SONYセレクターBOX利用ラインセレクター  (form 2013.0927)



私のオーディオシステムは、自室<6V6s+CDP−555ES>、工房<エージング中各種製作アンプ+TU−884D>、そしてリスニングルーム<各種アンプ+SONYDVDプレーヤーのデジタル出力+SV−192S>の3カ所あります。基本的にラインアンプに元コントロールはついてないので、ゲインコントロールが必要になります。
自室とリスニングルームにはすでに製作しておいてあるのですが、工房にはありませんでした。

そこで、SONYラインセレクターBOX利用ラインセレクターを作ることにしました。幸い、18th真空管オーディオフェアで4連VRとバランス用のMN型VRは購入してありました。

    
    今回、流用したSONYラインセレクターBOXです

      
    パッシブ型ゲインコントロールですので中身は単純です            配線の修正


ところが、かつて作ったゲインコントロールの4連VRの配線が違っていたことがわかりました。
事の起こりは、工房でCDプレーヤーを直接アンプに接続していたのですが、それにこのセレクターを接続すると
音像が変なのです。左に偏ってしまい、バランスをとっても変な音像にしか鳴らないのです。
そういえば、リスニングルームでも同じ現象が起きていました。それに気づかせてくれたのが、最近作った
QWTFE166EnのSPシステムでした。

4連VRの疑似定インピーダンス接続は三栄電波さんのHPにありますので、参考にされてください。
この回路図、スライダーが左右対称なんです。それがわかってなかった(単純ミス!!)

この配線の修正で、今まで聴けなかった音場感、定位感が聴けるようになりました。

もちろん、リスニングルームのゲインコントロールも修正をしました。そうすると、いままで良かったもの(SPシステム、音源等)
が、違った感じになってきました。まさに、私の音楽環境ががらっと変わったということになりました。