える事だけが目的みたいな感じがしてなりません(維新除く)。

ともあれ、インチキ教程に則ったインチキ記事を書き続けたSJが読者を減らして破産に至った様に、今度の国有地売却問題がインチキだとしたら・・・そう思ってしまうのは沖縄のサンゴ問題や慰安婦問題があります・・・・某日新聞も読者を減らすのでは?。







今年のスキー行き
2018/03/07


気が付いたらシーズンは終わりに近づいていて、リフト券も春スキー割引になってしまいました。
今シーズンは真面目にRS大会に取り組もうとしていたせいか、例年に比べ滑走日数は多かった様な感じがしています。

昨年はヘッドとダイナスターのGS板を2台も!購入したのに、今年もスノウプラウの村上氏からヘッドのGS板(195cm)を頂いてしまいました。
4~5年お店に置いてあって「邪魔になったからコーちゃんにあげる」と言って頂いたのですが、「そんなら去年のシーズン初めに言ってよ!」(^_^;と、思わず口走りそうになってしまいました。

チューンナップショップだけにきちんと整備されていて、早速使ってみたところ昨年購入した板と性能性質は全く変わっていないので、イヤーモデルは表面のデザインのみが変わっていて、内部構造に変化無いのでは?と思われます。
ただし、こちらの方がプロのチューナーの手が入っているので、その分「アタリ」がついている様なE感じがしていて、頂いてからはもっぱらこの古い方の板を使っていました。

そんな訳で、シーズン初めから板は195cmのみでしたが、今日は久し振りにストックリの170cmを持ち出してみました。


お天気も良く、気温も低いのでゲレンデコンディションは極上です。

霧氷が綺麗です。


第一ケルン


霧氷と白馬三山
この景色を観られるだけでもスキーをする価値はあると思ってしまいます。


ストックリはr14.9mのカービング板なので小回りはとても簡単に出来ますが、内スキーのアウトエッジを引っ掛けるガニ股(ゴキブリ)スタイルで、二本線を付ける様な滑りは宗教上の理由から金輪際しません(^_^)。

天気も雪質も良いのでつい滑り過ぎてしまい、久々に心地良い疲労感を味わいながら帰路につきました。
シーズン中時々あるのですが、今日もスキーが出来る幸せを神に感謝した次第です。





72回リーゼンスラローム大会
2018/03/01

未明からの降雪に雨が混じり、今日のレースが危ぶまれる中、初めてチームを作り同じクラスで出場する佐藤選手と、7時30分から始まるコースインスペクションに向かいました。
名木山第三リフトとリーゼンクワッドを乗り継いで兎平に到着すると、インスペクション開始までは15分ほどあったので、兎平テラスで待機しようと思ったものの、未だ開店前だったのでそのままスタート地点に直行。

気温が高く、コース上にはたっぷり水分を含んだ重い新雪が2~30cm位積もっていて、例え百戦練磨の八方尾根SSスタッフと云えども、タイムテーブル通りにコースを仕上げることは不可能なのでは?と思っていたところ、今日のレースは全てキャンセルとの放送がありました。

昨年の反省を踏まえ、今日の為にワンピースも新調して備えていた身とすれば、来年まで又一年待たなければならず、とても残念な事態になった訳ですが、インスペクション開始前にジュリーのレースキャンセルの決定は全く正しい判断だと思います。

しかしそうは思わない方もいらっしゃる様で、兎平テラスが閉まっていることについても不満の声は聴こえていたので、私達チームアルピーヌが参加する5部(60~69歳)や6部(70~79歳)は、その世代に特徴的な現象なのかも知れません(^_^;
もしレースが強行されていれば、恐らく怪我人続出だったと思われます。

キャンセルは本当に残念でしたが、お陰で今シーズン初めての新雪をリーゼンフルコースたっぷり楽しんで帰ることが出来ました。
但しウスバから下は湿気た小麦粉の様で手応えあり過ぎでしたが、難しい雪を全力で滑るのも久し振りだったので、短時間ではあっても充実感は大。

来年までお預けのワンピース






渡部選手残念
2018/02/21


元々力の無い選手がメダルを獲れなくても残念とは思いませんが、渡部選手の走りを見る限り、金メダルを逃したことは残念としか云い様が無いし、彼がコンバインドの王者であることは疑いようの無い事実でしょう。
しかし、王者だからと云って必ずしも金メダルをゲットするとは限らないことを、ヒラマサ五輪は教えてくれました。

敗因はスキーが滑らなかったとのことですが、そうであればレースの中盤までに作戦を変更していたら勝てる可能性はかなり高かった様な気がします。
レースが終わってからなら何とでも云えますが、ドイツの3選手にタイム差を縮められていると気付いた時点で、速やかに作戦を変更するべきだと、中継を観ていたトーシロのヂヂーは思った訳です・・・・。

専門家に言わせれば私の感想なんか片腹痛いかも知れませんが、レース中に感じたことを少々。
ドイツ勢はスケートのパシュートよろしく体力温存の編隊を組んで迫って来ていて、例え王者の渡部選手でも、滑らないスキーでの先頭引きでは体力を消耗するだけで、早晩追い付かれるのは目に見えていますから、コーチも早い時点で千切る作戦は得策ではないと判断するべきだったと思います。

解説者が盛んに、渡部選手に張り付いている・・・・つまり体力を温存出来るコバンザメ走法?をしているリーベル選手の走力は渡部選手より劣るので、早々に引き離すことが出来るだろうと言った趣旨のコメントを繰り返していて、渡部選手も千切れると思っていた節はありました。

しかし実際はリーベル選手の方がスキーは滑っていて全く千切れず、しかも2選手共ドイツ勢に詰められている状況だったので、リーベル選手の後に付いてドイツ勢に追い付かれるまで体力を温存すべきだと強く思いましたが、結局終盤まで先頭引きの末、最後は走力が劣るとされたリーベル選手にも完全に千切られてしまいました。

勝負事に「もし」は無いかも知れませんが、早い時点でドイツ勢に吸収され、コバンザメ走法に徹していたら結果はまた違ったものになっていたかも知れませんね。

必死に逃げる渡部選手を追い詰めるドイツ勢三人組の様子は、まるで傷ついたライオンがブチハイエナ三頭に襲いかかられている様で痛々しくも見えました。

もっとも渡部選手の性格からしたら圧倒的に勝つことが大事で、コバンザメ走法は潔しとしなかったのでしょう。
本当に残念な結果でした。





続小平選手金メダルゲットその2
2018/02/20

先程友人から小平選手の表彰式をテレビでやるとの電話があり、お陰さまで無事観ることが出来ました。
「もしかしたら何かの意図があるのかも??」と書いてしまった自分が恥ずかしいですが、そう勘繰ってしまうのもある種のバイアスが掛かっているからだと思います。
とにかくメデタシメデタシ!




小平選手金メダルゲットその2
2018/02/20

新聞やテレビでは小平選手と韓国選手との美談や羽生選手のモロモロで盛り上がっていて、それはそれで良いとしても、不可解なのはテレビ中継が競技会場でのセレモニーだけで、国歌の演奏と国旗の掲揚が行われる筈のメダル授与式の様子が放映されたのを観ていないことに気付きました。

日本のテレビ局なので、外国人選手はともかく日本人選手が金メダルをゲットした時の表彰式の様子位は目にしてもおかしくないのに、私のテレビを観る時間帯が合わないのかも知れませんが・・・・・もしかしたら何かの意図があるのかも??

小平選手の表彰式は観てみたかったです。
ちなみに小平選手を全面的にサポートしていたのは松本市にある相澤病院で、一昨年私ががんの手術でお世話になった所なので特別親近感があります。

小平選手が金メダルをゲットしたことで一躍注目を浴びている病院ですが、とても居心地の良い入院生活送れたのも、巷の評判通り、この病院の高い倫理観からなのかも知れません。


小平選手金メダルゲット
2018/02/19

小平選手はスピードスケート女子500mで五輪新記録の36秒94で優勝し、もう一人の金メダル候補、韓国の李選手(2位)には0.39秒の大差で金メダルをゲットしました。本当にオメデトウございます。

それは良かったとしても、一つ疑問に思ったことがありました。
リアルタイムで観ていても録画を見直しても、スターターの「レディー」の掛け声から号砲までのインターバルがそれまでより明らかに長く、それゆえか小平選手の右手が動いてしまい、一瞬フライングか?と思ったものの、そのままスタートが切られました。

下衆の勘繰りかも知れませんが、疑問は二つ。
一つ目はスターターが故意にタイミングを外したのではないか。
二つ目は明らかに小平選手が動いているのにフライングを採らなかったこと、つまり、フライングか?と動揺した両選手をそのままスタートさせたこと。
小平選手だけでなく併走したERBANOVA選手もタイミングを外され、僅かに身体が動いています。

美ヶ原の電波塔か?と間違えそうな丘の上に立つジャンプ競技施設や、標高差がレギュレーションを満たしているのか??な滑降コース等々でも、選手は勿論韓国の競技関係者は良く頑張っていると思っていましたが、ここにきてやらかしてしまったのでは?と思うのは私だけでは無いのカモ。

例えそれが意図的な行為であったにしても、小平選手は圧倒的な力で勝利を勝ち取った訳で、本当に強い選手に小細工は通用しないということでしょう。





ヒラマサ五輪女子スーパーG
2018/02/18


スノーボードアルペン競技ではトップクラスの選手とされるチェコのエステル・レデツカ選手が、スキーアルペン競技では五輪初出場にもかかわらず、スーパーGで金メダルをゲットしました。

恥ずかしながら有名どころのリンゼイ・ボンやミカエラ・シフリン、ララ・グート選手等の名前は知っていても、第一シード以外の選手のことは殆ど知らなかったし、いわんやエステル・レデツカ選手など知る由もありません。

そのレデツカ選手は、コースコンディションの悪化した26番目のスタートにも関わらず、それまでトップの座を守り、本人はもとより会場の誰もが金メダルはアナ・ファイト選手だろうと確信していた所に、彼女より1/100秒早いタイムでゴールして来ました。

スノーボードが本業?の選手に、副業のアルペンスキーで金メダルを奪われたアルペンスキーのスピード系スペシャリスト達、そしてコーチ達の心中いかばかりか察するに余りあります。
これを下克上と言ってしまえばスノーボードに失礼になりますが、例えば東大の文系を受験するついでにマサチューセッツ工科大学を受けたらトップで合格してしまった様なものですか?(^^)
それにしても世界のアルペンスキー界にとっては大事件であり、関係者に衝撃が走っただろうことは想像に難くありません。

それまで、解説者=「身体を落として重心を移動してますね」、実況アナウンサ=「なるほど」と云った様な、全く意味不明な怪説に全く理解する術の無いアナウンサが相槌を打つスタイルでレースは進行していました。
そしていよいよレデツカ選手が1/100秒差でファイト選手を下すという大事件が発生すると、当然驚きのやり取りがあった後、云うに事欠いて、解説者=「百分の一秒でも勝ちは勝ちですからね」、アナウンサ=「なるほど」だか「そうですね」。

それまでの意味不明なナンセンス怪説の中にあって、唯一これだけは理解できました。
○゛カ丸出しとはこのことを云うのでしょうね(^^;。

レデツカ選手には凄いものを見せられてボーゼンとするばかり。
とにかく金メダルオメデトウございます。




ヒラマサ五輪その7
2018/02/15


女子大回転の解説者が、ケニアだか何処かの選手の4年後の成長が楽しみだから「コーチをしてみたい」ってな軽口を叩いていましたが、もし彼からコーチの申出があっても断った方が身の為でしょう。

キッチリエッジング出来ずに板の横ずれが生じてしまう状況を指して、「エッジングが強過ぎるから雪煙が上がり、スキーが走らない」と云った様な、もっともらしくも的外れで中身の無い怪説をカマしているからなのは勿論、日本アルペン界の惨状現状も忘れて上から目線の軽口には「お前随分エライんだね~~」そんなにエライんなら先ず日本人からお願いしますm(--)m本当にアタマが下がります。

それより男子ダウンヒルレースでは、心底リスペクトしているスビンダル選手が金メダルをゲットしたことの方が重大ニュースだし、モチベーションが下がり掛けた私にも夢と希望を与えてくれました。しかもタイムは申し合わせたような?(^^)1分40秒25。

忘れもしない2007年のビーバークリークでの生命にかかわる大怪我から生還したと思ったら、2016年にはキッツビューエルで右膝の前十字靭帯を断裂したりと、精神的にも肉体的にも競技者としては致命的なダメージを受けているにも関わらず、それこそ不屈の闘志で復活し、終にオリンピックのダウンヒルレースで金メダルを獲得したことは、これこそ正にアンビリーバボー!!と言う以外ことばがありません。
ジャンプの葛西選手も凄いですが、レジェンドとはアクセル・ルンド・スビンダル選手にこそ相応しいと思っています。

コースプロフィールの詳細は不明ですが、映像を見る限りコースコンディションは完璧だし、優勝タイムが1分40秒を超えたことはFISは勿論韓国の大会役員もホッとしていることでしょう(最高速度も平均速度も低過ぎ?)。
天候に翻弄されてコース整備を初めとした運営は大変だったと思いますが、ここまで仕上げた関係者の労苦には敬意を表したいです。




ヒラマサ五輪その6
2018/02/14


スノーボードハーフパイプで期待通り平野選手が銀メダルゲットしました。
本当は金がEに決まっていますが、今回の結果に採点競技では初めて経験するスッキリ感を味わいました。
平野歩夢選手もスコッティ・ジェームズ選手も、金メダルを逃したことは悔しいに決まってますが、多分納得の結果だと思います。

おめでとう平野選手!


ヒラマサ五輪その5
2018/02/13
日本人選手のメダル3個ゲット心から祝福!!
トリノ五輪では荒川選手の金メダル1個に終わったことからすれば、色は違っても喜ぶべきことだし、其処に辿り着くまでの彼らの努力を考えたら、この歳になるまでボーと過ごしていたに等しい自分が恥ずかしい限り。

今日もスノーボードハーフパイプでのメダルが期待されますが、数日前に強風の中で行われ、大半の選手がその影響と思われる転倒を喫したスノーボードスロープスタイルや、昨日行われたアルペンコンバインドのダウンヒルレースが、何故か全長2Km程度で、タイムも1分十数秒と極端に短いコースになったにも関わらず、レースが成立したのは不可解。

TDはどんな判断でサインをしたのか知る由もありませんが、このことだけでもヒラマサ五輪が何だかムリクリ進行している様で違和感があります。

ともあれ、日本選手には悔いの無い最高のパフォーマンスを発揮して頂きたいものです。


ワンピース初おろし
2018/02/13


RS大会の為に購入したワンピースで滑ってきました(^^;。
大会やポール練習でも無いのに、普通のゲレンデをワンピースで滑っていたらアタマの中身を疑われるので、上着を着用していたのは言うまでもありません。かつて某術選ではそんなスタイルが流行った時期もありましたね。

通常のスキーウエアと比べ生地が薄いので防寒性能が心配でしたが、気温が低い割にそれ程寒さは感じなかったので一安心。
それに加えて優れものだと思ったのは、適度な「締め付けられ感」が適度な緊張をもたらしてくれることで、これは今まで味わったことの無い心地良さで、やはりこういうウエアはその気にさせると言う事でしょうか?(^^;。

それより何より一番の効能(^^;は、脂で出っ張った腹や脇腹が目立たなくなって、とても8?Kgもある様には見えなくなったことで、モーターサイクル用の革ツナギではボンレスハム状態になるのとは大違い。

とてもゲレンデの人前で上着を脱ぐ勇気は無かったので、どの位空気抵抗が軽減されるのかは確認出来ませんでした。





ヒラマサ五輪その4
2018/02/12


ジャンプノーマルヒル団体で葛西選手の不振や、フィギュアスケート団体ではペアフリーのミスがあったり、宮原選手の得点が伸びなかったりで苦戦していますね。

でも仁川アジア大会のバドミントン競技の例を挙げるまでも無く、そもそもそういう国で行われる大会ではそういうことなんだと、日本チームに過度な期待をせず、マイナスのバイアスを掛けて応援していた方が精神衛生上好ましいし、ムカつかないと思っています。

それにしてもジャンプ競技の施設の造りには驚かされました。
主催国と言うより、この台をOKとしたFISの方に問題があるのかも知れませんね。
こんなシャンツではまともな競技は出来ないのでは?との危惧が初日から当たってしまったのは、何も私に限らないと思いますが、寒さの中の風待ちが選手達に与える影響は甚大だと思われ、到底公正な競技を期待するのは無理なのでは?。
もう一つ、選手ファースト?(^^;の筈のスポーツイベント最高峰??の五輪が、日本と時差の無い国で行われているにも関わらず、ジャンプ競技の時間帯が、どんな思惑からか深夜にかかることからしても変なので、そもそも五輪自体ドーなのよっ・・・・って感じになりつつあります(^^)。

一事が万事無理な感じがするヒラマサ五輪ですが、ダウンヒルコースがどうなっているのかが現在の最大関心事です。



ヒラマサ五輪その3
2018/02/10


開会式の選手入場では、それぞれの参加国の簡単な選手紹介がされていて、それを聞いていると選手団が数名の国の大半は、参加種目がアルペンスキーとクロスカントリ(ノルディック)だったこと。
嬉しかったのは勿論、その気になれば誰だって参加も技術の練磨も出来る種目は、やはりそれが王道と言うものだろう。

ハーフパイプやスロープスタイルに至っては、コースの造成維持管理費を考えると、十分な練習が出来る環境の選手がいったいどれ程居るのか疑問だし、ましてや参加選手が数名の国でそんな施設は望むべくも無いのは自明。

過度にショービジネス化されたスポーツ?をオリンピック種目に取り入れエスカレートさせていくことは、本来のオリンピック精神・・・・ンなものがあるとしたら(^^)・・・・からどんどん逸脱していく様な気がするし、何よりも常軌を逸したコストが掛かっている様にも見え、こんな騒ぎが続けば将来冬季オリンピックが開催出来る都市といったら某国位になるのでは?。

ショーアップする為のアイデアがエスカレートしていくのはスキーに限らないけれども、当然敷居は高くなる訳で、実質の競技人口は減っていき、限られた人達の曲芸自慢の会になるだけの様な気がする。

派手な演出の開会式と、いかにも金掛かっています的な←(語尾上げ)コースプロフィールを見るにつけ、奇も衒いも無く、純粋にタイムをつめるだけのアルペンレースやクロスカントリのなんと潔く美しいことか・・・・・と、コンサバヂヂーは思ってしまう訳で(^^;。






三回のスキー
2018/02/08

既にシーズンは後半の2月に入ったと言うのに、まだ2回しか滑っていないという事実が焦燥感を駆りたてていましたが、漸く3回目のスキーに行くことが出来ました。

何しろ完全に家内と二人だけで営んでいる宿なので、一組でもお客様がいらっしゃればスキーに出掛ける余裕は無くなるとは言え、実は殆ど開店休業状態のアルピーヌでは何時でも滑りに行けるのですが、贅沢にも(^^;天候やスキー場のコンディションをかこっているうちにシーズンは後半に入ってしまったという訳です。

滑っていないので体力に多少不安がありましたが、リーゼンコース2本、パノラマタテッコ2本、パノラマセントラル1本、それぞれノンストップで滑られたので一安心。勿論エッジングはユルユルだったのは言うまでもありません(^^)。

一つ気になったのは、たまたま見かけた八方尾根SSの女性教師が「自然で楽」教程そのままの指導をしていたことで、あのターン導入スタイルは、例え冗談でもやってはいけません。百害あって一利なしですからね。
今日配られた白馬議会だよりの表紙はいみじくもとなっています。

今日はゴンドラを使って滑ったのですが、外国人のスノーボーダ/スキーヤ85%で、私を含む年配日本人スキーヤ10%日本人若者スノーボーダ5%程度と見受けました。
例え実際の数値が印象通りの割合では無くても、圧倒的に外国人が多いのは事実。

つまりスキーもスノーボードも、楽しいウインタースポーツであることを外国人が示している訳で、若者にスキーの楽しさを伝えられなかったのは、皮肉にも彼らの親玉であるS○Jだったのでは??(^^)。

スキージャーナルも潰れたことだし、スキー普及の原点を支える為には、ンヂャードースル?ってことをマヂで考えて欲しいものです。




ヒラマサ五輪その2
2018/02/07

開催国と某国の統一旗に、島根県の竹島が入っていると言うニュースを聞いて、某国が五輪を政治利用している現状に鑑みると、日本チームはヒラマサ五輪をボイコットすべきなのでは?と、単細胞の私は思ってしまった訳ですが、つまりそのレベルでしか無い国が開催する五輪に何の意味があるのかということ。

普通FISが仕切るアルペンレース参加資格は、選手のリストポイントがFISの基準をクリアしていることが条件。
韓国のアルペンレーサーにそれを満たしている選手が居るのか否かは、WCのリザルトを見ても情報が無いので分りませんが、正規のルールに則って参加できる選手は居ないのかも知れません。

勿論開催国枠があるので数名は参加出来る筈ですが、3K新聞によるとナント9名(驚!!)も内定していたとのこと。
しかしその内の5名が結団式10分前に落選を知らされ、結果韓国代表は4人になったということです。
4名は許容範囲って所でしょうが、落選した選手の抗議を受けて、大韓スキー連盟はFISに出場枠の拡大を要求しているとのことです。
国際ルールも常識も何のその、一事が万事こんな調子、マヂで「正気か?」と思ってしまう次第。

競技場関係はもとより、衛生面や生活環境等、開幕前からネガティブな報道が散見されるヒラマサ五輪ですが、某国のことを云々してばかりもいられません。
日本だってSAJにしてからが、本来アルペンとノルディックが競技団体としての存在理由であった筈が、現在はノルディックのみが国際レベルに到達しているだけで、王道の(^^;アルペンレーサは悲惨な状態。
代わりにブイブイ言っている・・・・と言うかSAJの面目を保ってくれているのが、かつてはSAJとは無関係だった・・・・と言うか敵対関係にあったスノーボード関係の競技者。

ノルディックやスノーボードの躍進と言うか活躍にはそれなりの理由がある筈だし、壊滅状態のアルペンにもそれなりの理由がある筈。
有望有能なアルペンレーサはシコタマ居る筈だけれども、それを育てられない今日逝く本部は論外として、○○なコーチもシコタマ居るってことでしょう。

毎回メダルの数を話題にしているテレビメディアも、今回は北の美女云々とバ○丸出しで、開幕前から脱力状態。




首都圏大
2018/02/02


先日の大雪でスリップ事故などは都内で700件以上、転倒によるけが人は60人を超えたそうですね。
軽い事故から軽傷まで数えたら、降雪に見舞われた首都圏ではもっと多かったのではないかと想像しますが、人口密度からすればむしろ少ないと言った方が正しいのかも知れません。

テレビではスリップする車や潰れた車、転倒したり長蛇の列を作って電車やタクシーを待つ人々の映像を流していて、交通は大きく混乱したみたいです。
「みたい」と言うのは、テレビメディアは往々にして自分達が作ったシナリオ通りの現象が起きている所しか報道しない傾向があるからです。

雪が降ることはすでに数日前から報じられていて、映像を見る限りでは実際に積雪する位の降雪がありました。
勿論積雪に因るトラブルに対する注意喚起も行われていましたが、それにもかかわらず、事故を起こしたり転倒して怪我をしたり、帰宅が困難になった人も居た訳で、それらの人々には折角の注意喚起も役に立たなかったことになりますね。

事故を起こしあるいは怪我をし、誰かが助けてくれるのをボーゼンとして待つ・・・・こういうニュースを見る度に「日本大丈夫かな~~?」と心配になってしまいますが、道路に積雪するとどんな現象が起きるのかを想像出来ないのかも知れません。

それと言うのも、MHK天気予報のオネーサンが、コートと襟巻きをして「今日はホッカイロ3枚貼ってます」と、屋外で解説していたと思ったら次はスタジオで、今は夏か?と思うような胸元の空いた薄着になっていて、さっきのホッカイロはドーした?とツッコミを入れたくなる様な、季節に対する整合性の無さと、ヨケーなお世話をカマされ続けられると、人は知らず知らずのうちに思考が停止し、寒さに対する危機感も想像力も殺がれていくのではないかと想像してしまいます。
勿論寒さや降雪だけではなく、この傾向はその他の事柄に対しても同様。

普段降雪の無い地域に雪が降り積もると言うことは、つまり非常事態が発生したと言う事で、いつもの生活リズムを刻むのは困難だと考えるのが正しいし、そのことに起因する最悪の事態に備えて行動すべきではないかと、ついヨケーなお節介を述べてしまう次第です。

幸い?雪国に住んでいる私達は、冬になれば雪は降るものだと思っています・・・・と言うより、それによって生活も愉しみも成り立っているので、むしろ雪が降らないと困る位のものです。
したがって、万全という訳ではありませんが雪への備えはある程度出来ている一方、普段降雪の無い地域に住んでいる方に比べると、例えば長靴は防寒の滑り止め付きだったり、車は4輪駆動にスノータイヤが必須だったり、雪落しや解氷剤やスコップやスノーダンプ等々、結構な出費を強いられていて、中でもその筆頭が除雪機!。

これらは降雪時に本来の機能なり能力を発揮するのですが、平時でも勿論使えるものはあります。ところが除雪機だけは除雪以外に使い道は無いので、雪が降らないシーズンはまさに無用の長物になるというシロモノ。
しかし一旦降雪があると、それ無しには恐らく雪国での生活は極めて不自由かつ困難を強いられることになるので、やはり必需品と言えます。

勿論ドーザー類もありますが、狭い場所での機動性等、色んな意味で除雪に特化した機械の方が使い勝手は優れていると思っています。

それはEとして、「ムム~~~」と唸ってしまうのがその価格!
ディーゼルエンジン式の除雪機は大抵1馬力11万円前後が相場で、締まった硬い雪でも実用になるのは少なくとも20馬力以上のクラス・・・・と言う事は軽く200万円を超える訳で、昨年までトラブル続きだったヤナセのバックアップとして購入したヤンマー製除雪機は22馬力(T_T)。

ホンダのS660を買えてしまう値段なのに、出来ることは雪を飛ばすだけ、しかも稼働時間は足掛け2シーズンでたったの30時間。
今の所除雪には燃料油脂類を除いて一時間当たり軽く8万円以上掛かっている計算になり、10倍の300時間使ったとしても8000円(><;!

雪国とは言っても、除雪が必要になるのはシーズン数回やってくる寒波の回数だけなので、外注でも凌げると言えば凌げるのですが、そんな時は当然需要も集中するし、そうなると順番が回ってくるまで宿は機能不全に陥ってしまうので、そんな事態を避ける為にも除雪機は必須アイテムになります。

たまにしか降らない雪の為に高額な機材に投資し、いつでも(-20℃でも)出動可能な状態に維持しておくのは結構大変でもあります。
本当はスキー場には十分な積雪があり、麓には無いと言うのが理想ですが、そんな都合の良い話はないので、出番が少なくても、その時の為に準備は万端に整えておかなくてはなりません。

国の安全保障もなんだか似ているような感じがします。
「自衛隊は違憲で基地も要らない」と言っている人達は、きっと雪が積もってもノーマルタイヤで出掛け、立ち往生して渋滞を引き起こすタイプなのカモ(^^;






ヒラマサ五輪
2018/01/25


ヒラマサ五輪がスポーツイベントとしてキチンとした内容の運営が出来るのか疑わしくなってきました。
某国女子アイスホッケーチームが急遽南北合同チームを結成すると言う、某国選手でなくてもビックリな・・・・と言うか・・・・もう笑うしかない行動に出ましたが、某国選手の気持ちを察するに余りあるこの暴挙一つとっても、一事が万事いろんな意味で某国五輪関係者にフェアネスを期待するのは無理と言うことが分ります。

日本のメディアは五輪は五輪関係でも、本流を外れたくだらん話で貴重な電波の無駄遣いをしていいますが、そんな暇があるなら、例えばダウンヒルコースの標高差が800m~1100mのFISレギュレーションを満たしているか否か等々の、もっと身のある情報をお願いしたいものです。
まさかトップのタイムが1分40秒を切ったり、平均速度が100Km/hを下回るなんてことは無いでしょうね。
あるいは逆に、速度が遅過ぎて常識的な時間を大幅に超えたりして。

いずれにしても、国家間の約束なりルールを守らず、「ゴールポストを動かす」と揶揄される国が、ルールを守ることで成り立つスポーツイベントを、果たしてきちんと仕切ることが出来るのか?という危惧を、「違和感」と言う意味で既に遺憾無く発揮している今日この頃、その開会式に安倍さんは出席するらしいですが、高度な政治的判断ですか?(ーー;、だったらそれに期待しています(^^;。

日本人選手団も過去最高の参加人数で、その内の半数以上が役員だそうです。こちらも違和感があると言えばある様な・・・・。


スキージャーナル休刊その3
2018/01/21

韓国大統領府が今月7日、トランプ米大統領を招いて開いた晩餐会で、招待した元慰安婦女性を抱擁した状況について、元慰安婦女性は「私が手を振ると、トランプ大統領がやってきてすぐに抱きしめてくれた」と語っていましたが、実際の映像を見ると、トランプ大統領はやってもいかないし抱きしめてもいません。
客観的には、「右おっつけ左ハズ押し」で、元慰安婦の抱きつき攻撃巧みに防いでいます。

どう贔屓目に見ても「大統領がやってきてすぐに抱きしめてくれた」と強弁するには無理があり、つまりこういう説明を一般的には嘘と言います。
但し、客観的にはそうであっても、元慰安婦にしてみたら「大統領がやってきてすぐに抱きしめてくれた」と感じたのかも知れませんね。

だから元慰安婦を責めたりしてはいけません(^^;、コレと同じ様なことが「自然で楽なスキー」の時代、デ○と呼ばれるスキーヤ達の間でも流行っていたからです。

外脚にガッチリ荷重しているにもかかわらず、「内脚に重さを乗せています」とか、欺術選で毎回トップになるような著名女性デ○に至っては、雑誌の取材に「上手くいかないのは内脚荷重が足りないから」ってなことを仰っていて、こんな大嘘がスキージャーナル誌や○G誌では毎号延々と繰り返されていました。

当時の教程を見直して見ると・・・・
「スキーの回転は不安定によって生み出される重力の落下運動によって生起される」つまり、「スキーヤはスキー板の縦軸・横軸と水平面がつくる面(フェース)をコントロールし、そこに自身の重さを働かせることでターンの方向と量を規定することになる」。
とありました。現在でも全く意味不明ではありますが、「ターンは重心の内側への落下で生起される」と理解した指導員をはじめとする真面目な皆さんは、両手を広げて「ラッカーああああああ~~ッ!!と、所謂落下しているつもりのあられちゃん滑り(ヒコーキ滑り)をやらされて居た訳ですね。

例えあられちゃん滑り(ヒコーキ滑り)ではあっても、実際のターンがどのような仕組みで始まるのかと言えば、大雑把に言って、慣性によって直線運動をしているスキーヤーの重心に、雪の抗力あるいは重力の分力が作用することによって横方向から力が加わると、その向きの速度が生じ、両方の速度の合成速度の方向に重心が進みターン(公転)する、その時に雪の抗力作用線が重心を通らなければ自転も起きるってことです。
つまりこの公転と自転の調整力がスキーヤの技術力(^^)、そしてそれを可能にする為に必要なのがメンタルとフィジカル。

いずれにしても一つの時代が終わってしまったと言う感慨はあります。



スキージャーナル休刊その2
2018/01/19

スキージャーナルが終了して困るのは、読者をはじめ色んな団体や債権者なんでしょうが、中でもS○J今日逝く本部がその筆頭なのでは?。
何しろ5級から始まって、ヒエラルヒー(キー)の頂点に位置する欺術選関連云々を、毎号いかにもハイブロー?な(^^;ドラマチック風味に仕立ててくれていた広報部分が無くなった訳ですからね。

その他、今日逝く本部が関わっている様々な刊行物を引き受けてくれる出版社があるのか無いのか。
似たような雑誌に○G誌があるけれども、スキージャーナル程のノウハウがあるとは思えないでので、クオリティの低下は否めないものの、とり合えず今日逝く本部の下請け位は可能かも知れません。
そもそも今日逝く本部の刊行物にクオリティーと言える程の内容があったのか?と言う突っ込みはこの際措いておきましょう(^^)。

その○G誌ですが、ジャーナルの編集部にも一人位はスキーが好きで優秀な編集者は居た?と思うので、彼(彼らか)を引き受けるなら、環境次第ではジャーナル時代に押さえ付けられていた能力を発揮しちゃったりして、今後は業界のオピニオンリーダー誌としての地位を築けるカモの、強力な助っ人になる可能性は否定出来ませんね(^^;?
但し、今更念押しするまでも無く、今日逝く本部の権威主義的メンタリティーから決別出来なければ、末路はジャーナルと同じ。

それにしても・・・・・今回のことでダメージが大きかったのは、欺術選をメシネタにして来た皆さんでしょう。
自分達をチョメー人に仕立て上げてくれていたスキージャーナルが無くなったとなれば、欺術選の上位入賞者もネット上で順位が分る程度になって、かつてはそこから始まっていたモロモロの副次的利益の享受は難しくなるってことです。

・・・・・となると、諸悪の根源だった欺術選も、関係者にとってのメリットは無くなる訳で、開催自体がナンセンスになり・・・・これで低迷していた日本スキー界の復活もマジか間近か?(^_^)。
つまり、今日逝く本部が整理か廃止され、一般的なスポーツ団体と同様、本来の競技団体の姿に戻るってこと。



スキージャーナル休刊
2018/01/16


昨晩11時15分からのNKHニュース番組で、スキージヤーナルが休刊になったことを知りました。
どんな有力なモーターサイクル関係の雑誌でも、休刊や廃刊になったニュースをテレビメディアでは見たことが無かったので、平凡パンチや暮らしの手帳等々、かつてのメジャー雑誌と同列に取り扱われたことは不思議でもあり、ある意味凄いことぢゃないのかな?と思ったりもしました。
もっとも、休刊のタイミングが冬季五輪のシーズンでもあり、その直前ということが影響したのかも知れませんね。

休刊と言えば聞こえは良いですが、実際は昨年不渡りを出し、1月9日に東京地裁に破産申し立てが行われたとのことなので、単なる破産の結果でした。
例えば八重洲出版が別冊モーターサイクリストを休刊にしたのとは似て非なるもの。

原因は「スキーのブームが終わり、インターネットなどメディアの多様化が進んだ」と言うことになっていますが、笑止千万とはこのことを言うのでしょう。
S○Jの今日逝く本部と一体となって(共謀して)垂れ流し続けたインチキ情報を、盲目的に信じて来たスキーファンも流石に目が覚めたと言うところでしょうか?。
52年間・・・・少なくとも40年間位か?・・・・毎号でっち上げられてきた技術系記事がもしマトモなものだったら、今度のヒラマサ五輪にアルペンレーサ全種目3名ずつエントリーさせる位造作も無かった筈だし、「スキーブームが終わった」などと寝言は吐かなかった筈。
現に八方尾根スキー場は外国人スキーヤで賑わっているではありませんか(アルピーヌはその体制が整っていないので無関係^^;)。

以前も少し触れましたが、質素な内容ではあっても創刊当時のスキージャーナルは、スキー好きがスキーの楽しさを素直に伝えていると言う点で、専門誌としてはとても好感が持てる内容でした。
勿論楽しさだけでなく、それに伴うリスクについても語られたことがあり、いつごろだったかは忘れましたが、スキー傷害の特集記事は秀逸だっただけに今でも鮮明に覚えています。
しかし時が経つと、創刊当時の志は次第に薄れて来たようで、権威主義丸出しの所謂デモ選を筆頭とする ”業界臭” が鼻につく号が目立ち始め、それを軸とした記事が中心となって今日まで続いて来たと理解しています。

”ジャーナル”の名が泣く広報誌に成り下がった雑誌は 珍妙な ”自然で楽なスキー(ハイブリッドスキー)” なるインチキ技術論がでっちあげられた時でも、無批判にそれをベースにした記事を書き続け、十数年もの間熱心なスキー愛好家を騙し続けたことは記憶に新しいですが、その割には良く持ちこたえたものです。

彼らが信頼されるジャーナリズムとして立ち直るチャンスは、この十数年で少なくとも3回はあった筈。
1回目が ”自然で楽なスキー” が登場した時、2回目がそれがインチキだったと気付いた時、そして3回目がS○Jがスキー教程の技術方針を転向した時。

例え教育本部とズブズブの関係にあったとしても、本当にスキースポーツの衰退を危惧していたなら、いくらなんでもインチキ理論の片棒は担ぎ続けなかったでしょうに。
破産の原因を本気で「スキーのブームが終わった」ことだと考えているとしたら、それこそ彼らのレゾンデートルはおろか、スキーブームに便乗したS○Jと共に、単にスキー愛好家から金銭をまきあげていただけってことになるのでは?
崇高な目的であった筈の「スキースポーツの普及と発展」はいったい何時何処に忘れてきたのやら。

編集長の無能と決断力の無さがが招いた当然過ぎる結末ではありますが、最終号の表紙には

「基礎力アップ!」
『「ゼロ」「待つ」「ねじれ」で鋭角なターンを早く抜け出せ!」』
「走るターンの基本中の基本」


・・・・・と、相変わらずの意味不明なナンセンスギャグが虚しく踊っています。





2回目のスキー
2018/01/12

シーズンに入ってから既に1ヶ月以上も経っているのに、今日は2回目のスキーです。
ウスバから上部はガスに覆われていて斜面は殆ど見えない悪コンディションでしたが、いつもの様にグラートまで上ると辛うじてガスの切れ目があったので、恥ずかしながら自撮りを一発(^^)。

かけているのは新調した調光式のメガネで、まぶしく無いのは良いものの、調光が効き過ぎて斜面が見えなくなる位真っ暗になってしまい、濃いガスと相俟って殆ど手探り状態で滑るハメになってしまいました。
過ぎたるは及ばざるが如しってのはこのことを言うんでしょうね。
眼鏡屋さんで見た着色した状態でのサンプルは全然薄かったし、普段の生活では丁度良い位の濃さなので、スキー場ってのは紫外線が超強力ってことなんでしょうね。


八方池山荘の南側には涎が出そうな斜面が広がっていますが、勿論滑られません(TT)


いつもの場所はガスがかかっているものの、白馬三山は見えます。
背後のグラートは視程5~10mと言った所で、黒菱第三リフトの下り場まで辿り着くのに必死(^^;。その下は更に濃く立ち込めていて、斜面とガスとの境界さえ分らないので全くスキーにならず、兎平の斜面では平行感覚が麻痺して斜滑降していても倒れそうになる始末(--;。

兎平の斜面はガスで何も見えませんが、背後にはアルペンリフトがある筈。
濃いガスで睫毛やヘルメットの起毛が樹氷状態になっています。
ほうほうの体でリーゼンを下りましたが、斜面が見えないことによる緊張感からか、体力の消耗は結構激しかったです。

溶接の保護メガネ並みに濃くなっているレンズでも、ガスさえなければそれなりに斜面は見えるし、形状のせいか、ゴーグル無しでも風は気にならないレベルだったので、名木山で何本か滑り込みをしている内に、ガスの中でのお粗末な滑りから徐々に回復してきて、いつもの調子で滑ることが出来たので一安心。

当然ですが斜面が見えると俄然愉しくなることを改めて実感した次第です。
それだけにガスの中でもバンバン滑っている方々を見ると本当に尊敬してしまいます。





相撲報道その2
2018/01/11


相撲協会は一般財団法人だとばかり思っていましたが、今回の問題で今更ながら公益財団法人だったと知り「エエッ」!って感じ(^^;

公益財団法人ってのは文字通り団体の目指すところが利益目的では無く公益目的であり、公益認定基準を満たしていると認められるものと理解しているので、年寄り株やタニマチシステム、チケット、弁当、放映権料等々、相撲に関わる金銭の仕組みから、どう贔屓目に見ても税制面で優遇される公益法人とするには無理があるのではないかと感じています。

それよりもむしろ、今回の暴行事件に関する危機管理委員会委員長/理事会の決定/評議員会議長の発言内容は、核心の問題から人々の目を逸らす為か、あるいは保身の為か、論理が破綻していて、とても ”国技” ・・・だから公益財団呆人か?(^^;・・・・のガバナンスを担っている人達とは思えない位見苦しく感じたのは、私が相撲のことを良く知らないからなのかも知れませんね。
貴乃花親方で無くても、こんな連中に報告したところでせいぜいモミ消されるのがオチだろうと思うのが危機管理(^^)。

一歩間違えば殺人事件になったかも知れない被害者側の貴乃花親方を、報告義務を果たしていないことを理由に降格処分、常識的には数場所出場停止か解雇が妥当な張本人の横綱連中には軽処分と言う、公益的?バランス感覚を持ち合わせていない相撲協会は、早々に一般財団法人への変更手続きをするべきだと思います。
その上でせっせと利益目的の ”興行” に精を出してください。

五輪が近づいているのに、湯浅選手も大越選手もWCでは途中棄権か2回目に進めない状況が続いていて、活躍している日本人アルペンレーサーが居ないのが寂しい限りですが、それにしてもヒルシャーの安定した強さは凄いですね。

日本にはスキー連盟が公認した優秀なスキー指導員がシコタマ(数万人?)居るにもかかわらず、何故アルペンレーサーが育たないんでしょう。
指導員の仕事はそれこそアルペンスキーの基本を教えることが主なので、アルペンレーサーを育てるのはこの基本以外は無い訳で、宙返りだの横転だのの曲芸種目とは無縁。
しかもご丁寧に毎年指導員研修会が行われているので、さぞかし指導力等のスキルも高いレベルにあると思われるのにです。

そう言えば、一時スキー連盟が監修したスキー教程の内容に関し、著名人が疑義を呈していましたが、彼がSAJの組織に入り、然るべきポジションに就いてからは(詳細不明)、何故か沈黙を続けている様子。
スキー理論(超シンプルなんだけど^^)に関し、積極的な情報発信を期待していたし、彼が技術論やコーチングの改革をしてくれていたら、五輪でヒルシャーやスビンダルと互角に戦えるアルペンレーサーが育っていたカモ??(^^)。

やはり貴乃花親方の様な行動をとることは、モロモロの思惑があって出来ないのでしょうね。

それにしても・・・・今度の冬季五輪はいろんな意味で「大丈夫なのか?」と言う、個人的には何だか盛り上がらない気分になっていますが、盛り上がらないだけならまだしも、嫌な気分にさせられる様な問題が起こらなければEのですが(^^;。

各地で大雪になっているみたいですが、白馬はもう少し降雪が欲しいところです。なので滑りには行っていません(;;)。



相撲
2017/12/29


テレビ各局のワイドショー番組では、連日貴乃花親方のバッシングに余念がありませんね。
MCをはじめ、コメンテータと言うよりむしろ御免低堕落な連中に、マスゴミ村のセオリー通りのゴミコメントをこれでもカッって位カマされ続けると、さすがに温厚な?(^^;コーチャンもいい加減うんざりしてきます。

バッシングされるべきは貴ノ岩に対して集団リンチを行った加害者側の白鳳を中心としたグループでしょうに。
先場所の白鳳の所業から、長年横綱に君臨していただけに、増長し思い上がっていただろうことを容易に想像出来ました。
張り差し、かちあげ・・・と言うより肘打ちか?、ダメ押し、懸賞金の受け取り作法等々、横綱としては稀に見る下品な性格の相撲取りではないかと想像出来ますが、張り差しとかちあげを使わなかったら、はたして勝ち星はどうなっていたことやら。

ともあれ、個人的にはそれを看過してきた親方や相撲協会執行部の姿勢が今回の事件の遠因であると考えられるのですが、ただでさえゴミコメントなのに、どこの局も貴乃花親方悪しのキンタロ飴的報道姿勢と来た日には、なんだか薄ら寒い思いさえしてきます。

相撲協会村は言うに及ばず、マスゴミ村に生きる彼らには、例え見当違いではあっても、被害者である貴乃花親方を悪人に仕立て上げなければならない理由があるのでしょうね。

勘繰れば、疑義を呈することが許されない村社会にあって、日頃からその秩序を乱す様なスタンスを採る貴乃花親方は快く思われていなかったのではないかと思います。
そんな彼をボコボコにする口実が「理事会に事態の報告をしなかったこと」だとしたら、その手先であるマスゴミは恥を知るべきでしょう。
それにしても「出る杭は打たれる」の典型。

何処かのス○ー連盟も同様だから、本家本元のアルペンレーサーは、ダウンヒルはおろかSGもGSも育てられず、辛うじてSLは相変わらずの湯浅頼み。
メダルの可能性を指摘されるのは殆ど曲芸師?の隙間種目ばかりで、メダルを取ったところでその価値はアルペンレースの1/100にも満たないと個人的には理解しています。

保守本流のアルペンレーサーが育たないのには、やはりそれなりの理由がある筈。勿論原因はハッキリしているけれども、残念ながら救い様の無い村社会では、今後も改善は望めないでしょうね。
モンゴル人力士の横綱が3人も出現し、稀勢の里が昇進するまで、日本人力士の横綱は皆無の時代が続いてきた相撲界と通ずるところがあるのでは?。





2017/12/21


今シーズンは降雪が早く、シーズンインしてから既に一ヶ月が経とうとしていますが、初滑りは昨日になってしまいました。
降雪量自体はそれ程多くは無いのですが、リーゼンをはじめ主要コースは全く問題の無いコンディションで楽しめました。
勿論いつもの初滑りの時と同様、昨日迄滑っていたかと勘違いする程違和感の無いものだったので、加齢のせい?か195cmの板が少し重く感じていたこともあって一安心した次第。


ゲレンデは空いていました。


リーゼンコースは地形がそのままなので、降雪量が増えるシーズン只中とは若干雰囲気が異なり、これはこれで新鮮な感じがしました。
スキーヤ/スノーボーダー半々位でしょうか?


名木山ファミリーコース。
降雪機がリニューアルし、関係者によると従来の物より造雪量が3倍になったと言う話ですが、それよりも雪質が格段に向上していることが実感出来ました。

昨年より一ヶ月も早く滑ることが出来て幸せ!。