Mac C-22TypeEQの製作        
                                                  from 2013.0927

 EQアンプの製作を検討して、キット屋さんのキットにしようか、それとも自作か・・・あれこれ思い悩んでいる際、上杉さんの著
書を再度見直して、Mac C−22TypeEQの記事を読み直してみた。マランツ7の音にも未練が残るが、製作は発振の恐れ
から逃れたいという思いと上杉さんの記述から、C−22と決めた。


折しも、解体したデンオンのカセットプレーヤーのケースがあったのでこれを利用する事にした。(ちょっと見栄えも良くなるかな・・・)

それと、オリジナルは平ラグ板使用と言うことをどこかで見たような記憶もあり、平ラグ板を使って配線することにした。PTは、
定評のあるTANGOのST−30を使用。
                
       平ラグ板を使って配線                       デンオンのカセットプレーヤー
                                           のケースを流用、インプットもそのまま使用




              
                内部のようす                         ケース上部

                         電源部とアンプ部には補強をかねてアルミ板で分離
                         平ラグ板を使って配線したので、初段の12AX7は近接する位置になってしまった。

    リスニングルームにQaudUtypeEQと並べて設置・・・何も付けてないのでシンプルです

とりあえず、音は出ています。心配したノイズやハムも実用上は問題ないようです。ゲインをあげるとハウリングを起こすほ
どで、ゲイン不足のの問題もなさそうです。

しばらく、聴いてみて音も段々落ち着いてきました。
ところが、別の記事に紹介するように4連VRの結線を修正して定位感が良くなってくると、やはり細かな追い込みが必要なこ
とがわかりました。

QaudUtypeEQは解体してリメイクする予定ですが、このEQアンプはそのまま残して他のEQアンプとあわせて追い込みを行い、
使えるようにしていくつもりです。